JP2000210506A - 雑用排水簡易浄化装置 - Google Patents

雑用排水簡易浄化装置

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JP2000210506A
JP2000210506A JP11017842A JP1784299A JP2000210506A JP 2000210506 A JP2000210506 A JP 2000210506A JP 11017842 A JP11017842 A JP 11017842A JP 1784299 A JP1784299 A JP 1784299A JP 2000210506 A JP2000210506 A JP 2000210506A
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filtration
water
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filter
wastewater purifying
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Takahiko Yamamoto
多嘉彦 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置で雑用排水をろ過し、容易に再利
用できるようにする。 【解決手段】 ろ過装置1に水を通過させ不純物通過を
遮るステンレス製多孔板で形成した籠状のろ過層3を含
み、多孔板はステンレス板を多数の細孔のある防食剤の
マスクで覆い酸で腐食させて孔を開けるエッチング技法
で作る。ろ過装置に、前記籠状のろ過層の第一次ろ過層
3と、二枚のポリオレフィン発泡板の間に球状活性炭の
細粒を挟んで加熱成形したサンドイッチ状のろ過層を含
む第二次ろ過層4を備える。また、ろ過装置のろ過能力
低下を補うために、一時的に前記ろ過装置内の水面Sを
圧縮空気により加圧する強制ろ過手段(12、14、1
8)を備える。さらに、ろ過装置に水面の高さを検知す
る手段5を備え、その検知手段の出力によりろ過装置へ
の圧縮空気の供給を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭の風呂の
お湯、台所の流し台からの洗浄水、洗濯機からの排水な
どの雑用排水又は小規模事業場などの使用済み上水道水
を、下水道や河川に流す前に浄化して、再利用する雑用
排水簡易浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般家庭においては、上水道
で使用した水はすべて下水に流すか浸透枡で地下に戻す
のが通常であった。最も整った都市部などの給水は、上
水・中水・下水とに別れているが、上水道は飲み水、中
水道は風呂用水・洗濯用水・台所用水に使用し、その使
用後はそのまま下水道に放流されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、世界的に、水資
源を大切にしようとする運動が盛んである。ところが、
従来の家庭用水道における使用水量は、大人2人と子供
2人の一般的な平均家族で23〜30m3 /月を使用し
ている。これらの水は再利用することなく捨てていた。
そこで、公共事業で行われる大規模な対策の他に、各家
庭でも、自主的に節水が行われることが望ましい。その
ためには、負担する費用が少なく、できるだけ効率よく
簡単にできる水再利用のための雑用排水簡易浄化装置の
出現が期待されている。しかし、このような装置は未だ
に存在しない。
【0004】本発明の目的は、このような課題を解決
し、一般家庭や小規模事業場などの雑用排水をろ過し浄
化して、植木用散水・自動車洗車水・トイレ水洗水とし
て再利用することができるような、安価で取扱易い雑用
排水簡易浄化装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下に記載す
るような解決手段により、前記課題を解決する。なお、
理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する
符号を付して説明するが、これに限定するものではな
い。すなわち、請求項1の発明は、雑用排水の小規模な
浄化装置において、装置構成要素のろ過装置(1)に、
雑用排水を通過させ不純物の通過を遮る多数の孔を開け
た多孔板により形成した籠状のろ過層(3)を含むこと
を特徴とする雑用排水簡易浄化装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の雑用
排水簡易浄化装置において、前記多孔板は、ステンレス
板の表面を多数の細孔のある防食剤の面で覆い酸で腐食
させて細孔を開けるエッチング技法により加工された多
孔板であることを特徴とする雑用排水簡易浄化装置であ
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の雑用排水簡易浄化装置において、前記ろ過装
置(1)に第一次ろ過層(3)とその第一次ろ過層
(3)に重ねて配置される第二次ろ過層(4)を含み、
前記籠状のろ過層を前記第一次ろ過層(3)とし、前記
第二次ろ過層(4)に二枚のポリオレフィン発泡板の間
に一定の厚さの球状活性炭の細粒を挟んで加熱成形した
サンドイッチ状のろ過層(43、46)を含むことを特
徴とする雑用排水簡易浄化装置である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
のいずれか1項に記載の雑用排水簡易浄化装置におい
て、前記ろ過装置(1)のろ過能力の低下を補うため
に、一時的に前記ろ過装置(1)内の雑用排水面(S)
を圧縮空気により加圧する強制ろ過手段(12、14、
18)を備えることを特徴とする雑用排水簡易浄化装置
である。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載の雑用
排水簡易浄化装置において、前記ろ過装置(1)に装置
内の雑用排水面の高さを検知する検知手段(5、54)
を備え、その検知手段(54)の出力によりろ過装置
(1)への前記圧縮空気の供給を制御することを特徴と
する雑用排水簡易浄化装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
雑用排水簡易浄化装置の実施形態について、さらに詳し
く説明する。図1は、本発明の雑用排水簡易浄化装置の
システム構成を示す系統図である。本装置のシステムに
は、図1に示すように、ろ過装置1と、ろ過装置1に圧
縮空気を供給するエアータンク12と、その他の関係設
備を備えている。従来技術による圧力貯水層20は、ろ
過装置1によりろ過した処理水を貯蔵するとともに、処
理水放出時に必要な圧力を保つ。
【0011】本発明の特徴は、第1に、一連の重ねたろ
過層に、エッチング技法により作られた極めて細かい目
のフィルターを含み、ろ過性能を格段に向上させるとと
もに、それ以外に組み合わせるろ過剤の目づまりによる
性能の劣化を防いでいることである。次に、前記フィル
ターの配置によるろ過速度の遅れに対応して、ろ過装置
の容器を一時的に密閉状態に切り換え、そこに圧縮空気
を送り込んで加圧して、ろ過速度を上げていることであ
る。
【0012】例えば、一般家庭内の使用する水の内、一
時に多量の水が排出され機会の多いのは浴槽のお湯であ
る。この場合、300〜450[l(リットル)]が約
10分間位で全量流れ出る。この流量は、45[l/
分]である。図1のろ過装置1の容量が35[l]であ
るとすれば、流れ込んだお湯は、ろ過能力約10〜20
[l/分]でろ過されるので、満杯となって所定の最高
水位になるまでの時間は54〜67秒である。さらに、
目詰まりが進行した場合、処理能力は落ち、短時間で限
界に達する。そこで、ろ過速度を上げるため、ろ過装置
内部の圧力を一時的に高めているが、加圧のための空気
は、圧力貯水層20用に使用する圧力発生源(エアータ
ンク)12の圧縮空気を共用している。
【0013】図1において、バルブ6、配管7を経てチ
ャッキ弁(フラップ弁)8を通ってろ過装置1に入って
来た雑用水は、一次ろ過層となる籠状のフィルター(以
下第1ろ過籠という)3、および二次ろ過層となる籠状
のフィルター(以下第2ろ過籠という)4を通過するこ
とによって、ろ過と浄化が行われる。一方、エアータン
ク12内には、コンプレッサーあるいはエアーポンプ1
8によって予め圧縮空気が満たされている。
【0014】ろ過装置1内で目詰まりによりろ過能力が
低下しても、電磁弁14に弁開放指令の信号が与えられ
ると、エアータンク12からの圧縮空気が、チャッキ弁
13、開閉弁15、チャッキ弁16を通って、ろ過装置
1内に圧入され、水面Sに0〜3kg/cm2 の圧力が
加わる。そこで、圧縮空気の加圧によって、水圧が増
し、2倍以上のろ過能力を得ることができる。
【0015】なお、このとき、流入側配管7の端部に一
方向性のフラップ状の弁蓋を有するチャッキ弁(以下、
フラップ弁という)8があるので、弁内外の圧力差によ
り配管7方向への通路は塞がれる。また、本装置の能力
を越える雑用排水(以下、水という)が生じたときは、
余剰の水は配管38、39を経て地面下に設けられた浸
透枡40に送られ、さらに、余剰分は、配管41を経て
図示しない下水道に導かれる。
【0016】ろ過装置1でろ過と浄化が行われた処理済
みの水は、配管9、開閉弁10、配管11、開閉弁2
1、およびチャッキ弁22を経て、圧力貯水槽20に流
入し、貯蔵される。圧力貯水槽20は、チャッキ弁1
3、配管26、電磁弁27、チャッキ弁28を経て、エ
アータンク12から適時圧縮空気が供給され、槽内の圧
力は電磁弁27の作動により常に一定に保たれる。圧力
貯水槽20の水は、配管23、弁24を経てトイレ用洗
浄水へ、あるいは弁25を経て植木散水などに使用され
る。
【0017】図2は、ろ過装置1の平面図である。図3
は、図2のA−Aで切断した断面図(左側面図)であ
る。ろ過装置1の容器2は、ほぼ円筒形の容器本体2a
と、その蓋2bによって構成された密閉容器である。容
器2内には、第1ろ過籠3と、第2ろ過籠4と、フロー
ト5の本体が挿入されている。また、流入側配管7の一
部が挿入され、その先端にはフラップ弁8が取り付けら
れている。
【0018】図4は、ろ過装置1に水が流入する状態
で、フラップ弁8を拡大して示した断面図(左側面図)
である。図4において、7aは配管7の延長部であり、
ろ過装置1内に挿入されている。7bは延長部を開閉弁
6に接続するためのフランジである。このフラップ弁8
は、弁座となる支持部8bによって配管7の延長部7a
に固定されている。フラップ状の可動部である弁蓋8a
は、上端付近がねじ8cによって支持部8bの先端上部
に固定されている。弁蓋8aは、付け根の部分に柔軟性
があり、外力によって容易に上方に向かって回転し、弁
を開放させることができる。
【0019】そこで、水が流入する場合は、図中の実線
で示すように弁蓋8aは開く。ただし、流入がない場合
は、図中の2点鎖線で示すように弁蓋8aは閉じてい
る。また、水が流入しようとしても、ろ過装置1内が加
圧されれば、弁蓋8aを境とする内外の圧力差により、
弁蓋8aは閉じる。
【0020】第1ろ過籠3は、エッチング技法により作
られたステンレス製多孔板を、ほぼ円筒形で上面開放の
籠状に成形したもので、径80μmの丸孔が高密度に多
数開けられている。ろ過装置1内に流入した水は、第1
ろ過籠3の円筒部の周側部と底面部とからろ過され、第
2ろ過籠4へと移行するようになつている。第1ろ過籠
3では、径80μmの丸孔を通過できない不純物のすべ
てが取り除かれる。
【0021】第2ろ過籠4は、図5の拡大断面図(左側
面図)に示すように、おわん形の2重成型品であるポリ
オレフィン成型品46の内側に、各層を重ねるようにし
て形成されている。ポリオレフィン成型品46は、真球
状の径が0.01〜0.1mmの活性炭を、成型前に一
定厚さの活性炭層をポリオレフィン発泡板2枚の間にサ
ンドイッチ状態としたものを加熱成型し、厚さが1.3
4〜13.4μmの精密ろ過膜に形成したものである。
このポリオレフィン成型品46は、エッチング技法によ
るステンレス製多孔板41の内面に内接した形にセット
される。
【0022】多孔板41とポリオレフィン成型品46を
重ねることにより、精密ろ過領域に匹敵する程の精密ろ
過層となり、しかも強制ろ過による加圧状態となった場
合の最大圧力3kg/cm2 に耐え得る構造を有してい
る。このおわん形の2重成型品の上面には、上記と同じ
ように、ステンレス製多孔板42の内側(上側)に沿っ
てポリオレフィン成型品43を配置した、平たい盆状の
ろ過構造があり、44は第1ろ過籠3を支えるスペーサ
ーである。したがって、第2ろ過籠4のろ過の最上層
は、前記の多孔板42とポリオレフィン成型品43で構
成され、ゴミ・不純物、及び有害成分の除去を目的とし
ている。
【0023】その下の層は、方解石、あられ石を入れた
層45であり、通過する処理水をアルカリ性に変える水
質調整と精澄を促すことを目的とする。層45では、生
物の必須ミネラルであるCa,Na,Cl,Mg,Fe
が溶け出し、また、これらの鉱物の含有物により、通過
する水の適度な硬水化を促し、雑菌繁殖や腐食を防止す
る。
【0024】層45の下には、最終的に不純物を吸着除
去するために、平均径50μm〜100μmの活性炭
を、平均径20μm〜30μmの通過孔のある不織布
(ポリプロピレン)47aで包んだ層47がある。そし
て、前記のポリオレフィン成型品46と多孔板41を重
ねた層が、最終のろ過層となる。
【0025】第2ろ過籠4では、平均径13.4μm〜
26.8μm以上の不純物のろ過が行える。また、平均
径30μ以下の粒子、及びNa、Cl、アルコール系高
分子、界面活性剤、及び、MRSA、インフルエンザウ
ィルス、O−157などの吸着も行われる。なお、前記
の層47において、径が10〜50μm(中心粒径20
〜30μm)の真球状フェノール樹脂活性炭を充填する
ことにより、平均径5〜15μmの不純物を90%以上
ろ過することができる。。
【0026】図6は、フロート5と、フロート5の本体
51の上下動に連動して作動するリミットスイッチ54
の関係を示す説明図(断面図)である。ろ過装置1内へ
流入する水の突入流量が多い場合、徐々に第1ろ過籠3
内の水位が上昇する。そこで、図3に示すフロートの本
体51の上昇にともなって、その側面に固定されている
シャフト53が、ガイド53aに沿って上昇し、リミッ
トスイッチ54の可動部54aを押すと、リミットスイ
ッチ54は、図示しない制御部を介して、電磁弁14に
弁開放のための信号を送出する。
【0027】一方、フロートの本体51の上端に固定さ
れたシャフト52は、その先端位置がスリットを通して
外部から見えるよるようになっているので、水位上昇と
ともに、水位表示部を兼ねたガイド55の中を徐々に上
昇し、G・グリーン(安全水位)、→O・オレンジ(注
意水位)、→Re・レッド(危険水位)、へと移行し、
目視でも分かるようになっている。
【0028】(他の実施形態)本発明は、以上説明した
実施形態に限定するものではなく、種々の変形又は変更
が可能であって、これらも本発明の均等の範囲内であ
る。例えば、ろ過装置1内の構成において、図1、図3
では、第1ろ過籠3の下に第2ろ過籠4を配置してある
が、第2ろ過籠を筒状にして、第1ろ過籠3の周りを取
り巻くように配置し、第2ろ過籠の周辺からろ過済みの
水を排出させてもよい。また、第2ろ過籠に含まれる各
層の構成についても多種多様な組み合わせが考えられる
が、そのいずれでもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような種々の効
果を奏する。 (1)装置構成要素のろ過装置に、多孔板により形成し
た籠状のろ過層を含むことにより、ろ過性能を向上さ
せ、かつ十分な強度をもたせることができるという効果
がある。 (2)前記多孔板を、ステンレス板の表面を多数の細孔
のある防食剤の面で覆い酸で腐食させて細孔を開けるエ
ッチング技法により加工することにより、確実かつ具体
的に前記効果を達成することができる。
【0030】(3)前記ろ過装置に第一次ろ過層と第二
次ろ過層を含み、前記マスク状のろ過層を第一次ろ過層
とし、第二次ろ過層に二枚のポリオレフィン発泡板の間
に一定の厚さの球状活性炭の細粒を挟んで加熱成形した
ろ過層を含むことにより、確実かつ具体的に前記効果を
達成することができる。
【0031】(4)一時的に前記ろ過装置内の水面を圧
縮空気により加圧する強制ろ過手段を備えることによ
り、ろ過速度を上げることができるという効果がある。 (5)前記ろ過装置に水面の高さを検知する手段を備
え、その検知手段の出力によりろ過装置への前記圧縮空
気の供給を制御することにより、前記強制ろ過手段を適
時に確実に行うことができる。
【0032】したがって、本発明の装置を使用すること
によって、一般家庭などの水の再処理が用意かつ簡単に
行えるので、今まで上水道水を利用していた台所水洗水
や車の洗浄あるいは庭の植木などに利用できるばかりで
なく、フェノール活性炭による有毒成分や油分あるいは
高分子活性剤などを吸着・除去する構成と組み合わせる
ことにより、排水による河川の汚濁防止にも貢献するこ
とができる。また、余分な栄養分のろ過、軟水化した水
のミネラル分の付加による硬水への戻しによる水の腐食
防止にも役立つ。さらに、節水による家庭出費の削減及
び水源確保のための費用節減効果かあり、余分な水を下
水道に流す際も、川下や海の汚染を最小限にくい止める
ことができるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置のシステム構成の系統を示す説明
図である。
【図2】図1のろ過装置の平面図である。
【図3】図2のろ過装置をA−Aで切断した断面図(左
側面図)である。
【図4】図3のフラップ弁を拡大して示した断面図(左
側面図)である。
【図5】図3の第二次ろ過層を拡大して示した断面図
(左側面図)である。
【図6】図3のフロートとリミットスイッチの関係を示
す説明図(断面図)である。
【符号の説明】
1 ろ過装置 2 ろ過装置の容器 3 一次ろ過籠 4 二次ろ過籠 5 フロート 6 バルブ 8 チャッキ弁(フラップ弁) 8a 弁の可動部(弁蓋) 12 エアータンク 14、27 電磁弁 18 コンプレッサー又はエアーポンプ 20 圧力貯水層 51 フロートの本体 54 リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/28 B01D 29/10 510D Fターム(参考) 4D024 AA04 AB04 AB05 AB07 AB14 AB15 BA02 BA05 BB01 BB05 BB08 BC01 CA01 CA11 DA03 DA04 DB03 4D041 AA04 AB02 AB12 AB22 AB23 AD17 AD18 CB04 CC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雑用排水の小規模な浄化装置において、 装置構成要素のろ過装置に、雑用排水を通過させ不純物
    の通過を遮る多数の孔を開けた多孔板により形成した籠
    状のろ過層を含むことを特徴とする雑用排水簡易浄化装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の雑用排水簡易浄化装置
    において、 前記多孔板は、ステンレス板の表面を多数の細孔のある
    防食剤のマスクで覆い酸で腐食させて細孔を開けるエッ
    チング技法により加工された多孔板であることを特徴と
    する雑用排水簡易浄化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の雑用排
    水簡易浄化装置において、 前記ろ過装置に第一次ろ過層とその第一次ろ過層に重ね
    て配置される第二次ろ過層を含み、 前記籠状のろ過層を前記第一次ろ過層とし、前記第二次
    ろ過層に二枚のポリオレフィン発泡板の間に一定の厚さ
    の球状活性炭の細粒を挟んで加熱成形したサンドイッチ
    状のろ過層を含むことを特徴とする雑用排水簡易浄化装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の雑用排水簡易浄化装置において、 前記ろ過装置のろ過能力の低下を補うために、一時的に
    前記ろ過装置内の雑用排水面を圧縮空気により加圧する
    強制ろ過手段を備えることを特徴とする雑用排水簡易浄
    化装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の雑用排水簡易浄化装置
    において、 前記ろ過装置に装置内の雑用排水面の高さを検知する検
    知手段を備え、その検知手段の出力によりろ過装置への
    前記圧縮空気の供給を制御することを特徴とする雑用排
    水簡易浄化装置。
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