JP2000216611A - 折り畳み式移動電話機 - Google Patents
折り畳み式移動電話機Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/36—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
- H01Q1/38—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/3827—Portable transceivers
- H04B1/3833—Hand-held transceivers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型化とアンテナ効果の広い動作帯域幅での
確保の両方を実現する。 【解決手段】 折り畳み式移動電話機は、蝶番機構によ
って接続された２つの筐体１、２により構成されてい
る。筐体１には金属仕上げ部からなる第１の導電性膜が
設けられ、筐体２には銅シートからなる第２の導電性膜
が設けられている。移動電話機が開状態では第１および
第２の導電性膜によりモノポールアンテナが構成され、
閉状態では第２の導電性膜は設地面として動作する。
確保の両方を実現する。 【解決手段】 折り畳み式移動電話機は、蝶番機構によ
って接続された２つの筐体１、２により構成されてい
る。筐体１には金属仕上げ部からなる第１の導電性膜が
設けられ、筐体２には銅シートからなる第２の導電性膜
が設けられている。移動電話機が開状態では第１および
第２の導電性膜によりモノポールアンテナが構成され、
閉状態では第２の導電性膜は設地面として動作する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動電話機に関
し、特に内蔵型アンテナを有する折り畳み式移動電話機
に関する。
し、特に内蔵型アンテナを有する折り畳み式移動電話機
に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数の周波数帯域で動作することができ
る（二重モードまたは三重モード）移動電話機用アンテ
ナの設計は、電話機の全体的な大きさを小さくしたいと
いう市場の要求による制約を常に受けている。さらに、
電話機の筐体上の外部金属仕上げが多くの顧客に好まれ
るような場合には、アンテナ設計がさらに困難なものと
なる。
る（二重モードまたは三重モード）移動電話機用アンテ
ナの設計は、電話機の全体的な大きさを小さくしたいと
いう市場の要求による制約を常に受けている。さらに、
電話機の筐体上の外部金属仕上げが多くの顧客に好まれ
るような場合には、アンテナ設計がさらに困難なものと
なる。
【０００３】アンテナおよび関連する回路によって占有
される容積およびそれらのコストは、アンテナ効果を十
分に広い動作帯域幅で達成するためだけでなく良好な設
計を行う上で重要な要素である。また、アンテナを電話
機内に内蔵することで、使用者からはアンテナが見えな
いようにするのが好ましい。
される容積およびそれらのコストは、アンテナ効果を十
分に広い動作帯域幅で達成するためだけでなく良好な設
計を行う上で重要な要素である。また、アンテナを電話
機内に内蔵することで、使用者からはアンテナが見えな
いようにするのが好ましい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の折り畳み式移動
電話機では、小型化とアンテナ効果を広い動作帯域幅で
確保することの実現を同時に図ることは困難であるとい
う問題点があった。
電話機では、小型化とアンテナ効果を広い動作帯域幅で
確保することの実現を同時に図ることは困難であるとい
う問題点があった。
【０００５】本発明の目的は、小型化を図るとともにア
ンテナ効果を広い動作帯域幅で確保することができる折
り畳み式移動電話機を提供することである。
ンテナ効果を広い動作帯域幅で確保することができる折
り畳み式移動電話機を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折り畳み式移動電話機は、蝶番機構により
接続されている第１の筐体と第２の筐体により構成され
る折り畳み式移動電話機であって、前記第１の筐体と一
体となった第１の導電性膜と、前記第１および第２の筐
体が開状態の場合には前記第１の導電性膜とともにモノ
ポールアンテナを構成し、前記第１および第２の筐体が
閉状態の場合には設地面として動作する前記第２の筐体
と一体となった第２の導電性膜とを有している。
に、本発明の折り畳み式移動電話機は、蝶番機構により
接続されている第１の筐体と第２の筐体により構成され
る折り畳み式移動電話機であって、前記第１の筐体と一
体となった第１の導電性膜と、前記第１および第２の筐
体が開状態の場合には前記第１の導電性膜とともにモノ
ポールアンテナを構成し、前記第１および第２の筐体が
閉状態の場合には設地面として動作する前記第２の筐体
と一体となった第２の導電性膜とを有している。
【０００７】本発明は、第１の筐体に第１の導電性膜を
設け、第２の筐体に第２の導電性膜を設け、移動電話機
が開状態では第１の導電性膜と第２の導電性膜によりモ
ノポールアンテナが構成されるようにし、閉状態では第
２の導電性膜が設地面として動作するようにしているの
で、小型化とアンテナ効果の広い動作帯域幅での確保の
両方を実現することができる。
設け、第２の筐体に第２の導電性膜を設け、移動電話機
が開状態では第１の導電性膜と第２の導電性膜によりモ
ノポールアンテナが構成されるようにし、閉状態では第
２の導電性膜が設地面として動作するようにしているの
で、小型化とアンテナ効果の広い動作帯域幅での確保の
両方を実現することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【０００９】図１を参照すると、本実施形態の折り畳み
式移動電話機は、蝶番によって接続された２個の筐体
１、２により構成されている。表示装置５とキーパッド
とは、電話の下側部分の筐体２に設けられるのが一般的
である。移動電話機の上側部分の筐体１には、移動電話
機が閉状態（スタンバイ状態）にある時でも表示装置５
を見ることができるようにするかあるいはキーパッドの
一部に直接触れることができるようにするための窓４が
設けられている。折り畳み式移動電話機が閉状態の時に
は、上側部分の筐体１の窓４から、下側部分の筐体２に
設けられている表示装置５を見ることができる。
式移動電話機は、蝶番によって接続された２個の筐体
１、２により構成されている。表示装置５とキーパッド
とは、電話の下側部分の筐体２に設けられるのが一般的
である。移動電話機の上側部分の筐体１には、移動電話
機が閉状態（スタンバイ状態）にある時でも表示装置５
を見ることができるようにするかあるいはキーパッドの
一部に直接触れることができるようにするための窓４が
設けられている。折り畳み式移動電話機が閉状態の時に
は、上側部分の筐体１の窓４から、下側部分の筐体２に
設けられている表示装置５を見ることができる。
【００１０】本実施形態の折り畳み式移動電話機は、通
常図１に示したように開状態（通常状態）で使用される
が、着呼ならびにテキストおよびデータのメッセージ
は、図２に示したように折り畳み式移動電話機が閉状態
にある時に受信しなければならない。そして、折り畳み
式移動電話機が閉状態にある時のアンテナの性能は、着
呼を良好に受信できるだけのものでなければならない。
常図１に示したように開状態（通常状態）で使用される
が、着呼ならびにテキストおよびデータのメッセージ
は、図２に示したように折り畳み式移動電話機が閉状態
にある時に受信しなければならない。そして、折り畳み
式移動電話機が閉状態にある時のアンテナの性能は、着
呼を良好に受信できるだけのものでなければならない。
【００１１】また、本実施形態の折り畳み式移動電話機
は二重モードで動作する。すなわち、この移動電話機を
用いて、２種類の周波数帯ＧＳＭ９００およびＰＣＮ１
８００のいずれかで動作するネットワークと通信を行う
ことができる。ＧＳＭシステム（Global System for Mo
bile communications；以前は、Group Special Mobil
e）は８９０〜９００メガヘルツの帯域で動作し、ＰＣ
Ｎシステム（Personal Communications Network）は１
７１０〜１８８０メガヘルツの帯域で動作する。本実施
形態によるアンテナ内蔵型の折り畳み式移動電話機は、
二重帯域での使用に制限されるものではなく、第３の帯
域（例：約１９００メガヘルツで動作するＤＣＳ１９０
０（Digital Cellular Service））で動作することもで
きる（三重帯域動作）。
は二重モードで動作する。すなわち、この移動電話機を
用いて、２種類の周波数帯ＧＳＭ９００およびＰＣＮ１
８００のいずれかで動作するネットワークと通信を行う
ことができる。ＧＳＭシステム（Global System for Mo
bile communications；以前は、Group Special Mobil
e）は８９０〜９００メガヘルツの帯域で動作し、ＰＣ
Ｎシステム（Personal Communications Network）は１
７１０〜１８８０メガヘルツの帯域で動作する。本実施
形態によるアンテナ内蔵型の折り畳み式移動電話機は、
二重帯域での使用に制限されるものではなく、第３の帯
域（例：約１９００メガヘルツで動作するＤＣＳ１９０
０（Digital Cellular Service））で動作することもで
きる（三重帯域動作）。
【００１２】上側部分の筐体１には受信機が収納されて
おり、接続リード線および移動電話機に必要な他の部品
は、下側部分の筐体２に収納されている。折り畳み式移
動電話機の動作およびアンテナの内蔵は、窓４の有無に
よって左右されるものではない。
おり、接続リード線および移動電話機に必要な他の部品
は、下側部分の筐体２に収納されている。折り畳み式移
動電話機の動作およびアンテナの内蔵は、窓４の有無に
よって左右されるものではない。
【００１３】各種表面に導電性金属仕上げを施すことが
可能である。図１、図２に示した本実施形態では、上表
面２１には金属仕上げを施して、導電性膜２４を形成
し、さらには所望の外観を得ることができる。導電性膜
２４は、窓４を除く上表面２１全体を覆っており、折り
畳み式移動電話機のアンテナの一部を形成している。窓
４が必要ないのであれば、導電性膜２４を上表面２１の
全体に施すことがよいと考えられる。導電性膜２４の寸
法は、全長９７×１０-3メートル、全体幅５５×１０-3
メートルおよび厚さ１５×１０-6メートルである。窓４
の寸法は、幅３２×１０-3メートルおよび長さ２６×１
０-3メートルである。導電性膜２４は、窓４を取り囲ん
でいる。
可能である。図１、図２に示した本実施形態では、上表
面２１には金属仕上げを施して、導電性膜２４を形成
し、さらには所望の外観を得ることができる。導電性膜
２４は、窓４を除く上表面２１全体を覆っており、折り
畳み式移動電話機のアンテナの一部を形成している。窓
４が必要ないのであれば、導電性膜２４を上表面２１の
全体に施すことがよいと考えられる。導電性膜２４の寸
法は、全長９７×１０-3メートル、全体幅５５×１０-3
メートルおよび厚さ１５×１０-6メートルである。窓４
の寸法は、幅３２×１０-3メートルおよび長さ２６×１
０-3メートルである。導電性膜２４は、窓４を取り囲ん
でいる。
【００１４】良好な結果を得るには、第１の筐体と一体
となった導電性膜２４の平面図上での面積が、第１の筐
体の平面図上での面積の２／３より大きくなければなら
ない。第１の筐体の平面図上での面積は、窓４の面積を
含むものでなければならない。
となった導電性膜２４の平面図上での面積が、第１の筐
体の平面図上での面積の２／３より大きくなければなら
ない。第１の筐体の平面図上での面積は、窓４の面積を
含むものでなければならない。
【００１５】下側部分の筐体２内には、筐体２の平面図
上での面積より若干小さい面積を有する銅シートからな
る導電性膜８が設けられている。導電性膜８の寸法は、
長さ９７×１０-3メートル、幅５５×１０-3メートル、
および厚さ１５×１０-6メートルである。銅シートから
なる導電性膜８は、標準的な製造方法によって、プリン
ト配線基板（ＰＣＢ）上に形成される。図３の平面図に
は、２個の導電性膜８、２４の範囲と位置、ならびにア
ンテナ給電点１１の場所が示されている。
上での面積より若干小さい面積を有する銅シートからな
る導電性膜８が設けられている。導電性膜８の寸法は、
長さ９７×１０-3メートル、幅５５×１０-3メートル、
および厚さ１５×１０-6メートルである。銅シートから
なる導電性膜８は、標準的な製造方法によって、プリン
ト配線基板（ＰＣＢ）上に形成される。図３の平面図に
は、２個の導電性膜８、２４の範囲と位置、ならびにア
ンテナ給電点１１の場所が示されている。
【００１６】折り畳み式移動電話機が開状態の場合、導
電性膜２４と銅シートの導電性膜８が共同で、モノポー
ルアンテナとして動作する。通常の動作状態にあるアン
テナの励振は、２個の導電性膜８、２４の端部を横切る
アンテナ給電点１１での同軸リード線を介して行われ
る。開状態でのアンテナは、動作周波数帯内では共振せ
ず、広い帯域応答を有する。共振は、高導電性膜２４の
幅（面積）によって制約を受ける。
電性膜２４と銅シートの導電性膜８が共同で、モノポー
ルアンテナとして動作する。通常の動作状態にあるアン
テナの励振は、２個の導電性膜８、２４の端部を横切る
アンテナ給電点１１での同軸リード線を介して行われ
る。開状態でのアンテナは、動作周波数帯内では共振せ
ず、広い帯域応答を有する。共振は、高導電性膜２４の
幅（面積）によって制約を受ける。
【００１７】折り畳み式移動電話機が開状態にある場合
のアンテナの広帯域性能を図５に示してあり、この図５
は、反射係数をアンテナの周波数に対してプロットした
ものである。図５のプロットに示した点での０ｄＢを基
準として測定された減衰値は、以下の通りである。
のアンテナの広帯域性能を図５に示してあり、この図５
は、反射係数をアンテナの周波数に対してプロットした
ものである。図５のプロットに示した点での０ｄＢを基
準として測定された減衰値は、以下の通りである。
【００１８】 点Ｐ：周波数８９０ＭＨｚで−１１ｄＢ 点Ｑ：周波数９６０ＭＨｚで−１０ｄＢ 点Ｒ：周波数１．７１ＧＨｚで−９ｄＢ 点Ｓ：周波数１．８８ＧＨｚで−７ｄＢ
【００１９】移動電話機が閉状態の時、図４に示したよ
うに、導電性膜２４は、一定の距離を隔てて銅シートの
導電性膜８の上に平行に重なっている。閉状態では、図
７に示したように、整合回路を介して、導電性膜２４の
みにアンテナ給電点１２で給電され、銅シートの導電性
膜８は接地面として働く。閉状態でのアンテナは、パッ
チアンテナの形態で動作する。
うに、導電性膜２４は、一定の距離を隔てて銅シートの
導電性膜８の上に平行に重なっている。閉状態では、図
７に示したように、整合回路を介して、導電性膜２４の
みにアンテナ給電点１２で給電され、銅シートの導電性
膜８は接地面として働く。閉状態でのアンテナは、パッ
チアンテナの形態で動作する。
【００２０】移動電話機が閉状態と開状態との間で切り
換わる時に必要な切り換えは、蝶番機構にあるカムによ
って、機械的に行うことができる。別法として、電子ス
イッチを用いることができるが、その場合は、移動電話
機の開状態または閉状態を示すための論理配線が必要に
なると考えられる。それらの切り換え手段は、先行技術
において公知である。
換わる時に必要な切り換えは、蝶番機構にあるカムによ
って、機械的に行うことができる。別法として、電子ス
イッチを用いることができるが、その場合は、移動電話
機の開状態または閉状態を示すための論理配線が必要に
なると考えられる。それらの切り換え手段は、先行技術
において公知である。
【００２１】閉状態にあるアンテナの性能を図６に示し
てあり、図６は、周波数に対して反射係数をプロットし
たものである。図６のプロットに示した点での０ｄＢを
基準として測定された減衰値は、以下の通りである。
てあり、図６は、周波数に対して反射係数をプロットし
たものである。図６のプロットに示した点での０ｄＢを
基準として測定された減衰値は、以下の通りである。
【００２２】 点Ｘ：周波数８９０ＭＨｚで−５ｄＢ 点Ｙ：周波数９６０ＭＨｚで−２ｄＢ 点Ｚ：周波数１．７１０ＧＨｚで−４ｄＢ 点Ｔ：周波数１．８８０ＧＨｚで−４ｄＢ
【００２３】本実施態様では、導電性膜２４が平坦な上
表面２１に施されているように図示してあることから、
その薄膜自体も平坦である。平坦状態からはかなり逸脱
している表面に導電性膜２４を施しても、アンテナの性
能はほとんど低下しないことが経験的に認められてい
る。図１および２を参照すると、上表面２１を覆ってい
る導電性膜２４を広げて筐体１の端部２２を覆うことが
でき、その場合、アンテナ効率はほとんど低下しない。
従って、各種形状の筐体で、上記のようなアンテナを用
いることができる。
表面２１に施されているように図示してあることから、
その薄膜自体も平坦である。平坦状態からはかなり逸脱
している表面に導電性膜２４を施しても、アンテナの性
能はほとんど低下しないことが経験的に認められてい
る。図１および２を参照すると、上表面２１を覆ってい
る導電性膜２４を広げて筐体１の端部２２を覆うことが
でき、その場合、アンテナ効率はほとんど低下しない。
従って、各種形状の筐体で、上記のようなアンテナを用
いることができる。
【００２４】導電性膜は、外表面ではなく、筐体の内表
面に施すことができる。それはすなわち、筐体の内側形
状がアンテナ性能に関わり、筐体の外側形状は外観など
の何らかの他の特徴に応じて変えることができる。
面に施すことができる。それはすなわち、筐体の内側形
状がアンテナ性能に関わり、筐体の外側形状は外観など
の何らかの他の特徴に応じて変えることができる。
【００２５】筐体の導電性膜による被覆は、電気メッ
キ、無電解メッキその他の標準的方法によって行うこと
ができる。しかしながら、導電性膜は高い導電性を有す
るものでなければならない。そこで、被覆法および導電
性膜に使用する材料を特定する際には、その点を考慮し
なければならない。筐体１と一体となった導電性膜は、
銅シート８について前述した方法と同様にしてプリント
配線基板上に形成することができる。
キ、無電解メッキその他の標準的方法によって行うこと
ができる。しかしながら、導電性膜は高い導電性を有す
るものでなければならない。そこで、被覆法および導電
性膜に使用する材料を特定する際には、その点を考慮し
なければならない。筐体１と一体となった導電性膜は、
銅シート８について前述した方法と同様にしてプリント
配線基板上に形成することができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、小型化
とアンテナ効果を広い動作帯域幅で確保することの両方
を実現することができるという効果を有する。
とアンテナ効果を広い動作帯域幅で確保することの両方
を実現することができるという効果を有する。
【図１】開状態にある折り畳み式移動電話機を示す図で
ある。
ある。
【図２】閉状態にある折り畳み式移動電話機を示す図で
ある。
ある。
【図３】開状態での移動電話機の平面図である。
【図４】閉状態でのアンテナを示す側面図である。
【図５】開状態でのアンテナの反射係数のプロットであ
る。
る。
【図６】閉状態でのアンテナの反射係数のプロットであ
る。
る。
【図７】閉状態で使用される整合回路である。
１、２ 筐体 ４ 窓 ５ 表示装置 ８ 導電性膜 １１ アンテナ給電点 １２ アンテナ給電点 ２１ 上表面 ２２ 端部 ２４ 導電性膜
Claims (13)
- 【請求項１】 蝶番機構により接続されている第１の筐
体と第２の筐体により構成される折り畳み式移動電話機
であって、 前記第１の筐体と一体となった第１の導電性膜と、前記
第１および第２の筐体が開状態の場合には前記第１の導
電性膜とともにモノポールアンテナを構成し、前記第１
および第２の筐体が閉状態の場合には設地面として動作
する前記第２の筐体と一体となった第２の導電性膜とを
有する折り畳み式移動電話機。 - 【請求項２】 前記第１導電性膜の平面図上での面積
が、前記第１の筐体の平面図上での面積の２／３より大
きい請求項１記載の折り畳み式移動電話機。 - 【請求項３】 前記第１の導電性膜が、前記第１の筐体
の外面上の金属仕上げ部である請求項１または２記載の
折り畳み式移動電話機。 - 【請求項４】 前記第１の導電性膜が、前記第１の筐体
の内面上の金属仕上げ部である請求項１または２記載の
折り畳み式移動電話機。 - 【請求項５】 前記第１の導電性膜が、プリント配線基
板上に形成されている請求項１または２記載の折り畳み
式移動電話機。 - 【請求項６】 前記第２の導電性膜が、プリント配線基
板上に形成された銅シートである請求項１から５のいず
れか１項に記載の折り畳み式移動電話機。 - 【請求項７】 前記第２の導電性膜が、前記第２の筐体
の外面に施された金属仕上げ部である請求項１から５の
いずれか１項に記載の折り畳み式移動電話機。 - 【請求項８】 前記第２の導電性膜が、前記第２の筐体
の内面に施されている請求項１から５のいずれか１項に
記載の折り畳み式移動電話機。 - 【請求項９】 ２種類のネットワーク周波数帯で動作す
る請求項１から８のいずれか１項に記載の折り畳み式移
動電話機。 - 【請求項１０】 ３種類のネットワーク周波数帯で動作
する請求項１から８のいずれか１項に記載の折り畳み式
移動電話機。 - 【請求項１１】 前記２種類のネットワーク周波数帯
が、ＧＳＭ９００およびＰＣＮ１８００である請求項９
記載の折り畳み式移動電話機。 - 【請求項１２】 前記３種類のネットワーク周波数帯
が、ＤＣＳ１９００、ＧＳＭ９００およびＰＣＮ１８０
０である請求項１０記載の折り畳み式移動電話機。 - 【請求項１３】 前記第１の導電性膜が、前記第１の筐
体上に設けられている視界窓を取り囲んでいる請求項１
から１２のいずれか１項に記載の折り畳み式移動電話
機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9827926/8 | 1998-12-19 | ||
| GB9827926A GB2344969B (en) | 1998-12-19 | 1998-12-19 | Mobile phone with incorporated antenna |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000216611A true JP2000216611A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=10844499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11356301A Pending JP2000216611A (ja) | 1998-12-19 | 1999-12-15 | 折り畳み式移動電話機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6327485B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000216611A (ja) |
| GB (1) | GB2344969B (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7079877B2 (en) | 2001-05-08 | 2006-07-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Foldable portable telephone |
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