JP2000209347A - 音声メ―ル処理装置と、音声メ―ル処理方法、及びこの音声メ―ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

音声メ―ル処理装置と、音声メ―ル処理方法、及びこの音声メ―ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2000209347A
JP2000209347A JP765399A JP765399A JP2000209347A JP 2000209347 A JP2000209347 A JP 2000209347A JP 765399 A JP765399 A JP 765399A JP 765399 A JP765399 A JP 765399A JP 2000209347 A JP2000209347 A JP 2000209347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice mail
reply
mail
recording
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP765399A
Other languages
English (en)
Inventor
Junzo Ikuta
淳三 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP765399A priority Critical patent/JP2000209347A/ja
Publication of JP2000209347A publication Critical patent/JP2000209347A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信した音声メールの再生途中で自分の返信
内容を録音するようにし、従来のテキスト形式の電子メ
ールと同等の操作性を得る音声メール処理装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 音声による電子メール装置であって、音
声メール処理装置全体の制御を行う音声メール制御手段
1と、音声メールを記憶しておく音声メール記憶手段2
と、受信した音声メールを聞くための音声メール再生手
段3と、返信の録音の開始を指示するための返信録音開
始手段41および返信の録音の終了を示す返信録音終了
手段42をもつ入力手段4と、音声メールの返信を行う
ための音声メール録音手段5とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールの中で
も、音声を利用した電子メールに関するものであり、特
に音声メールの返信作業を効率良く行うための音声メー
ル処理装置、および音声メール処理方法、その音声メー
ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記
録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット・イントラネット
技術の発達・普及により、様々な情報交換のために電子
メールが利用されている。
【0003】従来、電子メールはテキストにより情報交
換を行うものであったが、最近では、マルチメディアデ
ータ、すなわち画像データや音声データを含む電子メー
ルも増加してきた。
【0004】特に、用件を音声だけで伝達する音声メー
ルは、キーボードを打つ手間が省ける、キーボードを持
たない端末からでもメールを発信可能であるなど、その
利便性により音声メールのユーザが増加しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べた音声メールを取り扱う音声メール処理装置
では、以下のような問題点がある。
【0006】一般にテキスト形式の電子メールに返信し
ようとする際には、相手の発言内容を特定のマークを行
の先頭に付与して引用する。図4に、具体的な例とし
て、電子メールの返信の形態を示す。図4では、一般的
に使われている不等号記号(>)を使って引用してい
る。また、引用においては、相手の発言内容を論理的な
かたまりに分割し、そのかたまり毎に自分の返信内容を
記述する。論理的なかたまりに分割することにより、返
信も自動的に論理的な内容ごとに分割され、自分の発言
も整理され、返信を受けた相手も論理的にまとまった内
容を受け取ることができる。
【0007】ところが、音声メールにおいては、相手の
発言内容をすべて聞いた上で、それを記憶にとどめ、返
信内容を考えて、返信内容を一気に録音することが必要
であった。相手の発言内容が長ければ長いほど、すべて
の内容を覚えるのは大変であるし、また、自分の発言内
容すべてを論理立て整理し、かつそれを一気に述べるの
も苦痛である。
【0008】本発明は、このような問題点に留意し、通
常のテキスト形式による電子メールと同様の効率のよ
い、また、慣れ親しんだ返信処理を行うことができる音
声メール装置と、音声メール処理方法、およびこの音声
メール方法を実行させるためのプログラムを記録した記
録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、受信した音声メールの再生途中で、自分の
返信内容を録音するようにした音声メール処理装置とし
たものである。
【0010】本発明によれば、従来のテキスト形式の電
子メールと同等の操作性の音声メール処理装置を実現す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、装置の制御を行う音声メール制御手段と、音声メー
ルを記憶しておく音声メール記憶手段と、受信した音声
メールを聞くための音声メール再生手段と、音声メール
の返信を行うための音声メール録音手段と、返信の録音
の開始を指示するための返信録音開始手段および返信の
録音の終了を示す返信録音終了手段を有する入力手段と
を備えた音声メール処理装置であり、受信した音声メー
ルの再生途中で自分の返信内容を録音できるので、従来
のテキスト形式の電子メールと同等の操作性とすること
ができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の音声メール処理装置において、返信録音開始
手段は、メールの送り手側によって返信録音開始時点を
指定するようにしたものであり、返信を行って欲しいタ
イミングを発信者側が指定することにより、受信者側で
返信のタイミングを指定する必要のない、音声メールの
返信が可能となるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の音声メール処理装置において、入力手段は、
引用が不要な部分を示す引用不要指示手段を備えたもの
であり、ユーザは、文の最後に引用不要指示手段により
引用が不要なことを指示できることから、ユーザにとっ
て不要だと思った部分の引用を抑制することができると
いう作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の音声メール処理装置において、引用部分を指
し示すための引用インデックスと、返信部分を指し示す
ための返信インデックスとを備えたものであり、引用す
る部分の開始点、および終了点を引用インデックスによ
り記憶し、返信する部分の開始点、および終了点を返信
インデックスにより記憶し、このデータのうち、受信し
た相手のメールを除く、引用インデックス、返信用の音
声データ、および返信インデックスのみを送ることがで
き、受信した相手のメールを送り返すようなことが必要
ではなくなり、非常に効率をよくするという作用を有す
る。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の音声メール処理装置において、入力手段は、
引用インデックスおよび返信インデックスの内容を調整
するインデックス調整手段を備えたものであり、インデ
ックスを調整することができ、ユーザの望む返信に調整
することができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、音声メ
ールを受信するステップと、受信したメールを再生開始
するステップと、受信メールの再生を終了するかどうか
判定するステップと、返信録音開始指示がなされたかと
うか判定するステップと、返信録音を開始するステップ
と、返信録音が終了したかを判定するステップと、受信
メールの再生を再開するステップと、返信メールの送信
処理を行うステップとによって実現される音声メール処
理方法であり、受信した音声メールの再生途中で自分の
返信内容を録音できるようにし、音声メール処理装置を
従来のテキスト形式の電子メールと同等の操作性にする
という作用を有する。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、音声メ
ールを受信するステップと、受信したメールを再生開始
するステップと、受信メールの再生を終了するかどうか
判定するステップと、返信録音開始指示がなされたかど
うか判定するステップと、返信録音を開始するステップ
と、返信録音が終了したかを判定するステップと、受信
メールの再生を再開するステップと、返信メールの送信
処理を行うステップと、をコンピュータに実行させるた
めの音声メール処理プログラムを、コンピュータ読み取
り可能な形式で記録した記憶媒体であり、この記録媒体
を用いて受信した音声メールの再生途中で自分の返信内
容を録音ができ、音声メール処理装置を従来のテキスト
形式の電子メールと同等の操作性にするという作用を有
する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。なお、本発明はこの実施の形態に何ら
限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲におい
ては種々なる形態で実施し得る。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の音声メール処理装置の機能ブロック図である。
【0020】この音声メール処理装置は、音声メール処
理装置の制御を行う音声メール制御手段1と、音声メー
ルを記憶しておく音声メール記憶手段2と、受信した音
声メールを聞くための音声メール再生手段3と、返信の
録音の開始を指示するための返信録音開始手段41およ
び返信の録音の終了を示す返信録音終了手段42を有
し、音声メールの返信の際に、返信の開始や終了を指示
するための入力手段4と、音声メールの返信を行うため
の音声メール録音手段5を備えて構成されている。
【0021】図2は、同音声メール処理装置による音声
メール処理方法を示すフローチャートである。
【0022】この図2を利用して、音声メールの返信を
行う場合の処理の流れを説明する。
【0023】まず、通常の電子メールと同様、音声メー
ルの受信を行う(ステップ1)。受信した結果は音声メ
ール記憶手段2に格納する。次に、音声メール記憶手段
2に格納した音声メールの再生を、音声メール再生手段
3を通じて行う(ステップ2)。
【0024】ユーザの指示があるまで、または音声メー
ルの再生が終了するまでは、ステップ3からステップ4
を繰り返す。
【0025】利用者は、音声メールの再生を聞きなが
ら、返信を行いたいと思った時点で返信録音開始手段4
1により指示する(ステップ4)。ステップ4でユーザ
の指示があったと判定された時点で、ステップ5に進
む。ステップ5では、返信の録音を音声メール録音手段
5により行い始める。ユーザの指示があるまでは、ステ
ップ6を繰り返す。
【0026】ステップ6で、返信録音を終了したいと思
った時点で、返信録音終了手段42により指示するの
で、ステップ7に進む。この時点で、返信の録音を一時
中断する。ステップ7に進み、受信したメールの再生
を、再開し、ステップ3に戻る。
【0027】以上のステップを繰り返し、ステップ3に
より、受信したメールの再生をすべて終了するまで繰り
返す。
【0028】以上のようにして、音声メール処理する音
声メール処理装置では、従来のテキストの電子メールと
同様の返信の形態が実現できる。返信のメールの結果を
図5に示す。なお、図5は文字により表現してあるが、
当然ながら音声によるデータを文字で表現したものであ
る。
【0029】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2による音声メール処理方法を示すフローチャート
である。図6を利用して、実施の形態2における音声メ
ールの返信を行う場合の処理の流れを説明する。
【0030】まず、通常の電子メールと同様、音声メー
ルの受信を行う(ステップ1)。受信した結果は音声メ
ール記憶手段2に格納する。次に、音声メール記憶手段
2に格納した、受信した音声メールの再生を音声メール
再生手段3を通じて行う(ステップ2)。
【0031】本発明の実施の形態2においては、本発明
の実施の形態1とは異なり、受信したユーザがどこで返
信を行うかを指定する必要がない。すなわち、メールの
発信者側で返信録音開始手段41を利用し、図7のマー
ク(*)に示すように、どのタイミングで返信して欲し
いかを指定する。*マークが現れるまで、または、受信
メールの再生が終了するまでは、ステップ3からステッ
プ4を繰り返す。*マークが現れた時点でステップ5に
進む。
【0032】ステップ5では、返信の録音を音声メール
録音手段5により行い始める。ユーザの指示があるまで
は、ステップ6を繰り返す。ステップ6で、返信録音を
終了したいと思った時点で、返信録音終了手段42によ
り指示するので、ステップ7に進む。この時点で、返信
の録音を一時中断する。ステップ7に進み、受信したメ
ールの再生を、再開し、ステップ3に戻る。
【0033】以上のステップを繰り返し、ステップ3に
より、受信したメールの再生をすべて終了するまで繰り
返す。
【0034】以上のようにして音声メール処理する音声
メール処理装置では、返信を行って欲しいタイミングを
発信者側が指定することにより、受信者側で返信のタイ
ミングを指定する必要のない、音声メールの返信が可能
となる。
【0035】(実施の形態3)図8は本発明の実施の形
態3の音声メール処理装置の機能ブロック図である。
【0036】この音声メール処理装置は、音声メール処
理装置の制御を行う音声メール制御手段1と、音声メー
ルを記憶しておく音声メール記憶手段2と、受信した音
声メールを聞くための音声メール再生手段3と、返信の
録音の開始を指示するための返信録音開始手段41およ
び返信の録音の終了を示す返信録音終了手段42および
引用が不要な部分を示す引用不要指示手段43を有し、
音声メールの返信の際に、返信の開始や終了を指示する
ための入力手段4と、音声メールの返信を行うための音
声メール録音手段5を備えて構成されている。
【0037】図9は、本発明の実施の形態3の音声メー
ル処理装置における音声メール処理の流れを示したフロ
ーチャートである。
【0038】図9を利用して、音声メールの返信を行う
場合の処理の流れを説明する。まず、通常の電子メール
と同様、音声メールの受信を行う(ステップ1)。受信
した結果は音声メール記憶手段2に格納する。
【0039】次に、音声メール記憶手段2に格納した、
受信した音声メールの再生を音声メール再生手段3を通
じて行う(ステップ2)。ユーザの指示があるまで、ま
たは音声メールの再生が終了するまでは、ステップ3か
らステップ4を繰り返す。
【0040】利用者は、音声メールの再生を聞きなが
ら、ここまでの内容については引用が必要ないと思った
時点で引用不要指示手段43により指示する(ステップ
4)。
【0041】引用不要指示手段43により引用不要が指
示されたらステップ5に進み、そうでなければステップ
6に進む。
【0042】ステップ5では、直前の再生開始時点か
ら、引用不要指示手段43により指示された時点までの
再生内容は、返信用のデータには含まれないよう、消去
する。
【0043】利用者は、音声メールの再生を聞きなが
ら、返信を行いたいと思った時点で返信録音開始手段4
1により指示する(ステップ6)。ステップ6でユーザ
の指示があったと判定された時点で、ステップ7に進
む。ステップ7では、返信の録音を音声メール録音手段
5により行い始める。ユーザの指示があるまでは、ステ
ップ8を繰り返す。
【0044】ステップ8で、返信録音を終了したいと思
った時点で、返信録音終了手段42により指示するの
で、ステップ9に進む。この時点で、返信の録音を一時
中断する。ステップ9に進み、受信したメールの再生
を、再開し、ステップ3に戻る。
【0045】以上のステップを繰り返し、ステップ3に
より、受信したメールの再生をすべて終了するまで繰り
返す。
【0046】以上のようにして音声メール処理する音声
メール処理装置では、従来のテキストの電子メールと同
様の返信の形態が実現できる。返信のメールの結果を図
10に示す。
【0047】図10において、相手の文中、「いつもお
世話になっております。電子商取引部の田中です。」、
「今回、ご照会の件に付きましては、2点、問題がござ
います。」、「以上、よろしくお願いします。」の部分
が省略されている。ユーザは、以上3つの文の最後に引
用不要指示手段43により、引用が不要なことを指示し
ているため、以上のような、ユーザにとって不要だと思
った部分の引用を抑制することができる。なお、図10
は文字により表現してあるが、当然ながら音声によるデ
ータを文字で表現したものである。
【0048】(実施の形態4)図11は、本発明の実施
の形態4の音声メール処理装置の機能ブロック図であ
る。
【0049】この音声メール処理装置は、音声メール処
理装置の制御を行う音声メール制御手段1と、引用部分
を指し示すための引用インデックス21および返信部分
を指し示すための録音インデックス22を備え、音声メ
ールを記憶しておく音声メール記憶手段2と、受信した
音声メールを聞くための音声メール再生手段3と、返信
の録音の開始を指示するための返信録音開始手段41お
よび返信の録音の終了を示す返信録音終了手段42およ
び引用が不要な部分を示す引用不要指示手段43を備
え、音声メールの返信の際に、返信の開始や終了を指示
するための入力手段4と、音声メールの返信を行うため
の音声メール録音手段5を備えて構成されている。
【0050】本発明の実施の形態4は、本発明の実施の
形態1、および本発明の実施の形態3における音声メー
ル記憶手段に記憶される返信の内容を、図12のように
変更したものであり、図12を参照しながら説明する。
【0051】すなわち、引用する部分の開始点、および
終了点を引用インデックス21により記憶する。また、
返信する部分の開始点、および終了点を録音インデック
ス22により記憶する。このデータのうち、受信した相
手のメールを除く、引用インデックス、返信用の音声デ
ータ、および返信インデックスのみを送ることにより、
図12下部に示すように、相手側で返信を再生すること
ができる。
【0052】受信した相手のメールは相手側が保持して
いたデータであり、このような構成にすることにより、
受信した相手のメールを送り返すようなことが必要では
なくなり、非常に効率のよい音声メール装置を提供する
ことができる。
【0053】(実施の形態5)図13は、本発明の実施
の形態5の音声メール処理装置の機能ブロック図であ
る。
【0054】この音声メール処理装置は、音声メール処
理装置の制御を行う音声メール制御手段1と、2は引用
部分を指し示すための引用インデックス21および返信
部分を指し示すための録音インデックス22を備え、音
声メールを記憶しておく音声メール記憶手段2と、受信
した音声メールを聞くための音声メール再生手段3と、
返信の録音の開始を指示するための返信録音開始手段4
1および返信の録音の終了を示す返信録音終了手段42
および引用が不要な部分を示す引用不要指示手段43お
よび引用インデックス21および録音インデックス22
の内容を調整するインデックス調整手段44を備え、音
声メールの返信の際に、返信の開始や終了を指示するた
めの入力手段4と、音声メールの返信を行うための音声
メール録音手段5を備えて構成されている。
【0055】本発明の実施の形態5は、本発明の実施の
形態4に示す音声メール記憶手段に記憶される引用イン
デックス21および録音インデックス22の内容を、録
音後に調整できるようにしたものである。したがって、
録音までの手段は図2や図6、図8に示すものと同等で
ある。その後の手順を図14に示すフローチャートにし
たがい説明する。
【0056】ステップ141で、調整終了かどうかを選
択する。調整終了でなければステップ142に進む。ス
テップ142で、どのインデックスを調整するかを選択
する。ステップ143で、開始点を調整するのか、終了
点を調整するのかを選択する。ステップ144で、どの
ぐらい前後に調整するのかを選択する。調整した後はス
テップ141に戻り、調整を繰り返す。
【0057】以上により、インデックスを調整すること
ができ、たとえば、相手の声に対して多少遅れてボタン
を押したため、図15上部に示す返信になってしまった
場合に、返信操作をすべてやり直すことなく、図15下
部に示すような、ユーザの望む返信に調整することがで
きる。
【0058】なお、本発明の実施の形態1から本発明の
実施の形態5では、音声メール処理装置およびその方法
という態様を機能ブロックおよび処理ステップという切
り口における例で説明したが、上記一連の処理を実現す
るプログラム(以下、音声メール処理プログラムとい
う。)を記録媒体(フロッピーディスク、磁気ディス
ク、光ディスク、ハードディスク、etc…)に記録
し、汎用コンピュータなどで実行することにより音声メ
ール処理を行うことも当然可能であり、その場合におけ
るハードウェア構成図を図3に示す。
【0059】上記の音声メール処理装置は、図3に示す
ように返信の開始、終了などの入力動作を指示するキー
ボード100と、処理過程などを画面に表示するディス
プレイ101と、音声メール処理プログラムの実行処理
やその他制御を行う中央処理演算装置(CPU)102
と、音声メールの録音を行うマイクロフォン103と、
音声メールの再生を行うスピーカ104と、LANカー
ドやモデムカードなどによりなり、音声メールを後述す
る外部ネットワークバスと接続するための通信制御装置
105と、RAMなどに代表されるメイン・メモリ10
6と、制御プログラム171および受信メールファイル
172および送信メールファイル173などが記憶され
たハードディスクに代表される記憶装置(ファイル装
置)107と、DVD−ROM、フロッピーディスク、
CD−ROM、PDなどに代表される可搬性の記録媒体
181の駆動装置108と、本構成内における信号伝達
のための内部バス109と、電子メールのデータをやり
取りする外部ネットワークバス110とにより、ハード
ウェア構成されている。
【0060】前記ファイル装置に記憶されているデータ
は、メイン・メモリ、ハードディスク、可搬性記録媒体
の駆動装置との様々な組み合わせにより記憶されていて
も一向に構わない。たとえば、制御プログラム171は
ハードディスクにあらかじめ格納されているが、実行速
度を得るためにメイン・メモリに格納されることがあ
る。また、受信メールファイル172および送信メール
ファイル173も、実行速度の点から一時的にメイン・
メモリに蓄えられることもある。また、受信メールファ
イル172および送信メールファイル173を可搬性の
記憶媒体に記録することにより、メールを他の音声メー
ル処理装置で利用することが可能となる。付言すると、
音声メール処理装置はハードディスクにあらかじめ記憶
されていたり、フロッピーディスクでその都度用意した
りなど様々である。
【0061】また、DVD−ROM、フロッピーディス
ク、磁気ディスク、光ディスクなどの可搬性の記録媒体
にこの音声メール処理プログラムが記録されることによ
って、音声メール処理機能の携帯化・流通化が促進さ
れ、利用者はこの音声メール処理を一箇所に拘束される
ことなく汎用コンピュータのあるところならどこでも容
易に実現することができ、その実用的効果は大きい。
【0062】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、音声メール処理装置の制御を行う音声メール制御手
段と、音声メールを記憶しておく音声メール記憶手段
と、受信した音声メールを聞くための音声メール再生手
段と、返信の録音の開始を指示するための返信録音開始
手段と、返信の録音の終了を示す返信録音終了手段と、
音声メールの返信を行うための音声メール録音手段とを
備えた音声メール処理装置としたため、通常のテキスト
形式による電子メールと同様の、効率のよい、また、慣
れ親しんだ返信処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の音声メール処理装置の
機能ブロック図
【図2】同音声メール処理装置による音声メール処理方
法を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態を汎用コンピュータなどで
実行する場合のハードウェア構成図
【図4】通常のテキストベースの電子メールにおける受
信したメールと返信メールを示す図
【図5】本発明の実施の形態1による受信したメールと
返信メールを示す図
【図6】本発明の実施の形態2による音声メール処理方
法を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態2による相手が発信したメ
ールを示す図
【図8】本発明の実施の形態3の音声メール処理装置の
機能ブロック図
【図9】本発明の実施の形態3の音声メール処理装置に
おける音声メール処理の流れを示したフローチャート
【図10】本発明の実施の形態3による受信したメール
と返信メールを示す図
【図11】本発明の実施の形態4の音声メール処理装置
の機能ブロック図
【図12】本発明の実施の形態4による音声メール記憶
手段の内容を示す図
【図13】本発明の実施の形態5の音声メール処理装置
の機能ブロック図
【図14】本発明の実施の形態5による音声メール処理
方法を示すフローチャート
【図15】本発明の実施の形態5による処理前と処理後
の返信メールを示す図
【符号の説明】
1 音声メール制御手段 2 音声メール記憶手段 3 音声メール再生手段 4 入力手段 5 音声メール録音手段 21 引用インデックス 22 録音インデックス 41 返信録音開始手段 42 返信録音終了手段 43 引用不要指示手段 44 インデックス調整手段 100 キーボード 101 ディスプレイ 102 CPU 103 マイクロフォン 104 スピーカ 105 通信制御装置 106 メイン・メモリ(RAM) 107 ファイル装置 108 DVDドライブ 109 内部バス 110 外部ネットワークバス 171 制御プログラム 172 受信メールファイル 173 送信メールファイル 181 DVD−ROM
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB03 GB04 JA31 KA01 KA04 KC29 LA07 LB10 LB13 5K024 AA72 CC07 EE09 5K030 GA17 HA06 HB01 HB06 KA06 LD12 LE12 9A001 HH15 JJ14 JJ25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の制御を行う音声メール制御手段と、
    音声メールを記憶しておく音声メール記憶手段と、受信
    した音声メールを聞くための音声メール再生手段と、音
    声メールの返信を行うための音声メール録音手段と、返
    信の録音の開始を指示するための返信録音開始手段およ
    び返信の録音の終了を示す返信録音終了手段を有する入
    力手段を備えたことを特徴とする音声メール処理装置。
  2. 【請求項2】返信録音開始手段は、メールの送り手側に
    よって返信録音開始時点を指定するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の音声メール処理装置。
  3. 【請求項3】入力手段は、引用が不要な部分を示す引用
    不要指示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    音声メール処理装置。
  4. 【請求項4】音声メール記憶手段は、引用部分を指し示
    すための引用インデックスと、返信部分を指し示すため
    の返信インデックスとを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の音声メール処理装置。
  5. 【請求項5】入力手段は、引用インデックスおよび返信
    インデックスの内容を調整するインデックス調整手段を
    備えることを特徴とする請求項4記載の音声メール処理
    装置。
  6. 【請求項6】音声メールを受信するステップと、受信し
    たメールを再生開始するステップと、受信メールの再生
    を終了するかどうか判定するステップと、返信録音開始
    指示がなされたかとうか判定するステップと、返信録音
    を開始するステップと、返信録音が終了したかを判定す
    るステップと、受信メールの再生を再開するステップ
    と、返信メールの送信処理を行うステップとによって実
    現されることを特徴とする音声メール処理方法。
  7. 【請求項7】音声メールを受信するステップと、受信し
    たメールを再生開始するステップと、受信メールの再生
    を終了するかどうか判定するステップと、返信録音開始
    指示がなされたかどうか判定するステップと、返信録音
    を開始するステップと、返信録音が終了したかを判定す
    るステップと、受信メールの再生を再開するステップ
    と、返信メールの送信処理を行うステップとをコンピュ
    ータに実行させるための音声メール処理プログラムを、
    コンピュータ読み取り可能な形式で記録したことを特徴
    とする記憶媒体。
JP765399A 1999-01-14 1999-01-14 音声メ―ル処理装置と、音声メ―ル処理方法、及びこの音声メ―ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2000209347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP765399A JP2000209347A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 音声メ―ル処理装置と、音声メ―ル処理方法、及びこの音声メ―ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP765399A JP2000209347A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 音声メ―ル処理装置と、音声メ―ル処理方法、及びこの音声メ―ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000209347A true JP2000209347A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11671792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP765399A Withdrawn JP2000209347A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 音声メ―ル処理装置と、音声メ―ル処理方法、及びこの音声メ―ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000209347A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7941487B2 (en) 2003-12-25 2011-05-10 Panasonic Corporation Apparatus, system, and method of electronic mail processing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7941487B2 (en) 2003-12-25 2011-05-10 Panasonic Corporation Apparatus, system, and method of electronic mail processing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8412282B2 (en) Haptic generation method and system for mobile phone
TWI377832B (en) Command based group sms with mobile message receiver and server
JP3869639B2 (ja) 携帯電話端末装置
JPH09297748A (ja) メッセージング装置及びメッセージング方法
JP2005528850A (ja) モバイル機器に提供されるデータを制御するための方法および装置
JPH10320314A (ja) 電子メール広告挿入装置および電子メール広告挿入処理を実施するプログラムを記録した記録媒体
TW200915097A (en) Method of text type-ahead
CN102591630B (zh) 信息功能整合系统及方法
JPH09185570A (ja) マルチメディアデータ取得再生方法及びシステム
JP3850616B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法、ならびに情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3909914B2 (ja) 電子メール表示方法、情報通信システム、電子メールセンタ、チャットサーバ及び記録媒体
JP2006311595A (ja) 携帯電話端末装置、携帯電話端末装置におけるコンテンツ再生中断再開方法、及びコンテンツ配信局
JP2009514298A (ja) 改良された移動通信方法および端末
JP2000209347A (ja) 音声メ―ル処理装置と、音声メ―ル処理方法、及びこの音声メ―ル処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
JP2004280515A (ja) 電子メール自動返信方法、携帯端末装置
US9203966B2 (en) Method and device for modifying a compounded voice message
JPH10198615A (ja) マルチメディア型電子メールシステム及びマルチメディア型電子メールプログラムを記録した記録媒体
KR101004454B1 (ko) 이동통신 단말기에서의 멀티미디어 메시지 전송방법
KR100395321B1 (ko) 이동통신단말기 단문메시지 서비스를 위한 문장편집 방법
CN113489833A (zh) 信息播报方法、装置、设备及存储介质
WO2018040515A1 (zh) 一种支持语音重传的方法及装置
JP3695080B2 (ja) 電子メールサーバ装置及び電子メール処理方法並びにプログラムを記録した媒体
JP2000305749A (ja) 音声による情報提供装置
JP2001022656A (ja) メール装置およびメール送受信方式
Weber et al. Voice Messages Reimagined: Exploring the Design Space of Current Voice Messaging Interfaces

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060116

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060214

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070613