JP2000218417A - 締結部材の分解工具、及び、分解装置 - Google Patents
締結部材の分解工具、及び、分解装置Info
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- JP2000218417A JP2000218417A JP11020652A JP2065299A JP2000218417A JP 2000218417 A JP2000218417 A JP 2000218417A JP 11020652 A JP11020652 A JP 11020652A JP 2065299 A JP2065299 A JP 2065299A JP 2000218417 A JP2000218417 A JP 2000218417A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J15/00—Riveting
- B21J15/38—Accessories for use in connection with riveting, e.g. pliers for upsetting; Hand tools for riveting
- B21J15/50—Removing or cutting devices for rivets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 母材に締結された締結部材を、母材を損傷す
ることなく容易且つ迅速に母材から取り外すことができ
る締結部材の分解工具及び分解装置を提供する。 【解決手段】 ドリル刃22のドリル刃先端部22a
を、ブラインドリベット10のリベットボディ11の軸
穴11aに、かしまり部11d側から挿入し、フランジ
部11c側から突き出した部分を電動ドリル21のドリ
ルチャック21aでチャキングする。そして、電動ドリ
ル21を逆回転駆動させて、ドリル刃部22bで、かし
まり部11dと胴部11bとの締結部を切削して分離す
ることによって、ブラインドリベット10を母材1、2
の締結穴1a、2aから取り外す。
ることなく容易且つ迅速に母材から取り外すことができ
る締結部材の分解工具及び分解装置を提供する。 【解決手段】 ドリル刃22のドリル刃先端部22a
を、ブラインドリベット10のリベットボディ11の軸
穴11aに、かしまり部11d側から挿入し、フランジ
部11c側から突き出した部分を電動ドリル21のドリ
ルチャック21aでチャキングする。そして、電動ドリ
ル21を逆回転駆動させて、ドリル刃部22bで、かし
まり部11dと胴部11bとの締結部を切削して分離す
ることによって、ブラインドリベット10を母材1、2
の締結穴1a、2aから取り外す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、締結部材の分解装
置に関し、詳しくは、機械的締結によって母材に締結さ
れた締結部材の締結部を分解して、該母材から該締結部
材を取り外す締結部材の分解工具、及び、分解装置に関
するものである。
置に関し、詳しくは、機械的締結によって母材に締結さ
れた締結部材の締結部を分解して、該母材から該締結部
材を取り外す締結部材の分解工具、及び、分解装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板やプラスチックなどの母材同士、あ
るいは、該母材に他の部材を接合する接合技術には、溶
接、接着、機械的締結などがある。上記溶接は、大がか
りで高価な設備や、安全性を確保できるスペースが必要
となる不具合がある。上記接着は、比較的安価で、且
つ、僅かなスペースで作業を行える利点があるが、接着
剤が固化して接合が完了するまで、母材の姿勢を固定し
ておく必要があるため、接合に時間がかかる不具合があ
る。また、これらの溶接や接着では、母材の接合時に接
合不良が発生して接合し直したり、母材をリサイクル使
用したりする場合に、母材を損傷せずに接合部を分解す
ることが不可能となる。
るいは、該母材に他の部材を接合する接合技術には、溶
接、接着、機械的締結などがある。上記溶接は、大がか
りで高価な設備や、安全性を確保できるスペースが必要
となる不具合がある。上記接着は、比較的安価で、且
つ、僅かなスペースで作業を行える利点があるが、接着
剤が固化して接合が完了するまで、母材の姿勢を固定し
ておく必要があるため、接合に時間がかかる不具合があ
る。また、これらの溶接や接着では、母材の接合時に接
合不良が発生して接合し直したり、母材をリサイクル使
用したりする場合に、母材を損傷せずに接合部を分解す
ることが不可能となる。
【0003】一方、上記機械的締結には、ネジ締結、
ピン締結、リベット締結、などがあり、種々の分野
で多く用いられている。周知のように、上記ネジ締結
は、スパナやドライバーを用いて、図10(a)に示す
ようなボルト3とナット4、または、図10(b)に示
すようなタッピングビス5などの締結部材を、母材1、
2の締結穴1a、2aに螺合させることによって、母材
1、2を機械的に接合する締結方法である。
ピン締結、リベット締結、などがあり、種々の分野
で多く用いられている。周知のように、上記ネジ締結
は、スパナやドライバーを用いて、図10(a)に示す
ようなボルト3とナット4、または、図10(b)に示
すようなタッピングビス5などの締結部材を、母材1、
2の締結穴1a、2aに螺合させることによって、母材
1、2を機械的に接合する締結方法である。
【0004】また、上記ピン締結は、カシメマシンやカ
シメ工具を用いて、図11(a)に示すように、締結部
材としてのピン6を、母材1、2の締結穴1a、2aに
カシメ付けることによって、母材1、2を機械的に接合
する締結方法である。なお、ここでは、図11(b)に
示すように、母材1に軸7をカシメ付ける場合もピン締
結とし、該軸7を締結部材と見なすこととする。
シメ工具を用いて、図11(a)に示すように、締結部
材としてのピン6を、母材1、2の締結穴1a、2aに
カシメ付けることによって、母材1、2を機械的に接合
する締結方法である。なお、ここでは、図11(b)に
示すように、母材1に軸7をカシメ付ける場合もピン締
結とし、該軸7を締結部材と見なすこととする。
【0005】上記リベット締結は、リベッティングマシ
ンやリベッティング工具を用いて、図12(a)に示す
ようなソリッドリベット8、図12(b)に示すような
チューブラーリベット9、図12(c)に示すようなブ
ラインドリベット10などの締結部材を、図12
(d)、(e)、(f)に示すように、母材1、2の締
結穴1a、2aに締結することによって、母材1、2を
機械的に接合する締結方法である。
ンやリベッティング工具を用いて、図12(a)に示す
ようなソリッドリベット8、図12(b)に示すような
チューブラーリベット9、図12(c)に示すようなブ
ラインドリベット10などの締結部材を、図12
(d)、(e)、(f)に示すように、母材1、2の締
結穴1a、2aに締結することによって、母材1、2を
機械的に接合する締結方法である。
【0006】上記ブラインドリベット10は、図12
(c)に示すように、リベットボディ11と、該リベッ
トボディ11の軸穴11aに挿通されたマンドレル(芯
軸)12とで構成されており、例えば、図13(a)、
(b)、(c)、(d)に示すような手順で、上記母材
1、2の締結穴1a、2aに締結される。すなわち、こ
のブラインドリベット10は、先ず、図13(a)に示
すように、母材1、2の締結穴1a、1bに、リベット
ボディ11の胴部11bを差し込む。次いで、図13
(b)に示すように、このブラインドリベット10のマ
ンドレル12にリベッティング工具13をセットする。
そして、図13(c)に示すように、リベットボディ1
1のフランジ部11cに、リベティング工具13のノー
ズピース13aを密着させた状態で、リベティング工具
13のトリガーを引くと、該リベッティング工具13の
ジョー13bによって、ブラインドリベット10のマン
ドレル12が掴まれて引き上げられる。これにより、リ
ベットボディ11の胴部11bの母材2から突出してい
る部分が、マンドレル12のマンドレルヘッド12aに
よって絞り加工のように塑性変形されて、母材2にカシ
メ付けられる。この状態で、上記ジョー13bによって
上記マンドレル12が更に引き上げられると、図13
(d)に示すように、該マンドレル12の破断部12b
(図12(c)参照)で、該マンドレル12が破断され
て、ブラインドリベット10による母材1、2の締結が
完了する。このブラインドリベット10は、図13
(a)、(b)、(c)、(d)に明らかなように、そ
の胴部11b側(母材1、2の背面側)を支持せずに母
材1、2への締結作業ができるので、例えば、母材1、
2の背面側に手が入らないような箇所の締結に適してい
る。
(c)に示すように、リベットボディ11と、該リベッ
トボディ11の軸穴11aに挿通されたマンドレル(芯
軸)12とで構成されており、例えば、図13(a)、
(b)、(c)、(d)に示すような手順で、上記母材
1、2の締結穴1a、2aに締結される。すなわち、こ
のブラインドリベット10は、先ず、図13(a)に示
すように、母材1、2の締結穴1a、1bに、リベット
ボディ11の胴部11bを差し込む。次いで、図13
(b)に示すように、このブラインドリベット10のマ
ンドレル12にリベッティング工具13をセットする。
そして、図13(c)に示すように、リベットボディ1
1のフランジ部11cに、リベティング工具13のノー
ズピース13aを密着させた状態で、リベティング工具
13のトリガーを引くと、該リベッティング工具13の
ジョー13bによって、ブラインドリベット10のマン
ドレル12が掴まれて引き上げられる。これにより、リ
ベットボディ11の胴部11bの母材2から突出してい
る部分が、マンドレル12のマンドレルヘッド12aに
よって絞り加工のように塑性変形されて、母材2にカシ
メ付けられる。この状態で、上記ジョー13bによって
上記マンドレル12が更に引き上げられると、図13
(d)に示すように、該マンドレル12の破断部12b
(図12(c)参照)で、該マンドレル12が破断され
て、ブラインドリベット10による母材1、2の締結が
完了する。このブラインドリベット10は、図13
(a)、(b)、(c)、(d)に明らかなように、そ
の胴部11b側(母材1、2の背面側)を支持せずに母
材1、2への締結作業ができるので、例えば、母材1、
2の背面側に手が入らないような箇所の締結に適してい
る。
【0007】なお、その他の締結方法として、図14に
示すように、一方の母材1に予め一体的に形成された締
結部1bを、他方の母材2の締結穴2aにカシメ付け
て、母材1、2を機械的に接合するバーリングカシメと
呼ばれている締結方法が知られている。ここでは、この
バーリングカシメにより締結された母材1の締結部1b
も、上記締結部材と見なすこととする。
示すように、一方の母材1に予め一体的に形成された締
結部1bを、他方の母材2の締結穴2aにカシメ付け
て、母材1、2を機械的に接合するバーリングカシメと
呼ばれている締結方法が知られている。ここでは、この
バーリングカシメにより締結された母材1の締結部1b
も、上記締結部材と見なすこととする。
【0008】このような機械的締結は、前述した溶接や
接着などの接合技術に比較して、僅かなスペースで、母
材の再締結やリサイクルを安価且つ容易に行える利点が
ある。
接着などの接合技術に比較して、僅かなスペースで、母
材の再締結やリサイクルを安価且つ容易に行える利点が
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のピン
締結や、リベット締結、及び、バーリングカシメ等の機
械的締結に用いられる締結部材は、その胴部が塑性変形
されることによって母材に締結されているため、該締結
部材の母材への締結時に締結不良が発生して締結し直し
たり、母材をリサイクル使用したりする場合には、該締
結部材を母材から取り外す際に、該締結部材の締結部を
破壊しなければならず、その分解作業に手間を要した
り、分解時に母材を損傷したりする不具合があった。
締結や、リベット締結、及び、バーリングカシメ等の機
械的締結に用いられる締結部材は、その胴部が塑性変形
されることによって母材に締結されているため、該締結
部材の母材への締結時に締結不良が発生して締結し直し
たり、母材をリサイクル使用したりする場合には、該締
結部材を母材から取り外す際に、該締結部材の締結部を
破壊しなければならず、その分解作業に手間を要した
り、分解時に母材を損傷したりする不具合があった。
【0010】すなわち、この種の締結部材を分解する一
般的な方法としては、例えば、図10に示すように、ド
リル(不図示)により回転するキリ14によって、該締
結部材(ここでは、上記ブラインドリベット10)の締
結部(上記フランジ部11c)を切削し、該締結部材の
締結部を胴部11bから取り除いた後、この切削部側か
ら該胴部11bを叩いて、母材1、2から締結部材を抜
き取るようにしているが、このような従来の分解方法で
は、ドリルやキリ14の準備や選定、及び、切削作業等
の段取りに手間がかかる。また、この従来の分解方法で
は、図11に示すように、締結部(フランジ部11c)
の切削時に、キリ14の先端部が母材1に達して、該母
材1の締結穴1aが切削されてしまうことがある。この
ように、該母材1の締結穴1aが切削されてしまった場
合には、該母材1をリサイクルできなくなったり、該母
材1に締結部材(ブラインドリベット10)を再締結し
ても十分な締結力を確保できなくなったりする不具合が
あった。
般的な方法としては、例えば、図10に示すように、ド
リル(不図示)により回転するキリ14によって、該締
結部材(ここでは、上記ブラインドリベット10)の締
結部(上記フランジ部11c)を切削し、該締結部材の
締結部を胴部11bから取り除いた後、この切削部側か
ら該胴部11bを叩いて、母材1、2から締結部材を抜
き取るようにしているが、このような従来の分解方法で
は、ドリルやキリ14の準備や選定、及び、切削作業等
の段取りに手間がかかる。また、この従来の分解方法で
は、図11に示すように、締結部(フランジ部11c)
の切削時に、キリ14の先端部が母材1に達して、該母
材1の締結穴1aが切削されてしまうことがある。この
ように、該母材1の締結穴1aが切削されてしまった場
合には、該母材1をリサイクルできなくなったり、該母
材1に締結部材(ブラインドリベット10)を再締結し
ても十分な締結力を確保できなくなったりする不具合が
あった。
【0011】また、このようなドリルを用いた締結部材
の分解方法では、締結部材の締結部の切削時に、キリ1
4の回転によって該締結部材が連れ廻りして、母材に擦
り傷が付いたり、締結部の切削ができなくなったりする
こともあった。ここで、上記締結部材の連れ廻りによっ
て損傷した母材が、製品の外装面を構成しているような
場合には、該製品の商品価値が著しく低下して、製品自
体が不良品となる虞が高い。
の分解方法では、締結部材の締結部の切削時に、キリ1
4の回転によって該締結部材が連れ廻りして、母材に擦
り傷が付いたり、締結部の切削ができなくなったりする
こともあった。ここで、上記締結部材の連れ廻りによっ
て損傷した母材が、製品の外装面を構成しているような
場合には、該製品の商品価値が著しく低下して、製品自
体が不良品となる虞が高い。
【0012】また、このように、締結部材の締結部の切
削時に、キリ14の回転によって該締結部材が連れ廻り
するような場合には、通常、図10に示すように、該締
結部材のフランジ部11cや胴部11bを、プライヤー
やペンチなどの把持工具15で掴んで、締結部材の連れ
廻りを阻止する方法が採られるが、この作業を単独で行
うことは難しく、且つ、危険が伴うため、複数の作業員
を必要とする。
削時に、キリ14の回転によって該締結部材が連れ廻り
するような場合には、通常、図10に示すように、該締
結部材のフランジ部11cや胴部11bを、プライヤー
やペンチなどの把持工具15で掴んで、締結部材の連れ
廻りを阻止する方法が採られるが、この作業を単独で行
うことは難しく、且つ、危険が伴うため、複数の作業員
を必要とする。
【0013】特に、上記締結部材のフランジ部11cの
形状が皿状に形成されていて、該フランジ部11cを把
持工具15で掴むことが不可能な場合や、該締結部材
が、その胴部11b側に手が入らないような箇所に締結
されている場合には、該締結部の胴部11bを把持工具
15で掴んで、該締結部材の連れ廻りを阻止することが
難しいため、上述のようなドリルを用いた締結部材の切
削作業は極めて難しい。
形状が皿状に形成されていて、該フランジ部11cを把
持工具15で掴むことが不可能な場合や、該締結部材
が、その胴部11b側に手が入らないような箇所に締結
されている場合には、該締結部の胴部11bを把持工具
15で掴んで、該締結部材の連れ廻りを阻止することが
難しいため、上述のようなドリルを用いた締結部材の切
削作業は極めて難しい。
【0014】なお、図10(a)、(b)に示したよう
なネジ締結の場合には、母材1、2から締結部材として
のボルト・ナット3、4やタッピングビス5を比較的容
易に取り外せるケースが多いが、この場合においても、
例えば、ボルト・ナット3、4やタッピングビス5の螺
合部が錆び付いて固着していたり、ネジ山が破損し、ボ
ルト・ナット3、4やタッピングビス5が母材1、2に
対して空回りしたり、締結工具(スパナやドライバー)
に対する係合部が損傷していたりする場合には、該ボル
ト・ナット3、4やタッピングビス5の取り外しに多大
な困難が伴う。
なネジ締結の場合には、母材1、2から締結部材として
のボルト・ナット3、4やタッピングビス5を比較的容
易に取り外せるケースが多いが、この場合においても、
例えば、ボルト・ナット3、4やタッピングビス5の螺
合部が錆び付いて固着していたり、ネジ山が破損し、ボ
ルト・ナット3、4やタッピングビス5が母材1、2に
対して空回りしたり、締結工具(スパナやドライバー)
に対する係合部が損傷していたりする場合には、該ボル
ト・ナット3、4やタッピングビス5の取り外しに多大
な困難が伴う。
【0015】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、母材に締結された締
結部材を、母材を損傷することなく容易且つ迅速に母材
から取り外すことができる締結部材の分解工具、及び、
分解装置を提供することである。
であり、その目的とするところは、母材に締結された締
結部材を、母材を損傷することなく容易且つ迅速に母材
から取り外すことができる締結部材の分解工具、及び、
分解装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、母材の締結穴に挿通される胴部
と、該締結穴の周縁部に圧接される該胴部と実質的に一
体のフランジ部とによって、該母材に締結された締結部
材を、ドリル刃で切削して該母材から取り外す締結部材
の分解工具であって、上記ドリル刃の先端部分には、該
ドリル刃の切削刃部の外径よりも小さな外径であって、
上記ドリルでチャキング可能な軸部が形成されているこ
とを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、母材の締結穴に挿通される胴部
と、該締結穴の周縁部に圧接される該胴部と実質的に一
体のフランジ部とによって、該母材に締結された締結部
材を、ドリル刃で切削して該母材から取り外す締結部材
の分解工具であって、上記ドリル刃の先端部分には、該
ドリル刃の切削刃部の外径よりも小さな外径であって、
上記ドリルでチャキング可能な軸部が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の分解工具に
おいて、上記ドリル刃の先端部分を、上記締結部材に形
成された貫通孔の一方から挿入し、該貫通孔の他方から
突き出した部分を上記ドリルでチャキングし、該ドリル
を回転駆動させながら、該ドリル側に引っ張ることによ
って該締結部材の締結部を切削することを特徴とするも
のである。
おいて、上記ドリル刃の先端部分を、上記締結部材に形
成された貫通孔の一方から挿入し、該貫通孔の他方から
突き出した部分を上記ドリルでチャキングし、該ドリル
を回転駆動させながら、該ドリル側に引っ張ることによ
って該締結部材の締結部を切削することを特徴とするも
のである。
【0018】請求項3の発明は、母材の締結穴に挿通さ
れる胴部と、該締結穴の周縁部に圧接される該胴部と実
質的に一体のフランジ部とによって、該母材に締結され
た締結部材を、該母材から取り外す締結部材の分解装置
であって、上記締結部材の締結部を切削するドリル刃
と、該ドリル刃に回転力を付与するドリルと、該ドリル
刃を回転軸心方向に沿って進退自在に送るための送り制
御手段とを有し、該ドリル刃の先端部分には、該ドリル
刃の切削刃部の外径よりも小さな外径であって、該ドリ
ルでチャキング可能な軸部が形成されていることを特徴
とするものである。
れる胴部と、該締結穴の周縁部に圧接される該胴部と実
質的に一体のフランジ部とによって、該母材に締結され
た締結部材を、該母材から取り外す締結部材の分解装置
であって、上記締結部材の締結部を切削するドリル刃
と、該ドリル刃に回転力を付与するドリルと、該ドリル
刃を回転軸心方向に沿って進退自在に送るための送り制
御手段とを有し、該ドリル刃の先端部分には、該ドリル
刃の切削刃部の外径よりも小さな外径であって、該ドリ
ルでチャキング可能な軸部が形成されていることを特徴
とするものである。
【0019】請求項4の発明は、請求項3の分解装置に
おいて、上記ドリル刃の先端部分を、上記締結部材に形
成された貫通孔の一方から挿入し、該貫通孔の他方から
突き出した部分を、上記ドリルでチャキングし、該ドリ
ル刃を回転させながら、上記送り制御手段により引っ張
ることによって該締結部材の締結部を切削することを特
徴とするものである。
おいて、上記ドリル刃の先端部分を、上記締結部材に形
成された貫通孔の一方から挿入し、該貫通孔の他方から
突き出した部分を、上記ドリルでチャキングし、該ドリ
ル刃を回転させながら、上記送り制御手段により引っ張
ることによって該締結部材の締結部を切削することを特
徴とするものである。
【0020】請求項5の発明は、請求項3、または、4
の分解装置において、上記締結部材の連れ廻りを防止す
る回転防止機構を有することを特徴とするものである。
の分解装置において、上記締結部材の連れ廻りを防止す
る回転防止機構を有することを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明を、
前記締結部材の締結部を分解する分解工具に適用した実
施形態について説明する。本分解工具は、電動ドリルを
作業者が手に持って切削を行う分解工具である。なお、
本実施形態にかかる分解工具は、前述したピン締結や、
リベット締結、及び、バーリングカシメ等の機械的締結
に用いられる締結部材であれば、どのようなタイプの締
結部材であっても分解することが可能であるが、説明の
便宜上、ここでは、図12(f)に示したようなブライ
ンドリベット10を分解対象として説明する。
前記締結部材の締結部を分解する分解工具に適用した実
施形態について説明する。本分解工具は、電動ドリルを
作業者が手に持って切削を行う分解工具である。なお、
本実施形態にかかる分解工具は、前述したピン締結や、
リベット締結、及び、バーリングカシメ等の機械的締結
に用いられる締結部材であれば、どのようなタイプの締
結部材であっても分解することが可能であるが、説明の
便宜上、ここでは、図12(f)に示したようなブライ
ンドリベット10を分解対象として説明する。
【0022】図1は本実施形態に係る分解工具20の概
略構成説明図である。また、図2はドリル刃22の一例
の説明図、図3(a)はブラインドリベット10の母材
1、2に対する締結状態を示す説明図である。本分解工
具20は、ドリル刃22により、ブラインドリベット1
0のかしまり部11dまたはフランジ部11cと、胴部
11bとの胴部軸方向の境界領域に沿って、ブラインド
リベット10の締結部を切削することによって、かしま
り部11dまたはフランジ部11cと、胴部11bとを
分離して、母材1、2からブラインドリベット10を取
り外すものである。
略構成説明図である。また、図2はドリル刃22の一例
の説明図、図3(a)はブラインドリベット10の母材
1、2に対する締結状態を示す説明図である。本分解工
具20は、ドリル刃22により、ブラインドリベット1
0のかしまり部11dまたはフランジ部11cと、胴部
11bとの胴部軸方向の境界領域に沿って、ブラインド
リベット10の締結部を切削することによって、かしま
り部11dまたはフランジ部11cと、胴部11bとを
分離して、母材1、2からブラインドリベット10を取
り外すものである。
【0023】ドリル刃22は、一般に市販されているド
リル刃の先端部を旋盤で切削加工して製作した。ドリル
刃先端部22aの外径D1は、リベットボディ11の軸
穴11aの内径d3よりも小さく加工する。また、ドリ
ル刃22の外径D2は、リベットボディ11の胴部11
bの外径D4以上で母材1、2の締結穴1a、2aの内
径d5よりも小さいものを選択する。ドリル刃22の形
状について、より具体的に説明する。たとえばリベット
ボディ11の軸穴11aの内径d3がφ1.9mmで、
リベットボディ11の胴部11bの外径D4がφ4mm
のブラインドリベット10を分解するためのドリル刃2
2の形状について説明する。外径D2がφ4mmのドリ
ル刃22を、ドリル刃先端部22aの外径D1がφ1.
8mmで、長さL1が25mmとなるように加工する。
また、ドリル刃部22bの刃先部22cに約120度の
刃先角度θを設けた。
リル刃の先端部を旋盤で切削加工して製作した。ドリル
刃先端部22aの外径D1は、リベットボディ11の軸
穴11aの内径d3よりも小さく加工する。また、ドリ
ル刃22の外径D2は、リベットボディ11の胴部11
bの外径D4以上で母材1、2の締結穴1a、2aの内
径d5よりも小さいものを選択する。ドリル刃22の形
状について、より具体的に説明する。たとえばリベット
ボディ11の軸穴11aの内径d3がφ1.9mmで、
リベットボディ11の胴部11bの外径D4がφ4mm
のブラインドリベット10を分解するためのドリル刃2
2の形状について説明する。外径D2がφ4mmのドリ
ル刃22を、ドリル刃先端部22aの外径D1がφ1.
8mmで、長さL1が25mmとなるように加工する。
また、ドリル刃部22bの刃先部22cに約120度の
刃先角度θを設けた。
【0024】次に、上記ドリル刃22を用いてブライン
ドリベット10のかしまり部11dと胴部11bとの締
結部を切削して分解する動作について説明する。まず、
図3(b)に示すように、リベットボディ11の軸穴1
1aにマンドレルヘッド除去工具23を挿入し、このマ
ンドレルヘッド除去工具23を上部から図示しない金槌
で叩いて、マンドレルヘッド12aを取り外す。そし
て、図1に示すように、ドリル刃22のドリル刃先端部
22aを、リベットボディ11の軸穴11aにかしまり
部11d側から挿入し、フランジ部11c側から突き出
したドリル刃先端部22aを電動ドリル21のドリルチ
ャック21aによってチャッキングする。ここで、電動
ドリル21は、一般に市販されているもので、AC10
0Vで正逆回転可能なハンディータイプの電動ドリルで
ある。
ドリベット10のかしまり部11dと胴部11bとの締
結部を切削して分解する動作について説明する。まず、
図3(b)に示すように、リベットボディ11の軸穴1
1aにマンドレルヘッド除去工具23を挿入し、このマ
ンドレルヘッド除去工具23を上部から図示しない金槌
で叩いて、マンドレルヘッド12aを取り外す。そし
て、図1に示すように、ドリル刃22のドリル刃先端部
22aを、リベットボディ11の軸穴11aにかしまり
部11d側から挿入し、フランジ部11c側から突き出
したドリル刃先端部22aを電動ドリル21のドリルチ
ャック21aによってチャッキングする。ここで、電動
ドリル21は、一般に市販されているもので、AC10
0Vで正逆回転可能なハンディータイプの電動ドリルで
ある。
【0025】図4(a)〜(c)は、ドリル刃22によ
って、ブラインドリベット10を切削して分解する場合
の説明図である。電動ドリル21のドリルチャック21
aでドリル刃先端部22aをチャッキングしたら、電動
ドリル21を逆回転させながら図中真上方向に引っ張る
(図4(a)、(b)参照)。このことによって、ドリ
ル刃部22bが、かしまり部11dと胴部11bとの締
結部を切削して、かしまり部11dと胴部11bとを分
離することができる(図4(c)参照)。
って、ブラインドリベット10を切削して分解する場合
の説明図である。電動ドリル21のドリルチャック21
aでドリル刃先端部22aをチャッキングしたら、電動
ドリル21を逆回転させながら図中真上方向に引っ張る
(図4(a)、(b)参照)。このことによって、ドリ
ル刃部22bが、かしまり部11dと胴部11bとの締
結部を切削して、かしまり部11dと胴部11bとを分
離することができる(図4(c)参照)。
【0026】以上のような構成および動作によって、ブ
ラインドリベット10のかしまり部11dと胴部11b
との締結部を切削して分離し、ブラインドリベット10
を母材1、2の締結穴1a、2aから取り外すことがで
きる。
ラインドリベット10のかしまり部11dと胴部11b
との締結部を切削して分離し、ブラインドリベット10
を母材1、2の締結穴1a、2aから取り外すことがで
きる。
【0027】なお、図12(a)に示すソリッドリベッ
ト8、または(b)に示すチューブラーリベット9のよ
うに貫通孔のない締結部材を分解する場合には、一般に
使用されるドリル刃により、あらかじめ貫通孔を加工し
ておけば、本実施形態に係るドリル刃22によってかし
まり部と胴部とを切削して分解することができる。ま
た、ドリル刃先端部22aをブラインドリベット10の
フランジ部11c側から挿入して、かしまり部11d側
から突き出したドリル刃先端部22aをドリルチャック
21aでチャキングすることにより、フランジ部11c
と胴部11bとの締結部を切削して分解することも可能
である。
ト8、または(b)に示すチューブラーリベット9のよ
うに貫通孔のない締結部材を分解する場合には、一般に
使用されるドリル刃により、あらかじめ貫通孔を加工し
ておけば、本実施形態に係るドリル刃22によってかし
まり部と胴部とを切削して分解することができる。ま
た、ドリル刃先端部22aをブラインドリベット10の
フランジ部11c側から挿入して、かしまり部11d側
から突き出したドリル刃先端部22aをドリルチャック
21aでチャキングすることにより、フランジ部11c
と胴部11bとの締結部を切削して分解することも可能
である。
【0028】〔実施形態2〕上記実施形態1では、電動
ドリル21を作業者が手に持って、ブラインドリベット
10を切削する構成について説明したが、電動ドリル2
1を直動案内に固定して、電動ドリル21の送りを自動
制御する構成とすることもできる。
ドリル21を作業者が手に持って、ブラインドリベット
10を切削する構成について説明したが、電動ドリル2
1を直動案内に固定して、電動ドリル21の送りを自動
制御する構成とすることもできる。
【0029】本実施形態2における分解装置50の構成
について説明する。図5は本実施形態に係る分解装置5
0の構成説明図である。また、図6は分解装置50の電
動ドリル21を外した状態の具体的な斜視図である。本
分解装置50は、電動ドリル21、ドリル刃22、ドリ
ル刃22を回転軸心方向に送り制御を行うための送り制
御手段51、切削時に締結部材の連れ廻りを防止する回
転防止機構52、装置全体の電気制御を行う制御盤10
0等から構成されている。また、制御盤100の内部に
は、送り制御手段51の制御部として図示しないステッ
ピングモータドライバ、プログラマブルコントローラ5
3、電動ドリル駆動制御手段54として図示しないリレ
ー等が配設されている。
について説明する。図5は本実施形態に係る分解装置5
0の構成説明図である。また、図6は分解装置50の電
動ドリル21を外した状態の具体的な斜視図である。本
分解装置50は、電動ドリル21、ドリル刃22、ドリ
ル刃22を回転軸心方向に送り制御を行うための送り制
御手段51、切削時に締結部材の連れ廻りを防止する回
転防止機構52、装置全体の電気制御を行う制御盤10
0等から構成されている。また、制御盤100の内部に
は、送り制御手段51の制御部として図示しないステッ
ピングモータドライバ、プログラマブルコントローラ5
3、電動ドリル駆動制御手段54として図示しないリレ
ー等が配設されている。
【0030】送り制御手段51は、電動ドリル21をド
リル刃22の軸方向に直線運動させるためのものであ
り、LMガイドアクチュエータ(THK株式会社製)6
1により構成される。このLMガイドアクチュエータ6
1は、直動案内であるLMガイド(THK株式会社登録
商標)とボールネジとを組み合わせて一体構造としたア
クチュエータであり、高剛性で高精度な直線運動を可能
にしている。
リル刃22の軸方向に直線運動させるためのものであ
り、LMガイドアクチュエータ(THK株式会社製)6
1により構成される。このLMガイドアクチュエータ6
1は、直動案内であるLMガイド(THK株式会社登録
商標)とボールネジとを組み合わせて一体構造としたア
クチュエータであり、高剛性で高精度な直線運動を可能
にしている。
【0031】インナーブロック62がアウターレール6
3に可動保持されている。このインナーブロック62を
アウターレール63に沿って直線運動させるために、ボ
ールネジ64が、一対のハウジング65a、65bによ
って回動可能に保持されている。インナーブロック62
は、内部に複列のボール列が配設されているために、高
剛性で、かつ、サブミクロン単位の送り精度に追従する
ことができる。また、ボールネジ64と螺合するインナ
ーブロック62の図示しないネジ部は、ボールネジ64
に予圧を与える構造になっているので、バックラッシュ
を防止することができる。ボールネジ64のリードは1
mmのものを採用した。すなわち、ボールネジ64が1
回転すると、インナーブロック62が、1mm送られる
ようになっている。
3に可動保持されている。このインナーブロック62を
アウターレール63に沿って直線運動させるために、ボ
ールネジ64が、一対のハウジング65a、65bによ
って回動可能に保持されている。インナーブロック62
は、内部に複列のボール列が配設されているために、高
剛性で、かつ、サブミクロン単位の送り精度に追従する
ことができる。また、ボールネジ64と螺合するインナ
ーブロック62の図示しないネジ部は、ボールネジ64
に予圧を与える構造になっているので、バックラッシュ
を防止することができる。ボールネジ64のリードは1
mmのものを採用した。すなわち、ボールネジ64が1
回転すると、インナーブロック62が、1mm送られる
ようになっている。
【0032】ボールネジ64には、ステッピングモータ
66が接続されており、このステッピングモータ66の
制御を行うことによって、ボールネジ64を回動させ
て、インナーブロック62の送り制御を行うようになっ
ている。ステッピングモータ66としては、5相で減速
器付きのUPK543A・PG36(オリエンタルモー
ター製)を用いた。このステッピングモータ66は、カ
タログ値によれば励磁最大静止トルクが30Kgcm
で、インナーブロック62を高精度で送り制御を行うこ
とができる。
66が接続されており、このステッピングモータ66の
制御を行うことによって、ボールネジ64を回動させ
て、インナーブロック62の送り制御を行うようになっ
ている。ステッピングモータ66としては、5相で減速
器付きのUPK543A・PG36(オリエンタルモー
ター製)を用いた。このステッピングモータ66は、カ
タログ値によれば励磁最大静止トルクが30Kgcm
で、インナーブロック62を高精度で送り制御を行うこ
とができる。
【0033】インナーブロック62には、電動ドリル2
1を保持するためのホルダー67がネジ止めされてい
る。このホルダー67に、脱着バンド91(図9参照)
によって、電動ドリル21を固定する。
1を保持するためのホルダー67がネジ止めされてい
る。このホルダー67に、脱着バンド91(図9参照)
によって、電動ドリル21を固定する。
【0034】LMガイドアクチュエータ61の下側のハ
ウジング65bには、保持台72がネジ止めされ、母材
に対して分解装置50本体を安定して保持することがで
きるようになっている。保持台72には、レベル調整ネ
ジ73が3本配設されており、図示しない水準器を用い
て、分解装置50本体を母材に対して垂直に保持するよ
うにレベル調整を行う。また、保持台72には、一対の
回転防止部材80が配設されている。回転防止部材80
のツマミ80aを廻すことにより、先端ストッパ80b
によって、ブラインドリベット10のフランジ部11c
を両側から挟み込むことができる。先端ストッパ80b
の内周面は、ローレット加工が施されているので、ブラ
インドリベット10の連れ廻りを確実に防止することが
できる。
ウジング65bには、保持台72がネジ止めされ、母材
に対して分解装置50本体を安定して保持することがで
きるようになっている。保持台72には、レベル調整ネ
ジ73が3本配設されており、図示しない水準器を用い
て、分解装置50本体を母材に対して垂直に保持するよ
うにレベル調整を行う。また、保持台72には、一対の
回転防止部材80が配設されている。回転防止部材80
のツマミ80aを廻すことにより、先端ストッパ80b
によって、ブラインドリベット10のフランジ部11c
を両側から挟み込むことができる。先端ストッパ80b
の内周面は、ローレット加工が施されているので、ブラ
インドリベット10の連れ廻りを確実に防止することが
できる。
【0035】上側のハウジング65aには、作業者が分
解装置50本体を支えるための、右ハンドル75aと左
ハンドル75bとが配設されている。右ハンドル75a
には、押しボタンスイッチ76aが配設されており、左
ハンドル75bには、3pトグルスイッチ76bが配設
されている。また、ハウジング65aには、分解装置5
0に通電されていることを表示する電源表示LED77
が配設されている。
解装置50本体を支えるための、右ハンドル75aと左
ハンドル75bとが配設されている。右ハンドル75a
には、押しボタンスイッチ76aが配設されており、左
ハンドル75bには、3pトグルスイッチ76bが配設
されている。また、ハウジング65aには、分解装置5
0に通電されていることを表示する電源表示LED77
が配設されている。
【0036】図7は、ハウジング65aを、図6中のC
方向から見た上面図である。この部分は、分解装置50
本体側の操作部である。この操作部について説明する。
左ハンドル75bに配設された3pトグルスイッチ76
bを「手動・前進」に合わせて、右ハンドル75aに配
設された押しボタンスイッチ76aを押すと、ステッピ
ングモータ66が回転駆動し、インナーブロック62が
前進して、電動ドリル21をフランジ部11cに対して
近づけることができる。押しボタンスイッチ76aの押
圧を解除すると、ステッピングモータ66の回転駆動が
停止して、電動ドリル21の前進を止める。次に、3p
トグルスイッチ76bを「手動・後退」に合わせて、押
しボタンスイッチ76aを押すと、ステッピングモータ
66が、「手動・前進」の場合とは反対の方向に回転駆
動するので、電動ドリル21を後退させて、フランジ部
11cから離すことができる。また、3pトグルスイッ
チ76bを「自動」に合わせると、自動切削モードにな
る。この状態で、押しボタンスイッチ76aを押すと、
自動的に電動ドリル21とステッピングモータ66が回
転駆動を開始し、電動ドリル21が逆回転しながら、真
上に引き上げられるので、ドリル刃22によってブライ
ンドリベット10の切削を行うことができる。
方向から見た上面図である。この部分は、分解装置50
本体側の操作部である。この操作部について説明する。
左ハンドル75bに配設された3pトグルスイッチ76
bを「手動・前進」に合わせて、右ハンドル75aに配
設された押しボタンスイッチ76aを押すと、ステッピ
ングモータ66が回転駆動し、インナーブロック62が
前進して、電動ドリル21をフランジ部11cに対して
近づけることができる。押しボタンスイッチ76aの押
圧を解除すると、ステッピングモータ66の回転駆動が
停止して、電動ドリル21の前進を止める。次に、3p
トグルスイッチ76bを「手動・後退」に合わせて、押
しボタンスイッチ76aを押すと、ステッピングモータ
66が、「手動・前進」の場合とは反対の方向に回転駆
動するので、電動ドリル21を後退させて、フランジ部
11cから離すことができる。また、3pトグルスイッ
チ76bを「自動」に合わせると、自動切削モードにな
る。この状態で、押しボタンスイッチ76aを押すと、
自動的に電動ドリル21とステッピングモータ66が回
転駆動を開始し、電動ドリル21が逆回転しながら、真
上に引き上げられるので、ドリル刃22によってブライ
ンドリベット10の切削を行うことができる。
【0037】アウターレール63の裏側には、ターミナ
ルボックス79が配設されており、分解装置50本体に
配設されているステッピングモータ66等の電気配線を
一箇所に集めて、制御盤100へ接続する。
ルボックス79が配設されており、分解装置50本体に
配設されているステッピングモータ66等の電気配線を
一箇所に集めて、制御盤100へ接続する。
【0038】図8に、制御盤100の正面図を示す。制
御盤表面扉101には、メイン電源102、「非常停
止」押しボタンスイッチ103、運転状態を表示するた
めのパイロットランプ表示部104が配設されている。
パイロットランプ表示部104には、「電源」104
a、「非常停止」104bの各表示がなされる。なお、
「非常停止」押しボタンスイッチ103が押されると、
制御盤100の上面に取り付けられた赤色パトライト1
05が、動作するようになっている。
御盤表面扉101には、メイン電源102、「非常停
止」押しボタンスイッチ103、運転状態を表示するた
めのパイロットランプ表示部104が配設されている。
パイロットランプ表示部104には、「電源」104
a、「非常停止」104bの各表示がなされる。なお、
「非常停止」押しボタンスイッチ103が押されると、
制御盤100の上面に取り付けられた赤色パトライト1
05が、動作するようになっている。
【0039】次に、本分解装置50の動作について説明
する。図9は分解装置50をブラインドリベット10に
対して固定した状態の側面図である。分解装置50で、
ブラインドリベット10を分解するにあたって、あらか
じめ分解対象たるブラインドリベット10のマンドレル
ヘッド12aをマンドレルヘッド除去工具23によって
取り除いておく(図3(b)参照)。そして、リベット
ボディ11の軸穴11aにドリル刃22のドリル刃先端
部22aをかしまり部11d側から挿入して、フランジ
部11c側から突き出したドリル刃先端部22aを電動
ドリル21のドリルチャック21aでチャキングする。
そして、制御盤100のメイン電源102をONにし
て、分解装置50に通電する。このとき、電源表示LE
D77が点灯していることを確認する。
する。図9は分解装置50をブラインドリベット10に
対して固定した状態の側面図である。分解装置50で、
ブラインドリベット10を分解するにあたって、あらか
じめ分解対象たるブラインドリベット10のマンドレル
ヘッド12aをマンドレルヘッド除去工具23によって
取り除いておく(図3(b)参照)。そして、リベット
ボディ11の軸穴11aにドリル刃22のドリル刃先端
部22aをかしまり部11d側から挿入して、フランジ
部11c側から突き出したドリル刃先端部22aを電動
ドリル21のドリルチャック21aでチャキングする。
そして、制御盤100のメイン電源102をONにし
て、分解装置50に通電する。このとき、電源表示LE
D77が点灯していることを確認する。
【0040】上述したように分解装置50本体をブライ
ンドリベット10に対してセッティングし切削準備が完
了したら、3pトグルスイッチ76bを「自動」に合わ
せて、押しボタンスイッチ76aを押す。すると、電動
ドリル21とステッピングモータ66とが回転駆動を開
始する。ステッピングモータ66の回転駆動により電動
ドリル21が後退送りされ、ドリル刃22によって、か
しまり部11dと胴部11bとの締結部の切削を行う。
ンドリベット10に対してセッティングし切削準備が完
了したら、3pトグルスイッチ76bを「自動」に合わ
せて、押しボタンスイッチ76aを押す。すると、電動
ドリル21とステッピングモータ66とが回転駆動を開
始する。ステッピングモータ66の回転駆動により電動
ドリル21が後退送りされ、ドリル刃22によって、か
しまり部11dと胴部11bとの締結部の切削を行う。
【0041】なお、切削中に、ブラインドリベット10
が連れ廻りした場合には、一対の連れ廻り防止部材80
によって、フランジ部11cを両側から押さえることに
よって、連れ廻りを防止することができる。
が連れ廻りした場合には、一対の連れ廻り防止部材80
によって、フランジ部11cを両側から押さえることに
よって、連れ廻りを防止することができる。
【0042】以上のような構成および動作によって、ブ
ラインドリベット10のかしまり部11dと胴部11b
との締結部を切削して分離し、ブラインドリベット10
を母材1、2の締結穴1a、2aから取り外すことがで
きる。
ラインドリベット10のかしまり部11dと胴部11b
との締結部を切削して分離し、ブラインドリベット10
を母材1、2の締結穴1a、2aから取り外すことがで
きる。
【0043】なお、電動ドリル21をホルダー67に固
定せず、フレキシブルシャフトを用いて分離したり、ス
テッピングモータ66を用いずに作業者がハンドルを廻
すことによって送り制御を行う構成とすることもでき
る。
定せず、フレキシブルシャフトを用いて分離したり、ス
テッピングモータ66を用いずに作業者がハンドルを廻
すことによって送り制御を行う構成とすることもでき
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上記ドリル刃
の先端部分には、該ドリル刃の切削刃部の外径よりも小
さな外径であって、上記ドリルでチャキング可能な軸部
が形成されているので、該ドリル刃の先端部分を該ドリ
ルでチャキングすることによって、該ドリル刃を該ドリ
ル側に引っ張りながら切削加工することができるという
優れた効果がある。
の先端部分には、該ドリル刃の切削刃部の外径よりも小
さな外径であって、上記ドリルでチャキング可能な軸部
が形成されているので、該ドリル刃の先端部分を該ドリ
ルでチャキングすることによって、該ドリル刃を該ドリ
ル側に引っ張りながら切削加工することができるという
優れた効果がある。
【0045】請求項2の発明によれば、上記ドリル刃の
先端部分を、上記締結部材に形成された貫通孔の一方か
ら挿入し、該貫通孔の他方から突き出した部分を上記ド
リルでチャキングし、該ドリルを回転駆動させながら、
該ドリル側に引っ張ることによって該締結部材の締結部
を切削することができるので、上記母材が損傷されたり
することがなく、該母材から該締結部材を容易且つ迅速
に取り外すことができるという優れた効果がある。
先端部分を、上記締結部材に形成された貫通孔の一方か
ら挿入し、該貫通孔の他方から突き出した部分を上記ド
リルでチャキングし、該ドリルを回転駆動させながら、
該ドリル側に引っ張ることによって該締結部材の締結部
を切削することができるので、上記母材が損傷されたり
することがなく、該母材から該締結部材を容易且つ迅速
に取り外すことができるという優れた効果がある。
【0046】請求項3の発明においては、上記分解装置
の上記ドリル刃の先端部分には、該ドリル刃の切削刃部
の外径よりも小さな外径であって、上記ドリルでチャキ
ング可能な軸部が形成されているので、該ドリル刃の先
端部分を該ドリルでチャキングし、上記送り制御手段に
よって、該ドリル刃を引っ張りながら切削加工すること
ができるという優れた効果がある。
の上記ドリル刃の先端部分には、該ドリル刃の切削刃部
の外径よりも小さな外径であって、上記ドリルでチャキ
ング可能な軸部が形成されているので、該ドリル刃の先
端部分を該ドリルでチャキングし、上記送り制御手段に
よって、該ドリル刃を引っ張りながら切削加工すること
ができるという優れた効果がある。
【0047】請求項4の発明によれば、上記ドリル刃の
先端部分を、上記締結部材に形成された貫通孔の一方か
ら挿入し、該貫通孔の他方から突き出した部分を上記ド
リルでチャキングし、該ドリル刃を回転させながら上記
送り制御手段によって引っ張ることにより、該締結部材
の締結部を切削することができるので、上記母材が損傷
されたりすることがなく、該母材から該締結部材を容易
且つ迅速に取り外すことができるという優れた効果があ
る。
先端部分を、上記締結部材に形成された貫通孔の一方か
ら挿入し、該貫通孔の他方から突き出した部分を上記ド
リルでチャキングし、該ドリル刃を回転させながら上記
送り制御手段によって引っ張ることにより、該締結部材
の締結部を切削することができるので、上記母材が損傷
されたりすることがなく、該母材から該締結部材を容易
且つ迅速に取り外すことができるという優れた効果があ
る。
【0048】請求項5の発明においては、上記回転防止
機構によって上記締結部材の連れ廻りを防止することが
できるので、該締結部材の連れ廻りによる切削不能や上
記母材の損傷を防止することができるという優れた効果
がある。
機構によって上記締結部材の連れ廻りを防止することが
できるので、該締結部材の連れ廻りによる切削不能や上
記母材の損傷を防止することができるという優れた効果
がある。
【図1】実施形態に係る分解装置の概略構成説明図。
【図2】ドリル刃22の説明図。
【図3】(a)はブラインドリベット10の母材1、2
に対する締結状態の説明図。(b)はマンドレルヘッド
12aを取り外すときの説明図。
に対する締結状態の説明図。(b)はマンドレルヘッド
12aを取り外すときの説明図。
【図4】(a)、(b)、(c)は、ドリル刃22でブ
ラインドリベット10を切削して分解するときの説明
図。
ラインドリベット10を切削して分解するときの説明
図。
【図5】他の実施形態に係る分解装置50の概略構成説
明図。
明図。
【図6】分解装置50の具体的な斜視図。
【図7】分解装置50の操作部の上面図。
【図8】制御盤100の正面図。
【図9】分解装置50でブラインドリベット10を分解
するときの側面図。
するときの側面図。
【図10】(a)、(b)は、ネジ締結について説明す
るための要部断面図。
るための要部断面図。
【図11】(a)、(b)は、ピン締結について説明す
るための要部断面図。
るための要部断面図。
【図12】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、
(f)は、リベット締結について説明するための要部断
面図。
(f)は、リベット締結について説明するための要部断
面図。
【図13】(a)、(b)、(c)、(d)は、ブライ
ンドリベットの母材への締結手順を示す行程図。
ンドリベットの母材への締結手順を示す行程図。
【図14】チューブラーリベットについて説明するため
の要部断面図。
の要部断面図。
【図15】従来の締結部材の分解方法について説明する
ための概略断面図。
ための概略断面図。
【図16】従来の締結部材の分解方法の不具合について
説明するための概略断面図。
説明するための概略断面図。
1、2 母材 1a、2a 母材1、2の締結穴 10 ブラインドリベット 11a リベットボディ11の軸穴 11b リベットボディ11の胴部 11c リベットボディ11のフランジ部 11d かしまり部 12a マンドレルヘッド 20 分解工具 21 電動ドリル 21a ドリルチャック 22 ドリル刃 23 マンドレルヘッド除去工具 50 分解装置 51 送り制御手段 52 回転防止機構 53 プログラマブルコントローラ 61 LMガイドアクチュエータ 66 ステッピングモータ 80 回転防止部材 100 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 良介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 秀明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 地引 優一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3C030 BA01 3C036 EE18
Claims (5)
- 【請求項1】母材の締結穴に挿通される胴部と、該締結
穴の周縁部に圧接される該胴部と実質的に一体のフラン
ジ部とによって、該母材に締結された締結部材を、ドリ
ル刃で切削して該母材から取り外す締結部材の分解工具
であって、上記ドリル刃の先端部分には、該ドリル刃の
切削刃部の外径よりも小さな外径であって、上記ドリル
でチャキング可能な軸部が形成されていることを特徴と
する分解工具。 - 【請求項2】請求項1の分解工具において、上記ドリル
刃の先端部分を、上記締結部材に形成された貫通孔の一
方から挿入し、該貫通孔の他方から突き出した部分を上
記ドリルでチャキングし、該ドリルを回転駆動させなが
ら、該ドリル側に引っ張ることによって該締結部材の締
結部を切削することを特徴とする分解工具。 - 【請求項3】母材の締結穴に挿通される胴部と、該締結
穴の周縁部に圧接される該胴部と実質的に一体のフラン
ジ部とによって、該母材に締結された締結部材を、該母
材から取り外す締結部材の分解装置であって、上記締結
部材の締結部を切削するドリル刃と、該ドリル刃に回転
力を付与するドリルと、該ドリル刃を回転軸心方向に沿
って進退自在に送るための送り制御手段とを有し、該ド
リル刃の先端部分には、該ドリル刃の切削刃部の外径よ
りも小さな外径であって、該ドリルでチャキング可能な
軸部が形成されていることを特徴とする分解装置。 - 【請求項4】請求項3の分解装置において、上記ドリル
刃の先端部分を、上記締結部材に形成された貫通孔の一
方から挿入し、該貫通孔の他方から突き出した部分を、
上記ドリルでチャキングし、該ドリル刃を回転させなが
ら、上記送り制御手段により引っ張ることによって該締
結部材の締結部を切削することを特徴とする分解装置。 - 【請求項5】請求項3、または、4の分解装置におい
て、上記締結部材の連れ廻りを防止する回転防止機構を
有することを特徴とする分解装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11020652A JP2000218417A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 締結部材の分解工具、及び、分解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11020652A JP2000218417A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 締結部材の分解工具、及び、分解装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000218417A true JP2000218417A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12033164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11020652A Withdrawn JP2000218417A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 締結部材の分解工具、及び、分解装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000218417A (ja) |
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---|---|---|---|---|
EP1704942A1 (en) | 2005-03-22 | 2006-09-27 | The Boeing Company | Riveted fastener extraction apparatus and method |
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WO2019003618A1 (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-03 | 豊田鉄工株式会社 | ブラインドナット取り外し工具及びブラインドナット取り外し構造 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP11020652A patent/JP2000218417A/ja not_active Withdrawn
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