JP2000218231A - 保護被膜 - Google Patents
保護被膜Info
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- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05D7/14—Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to metal, e.g. car bodies
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Abstract
御し、且つ衝撃を受けると視覚的な証拠が残るような被
膜であってペイント塗布及び/又は彫刻に適した被膜を
有する製品を提供する。 【解決手段】 本発明は、製品(1)に接着された第一
融着エポキシ樹脂層(2)と、第一接着剤(3)によっ
て第一融着エポキシ樹脂(2)に接着されたポリエチレ
ンのようなポリオレフィンの層(4)と、第二接着剤
(5)によってポリオレフィン(4)に接着された第二
融着エポキシ樹脂層(6)とから成る被膜を有する製品
を提供する。第二エポキシ樹脂(6)はポリエチレン層
(4)全体に塗布されるので、ポリエチレンの厚みが増
加し、これによって外部物体に衝突したときのハウジン
グの耐衝撃性が強化される。
Description
/または摩耗による)製品の損傷を防御し且つ衝撃を受
けると視覚的な証拠が残るような被膜をもつ製品、及
び、このような被膜の塗装方法に関する。本発明は特
に、水中(海底)環境で使用されるハウジングの保護に
使用される。
の周囲応力が作用する。このような応力は海底ハウジン
グの実用寿命を短縮する。スチールは海底ハウジングの
工業標準規格を充たすと考えられている。しかしなが
ら、特に海底環境ではスチールは(例えば水素を発生す
る電解腐食による)化学的攻撃及び(例えば摩耗によ
る)物理的損傷を受け易い。
能な限り小さくするための1つの試みでは、ベリリウム
/銅ハウジングが使用された。しかしながら、この材料
は極めて高価である。また、機械的性能に関しても重大
な欠点を有しており、環境的にも好ましくない。これら
の要因のためベリリウム/銅はスチールの適当な代替材
料になり得ない。
イッチ構造を使用している。エポキシ樹脂層をスチール
ハウジングに塗布し、次いで接着剤及びポリプロピレン
層を順次に塗布する。代替的な系ではポリプロピレンの
代わりにポリエチレンを使用する。これらの系は適正な
耐摩耗性を有していない。
護被膜においては、ポリオレフィンが被膜の外層を形成
している。しかしながら、ポリオレフィンは弾力性を有
している。そのため、被覆ハウジングが物理的衝撃(例
えば打撃)を受けてもポリオレフィンが初期形態を回復
するので衝撃を検出し難い。このような被覆ハウジング
にとって致命的になりかねない基底エポキシ層の亀裂の
検出が可能でない。損傷されたエポキシ層を検出できな
いことは重大な問題を生じる。
信号を増幅する電子素子)または分岐装置(1本のケー
ブルを2本またはそれ以上のケーブルに分岐し得る素
子)のような極めて高価で壊れ易い電子システムを収容
している。このような装置に対して例えば規定重力以上
の物理的衝撃が作用することは極めて危険である。
損傷された装置を収容した海底ハウジングの設置が望ま
しくないことは明らかである。このような設置は、敷設
後の点検が極めて難しい海底環境では極めて重大であ
る。
は、外側ポリオレフィン層が軟質であり従って摩耗によ
って損傷し易い(例えば綻びたり裂けたりし易い)こと
である。このような損傷は例えば被覆製品の運搬中に生
じ得る。海底ハウジングの場合には特にリニアエンジン
及び機械的ガイドを使用して船舶からハウジングを敷設
する作業中に損傷が生じ得る。
外側ポリオレフィン層にペイントを有効に接着できるこ
とが現在まで証明されていないことである。多くの理由
からペイントを製品に強固に接着するのが望ましい。例
えば光及び/または熱の反射を促進するためまたは逆に
光及び/または熱を吸収させるためなどの技術的な理由
で特定の色が必要とされることもあろう。海底ハウジン
グの技術的分野の国際規格/国内規格によって特定の色
が要求されることもあろう。更に、外側被膜は一対のホ
イール間に保持されるので、グリップを与えるように被
膜の摩擦特性値が重要である。従って、軟質の外側ポリ
オレフィン層が損傷されると、以後の敷設中にスリップ
が生じるであろう。あるいは、最終ユーザーが特定の色
を要求する場合もあり得る。
ことは周知である。従来の試みでは下塗剤(プライマ
ー)を使用し、これをポリオレフィンの外面に塗布し、
次いでペイントを塗布する。このような試みの結果とし
て得られたペイント塗装製品では、ペイントがポリオレ
フィンに強固に付着していないので、衝撃を受けたとき
にペイントが下塗剤と共に剥落し易い。従って、ペイン
トを容易に塗布することができペイントがポリオレフィ
ン層に強固に付着し得るエポキシ/ポリオレフィン被膜
系が要望されている。
えば製造元または販売元の名称を記入するための)彫刻
に適していないことである。上記の下塗剤/ペイントの
組合せから成る外側被膜にも同様にこの問題が生じる。
従って、彫刻に好適な外層を有しているエポキシ/ポリ
オレフィン被膜が要望されている。
れば、製品に接着された第一融着エポキシ樹脂層と、第
一接着剤によって第一融着エポキシ樹脂に接着されたポ
リオレフィン層と、第二接着剤によってポリオレフィン
に接着された第二融着エポキシ樹脂層とから成る被膜を
有する製品が提供される。
類またはそれ以上の成分間で相互分離に抵抗するように
生じる任意の化学的及び/または物理的相互作用を意味
する。
公知である。融着エポキシ樹脂の特徴は、高い硬化温度
及び高いTg(ガラス転移温度)を有しており、従って
高い硬度、高度な靭性及び短い製造時間(即ち硬化時間
の短縮)が得られることである。
製品を腐食から保護する。ポリオレフィン層は耐水性及
び緩衝性を与える機能を有しており、第一エポキシ層を
化学的攻撃及び物理的損傷から保護する。また、第二エ
ポキシ層は主として耐摩耗性機能を与える機能を有して
おり、ポリオレフィン表面とは違って、ペイント塗布及
び/または彫刻の目的に好ましい清潔な表面を提供す
る。
の改良された耐衝撃性及び耐食性を有している。これら
の予想外の利点は第二融着エポキシ樹脂によって与えら
れる。
ィンが弾力的に復帰することを阻止するので被覆製品に
対する衝撃を検出する手段を提供する。一連の衝撃の程
度を評価することによって、ケーシングまたは該ケーシ
ング内部に配置された素子が以後の使用に適格であるか
否かを判定するクイックテスト用の校正曲線を作成し得
る。
被膜の保護機能とを維持しながら、極度の衝撃であって
も多層被膜によって吸収されることに注目されたい。
中に(例えば、被膜の一部が溶解して製品に接触するこ
とによる)環境汚染が全く生じないかまたは認識できる
程度には生じないことを意味する。
プである。より好ましくは、製品は海底ハウジング、例
えば海底通信システムで使用されるケーブル、光中継器
または分岐装置を収容するハウジングである。
特性を有する任意の材料から製造され得る。製品は好ま
しくはスチール、より好ましくは軟鋼から製造され得
る。
でもよくまたは異なってもよい。エポキシ樹脂の各々が
一液系でもよく二液系でもよい。包装寿命が改良されて
いるという理由で二液系が好ましい。
間(急冷時間)が2分未満、好ましくは90秒未満、よ
り好ましくは70秒未満、最も好ましくは60秒以下の
エポキシ樹脂である。
シリーズの(Jotun,UKによって提供されてい
る)エポキシ樹脂である。最も好ましいエポキシ樹脂は
VALSPAR D2003DVである。
以下の厚み、より好ましくは50μm−500μmの厚
み、最も好ましくは350μm−450μmの厚みに塗
布される。エポキシ層の厚みは、製品の内部から適格な
熱放散ができることを確保するために重要である。第二
エポキシ層の厚みは、ペイント塗布及び/または彫刻に
好適な滑らかな外面を確保するために特に重要である。
エポキシ層が厚いほど、エポキシ層の亀裂が生じ易い。
のほうが第一エポキシ層よりも薄い。最も好ましくは、
第一エポキシ層が340μm−350μmの厚みであ
り、第二エポキシ層が100μm−200μmの厚みで
ある。
もよい。本発明の接着剤は、融着エポキシ樹脂とポリオ
レフィンとを互いに接着し得る任意の接着剤を包含す
る。接着剤は、融着エポキシ樹脂層とポリオレフィン層
との間に独立の層を形成するのでなく、多層被膜の塗布
中に各層(特にエポキシ層)内に拡散する。これはエポ
キシ及びポリオレフィンの双方の特性を考慮した接着剤
の混入(formulation)として知られてお
り、2つの層を強力に接着する。
ットメルト”として知られた接着剤である。これらの接
着剤の特徴は、高温、好ましくは150℃以上、より好
ましくは180℃以上、特に好ましくは200℃、最も
好ましくは250℃以上の高温の表面に塗布できること
である。高い塗布温度が許容されるのでエポキシ層及び
ポリオレフィン層への接着剤の拡散及び混入が改善され
る。
より好ましくは125℃、最も好ましくは135℃を上
回るDSC融点を有している。好ましい接着剤は、Jo
tun,UKによって提供されているFUSABOND
シリーズの接着剤である。最も好ましい接着剤はFUS
ABOND E MB328DGである。
μm−400μm、より好ましくは30μm−200μ
m、最も好ましくは50μm−100μmの厚みに塗布
される。
及びポリエチレンである。ポリエチレンのほうが好まし
いが、その理由は、例えばポリプロピレンよりも亀裂を
生じ難いからである。ポリエチレンは約−50℃で脆性
になるが、ポリプロピレンは約−5℃で脆性になる。ポ
リエチレンの別の利点は、注型後の膨張及び収縮を許容
するための緩和期間が不要なことである。
6mm、より好ましくは2mm−4mm、最も好ましく
は2.5mm−3.3mmの厚みである。
m3−1.2g/cm3、より好ましくは0.8g/cm
3−1.1g/cm3、最も好ましくは0.9g/cm3
−1.0g/cm3の密度(ASTM法D792)をも
つポリオレフィンである。少なくとも50、より好まし
くは少なくとも60のショア“D”硬度(ASTM法D
2240)が好ましい。
UKによって提供されているNOVAPOLシリーズの
ポリオレフィンである。最も好ましいポリエチレンはN
OVAPOL TD−2106 BKGである。
るとよい。ペイントは好ましくはポリウレタン基剤また
はエポキシ基剤のペイントである。このようなペイント
は防水機能を付与する。ペイントは一液型ペイント系で
もよく二液型ペイント系でもよい。後者の場合、硬膜剤
が必要であろう。また、必要に応じてシンナーも使用し
得る。
公知であり、例えば、航空宇宙技術で広く使用されてい
る。二液型ペイント系は典型的には、合成樹脂と有機溶
媒中の有機/無機顔料とを含む。幾つかの色は鉛を基剤
とする顔料を含むであろう。硬膜剤/硬化剤と混合する
ときのブレンドは典型的にはイソシアナートを含有す
る。これらのペイントはTrimite Limite
d,Uxbridge,Middlesex,UKのよ
うな多くの販売元から容易に入手し得る。
Limitedによって提供されている二液型ペイン
ト系であり、ポリウレタン基剤の成分B93(規格DT
D5580A仕上げ用)、硬膜剤J9301(規格DT
D5580A及びDTD5618仕上げ用)及びシンナ
ーBT93から成る。
融着エポキシ樹脂層を塗布する段階と、第一融着エポキ
シ樹脂層に第一接着剤を塗布する段階と、第一接着剤に
ポリオレフィン層を塗布する段階と、ポリオレフィン層
に第二接着剤を塗布する段階と、第二接着剤に第二融着
エポキシ樹脂を塗布する段階と、から成る製品を被膜で
塗装する方法が提供される。
序で逐次的に行われる。
び/またはポリオレフィン層は好ましくは、吹付によっ
て塗布される。吹付は簡単な被膜塗装方法である。
する。これは、第一及び/または第二のエポキシ層、第
一及び/または第二の接着剤及び/またはポリオレフィ
ンの塗布中の最低温度の維持を確保するためである。好
ましい最低予熱温度は180℃、より好ましくは200
℃、特に好ましくは220℃、最も好ましくは240℃
である。最も好ましい処理範囲は232℃−246℃で
ある。
って製品を再加熱する。これもまた、該当成分の塗布中
の最低温度の維持を確保するためである。
より好ましくは200℃、特に好ましくは220℃、最
も好ましくは240℃の最低温度で塗布される。
好ましくは200℃、特に好ましくは220℃、最も好
ましくは240℃の最低温度で塗布される。
より好ましくは200℃、特に好ましくは220℃、最
も好ましくは240℃の最低温度で塗布される。
製品を前処理する。例えば製品をスチールから製造する
場合、製品にグリットブラスチング(粗粒噴射)及び/
またはクロム酸塩処理を行う。
ラストクリーニング)後の検査でハウジング表面が25
μm−200μm、極めて好ましくは50μm−100
μmの平均凹凸(peak−to−valley)プロ
フィルを有しているのが好ましい(表面標準BS707
9,Part A1,supplement 1,19
89)。ブラストクリーニング後の検査で表面屑の推定
量が等級1、クラス2以下であるのが好ましい(ISO
8602−3:1992−10−01 −draft
BS7079:part B3)。
くは一回の塗布によってポリオレフィン層の実質的な部
分(好ましくは全体)にわたって塗布する。好ましく
は、第二エポキシ樹脂層を好ましくは一回の塗布によっ
て第二接着剤の実質的な部分(好ましくは全体)にわた
って塗布する。これによって以後のペイント塗布に好適
な滑らかで清浄な表面が与えられる。
て本発明を説明する。
(BS7079,part A1,supplemen
t 1,1989)までブラストクリーニングし、表面
屑の推定量を等級1、クラス2(draft BS70
79:partB3)とする。
溶液(Comet PC溶液)をブラシで塗布し、乾燥
させた。下面に滴下または流下が生じないように注意し
た。
外観を目視評価した。黄褐色の濃淡の緊密に接着した薄
膜が形成されており、鱗状または太い“環状”の剥離が
観察されないならば適格なクロム酸塩処理が行われたと
判断できる。
OVAPOL TD2106BK系を使用した。この慣
用の多層系は以下の3成分: (i)第一融着エポキシ層2として−FBE D200
3DV; (ii)第一接着剤3として−FUSABOND E
MB328DG;及び (iii)ポリオレフィン4として−NOVAPOLポ
リエチレンTD2106BK、から成る。
成分: (iv)第二接着剤5として−FUSABOND E
MB328DG;及び (v)第二融着エポキシ樹脂6として−FBE D20
03DV、を塗布した(上記塗布温度を使用した)。
キシ樹脂層2を350μm−400μmの厚みに塗布し
た。厚みが正しいことを確認すると直ちに、第一エポキ
シ樹脂2の薄い塗膜(約50μm)を更に塗布して合計
厚みを最大で約500μmにした。その後直ちに、第一
接着剤3の薄い塗膜(約50−100μm)を第一エポ
キシ樹脂全体にわたって塗布し、次いでポリエチレン層
4(約2.5−3.3mm)を塗布した。ポリエチレン
層4は何回も繰り返して塗布しできるだけ均一な厚みに
した。最終塗膜以外は、各塗膜毎に部分被覆したハウジ
ングを時計方向に45度回転させた。温度が160℃に
低下したときまたは塗布したポリエチレンが流れなくな
ったときにはハウジングをオーブンに戻した。これによ
って232℃−246℃の最低塗布温度を維持した。第
二接着剤5(厚み約50−100μm)及び第二エポキ
シ樹脂6(約100−200μm)を第一接着剤及び第
一エポキシ樹脂と同じ処理条件で塗布した。
体に塗布するので、ポリエチレンの厚みが増加する。第
二エポキシ樹脂層6が存在しないとき、ポリエチレン層
のたるみが生じて凹凸のある不均一な被膜が形成され
る。エポキシ樹脂層6を使用すると、ポリエチレン層の
厚みが増加するので、これらの問題を回避できる。ポリ
エチレン層が厚いほど外部物体に衝突したときの耐衝撃
性が大きいので、ポリエチレン層の厚み増加が望ましい
ことは明らかである。この構造及び製造方法を使用して
厚み4mmのポリエチレンが現在製造されているが、こ
の値を上回る厚みを得ることも可能である。
したペイントはポリウレタン基剤(B93)と硬膜剤
(J9301)から成る二液型Trimiteペイント
系であった。
た。特に、British Gas Standard
CW6(高さ15cmで1kg)による試験後には、
第二融着エポキシ樹脂層6の表面の凹みが観察されただ
けである。
tandardの約7倍)を使用すると、第二融着エポ
キシ樹脂層6の亀裂及びポリエチレン層4の凹みが生じ
た。しかしながら、割れたエポキシ樹脂6はまだポリエ
チレン4に接着していた。割れた第二エポキシ層を下層
のポリエチレンに沿って剥ぎ取ることによって第二エポ
キシ層を除去すると、ポリエチレンには亀裂または剥離
の徴候が全くないことが観察された。
装したハウジングをハンマーで叩く)、第二エポキシ樹
脂/ポリエチレンの境界で被膜片が剥離し、第一エポキ
シ樹脂によって被覆されたスチールハウジングが残る。
圧時間を伴って1週間作用させる圧力試験を行った。
検査及び検出試験に合格した。被膜はねじ回しによって
剥離させる力にも耐性であった。塗装したハウジングの
H.V.試験では、15kVで被膜の破損の徴候は全く
見られなかった。
端温度間の切り換え時間30±5分で−25±3℃及び
+47±5℃の温度に切り換えるサイクルを10回繰り
返す長い温度サイクルで処理した。
化または剥離は全く生じていないことが判明した。
触する可能性のある種々の溶液に浸漬させた。
0℃で1週間浸漬させた。以下の溶液を使用した。
リット代替物);Insogel;Energreas
e,海水;及び石油ゼリー。第二エポキシ樹脂層6はM
arkam Fluidに接触後に(室温でも50℃で
も)軟化したが剥離しなかった。他のいずれの溶液に対
しても全く反応しなかった。
なかった。鮮明な外観の刻字が得られた。
たハウジングはスパーク試験に合格した。
分を塗装した被膜を示す。
Claims (20)
- 【請求項1】 製品(1)に接着された第一融着エポキ
シ樹脂層(2)と、第一接着剤(3)によって第一融着
エポキシ樹脂(2)に接着されたポリオレフィン層
(4)と、第二接着剤(5)によってポリオレフィン
(4)に接着された第二融着エポキシ樹脂層(6)とか
ら成る被膜を有する製品。 - 【請求項2】 製品(1)が海底ハウジングであること
を特徴とする請求項1に記載の製品。 - 【請求項3】 製品(1)が光中継器、分岐装置または
ケーブルであることを特徴とする請求項1または2に記
載の製品。 - 【請求項4】 製品に被膜を塗装する方法であって、 製品に第一融着エポキシ樹脂層を塗布する段階と、 第一融着エポキシ樹脂層に第一接着剤を塗布する段階
と、 第一接着剤にポリオレフィン層を塗布する段階と、 ポリオレフィン層に第二接着剤を塗布する段階と、 第二接着剤に第二融着エポキシ樹脂を塗布する段階とか
ら成る方法。 - 【請求項5】 第一及び/または第二のエポキシ樹脂層
及び/または第一及び第二の接着剤及び/またはポリオ
レフィン層が吹付塗装されることを特徴とする請求項4
に記載の方法。 - 【請求項6】 第一及び/または第二のエポキシ樹脂層
及び/または第一及び第二の接着剤及び/またはポリオ
レフィン層の塗布に先立って製品を最低温度に加熱する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。 - 【請求項7】 多層被膜の塗装に先立って製品を前処理
することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に
記載の方法。 - 【請求項8】 第二接着剤の実質的な部分に一回の塗布
によって第二エポキシ樹脂層を塗装することを特徴とす
る請求項4から7のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 第二エポキシ樹脂層を1回の塗布によっ
て塗装することを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 製品(1)がスチール製品であること
を特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の製
品または方法。 - 【請求項11】 第一(2)及び第二(6)の融着エポ
キシ樹脂が235℃で2分未満の硬化時間(急冷時間)
を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか
一項に記載の製品または方法。 - 【請求項12】 第一(2)及び/または第二(6)の
融着エポキシ樹脂層が1mm以下の厚みを有することを
特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の製
品または方法。 - 【請求項13】 第一(3)及び/または第二(5)の
接着剤が熱溶融型接着剤であることを特徴とする請求項
1から12のいずれか一項に記載の製品または方法。 - 【請求項14】 第一(3)及び/または第二(5)の
接着剤が120℃を上回るDSC融点を有することを特
徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の製品
または方法。 - 【請求項15】 ポリオレフィン(4)がポリエチレン
であることを特徴とする請求項1から14のいずれか一
項に記載の製品または方法。 - 【請求項16】 ポリオレフィン層(4)が1mm−6
mmの厚みを有することを特徴とする請求項1から15
のいずれか一項に記載の製品または方法。 - 【請求項17】 ポリオレフィン(4)が0.7g/c
m3−1.2g/cm3の密度を有することを特徴とす
る請求項1から16のいずれか一項に記載の製品または
方法。 - 【請求項18】 ポリオレフィン(4)が少なくとも5
0のショアーD硬度を有することを特徴とする請求項1
から17のいずれか一項に記載の製品または方法。 - 【請求項19】 被膜が、第二融着エポキシ樹脂層
(6)に接着されたペイント(7)から成る別の層を有
することを特徴とする請求項1から18のいずれか一項
に記載の製品または方法。 - 【請求項20】 ペイント(7)がポリウレタン基剤ま
たはエポキシ基剤のペイントであることを特徴とする請
求項19に記載の製品または方法。
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