JP2000214596A - 露光装置および感光性レジスト - Google Patents
露光装置および感光性レジストInfo
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Abstract
より大面積の被露光体を高い精度で露光するための露光
装置と、上記の露光装置に可視光域に感度領域をもつ検
出装置を使用することを可能ならしめる感光性レジスト
を提供する。 【解決手段】 露光装置を、紫外線照射用の光源と、被
露光体を載置するためのステージと、光源とステージと
の間に配設され所望の開口パターンと位置マーク形成用
の孔部と該孔部に対して所定の位置に形成された位置マ
ーク検出用の窓部を有するフォトマスクと、可視光域か
ら赤外光域の少なくとも一部に感度領域をもちフォトマ
スクの窓部を介して被露光体を検査可能な位置に配設さ
れた検出装置と、ステージとフォトマスクとを相対的に
移動するための搬送機構とを備えるものとする。
Description
性レジストに係り、特に小面積のフォトマスクを用いた
複数回露光により大面積の被露光体を露光するための露
光装置と、露光箇所が可視光域で明瞭に識別できる感光
性レジストに関する。
おいては、近年のカラー化の要請に対応するために、ア
クティブマトリックス方式および単純マトリックス方式
のいずれの方式においてもカラーフィルタが用いられて
いる。薄膜トランジスタ(TFT)を用いたアクティブ
マトリックス方式の液晶ディスプレイでは、カラーフィ
ルタは赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色が用いら
れ、R,G,Bのそれぞれの画素に対応する電極をO
N、OFFさせることで液晶がシャッタとして作動し、
R,G,Bのそれぞれの画素を光が透過してカラー表示
が行われる。そして、色混合は2色以上の画素に対応す
る液晶シャッタを開いて混色し別の色に見せる加色混合
の原理により網膜上で視覚的に行われる。
着色層と保護層と透明電極層が形成されており、発色効
果や表示コントラストの向上、薄膜トランジスタ(TF
T)における光リーク電流の抑制等のために、着色層の
R,G,Bの各画素の境界部分に遮光性を有するパター
ン(ブラックマトリックス)が形成されている。このブ
ラックマトリックスの形成は、例えば、蒸着等により形
成したクロム等の金属薄膜上に感光性レジストを塗布
し、所望のフォトマスクを介してプロキシミティ露光装
置により露光し現像することによりレジストパターンを
形成し、露出した金属薄膜をエッチングしてレリーフを
形成することにより行うことができる。
の高効率化を目的とした多面付による製造や、液晶ディ
スプレイ(LCD)の大型化の要請から、透明基板の大
面積化が進み、これに伴って上記の感光性レジストの露
光に使用するフォトマスクの大面積化が要求されてい
る。しかし、寸法安定性等の材料面および露光装置の大
型化が製造コストの増大に直結すること等から、フォト
マスクの大面積化には限度があった。
し小面積のフォトマスクを用いて複数回の露光を行うこ
とにより、大面積透明基板上の感光性レジストを露光す
ることが行われている。例えば、4面付の大きさのフォ
トマスクを用いて8面付用の大面積透明基板上の感光性
レジストを露光する場合、まず、感光性レジストの所定
領域に対して4面付のフォトマスクを介して1回目の露
光を行い、次に、透明基板を移動して感光性レジストの
残りの領域に4面付のフォトマスクを介して2回目の露
光を行うことにより、8面付の露光が行われる。また、
ブラックマトリックの一部分のパターンをもつ小面積の
フォトマスクを用いて上記と同様に複数回の露光(つな
ぎ露光)を行うことにより、大面積ブラックマトリック
スのパターンの形成を行うことができる。
ラックマトリックスパターンの形成、および、大面積ブ
ラックマトリックスパターンの形成では、フォトマスク
と被露光体である基板との位置合わせ精度が高いことが
要求される。これは、多面付で形成されたカラーフィル
タあるいは大面積のカラーフィルタと、薄膜トランジス
タ(TFT)を所定のパターンで配列形成したアレイ基
板とを貼り合わせる製造工程において、カラーフィルタ
全域でのブラックマトリックスや着色層のトータルピッ
チと、アレイ基板全域でのTFT素子のトータルピッチ
とが一致することが必要だからである。しかし、従来の
プロキシミティ露光装置を用いた複数回露光では、各露
光におけるフォトマスクと基板との相対位置は露光装置
の基板搬送精度により決まるので、ブラックマトリック
スや着色層のトータルピッチは露光装置の基板搬送精度
の影響を受けることになり、アレイ基板でのTFT素子
のトータルピッチとの不一致が発生し易く、貼り合わせ
工程を煩雑にしたり歩留の低下を生じるという問題があ
った。
れたものであり、小面積のフォトマスクを用いた複数回
露光により大面積の被露光体を高い精度で露光するため
の露光装置と、上記の露光装置に可視光域に感度領域を
もつ検出装置を使用することを可能ならしめる感光性レ
ジストを提供することを目的とする。
るために、本発明の露光装置は、被露光体を小面積のフ
ォトマスクを用いた複数回露光により露光するための露
光装置であって、紫外線照射用の光源、紫外線照射によ
り可視光域から近赤外光域の少なくとも一部において光
吸収特性に変化を生じるポジ型の感光性レジストが塗布
された被露光体を載置するためのステージ、前記光源と
前記ステージとの間に配設されたフォトマスク、前記フ
ォトマスクに対して所定位置に配設された検出装置、前
記ステージと前記フォトマスクとを相対的に移動するた
めの搬送機構とを備え、前記フォトマスクは所望の開口
パターンと位置マーク形成用の孔部と該孔部に対して所
定の位置に形成された位置マーク検出用の窓部を有し、
前記検出装置は可視光域から赤外光域の少なくとも一部
に感度領域をもち前記フォトマスクの前記窓部を介して
前記被露光体を検査可能な位置に配設されたような構成
とした。
ジ型の感光性樹脂成分と紫外線照射により可視光域での
光吸収特性に変化を生じる呈色成分とを含有するような
構成とした。
色成分が光酸発生剤と発色剤とからなるような構成、前
記光酸発生剤と前記発色剤が下記式1で表されるRを5
〜40の範囲内とするものであるような構成とした。
光酸発生剤のモル量、bは添加する光酸発生剤1モルか
ら発生する酸のモル量、Cは感光性樹脂成分中の光酸発
生剤のモル量、cは感光性樹脂成分中の光酸発生剤1モ
ルから発生する酸のモル量、lは発色剤の成分数、mは
添加する光酸発生剤の成分数、nは感光性樹脂成分中の
光酸発生剤の成分数である。)
色成分がフォトクロミック物質であるような構成とし
た。さらに、本発明の感光性レジストは、前記呈色成分
の含有量が前記感光性樹脂成分100重量部に対して1
0〜30重量部の範囲であるような構成とした。
た紫外線によりフォトマスクを介して被露光体に1回目
の露光が行われると、被露光体の感光性レジストのパタ
ーン露光に加えて位置マークが露光され、この位置マー
クでは可視光域から近赤外光域の少なくとも一部におい
て光吸収特性に変化が生じており、搬送機構によりステ
ージとフォトマスクとを相対的に移動して、フォトマス
クの窓部を介し検出装置によって被露光体上の位置マー
クが検出される位置とすることにより、次の露光位置に
極めて高い精度で位置合わせがなされる。また、感光性
レジストが可視光域での光吸収特性に変化を生じる呈色
成分を含有することにより、上記検出装置として可視光
域に感度領域をもつカメラの使用が可能となる。
図面を参照して説明する。露光装置 図1は本発明の露光装置の一実施形態を示す概略構成図
であり、図2は図1に示される露光装置のフォトマス
ク、被露光体および検出装置の位置関係を示す斜視図で
ある。図1および図2において、露光装置1は紫外線照
射用の光源2、ステージ3、光源2とステージ3との間
に配設されたフォトマスク4、フォトマスク4に対して
所定位置に配設された検出装置5、ステージ3とフォト
マスク4とを相対的に移動するための搬送機構6とを備
えている。
2は特に制限はなく、従来から紫外線露光用に使用され
ていた公知の光源から被露光体に応じて適宜選択するこ
とができる。
光体11を載置するものであり、図示例では搬送装置6
によりフォトマスク4の下方を矢印方向に往復移動可能
とされている。このステージ3による被露光体11の保
持は、被露光体11の裏面を吸引することによる保持、
フック等を用いた機械的な保持等いずれであってもよ
い。
開口パターン4a、位置マーク形成用の孔部4b、位置
マーク検出用の窓部4cを有している。開口パターン4
aは、図示例では4面付であり、各開口パターン4aに
は所定のパターンで開口部が形成されている。そして、
各開口パターン4aは、ステージ3の移動方向(矢印方
向)と平行な方向にピッチP1 、これに直交する方向に
ピッチP2 で形成されている。
ーク検出用の窓部4cは、開口パターン4a形成領域の
周囲の枠部分に形成されており、図示例では、ステージ
3の移動方向と平行な枠部分に形成されている。位置マ
ーク形成用の孔部4bの開口形状は十字形状であり、位
置マーク検出用の窓部4cの開口形状は方形状である
が、開口形状はこれらに限定されるものではない。そし
て、位置マーク形成用の孔部4bと位置マーク検出用の
窓部4cの形成ピッチPは、上記の開口パターン4aの
ステージ3移動方向における形成ピッチP1 と同じに設
定されている。
光体11の後述する感光性レジスト層13における紫外
線照射による光吸収特性の変化に対応した感度領域を備
えるカメラである。例えば、紫外線照射により感光性レ
ジスト層13の光吸収特性の変化が可視光域において生
じる場合、可視光域に感度領域を備えるCCDカメラや
撮像管にIRカットフィルタを組み合わせた検出系に、
コールドライトを照明として使用することができる。可
視領域に感度のあるカメラの例としては、CCDでは、
東京電子工業(株)製CS3330や、松下通信工業
(株)製WV−MF552等を挙げることができ、撮像
管では、浜松ホトニクス(株)製C2741−01等を
挙げることができる。また、紫外線照射により感光性レ
ジスト層13の光吸収特性の変化が近赤外光域において
生じる場合、近赤外光域に感度領域を備えるCCDカメ
ラや撮像管にUVカットフィルタを組み合わせた検出系
に、近赤外線ランプを光源として使用することができ
る。近赤外領域に感度があるカメラの例としては、CC
Dでは、東京電子工業(株)製CS3710等を挙げる
ことができ、撮像管では、浜松ホトニクス(株)製C2
741−03等を挙げることができる。尚、可視光域か
ら赤外光域において感度領域を有するカメラと、上記光
吸収特性の変化波長域の光を透過する所望のフィルター
とを組み合わせて検査装置5としてもよい。このような
検査装置5は、フォトマスク4の窓部4cを介して被露
光体11上を検査できるような位置に配設されており、
図示例では窓部4cの上方に検査装置5が配設されてい
る。そして、検査装置5は、後述するようにフォトマス
ク4の窓部4cを介して被露光体11上の位置マークを
検出すると、検出信号を制御装置(図示せず)に送るよ
うになっている。
ば、ステージ3を矢印方向にスライド自在に取り付ける
ためのガイドフレーム、このガイドフレームに平行に配
設されたボールねじ、このボールねじを駆動するための
モータ等により構成することができる。この搬送装置6
は上述の制御装置に接続されており、制御装置からの作
動開始信号および作動停止信号により作動が制御される
ようになっている。ステージ3に保持されている被露光
体11は、図示例では基板12と、この基板12上に形
成された感光性レジスト層13とからなっている。感光
性レジスト層13は、後述するように紫外線照射により
可視光域から近赤外光域の少なくとも一部において光吸
収特性に変化を生じるポジ型の感光性レジストで形成さ
れている。
説明する。まず、フォトマスク4に対して被露光体11
が図1および図2に示されるような状態となるようにス
テージ3の位置を調整し、光源2から紫外線を照射して
フォトマスク4を介しステージ3上の被露光体11を露
光する。この露光により、図3に示されるように被露光
体11の感光性レジスト層13には、フォトマスクの開
口パターン4aを介して露光された露光パターン14a
(斜線部分)と、フォトマスク4の位置マーク形成用の
孔部4bを介して露光された位置マーク14b(斜線部
分)とが形成される。これらの露光パターン14aと位
置マーク14bでは光吸収特性に変化が生じており、感
光性レジストの未露光部とは異なる光吸収特性を有して
いる。また、露光パターン14aの形成ピッチはフォト
マスク4の開口パターン4aの形成ピッチと等しいもの
となり、ステージ3の移動方向と平行な方向にピッチP
1 、これに直交する方向にピッチP2 で形成されてい
る。
を図2に示される位置から図面右方向に移動させる。こ
のステージ3の移動に伴って、被露光体11上の位置マ
ーク14bはフォトマスク4の位置マーク形成用の孔部
4bの下方位置から位置マーク検出用の窓部4cの下方
へと移動する。そして、図4に示されるように位置マー
ク14bがフォトマスク4の位置マーク検出用の窓部4
cの下方位置に達すると、検出装置5は窓部4cを介し
て位置マーク14bを検出して検出信号を制御装置(図
示せず)に送り、制御装置から作動停止信号が搬送装置
6に送られてステージ3の移動が停止する。これによ
り、被露光体11はフォトマスク4の位置マーク形成用
の孔部4bと位置マーク検出用の窓部4cの形成ピッチ
Pに相当する距離を移動したことになる。したがって、
フォトマスク4は被露光体11に対して開口パターン4
aのステージ3移動方向における形成ピッチP1 に相当
する距離を移動したことになり、4面付の開口パターン
4aのうち図面左側の2つの開口パターン4aは未露光
の感光性レジスト層13上に位置し、残りの2つの開口
パターン4aは既に露光された感光性レジスト層13の
露光パターン14a上に位置する。
の感光性レジスト層13の露光パターン14a上に位置
する2つの開口パターン4aを覆うように遮光板7をフ
ォトマスク4上に配置した後、光源2から紫外線を照射
してフォトマスク4を介しステージ3上の被露光体11
に対して2回目の露光を行う。この露光により、図5
(B)に示されるように被露光体11の感光性レジスト
層13には、フォトマスクの開口パターン4aを介して
露光された露光パターン14´a(斜線部分)が形成さ
れる。そして、被露光体11の露光パターン14aと露
光パターン14´aのステージ3の移動方向と平行な方
向(矢印方向)の形成ピッチはフォトマスク4の開口パ
ターン4aの形成ピッチP1 と等しいものとなり、ま
た、ステージ3の移動方向に直交する方向の露光パター
ン14´aの形成ピッチは、開口パターン4aの形成ピ
ッチP2 と等しいものとなっている。これにより、被露
光体11上に一定のピッチで6面付の露光が完了する。
は、4面付のフォトマスクを用いて2回の露光により被
露光体に6面付の露光を可能とするものであるが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示
されるように、フォトマスク24の位置マーク形成用の
孔部24bと位置マーク検出用の窓部24cの形成ピッ
チPを、開口パターン24aのステージ移動方向(矢印
方向)における形成ピッチP1 の2倍に設定することに
より、2回の露光で被露光体に8面付の露光、3回の露
光で被露光体に12面付の露光が可能となる。また、図
7に示されるように、所望のパターンで開口部が形成さ
れている1つの開口パターン34aを備えるフォトマス
ク34において、位置マーク形成用の孔部34bと位置
マーク検出用の窓部34cの形成ピッチPを開口パター
ン34aのステージ移動方向(矢印方向)における長さ
Lと同じに設定することにより、小面積のフォトマスク
34を用いた複数回露光により大面積パターン露光(つ
なぎ露光)を高い精度を行うことができる。
うことができる被露光体を構成する感光性レジストにつ
いて説明する。被露光体を構成する感光性レジストは、
上述のように紫外線照射により可視光域から近赤外光域
の少なくとも一部において光吸収特性に変化を生じるポ
ジ型の感光性レジストである。ここで、光吸収特性の変
化とは、光吸収率の増大あるいは低下、または、光吸収
波長の変化等を意味する。
可視光域において光吸収特性に変化を生じる本発明の感
光性レジストを挙げることができる。本発明の感光性レ
ジストは、少なくともポジ型の感光性樹脂成分と、紫外
線照射により可視光域での光吸収特性に変化を生じる呈
色成分と、を含有するものである。
知のポジ型感光性レジストを使用することができ、例え
ば、ナフトキノンアジド系ポジ型レジストとして、東京
応化工業(株)製OFPRシリーズ、クラリアントジャ
パン(株)製AZシリーズ、富士フィルムオーリン
(株)製HPR、MPRの各シリーズ等が挙げられる。
(A)可溶性樹脂、(B)光酸発生剤、(C)有機溶剤
からなる。(A)可溶性樹脂としては、(A1)アルカ
リ可溶性樹脂、(A2)酸の存在下でアルカリ可溶性に
変性する樹脂が挙げられる。
は、ノボラック樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリ
ル酸共重合体、ヒドロキシスチレン共重合体、ポリビニ
ルフェノール、ポリα−メチルビニルフェノール等が挙
げられるが、特にフェノールノボラック樹脂が好まし
い。
リ可溶性に変性する樹脂としては、下記に示すような、
水酸基を保護基で保護したポリビニルフェノールや、ス
チレン−マレイミド共重合体等の樹脂を挙げることがで
きる。
ェノール]
キシカルボニル基、テトラヒドロピラニル基、トリメチ
ルシリル基またはt−ブトキシカルボニルメチル基を示
す。) [スチレン−マレイミド共重合体]
ル基、R3 はt−ブトキシカルボニル基、フェノール−
o−t−ブトキシカルボニル基またはメチレンオキシア
セチル基を示す。)
1)キノンジアジド基含有化合物、(B2)その他、に
大きく分類される。上記の(B1)キノンジアジド基含
有化合物としては、オルトベンゾキノンジアジド、オル
トナフトキノンジアジド、オルトアントラキノンジアジ
ド等のキノンジアジド類のスルホン酸と、フェノール性
水酸基またはアミノ基を有する化合物とを、一部または
完全にエステル化、あるいは、一部または完全にアミド
化したもの等が挙げられる。
する化合物としては、ポリヒドロキシベンゾフェノン、
没食子酸アルキルフェノール樹脂、ジメチルフェノー
ル、ヒドロキノン、ポリヒドロキシジフェニルアルカ
ン、ポリヒドロキシジフェニルアルケン、ビスフェノー
ルA、トリス(ヒドロキシフェニル)メタンおよびその
メチル置換体、ナフトール、ピロカテコール、ピロガロ
ール、アニリン、p−アミノジフェニルアミン等が挙げ
られる。
としては、ポリヒドロキシベンゾフェノンとナフトキノ
ン−1,2−ジアジト−5−スルホン酸との完全エステ
ル化物や部分エステル化物であり、特に、平均エステル
化度が70モル%以上のものが好ましい。これらのキノ
ンジアジド基含有化合物は、単独でも、または、2種以
上含有してもよい。上記のキノンジアジド基含有化合物
は、上述の可溶性樹脂100重量部に対して、10〜4
0重量部、好ましくは15〜30重量部の範囲で用いら
れる。
は、上述の(A2)酸の存在下でアルカリ可溶性に変性
する樹脂から保護基を脱離させてアルカリ現像液に対し
て可溶とするための触媒であり、露光により酸を発生し
得るものであれば特に限定されず、下記のオニウム
塩、ハロゲン含有化合物、スルホン化合物、ニロ
トベンジル化合物、スルホン酸化合物等が用いられ
る。
てもよく、それぞれ水素原子、アミノ基、ニトロ基、シ
アノ基、置換もしくは非置換のアルキル基またはアルコ
キシル基、XはSbF6 、AsF6、PF6 、BF4 、
CF3 CO2 、ClO4 、CF3 SO3 、
換もしくは非置換のアルキル基またはアルコキシル基、
R8 ,R9は互いに同一であっても異なっていてもよ
く、それぞれ置換もしくは非置換のアルコキシル基、R
10は水素原子、アミノ基、アニリノ基、置換もしくは非
置換のアルキル基またはアルコキシル基を示す。)を示
す。)
を示す。)
水素系化合物、ハロアルキル基含有ヘテロ環状化合物等
を挙げることができ、好ましくは下記の化合物を挙げる
ことができる。
2n+1(n=8,10,11,12,14,15,16ま
たは18)、YはSbF6 またはPF6 を示す。)
キシフェニル基、ナフチル基またはメトキシナフチル基
を示す。)
てもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、メチル
基、メトキシ基または水酸基を示す。)
ホニルスルホン等を挙げることができ、好ましくは下記
の化合物を挙げることができる。
てもよく、それぞれ置換もしくは非置換のアルキル基ま
たはハロゲン原子、Yは−CO−、または−SO2 −を
示し、uは0〜3の整数である。)
ネート化合物、ジニトロベンジルスルホネート化合物等
を挙げることができ、好ましくは下記の化合物を挙げる
ことができる。
水素原子またはメチル基、R24は
は互いに同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
置換または非置換のアルコキシル基)、vは1〜3の整
数を示す。)
ル、ハロアルキルスルホン酸エステル、アリールスルホ
ン酸エステル、イミノスルホナート等を挙げることがで
き、好ましくは下記の化合物を挙げることができる。
てもよく、それぞれ水素原子または置換もしくは非置換
のアルキル基、R30,R31は互いに同一であっても異な
っていてもよく、それぞれ水素原子、置換もしくは非置
換のアルキル基またはアリール基を示す。)
ルキル基、R33,R34は互いに同一であっても異なって
いてもよく、それぞれ置換もしくは非置換のアルキル基
またはアリール基を示し、R33とR34は互いに結合して
環構造を形成していてもよい。)
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイ
ソアミルケトン等のケトン類、エチレングリコール、エ
チレングリコールモノアセテート、ジエチレングリコー
ル、ジエチレングリコールモノアセテート、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレング
リコールモノアセテート、あるいは、これらのモノメチ
ルエーテル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテ
ル等の多価アルコール類、およびその誘導体、ジオキサ
ンのような環式エーテル類、乳酸エチル、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、3エトキ
シプロピオン酸エチル等のエステル類を挙げることがで
きる。これらの有機溶剤は単独でも、2種以上混合して
使用してもよい。
要に応じて、相溶性のある添加物、例えば、塗布性を改
善するための付加的樹脂、可塑剤、増感剤、コントラス
ト向上剤等の添加剤を配合することができる。
成分としては、光酸発生剤と発色剤との組み合わせ、フ
ォトクロミック物質等を挙げることができる。光酸発生
剤としては、上述の光酸発生剤を挙げることができる。
が発生した酸の作用により発色するものであり、例え
ば、マラカイトグリーンラクトン、クリスタルバイオレ
ットラクトン、フルオラン類、トリフェニルメタンフタ
リド類、スピロピラン類、フェノチアジン類、ジビニル
フタライド類等が挙げられ、具体的には、山田化学
(株)製CVL、BLMB、LCV、S−205、Bl
ack305、ETAC、Black500、Blac
k100、NIR−Black78等を挙げることがで
きる。
1で表されるRを5〜40の範囲、好ましくは10〜2
0の範囲内とするような条件で含有される。Rが5未満
であると、感光性レジストにおける光吸収特性の変化が
不十分となり、本発明の露光装置での複数回露光に支障
を来すことがある。また、Rが40を超えると、感光性
レジストの感度低下、現像コントラストの低下を来し好
ましくない。
光酸発生剤のモル量、bは添加する光酸発生剤1モルか
ら発生する酸のモル量、Cは感光性樹脂成分中の光酸発
生剤のモル量、cは感光性樹脂成分中の光酸発生剤1モ
ルから発生する酸のモル量、lは発色剤の成分数、mは
添加する光酸発生剤の成分数、nは感光性樹脂成分中の
光酸発生剤の成分数である。)
アリールエテン、フルギド、スピロナフトキサジン等を
挙げることができる。
脂成分100重量部に対して10〜30重量部の範囲で
あることが好ましい。呈色成分の含有量が10重量部未
満であると、感光性レジストにおける光吸収特性の変化
が不十分となり、本発明の露光装置での複数回露光に支
障を来すことがある。また、呈色成分の含有量が30重
量部を超えると、感光性レジストの感度低下、現像コン
トラストの低下を来し好ましくない。
用することにより、本発明の露光装置の検出装置として
特殊な感度をもつカメラを使用することなく可視光域に
感度領域をもつ一般のカメラの使用が可能となり、ま
た、パターン露光や位置マーク露光の状態を目視等で容
易に把握することが可能となる。
て光吸収特性に変化を生じるポジ型の感光性レジスト
は、少なくともポジ型の感光性樹脂成分と、紫外線照射
により近赤外光域で光吸収特性に変化を生じる呈色成分
と、を含有するものである。ポジ型の感光性樹脂成分と
しては、上記のような従来公知のポジ型感光性樹脂成分
から適宜選択して使用することができる。
色剤の組み合わせからなり、光酸発生剤は上述のような
ものが同様に用いられる。発色剤としては、フルオラン
類、フェノチアジン類、ジビニルフタライド類の中から
近赤外域にλmaxをもつものを選択して使用すること
ができる。具体的には、例えば、山田化学(株)製NI
R−Black78は、呈色後のλmax=890nm
となる。
光酸発生剤は、上記の式1で表されるRを5〜40の範
囲、好ましくは10〜20の範囲内とするような条件で
含有される。
明する。下記の仕様で図1および図2に示されるような
本発明の露光装置を作製した。
BY ・ステージ :550mm×650mm、吸引保持方
式 ・フォトマスク:80μm×285μmの開口部が10
0μmピッチで設けられた180μm×240mmの開
口パターンが4面付で形成され、各開口パターンの形成
ピッチはP1 =210mm、P2 =270mmとした。
また、1000μm×1000μmの十字形状の位置マ
ーク形成用の孔部と、1500μm×1500μmの方
形状の位置マーク検出用の窓部を、ピッチP=210m
mで形成した。 ・検出装置 :CCDカメラ(東京電子工業(株)製
CS3450) ・搬送装置 :リニアモーター付エアスライド+電動
リニアアクチュエータ型XYθテーブル
トを調製し、コーニング(株)製7059ガラス基板上
にスピンコーティング法により塗布し、その後、120
℃、3分間の条件で乾燥して厚み0.2μmの感光性レ
ジスト層を形成し、被露光体を得た。
ージをフォトマスクに対して図1および図2に示される
ような位置とし、光源から紫外線を照射して被露光体を
露光した。この露光により、被露光体の感光性レジスト
層には、フォトマスクの開口パターンを介して露光され
た4面の露光パターンと、フォトマスクの位置マーク形
成用の孔部を介して露光された位置マークとが目視によ
り確認された。
動させ、位置マークがフォトマスクの位置マーク検出用
の窓部の下方位置に達したことを検出装置が検出すると
同時にステージの移動を停止した。次いで、被露光体上
の既に露光が完了している領域にある開口パターンを覆
うように遮光板をフォトマスク上に配置した後、光源か
ら紫外線を照射して被露光体に対して2回目の露光を行
った。この露光により、被露光体上には、フォトマスク
の開口パターンを介して露光された2面の露光パターン
が更に形成され、合計6面付の露光パターンが形成され
た。各露光パターンのステージの移動方向と平行な方向
の形成ピッチは、フォトマスクの開口パターンの形成ピ
ッチP1 に対して1.0μm以下の誤差であった。
源から照射された紫外線によりフォトマスクを介して被
露光体に露光が行われると、被露光体の感光性レジスト
に対してパターン露光と同時に位置マークが露光され、
この位置マークでは可視光域から赤外光域の少なくとも
一部において光吸収特性に変化が生じるので、搬送機構
によりステージとフォトマスクとを相対的に移動してフ
ォトマスクの窓部を介し検出装置が被露光体上の位置マ
ークを検出する位置とすることにより、極めて高い精度
で次の露光位置の位置合わせを行うことができ、これに
より、小面積のフォトマスクを用いた複数回露光により
多面付露光や大面積パターン露光(つなぎ露光)を高い
精度を行うことが可能となり、さらに、紫外線照射によ
って可視光域での光吸収特性に変化を生じる呈色成分を
含有する感光性レジストを使用することにより、上記検
出装置として特殊な感度をもつカメラを使用することな
く可視光域に感度領域をもつ一般のカメラの使用が可能
となり、また、パターン露光や位置マーク露光の状態を
目視等で容易に把握することが可能となる。
図である。
光体と検出装置の位置関係を示す斜視図である。
露光体の状態を示す図である。
る位置合わせの状態を示す斜視図である。
示す斜視図であり、(A)はフォトマスクと被露光体と
の位置関係を示す図であり、(B)は露光後の被露光体
の状態を示す図である。
す斜視図である。
す斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 被露光体を小面積のフォトマスクを用い
た複数回露光により露光するための露光装置であって、 紫外線照射用の光源、紫外線照射により可視光域から近
赤外光域の少なくとも一部において光吸収特性に変化を
生じるポジ型の感光性レジストが塗布された被露光体を
載置するためのステージ、前記光源と前記ステージとの
間に配設されたフォトマスク、前記フォトマスクに対し
て所定位置に配設された検出装置、前記ステージと前記
フォトマスクとを相対的に移動するための搬送機構とを
備え、前記フォトマスクは所望の開口パターンと位置マ
ーク形成用の孔部と該孔部に対して所定の位置に形成さ
れた位置マーク検出用の窓部を有し、前記検出装置は可
視光域から赤外光域の少なくとも一部に感度領域をもち
前記フォトマスクの前記窓部を介して前記被露光体を検
査可能な位置に配設されたことを特徴とする露光装置。 - 【請求項2】 少なくともポジ型の感光性樹脂成分と、
紫外線照射により可視光域での光吸収特性に変化を生じ
る呈色成分と、を含有することを特徴とする感光性レジ
スト。 - 【請求項3】 前記呈色成分は、光酸発生剤と発色剤と
からなることを特徴とする請求項2に記載の感光性レジ
スト。 - 【請求項4】 前記光酸発生剤と前記発色剤は、下記式
1で表されるRを5〜40の範囲内とするものであるこ
とを特徴とする請求項3に記載の感光性レジスト。 【数1】 (式1中、Aは添加する発色剤のモル量、Bは添加する
光酸発生剤のモル量、bは添加する光酸発生剤1モルか
ら発生する酸のモル量、Cは感光性樹脂成分中の光酸発
生剤のモル量、cは感光性樹脂成分中の光酸発生剤1モ
ルから発生する酸のモル量、lは発色剤の成分数、mは
添加する光酸発生剤の成分数、nは感光性樹脂成分中の
光酸発生剤の成分数である。) - 【請求項5】 前記呈色成分は、フォトクロミック物質
であることを特徴とする請求項2に記載の感光性レジス
ト。 - 【請求項6】 前記呈色成分の含有量は、前記感光性樹
脂成分100重量部に対して10〜30重量部の範囲で
あることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか
に記載の感光性レジスト。
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| JP1688799A JP4343301B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 露光装置 |
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|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
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