JP2000210170A - 掛着式植物支持装置 - Google Patents

掛着式植物支持装置

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JP2000210170A
JP2000210170A JP11015494A JP1549499A JP2000210170A JP 2000210170 A JP2000210170 A JP 2000210170A JP 11015494 A JP11015494 A JP 11015494A JP 1549499 A JP1549499 A JP 1549499A JP 2000210170 A JP2000210170 A JP 2000210170A
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JP11015494A
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Hideo Kobayashi
秀夫 小林
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Daiichi Vinyl KK
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Daiichi Vinyl KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロック塀等に簡易且つ安定的に掛着できる
植物支持装置を提供する。 【解決手段】 植物を支持する支持部2の両側に、ブロ
ック塀等の上部に掛着される掛着部5,5を設ける。掛
着部5は、軸部17の上端に一連に設けられており、倒
U字状に屈曲されている。又掛着部5は、軸部17の軸
線回りに回動でき、その回動によって、掛着部5の対向
した挟み部20,20がブロック塀等の上部を挟んだ状
態となり、この状態で軸部17が支持部2に固定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロック塀等の塀
の上部や手摺の上部等としての被掛着部に簡易且つ安定
的に掛着されて植物を支持する掛着式植物支持装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ブロック塀等の塀の外面や手摺の外面は
殺風景であるために、これを植物で装飾したい要求があ
ったが、このような要求に満足に応じられる植物の支持
装置はこれまで提供されていなかった。只、このような
要求に多少なりとも応じんとする従来商品の一例として
は、図17や図18に示すものが提案されていた。
【0003】図17に示す植物支持装置a1は、ブロッ
ク塀b等の塀の上部cに冠状に被って該上部cに固定さ
れるものであり、L字状に屈曲した左右の取付部材d,
dの水平片e,e相互の重なり状態をスライド操作で可
変とし、前記取付け部材の垂下片f,fが前記上部cを
挟んだ状態において、前記水平片e,e相互をネジで固
定可能に構成されていた。
【0004】そのネジ固定の手段は、下の水平片e1に
ネジ軸gを植立すると共に上の水平片e2には、前記ス
ライドする方向に長孔hを設け、該上の水平片e2から
上方に突出したネジ軸部jにナットkを螺合し、水平片
の所要の重なり状態で該ナットkを締め付けることによ
り左右の取付部材d,dを一体化するものであった。そ
して一方の取付部材d1には、植木鉢等を掛着させるた
めのアームmが突設されていた。
【0005】又図18に示す植物支持装置a2は、植物
を支持するための支持部nに、上端部分が倒U字状に屈
曲してブロック塀等の塀の上部cに掛着されるフック部
pが設けられ、該フック部pの裏側の垂下片部qに、塀
面に対して進退可能に固定ネジrが螺合されており、該
固定ネジrを締め付けその先端の押圧部sで塀面tを押
圧状態とすることにより塀に固定可能に構成されてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の植物支持装置によるときには次のような問題点があ
った。 (1) 塀の上部cに冠状に装着される前記植物支持装置a
1は、左右独立した取付部材d,dの組合せによって構
成されているために、該上部cへの装着に際して、両取
付け部材の垂下片f,fが該上部cを挾持するように装
置を幅調節する作業が面倒であり、装置を塀に固定した
り装置の位置替えを行うことが煩わしかった。又前記水
平片のスライド量が、該水平片eの幅に規制されて小さ
かったために、装着できる適用範囲が狭い問題があっ
た。
【0007】(2) 一方前記フック掛着方式の植物支持装
置a2によるときは、その装着できる適用範囲を広げよ
うとすると前記固定ネジrを長くせざるを得ず、従っ
て、図18に一点鎖線で示すように前記上部の幅が小さ
いときは、固定ネジrを何回も回転させなければならな
い煩わしさがあった。又該上部cの幅が大きいときは、
図18に二点鎖線で示すように、固定ネジrが後側に大
きく突出して見栄えが悪い問題があった。更に、このよ
うなネジ固定手段を採用するため、前記押圧部sを支持
する部分が必要になるが、例えば手摺子間等の空間部で
は取り付けられない等、装着できる場所に制約があっ
た。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決し得る掛着
式植物支持装置の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
掛着式植物支持装置は、植物を支持する支持部に掛着部
を設けてなる掛着式植物支持装置であって、該掛着部
は、被掛着部を余裕を以って嵌め入れることのできる大
きさの嵌入部を対向した挟み部間に有すると共に、該両
挟み部が前記被掛着部を挟んだ状態となるように回動で
き、又該挟んだ状態が保持されるように構成したこと特
徴とするものである。
【0010】本発明に係る掛着式植物支持装置のより具
体的な態様は、前記掛着部が、軸線回りに回動可能とな
るように前記支持部に付設された軸部に固定的に設けら
れており、被掛着部を余裕を以って嵌め入れることので
きる大きさの嵌入部を対向した挟み部間に有すると共
に、該両挟み部が前記被掛着部を挟んだ状態となるよう
に、前記軸部の回動に伴って回動でき、又該挟んだ状態
が保持されるように前記軸部が前記支持部に固定可能と
なされていることを特徴とするものである。
【0011】前記各掛着式植物支持装置において前記掛
着部は、倒U字状に屈曲したものとして構成するのがよ
い。
【0012】前記掛着部が軸部に設けられる前記掛着式
植物支持装置において、前記軸部の下端部分に、軸部周
面から突出する間隔保持突部を設け、前記掛着部の両挟
み部が前記被掛着部を挟んだ状態において該間隔保持突
部が被掛着部の表面部に当接することにより、軸部の下
端部分が該間隔保持突部を介して前記表面部に支持され
るように構成するのがよい。
【0013】又、掛着部が軸部に設けられる前記掛着式
植物支持装置において、前記掛着部の複数を前記支持部
に所要間隔を置いて設け、前記軸部を、その長さ方向に
スライド可能となるように前記支持部に付設するのがよ
い。その一例としては、前記掛着部の二つが前記支持部
に所要間隔を置いて設けられたものとし、少なくとも一
つの掛着部に関し、前記軸部を、その長さ方向にスライ
ド可能となるように前記支持部に付設するものを挙げる
ことができる。
【0014】又、前記掛着部が軸部に設けられる前記掛
着式植物支持装置において、前記掛着部の複数を前記支
持部に所要間隔を置いて設け、前記軸部を、伸縮可能且
つ所要長さで固定可能に構成するのがよい。その一例と
しては、前記掛着部の二つが前記支持部に所要間隔を置
いて設けられたものとし、少なくとも一つの掛着部に関
し、前記軸部を、伸縮可能且つ所要長さで固定可能に構
成するものを挙げることができる。
【0015】又前記各掛着式植物支持装置において、掛
着部の二つを前記支持部の両側に設け、前記掛着部の先
側をなす挾み部が、前記支持部の中央から離れる外向き
に回動可能に構成するのがよい。
【0016】又前記各掛着式植物支持装置において、前
記支持部がその幅方向で屈曲可能に構成するのがよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜2において本発明に係る掛着
式植物支持装置1は、植物Pを支持するための上下に長
い矩形板状をなす支持部2の長手両側に、ブロック塀等
の塀の上部や手摺の上部等としての被掛着部3に掛着さ
れる掛着部5,5を設けてなるものである。
【0018】前記支持部2は、図3〜4に示すように例
えば格子板状に形成されており、その両側縁6,6の上
下には、上下方向の挿通孔7が設けられた保持筒9,
9、9,9が左右略対向して設けられている。そして、
上の保持筒9aの上部分及び下の保持筒9bの下部分に
は、図4〜5に示すように、ナット10を収容させるた
めの収容凹部11が設けられ、該収容凹部11の壁部1
2を挿通した固定ネジ13が、前記収容凹部内の前記ナ
ット10に螺合せしめられている。又前記両側縁6,6
の略中央部位には、前記挿通孔7と同心の挿通孔部15
を形成するための湾曲片16,16が、向き合う方向に
突設されている。
【0019】なお本実施の形態においては、かかる構成
の支持部2を、後述する二枚連結支持部(図11)の構
成にも利用可能とするため、前記左右の挿通孔7,7及
び前記左右の挿通孔部15,15の上下位置を稍ずらし
ている。
【0020】前記掛着部5は、図2〜3に示すように、
上下方向に延長して前記上下の挿通孔7,7及び挿通孔
部15に挿通せしめられる例えば丸パイプ状の軸部17
の上端に一連に設けられており、倒U字状に屈曲し、前
記被掛着部3を余裕を以って嵌め入れることのできる大
きさの嵌入部19を対向した挾み部20,20間に有し
ている。そして該掛着部5は、前記軸部17の軸線回り
の回動によって回動でき、所要の回動状態で前記固定ネ
ジ13が螺締されて図5に示すようにネジ先端21が軸
部周面22を押圧することにより、前記支持部2に固定
される。なお本実施の形態においては、前記掛着部5が
設けられる前記軸部17が、前記支持部2に設けた挿通
孔7及び挿通孔部15に対して、長さ方向にスライド可
能に構成されている。
【0021】又前記軸部17の下端部分には、植物支持
装置の掛着状態の安定性を向上させるために、図1〜3
に示すように、装飾を兼ねた間隔保持突部23が軸部周
面22から突出するように固定されている。
【0022】かかる構成を有する掛着式植物支持装置1
をブロック塀等の前記被掛着部3に掛着するに際して
は、固定ネジ13を緩めた状態で、図6に示すように、
左右の掛着部5,5の前記嵌入部19,19に前記被掛
着部3を嵌め入れる。その後図7に示すように、前記両
掛着部5,5を、前記軸部17の軸線回りの回動によっ
て、その先端側の挾み部20が前記支持部2の中央から
離れる外向き(矢印方向)に回動させ、掛着部5の対向
した挾み部20,20で前記被掛着部3を挟んだ状態と
する。そして該挟んだ状態を保持させるために、前記固
定ネジ13,13を締め付けて軸部17を支持部2に固
定させる。
【0023】これにより掛着式植物支持装置1は、図1
〜2に示すように、ブロック塀25等に安定的に掛着さ
れることになる。この状態で例えば図1に示すように、
前記支持部2の所要の格子目縁部26に植木鉢27を引
っ掛け、該植木鉢の植物pを支持部2にもはわせる等し
て、ブロック塀等の表面を植物Pで装飾することができ
る。
【0024】前記掛着状態において、前記間隔保持突部
23が図2に示すようにブロック塀等の表面部29に当
接することによって、掛着式植物支持装置は、その掛着
部5と前記間隔保持突部23とで、ブロック塀等により
安定的に支持されることになる。なお前記間隔保持突部
23を省略したときは、軸部17の下端部分が前記表面
部29から浮いた状態となる場合も生ずるが、掛着部5
の確実な掛着によって、掛着状態が不安定化する恐れは
ない。特に、軸部の下端部分が前記間隔保持突部23を
介してブロック塀等の表面部29に当接するように構成
するときは、掛着状態の安定性を向上させることができ
て好ましいといえる。
【0025】図8は、前記被掛着部3の幅が図7に示す
ものよりも大きい場合について、その掛着部5の掛着状
態を示す平面図であり、又図9は、前記被着部3の幅が
図7に示すものよりも小さい場合について、その掛着部
5の掛着状態を示す平面図である。いずれも、被掛着部
3の幅に応じて軸部17が所要の回動状態を取ることに
より、対向した挾み部20,20が被掛着部3を挟んだ
状態で掛着部5が安定的に掛着されている。
【0026】図10は、本発明に係る掛着式植物支持装
置1を、階段の手摺30の傾斜上部3aとしての被掛着
部3に装着した状態を示すものである。この場合は、前
記軸部17の長さ方向のスライド操作によって、左右の
掛着部5,5の高さを前記傾斜上部3a(被掛着部3)
に合わせて段違にすることにより、両掛着部5,5を傾
斜上部3aに掛着させることができる。なおこの場合
は、掛着部5が傾斜上部3aを滑らないように、掛着部
の内面31に摩擦材を固定したり掛着部5や支持部2の
所要部位を前記手摺30に止着する。又図10は、掛着
式植物支持装置1の左右の軸部17,17が手摺子3
2,32間の空間部33に位置する状態での掛着状態を
示しているが、掛着部5での安定した掛着状態が得られ
るため、前記した従来のフック掛着方式の植物支持装置
におけるような、空間部が障害となって装着できなくな
るといった問題は発生しない。
【0027】〔その他の実施の形態〕 (1) 図11は本発明に係る掛着式植物支持装置1の他の
態様を示すもので、支持部2がその幅方向で屈曲可能に
構成されている。該支持部2は、左右の支持部片2a,
2aの内側部相互を回動可能に枢着した二枚連結の支持
部として構成され、その長手両側に、被掛着部に掛着さ
れる掛着部5,5が設けられている。
【0028】前記支持部片2aとしては図3に示す支持
部2をそのまま用いており、長手内側で同心に組み合わ
せられた上下の挿着孔7,7(図3〜4に示すと同様構
成のもの)と挿通孔部15(図3〜4に示すと同様構成
のもの)に枢軸35を挿通することによって、左右の支
持部片2a,2aが互いに回動可能とされている。又前
記掛着部5,5は、前記と同様の構成を有しており、軸
部17,17の上端に連設されている。そして該二枚連
結の支持部2の屈曲角度に応じて、図12に示すような
立体的植物支持装置1が得られる。
【0029】(2) 前記軸部17には、例えば図1に示す
ように、支持片36を取り付け、該支持片36に植木鉢
27等を支持させることとしてもよい。
【0030】(3) 本発明に係る掛着式植物支持装置は、
その掛着部5で被掛着部3に掛着されるものであるなら
ば、その使用状態は、必ずしも垂下状態になるものには
限られない。
【0031】(4) 掛着部5の回動は、前記のような外向
きの回動に限られず、内向きに回動させることもある。
【0032】(5) 支持部2に設けられる掛着部5の数は
問わない。
【0033】(6) 掛着部5は、被掛着部を余裕を以って
嵌め入れることのできる大きさの嵌入部19を内外の挾
み部20,20間に具えるものであれば、それは、前記
した倒U字状屈曲形態のものには限られず、例えば図1
3に示すようなコ字状屈曲形態等を呈するものであって
もよい。
【0034】又掛着部5は、図14〜15に示すよう
に、支持部2の上部分としての挾み部20aと該挾み部
20aの上端部39において回動可能に設けられた挟み
部20bとの組合せによって構成することもできる。図
15は、該掛着部5の先側をなす挾み部20bの所要の
回動によって該両挟み部20a,20bが前記被掛着部
3を挟んだ状態を示すものである。
【0035】(7) 支持部2に設けられる掛着部5は、図
16に示すような短い軸部17の端部に設けられること
もある。この場合、該軸部17が前記挾み部の一方を構
成することもある。
【0036】(8) 支持部2は、植物を、引っ掛けや載置
等によって支持するものであれば、その形態は問わな
い。
【0037】(9) 支持部2への軸部17の所要回動状
態における固定は、前記のような固定ネジを用いるもの
に限られず、例えば摩擦作用を利用した固定手段であっ
てもよい。或いは、バネ作用によって、内外の挾み部が
被掛着物を挟んだ状態となるように構成してもよい。
【0038】(10) 階段手摺の傾斜した被掛着部に掛着
部を段違いに掛着させるときは、掛着部の軸部を前記の
ようにスライド可能に構成することに代えて、鏡胴式等
に伸縮可能で且つ所要長さで固定可能に構成してもよ
い。
【0039】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 (1) 本発明に係る掛着式植物支持装置によるときは、掛
着部の嵌入部に、ブロック塀等の塀の上部や手摺の上部
等としての被掛着部を嵌め入れて後、両挟み部が前記被
掛着部を挟んだ状態となるように回動させ、該挟んだ状
態を保持させるだけの簡易な操作によって、掛着部を被
掛着部に、その幅の大小に合わせて無段階で確実に掛着
させることができる。
【0040】そして、このように掛着された状態で、前
記支持部に植物を適宜に支持させることにより、殺風景
となりがちなブロック塀等の表面や手摺の表面等を植物
で体裁よく装飾することができる。又掛着部の回動を自
由状態にすることによって、その掛着位置の変更も容易
である。
【0041】このように本発明によるときは、前記した
従来の冠状装着方式の植物支持装置におけるような装置
の幅調節の面倒さを解消し得ると共に、掛着部の嵌入部
の幅を広めに設定(例えば嵌入部の幅を16cm程度に
設定する)しておくことにより、一種類の掛着部によっ
て、大抵幅の被掛着部に応じられる利点がある。このよ
うなことから需要者は、購入した掛着式植物支持装置が
目的の被掛着部に合わせられるか否かを考える必要がな
く、従って躊躇なく購入を動機付け得る利点もある。
【0042】又、前記した従来のフック掛着方式の植物
支持装置におけるような、固定用のネジ軸が長く突出し
て美観を損なう問題を解消できると共に、装着を簡易に
行ない得る利点がある。加えて、固定ネジ先端の押圧部
を受ける支持部分を必要としないことから、例えば図1
0に示すように、手摺子間においても安定的に掛着させ
ることができる。
【0043】(2) 掛着部を外向きに回動可能に構成する
場合は、例えば図10に示すような2本の掛着部を配設
するとき、両掛着部を内向きに回動させるときにはこれ
らが衝合して掛着できない場合であっても、外向きに回
動させることによって確実に掛着させることができる。
又、外向きの回動によって掛着させることにより、掛着
部が外側に広がる分だけ、より安定した掛着状態が得ら
れることになる。
【0044】(3) 掛着部を構成する軸部の下端部分に間
隔保持突部を設けることにより、軸部の下端部分を該間
隔保持突部を介してブロック塀等の表面部で支持させる
ことが可能となって、掛着状態の安定性向上を達成でき
ることになる。
【0045】(4) 掛着部の軸部を、その長さ方向にスラ
イド可能とし或いは伸縮可能とすることにより、例えば
図10に示すような階段手摺の傾斜した被掛着部に対し
ても、掛着部が段違いとなることによって容易に応じら
れる利点がある。
【0046】(5) 植物を支持する支持部をその幅方向で
屈曲可能に構成したときは、その屈曲角度に応じて立体
的な支持部を形成でき、植物による装飾効果を上げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る掛着式植物支持装置をその使用状
態で示す斜視図である。
【図2】その使用状態における側面図である。
【図3】掛着式植物支持装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図4】その部分斜視図である。
【図5】その部分断面図である。
【図6】掛着部の嵌入部に被掛着部を嵌め入れた状態を
示す側面図である。
【図7】掛着式植物支持装置を被掛着部に掛着した状態
を示す平面図である。
【図8】その掛着状態の他の態様を示す平面図である。
【図9】その掛着状態のその他の態様を示す平面図であ
る。
【図10】掛着式植物支持装置のその他の使用状態を示
す正面図である。
【図11】本発明に係る掛着式植物支持装置の他の態様
を示す斜視図である。
【図12】その使用状態を示す平面図である。
【図13】掛着部の他の態様を示す斜視図である。
【図14】掛着部のその他の態様を示す一部断面側面図
である。
【図15】その掛着状態を示す平面図である。
【図16】掛着部のその他の態様を示す部分斜視図であ
る。
【図17】従来の植物支持装置を示す断面図である。
【図18】従来の植物支持装置の他の態様を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 掛着式植物支持装置 2 支持部 3 被掛着部 5 掛着部 7 挿通孔 9 保持筒 10 ナット 11 収容凹部 13 固定ネジ 15 挿通孔部 17 軸部 19 嵌入部 20 挟み部 23 間隔保持突部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物を支持する支持部に掛着部を設けて
    なる掛着式植物支持装置であって、該掛着部は、被掛着
    部を余裕を以って嵌め入れることのできる大きさの嵌入
    部を対向した挟み部間に有すると共に、該両挟み部が前
    記被掛着部を挟んだ状態となるように回動でき、又該挟
    んだ状態が保持されるように構成したこと特徴とする掛
    着式植物支持装置。
  2. 【請求項2】 植物を支持する支持部に掛着部を設けて
    なる掛着式植物支持装置であって、該掛着部は、軸線回
    りに回動可能となるように前記支持部に付設された軸部
    に固定的に設けられており、被掛着部を余裕を以って嵌
    め入れることのできる大きさの嵌入部を対向した挟み部
    間に有すると共に、該両挟み部が前記被掛着部を挟んだ
    状態となるように、前記軸部の回動に伴って回動でき、
    又該挟んだ状態が保持されるように前記軸部が前記支持
    部に固定可能となされていることを特徴とする掛着式植
    物支持装置。
  3. 【請求項3】 前記掛着部は、倒U字状に屈曲せしめら
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の掛着式
    植物支持装置。
  4. 【請求項4】 前記軸部の下端部分に、軸部周面から突
    出する間隔保持突部が設けられており、前記掛着部の両
    挟み部が前記被掛着部を挟んだ状態において該間隔保持
    突部が被掛着部の表面部に当接することにより、軸部の
    下端部分が該間隔保持突部を介して前記表面部に支持さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項2記載の掛着式
    植物支持装置。
  5. 【請求項5】 前記掛着部の複数が前記支持部に所要間
    隔を置いて設けられており、該掛着部が設けられる前記
    軸部が、その長さ方向にスライド可能となるように前記
    支持部に付設されていることを特徴とする請求項2記載
    の掛着式植物支持装置。
  6. 【請求項6】 前記掛着部の二つが前記支持部に所要間
    隔を置いて設けられており、少なくとも一つの掛着部に
    関し、該掛着部が設けられる前記軸部が、その長さ方向
    にスライド可能となるように前記支持部に付設されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の掛着式植物支持装
    置。
  7. 【請求項7】 前記掛着部の複数が前記支持部に所要間
    隔を置いて設けられており、該掛着部が設けられる前記
    軸部が、伸縮可能且つ所要長さで固定可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の掛着式植物支持装
    置。
  8. 【請求項8】 前記掛着部の二つが前記支持部に所要間
    隔を置いて設けられており、少なくとも一つの掛着部に
    関し、該掛着部が設けられる前記軸部が、伸縮可能且つ
    所要長さで固定可能に構成されていることを特徴とする
    請求項2記載の掛着式植物支持装置。
  9. 【請求項9】 掛着部の二つが前記支持部の両側に設け
    られており、前記掛着部の先側をなす挾み部が、前記支
    持部の中央から離れる外向きに回動可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の掛着式植物支
    持装置。
  10. 【請求項10】 前記支持部がその幅方向で屈曲可能で
    あることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
    掛着式植物支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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