JP2000215297A - 印刷機の数量管理システム - Google Patents

印刷機の数量管理システム

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JP2000215297A
JP2000215297A JP11012775A JP1277599A JP2000215297A JP 2000215297 A JP2000215297 A JP 2000215297A JP 11012775 A JP11012775 A JP 11012775A JP 1277599 A JP1277599 A JP 1277599A JP 2000215297 A JP2000215297 A JP 2000215297A
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JP11012775A
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Shiro Koto
史朗 古藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 用紙の員数作業の効率化及び正確化を達成
し、印刷機各部の動作状態及び各用紙の状態をリアルタ
イムで把握する。 【解決手段】 給紙部F、印刷部P及び排紙部Dからな
る印刷機1の排紙部Dを改良して第1パイルP1及び第
2パイルP2の他にサンプリングパイルSPを設け、P
1及びP2には本紙を排紙し、SPにサンプリング紙の
他に試刷紙及び不正差し紙(重欠紙)を排紙すると共
に、Fから供給された紙、Pで印刷された紙及びDに排
紙された紙の夫々の総枚数が一致するか否かを大山ロッ
ト毎にチェックするチェック機構を複数系列設け、大山
ロット毎にF及びその各部から供給された用紙の枚数、
Pで印刷された用紙の総枚数並びにD全体及びその各部
に排紙された用紙の枚数夫々計数するとともに、更に、
Fから供給された紙とPで印刷された紙とDに排紙され
た紙の夫々の総枚数を比較・照合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機の印刷枚数
を管理する印刷機の数量管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現状の印刷機の数量管理方法は、員数機
を用いて印刷された紙の枚数を確認することが一般的で
あるが、この員数作業は、前工程から用紙を受け取ると
き、裏印刷終了時、表印刷完了(印刷終了)時及び次工
程へ送る時等少なくとも4回行われており、そのうち印
刷終了時の員数工程は、印刷機の計数機構(仕組み)及
び印刷機の構造上から必要であった。このような員数機
を用いた員数管理方法は、以下のような、その作業の煩
わしさ(作業効率の低下)と誤員数を生ずるという問題
点があった。
【0003】従来の印刷機においては、図1及び図2に
示す本発明の印刷機とは排紙部Dが異なり、これに設置
されている排紙パイルは、第1パイルP1と第2パイル
P2の2つのパイルだけで、第1パイルP1に本紙Aを
積載している場合、サンプリング紙B用のパイルが設置
されていないため、サンプリング紙Bを第2パイルP2
に排紙させた後、抜取り作業を行っていた。このように
正紙C(本紙A+サンプリング紙B)のうち所望の用紙
をサンプリングする場合、第1パイルP1に積載した枚
数と第2パイルP2に排紙したサンプリング紙Bとの合
計で大山ロット(通常3000枚〜5000枚の管理単
位)を形成しているため、第1パイルP1の大山ロット
自動切替え後における大山ロットの数量を保証するに
は、オペレータの補助作業が必要となる。
【0004】この補助作業とは、サンプリング紙Bが小
口ロット(500枚単位)の管理方式であるため、各ロ
ット毎の印刷工程内容を印刷工程記録表にまとめ、第1
パイルP1に積載された大山ロットの上にサンプリング
紙Bを乗せて次工程に払う作業である。
【0005】更に、次工程では、以下のような員数処理
作業を行う必要性の煩わしさ(作業効率の低下)が生じ
る。印刷工程記録表(図示せず。)を基にサンプリング
紙Bを現在の大山ロット(通常3000枚〜5000枚
の管理単位)から元の小口ロット(500枚単位)に戻
して員数確認を行っていたため、大変な労力を費やして
いた。そして、閉業前には、凹版印刷を行った用紙はイ
ンキの乾燥が遅いため、インキの乾燥に時間を要し、閉
業前に当日の員数確認を行うことが出来ないため、翌日
に員数処理を行う必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来の印刷機の問題点を解消するためになされたもの
で、本発明の目的は、用紙の員数作業の効率化及び正確
化を達成することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、主給紙部及び
試刷紙給紙部からなる給紙部と、オフセット印刷部、凹
版印刷部及び管理情報印刷部からなる印刷部と、正紙を
排紙するための第1及び第2のパイル並びにサンプリン
グ紙、試刷紙及び不正差し紙等の正紙以外の紙を排紙す
るためのサンプリングパイルからなる排紙部とから構成
される印刷機において、前記印刷機は、主給紙部から給
紙された正紙及びサンプリング紙の合計枚数を計数する
正紙計数手段(A)と、主給紙部から給紙された正紙、
サンプリング紙及び試刷紙の合計枚数を計数する主給紙
計数手段(S)と、試刷紙給紙部から給紙された試刷紙
の枚数を計数する第1試刷紙計数手段(B)と、主給紙
部から給紙されたサンプリング紙の枚数を計数するサン
プリング紙計数手段(C)と、印刷部で印刷された用紙
の枚数を計数する排出紙計数手段(D)と、前記第1パ
イルに排紙された正紙の枚数を計数する第1パイル計数
手段(P1 )と、前記第2パイルに排紙された正紙の枚
数を計数する第2パイル計数手段(P2 )と、前記サン
プリングパイルに排紙されたサンプリング紙、試刷紙及
び不正差し紙等の正紙以外の紙の合計枚数を計数するサ
ンプリングパイル計数手段(P3 )とからなる印刷機の
数量管理システムである。
【0008】本発明は、前記正紙計数手段(A)は主給
紙部の先方に設置され主給紙部から給紙された用紙が正
紙(本紙及びサンプリング紙)であるか試刷紙であるか
を判別する色識別センサと前記色識別センサからの出力
信号の数を計数して主給紙部から給紙された正紙の枚数
を計数する正紙カウンタとからなり、前記主給紙計数手
段(S)は主給紙部の先方に設置され主給紙部から給紙
された用紙がフロントゲージを越えたものを検出するフ
ロントオーバーセンサと前記フロントオーバーセンサか
らの出力信号を計数して主給紙部から給紙された正紙と
サンプリング紙と試刷紙の枚数を計数する主給紙カウン
タとからなり、前記第1試刷紙計数手段(B)は試刷紙
給紙部の先方に設置され試刷紙給紙部から給紙された試
刷紙を検出するくわえ不良センサと前記くわえ不良セン
サからの出力信号の数を計数して試刷紙給紙部から給紙
された試刷紙の枚数を計数する試刷紙カウンタとからな
り、前記サンプリング紙計数手段(C)はサンプリング
操作ボタンの操作によりサンプリング信号を発生するサ
ンプリング信号発生手段と前記サンプリング信号の数を
計数して主給紙部から給紙されたサンプリング紙の数を
計数するサンプリング紙カウンタとからなり、前記排出
紙計数手段(D)は排紙部の入口付近に設置され印刷後
の用紙を検出する排出紙検出センサと前記排出紙検出セ
ンサからの出力信号を計数して印刷部から排出される排
出紙の枚数を計数する排出紙カウンタとからなり、前記
第1パイル計数手段(P1 )は排紙部の第1パイルの近
傍に設置され第1パイルに排紙された正紙を検出する第
1パイルセンサと前記第1パイルセンサからの出力信号
の数を計数して第1パイルに排紙された正紙の枚数を計
数する第1パイルカウンタとからなり、前記第2パイル
計数手段(P2 )は排紙部の第2パイルの近傍に設置さ
れ第2パイルに排紙された正紙を検出する第2パイルセ
ンサと前記第2パイルセンサからの出力信号の数を計数
して第2パイルに排紙された正紙の枚数を計数する第2
パイルカウンタとからなり、前記サンプリングパイル計
数手段(P3 )は排紙部のサンプリングパイルの近傍に
設置されサンプリングパイルに排紙された用紙(試刷紙
及びサンプリング紙)を検出するサンプリングパイルセ
ンサと前記サンプリングパイルセンサからの出力信号の
数を計数してサンプリングパイルに排出された紙(試刷
紙及びサンプリング紙)の枚数を計数するサンプリング
パイルカウンタとからなる印刷機の数量管理システムで
ある。
【0009】本発明は、前記印刷部で印刷された用紙の
枚数を計数する排出紙計数手段(D)の計数値が、前記
第1パイルに排紙された正紙の枚数を計数する第1パイ
ル計数手段(P1 )の計数値、前記第2パイルに排紙さ
れた正紙の枚数を計数する第2パイル計数手段(P2 )
の計数値及びサンプリングパイル計数手段(P3 )の計
数値の合計に一致するか否かを各大山ロット単位で検出
する残存紙チェック手段を具備する印刷機の数量管理シ
ステムである。
【0010】本発明は、前記第1パイル計数手段(P1
)の計数値及び前記第2パイル計数手段(P2 )の計
数値の合計が、正紙計数手段(A)の計数値とサンプリ
ング紙計数手段(C)の計数値の差に一致するか否かを
各大山ロット単位で検出する正紙チェック手段を具備す
る印刷機の数量管理システムである。
【0011】本発明は、前記サンプリングパイル計数手
段(P3 )の計数値が、前記第1試刷紙計数手段(B)
の計数値、前記主給紙計数手段(S)の計数値と前記正
紙計数手段(A)の計数値との減算値、及び前記サンプ
リング紙計数手段(C)の計数値の合計に一致するか否
かを各大山ロット単位で検出するサンプリングパイルチ
ェック手段を具備する印刷機の数量管理システムであ
る。
【0012】本発明は、前記チェック手段が全て一致を
検出した場合に印刷された用紙を良品として扱う印刷機
の数量管理システムである。
【0013】本発明は、前記正紙計数手段(A)と主給
紙計数手段(S)と第1試刷紙計数手段(B)とサンプ
リング紙計数手段(C)と排出紙計数手段(D)と第1
パイル計数手段(P1 )と第2パイル計数手段(P2 )
とサンプリングパイル計数手段(P3 )とからなる計数
機構、前記残存紙チェック手段、前記正紙チェック手段
及び前記サンプリングパイルチェック手段を少なくとも
2系列以上具備し系列間の各計数手段同士及び各チェッ
ク手段間同士で比較照合チェックを行う比較照合チェッ
ク手段を具備する印刷機の数量管理システムである。
【0014】本発明は、前記正紙計数手段(A)と主給
紙計数手段(S)と第1試刷紙計数手段(B)とサンプ
リング紙計数手段(C)と排出紙計数手段(D)と第1
パイル計数手段(P1 )と第2パイル計数手段(P2 )
とサンプリングパイル計数手段(P3 )とからなる計数
機構、前記残存紙チェック手段、前記正紙チェック手
段、前記サンプリングパイルチェック手段及び前記比較
照合チェック手段の状態を表示手段に表示する印刷機の
数量管理システムである。
【0015】本発明は、前記複数のセンサからの各検知
出力データ、前記複数の計数手段からの各計数データ及
び前記比較・照合手段からの比較・照合データ等を、印
刷機の制御部のデータ処理部又は印刷機とは別個に設け
たデータ処理装置により集計及び編集して、各大山ロッ
ト毎に、印刷機各部の動作状態及び各用紙の管理データ
を各種管理項目毎にディスプレイ上に各種管理画面とし
て表示する印刷機の数量管理システムである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明は、給紙部、印刷部及び排紙(デリ
バリ)部からなる印刷機1において、その排紙(デリバ
リ)部を従来装置を改良して第1パイル及び第2パイル
の他に、更にサンプリングパイルを設けて、この第1パ
イル及び第2パイルには本紙を排紙し、サンプリングパ
イルにサンプリング紙の他に調肉紙及び不正差し紙(重
欠紙)を排紙すると共に、給紙部から供給された紙の総
枚数と印刷部で印刷された用紙の総枚数と排紙(デリバ
リ)部に排紙された紙の総枚数とが一致するか否かを各
大山ロット単位でチェックするチェック機構を複数系列
設けることにより、用紙の員数作業の効率化及び正確化
を達成することができる。
【0017】前記チェック機構は、印刷機を構成する給
紙部、印刷部及び排紙(デリバリ)部の各部にこの部分
を通過する用紙を検知する検知機構を設け、これらの検
知機構からの検知出力を印刷機の制御部のデータ処理部
内にある計数機能により、各大山ロット毎の給紙部の各
部から供給された用紙の枚数及び給紙部から給紙された
用紙の総枚数、印刷部で印刷された用紙の総枚数並びに
排紙(デリバリ)部の各部に排紙された用紙の枚数及び
排紙部全体にに排紙された用紙の枚数を夫々計数する計
数機能を有するとともに、更に、給紙部から供給された
紙の総枚数と印刷部で印刷された用紙の総枚数と排紙
(デリバリ)部に排紙された紙の総枚数とを比較・照合
する比較・照合機能を有する。
【0018】そして、前記複数の検知機構からの各検知
出力データ、前記複数の計数機能からの各計数データ及
び前記比較・照合機能データ等は、印刷機の制御部のデ
ータ処理部又は印刷機とは別個に設けたデータ処理装置
により集計及び編集され、各大山ロット毎に、印刷機各
部の動作状態及び各用紙の管理データを各種管理項目毎
にディスプレイ上に各種管理画面として表示されるの
で、印刷機各部の動作状態及び各用紙の状態をリアルタ
イムで把握することができる。
【0019】
【実施例】本発明の印刷機の数量管理システムの実施例
を以下に説明する。印刷機1は、図1に示すように、給
紙部F、印刷部P及び排紙(デリバリ)部Dから構成さ
れる。そして、前記給紙部Fは、主給紙部(メインフィ
ーダ)MF及び試刷紙給紙部(サブフィーダ)SFから
なり、主給紙部(メインフィーダ)MFは正紙c(本紙
a及びサンプリング紙b)を給紙する機構であり、試刷
紙紙給紙部(サブフィーダ)SFは試刷紙(調肉紙)d
を給紙する機構である。なお、朝の立ち上げ時には、主
給紙部(メインフィーダ)MFから試刷紙(調肉紙)d
も給紙する。
【0020】また、前記印刷部Pは、図2に示すよう
に、少なくともウェットオフセット圧胴11、紙渡し胴
T3、オフセット印刷用圧胴12、ドライオフセット用
ブランド(ゴム胴)G2、紙渡し胴T4、凹版印刷用圧
胴13、インクジェットプリンタIJP及び凹版印刷胴
14から構成され、前記印刷部Pにおいて、用紙は、ウ
ェットオフセット印刷、ドライオフセット印刷、インク
ジェット印刷及び凹版印刷の順序で印刷される。
【0021】更に、排紙(デリバリ)部Dは、図1及び
2に示すように、第1パイルP1、第2パイルP2及び
サンプリングパイルSPから構成され、第1パイルP1
及び第2パイルP2は本紙aを排紙するためのパイルで
あり、サンプリングパイルSPはサンプリング紙bの他
に試刷紙d及び不正差し紙(重欠紙)を排紙するための
パイルである。
【0022】以下に、この印刷機に設けられている各種
センサーについて説明する。印刷機1には、図2に示す
ように、本紙aか、試刷紙(調肉紙)dかの判別を行う
色識別センサCS、用紙が印刷装置内に挿入されたこと
を検出するフロントオーバセンサS1、試刷紙給紙部
(サブフィーダ)SFから試刷紙(調肉紙)dが印刷装
置内に挿入されたことを検知する咥(くわえ)不良セン
サKS、用紙が印刷装置から排出されたことを検出する
用紙検出センサS2、第1パイルP1に排紙されたこと
を検出する第1パイル用センサP1S、第2パイルP2
に排紙されたことを検出する第2パイル用センサP2S
及びサンプリングパイルSPに排紙されたことを検出す
るサンプリングパイル用センサSPSが設置されてい
る。
【0023】更に、前記各種センサーの検出出力から所
定の各部を通過又は排紙された用紙の枚数を計数する各
種カウンタは、前記各種センサーの検出出力を印刷機の
制御部のデータ処理部内にある計数機能により計数する
もので、その詳細を以下に説明する。
【0024】通紙カウンタTCについて、主給紙部(メ
インフィーダ)MFから流れてきた用紙は色識別センサ
CSでそれが試刷紙(調肉紙)dであるか、本紙aであ
るかを判別し、判別結果は電気信号に変換される。その
後印刷装置内に挿入されたことをフロントオーバセンサ
S1により検知する。また、試刷紙給紙部(サブフィー
ダ)SFから流れた試刷紙(調肉紙)Dは咥(くわえ)
不良センサKSにより印刷装置内に挿入されたことを検
知する。各胴を通過して印刷された用紙は、排紙部Dの
用紙検出センサS2により、その位置で用紙の到達の有
無を検知、確認し、本紙a、試刷紙(調肉紙)d別に数
量を計数する。この通紙カウンタTCを原動側、操作側
で夫々別個に2系列設けている。
【0025】IJPカウンタIJCについて、インクジ
ェットプリンタIJP(管理番号印字装置)は、通紙カ
ウンタTCの用紙別信号とタイミング信号等を条件にシ
ーケンサ内部で計数し、その用紙別の数値データをシー
ケンサから印字データとして受取り1枚毎に通紙用紙に
印字する。
【0026】パイル管理カウンタPCについて、排紙部
DI設けられたパイル管理カウンタPCは、パイル選択
信号、用紙の有無、機械タイミング信号等により、第1
パイルP1、第2パイルP2、サンプリングパイルSP
毎に計数する。
【0027】本発明の印刷機の動作を図1乃至図3を用
いて説明する。主給紙部(メインフィーダ)MFから流
れた用紙は主給紙部(メインフィーダ)MFのすぐ後に
設置された色識別センサCSにより、それが試刷紙(調
肉紙ともいう。)dであるか、本紙aであるかを判別
し、判別結果は電気信号に変換される。その後、用紙は
印刷装置内に挿入されたことをフロントオーバセンサS
1により検知される。また、試刷紙給紙部(サブフィー
ダ)SFから流れた試刷紙dは咥(くわえ)不良センサ
KSにより印刷装置内に挿入されたことを検知される。
各胴を通過して印刷された用紙は、排紙部(デリバリ
部)Dの用紙検出センサS2により、通過した用紙の有
無を検知し、この検知出力をデータ処理装置2内に設け
られたデータ処理部2Bにある通紙カウンタTCがを計
数する。この通紙カウンタTCは原動側、操作側で夫々
別個に2系列設けている。なお、主給紙部(メインフィ
ーダ)MFからは、正紙a(本紙及びサンプリング紙)
及び試刷紙dが給紙され、試刷紙供給部(サブフィー
ダ)SFからは試刷紙dが給紙される。
【0018】以下に各用紙が用紙の種別に排紙部(デリ
バリ部)Dの第1バイルP1、第2バイルP2及びサン
プリングパイルSPに排紙される動作手順を説明する。
主給紙部MFから給紙された本紙aは色識別センサCS
でそれが本紙であることを認識されると制御部(図示せ
ず。)の制御により、本紙aは印刷胴の所定の回転数
(例えば、26回転)で第1バイルP1に到達するの
で、前記印刷胴が所定の回転数回転した時点で用紙を前
記第1バイルP1に排紙する。同様に第1バイルP1に
所定量の本紙が排紙された後は、本紙は第2バイルP2
に排紙される。
【0019】主給紙部MFから給紙されるサンプリング
紙については、それが本紙と同様の正紙でるため、それ
を識別するセンサを設けていないので、オペレータが制
御盤の操作卓からその用紙がサンプリング紙である旨の
データ及びその枚数データを入力する。前記データの受
信により、制御部は、サンプリング紙は印刷胴の所定の
回転数(例えば、28回転)でサンプリングパイルSP
に到達するので、前記印刷胴が所定の回転数回転した時
点で用紙を前記サンプリングパイルSPに排紙するよう
に制御する。
【0020】主給紙部MFから給紙された試刷紙dは色
識別センサCSで、試刷紙給紙部(サブフィーダ)SF
から給紙された試刷紙dは咥(くわえ)不良センサKS
で、夫々検知され、制御部(図示せず。)の制御によ
り、本紙は印刷胴の所定の回転数でサンプリングパイル
SPに到達するので、前記印刷胴が所定の回転数回転し
た時点で試刷紙dを前記サンプリングパイルSPに排紙
する。
【0021】次に、前記センサからの検出出力は印刷機
1とは別個に設けたデータ処理装置2のデータ処理部2
B内の前記各種カウンタで計数処理されるととに更にデ
ータ集計またはデータ編集されて表示部2Cの表示画面
上に以下のように画面表示される。なお、前記データ処
理装置は印刷機1の制御部(図示せず。)内に設けても
よい。
【0022】図4に示す通紙枚数照合画面W1について
説明する。先ず、第1計数カウンタC1及び第2計数カ
ウンタC2の表示内容について説明する。入力紙総枚数
Tiは主給紙部MFから給紙された用紙を検出するフロ
ントオーバーセンサS1の検出枚数A及び試刷紙給紙部
SFから給紙された用紙の入力を検出する咥(くわえ)
不良センサKSの検出枚数Bの合計であり、出力紙総枚
数Toは用紙の出力を検出する用紙検出センサS2の計
数値Cであり、印刷機が誤動作しない限り、入力紙総枚
数Ti出力紙総枚数Toは一致するはずであるから、A
+B=Cの場合には、これらの計数値が第1計数カウン
タC1及び第2計数カウンタC2の総枚数欄に夫々記入
される。
【0023】本紙枚数欄の内容は、色識別センサCS
で本紙aと判別された用紙の枚数の合計値Xである。試
刷紙欄の主給紙部MF欄の内容は、色識別センサCS
で試刷紙dと判別された用紙の枚数の合計値Yである。
同じく試刷紙欄のサブ給紙部SF欄の内容は、咥(く
わえ)不良センサKSの検出枚数(計数値Z)である。
同じく試刷紙欄の内容は、主給紙部MF欄及び試刷
紙給紙部SF欄の合計であるから、色識別センサCS
で試刷紙と判別された用紙の枚数Yと咥(くわえ)不良
センサKSからの出力の計数値Zの合計(Y+Z)であ
る。
【0024】次に、IJPカウンタの表示内容について
説明する。本紙枚数欄の内容は、色識別センサCSで本
紙と判別された用紙の枚数の合計値Xである。同じく試
刷紙合計欄の内容は、主給紙部MF欄及びサブ給紙部S
F欄の試刷紙の合計であるから、色識別センサCSで試
刷紙と判別された枚数の合計値Yと咥(くわえ)不良セ
ンサKSの計数値Zの合計(Y+Z)である。従って、
IJPカウンタ欄においては、総枚数は本紙枚数と試刷
紙合計との合計値に等しくなる。
【0025】次にパイルカウンタの表示内容について説
明する。第1パイル欄1Pの内容は、第1パイルP1に
排紙された用紙の数を示し、第1パイルP1に排紙され
る用紙は、第1パイル用紙検出センサP1Sの位置を通
過し、且つ第1パイルP1と第2パイルP2の間に設置
された第2パイル用紙検出センサP2Sの位置を通過し
ないものであるから、第1パイル用紙検出センサP1S
の出力あり、第2パイル用紙検出センサP2Sの出力な
しという条件のものの数量を計数したものである。
【0026】第2パイル欄の内容は、第2パイルP2に
排紙された用紙の数を示し、第2パイルP2に排紙され
る用紙は、第1パイルP1と第2パイルP2の間に設置
された第2パイル用紙検出センサP2Sの位置を通過
し、且つ第2パイルP2とサンプリングパイルSPの間
に設置されたサンプリングパイルセンサSPSの位置を
通過しないものであるから、第2パイル用紙検出センサ
P2Sの出力あり、サンプリングパイルセンサSPSの
出力なしという条件のものの数量を計数したものであ
る。
【0027】サンプリングパイルSP欄の内容は、先
ず、サンプリングパイルSPに排紙された用紙の合計
は、サンプリングパイルセンサSPSの出力の合計数で
あり、このうちサンプリングパイルSPに排紙された試
刷紙欄SP欄試の内容は、色識別センサCSで試刷紙と
判別された用紙の枚数の合計値Yと咥(くわえ)不良セ
ンサKSの計数値Zの合計である。また、サンプリング
パイルSPに排紙された本紙欄SP本の内容は、損紙及
び点検紙の数の合計である。また、排紙総枚数Toは用
紙の出力を検出する用紙検出センサS2の検出出力の総
数と同数であり、且つ第1パイルP1、第2パイルP2
及びサンプリングパイルSPに排紙された用紙(本紙+
試刷紙)の合計と同数である。
【0028】通紙カウンタTCの第1計数カウンタC1
と第2計数カウンタC2、IJPカウンタIJC及びパ
イルカウンタPCにより個々の計数値を照合確認してい
る。第1計数カウンタC1と第2計数カウンタC2はリ
アルタイムで夫々の値(枚数)照合する。また、第1計
数カウンタC1、第2計数カウンタC2、IJPカウン
タIJC及びパイルカウンタPCの4つのカウンタの値
(総枚数)は印刷装置の停止時に、その計数値を照合可
能にするため、異常箇所を以上表示、例えば、反転表示
又は赤枠等で表示する。
【0029】図5に示す大山ロット管理画面W2の表示
内容について説明する。一回の印刷は、基本的には印刷
用本紙を5000枚単位で大山ロットととし、更にこれ
にサンプリング用の本紙が適量付加される。したがっ
て、大山ロット管理画面W2には、その日の何回目の大
山ロットであるかを示す大山ロットNo、パイル切替え
時刻、パイル管理枚数(基本的には5000枚)、IJ
P部を通過しIJP管理番号が印刷された用紙の先頭紙
の番号及び最終紙の番号、即ちIJP管理番号およびサ
ンプリング用の本紙の枚数SPが夫々表示される。前記
通紙枚数照合画面W1で照合した結果、本紙Cの総枚数
が不一致の場合は該当する大山ロットNoの先頭に異常
ロットマークELM(■マーク)を表示する。また、I
JP装置が故障の場合、管理番号の先頭に異常マークE
M(●マ−ク)が表示される。この画面は大山ロットN
o.の5000枚の本紙の総枚数が不一致であり、IJ
P装置に異常が発生したため、異常マークEMが表示さ
れており、大山ロットで機械が自動停止するため停止後
員数確認を行う必要がある。
【0030】図6に示すサンプリングパイル本紙管理画
面W3の表示内容について説明する。大山ロットNo、
発生時刻、排紙項目、サンプリングパイル記録、累積枚
数を表示する。印刷中の本紙Cが如何なる要因により、
何枚サンプリングパイルに排紙されたかを確認、分析す
ることを目的としている。なお、フロントオーバーセン
サの後方に用紙の曲がり状態を検出する2つのセンサ、
即ち、フロント曲がりセンサ及びサイド曲がりセンサが
設けられており、これらのセンサの検出出力により、大
山ロットNo、発生時刻とともにサンプリングパイルの
何枚目に如何なる状態(原因)の用紙が排紙されている
かが表示される。また、ワイピングローラーの傷取りが
動作中印刷物は不良品であるため、サンプリングパイル
に排紙され、大山ロットNo、発生時刻とともにこの状
態である旨表示される。
【0031】図7に示すサンプリングパイル管理番号画
面W4の表示内容について説明する。サンプリングされ
た本紙のIJP番号を全て記録し、IJP装置異常時に
は●マークを付けて記録する。
【0032】図8に示す調肉紙管理画面W5の表示内容
について説明する。大山ロットNo、発生時刻、排紙項
目、サンプリングパイル記録、累積枚数を表示する。印
刷開始時や印刷不良等に伴う試刷紙Dのサンプリングパ
イルへの排紙状況を表示することにより、排紙内容や試
刷紙Dの枚数確認を行う。
【0033】図9に示す小口ロット管理画面W6の表示
内容について説明する。ロットNo、時刻、ロット管理
枚数、IJP管理番号、サンプリング排出枚数を表示す
る。本紙を500枚単位でのロット管理枚数でIJP管
理番号を表示することにより、後工程で500枚単位の
小口ロットに区分けする作業を補助する。
【0034】本発明においては、上記センサー及びカウ
ンターを印刷機に設置することにより、以下のような動
作又は機能を達成することができる。給紙部F、印刷部
P及び排紙(デリバリ)部Dからなる印刷機1におい
て、その排紙(デリバリ)部Dを従来装置おける第1パ
イルP1及び第2パイルP2の他に、更にサンプリング
パイルSPを設けて、このサンプリングパイルSPにサ
ンプリング紙の他に試刷紙及び不正差し紙(重欠紙)を
排紙するようにすると共に、給紙部Fから供給された紙
の総枚数T1と排紙(デリバリ)部Dに排紙された紙の
総枚数T2とが一致するか否かをチェックするチェック
機構を複数系列設けることにより、用紙の員数作業の効
率化及び正確化を達成することができる。
【0029】更に、印刷機1を構成する給紙部F、印刷
部P及び排紙(デリバリ)部Dの各部にこの部分を通過
する用紙を検知する検知機構を設け、これらの検知デー
タをデータ処理装置2で集計管理することにより、前記
印刷機各部の動作状態をリアリタイムで把握管理するこ
とが可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、給紙部、印刷部及び排紙(デ
リバリ)部からなる印刷機1において、その従来装置の
排紙(デリバリ)部を改良して第1パイル及び第2パイ
ルの他に、更にサンプリングパイルを設けて、この第1
パイル及び第2パイルには本紙を排紙し、サンプリング
パイルにサンプリング紙の他に試刷紙及び不正差し紙
(重欠紙)を排紙すると共に、給紙部から供給された紙
の総枚数と印刷部で印刷された用紙の総枚数と排紙(デ
リバリ)部に排紙された紙の総枚数とが一致するか否か
を各大山ロット単位でチェックするチェック機構を複数
系列設けることにより、用紙の員数作業の効率化及び正
確化を達成することができる。
【0031】そして、前記複数の検知機構からの各検知
出力データ、前記複数の計数機能からの各計数データ及
び前記比較・照合機能データ等は、印刷機の制御部のデ
ータ処理部又は印刷機とは別個に設けたデータ処理装置
により集計及び編集され、各大山ロット毎に、印刷機各
部の動作状態及び各用紙の管理データを各種管理項目毎
にディスプレイ上に各種管理画面として表示されるの
で、印刷機各部の動作状態及び各用紙の状態をリアルタ
イムで把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷機の概略構成図である。
【図2】印刷機の各センサの配置図である。
【図3】印刷機の数量管理システムの概略構成図であ
る。
【図4】印刷機の数量管理システムの画面表示における
通紙枚数照合画面W1を示す図である。
【図5】印刷機の数量管理システムの画面表示における
大山ロット管理画面W2を示す図である。
【図6】印刷機の数量管理システムの画面表示における
サンプリングパイル本紙管理画面W3を示す図である。
【図7】印刷機の数量管理システムの画面表示における
サンプリングパイル管理番号画面W4を示す図である。
【図8】印刷機の数量管理システムの画面表示における
試刷紙管理画面W5を示す図である。
【図9】印刷機の数量管理システムの画面表示における
小口ロット管理画面W6を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷機 F 給紙部 MF 主給紙部(メインフィーダ) SF 試刷紙給紙部(サブフィーダ) a 本紙 b サンプリング紙 c 正紙(本紙a及びサンプリング紙b) d 試刷紙(調肉紙) P 印刷部 11 ウェットオフセット圧胴 T3 紙渡し胴 12 オフセット印刷用圧胴 G2 ドライオフセット用ブランド(ゴム胴) T4 紙渡し胴 13 凹版印刷用圧胴 IJP インクジェットプリンタ 14 凹版印刷胴 D 排紙(デリバリ)部 P1 第1パイル P2 第2パイル SP サンプリングパイル CS 色識別センサ S1 フロントオーバーセンサ KS 咥(くわえ)不良センサ S2 用紙検出センサ P1S 第1パイル用センサ P2S 第2パイル用センサ SPS サンプリングパイル用センサ 2 データ処理装置 2A データ入力部 2B データ処理部 2C 表示部 W1 通紙枚数照合画面 W2 大山ロット管理画面 W3 サンプリングパイル本紙管理画面 W4 サンプリングパイル管理番号画面 W5 試刷紙管理画面 W6 小口ロット管理画面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主給紙部及び試刷紙給紙部からなる給紙
    部と、オフセット印刷部、凹版印刷部及び管理情報印刷
    部からなる印刷部と、正紙を排紙するための第1及び第
    2のパイル並びにサンプリング紙、試刷紙及び不正差し
    紙等の正紙以外の紙を排紙するためのサンプリングパイ
    ルからなる排紙部とから構成される印刷機において、前
    記印刷機は、主給紙部から給紙された正紙及びサンプリ
    ング紙の合計枚数を計数する正紙計数手段と、主給紙部
    から給紙された正紙、サンプリング紙及び試刷紙の合計
    枚数を計数する主給紙計数手段と、試刷紙給紙部から給
    紙された試刷紙の枚数を計数する第1試刷紙計数手段
    と、主給紙部から給紙されたサンプリング紙の枚数を計
    数するサンプリング紙計数手段と、印刷部で印刷された
    用紙の枚数を計数する排出紙計数手段と、前記第1パイ
    ルに排紙された正紙の枚数を計数する第1パイル計数手
    段と、前記第2パイルに排紙された正紙の枚数を計数す
    る第2パイル計数手段と、前記サンプリングパイルに排
    紙されたサンプリング紙、試刷紙及び不正差し紙等の正
    紙以外の紙の合計枚数を計数するサンプリングパイル計
    数手段とを具備することを特徴とする印刷機の数量管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記正紙計数手段は主給紙部の先方に設
    置され主給紙部から給紙された用紙が正紙(本紙及びサ
    ンプリング紙)であるか試刷紙であるかを判別する色識
    別センサと前記色識別センサからの出力信号の数を計数
    して主給紙部から給紙された正紙の枚数を計数する正紙
    カウンタとからなり、前記主給紙計数手段は主給紙部の
    先方に設置され主給紙部から給紙された用紙がフロント
    ゲージを越えたものを検出するフロントオーバーセンサ
    と前記フロントオーバーセンサからの出力信号を計数し
    て主給紙部から給紙された正紙とサンプリング紙と試刷
    紙の枚数を計数する主給紙カウンタとからなり、前記第
    1試刷紙計数手段は試刷紙給紙部の先方に設置され試刷
    紙給紙部から給紙された試刷紙を検出するくわえ不良セ
    ンサと前記くわえ不良センサからの出力信号の数を計数
    して試刷紙給紙部から給紙された試刷紙の枚数を計数す
    る試刷紙カウンタとからなり、前記サンプリング紙計数
    手段はサンプリング操作ボタンの操作によりサンプリン
    グ信号を発生するサンプリング信号発生手段と前記サン
    プリング信号の数を計数して主給紙部から給紙されたサ
    ンプリング紙の数を計数するサンプリング紙カウンタと
    からなり、前記排出紙計数手段は排紙部の入口付近に設
    置され印刷後の用紙を検出する排出紙検出センサと前記
    排出紙検出センサからの出力信号を計数して印刷部から
    排出される排出紙の枚数を計数する排出紙カウンタとか
    らなり、前記第1パイル計数手段は排紙部の第1パイル
    の近傍に設置され第1パイルに排紙された正紙を検出す
    る第1パイルセンサと前記第1パイルセンサからの出力
    信号の数を計数して第1パイルに排紙された正紙の枚数
    を計数する第1パイルカウンタとからなり、前記第2パ
    イル計数手段は排紙部の第2パイルの近傍に設置され第
    2パイルに排紙された正紙を検出する第2パイルセンサ
    と前記第2パイルセンサからの出力信号の数を計数して
    第2パイルに排紙された正紙の枚数を計数する第2パイ
    ルカウンタとからなり、前記サンプリングパイル計数手
    段は排紙部のサンプリングパイルの近傍に設置されサン
    プリングパイルに排紙された用紙(試刷紙及びサンプリ
    ング紙)を検出するサンプリングパイルセンサと前記サ
    ンプリングパイルセンサからの出力信号の数を計数して
    サンプリングパイルに排出された紙(試刷紙及びサンプ
    リング紙)の枚数を計数するサンプリングパイルカウン
    タとからなることを特徴とする請求項1記載の印刷機の
    数量管理システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷部で印刷された用紙の枚数を計
    数する排出紙計数手段の計数値が、前記第1パイルに排
    紙された正紙の枚数を計数する第1パイル計数手段の計
    数値、前記第2パイルに排紙された正紙の枚数を計数す
    る第2パイル計数手段の計数値及びサンプリングパイル
    計数手段の計数値の合計に一致するか否かを各大山ロッ
    ト単位で検出する残存紙チェック手段を具備することを
    特徴とする請求項1又は2記載の印刷機の数量管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記第1パイル計数手段の計数値及び前
    記第2パイル計数手段の計数値の合計が、正紙計数手段
    の計数値とサンプリング紙計数手段の計数値の差に一致
    するか否かを各大山ロット単位で検出する正紙チェック
    手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の
    印刷機の数量管理システム。
  5. 【請求項5】 前記サンプリングパイル計数手段の計数
    値が、前記第1試刷紙計数手段の計数値、前記主給紙計
    数手段の計数値と前記正紙計数手段の計数値との減算
    値、及び前記サンプリング紙計数手段の計数値の合計に
    一致するか否かを各大山ロット単位で検出するサンプリ
    ングパイルチェック手段を具備することを特徴とする請
    求項1又は2記載の印刷機の数量管理システム。
  6. 【請求項6】 前記請求項3、4及び5に記載のチェッ
    ク手段が全て一致を検出した場合に印刷された用紙を良
    品として扱うことを特徴とする請求項1又は2記載の印
    刷機の数量管理システム。
  7. 【請求項7】 前記請求項1又は2記載の正紙計数手段
    と主給紙計数手段と第1試刷紙計数手段とサンプリング
    紙計数手段と排出紙計数手段と第1パイル計数手段と第
    2パイル計数手段とサンプリングパイル計数手段とから
    なる計数機構、前記請求項3記載の残存紙チェック手
    段、前記請求項4記載の正紙チェック手段及び前記請求
    項5記載のサンプリングパイルチェック手段を少なくと
    も2系列以上具備し系列間の各計数手段同士及び各チェ
    ック手段間同士で比較照合チェックを行う比較照合チェ
    ック手段を具備することを特徴とする印刷機の数量管理
    システム。
  8. 【請求項8】 前記請求項1又は2記載の正紙計数手段
    と主給紙計数手段と第1試刷紙計数手段とサンプリング
    紙計数手段と排出紙計数手段と第1パイル計数手段と第
    2パイル計数手段とサンプリングパイル計数手段とから
    なる計数機構、前記請求項3記載の残存紙チェック手
    段、前記請求項4記載の正紙チェック手段、前記請求項
    5記載のサンプリングパイルチェック手段及び前記請求
    項7記載の比較照合チェック手段の状態を表示手段に表
    示することを特徴とする印刷機の数量管理システム。
  9. 【請求項9】 前記請求項2記載の複数のセンサから
    の各検知出力データ、前記請求項1又は2記載の複数の
    計数手段からの各計数データ及び前記請求項7記載の比
    較・照合手段からの比較・照合データ等を、印刷機の制
    御部のデータ処理部又は印刷機とは別個に設けたデータ
    処理装置により集計及び編集して、各大山ロット毎に、
    印刷機各部の動作状態及び各用紙の管理データを各種管
    理項目毎にディスプレイ上に各種管理画面として表示す
    ることを特徴とする印刷機の数量管理システム。
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