JP2000213256A - ロ―ルブラインド - Google Patents

ロ―ルブラインド

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JP2000213256A
JP2000213256A JP11102127A JP10212799A JP2000213256A JP 2000213256 A JP2000213256 A JP 2000213256A JP 11102127 A JP11102127 A JP 11102127A JP 10212799 A JP10212799 A JP 10212799A JP 2000213256 A JP2000213256 A JP 2000213256A
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JP
Japan
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screen
runner
support pipe
weight bar
stopper
Prior art date
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JP11102127A
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English (en)
Inventor
Yukio Torii
由樹男 鳥居
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Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スクリーンを支持するサポートパイプの所定位
置への引き出し及び畳み込みを確実に行い得るロールブ
ラインドを提供する。 【解決手段】スクリーン2を支持するサポートパイプ5
a,5bをガイドレールに移動可能に支持したロールブ
ラインドにおいて、ガイドレールとウェイトバー及び各
サポートパイプ5a,5bには、スクリーン2の引き出
し動作時に各サポートパイプ5a,5bを所定のスクリ
ーン支持位置までウェイトバーとともに移動させ、スク
リーン2の畳み込み動作時にはサポートパイプ5a,5
bがウェイトバーに押圧されたときに限り該サポートパ
イプ5a,5bをスクリーン畳み込み方向に移動させる
サポートパイプ支持装置9a〜9c,15a,15bを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スクリーンを支
持するサポートパイプを備えたロールブラインドに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】天窓用ロールブラインドは、スクリーン
を天窓に沿って引き出し及び畳み込み可能として、天窓
からの採光量の調節を行うものである。このような天窓
用ブラインドでは、引き出されたスクリーンの自重垂れ
を防止するために、スクリーンを支持するサポートパイ
プをスクリーンの下方に等間隔に配設したものがある。
【0003】このようなサポートパイプは、天窓に対し
固定した構成とすると、スクリーンを畳み込んだ状態で
も、そのサポートパイプが天窓下方に露出して美観上好
ましくない。
【0004】そこで、特開平10−72989号公報及
び実公平1−37105号公報に記載されたロールスク
リーンでは、先端ボトムとサポートパイプ(ガイドパイ
プ)とが引張りチェーンで連結され、スクリーンの畳み
込みとともにサポートパイプも移動するように構成され
る。
【0005】また、特開昭64−43691号公報に記
載されたロールブラインドでは、複数のサポートパイプ
(たわみ防止用管)をマグネットで吸着し、スクリーン
の引き出しとともに各サポートパイプをガイドレールに
沿って移動させ、各サポートパイプが所定位置まで移動
されると、ガイドレールに設けられたストッパ装置によ
り当該サポートパイプのそれ以上の移動が阻止される。
【0006】そして、スクリーンを畳み込むと、ボトム
に押されて各サポートパイプが収納位置まで移動される
とともに、隣接するサポートパイプが互いにマグネット
で吸着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平10
−72989号公報及び実公平1−37105号公報に
記載されたロールスクリーンでは、スクリーンの畳み込
み時に、各サポートパイプ間のチェーンが弛んで垂れ下
がるため、美観上好ましくない。
【0008】また、特開昭64−43691号公報に記
載されたロールブラインドでは、スクリーンの畳み込み
動作時にスクリーンとサポートパイプが摩擦して、サポ
ートパイプがスクリーンの畳み込み方向に移動する。
【0009】このため、サポートパイプが上記所定位置
からスクリーン畳み込み方向に移動し、かつ隣接するサ
ポートパイプとマグネットで吸着しない状態で畳み込み
動作が停止すると、スクリーンの引き出し動作時に当該
サポートパイプが所定位置まで移動しない。この結果、
スクリーンをサポートパイプで等間隔に支持することが
できないという問題点がある。
【0010】この発明の目的は、スクリーンを支持する
サポートパイプの所定位置への引き出し及び畳み込みを
確実に行い得るロールブラインドを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1では、スクリー
ンをスクリーン巻取軸から引き出し可能とし、かつスク
リーン巻取軸に巻き取り可能とし、前記スクリーンの引
き出し端部にはウェイトバーを取着し、前記ウェイトバ
ーの両端部をガイドレールで支持し、前記ガイドレール
には前記スクリーンを支持するサポートパイプを移動可
能に支持したロールブラインドにおいて、前記ガイドレ
ールとウェイトバー及び各サポートパイプには、前記ス
クリーンの引き出し動作時に各サポートパイプを所定の
スクリーン支持位置までウェイトバーとともに移動さ
せ、前記スクリーンの畳み込み動作時には前記サポート
パイプがウェイトバーに押圧されたときに限り該サポー
トパイプをスクリーン畳み込み方向に移動させるサポー
トパイプ支持装置を設けた。
【0012】請求項2では、前記サポートパイプ支持装
置は、前記ガイドレールに設けたストッパと、前記ガイ
ドレール内を移動するウェイトバー及びサポートパイプ
のランナーとで構成し、前記ストッパは、前記スクリー
ンの引き出し動作時に各サポートパイプのランナーを所
定のスクリーン支持位置までウェイトバーのランナーと
一体に移動可能とし、前記スクリーンの畳み込み動作時
には前記サポートパイプのランナーがウェイトバーのラ
ンナーで押圧されたときに限り該サポートパイプのラン
ナーをスクリーン畳み込み方向に移動させる構成とし
た。
【0013】請求項3では、前記ストッパは、係止金具
をガイドレールに回動可能に支持し、前記係止金具には
前記サポートパイプのランナーを係止するための係止凹
部と、前記ウェイトバーのランナーに係合して前記係止
凹部を前記サポートパイプのランナーの係止位置に回動
させるレバー部とを設けて構成した。
【0014】請求項4では、前記係止金具には、スクリ
ーンの引き出し動作時に前記ウェイトバーとともに移動
する複数のサポートパイプのランナーに対応する位置
に、それぞれ係止凹部を設けた。
【0015】請求項5では、前記ストッパには、前記係
止金具のレバー部がウェイトバーのランナーに係合する
位置と、前記係止凹部が前記ランナーを係止する位置と
で前記係止金具を保持する保持手段を設けた。
【0016】請求項6では、前記ウェイトバー及びサポ
ートパイプの隣合うランナーは、スクリーンの引き出し
動作時に、前記スクリーン支持位置までマグネットで吸
着して一体に移動可能とした。
【0017】請求項7では、前記ストッパは、前記ガイ
ドレール内に設けた。
【0018】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下、この
発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明す
る。図1に示す天窓用ロールブラインドは、天窓の一側
にスクリーン巻取軸1が回転可能に支持され、そのスク
リーン巻取軸1にはスクリーン2が巻着されている。前
記スクリーン巻取軸1内には、スクリーン巻取軸1にス
クリーン巻取り方向の回転力を付与するスプリングモー
タ(図示しない)が内蔵されている。
【0019】前記スクリーン2の両側において、窓枠に
はガイドレール3が配設され、そのガイドレール3にウ
ェイトバー4が移動可能に支持されている。そして、ウ
ェイトバー4に前記スクリーン2の引き出し端部が取着
されている。また、前記ガイドレール3には前記スクリ
ーン2を下方から支持する2本のサポートパイプ5a,
5bの両端がスクリーンの移動方向に移動可能に支持さ
れている。
【0020】前記天窓の他側には、ワイヤー巻取軸6が
回転可能に支持され、そのワイヤー巻取軸6内にはモー
タ(図示しない)が内蔵されている。そして、モータの
作動によりワイヤー巻取軸6が正逆方向に回転される。
【0021】前記ウェイトバー4には駆動ワイヤー7が
掛装され、その駆動ワイヤー7はウェイトバー4の両端
部からワイヤー巻取軸6に向かって案内されて、同ワイ
ヤー巻取軸6に巻着されている。
【0022】従って、モータの作動によりワイヤー巻取
軸6が駆動ワイヤー7の巻取方向に回転されると、ウェ
イトバー4がワイヤー巻取軸6に向かって移動してスク
リーン巻取軸1からスクリーン2が引き出され、ワイヤ
ー巻取軸6が駆動ワイヤー7の巻戻し方向に回転される
と、スプリングモータの作用によりスクリーン2がスク
リーン巻取軸1に巻き取られる。
【0023】前記ガイドレール3には、スクリーン2の
引き出し操作時に前記サポートパイプ5a,5bを所定
位置まで移動させ、スクリーン2の畳み込み操作時には
サポートパイプ5a,5bをウェイトバー4とともに収
納可能とするストッパー装置が設けられている。そのス
トッパー装置の構成を以下に説明する。
【0024】図4に示すように、前記各ガイドレール3
は前記スクリーン2方向に向かって開口する溝型の上部
レール3aと、その上部レール3aの下方において同じ
くスクリーン2方向に開口する下部レール3bとが一体
に形成されている。
【0025】前記上部レール3a内には、図3に示すよ
うに、前記ウェイトバー4及びサポートパイプ5a,5
bをそれぞれ支持する第一〜第三のランナー9a〜9c
が移動可能に配設されている。そして、第一のランナー
9aのランナー軸10aに、前記ウェイトバー4の端部
が支持される。
【0026】前記第二及び第三のランナー9b,9cの
ランナー軸10b,10cに、オフセット部材11を介
してサポートパイプ5a,5bの支軸12が支持されて
いる。そして、サポートパイプ5a,5bはその上縁が
ランナー軸10b,10cの中心線上に位置するように
オフセットされている。
【0027】前記第一のランナー9aのランナー軸10
aには、前記第二のランナー9bに対向するマグネット
受け13aが取着され、前記第二のランナー9bのラン
ナー軸10bには、前記マグネット受け13aに対向す
るマグネット14bと、第三のランナー9cに対向する
マグネット受け13bが取着されている。
【0028】前記第三のランナー9cのランナー軸10
cには、前記マグネット受け13bに対向するマグネッ
ト14cが取着されている。そして、図3に示すよう
に、各マグネット受け13a,13bをマグネット14
b,14cに吸着させると、各ランナー9a〜9cが上
部レール3a内を一体に移動するようになっている。な
お、第二のランナー9bに取着されたマグネット14b
は、第三のランナー9cに取着されたマグネット14c
より強い吸着力を備えている。
【0029】前記下部レール3b内には、図6に示すよ
うに、ガイドレール3の全長を3等分する位置に第一及
び第二のストッパ15a,15bが設けられている。前
記第一及び第二のストッパ15a,15bは同一構成で
あるので、スクリーン巻取軸1側に位置する第一のスト
ッパ15aについて説明する。
【0030】前記下部レール3b内に固定されたフレー
ム16には、係止金具17の先端部近傍が軸18を回動
支点として回動可能に支持されている。また、係止金具
17には軸18より基端側において、軸18を中心とす
る円弧状のガイド孔19が形成され、フレーム16から
突出するガイド軸20がそのガイド孔19内に突出され
ている。従って、係止金具17はガイド軸20に案内さ
れながら回動可能となっている。なお、係止金具17は
その先端側がワイヤー巻取軸6側に位置し、基端側がス
クリーン巻取軸1側に位置する。
【0031】前記係止金具17の先端にはレバー部21
が形成され、回動支点位置から基端側の上縁には、上方
に向かって開口する第一及び第二の係止凹部22a,2
2bが形成されている。そして、図3に示すように第一
及び第二の係止凹部22a,22bを水平方向に位置さ
せると、レバー部21は斜め上方に延びて、第一〜第三
のランナー9a〜9cのランナー軸10a〜10cの移
動軌跡上に突出するように形成されている。
【0032】また、第一〜第三のランナー9a〜9cが
マグネット14b,14cで吸着した状態で、上部レー
ル3a内をスクリーン引き出し方向に移動して、図3に
示すように、第一のランナー9aのランナー軸10aが
第一のストッパ15aのレバー部21に当接すると、係
止金具17が回動されて、第一の係止凹部22aが第三
のランナー9cのランナー軸10cに係合するようにな
っている。
【0033】また、第一及び第二のランナー9a,9b
がマグネット14bで吸着した状態で、上部レール3a
内をスクリーン引き出し方向に移動して、第一のランナ
ー9aのランナー軸10aが第二のストッパ15bのレ
バー部21に当接すると、図6に示すように、第二のス
トッパ15bの係止金具17が回動されて、その第二の
係止凹部22bが第二のランナー9bのランナー軸10
bに係合するようになっている。
【0034】前記フレーム16の前記レバー部21側の
端部には、コイルスプリング23の一端が取着され、そ
のコイルスプリング23の他端は、第二の係止凹部22
bの下方位置で係止金具17に取着されている。
【0035】そして、図3に示すように第一及び第二の
係止凹部22a,22bが水平方向に位置するときは、
コイルスプリング23は軸18の中心より下方に位置す
るので、その引張り力により第一及び第二のストッパ1
5a,15bの係止金具17に矢印A方向の回転力が付
与される。
【0036】また、図6に示すように、第一の係止凹部
22aが第三のランナー9cのランナー軸10cに係合
したとき、あるいは第二の係止凹部22bが第二のラン
ナー9bのランナー軸10bに係合したとき、コイルス
プリング23は軸18の中心より上方に位置するので、
その引張り力により第一及び第二のストッパ15a,1
5bの係止金具17に矢印B方向の回転力が付与され
る。
【0037】次に、上記のように構成されたロールブラ
インドの動作を説明する。スクリーン2をスクリーン巻
取軸1に巻き取ることにより畳み込んで、ウェイトバー
4をスクリーン巻取軸1の近傍まで移動させると、ウェ
イトバー4及びサポートパイプ5a,5bを支持する第
一〜第三のランナー9a〜9cは、図3に示すように、
マグネット14b,14cにより吸着された状態とな
る。
【0038】この状態から、ワイヤー巻取軸6をワイヤ
ー巻取り方向に回転駆動してウェイトバー4を介してス
クリーン2を引き出すと、各ランナー9a〜9cは吸着
した状態でワイヤー巻取軸6に向かって一体に移動す
る。
【0039】そして、図3に示すように、第一のランナ
ー9aのランナー軸10aが第一のストッパ15aのレ
バー部21に当接する位置に達すると、第一のストッパ
15aの係止金具17が回動されて、図5に示すよう
に、第一の係止凹部22aが第三のランナー9cのラン
ナー軸10cに係合する。
【0040】すると、第三のランナー9cが第二のラン
ナー9bから引き離され、第一及び第二のランナー9
a,9bのみがワイヤー巻取軸6に向かって移動する。
このとき、マグネット14bの吸着力がマグネット14
cの吸着力より強いため、第三のランナー9cが第二の
ランナー9bから引き離される。
【0041】このようにして、第三のランナー9cが第
一のストッパ15aによりそれ以上の移動が阻止される
ため、サポートパイプ5bが所定位置まで引き出された
状態で停止する。そして、係止金具17はコイルスプリ
ング23の付勢力により第一の係止凹部22aがランナ
ー軸10cに係合した状態に維持される。
【0042】次いで、第一のランナー9aが第二のスト
ッパ15bのレバー部21に当接する位置に達すると、
図6に示すように、第二のストッパ15bの係止金具1
7が回動されてその第二の係止凹部22bが第二のラン
ナー9bのランナー軸10bに係合する。
【0043】すると、第二のランナー9bが第一のラン
ナー9aから引き離され、第一のランナー9aのみがワ
イヤー巻取軸6に向かって移動する。このようにして、
第二のランナー9bが第一のストッパ15bによりそれ
以上の移動が阻止されるため、サポートパイプ5aが所
定位置まで引き出された状態で停止する。そして、係止
金具17はコイルスプリング23の付勢力により第二の
係止凹部22aがランナー軸10bに係合した状態に維
持される。
【0044】次いで、ウェイトバー4がワイヤー巻取軸
6の近傍まで引き出されると、図1に示すように、天窓
を覆うようにスクリーン1が引き出され、サポートパイ
プ5a,5bはスクリーン巻取軸1とワイヤー巻取軸6
との間隔を3等分する位置でスクリーン2を支持する状
態となる。
【0045】一方、スクリーン2を畳み込む場合には、
ワイヤー巻取軸6をワイヤー巻戻し方向に回転させる。
すると、スクリーン巻取軸1内のスプリングモータによ
りスクリーン2がスクリーン巻取軸1に巻き取られ、ウ
ェイトバー4がスクリーン巻取軸1に向かって移動す
る。
【0046】そして、第一のランナー9aが第二のラン
ナー9bに当接すると、マグネット14bがマグネット
受け13aに吸着するとともに、第二のランナー9bが
第一のランナー9aに押されてスクリーン巻取軸1に向
かって移動する。
【0047】すると、第二のストッパ15bの係止金具
17は、第二のランナー9bのランナー軸10bに押さ
れて回動し、第一及び第二の係止凹部22a,22bが
水平方向に位置する状態となる。このとき、コイルスプ
リング23の付勢力により係止金具17に矢印A方向の
回転力が付与されるため、係止金具17はこの状態に安
定して保持される。
【0048】第一及び第二のランナー9a,9bがスク
リーン巻取軸1に向かってさらに移動して、第二のラン
ナー9bが第三のランナー9cに当接すると、マグネッ
ト14cがマグネット受け13bに吸着するとともに、
第三のランナー9cが第二のランナー9bに押されてス
クリーン巻取軸1に向かって移動する。
【0049】すると、第一のストッパ15aの係止金具
17は、第三のランナー9cのランナー軸10cに押さ
れて回動し、第一及び第二の係止凹部22a,22bが
水平方向に位置する状態となる。このとき、コイルスプ
リング23の付勢力により係止金具17に矢印A方向の
回転力が付与されるため、係止金具17はこの状態に安
定して保持される。
【0050】このようにして、スクリーン2がスクリー
ン巻取軸1に巻き取られて、ウェイトバー4がスクリー
ン巻取軸1の近傍まで移動されると、図2に示すよう
に、ウェイトバー4とともにサポートパイプ5a,5b
が移動され、天窓が完全に開放される。
【0051】上記のように構成されたロールブラインド
では、次に示す作用効果を得ることができる。 (1)ガイドレール3に沿ってスクリーン2を引き出
し、あるいは畳み込むことにより、天窓を開閉すること
ができる。 (2)スクリーン2を引き出すと、サポートパイプ5b
が第一のストッパ15aの位置まで引き出され、サポー
トパイプ5aが第二のストッパ15bの位置まで引き出
されるので、スクリーン2をサポートパイプ15a,1
5bで等間隔に支持することができる。 (3)スクリーン2をスクリーン巻取軸1に巻き取っ
て、ウェイトバー4をスクリーン巻取軸1の近傍まで移
動させれば、ウェイトバー4とともにサポートパイプ5
a,5bをスクリーン巻取軸1の近傍まで移動させるこ
とができる。 (4)ウェイトバー4及びサポートパイプ5a,5bの
間隔を保持するために、チェーン等を使用しないので、
ウェイトバー4及びサポートパイプ5a,5bを畳み込
んでも、チェーン等の垂れ下がりによる美観の低下を防
止することができる。 (5)スクリーン2の畳み込み動作時には、第一のラン
ナー9aが第二のランナー9bに当接するまでは、第二
のストッパ15bによりサポートパイプ5aの移動が阻
止される。また、第二のランナー9bが第三のランナー
9cに当接するまでは、第一のストッパ15aによりサ
ポートパイプ5bの移動が阻止される。従って、スクリ
ーン2の畳み込み動作時には、第一〜第三のランナー9
a〜9cをマグネット14b,14cで確実に吸着させ
ることができる。この結果、スクリーン2の引き出し動
作時には、第二及び第三のランナー9b,9cが第一及
び第二のストッパ15a,15bにそれぞれ係止される
まで、第一のランナー9aと一体に移動させることがで
きるので、サポートパイプ5a,5bを第一及び第二の
ストッパ15a,15bに係止される所定位置まで確実
に移動させることができる。 (6)第一及び第二のストッパ15a,15bの係止金
具17に第一及び第二の係止凹部22a,22bを設け
ることにより、第一及び第二のストッパ15a,15b
で共通の係止金具17を使用することができる。 (7)第一及び第二のストッパ15a,15bに設けた
コイルスプリング23により、係止金具17の第一及び
第二の係止凹部22a,22bをランナー軸10b,1
0cのいずれかに係合させた状態に保持することができ
るとともに、係止金具17の第一及び第二の係止凹部2
2a,22bをガイドレール3に沿って位置させて、レ
バー部21を第一のランナー9aのランナー軸10aの
移動軌跡上に突出するように保持することができる。 (第二の実施の形態)図7〜図9は、この発明を具体化
した天窓用ロールブラインドの第二の実施の形態を示
す。この実施の形態は、ストッパー装置を除いて、前記
第一の実施の形態と同様な構成であるので、そのストッ
パー装置について以下に説明する。なお、第一の実施の
形態と同様な部分は同一符号を付して説明する。
【0052】図7に示すように、ガイドレール3内には
同ガイドレール3の全長を3等分する位置に第一及び第
二のストッパ31a,31bが取着されている。前記第
一及び第二のストッパ31a,31bは、磁石を吸着可
能とした金属板で形成されるとともに、その基端部がガ
イドレール3の内側面に固定され、その先端部はガイド
レール3の開口方向、すなわちサポートパイプ5a,5
b方向に向かって折り曲げられている。
【0053】そして、第一のストッパ31aの先端部は
第二のストッパ31bの先端部よりサポートパイプ5
a,5b側に突出されている。ウェイトバー4の両端
は、第一のランナー32によりガイドレール3に沿って
移動可能に支持されている。前記第一のランナー32
は、ウェイトバー4の端部に取着された第一のランナー
部材33に一対の転動輪34が回転可能に支持され、そ
の転動輪34がガイドレール3内を転動する。
【0054】前記第一のランナー部材33は、磁石を吸
着可能とした金属板で構成され、その後端、すなわちス
クリーン巻取軸1側の端部は、ガイドレール3側に向か
って屈曲されて、吸着片33aが形成されている。
【0055】そして、第一のランナー部材33は、前記
第一及び第二のストッパ31a,31bと干渉しない位
置で、ガイドレール3内を移動するようになっている。
サポートパイプ5aの両端は、第二のランナー35によ
りガイドレール3に沿って移動可能に支持されている。
前記第二のランナー35は、サポートパイプ5aに取着
された第二のランナー部材36に転動輪34が回転可能
に支持され、その転動輪34がガイドレール3内を転動
する。
【0056】前記第二のランナー部材36は、磁石を吸
着可能とした金属板で構成され、その両端部はガイドレ
ール3側に向かって屈曲され、その前端面にはマグネッ
ト37a,37bが並設され、後端部は吸着片36aと
して形成されている。
【0057】そして、第二のランナー部材36は、前記
第二のストッパ31bと干渉しない位置でガイドレール
3内を移動し、図9に示すように、マグネット37aは
前記第一のストッパ31aに対向するとともに、マグネ
ット37bは前記第一のランナー部材33の吸着片33
aに対向するようになっている。
【0058】サポートパイプ5bの両端は、第三のラン
ナー38によりガイドレール3に沿って移動可能に支持
されている。前記第三のランナー38は、サポートパイ
プ5bに取着された第三のランナー部材39に転動輪3
4が回転可能に支持され、その転動輪34がガイドレー
ル3内を転動する。
【0059】前記第三のランナー部材39は、磁石を吸
着可能とした金属板で構成され、その両端部はガイドレ
ール3側に向かって屈曲され、その前端面にはマグネッ
ト40a,40bが並設されている。
【0060】そして、図9に示すように、マグネット4
0aは前記第二のストッパ31bに対向するとともに、
マグネット40bは前記第二のランナー部材36の吸着
片36aに対向するようになっている。
【0061】前記マグネット37bの吸着力は、前記マ
グネット40bの吸着力より強くなるように設定されて
いる。次に、上記のように構成されたストッパ装置の動
作を説明する。図7に示すように、スクリーン巻取軸1
側にスクリーン2が畳み込まれた状態では、第三のラン
ナー38のマグネット40bは第二のランナー35の吸
着片36aに吸着し、第二のランナー35のマグネット
37bは、第一のランナー32の吸着片33aに吸着し
ている。
【0062】この状態から、ウェイトバー4を引き出す
と、サポートパイプ5a,5bはウェイトバー4ととも
に移動する。次いで、サポートパイプ5bが第二のスト
ッパ31bが設けられた位置まで移動すると、図9に示
すように、第三のランナー38はそのマグネット40a
が第二のストッパ31bに当接し、かつ吸着してそれ以
上の移動が阻止される。
【0063】すると、第三のランナー38は第二のラン
ナー35から引き離されて、サポートパイプ5bが当該
位置に保持され、ウェイトバー4とサポートパイプ5a
はガイドレール3に沿ってさらに移動する。
【0064】次いで、サポートパイプ5aが第一のスト
ッパ31aが設けられた位置まで移動すると、第二のラ
ンナー35はそのマグネット37aが第一のストッパ3
1aに当接し、かつ吸着してそれ以上の移動が阻止され
る。
【0065】すると、第二のランナー35は第一のラン
ナー32から引き離されて、サポートパイプ5aが当該
位置に保持され、ウェイトバー4はガイドレール3に沿
ってさらに移動する。
【0066】次いで、ウェイトバー4がワイヤー巻取軸
6の近傍まで引き出されると、天窓を覆うようにスクリ
ーン1が引き出され、サポートパイプ5a,5bはスク
リーン巻取軸1とワイヤー巻取軸6との間隔を3等分す
る位置でスクリーン2を支持する状態となる。
【0067】一方、スクリーン2を畳み込むために、ス
クリーン巻取軸1でスクリーン2を巻き取ると、ウェイ
トバー4がスクリーン巻取軸1に向かって移動する。こ
のとき、サポートパイプ5a,5bはマグネット37
a,40aで第一及び第二のストッパ31a,31bに
吸着しているので、スクリーン2に追随して移動するこ
とはない。
【0068】第一のランナー32が第二のランナー35
に当接すると、吸着片33aがマグネット37bに吸着
するとともに、マグネット37aが第一のストッパ31
aから引き離される。そして、第二のランナー35が第
一のランナー32に押され、サポートパイプ5aがウェ
イトバー4とともにスクリーン巻取軸1に向かって移動
する。
【0069】第一及び第二のランナー32,35がスク
リーン巻取軸1に向かって更に移動すると、やがて第二
のランナー35が第三のランナー38に当接する。する
と、吸着片36aがマグネット40bに吸着するととも
に、マグネット40aが第二のストッパ31bから引き
離され、第三のランナー38が第二のランナー35に押
されて、サポートパイプ5bがウェイトバー4及びサポ
ートパイプ5aとともにスクリーン巻取軸1に向かって
移動する。
【0070】このようにして、スクリーン2がスクリー
ン巻取軸1に巻き取られて、ウェイトバー4がスクリー
ン巻取軸1の近傍まで移動されると、ウェイトバー4と
ともにサポートパイプ5a,5bが移動され、天窓が完
全に開放される。
【0071】上記のように構成されたロールブラインド
では、前記第一の実施の形態で得られた(1)〜(5)
の作用効果に加えて、次に示す作用効果を得ることがで
きる。
【0072】(1)第一及び第二のストッパ31a,3
1bがガイドレール3内に収容されて外部に露出するこ
とはないので、このロールブラインドの美観を向上させ
ることができる。
【0073】(2)簡便な構成であるため、誤作動が少
なく、かつ製造コストが低廉である。上記実施の形態
は、次に示すように変更することもできる。 ・サポートパイプは1本、あるいは3本以上としてもよ
い。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はスクリ
ーンを支持するサポートパイプの所定位置への引き出し
及び畳み込みを確実に行い得るロールブラインドを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態のロールブラインドを示す
下面図である。
【図2】 スクリーンを畳み込んだ状態を示す下面図で
ある。
【図3】 ストッパを示す正面図である。
【図4】 ストッパを示す側面図である。
【図5】 ストッパの動作を示す正面図である。
【図6】 ストッパの動作を示す正面図である。
【図7】 第二の実施の形態のロールブラインドを示す
断面図である。
【図8】 第二の実施の形態のロールブラインドを示す
断面図である。
【図9】 第二の実施の形態のロールブラインドの動作
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スクリーン巻取軸 2 スクリーン 3 ガイドレール 4 ウェイトバー 5a,5b サポートパイプ 9a〜9c,32,35,38 サポートパイプ
支持装置(第一〜第三のランナー) 15a,15b,31a,31b サポートパイプ
支持装置(第一及び第二のストッパ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンをスクリーン巻取軸から引き
    出し可能とし、かつスクリーン巻取軸に巻き取り可能と
    し、前記スクリーンの引き出し端部にはウェイトバーを
    取着し、前記ウェイトバーの両端部をガイドレールで支
    持し、前記ガイドレールには前記スクリーンを支持する
    サポートパイプを移動可能に支持したロールブラインド
    において、 前記ガイドレールとウェイトバー及び各サポートパイプ
    には、前記スクリーンの引き出し動作時に各サポートパ
    イプを所定のスクリーン支持位置までウェイトバーとと
    もに移動させ、前記スクリーンの畳み込み動作時には前
    記サポートパイプがウェイトバーに押圧されたときに限
    り該サポートパイプをスクリーン畳み込み方向に移動さ
    せるサポートパイプ支持装置を設けたことを特徴とする
    ロールブラインド。
  2. 【請求項2】 前記サポートパイプ支持装置は、前記ガ
    イドレールに設けたストッパと、前記ガイドレール内を
    移動するウェイトバー及びサポートパイプのランナーと
    で構成し、前記ストッパは、前記スクリーンの引き出し
    動作時に各サポートパイプのランナーを所定のスクリー
    ン支持位置までウェイトバーのランナーと一体に移動可
    能とし、前記スクリーンの畳み込み動作時には前記サポ
    ートパイプのランナーがウェイトバーのランナーで押圧
    されたときに限り該サポートパイプのランナーをスクリ
    ーン畳み込み方向に移動させる構成としたことを特徴と
    する請求項1記載のロールブラインド。
  3. 【請求項3】 前記ストッパは、係止金具をガイドレー
    ルに回動可能に支持し、前記係止金具には前記サポート
    パイプのランナーを係止するための係止凹部と、前記ウ
    ェイトバーのランナーに係合して前記係止凹部を前記サ
    ポートパイプのランナーの係止位置に回動させるレバー
    部とを設けて構成したことを特徴とする請求項2記載の
    ロールブラインド。
  4. 【請求項4】 前記係止金具には、スクリーンの引き出
    し動作時に前記ウェイトバーとともに移動する複数のサ
    ポートパイプのランナーに対応する位置に、それぞれ係
    止凹部を設けたことを特徴とする請求項3記載のロール
    ブラインド。
  5. 【請求項5】 前記ストッパには、前記係止金具のレバ
    ー部がウェイトバーのランナーに係合する位置と、前記
    係止凹部が前記ランナーを係止する位置とで前記係止金
    具を保持する保持手段を設けたことを特徴とする請求項
    3乃至4のいずれかに記載のロールブラインド。
  6. 【請求項6】 前記ウェイトバー及びサポートパイプの
    隣合うランナーは、スクリーンの引き出し動作時に、前
    記スクリーン支持位置までマグネットで吸着して一体に
    移動可能としたことを特徴とする請求項2乃至5のいず
    れかに記載のロールブラインド。
  7. 【請求項7】 前記ストッパは、前記ガイドレール内に
    設けたことを特徴とする請求項2記載のロールブライン
    ド。
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