JP2000209133A - デジタル移動通信システムおよび基地局折り返し通信方法 - Google Patents
デジタル移動通信システムおよび基地局折り返し通信方法Info
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- JP2000209133A JP2000209133A JP11005013A JP501399A JP2000209133A JP 2000209133 A JP2000209133 A JP 2000209133A JP 11005013 A JP11005013 A JP 11005013A JP 501399 A JP501399 A JP 501399A JP 2000209133 A JP2000209133 A JP 2000209133A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 障害が発生し、基地局折り返し通信を行う
際、通信チャネルの空きがなかった場合にも呼接続がで
きるようにする。 【解決手段】 無線基地局送受信装置１０２に接続され
た無線回線制御装置１０３が有する呼制御手段１８に制
御され、無線基地局送受信装置１０２と無線回線制御装
置１０３とを介して移動局同士が通信を行うデジタル移
動通信システムにおいて、無線回線制御装置１０３、ま
たは無線回線制御装置１０３と無線基地局送受信装置１
０２との間を相互接続する伝送路に障害が発生し、基地
局折り返し通信を行おうとした際に、通信用チャネルの
空きがなかった場合でも、無線基地局送受信装置１０２
が備える制御チャネル通信手段１７を制御して、制御チ
ャネルを用いて前記無線基地局送受信装置１０２の無線
ゾーン内の移動局同士での通信を可能とする。
際、通信チャネルの空きがなかった場合にも呼接続がで
きるようにする。 【解決手段】 無線基地局送受信装置１０２に接続され
た無線回線制御装置１０３が有する呼制御手段１８に制
御され、無線基地局送受信装置１０２と無線回線制御装
置１０３とを介して移動局同士が通信を行うデジタル移
動通信システムにおいて、無線回線制御装置１０３、ま
たは無線回線制御装置１０３と無線基地局送受信装置１
０２との間を相互接続する伝送路に障害が発生し、基地
局折り返し通信を行おうとした際に、通信用チャネルの
空きがなかった場合でも、無線基地局送受信装置１０２
が備える制御チャネル通信手段１７を制御して、制御チ
ャネルを用いて前記無線基地局送受信装置１０２の無線
ゾーン内の移動局同士での通信を可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、障害が発生した
際に、当該無線基地局送受信装置のゾーン内の移動局同
士の通信を可能にするデジタル移動通信システムおよび
基地局折り返し通信方法に関する。
際に、当該無線基地局送受信装置のゾーン内の移動局同
士の通信を可能にするデジタル移動通信システムおよび
基地局折り返し通信方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】呼接続のほとんどを無線回線制御装置内
の呼接続機能で行う集中制御方式においては、無線回線
制御装置、または無線回線制御装置と無線基地局送受信
装置との間の伝送路に障害が発生した場合、影響を受け
る無線基地局送受信装置のエリア内のすべての移動局
は、通話ができなくなってしまう。基地局折り返し通信
機能とは、この点を考慮に入れ、無線基地局送受信装置
のゾーン内に存在する移動局同士に限っては、再度通話
を行うことを可能にしたものである。
の呼接続機能で行う集中制御方式においては、無線回線
制御装置、または無線回線制御装置と無線基地局送受信
装置との間の伝送路に障害が発生した場合、影響を受け
る無線基地局送受信装置のエリア内のすべての移動局
は、通話ができなくなってしまう。基地局折り返し通信
機能とは、この点を考慮に入れ、無線基地局送受信装置
のゾーン内に存在する移動局同士に限っては、再度通話
を行うことを可能にしたものである。
【０００３】図２に示す従来技術による基地局折り返し
通信方式を示す機能ブロック図を参照して、従来の基地
局折り返し通信について説明する。
通信方式を示す機能ブロック図を参照して、従来の基地
局折り返し通信について説明する。
【０００４】図２のデジタル移動通信システムは、無線
回線制御装置２０３と、この無線回線制御装置２０３が
管理する無線基地局送受信装置２０２と、無線基地局送
受信装置２０２と通信を行う複数の移動局とにより構成
されている。図２では上記移動局の代表として移動局２
０１だけを示している。
回線制御装置２０３と、この無線回線制御装置２０３が
管理する無線基地局送受信装置２０２と、無線基地局送
受信装置２０２と通信を行う複数の移動局とにより構成
されている。図２では上記移動局の代表として移動局２
０１だけを示している。
【０００５】無線基地局送受信装置２０２内の障害監視
手段２４は、無線回線制御装置２０３、および無線基地
局送受信装置２０２と無線回線制御装置２０３との間を
相互接続する伝送路の障害監視を行っている。
手段２４は、無線回線制御装置２０３、および無線基地
局送受信装置２０２と無線回線制御装置２０３との間を
相互接続する伝送路の障害監視を行っている。
【０００６】無線回線制御装置２０３、または無線基地
局送受信装置２０２と無線回線制御装置２０３との間の
伝送路のどちらかに障害が発生したとする。障害監視手
段２４は、異常を検出すると簡易呼制御手段２５へ異常
通知を行う。
局送受信装置２０２と無線回線制御装置２０３との間の
伝送路のどちらかに障害が発生したとする。障害監視手
段２４は、異常を検出すると簡易呼制御手段２５へ異常
通知を行う。
【０００７】簡易呼制御手段２５は、送受信制御手段２
３にすべての下り通信の停止を通知し、送受信制御手段
２３は、エリア内のすべての移動局２０１に対しての通
信を停止する。
３にすべての下り通信の停止を通知し、送受信制御手段
２３は、エリア内のすべての移動局２０１に対しての通
信を停止する。
【０００８】移動局２０１は、無線基地局送受信装置２
０２と通信ができなくなったと判断し、とまり木チャネ
ル（ＣＣＨ）に移る。
０２と通信ができなくなったと判断し、とまり木チャネ
ル（ＣＣＨ）に移る。
【０００９】全下り通信停止を通知した後、送受信制御
手段２３は、制御チャネル（ＢＣＣＨ）の報知情報（基
地局内通信）をエリア内のすべての移動局２０１に送信
する。図３は、報知情報の内容を示す表図である。
手段２３は、制御チャネル（ＢＣＣＨ）の報知情報（基
地局内通信）をエリア内のすべての移動局２０１に送信
する。図３は、報知情報の内容を示す表図である。
【００１０】移動局２０１は、報知情報の内容を判断
し、通信形態を基地局内通信に変更する。
し、通信形態を基地局内通信に変更する。
【００１１】簡易呼制御手段２５は、報知情報を通知し
た後、送受信制御手段２３にアイドル送信を通知する。
これを受け、送受信制御手段２３はアイドルを送信す
る。簡易呼制御手段２５は、アイドル送信を通知した
後、記憶部２２に記憶してある呼制御情報２６の内容か
ら着信信号を送受信制御手段２３に通知する。送受信制
御手段２３は、簡易呼制御手段２５により通知された着
信信号を着信制御チャネル（ＰＣＨ）によって、エリア
内の全移動局に対してグループ通信モードで送出する。
た後、送受信制御手段２３にアイドル送信を通知する。
これを受け、送受信制御手段２３はアイドルを送信す
る。簡易呼制御手段２５は、アイドル送信を通知した
後、記憶部２２に記憶してある呼制御情報２６の内容か
ら着信信号を送受信制御手段２３に通知する。送受信制
御手段２３は、簡易呼制御手段２５により通知された着
信信号を着信制御チャネル（ＰＣＨ）によって、エリア
内の全移動局に対してグループ通信モードで送出する。
【００１２】移動局２０１は、着信制御チャネルを受信
すると、送信権獲得状態に移行する。
すると、送信権獲得状態に移行する。
【００１３】簡易呼制御手段２５は、移動局からの送信
権獲得待ち状態になる。
権獲得待ち状態になる。
【００１４】その後、通信を開始しようとする時、無線
基地局送受信装置２０２と移動局２０１は、同期バース
ト信号の送受信を経て、空き通信チャネルを起動する。
基地局送受信装置２０２と移動局２０１は、同期バース
ト信号の送受信を経て、空き通信チャネルを起動する。
【００１５】以上の手順により、無線基地局送受信装置
２０２のエリア内に存在する移動局２０１は、再び通話
を行うことができる。
２０２のエリア内に存在する移動局２０１は、再び通話
を行うことができる。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
る基地局折り返し通信システムでは、無線回線制御装
置、または無線回線制御装置と無線基地局送受信装置と
の間の伝送路に障害が発生し、基地局折り返し通信を行
おうとした時に、通信チャネルに空きがなかった場合に
は、呼接続ができないという問題がある。
る基地局折り返し通信システムでは、無線回線制御装
置、または無線回線制御装置と無線基地局送受信装置と
の間の伝送路に障害が発生し、基地局折り返し通信を行
おうとした時に、通信チャネルに空きがなかった場合に
は、呼接続ができないという問題がある。
【００１７】この発明の目的は、無線回線制御装置、ま
たは無線回線制御装置と無線基地局送受信装置との間の
伝送路に障害が発生した際に、当該無線基地局送受信装
置のゾーン内の移動局同士の通信を復活させるために行
う基地局折り返し通信において、通信チャネルの空きが
ないために呼接続ができない状態を無くすことのできる
デジタル移動通信システムを提供することにある。
たは無線回線制御装置と無線基地局送受信装置との間の
伝送路に障害が発生した際に、当該無線基地局送受信装
置のゾーン内の移動局同士の通信を復活させるために行
う基地局折り返し通信において、通信チャネルの空きが
ないために呼接続ができない状態を無くすことのできる
デジタル移動通信システムを提供することにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】この発明は、無線基地局
送受信装置に接続された無線回線制御装置が有する呼制
御手段に制御され、無線基地局送受信装置と無線回線制
御装置とを介して移動局同士が通信を行うデジタル移動
通信システムにおいて、前記無線基地局送受信装置は、
無線回線制御装置、および無線回線制御装置と無線基地
局送受信装置との間を相互接続する伝送路の障害監視を
行う障害監視手段と、前記移動局と呼接続を行う簡易呼
制御手段と、前記移動局と制御チャネルを用いて通話を
行う制御チャネル通信手段と、呼制御情報を記憶する記
憶部と、移動局と通信を行う送受信制御手段とを備え、
前記障害監視手段が、無線回線制御装置、または無線回
線制御装置と無線基地局送受信装置との間を相互接続す
る伝送路の障害を検出した場合に、前記記憶部に記憶さ
れている呼制御情報に基づき前記簡易呼制御手段と前記
制御チャネル通信手段を制御して、前記無線基地局送受
信装置のゾーン内に存在する移動局同士が制御チャネル
を用いて通信を可能とすることを特徴とする。
送受信装置に接続された無線回線制御装置が有する呼制
御手段に制御され、無線基地局送受信装置と無線回線制
御装置とを介して移動局同士が通信を行うデジタル移動
通信システムにおいて、前記無線基地局送受信装置は、
無線回線制御装置、および無線回線制御装置と無線基地
局送受信装置との間を相互接続する伝送路の障害監視を
行う障害監視手段と、前記移動局と呼接続を行う簡易呼
制御手段と、前記移動局と制御チャネルを用いて通話を
行う制御チャネル通信手段と、呼制御情報を記憶する記
憶部と、移動局と通信を行う送受信制御手段とを備え、
前記障害監視手段が、無線回線制御装置、または無線回
線制御装置と無線基地局送受信装置との間を相互接続す
る伝送路の障害を検出した場合に、前記記憶部に記憶さ
れている呼制御情報に基づき前記簡易呼制御手段と前記
制御チャネル通信手段を制御して、前記無線基地局送受
信装置のゾーン内に存在する移動局同士が制御チャネル
を用いて通信を可能とすることを特徴とする。
【００１９】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【００２０】図１は、この発明によるデジタル移動通信
システムの実施の形態を示す機能ブロック図である。
システムの実施の形態を示す機能ブロック図である。
【００２１】図１に示すデジタル移動通信システムは、
無線回線制御装置１０３と、この無線回線制御装置１０
３が有する呼制御手段１８によって制御される無線基地
局送受信装置１０２と、無線基地局送受信装置１０２と
通信を行う複数の移動局とにより構成されている。図１
では上記移動局の代表として移動局１０１だけを示して
いる。
無線回線制御装置１０３と、この無線回線制御装置１０
３が有する呼制御手段１８によって制御される無線基地
局送受信装置１０２と、無線基地局送受信装置１０２と
通信を行う複数の移動局とにより構成されている。図１
では上記移動局の代表として移動局１０１だけを示して
いる。
【００２２】無線基地局送受信装置１０２は、無線回線
制御装置１０３、および無線回線制御装置１０３と無線
基地局送受信装置１０２との間を相互接続する伝送路の
障害監視を行う障害監視手段１４と、移動局１０１と呼
接続を行う簡易呼制御手段１５と、呼接続の際に使用す
る呼制御情報１６を記憶する記憶部１２と、移動局１０
１と制御チャネルを用いて通話を行う制御チャネル通信
手段１７と、移動局１０１と通信を行う送受信制御手段
１３とを備える。
制御装置１０３、および無線回線制御装置１０３と無線
基地局送受信装置１０２との間を相互接続する伝送路の
障害監視を行う障害監視手段１４と、移動局１０１と呼
接続を行う簡易呼制御手段１５と、呼接続の際に使用す
る呼制御情報１６を記憶する記憶部１２と、移動局１０
１と制御チャネルを用いて通話を行う制御チャネル通信
手段１７と、移動局１０１と通信を行う送受信制御手段
１３とを備える。
【００２３】制御部１１の障害監視手段１４は、無線回
線制御装置、または無線回線制御装置と無線基地局送受
信装置との間を相互接続する伝送路の障害を検出し、簡
易呼接続手段１５に通知する。簡易呼接続手段１５によ
り送受信制御手段１３は、移動局１０１への通信を停止
して、呼制御情報の送出を行う。簡易呼接続手段１５
は、再接続動作で通信チャネルの空きが無い場合、それ
を制御チャネル通信手段１７に通知する。これを受けた
制御チャネル通信手段１７は、送受信制御手段１３を通
じて移動局１０１と無線基地局送受信装置１０２が制御
チャネルを用いて通信できるようにする。
線制御装置、または無線回線制御装置と無線基地局送受
信装置との間を相互接続する伝送路の障害を検出し、簡
易呼接続手段１５に通知する。簡易呼接続手段１５によ
り送受信制御手段１３は、移動局１０１への通信を停止
して、呼制御情報の送出を行う。簡易呼接続手段１５
は、再接続動作で通信チャネルの空きが無い場合、それ
を制御チャネル通信手段１７に通知する。これを受けた
制御チャネル通信手段１７は、送受信制御手段１３を通
じて移動局１０１と無線基地局送受信装置１０２が制御
チャネルを用いて通信できるようにする。
【００２４】図１のデジタル移動通信システムは、図２
のデジタル移動通信システムとよく似た構成であるが、
無線基地局送受信装置１０２内の簡易呼接続手段１５の
動作と、送受信制御手段１３と、制御チャネル通信手段
１７が異なっている。
のデジタル移動通信システムとよく似た構成であるが、
無線基地局送受信装置１０２内の簡易呼接続手段１５の
動作と、送受信制御手段１３と、制御チャネル通信手段
１７が異なっている。
【００２５】次に、この実施の形態の動作について図１
および図３を参照して詳細に説明する。
および図３を参照して詳細に説明する。
【００２６】無線基地局送受信装置１０２内の障害監視
手段１４は、無線回線制御装置１０３、および無線基地
局送受信装置１０２と無線回線制御装置１０３との間を
相互接続する伝送路の障害監視を行っている。
手段１４は、無線回線制御装置１０３、および無線基地
局送受信装置１０２と無線回線制御装置１０３との間を
相互接続する伝送路の障害監視を行っている。
【００２７】無線回線制御装置１０３、または無線基地
局送受信装置１０２と無線回線制御装置１０３との間の
伝送路のどちらかに障害が発生したとする。障害監視手
段１４は、異常を検出すると簡易呼制御手段１５へ異常
通知を行う。
局送受信装置１０２と無線回線制御装置１０３との間の
伝送路のどちらかに障害が発生したとする。障害監視手
段１４は、異常を検出すると簡易呼制御手段１５へ異常
通知を行う。
【００２８】簡易呼制御手段１５は、送受信制御手段１
３にすべての下り通信の停止を通知し、送受信制御手段
１３は、エリア内のすべての移動局１０１に対しての通
信を停止する。
３にすべての下り通信の停止を通知し、送受信制御手段
１３は、エリア内のすべての移動局１０１に対しての通
信を停止する。
【００２９】移動局１０１は、無線基地局送受信装置１
０２と通信ができなくなったと判断し、とまり木チャネ
ル（ＣＣＨ）に移る。
０２と通信ができなくなったと判断し、とまり木チャネ
ル（ＣＣＨ）に移る。
【００３０】全下り通信停止を通知した後、送受信制御
手段１３は、制御チャネル（ＢＣＣＨ）の報知情報（基
地局内通信）をエリア内のすべての移動局１０１に送信
する。図３は、報知情報の内容を示す表図である。
手段１３は、制御チャネル（ＢＣＣＨ）の報知情報（基
地局内通信）をエリア内のすべての移動局１０１に送信
する。図３は、報知情報の内容を示す表図である。
【００３１】移動局１０１は、報知情報の内容を判断
し、通信形態を基地局内通信に変更する。
し、通信形態を基地局内通信に変更する。
【００３２】簡易呼制御手段１５は、報知情報を通知し
た後、送受信制御手段１３にアイドル送信を通知する。
これを受け、送受信制御手段１３はアイドルを送信す
る。簡易呼制御手段１５は、アイドル送信を通知した
後、記憶部１２に記憶してある呼制御情報１６の内容か
ら着信信号を送受信制御手段１３に通知する。送受信制
御手段１３は、簡易呼制御手段１５により通知された着
信信号を着信制御チャネル（ＰＣＨ）によって、エリア
内の全移動局に対してグループ通信モードで送出する。
た後、送受信制御手段１３にアイドル送信を通知する。
これを受け、送受信制御手段１３はアイドルを送信す
る。簡易呼制御手段１５は、アイドル送信を通知した
後、記憶部１２に記憶してある呼制御情報１６の内容か
ら着信信号を送受信制御手段１３に通知する。送受信制
御手段１３は、簡易呼制御手段１５により通知された着
信信号を着信制御チャネル（ＰＣＨ）によって、エリア
内の全移動局に対してグループ通信モードで送出する。
【００３３】移動局１０１は、着信制御チャネルを受信
すると、送信権獲得状態に移行する。
すると、送信権獲得状態に移行する。
【００３４】簡易呼制御手段１５は、移動局からの送信
権獲得待ち状態になる。
権獲得待ち状態になる。
【００３５】その後、通信を開始しようとする時、無線
基地局送受信装置１０２と移動局１０１は、同期バース
ト信号の送受信を経て、空き通信チャネルを起動する。
基地局送受信装置１０２と移動局１０１は、同期バース
ト信号の送受信を経て、空き通信チャネルを起動する。
【００３６】以上の手順により、無線基地局送受信装置
１０２のエリア内に存在する移動局１０１は、再び通話
を行うことができる。
１０２のエリア内に存在する移動局１０１は、再び通話
を行うことができる。
【００３７】ここで、再接続動作で通信チャネルの空き
が無い場合、簡易呼制御手段１５は、送受信制御手段１
３を通じて制御チャネル（ＢＣＣＨ）を送出し続ける。
が無い場合、簡易呼制御手段１５は、送受信制御手段１
３を通じて制御チャネル（ＢＣＣＨ）を送出し続ける。
【００３８】移動局１０１からの同期バースト信号を受
信すると、簡易呼制御手段１５は、制御チャネル（ＢＣ
ＣＨ）の送出を停止して移動局１０１と同期確立のため
同期バーストの授受を行い、その後、制御チャネル通信
手段１７によって現チャネルを制御チャネルから通信チ
ャネルへと切り替え、通話に入る。
信すると、簡易呼制御手段１５は、制御チャネル（ＢＣ
ＣＨ）の送出を停止して移動局１０１と同期確立のため
同期バーストの授受を行い、その後、制御チャネル通信
手段１７によって現チャネルを制御チャネルから通信チ
ャネルへと切り替え、通話に入る。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のデジタ
ル移動通信システムは、折り返し中の制御チャネル通信
の手段を設けることにより、無線回線制御装置、または
無線回線制御装置と無線基地局送受信装置との間を相互
接続する伝送路で異常が発生した際に、制御チャネルを
通信チャネルと同様に使用することで基地局折り返し通
信が可能になり、当該無線基地局送受信装置のキャリア
を有効に利用できるという効果を有する。
ル移動通信システムは、折り返し中の制御チャネル通信
の手段を設けることにより、無線回線制御装置、または
無線回線制御装置と無線基地局送受信装置との間を相互
接続する伝送路で異常が発生した際に、制御チャネルを
通信チャネルと同様に使用することで基地局折り返し通
信が可能になり、当該無線基地局送受信装置のキャリア
を有効に利用できるという効果を有する。
【図１】この発明による基地局折り返し通信中制御チャ
ネル通信の実施の形態を示す機能ブロック図である。
ネル通信の実施の形態を示す機能ブロック図である。
【図２】従来技術による基地局折り返し通信方式の実施
の形態を示す機能ブロック図である。
の形態を示す機能ブロック図である。
【図３】報知情報の内容を示す表図である。
１１，２１ 制御部 １２，２２ 記憶部 １３，２３ 送受信制御手段 １４，２４ 障害監視手段 １５，２５ 簡易呼制御手段 １６，２６ 呼制御情報 １７ 制御チャネル通信手段 １８，２８ 呼制御手段 １９，２９ 障害監視手段 １０１，２０１ 移動局 １０２，２０２ 無線基地局送受信装置 １０３，２０３ 無線回線制御装置
Claims (6)
- 【請求項１】無線基地局送受信装置に接続された無線回
線制御装置が有する呼制御手段に制御され、無線基地局
送受信装置と無線回線制御装置とを介して移動局同士が
通信を行うデジタル移動通信システムにおいて、 無線回線制御装置、または無線回線制御装置と無線基地
局送受信装置との間の伝送路に障害が発生し、基地局折
り返し通信を行う際、制御チャネルを用いて移動局同士
の通信を可能とすることを特徴とするデジタル移動通信
システム。 - 【請求項２】無線基地局送受信装置に接続された無線回
線制御装置が有する呼制御手段に制御され、無線基地局
送受信装置と無線回線制御装置とを介して移動局同士が
通信を行うデジタル移動通信システムにおいて、 前記無線基地局送受信装置は、 無線回線制御装置、および無線回線制御装置と無線基地
局送受信装置との間を相互接続する伝送路の障害監視を
行う障害監視手段と、 前記移動局と呼接続を行う簡易呼制御手段と、 前記移動局と制御チャネルを用いて通話を行う制御チャ
ネル通信手段と、 呼制御情報を記憶する記憶部と、 移動局と通信を行う送受信制御手段とを備え、 前記障害監視手段が、無線回線制御装置、または無線回
線制御装置と無線基地局送受信装置との間を相互接続す
る伝送路の障害を検出した場合に、前記記憶部に記憶さ
れている呼制御情報に基づき前記簡易呼制御手段と前記
制御チャネル通信手段を制御して、前記無線基地局送受
信装置のゾーン内に存在する移動局同士が制御チャネル
を用いて通信を可能とすることを特徴とするデジタル移
動通信システム。 - 【請求項３】基地局折り返し通信を行う際、通信チャネ
ルの空きがなかった場合に前記制御チャネルの用いて移
動局同士の通信を行うことを特徴とする請求項１または
２に記載のデジタル移動通信システム。 - 【請求項４】基地局折り返し通信を行う際、制御チャネ
ルの用いて移動局同士の通信を行うことを特徴とする基
地局折り返し通信方法。 - 【請求項５】無線基地局送受信装置に接続された無線回
線制御装置が有する呼制御手段に制御され、無線基地局
送受信装置と無線回線制御装置とを介して移動局同士が
通信を行うデジタル移動通信システムの基地局折り返し
通信方法において、 無線回線制御装置、または無線回線制御装置と無線基地
局送受信装置との間を相互接続する伝送路に障害が発生
し、基地局折り返し通信を行おうとした際に、前記無線
基地局送受信装置が備えている制御チャネル通信処理を
行うことによって、前記無線基地局送受信装置の無線ゾ
ーン内の移動局同士での通信を可能とすることを特徴と
する基地局折り返し通信方法。 - 【請求項６】基地局折り返し通信を行う際、通信チャネ
ルの空きがなかった場合に前記制御チャネルの用いて移
動局同士の通信を行うことを特徴とする請求項４または
５に記載の基地局折り返し通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11005013A JP2000209133A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | デジタル移動通信システムおよび基地局折り返し通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11005013A JP2000209133A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | デジタル移動通信システムおよび基地局折り返し通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000209133A true JP2000209133A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11599662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11005013A Pending JP2000209133A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | デジタル移動通信システムおよび基地局折り返し通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000209133A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004007103A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | 基地局及び中継方法 |
| JP2007124283A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 通信システム |
| WO2007077762A1 (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kyocera Corporation | 移動体通信システム及び基地局装置 |
-
1999
- 1999-01-12 JP JP11005013A patent/JP2000209133A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004007103A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | 基地局及び中継方法 |
| JP2007124283A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 通信システム |
| WO2007077762A1 (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kyocera Corporation | 移動体通信システム及び基地局装置 |
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