JP2000209137A - Cdma通信方法 - Google Patents
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
Abstract
ンテナを使用するときに、ユーザあたりに割り当てなけ
ればならない符号の数における不利益をあまり受けず
に、ダイバーシティ利益を十分に達成する方式を実現す
る。 【解決手段】 1個以上のユーザグループに編成された
ユーザへデータシンボルのセットをCDMA送信する。
各ユーザグループは、拡散符号グループと対にされる。
ユーザグループのそれぞれのユーザ宛の各データシンボ
ルセットは、複数の相異なる信号系列の形式で送信され
る。これらの各信号系列は、複数の送信アンテナのうち
の相異なる1つからそれぞれ送信される。各信号系列
は、対応する符号グループに属する拡散符号系列の線形
結合である。これらの線形結合のそれぞれにおいて、現
れる各拡散符号系列はスカラー係数を有する。各スカラ
ー係数は、関連するデータシンボル(またはその複素共
役)の線形結合である。
Description
ためのCDMAシステムにおける拡散符号の使用法に関
し、特に、フェージング環境での受信を改善するために
複数の送信アンテナを有効に使用するように、ダウンリ
ンクで伝送されるメッセージを符号化する方法に関す
る。
品質は、送信アンテナと受信アンテナの間の伝搬チャネ
ルにおけるゆらぎの結果として劣化することがある。こ
の現象を「フェージング」という。理論的には、フェー
ジング環境における受信は、通信リンクの送信端もしく
は受信端またはその両方で複数のアンテナを使用するこ
とによって改善することができる。複数のアンテナは、
リンクの両端の間に複数の独立なパスを設けることによ
り有効となることがある。このような独立のパスが存在
することを「ダイバーシティ」という。
データレートを増大させるためにこのようなダイバーシ
ティを応用することに関心がある。
ステムに関して、経済的な制限に加えて空間的な制限に
より、移動局よりもむしろ基地局に複数のアンテナを設
置することが実際的となる。CDMAシステムのアップ
リンク(すなわち、移動局から基地局へ)では、複数の
基地局アンテナは実際にデータレートを改善し誤り確率
を低減するために有効に使用される。しかし、ダウンリ
ンク方向で所望のダイバーシティ利益を達成するのは困
難となる。従来提案されている方式では、ダイバーシテ
ィ利得(すなわち、移動局における瞬間的な信号対ノイ
ズ比の統計分布における改善による受信の改善)はほと
んどないか、あるいは、あまりに多くの資源の消費を必
要とするか、あるいは、既存のCDMA標準への実質的
な変更を伴うものである。
うちのいくつかについて次の例で説明する。この例で
は、単純化された用語で、CDMA手続きによるベース
バンドレベルでのデータシンボルの処理について説明す
る。ここでは、周知の手続きによるデータシンボルによ
る拡散符号の変調に焦点を当てる。使用される正確な拡
散符号については、利得あるいはパルス形状については
説明しない。当業者には認識されるように、これらの詳
細は、符号化された信号を搬送波に乗せて送信する方法
とともに、周知である。
のユーザのみがある。マルチパス効果のない物理伝搬チ
ャネルを通じて1個の実数値スカラーデータシンボルを
各ユーザへ送信することを扱う。これにより、各ユーザ
に対する1つのフェージング(すなわち、伝搬)係数が
適当にモデル化される。
ラーデータシンボルb1およびb2をそれぞれユーザU1
(参照符号15.1)およびU2(参照符号15.2)
へ送信する。ベクトルc1およびc2で表される2つの正
規直交拡散符号を設ける。ここで説明する単純化された
例では、データシンボルb1に符号c1を乗じ、データシ
ンボルb2に符号c2を乗じる。
アンテナがベクトル和b1c1+b2c2を送信する。ベク
トル和のスカラー要素は、一般にチップレートと呼ばれ
るレートで連続的に送信される。この場合、U1におけ
る受信されるベースバンド信号はベクトルr1=h1(b
1c1)+n1で与えられ、同様に、U2では、ベクトル
r2=h2(b2c2)+n2で与えられる。ただし、h1お
よびh2はそれぞれ(添字はそれぞれのユーザに対応す
る)フェージング(すなわち、伝搬)係数であり、ベク
トルn1およびn2はそれぞれの加法的受信機ノイズであ
る。
的には、その基地局に属するそれぞれの拡散符号の複素
転置の左乗算として表現される。この演算後、それぞれ
の受信信号d1およびd2は、d1=h1b1+ν1、d2=
h2b2+ν2で与えられる。ただし、ν1=c1 +n1、ν2
=c2 +n2であり、「+」は複素転置を表す。
は、移動受信機は、関連するフェージング係数を、例え
ばパイロット信号の測定から知ることが有効である。ま
た、この目的のためには、比較的高いチャネル利得(す
なわち、関連するフェージング係数の絶対値)を有する
ことが好ましい。この条件は一般には保証することはで
きない。以下で、ダイバーシティを用いて、信頼性の高
い通信をサポートするのに十分なだけ瞬間的な信号対ノ
イズ比が高くなる可能性を増大させる例示的な方式につ
いて説明する。簡単のため、2つだけの送信アンテナが
あり、数波長分の距離だけ離れており、ユーザへのそれ
ぞれのパスがかなりの程度統計的に独立であると仮定す
る。
の量ではなく、適当な確率分布で確率的に記述されるこ
とに注意すべきである。ここでは、フェージング係数
は、振幅がレイリー分布で位相が一様分布の複素ガウシ
アン変数であると仮定した場合のいくつかの解析的結果
を示す。また、加法的受信機ノイズはゼロ平均複素ガウ
シアンであると仮定する。
グ係数h1あるいはh2の2乗は、自由度2のカイ2乗分
布に従う。2つの自由度は、フェージング係数の実部お
よび虚部のそれぞれの2乗から生じる。一般に、M個の
独立な、平均0、分散1のガウシアン確率変数の2乗和
は、自由度Mのカイ2乗分布に従う。有効なフェージン
グ係数の2乗和が自由度2Mのカイ2乗確率変数に比例
する場合、ダイバーシティは「M重」であるという。ダ
イバーシティは、CDMA伝送において有効である。そ
の理由は、ダイバーシティが増大すると、信号対ノイズ
比の確率密度はその平均値付近に鋭いピークを有するか
らである。その結果、信号対ノイズ比が、信頼性のある
通信が妨げられるほど低い値の範囲に入る可能性はほと
んどなくなる。
る。2アンテナのアレイの各アンテナがベースバンド信
号(1/21/2)(b1c1+b2c2)を送信すると仮定
する。ただし、正規化因子(1/21/2)は、全送信パ
ワーを単一のアンテナの場合と同じにすることを意味す
る。k番目の移動局(k=1,2)で受信される信号d
kは、逆拡散後、dk=(1/21/2)(h1 (k)+
h2 (k))bk+νで与えられる。この式で、h1 (k)およ
びh2 (k)は、それぞれ、アンテナ1およびアンテナ2か
らユーザ(すなわち、移動局)kへの複素ガウシアンチ
ャネル利得である。ただし、ここでも、マルチパス効果
はないと仮定している。記法を簡単にするため、逆拡散
前の受信ノイズ項nおよび逆拡散後のノイズ項νからは
添字k(すなわち、ユーザインデックス)を落とす。こ
こで、および以下の説明で、フェージング係数の添字は
それぞれのアンテナに関するものであり、それぞれのユ
ーザに関するものではないことに注意すべきである。
それぞれのフェージング係数は統計的に独立であるた
め、それらの和(を1/21/2で正規化したもの)は、
それぞれの1つと同じ統計分布を有する。その結果、こ
の方式によるダイバーシティ利得はほとんどあるいは全
くない。
は参照符号20.1で表す)およびユーザ2(参照符号
20.2で表す)にはそれぞれ、2つのアンテナのそれ
ぞれに対するそれぞれの直交拡散符号が割り当てられ、
従って全部で4個の符号があると仮定する。(アンテナ
はそれぞれ、この図では、参照符号25.1および2
5.2で表す。)この場合、アンテナm(m=1,2)
で送信されるベースバンド信号は(1/21/2)(b1c
m1+b2cm2)で与えられ、k番目の移動局における
(逆拡散前の)受信信号rkは、rk=(1/21/2)
[h1 (k)(b1c11+b 2c12)+h2 (k)(b1c21+b2
c22)]+nで与えられる。ユーザkはそれぞれベクト
ルc1kおよびc2kを逆拡散して、有効な受信信号dk (1)
およびdk (2)を得る。これらは、dk (1)=(1/
21/2)h1 (k)bk+c1k +n、dk (2)=(1/21/2)h
2 (k)bk+c2k +nで与えられる。この式で、記号dk (1)
およびdk (2)では、それぞれのユーザを下付き添字で示
し、それぞれの拡散符号を上付き添字で示していること
に注意すべきである。
と、この行列記法では、逆拡散後の信号は
=(1/21/2)(|h1|2+|h2|2)bk+h+νを
求めると、(ユーザkに対する)ダイバーシティ利得が
得られる。記法を簡単にするため、この式からは上付き
添字(k)を落としている。
された特定の正規化で定式化されていたことに注意すべ
きである。当業者には認識されるように、例えば、加法
的ノイズの分散が1になるような特定の有用性のある別
の正規化もある。
度2Mが4のカイ2乗分布であるため、単一アンテナの
場合に比べて2重ダイバーシティ利得が得られる。実
際、この利得は、一方のユーザが他方のユーザシンボル
を復号することを必要とせずに達成される。
るにはかなりの不利益を伴う。すなわち、ユーザあたり
2つの拡散符号がなければならない。一般的には、M個
の送信機アンテナがある場合、ユーザあたりM種類の符
号がなければならない。利用可能な符号の総数が制限さ
れている場合、単一アンテナの場合に比べてM分の1の
ユーザ数しか同時にサポートすることすることができな
い。
アンテナを使用するときに、ユーザあたりに割り当てな
ければならない符号の数における不利益をあまり受けず
に、ダイバーシティ利益を十分に達成する方式が必要と
されている。
式を実現する。
ず、上記のように、単純化されたモデル、すなわち、2
個の送信機アンテナおよび2個のユーザがあり、送信さ
れるデータシンボルが実数値である場合を考える。(上
記のように、この単純化されたモデルではマルチパス効
果はないとする。後述のように、本発明の方式は、マル
チパス伝搬環境に適用されるように直ちに拡張され
る。)
5.1で表す)は信号(1/21/2)(b1c1+b
2c2)を送信し、アンテナ2(参照符号25.2で表
す)は信号(1/21/2)(b2c1−b1c2)を送信す
る。このように、拡散符号は2個しか使用していない
が、2つの符号はユーザ1宛のデータシンボルのために
使用されるとともに、これらの2つの符号はユーザ2宛
のデータシンボルのためにも使用される。(この図で
は、ユーザはそれぞれ参照符号20.1および20.2
で表す。ユーザkは、それぞれの拡散符号を用いて受信
信号を逆拡散して、次式で与えられる受信信号dk (1)お
よびdk (2)を得る。
し、フェージング係数を次式のように行列Hにまとめ
る。
りの部分では上付き添字(k)を落とす。Hの第k列を
ベクトルhk(k=1,2)で表し、H+の第k行をベク
トルhk +(k=1,2)で表す。すると、受信信号ベク
トルdkからシンボルbk(k=1,2)を回復するため
には、受信機は、dkに、ベクトルhkの共役転置を左乗
算し、その結果の実部をとる。すなわち、Re(hk +d
k)=(1/21/2)(|h1|2+|h2|2)bk+Re
(hk +ν)、を計算する。すると、シンボルbkは、周
知のCDMA信号処理技術に従って、ハード(硬判定)
復号またはソフト(軟判定)復号することができる。
ボル回復はブロック30.1および35.1によって表
され、H+の第2行を用いたシンボル回復はブロック3
0.2および35.2によって表される。
ザ宛のシンボルを知る必要がないような2重ダイバーシ
ティ符号化方式について説明した。ユーザkは、拡散符
号c 1およびc1のそれぞれを用いて生の受信信号を逆拡
散し、逆拡散された信号にH +の第k行を左乗算し、そ
の結果として得られるスカラーの実部をとる。この方式
の1つの利点は、追加の拡散符号が不要であることであ
る。(しかし、後で理解されるように、この方式のある
拡張は、対応するユーザ数より多くの拡散符号を必要と
することがある。)
は2より大きい偶数)用に直ちに拡張される。ユーザk
をユーザk+1と対にして、ユーザの対をK/2個形成
する(k=1,3,5,...,K−1)。アンテナ1で
は、信号
共有する2個の拡散符号で着信信号を逆拡散する。逆拡
散された信号の処理は上記と同様である。
り、1つのユーザグループあたり2個のユーザがあり、
データシンボルbkが実数値である場合に適用される。
実際には、本発明の技術は、より多くの送信機アンテナ
や、2個より多くのユーザからなるグループにも適用さ
れるように拡張することができる。本発明の技術は、デ
ータシンボルが複素数値の場合にも適用されるように拡
張することも可能である。このような拡張については後
述する。
ユーザまでに有効なパスはただ1つしかないと仮定して
いることに注意すべきである。後で理解されるように、
本発明の方法は、各アンテナから各ユーザまでにマルチ
パスがある場合(一般に、遅延拡散を伴う)にも直ちに
拡張される。
ば、1個以上のユーザグループに編成されたユーザへデ
ータシンボルのセットをCDMA送信する方法が実現さ
れる。各ユーザグループは、拡散符号のグループ(「符
号グループ」という。)と対にされる。与えられたユー
ザグループのそれぞれのユーザ宛の各データシンボルセ
ットは、複数の相異なる信号系列の形式で送信される。
これらの各信号系列は、複数の送信アンテナのうちの相
異なる1つからそれぞれ送信される。各信号系列は、対
応する符号グループに属する拡散符号系列の線形結合で
ある。これらの線形結合のそれぞれにおいて、現れる各
拡散符号系列はスカラー係数を有する。これらの各スカ
ラー係数は、関連するデータシンボル(すなわち、与え
られたユーザグループのユーザ宛のデータシンボル)
の、または、関連するデータシンボルの複素共役の、線
形結合である。
ットに属するデータシンボルをCDMA受信する方法が
実現される。与えられたユーザグループに属するユーザ
は、その与えられたユーザグループと対にされた符号グ
ループの各拡散符号系列を用いて、受信信号系列を逆拡
散する。その結果として得られるそれぞれの逆拡散され
たスカラー信号値の線形結合を形成する。この線形結合
における各スカラー信号値はスカラー係数を有する。こ
れらの各スカラー係数は、フェージング係数の、また
は、フェージング係数の複素共役の、線形結合である。
この演算の系列の結果は、所望のデータシンボルに比例
する。
ナの数を表し、Kはユーザの総数を表し、Lは使用され
る拡散符号の総数を表す。
多くの送信アンテナ、および、(1つのユーザグループ
あたり)2個より多くのユーザに拡張することができ
る。しかし、いくつかの制約がある。
でなければならない。拡散符号の使用を節約するため、
これらの数は可能なかぎり等しくすると有利である。ア
ンテナ数Mが2のとき、上記のように、L=Kとするこ
とが可能である。しかし、2個より多くのアンテナがあ
る場合には必ずしもこの通りになるとは限らない。
が実数値であることが重要である)に戻って、送信され
るデータシンボル40を、次式で定義される行列Bにま
とめ、使用される拡散符号系列45をC=[c1 c2]
で定義される行列Cにまとめる。
現で)送信される信号50は、S=CBで与えられるP
×2行列Sとして表される。(簡単のため、ここでは、
定数の正規化因子は省略している。)Bの第k列は、k
番目のアンテナから送信するために符号化されるデータ
シンボルを含み、Sの第k列は、k番目のアンテナから
送信される拡散されたシンボルである。Sの第i行は、
符号系列のチップiにおけるそれぞれのアンテナに対す
る信号のベースバンド表現である。
れる生のベースバンド信号55はベクトルSh+nであ
り、これはベクトルCBh+nに等しい。(物理伝送チ
ャネルの性質をベクトルhで表している。)この信号
は、C+(これは、
散される。すなわち、C +(Sh+n)=Hb+νであ
る。(ここで、定義
k番目の移動局ユーザは、上記のように、逆拡散された
信号にH+の第k行を左乗算してその実部をとることに
より、シンボルを復号する。
送信されるデータシンボルに対する符号化、逆拡散、お
よび回復に対するこれらの関係を実数値データシンボル
に適用することができるように、行列BおよびHを構成
する規則について説明する。
を含むK/K′個のユーザグループにまとめ、各ユーザ
グループに、L′個の拡散符号を割り当てるとする。た
だし、L′はK′以上である。(与えられたアンテナ数
に対して、L′はできるだけK′に近くするのが好まし
い。)
局ユーザへのM個のフェージング係数を、次式のように
ベクトルhで表す。(上記のように、ユーザインデック
スkを示す上付きまたは下付きの添字は記法を簡単にす
るため省略する。)
個のデータシンボルを、次式のようにベクトルbで表
す。
線形結合であるL′×M行列とし、Hを、その各成分が
フェージング係数のある線形結合であるL′×K′行列
とする。
ベクトルhにL′×M行列Ai(H生成行列という。)
を左乗算することによって生成される。すなわち、H=
[A 1h A2h ... AK'h]である。なお、ここで説明
している例ではH生成行列は実行列であるが、他の可能
性を排除するものではない。
TAi=Iを満たす。ただし、IはM×M単位行列であ
る。また、i≠jの場合、Ai TAjは歪対称行列である
(すなわち、Ai TAj=−(Ai TAj)T)。
クトルbにL′×K′行列〜Ai(B生成行列とい
う。)を左乗算することによって生成される。すなわ
ち、B=[〜A1b 〜A2b ... 〜AMb]である。
同じく、歪対称性と、転置行列が逆行列になる性質とを
有する。さらに、〜Aiの第j列は、行列Ajの第i列と
同じである。
Hbとなることである。さらに、H TH=(h1 2+h2 2
+・・・+hM 2)Iであり(ここでIはK′×K′単位
行列である)、BTB=(b1 2+b2 2+・・・+bK' 2)
Iである(ここでIはM×M単位行列である)。
るとき、HTH=(h1 2+h2 2+・・・+hM 2)Iとい
う性質は、Re(H+H)=(|h1|2+|h2|2+・
・・+|hM|2)Iというさらなる性質の十分条件であ
る。後者の性質は、上記のように、シンボル回復にとっ
て重要である。
生成行列から直ちに導出され、その逆も同様であること
である。
のセットが与えられると、送信機は直ちに行列Bを構成
することが可能であり、受信機は(関連するフェージン
グ係数を既に求めていると仮定すると)直ちに行列Hを
構成することができることである。
行列(参照符号70で表す)をかけることによってベク
トルb(参照符号65で表す)から構成される行列Bを
示す。このような行列Bが与えられると、送信される信
号の行列Sは、上記のように、S=CBで与えられる。
ただし、ここでは、C=[c1 c2 ... cL']である。
(当業者には認識されるように、この表式は適当な正規
化を含むべきであるが、ここでは簡潔にするために省略
している。)行列Sの各列は、アンテナ75.1〜7
5.Mのそれぞれから送信される拡散されたシンボルを
与える。
ユーザすべてに対するM重ダイバーシティを得るには、
まず、符号グループの特定のサイズ(すなわち、1つの
ユーザグループあたりに割り当てられる拡散符号の数
L′)を選択するのが有効である(上記のように、L′
は、1つのユーザグループあたりのユーザ数K′以上で
なければならない)。その後、上記のように、K個のユ
ーザを、それぞれK′個のユーザを含むユーザグループ
に分け、各グループに、L′個の拡散符号を含む符号グ
ループを割り当てる。各移動局ユーザは、どの拡散符号
が自分の符号グループに属するかを知らなければなら
ず、それに従って逆拡散を行わなければならない。逆拡
散器は例えば周知のRake受信器である。一般に、
K′個のユーザを含む完全なグループを形成しない残り
のユーザにも、L′個の拡散符号を含む完全な符号グル
ープを割り当てる必要がある。
イバーシティ利得は、フェージングに依存する信号対ノ
イズ比を用いて記述することが可能である。1アンテナ
の場合、この比は|h|2に比例する。2アンテナの場
合、(|h1|2+|h2|2)/2に比例する。そして、
Mアンテナの場合、(|h1|2+・・・+|hM|2)/
Mに比例する。これらの各場合で比例定数は同一であ
る。
バーシティ送信機信号を設計するためには、行列Bの設
計から始めることも、あるいは、行列Hの設計から始め
ることも可能である。少なくともいくつかの場合には、
行列Hの設計から始めるのが有効である。その理由は、
移動局(すなわち、受信器)は一般に、処理電力および
複雑さに対する制約が最も厳しいからである。図7に、
ブロック80で、行列Hを入力として与えることによっ
て開始される信号設計手続きを示す。
現するために有効である。(なお、この行列の各列は、
関連するすべてのフェージング係数の置換に、+1また
は−1を乗じたものからなる。H行列は必ずしも常にこ
の形である必要はないが、一般に、このような形が有効
であることが多い。)
A1,...,A4を導出して次式を得る。
行列が導出され、ブロック90でB生成行列が導出さ
れ、ブロック95で行列Bが生成される。
列信号は次式のようになる。
Sが構成される。
のアンテナに適合させるには、上記のH行列においてベ
クトルh4を0で置き換え、前と同様に処理する。その
結果、行列Bは最後の列を失い、次のようになる。
かにかかわらず、L′=K′=4であり、従って、各移
動局において3重または4重のダイバーシティを得るの
に追加の拡散符号は不要である。
号を逆拡散することによって3重ダイバーシティを得る
ことができるようにL′=K′=3とすることが可能で
あるかどうかと問うことが当然考えられる。その答え
は、これは可能な解ではないというものである。この場
合、行列Hは、列が3変数の直交デザインを形成する3
×3正方行列であることが要求される。このようなデザ
インは存在しないことが知られている。実際、L′=
K′=Mである正方デザインはM=2、4、または8の
場合にのみ存在する。
K'が実数値であるときに適用可能である。次に、データ
シンボルが複素数値であるときに適用可能ないくつかの
例について説明する。これらの例は、M>2の場合には
追加の拡散符号(すなわち、L′>K′)を使用するこ
とが必要になることはあるが、M重ダイバーシティが実
現可能であることを示す。複素シンボルに対応するため
に、行列Hは H+H=(|h1|2+|h2|2+・・・+|hM|2)I に従うことを要求する。
K′=2として完全なダイバーシティを達成することが
できる。
ない。従って、その代わりに、上記の積のベクトルの第
2成分の複素共役をとって、次式を得る。
とは明らかである。
ンド信号を行列C+で逆拡散して、
の結果の第2成分の複素共役をとって
乗じることによってデータシンボルを抽出する。実シン
ボルの場合とは異なり、結果の実部および虚部の両方が
情報を含む。これにより、L′=K′=M=2が達成さ
れる。
の例示的な方式について説明する。この場合、3個のユ
ーザを含むグループと、4個の拡散符号とを対にするこ
とによって3重ダイバーシティが達成される。
果のベクトルの第2、第3および第4成分をとって次式
を得る。
+|h3|2)Iであり、従って、所望の3重ダイバーシ
ティが得られる。
局へはただ1つの有効なパスしか存在しないという伝搬
モデルが成り立つと仮定している。複数のパスが効いて
くる場合、一般にそれぞれのパスが、固有の時間遅延お
よび固有のフェージング係数によって特徴づけられる。
マルチパス受信に対する周知の技術を、上記の受信技術
と容易に組み合わせることが可能である。
つのパスに等しく、各時間遅延が送信アンテナアレイか
らの1つのパスセットを定義するような場合、本発明の
受信技術の簡単な拡張は、例えばRake受信器によっ
て直ちに実現される。(これは、代替パスがアレイのサ
イズに比べて大きい空間的スケールで分かれている場合
には合理的な仮定である。)この場合、逆拡散手続き
を、各パスセットで受信される信号に個別に適用して、
る。(すなわち、Rake受信器は、各時間遅延ごとに
個別のH行列を実現する。)ここで、添字lはすべての
パスセットにわたる。シンボル回復は、上記と同様に、
Hl +の必要な行をこれらの項のそれぞれにかけてその実
部をとることによって実行される。その後、結果として
得られた項をすべてのパスセットにわたって総和して、
回復されたシンボルが得られる。
に、期待される信号対ノイズ比(SNR)の関数とし
て、BPSK誤り確率について実行した理論的計算の結
果を示すグラフである。受信データ信号のSNRよりも
SNRが10デシベル高くなるように十分強いパイロッ
ト信号があると仮定している。この計算は、M、K、お
よびLがすべて1、2、および4に等しい場合について
実行した。全送信パワーは各場合で同一である。
の条件下で、1%の誤り確率レベルで、1個のアンテナ
から2個のアンテナになると、SNRの有効利得は約5
デシベルであり、1個のアンテナから4個のアンテナに
なると、有効利得は約7デシベルである。
数の送信機アンテナを使用するときに、ユーザあたりに
割り当てなければならない符号の数における不利益をあ
まり受けずに、ダイバーシティ利益を十分に達成する方
式が実現される。
めのCDMAシステムの概略ブロック図である。
ロック図である。
ムの概略ブロック図である。
列、データシンボル、およびベースバンド信号行列の間
の関係の概念図である。
を逆拡散するプロセスの概念図である。
ド信号行列の構成の概念図である。
例示的手続きの流れ図である。
期待される信号対ノイズ比に対する誤り確率の理論的計
算結果を示すグラフの図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 それぞれ複数のデータシンボルからなる
少なくとも1つのデータシンボルグループがまとめて1
つのユーザグループ内の複数のユーザへ送信され、各デ
ータシンボルがそれぞれのユーザを宛先とするCDMA
通信方法において、 a)前記方法は、各データシンボルグループおよび各ユ
ーザグループごとに、 i)データシンボルに関連する情報を拡散符号上に変調
し、変調された拡散符号を総和することによって各信号
系列が形成される複数の信号系列を形成するステップ
と、 ii)搬送波周波数上に変調した後、複数の送信アンテ
ナのそれぞれから各信号系列を送信するステップとを有
し、 b)すべての信号系列に共通の、複数の拡散符号からな
る1つの拡散符号グループがあり、 c)各信号系列は、前記拡散符号グループ内のすべての
拡散符号を使用して形成されることを特徴とするCDM
A通信方法。 - 【請求項2】 信号系列の形成は、少なくとも部分的に
は、行列の積S=CBによって記述され、行列Cの各列
はそれぞれ拡散符号系列であり、行列Bの成分は、デー
タシンボル、または、データシンボルの複素共役に線形
に関係し、信号系列は行列Sの列に比例することを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 送信アンテナの数をMとして、行列Bの
成分はM個の列に配列され、 行列Bの各列は、それぞれのユーザ宛のデータシンボル
を成分とするベクトルbから導出され、 i=1,...,Mに対して、列iの導出は、〜Aibの形
の行列積をとることを含み、 i=1,...,M、j=1,...,Mに対して、行列〜A
i、〜Ajは、iの各値に対して、積〜Ai T〜Aiが単位
行列に等しく、iとjが異なる値となるi,jの各対に
対して、積〜Ai T〜Ajが歪対称行列となることを特徴
とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 行列Bの各列は、〜Aibの形の行列積
に等しいことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 行列Bの各列は、前記行列積の少なくと
も1つの成分の複素共役をとることによって〜Aibの
形の行列積から導出されることを特徴とする請求項3に
記載の方法。 - 【請求項6】 行列Bの各成分は、データシンボル、ま
たは、データシンボルの複素共役に、1、−1、または
0を乗じたものであることを特徴とする請求項2に記載
の方法。 - 【請求項7】 ユーザグループ内のユーザの数をKと
し、それぞれのユーザ宛のデータシンボルをb1,...,
bKとし、単位行列をIとして、行列Bは、式BTB=
(b1+・・・+bK)Iを満たすことを特徴とする請求
項2に記載の方法。 - 【請求項8】 2個の送信アンテナがあり、拡散符号の
数は、データシンボルグループ内の相異なるデータシン
ボルの数に等しいことを特徴とする請求項2に記載の方
法。 - 【請求項9】 2個の送信アンテナがあり、b1および
b2をデータシンボルとして、 【数27】 であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項10】 4個の送信アンテナがあり、b1、
b2、b3、およびb4をデータシンボルとして、 【数28】 であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項11】 3個の送信アンテナがあり、b1、
b2、b3、およびb4をデータシンボルとして、 【数29】 であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項12】 2個の送信アンテナがあり、b1およ
びb2をデータシンボルとして、 【数30】 であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項13】 3個の送信アンテナがあり、b1、
b2、およびb3をデータシンボルとして、 【数31】 であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項14】 複数のユーザグループがあり、 相異なる拡散符号グループがそれぞれのユーザグループ
に割り当てられ、 前記方法は、 各ユーザグループごとに、対応する拡散符号グループを
使用して、各ユーザグループにそれぞれのデータシンボ
ルグループを送信するステップをさらに有することを特
徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項15】 複数の送信アンテナからまとめて送信
された1つのデータシンボルグループのうちから、各デ
ータシンボルがそれぞれのユーザを宛先とする少なくと
も1つのデータシンボルが受信されるCDMA通信方法
において、 a)前記方法は、 i)複数の共役な拡散符号からなる1つの拡散符号グル
ープを用いて受信されたベースバンド信号を逆拡散し、
各共役拡散符号に対する逆拡散信号要素を得るステップ
と、 ii)それぞれの信号要素、または、該要素の複素共役
にそれぞれの係数を乗算して総和することにより、前記
逆拡散信号要素、または、前記逆拡散信号要素の複素共
役のすべてからなる線形結合を形成するシンボル回復ス
テップとを有し、 b)各逆拡散信号要素は、受信されるべきデータシンボ
ルに関連する加法的因子と、他のユーザ宛のデータシン
ボルに関連する加法的因子とを含み、 c)前記シンボル回復ステップにおいて、前記線形結合
を、受信されるべきデータシンボルに比例する値にする
ような係数のセットを乗算することを特徴とするCDM
A通信方法。 - 【請求項16】 各逆拡散信号要素は、1つの逆拡散信
号ベクトルの成分として表現され、 前記シンボル回復ステップは、少なくとも部分的には、
前記逆拡散信号ベクトル、または、前記逆拡散信号ベク
トルの1つ以上の成分の複素共役によって前記逆拡散信
号ベクトルから導出されたベクトルと、別のベクトルと
の乗算によって表現され、 前記別のベクトルの各成分は、送信アンテナに関連する
少なくとも1つのフェージング係数、または、少なくと
も1つの該フェージング係数の複素共役に線形に関係す
ることを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 ある行列Hがあって、前記別のベクト
ルが、行列Hの共役転置である行列H+の1つの行とし
て表現され、 Kを整数として、行列Hの成分はK個の列に配列され、 行列Hの各列は、それぞれの送信アンテナに関連するフ
ェージング係数を成分とするベクトルhから導出され、 i=1,...,Kに対して、列iの導出は、Aihの形の
行列積をとることを含み、 i=1,...,K、j=1,...,Kに対して、行列
Ai、Ajは、iの各値に対して、積Ai TAiが単位行列
に等しく、iとjが異なる値となるi,jの各対に対し
て、積Ai TAjが歪対称行列となることを特徴とする請
求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 行列Hの各列は、Aihの形の行列積
に等しいことを特徴とする請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 行列Bの各列は、前記行列積の少なく
とも1つの成分の複素共役をとることによってAihの
形の行列積から導出されることを特徴とする請求項17
に記載の方法。 - 【請求項20】 2個の送信アンテナがあり、前記別の
ベクトルは、行列 【数32】 の共役転置の1つの行として表現されることを特徴とす
る請求項17に記載の方法。 - 【請求項21】 4個の送信アンテナがあり、前記別の
ベクトルは、行列 【数33】 の共役転置の1つの行として表現されることを特徴とす
る請求項17に記載の方法。 - 【請求項22】 3個の送信アンテナがあり、前記別の
ベクトルは、行列 【数34】 の共役転置の1つの行として表現されることを特徴とす
る請求項17に記載の方法。 - 【請求項23】 2個の送信アンテナがあり、前記別の
ベクトルは、行列 【数35】 の共役転置の1つの行として表現されることを特徴とす
る請求項17に記載の方法。 - 【請求項24】 3個の送信アンテナがあり、前記別の
ベクトルは、行列 【数36】 の共役転置の1つの行として表現されることを特徴とす
る請求項17に記載の方法。 - 【請求項25】 前記別のベクトルの各成分は、フェー
ジング係数、または、フェージング係数の複素共役に、
1、−1、または0を乗じたものであることを特徴とす
る請求項16に記載の方法。 - 【請求項26】 ある行列Hがあって、前記別のベクト
ルが、行列Hの共役転置である行列H+の1つの行とし
て表現され、 送信アンテナの数をMとし、それぞれの送信アンテナに
関連するフェージング係数をh1,...,hMとし、単位
行列をIとして、行列Hは、式HTH=(h1+・・・+
hM)Iを満たすことを特徴とする請求項16に記載の
方法。 - 【請求項27】 前記シンボル回復ステップは、 各信号要素にそれぞれの係数を乗算して総和することに
より前記逆拡散信号要素のすべてからなる線形結合を形
成するステップを含むことを特徴とする請求項15に記
載の方法。 - 【請求項28】 前記シンボル回復ステップは、 少なくとも1つの信号要素の複素共役をとり、係数と、
複素共役逆拡散信号要素との少なくとも1つの積を含む
線形結合を形成するステップを含むことを特徴とする請
求項15に記載の方法。
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