JP2000217953A - 多目的なゴルフクラブ - Google Patents

多目的なゴルフクラブ

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JP2000217953A
JP2000217953A JP2000021247A JP2000021247A JP2000217953A JP 2000217953 A JP2000217953 A JP 2000217953A JP 2000021247 A JP2000021247 A JP 2000021247A JP 2000021247 A JP2000021247 A JP 2000021247A JP 2000217953 A JP2000217953 A JP 2000217953A
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Japan
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inches
golf club
shaft
millimeters
diameter
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JP2000021247A
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English (en)
Inventor
J Harber Paul
ポール・ジェイ・ハーバー
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La Jolla Club Inc
Original Assignee
La Jolla Club Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 初心者ゴルファーによるクラブの選択の過程
を簡単にし、ゴルフのラウンドを適正にプレーするため
に必要な道具の数を少なくする、単一の多目的なゴルフ
クラブを提供する。 【解決手段】 多目的なゴルフクラブ10は少なくとも
2つのハンドグリップ位置18a、18bを有する。使
用中、ユーザの握りが一方の手のグリップ位置18bに
隣接する位置にあるときに、ロングショットに関係した
特徴が現われ、ユーザの握りが他方の手のグリップ位置
18aに隣接する位置にあるときに、ショートショット
に関係した特徴が現われる。さらに可変直径のゴルフク
ラブシャフトとすることもできる。中実コアシャフト
は、上端及び底端の中間に調節可能に配置された予め選
択したテーパー付き部分と、撓み点とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願は、1997年5月1
日付けで出願された出願第08/846,652号の一
部継続出願に基づくものである。
【0002】本発明は、全体として、ゴルフクラブに関
する。より具体的には、本発明は、ユーザのゴルフスイ
ングの力学を変更せずに、ユーザがロングショット又は
ショートショットを選択することを可能にする多目的な
ゴルフクラブを提供するものである。更に、本発明は、
若年者及び老年者ゴルファーのようなクラブヘッドのス
イング速度が遅いユーザに合うように特徴的に調節され
たゴルフクラブシャフトを提供しようとするものであ
る。
【0003】
【従来の技術】練習中、新米のゴルファーは、ゴルフボ
ールを所望の距離まで打つことができるように、どのク
ラブをスイングすべきか選ぶ技術を学ぶための「クラブ
の組合わせ(clubbing)」の概念を教えられ
る。標準的なゴルフクラブセットは、14本のクラブか
ら成っているため、所望のショットに適した適当なクラ
ブをそのセットから選ぶことは、非常に面倒で且つ間違
い易く、その結果、初心者ゴルファーにとっては腹立た
しいものとなっている。標準的なクラブセットを有する
ゴルファーが通常、可能なショットオプションの数を不
利に制限することなく、クラブの本数を減らすことがで
きるならば、練習の成果は著しく向上するであろう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これと反対に、より熟
達したゴルファーにとっては、クラブの本数を少なくす
るか又は制限するよりも、そのクラブの本数を増やすこ
とにより彼等が可能なショットのオプションを増すこと
の方がより好ましい。しかしながら、米国ゴルフ協会
(United States Golf Assoc
iation)が採用する規則によれば、ゴルフをプレ
ーする間に、使用できるクラブの本数が制限されてい
る。現在、あるゴルファーがゴルフボールの飛軌跡角度
又は飛距離といったような、ゴルフクラブの性能を変更
することを望むならば、そのゴルファーは、スイングに
加えるエネルギのような自己のスイングの力学を調節す
るか、又は所望の性能特性を有する別のクラブを選ばな
ければならない。ユーザのスイングの力学を変更するこ
となく、ゴルフクラブの各々が多数のショットのオプシ
ョンを可能にするならば、熟達したゴルファーにとって
より多くのオプションが利用可能となるであろう。
【0005】最後に、一般に公知であるように、当然
に、プレーヤーは、ゴルフラウンドを十分にプレーする
ため、広い面積に亙って著しく多数の大形のクラブを持
ち運ばなければならないため、ゴルフゲームは、特に、
疲れ易い。この点に関して、単一のゴルフクラブにて典
型的な2つのゴルフクラブの機能を果たし得るならば、
疲労を少なくする点にて極めて有効であろう。
【0006】従来、若年者及び老年者のゴルファー等の
スイング速度の遅いユーザに対してゴルフクラブを適正
に合うようにし且つ設計することに関して殆んど何も為
されていない。ゴルフクラブのシャフトの設計の特徴
は、全体的なゴルフクラブの設計に対し最も影響する因
子の1つであることは周知である。この周知の事実にも
拘らず、ゴルフクラブシャフトの分野の現在の技術に
て、平均以下のスイング速度を有するユーザに合った設
計のものは存在しない。
【0007】現在、5才乃至18才の若年者は、適正な
シャフトの長さ及びゴルフクラブの撓みを決定する基礎
となることを目的とする周知のガイドライン及び因子に
従うことにより、ゴルフクラブに合うようにしている。
より具体的には、ゴルフクラブシャフトの長さは、主と
して、ユーザの略身長に基づいて決められる。その結
果、若年者用に設計されたゴルフクラブシャフトは、平
均的な大人用に設計された標準的なクラブよりも遥かに
短い。
【0008】ゴルフクラブシャフトの可撓性すなわちシ
ャフトの撓みは、主として、通常、ゴルフクラブヘッド
をスイングするときのユーザの力の能力及び速度によっ
て決まる。例えば、ゴルフクラブをスイングするときの
力が小さければ小さい程、すなわち速度が遅ければ遅い
程、適正に合うためには、より多くのシャフトの撓みが
必要となる。典型的に、比較的低若年者及び比較的高老
年者は、平均的な大人の通常の力がなく、このため、ス
イング速度が遅く、ゴルフクラブシャフトを設計すると
き、この遅い速度を考慮しなければならない。
【0009】シャフトの撓みとゴルフシャフトの強度と
の間には直接的な関係が存在する。例えば、所定のシャ
フトの撓みは、クラブの長さが増すに伴なってより可撓
性であると感じられ、また、クラブが短くなるに伴なっ
てより可撓性が小さいと感じられ易い。極めて多数の異
なるシャフトの型式、撓み及び材料が利用可能である
が、若年者及び老年者のゴルファーのようなスイング速
度の遅いユーザに合うようにゴルフクラブを設計しよう
とする設計者にとって、このようにシャフトの強度とシ
ャフトの撓みとの釣り合いを図ることは複雑な問題であ
る。
【0010】より具体的には、シャフトの撓みが過度に
硬いクラブにてプレーするゴルファーは、通常のボール
の飛軌跡よりも低い軌跡を補正するか又はその低い軌跡
となり、正確な死中心を打撃したときの感じが不確実で
あり、「硬い」感じがし、ボールを常に右方向に飛ば
し、すなわちスライスし、また、飛距離も短くなる。他
方、過度に可撓性のシャフトを有するクラブにてプレー
するゴルファーは、通常よりも高い飛軌跡を補正するか
又はかかる飛軌跡となり、方向のコントロールが不良と
なり、打つ前に顔を下に向けることに起因して過度のフ
ッキングを生じ、「柔らかい」感じを生じ、また、飛距
離が短くなる。
【0011】ゴルフクラブの一部の製造メーカは、若年
者が使用し得るように大人用のクラブの長さを短くして
おり、その結果、シャフトの撓みが不正確となる。その
他の製造メーカは、より可撓性のゴルフクラブを製造す
るため、シャフトの直径にテーパーを付けたり、又は直
径を小さくしているが、使用される材料の結果、かかる
試みは不成功に終わっている。より具体的には、比較的
小さい直径にて製造されたシャフトは、許容し難い程に
小さい強度特性を有し、鋼又はグラファイトのような一
般的なシャフトの材料にて製造したとき、使用中に破損
する可能性が極めて大きくなる。このことは、強度対撓
みの比を適正にし得るようにシャフトの製造メーカが
「太い」シャフトを製造すべく直径を変更することを必
要としているが、こうした大形のシャフトは、より短い
長さとするためには、許容し難い程に硬く、従って、殆
どのプレーヤーが望む感触を提供できない。
【0012】強度対撓みの比が小さいことに加えて、小
さい直径を具体化する現在のシャフトの設計は、木、又
は余剰な両面グリップテープのような支持物を使用する
ことによりハンドグリップの中心直径を小径に適合する
ように調節することを必要とする。こうした調節装置
は、ゴルフクラブの重量をより重くし、その結果、不釣
合い状態を生じ、ハンドグリップの滑りを増し、その結
果、ゴルフショットを不均一にし、ゴルファー及びゴル
ファーのプレー仲間の安全性を低くし、また、全体的な
製造許容公差を増大させることにつながる。
【0013】現在、標準的な技術及び材料を使用するゴ
ルフシャフトの設計は、強度及び可撓性の双方を提供す
ることはできず、スイング速度が遅い、すなわち力の許
容度が極めて小さいユーザにとって十分なゴルフシャフ
トとして使用するには、硬過ぎるか、又は破損し易い何
れかとなる。
【0014】このため、本発明の主目的は、異なる番号
の典型的な2本のゴルフクラブの特徴を効果的に組み合
わせ、これにより、初心者ゴルファーによる選択の過程
を簡単にし、ゴルフのラウンドを適正にプレーするため
に必要な道具の数を少なくし、しかも、ゴルフをプレー
する間に使用されるゴルフクラブの本数を制限する必要
とされる規則に従う一方にて、現在、習熟ゴルファーが
利用可能なショットのオプション数を増大させる、単一
のゴルフクラブを提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、通常の又は典型的な
ゴルフスイングの力学を変更することなく、ユーザが所
望のゴルフボールの飛距離を選択することを可能にする
ゴルフクラブを提供することである。
【0016】本発明の更に別の目的は、若年者及び老年
者ゴルファーのようなクラブヘッドのスイング速度の遅
いユーザ用に特に調節されたゴルフクラブシャフトを提
供することである。
【0017】本発明の更に別の目的は、シャフトの強度
対撓みの許容可能な比を保ちつつ、比較的短いシャフト
の長さに利用可能なシャフトの撓み範囲を増大させるゴ
ルフクラブ及びその方法を提供することである。
【0018】また、本発明の1つの目的は、ゴルフショ
ットの結果を均一にし、ゴルフボールを打撃するゴルフ
クラブヘッドの衝撃に起因する望ましくない振動及び衝
撃力を効果的に吸収し且つゴルファー及びゴルファーの
プレー仲間の安全性を向上させるゴルフクラブを提供す
ることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記及びその他の目的
は、クラブヘッド、シャフト及びハンドグリップという
3つの主要な構成要素から成るゴルフクラブにより達成
される。ゴルフボールを打つための標準的なクラブヘッ
ドは、シャフトの底端部に取り付けられ、特殊な設計の
ハンドグリップがシャフトの上端に取り付けられる。
【0020】良好なショットとなるユーザの通常又は典
型的なゴルフスイングの結果、ユーザの手の握りが第一
のハンドグリップの位置に隣接する位置にあるとき、ユ
ーザのスイングに起因するゴルフボールの飛距離は、ユ
ーザの手の握りが第一の位置から数インチの距離にある
ときの飛距離よりも平均1.8288メートル(2ヤー
ド)乃至4.572メートル(5ヤード)短くなる。
【0021】ゴルフスポーツにおいて、1つのゴルフク
ラブセット中における任意の所定のクラブには、予想さ
れるショット距離、シャフトの長さ、クラブヘッドの速
度、及びゴルフクラブの軌跡/飛出し角度のような、ゴ
ルフクラブに独得の特定の特徴又は仕様を規定する特定
のクラブ番号が割り当てられていることが周知である。
これによれば、本発明のヘッドは、該ヘッドに表示され
た第一及び第二のクラブ番号又は名称を有する。クラブ
ヘッドに付された第一のクラブの番号は、第一の組みの
ゴルフクラブの特徴に対応し、第二のクラブ番号は、第
二の組みの特徴に対応する。使用中、第一の組みの特徴
は、ユーザの握りがハンドグリップの位置に隣接する位
置にあるときに現われ、また、ユーザの握りが他のハン
ドグリップの位置に隣接する位置にあるときに、第二の
組みの特徴が現われる。
【0022】本発明は、性質上、ゴルフクラブのスイン
グ速度が遅い若年者及び老年者ゴルファーのようなユー
ザに合うように特に調節したものである。より具体的に
は、本発明のシャフトは、シャフトの上端と底端との中
間に配置された、予め選択したテーパー付き部分と、撓
み部分とを有している。該シャフトは、ゴルフクラブと
して使用するのに許容可能なシャフトの強度対撓みの比
を有する堅固なコア繊維ガラスの単一体の構造のもので
あることが好ましい。
【0023】テーパー付き部分は、第一の位置及び第二
の位置にてそれぞれ開始し且つ終わる。第一の直径及び
第二の直径として規定された第一の位置及び第二の位置
におけるシャフトの直径は、比較的小さく、11ミリメ
ートル以上でないことが好ましい。テーパー付き部分の
相対的長さ及び直径の相違、並びにシャフトの第一及び
第二の位置における位置及び直径は、可変であり、この
ことは、比較的短いシャフトの長さ、及び/又はクラブ
ヘッドのスイング速度が遅いユーザが利用可能なシャフ
トの撓み範囲を増大させることにつながる。
【0024】シャフトの直径は、比較的小さいため、本
発明のハンドグリップは、支持物又は更なる調節を必要
とせずに、シャフトに適正に適合し得るように、約8.
509ミリメートル(約0.335インチ)のコア直径
にて特別に設計されている。
【0025】撓み部分は、シャフトの撓みを決定する別
の可変部分であり、底端よりも上端に近く又は上端から
より遠くの何れかにてシャフト上に配置することができ
る。撓み部分の位置は、ゴルファーの典型的なスイング
速度及びゴルファーの高さに合うように調節されてい
る。
【0026】また、本発明は、スイング速度が60mp
h以下のユーザに合うようにゴルフクラブを調節する方
法にも関する。この方法における第一のステップは、中
実コア繊維ガラスのような堅牢であり、しかも可撓性の
円筒状のシャフト材料を提供するステップを含んでい
る。このステップの後には、ユーザの測定した高さに比
例する関係にあるシャフトの長さを決定するステップが
行われる。次のステップは、ユーザの相対的なクラブヘ
ッドのスイング速度に基づいてシャフトの第一の端部と
第二の端部との中間に配置されたテーパー付き部分の特
定の直径の変化及び長さを選択することを含む。この方
法は、ゴルフボールを打撃するヘッドをシャフトの底端
に接続し且つハンドグリップをシャフトの上端に接続す
るステップを続行し、ハンドグリップは、ショート及び
ロングショットのハンドグリップの位置をそれぞれ可能
にするのに十分に長い。
【0027】本発明による多目的なゴルフクラブに関す
る更なる詳細は、添付図面と共に、以下に掲げた詳細な
説明を参照することにより理解されよう。
【0028】
【発明の実施の形態】先ず、図1を参照すると、本発明
の多目的なゴルフクラブ10が図示されている。該ゴル
フクラブ10は、シャフト12、ハンドグリップ14、
及びクラブヘッド20という3つの主要な構成要素を有
している。シャフト12は、ゴルフクラブとして使用す
るのに許容可能なシャフトの強度対撓みの比を有する任
意の周知の可撓性材料にて形成することができるが、熱
硬化性「E」型繊維ガラスのような中実コアの繊維ガラ
スから成る単一体であることが好ましい。
【0029】ハンドグリップ14は、図1に図示するよ
うに、シャフト12の上端に接続されている。本発明の
ハンドグリップ14は、グリップの数センチに沿って互
いに隔てられた位置にてハンドグリップを握ることを可
能にし得るような長さである。これら2つのハンドグリ
ップの位置は、18a、18bとして示してある。限定
的ではなく一例として、その位置の1つは、「ショート
ショット」のハンドグリップ位置18aとして規定する
ことができ、シャフトの上端から所定の距離にてハンド
グリップ上に配置することができる。別の表示は、「ロ
ングショット」のハンドグリップ位置18bとして規定
することができ、また、「ショートショット」の位置1
8aよりもシャフトの上端により近い距離に配置するこ
とができる。
【0030】クラブ面22及び背面24を有するクラブ
ヘッド20は、ハンドグリップ14の反対側の端部に、
すなわちシャフト12の底端部に接続されている。クラ
ブヘッド20は、ウッド又はアイアンのような標準的な
ゴルフクラブヘッドの任意の型式又は寸法のものとする
ことができ、また、金属、木又はグラファイトのような
多岐に亙る周知の材料にて製造することができる。
【0031】図2は、図1の線2−2に沿ったアイアン
クラブヘッド20の断面図である。図示するように、ク
ラブヘッド20は、標準的なゴルフクラブヘッドにて一
般に見られる任意の典型的な程度の角度とすることので
きるロフト角度26を有している。
【0032】ゴルフクラブの業界においては、単一の
「クラブ番号」を表示することが一般的である。クラブ
の番号の表示は、ユーザに対してその特定のクラブを使
用する間に予想し得る特定の特徴を知らせることにな
る。ショット距離、シャフトの長さ、クラブヘッドの速
度、及びゴルフボールの飛軌跡は、全て1つの特定のゴ
ルフクラブの特徴である。限定的ではなく、単に一例と
して、一番のゴルフクラブは、ロングショットを規定す
る一方、三番は、一番のゴルフクラブにて予想されるよ
りも短いショットを規定する。番号表示システムは、1
つの規格ではあるが、ゴルフクラブの製造メーカの各々
は、独自の特許に係るゴルフクラブの設計に基づいて独
得な特徴を番号の各々と関係付けている。
【0033】次に、図3を参照すると、本発明のクラブ
ヘッド20は、該クラブヘッド20の外面32に形成
し、標識し、又は彫刻されたクラブの番号の少なくとも
2つの表示28、30を有している。上述したように、
1つのクラブ番号の表示は、ある特徴を特定する一方、
他のクラブ番号の表示は、異なる特徴を特定する。ユー
ザは、以下に、更に詳細に説明するように、特定のハン
ドグリップ位置18a、18bを選択することにより、
何れかの特徴を選択することができる。
【0034】ハンドグリップ14におけるハンドグリッ
プ位置18a、18bにユーザの手が位置する状態は、
図4及び図5に最も良く図示されている。図示するよう
に、ハンドグリップ位置18a、18bは、距離33だ
け互いに隔てられている。本発明は、色々な長さの距離
33とすることを考えているが、好適な実施の形態にお
いて、距離33は、長さ50.8ミリメートル(2イン
チ)である。ユーザがゴルフボールを比較的「短い」距
離、打撃しようとするとき、ユーザは、ショートショッ
トのハンドグリップ位置18aに自己の親指34を位置
させ、図4に図示するように、ハンドグリップ14を保
持する。これと反対に、ユーザがゴルフボールを比較的
「長い」距離、打撃することを望むとき、ユーザは、自
己の親指34をロングショットのグリップ位置18bに
位置させ、図5に図示するように、ハンドグリップ14
を保持する。
【0035】次に、図6を参照すると、異なるハンドグ
リップ位置18a−iとユーザの典型的なゴルフスイン
グの結果としての対応するゴルフクラブの性能特徴との
比較が図示されている。より具体的には、観察された性
能特徴は、ゴルフクラブヘッドの動作のスイング円弧3
8a−i、クラブヘッドの速度40a−i、ゴルフボー
ルの飛軌跡44a−i、飛距離46a−i、クラブヘッ
ド20のクラブ面22を打撃した後のゴルフボール36
の飛出し角度42a−iを含む。ゴルフクラブヘッド2
0の速度は、クラブの面22がゴルフボール36を打撃
する間に測定する。衝撃が加わると、ゴルフボール36
は、前方に推進され、飛出し角度42a−iにて空中に
飛出しゴルフボール36は距離46a−iを飛ぶ。
【0036】良好なショットを生みだすユーザの通常又
は典型的なゴルフスイングの結果として、ユーザの握り
がショートショットのハンドグリップ位置18aに隣接
して位置するときのゴルフクラブ10の性能特徴は、ゴ
ルフクラブヘッドの動きのスイング円弧38a、クラブ
ヘッドの速度40a、ゴルフボールの飛軌跡44a、飛
出し角度42a、クラブヘッド20のクラブ面22にて
打撃した後のゴルフボール36の飛距離46aを含む。
【0037】一方、ユーザの親指がロングショットのハ
ンドグリップ位置18bに隣接して位置するときは、ゴ
ルフクラブ10の性能特徴は、ゴルフクラブヘッドの動
きのより大きいスイング円弧38b、より速いクラブヘ
ッド速度40b、より高いゴルフボールの飛軌跡44
b、より大きい飛出し角度42b、クラブヘッド20の
クラブ面22にて打撃した後のゴルフボール36のより
長い飛距離46bを含む。
【0038】同様に、ユーザの親指が別のハンドグリッ
プ位置18iに隣接する位置にあるときのゴルフクラブ
10の性能特徴は、ゴルフクラブヘッドの動きのより大
きいスイング円弧38i、より速いクラブヘッド速度4
0i、より高いゴルフボールの飛軌跡44i、より大き
い飛出し角度42i、クラブヘッド20のクラブ面22
にて打撃した後のゴルフボール36のより長い飛距離4
6iを含む。
【0039】上述したように、グリップ位置18a−i
の各々間の距離33は、約50.8ミリ(約2インチ)
である。56乃至96キロ/時(35乃至60マイル/
時)の範囲のより遅いクラブヘッドの速度の場合、その
結果、クラブヘッド速度40a−iの範囲内にて、3乃
至8キロ/時(約2乃至5マイル/時)の範囲の速度差
が生ずる。例えば、クラブヘッド速度40bは、クラブ
ヘッド速度40aよりも3乃至8キロ/時(2乃至5マ
イル/時)より速くなるであろう。同様に、56乃至9
6キロ/時(35乃至60マイル/時)の範囲のクラブ
ヘッド速度における飛距離46a−i間の距離の差は、
1.8288メートル(2ヤード)乃至4.572メー
トル(5ヤード)の範囲となる。これらの値は、ユーザ
の通常のクラブヘッド速度に基づいて相違する可能性が
あることを理解すべきである。
【0040】本発明のゴルフクラブヘッド10の設計の
必須の構成要素は、上端54及び底端56をそれぞれ有
するシャフト12である。本発明のシャフト12は、特
に、性質上、クラブヘッドのスイング速度が遅い若年者
及び老年者ユーザのようなユーザに特に合うように調節
したものである。本発明により色々な長さのシャフトが
考えられるが、長さが1.016メートル(40イン
チ)以上でなく且つスイング速度が60mph以上でな
いシャフトにより最良の結果が達成される。
【0041】図6に図示するように、シャフト12の予
め選択した部分は、上端54と底端56との中間に配置
されたテーパー付き直径部分58である。テーパー付き
部分58は、シャフト12における第一の位置60にて
開始し、シャフト12における第二の位置62にて終わ
る。テーパー付き部分58の相対的長さ64、第一の位
置60及び第二の位置62の相対的位置は、比較的短い
シャフトの長さ及び/又はクラブヘッドのスイング速度
が遅いユーザが利用可能なシャフトの撓み範囲を増すこ
とにつながる可変値である。1つの実施の形態におい
て、第一の位置60は、シャフト12の上端54から5
0.80センチ(20インチ)乃至71.12センチ
(28インチ)の範囲となり、第二の位置62は、シャ
フト12の上端54から58.420センチ(23イン
チ)乃至78.74センチ(31インチ)の範囲にあ
る。しかしながら、本発明は、テーパー付き部分58の
長さ64は、シャフト12の上端54から底端56まで
伸長し、又は50.8ミリメートル(2インチ)程度の
短い距離64を伸長するようにすることも考えられる。
【0042】図7に図示した実施の形態において、シャ
フト12は、ゴルフクラブ10の上端54から底端56
まで隣接する順序にて位置する第一の定直径部分72
と、中間のテーパー付き部分58と、第二の定直径部分
70とを有している。第一の部分60におけるシャフト
12の直径は、第一の直径76であり、第二の位置62
におけるシャフト12の直径は、第二の直径74であ
る。シャフト12の直径は、ユーザの高さ又はその者に
予想されるスイング速度に依存して、第一の直径76と
第二の直径74との間にて変化する。
【0043】本発明のゴルフクラブ10は、手の上指節
から地面までのユーザの高さを測定することによりユー
ザに合うようにされる。この高さが66.04センチ
(26インチ)以下のユーザの場合、本発明は、シャフ
トの底端56から約12.70センチ(約5インチ)の
位置にある第一の位置60における8.7ミリメートル
の第一の直径76からシャフトの底端56から約50.
8ミリメートル(約2インチ)にある、9.2ミリメー
トルの第二の直径74まで直径が増す、漸進的で且つ一
定のテーパーとすることを考えている。同様に、上述し
たように、66.04センチ(26インチ)乃至76.
20センチ(30インチ)の範囲の上記高さを有するユ
ーザに合うようにした本発明のゴルフクラブ10は、シ
ャフトの底端56から17.25ミリメートルの位置に
ある第一の位置60における9.9ミリメートルの第一
の直径76からシャフト12の底端56における9.2
ミリメートルの第二の直径74まで直径が減少する漸進
的で且つ一定のテーパーとすることを考えている。好ま
しいように、強度対撓みの許容可能な比の結果、シャフ
トの直径は、11ミリメートルを超えないものとなる。
【0044】撓み点78は、シャフトの撓みを決定する
別の可変値であり、底端56よりも上端54により近く
又はより遠くの何れかにてシャフト上に配置することが
できる。撓み点78の位置は、ゴルファーの典型的なス
イング速度に合うように調節されており、主として、位
置及び直径74、76、並びにテーパー付き部分58の
長さによって決まる。
【0045】直径80よりも僅かに大きい標準的なコア
直径を有するクラブヘッド20は、シャフト12の底端
56の部分82の外側に配置される。
【0046】長さ84及び組み立てたコア直径86を有
するハンドグリップ14は、シャフト12の上端54の
一部分の外側に配置されている。シャフトの直径は比較
的小さいため、本発明のハンドグリップ14は、特に、
木又は余剰な両面グリップテープのような支持物を使用
せずに、シャフトに適正に合うように約8.509ミリ
メートル(約0.335インチ)の予め組み立てたコア
直径にて設計されている。
【0047】本発明のゴルフクラブにて使用するため好
適なシャフトの構造に関する以下の詳細な説明のため、
個々に「ブルー」「イエロー」及び「グリーン」とも称
される、3つの異なるクラブセットにそれぞれ関する図
8A乃至図8F、図9A乃至図9F、及び図10A乃至
図10Fを参照する。より具体的には、セットの各々
は、長さ等級の6本のクラブを含んでおり、ブルーセッ
トは、最も短いクラブを含み、グリーンセットは、最も
長いクラブを含み、イエローセットは、他の2つのセッ
トのクラブに比較して中間的長さのものを含んでいる。
【0048】図8A乃至図8Fに図示したブルーシャフ
トクラブセットを特に説明すると、最長の2本のシャフ
ト90、92は、そのセット中の2本の「ウッド」クラ
ブにて使用するためのものである。特に、シャフト90
は従来のドライバ(「1」ウッド)及び3−ウッド用を
意味する表示1−3を付したクラブにて使用するための
ものである。円筒状シャフト90の全長は、87.63
センチ(34.5インチ)であり、該シャフトは、他端
96(クラブヘッド端)から25.4ミリメートル(1
インチ)における8.5ミリメートルの直径までグリッ
プ端94における10.6ミリメートルの直径から連続
的なテーパーを有している。シャフト端96における最
後のインチは、クラブヘッドを取り付ける目的のため、
8.3ミリメートルまで僅かに減少させてある。
【0049】第二の「ウッド」クラブ98は、5−ウッ
ド及び7−ウッドの双方を模したクラブであると見なす
べきであることを表示する5−7という番号がクラブヘ
ッドに表示されている。シャフト92の全長は、他端か
ら25.4ミリメートル(1インチ)における8.5ミ
リメートルの直径まで10.6ミリメートルのグリップ
端の直径からテーパーが付けられて、82.550セン
チ(32.5インチ)である。この場合にも、シャフト
90におけると同様に、クラブヘッド端におけるシャフ
トの最後のインチの直径は、8.3ミリメートルまで減
少させてある。
【0050】そのセット中の4つのブルー「アイアン」
クラブには、100、102、104、106という番
号が付けられており、そのクラブヘッドにそれぞれ3−
4、5−6、7−8、9−P(ピッチングウェッジ用)
という表示を有している。アイアンクラブ100−10
6の各々のハンドグリップ端部分107は、同一であ
り、一定の9.2ミリメートルの直径及び50.8ミリ
メートル(2.0インチ)の長さの最外側端部分108
を有しており、この最外側端部分に直ぐ隣接して、7
6.2ミリメートル(3.0インチ)の長さにて8.7
ミリメートルの直径までテーパーが付けられている。
「アイアン」シャフトの残りは、8.7ミリメートルの
一定の直径を有しており、また、100の場合、62.
230センチ(24.5インチ)、102の場合、5
9.690センチ(23.5インチ)、104の場合、
57.150センチ(22.5インチ)、106の場
合、54.610センチ(21.5インチ)のそれぞれ
の長さを有している。
【0051】イエロークラブシャフトは、図9A乃至図
9Fに図示されており、110乃至120の番号が付さ
れている。異なるクラブシャフトの相対的な位置は、図
8A乃至図8Fにおけるブルーシャフトに対するものと
同一である(すなわち、番号110は、1−3クラブ用
のシャフトであり、番号120は、9−Pクラブ用のシ
ャフトである)。寸法的に見て、シャフト110は、9
5.250センチ(37.5インチ)の全長を有し、他
端から25.4ミリメートル(1インチ)における8.
5ミリメートルの直径までグリップ端における10.7
ミリメートルの直径からテーパーが付けられ、最後のイ
ンチの直径は、8.3ミリメートルまで減少させてあ
る。5−7ウッドシャフト112は、90.170セン
チ(35.5インチ)の長さを有し、また、減少した外
端部分を含むシャフト110と同一の方法にて、10.
7ミリメートルから8.5ミリメートルまでテーパーが
付けられている。
【0052】イエローアイアンクラブ用のシャフトは、
ブルーシャフトの端部分107と同様のハンドグリップ
端部分122を有している。シャフトの他の部分に関し
て、これらは、全て、8.7ミリメートルの直径から
8.9ミリメートルまでテーパーが付けられている。ア
イアンシャフトの全長は、114の場合、32.5ミリ
メートル;116の場合、31.5ミリメートル;11
8の場合、30.5ミリメートル;120の場合、2
9.5ミリメートルである。
【0053】1−3クラブシャフト124は、1.00
33メートル(39.5インチ)の全長を有し、他端か
ら50.8ミリメートル(2インチ)における8.5ミ
リメートルの直径まで10.9ミリメートル直径のハン
ドグリップ端から僅かなテーパーが付けられている。最
後の25.4ミリメートル(1インチ)の端部分は、取
り付け目的のため、8.3ミリメートルに減少させてあ
る。5−7クラブシャフト126は、95.250セン
チ(37.5インチ)の全長を有し且つ他端から50.
8ミリメートル(2.0インチ)における8.5ミリメ
ートルの直径まで10.9ミリメートルの直径からテー
パーが付けられている。
【0054】グリーンアイアンシャフト126乃至13
4は、ブルー及びイエロークラブセットのアイアンシャ
フトと異なる構造とされている。より具体的には且つシ
ャフト128について特に説明すれば、該シャフトは、
ハンドグリップに隣接して、9.9ミリメートルの均一
な直径を有し且つ41.275センチ(16.25イン
チ)伸長する第一の部分136を有している。第一の部
分136と一体の第二のシャフト部分138は、長さ4
3.815センチ(17.25インチ)であり且つ9.
9ミリメートルから9.2ミリメートルまでテーパーが
付けられている。同様に、他のアイアンシャフト130
は、次のような寸法とされている。すなわち、130の
場合、9.9ミリメートルの直径の第一の部分は41.
225センチ(16.25インチ)の長さであり、第二
の部分は、長さ43.815センチ(17.25イン
チ)で且つ9.2ミリメートルの直径となるようにテー
パーが付けられている。シャフト132は、38.72
5センチ(15.25インチ)の長さ及び9.9ミリメ
ートルの直径の均一な第一の部分を有する一方、テーパ
ー付き部分は、43.815センチ(17.25イン
チ)であり、9.2ミリメートルの直径にて終わってい
る。最後に、シャフト134は、直径9.9ミリメート
ル及び長さ36.195センチ(14.25インチ)の
均一な部分を有する一方、テーパー付き部分は、43.
815センチ(17.25インチ)の長さであり且つ直
径9.2ミリメートルにて終わっている。
【0055】上述したゴルフクラブセットは、子供の予
想されるスイング速度に対応し得るように特別に設計し
たものである。より具体的には、ブルークラブは、最も
短く且つ主として、子供、すなわち5乃至7才で、高さ
範囲が約45.720センチ(18インチ)乃至55.
880センチ(22インチ)の者に有用な最も可撓性の
製品である。イエロークラブは、8乃至10才で、高さ
が55.880センチ(22インチ)乃至66.040
センチ(26インチ)の子供にとって最終的に使用され
ることを特に目的とする構造としたものである。最後
に、グリーンクラブは、11乃至13才で、高さが6
6.040センチ(26インチ)乃至76.200セン
チ(30インチ)の年長子供又は若年の大人用の構造と
したものである。
【0056】また、本発明は、スイング速度が60mp
h以下のユーザに合うようにゴルフクラブを調節する方
法にも関する。この方法における第一のステップは、中
実なコア繊維ガラスのような堅牢で、しかも可撓性の円
筒状のシャフト材料を提供するステップを含んでいる。
このステップの後には、ユーザの測定した高さに比例す
る関係にあるシャフトの長さを決定するステップが行わ
れる。次のステップは、一部分、ユーザの相対的なクラ
ブヘッドのスイング速度に基づいて、シャフトの第一の
端部と第二の端部との中間に配置されたテーパー付き部
分の特定の直径の相違及び長さを選択するステップを含
む。この方法は、ゴルフボールを打つヘッドをシャフト
の底端に接続し且つハンドグリップをシャフトの上端に
取り付けるステップを続行し、ハンドグリップは、それ
ぞれショート及びロングショットのハンドグリップの表
示を有している。
【0057】このため、本発明の性質を説明するため本
明細書に記述し且つ図示した部品の細部、材料及び配置
の色々な変更は、特許請求の範囲に記載した本発明の範
囲内にて当業者により具体化可能であることが理解され
よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャフト、クラブヘッド及びハンドグリップと
共に組み立てられた本発明の全体的な斜視図である。
【図2】典型的なロフト角度を示す、本発明のゴルフク
ラブヘッドの断面図である。
【図3】多数のクラブの寸法及び特徴に対応する多数の
クラブ番号の表示を示す、本発明のゴルフクラブヘッド
の分解斜視図である。
【図4】ハンドグリップにおけるショートショットの位
置に隣接して配置されたユーザの親指を示す、本発明の
ハンドグリップの分解斜視図である。
【図5】ハンドグリップにおけるロングショットの位置
に隣接して配置されたユーザの親指を示す、本発明のハ
ンドグリップの分解斜視図である。
【図6】所定のユーザのスイングの結果として、ハンド
グリップの位置及びシャフトの設計の相違に基づいて、
クラブヘッドの動き及び対応するゴルフボールの飛軌跡
を比較する側面図である。
【図7】ゴルフクラブの色々な構成要素の寸法を示し、
特に、ゴルフクラブシャフトの直径及び長さの相違を示
す、本発明の側面図である。
【図8】8Aは、相対的に最短の長さを有する、本発明
のゴルフクラブセットのシャフトの平面図である。8B
は、図8Aのゴルフクラブセットにおける別のシャフト
の平面図である。8Cは、図8Aのゴルフクラブセット
における別のシャフトの平面図である。8Dは、図8A
のゴルフクラブセットにおける別のシャフトの平面図で
ある。8Eは、図8Aのゴルフクラブセットにおける別
のシャフトの平面図である。8Fは、図8Aのゴルフク
ラブセットにおける別のシャフトの平面図である。
【図9】9Aは、相対的に中程度に短い長さを有する本
発明のゴルフクラブセットのシャフトの平面図である。
9Bは、図9Aのクラブセットにおける別のシャフトの
平面図である。9Cは、図9Aのクラブセットにおける
別のシャフトの平面図である。9Dは、図9Aのクラブ
セットにおける別のシャフトの平面図である。9Eは、
図9Aのクラブセットにおける別のシャフトの平面図で
ある。9Fは、図9Aのクラブセットにおける別のシャ
フトの平面図である。
【図10】10Aは、相対的に最長の長さを有する本発
明のゴルフクラブセットのシャフトの平面図である。1
0Bは、図10Aのゴルフクラブセットにおける別のシ
ャフトの平面図である。10Cは、図10Aのゴルフク
ラブセットにおける別のシャフトの平面図である。10
Dは、図10Aのゴルフクラブセットにおける別のシャ
フトの平面図である。10Eは、図10Aのゴルフクラ
ブセットにおける別のシャフトの平面図である。10F
は、図10Aのゴルフクラブセットにおける別のシャフ
トの平面図である。
【符号の説明】
10 ゴルフクラブ 12 ゴルフクラブ
シャフト 14 ハンドグリップ 18a ショートショットのハンドグリップ位置 18b ロングショットのハンドグリップ位置 18i 別のハンドグリップ位置 20 アイアンクラブヘッド 22 クラブ面 24 背面 26 ロフト角度 28、30 クラブ番号の表示 32 クラブヘッド
の外面 33 ハンドグリップ位置18aと18b間の距離 34 ユーザの親指 36 ゴルフボール 38a、38b、38i スイング円弧 40a、40b、40i クラブヘッドの速度 42a、42b、42i ゴルフボールの飛出し角度 44a、44b、44i ゴルフボールの飛軌跡 46a、46b、46i ゴルフボールの飛距離 54 ゴルフクラブの上端 56 ゴルフクラブ
の底端 58 テーパー付き直径部分/テーパー部分 60 テーパー付き部分の第一の部分 62 テーパー付き部分の第二の部分 64 テーパー付き部分の相対的長さ 70 第二の定直径部分 72 第一の定直径部分 74 第二の直径 76 第一の直径 78 撓み点 80 直径 82 シャフトの底
端の部分 84 ハンドグリップの長さ 86 ハンドグリップの組み立てたコア直径

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザのゴルフスイングの力学を変更す
    ることなく、ユーザがゴルフボールの所望の飛距離を選
    択することを可能にする多目的なゴルフクラブにおい
    て、 第一の端部及び第二の端部を有するシャフトと、 該シャフトの前記第一の端部に接続された、ゴルフボー
    ルを打つヘッドと、 前記ヘッドに対する第一及び第二のゴルフクラブ番号表
    示と、 該第一のクラブ番号の表示が、第一の組みの特徴を規定
    し、 該第二のクラブの番号の表示が第二の組みの特徴を規定
    することと、ユーザの握りが前記第一のハンドグリップ
    位置に隣接して位置するとき、前記第一の組みの特徴が
    現われ、ユーザの握りが前記第二のハンドグリップ位置
    に隣接して位置するとき、前記第二の組みの特徴が現わ
    れるようにすることと、 前記シャフトの前記第二の端部に接続されたハンドグリ
    ップであって、25.4ミリメートル(1インチ)乃至
    72.6ミリメートル(3インチ)の範囲に隔てられた
    第一及び第二の位置にてハンドグリップを握ることを可
    能にするのに十分な長さを有するハンドグリップと、 ユーザの握りが第一のハンドグリップ位置に隣接する位
    置にあるとき、ゴルフスイングに起因するゴルフボール
    の飛距離が第一の距離であり、ユーザの握りが前記第二
    のハンドグリップ位置に隣接する位置にあるとき、スイ
    ングに起因するゴルフボールの飛距離が第二の距離であ
    り、前記第一の距離が前記第二の距離と長さの点にて相
    違することとを備える、多目的なゴルフクラブ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多目的なゴルフクラブ
    において、前記第一の距離が前記第二の距離と長さの点
    にて1.8288メートル(2ヤード)乃至4.572
    0メートル(5ヤード)の範囲にて相違する、多目的な
    ゴルフクラブ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の多目的なゴルフクラブ
    において、前記第一及び第二の特徴を規定する可変値
    が、ゴルフヘッドの速度及びスイング円弧、ゴルフボー
    ルの飛軌跡、飛出し角度、及び飛距離から成る群から選
    択される多目的なゴルフクラブ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の多目的なゴルフクラブ
    において、シャフトが約67.31センチ(約26.5
    インチ)乃至約80.01センチ(約31.5インチ)
    の範囲の長さを有する円筒状の中実コアガラス繊維にて
    製造される、多目的なゴルフクラブ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の多目的なゴルフクラブ
    において、第一のハンドグリップ位置が、第二のハンド
    グリップ位置よりもハンドグリップの外端に近接してい
    る、多目的なゴルフクラブ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の多目的なゴルフクラブ
    において、前記第一のハンドグリップ位置が、ハンドグ
    リップの外端に極く隣接してユーザの手の一方が握るこ
    とを可能にするようなものである、多目的なゴルフクラ
    ブ。
  7. 【請求項7】 高さが76.2センチ(30インチ)以
    下の者用のウッド型式のゴルフクラブにおいて、 約82.55センチ(約32.5インチ)乃至約10
    0.33センチ(約39.5インチ)の長さ、約10.
    6乃至10.9ミリメートルの範囲の直径の第一の端
    部、及び直径約8.5ミリメートルのシャフトの第二の
    端部から約50.8ミリメートル(約2.0インチ)隔
    てられた断面を有する、ガラス繊維にて製造された、中
    実コアの円筒状シャフトを備え、その間のシャフトの周
    面には均一なテーパーが付けられる、ウッド型式のゴル
    フクラブ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のゴルフクラブにおい
    て、シャフトが約66.04センチ(約26インチ)乃
    至約76.20センチ(約30インチ)の高さ範囲内の
    者用であり、約82.55センチ(約32.5インチ)
    乃至約100.33センチ(約39.5インチ)の範囲
    の長さ及び約10.9ミリメートルの第一の端部の直径
    を有する、ゴルフクラブ。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のゴルフクラブにおい
    て、シャフトが、約55.88センチ(約22インチ)
    乃至約66.04センチ(約26インチ)の高さ範囲内
    の者用であり、約90.17センチ(約35.5イン
    チ)乃至約95.25センチ(約37.5インチ)の範
    囲の長さ及び約10.7ミリメートルの第一の端部の直
    径を有する、ゴルフクラブ。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のゴルフクラブにおい
    て、シャフトが約45.72センチ(約18インチ)乃
    至約55.88センチ(約22インチ)の高さ範囲内の
    者用であり、約82.55センチ(約32.5インチ)
    乃至約87.63センチ(約34.5インチ)の範囲の
    長さ及び約10.6ミリメートルの第一の端部の直径を
    有する、ゴルフクラブ。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載のゴルフクラブにおい
    て、約25.4ミリメートル(約1.0インチ)の外端
    部分が8.3ミリメートルの均一な直径を有する、ゴル
    フクラブ。
  12. 【請求項12】 高さが76.2センチ(30インチ)
    以下の者用のウッド型式のゴルフクラブにおいて、 約67.31センチ(約26.5インチ)乃至約87.
    63センチ(約34.5インチ)の長さと、約9.2乃
    至9.9ミリメートルの範囲の直径を有する第一の端部
    と、均一な直径の第一の部分と、第二のテーパー付き部
    分とを備え、該第一及び第二の直径部分が互いに一体で
    ある、ガラス繊維にて製造された、中実コアの円筒状シ
    ャフトを備える、ウッド型式のゴルフクラブ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のゴルフクラブにお
    いて、シャフトが約66.04センチ(約26インチ)
    乃至約87.63センチ(約30インチ)の高さ範囲内
    の者用であり、約80.01センチ(約31.5イン
    チ)乃至約87.63センチ(約34.5インチ)の範
    囲の長さを有し、第一の直径部分が約10.7950セ
    ンチ(約4.25インチ)乃至約43.8150センチ
    (約17.25インチ)の範囲の長さ、及び約9.9ミ
    リメートルの直径を有し、第二の直径部分が約43.8
    150センチ(約17.25インチ)の範囲の長さ、及
    び約直径9.9ミリメートル乃至約9.2ミリメートル
    のテーパー付きの断面を有する、ゴルフクラブ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のゴルフクラブにお
    いて、ハンドグリップが第一の直径部分の外端部分上に
    受けられ、アイアンクラブヘッドが第二の直径部分の外
    端部分上に受けられる、ゴルフクラブ。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載のゴルフクラブにお
    いて、シャフトが、高さが約55.88センチ(約22
    インチ)乃至約66.04センチ(約26インチ)の範
    囲内の者用であり、長さが約74.93センチ(約2
    9.5インチ)乃至約82.55センチ(約32.5イ
    ンチ)の範囲にあり、第一の直径部分が、シャフトの第
    一の端部から約50.8ミリメートル(約2インチ)の
    長さ及び約9.2ミリメートルの直径を有し、第二の直
    径部分が、前記第一の直径部分から約76.20ミリメ
    ートル(約3インチ)の長さで且つ約9.2ミリメート
    ルから8.7ミリメートルにテーパーが付けられた第一
    の部分と、約8.7ミリメートルから約8.9ミリメー
    トルまでテーパーが付けられた約62.23センチ(約
    24.5インチ)乃至約67.31センチ(約26.5
    インチ)の範囲の長さの第二の部分とを備える、ゴルフ
    クラブ。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のゴルフクラブにお
    いて、ハンドグリップが第一の直径部分上に受けられ
    る、ゴルフクラブ。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載のゴルフクラブにお
    いて、シャフトが、高さが約45.72センチ(約18
    インチ)乃至約55.88センチ(約22インチ)の範
    囲内の者用であり、長さが約67.31センチ(約2
    6.5インチ)乃至約74.93センチ(約29.5イ
    ンチ)の範囲にあり、第一の直径部分が、シャフトの第
    一の端部から約50.8ミリメートル(約2インチ)の
    長さ及び約9.2ミリメートルの直径を有する第一の部
    分と、約54.61センチ(約21.5インチ)乃至約
    62.23センチ(約24.5インチ)の範囲の長さだ
    けシャフトの第二の端部から伸長する第二の部分とを備
    え、第二の直径部分が、第一の直径部分の第一及び第二
    の部分を相互に接続し且つ約9.2ミリメートルから
    8.7ミリメートルにテーパーが付けられた長さを有す
    る、ゴルフクラブ。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のゴルフクラブにお
    いて、ハンドグリップがシャフトの第一の端部の端部分
    上に受けられる、ゴルフクラブ。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載のゴルフクラブにお
    いて、アイアンクラブヘッドがシャフトの第二の端部の
    端部分上に受けられる、ゴルフクラブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101437005B1 (ko) * 2013-09-17 2014-09-04 (주)델타인더스트리 절구통형 골프 샤프트 및 이를 갖는 골프 클럽

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KR101437005B1 (ko) * 2013-09-17 2014-09-04 (주)델타인더스트리 절구통형 골프 샤프트 및 이를 갖는 골프 클럽

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