JP2000207302A - 電子メ―ル表示システム - Google Patents

電子メ―ル表示システム

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JP2000207302A
JP2000207302A JP351199A JP351199A JP2000207302A JP 2000207302 A JP2000207302 A JP 2000207302A JP 351199 A JP351199 A JP 351199A JP 351199 A JP351199 A JP 351199A JP 2000207302 A JP2000207302 A JP 2000207302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール中の回答文を素早く正確に読み取
る。 【解決手段】 手段21はメールボックス51からメー
ル文章を1通ずつ取り出してデータ一時記憶部31へ格
納する。手段22はデータ一時記憶部31からメール文
章を1行ずつ取り出して引用文か否か引用記号記憶部3
2のデータと比較して判別し、引用文は引用文記憶部3
3へ格納する。手段23は回答文と判別された文章を読
み込み、その内容に、この回答文の前後の引用文を指し
示す言葉が含まれているか否かを、回答文辞書記憶部3
4を参照して検索し、引用文と回答文とを対応ける。手
段24は引用文の直前の回答文を判別できる。手段43
は引用文記憶部33の引用文をウインドウ上部に、手段
45は回答文記憶部35の回答文をウインドウ下部に表
示する。手段42はウインドウ上部と下部を各別にスク
ロールでき、手段44は引用文と回答文のズレを人手に
より修正するのに使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール表示シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールの表示については、表示画面
に応じて改行コードを付加して表示サイズを変更する方
法が、特開平10−69475号公報に記載されてい
る。この公報に記載されている電子メール表示システム
は、それまでの電子メールの表示方法に表示サイズを考
慮して見易くしたものである。また、CAI(Computer
Aided Instruction)における複数ウィンドウの処理に関
する技術であるが、特開平8−101757号公報に
は、ウィンドウ表示を複数にすることによって文章を見
易くした「情報処理装置におけるウィンドウ表示処理方
式」が記載されている。この方式は、入力装置から入力
した文字列を固定文字列から検索し、CAIの文書中の
重要事項(キーワード)の詳細説明を簡単に参照し、ま
た、複数ウィンドウをデータ量に応じて適正に分割して
表示することによって、引用文に対する回答文を一目で
確認できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−69475号公報記載の電子メール表示方法で
は、次のような問題がある。第1の問題点は、引用文の
中に埋もれている回答文を見つけ出して読むのに時間が
かかるということである。その理由は、電子メールで
は、引用文を使ったメール文章がよく見受けられるが、
その中身をみると大抵の場合、相手からのメール文章を
そのまま引用して、必要な個所に文章を入れ込む形で自
分の回答を記述している。そのメールを受け取った相手
が、また、そのメール文章をそのまま引用してメール文
章を作成すると、大量の引用文の中の、極一部に回答文
が記述されることなるため、回答文だけを読むには、と
ても読み読み難くなってしまうからである。また、第2
の問題点は、余計な引用文まで見なくてはならないとい
うことである。その理由は、メール文章の先頭に回答文
が書かれていて、引用文をその後に添付するメール文章
があるが、このようなメール文章でも、回答文がどこに
書かれているかわからないので、メール文章の最後まで
目を通さなければならず、そのため、余計な引用文まで
全て目を通す必要があるからであるからである。第3の
問題点は、正確にメールを読むことが困難であるという
ことである。その理由は、引用文と引用文との間に回答
文が記述されるため、ひと目で見ただけでは見逃してし
まう回答文があるなどしてメールを正確に読むことが出
来ないことがある。読み難くなっているメール文章、例
えば、1行が長過ぎて、行の途中で改行してしまった
り、一部の 文字が文字化けしたりしているメール文章
などを読むとき、回答文を探し出すことが困難になって
しまう。このようなメールでは、正確に文章を把握する
ことが出来ないからである。
【0004】また、特開平8−101757号公報記載
の技術は、電子メールシステムに関するものではなく、
また、文字列の検索は入力した文字列をキーワードとし
ているが、これでは本発明のように、メール文章を引用
文と回答文とに自動選別することができないという問題
点がある。したがって、本発明の目的は、メール文章に
おけるの引用文の中から回答文を素早く、正確に読み出
ことができる電子メール表示システムを提供することに
有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の電子メー
ル表示システムは、電子メール文章中の引用文と、引用
文に対する回答文とを、前記電子メール文章の行頭の記
号と予め記憶された引用記号とを比較することにより判
別するとともに、引用文と回答文とを、回答文の前後の
引用文を指し示す予め記憶された言葉を参照して対応付
けて各別に記憶し、分離して表示することを特徴とす
る。また、第2の本発明の電子メール表示システムは、
電子メール装置のメールボックスから1通のメール文章
をコピーし、データ一時記憶部に記憶するメール文章読
み取り手段と、メール文章で一般的に使用される引用記
号の記号データを予め記憶している引用記号記憶部と、
該引用記号記憶部中のデータと前記データ一時記憶部に
コピーされたメール文章の内容とを比較して前記引用記
号を検索し、引用文と判断した場合、その行を引用文と
して引用文記憶部へ格納する引用文判別手段と、文章の
前後の文章を指し示す意味を持つ言葉を予め記憶してい
る回答文辞書記憶部と、前記引用文判別手段で回答文と
判断された文章を読み込み、その内容に、この回答文の
前後にある引用文を指し示す言葉が含まれているかを前
記回答文辞書記憶部から検索し、検索できたときは引用
文と回答文とを対応付けて回答文記憶部へ格納する第1
回引用文判別手段と、前後の文章を指し示す言葉がない
回答文については、その回答文の直前の引用文に対応付
ける第2の回答文判別手段と、メール文章を表示するウ
インドウを上下二つのウィンドウに分割して表示するウ
ィンドウ分割表示手段と、前記引用文記憶部に格納され
た文章を上部ウィンドウに表示し、また、該上部ウィン
ドウで指定された引用文に対する回答文を下部ウィンド
ウに表示する回答文表示手段とを有することを特徴とす
る。さらに、本発明の電子メール表示システムの好まし
い実施の形態は、前記第1の回答文判別手段における回
答文と引用文の対応付けがズレている場合に、人手によ
って、表示する回答文を別の回答文に変更可能とする回
答文表示変更手段を設けたことを特徴とする。さらに、
本発明の電子メール表示システムの好ましい実施の形態
は、前記引用文表示手段は、引用された行が連続してい
る引用文を1つの群として認識し他の群と識別して表示
することを特徴とする。さらに、本発明の電子メール表
示システムの好ましい実施の形態は、前記引用文表示手
段による識別は、表示色を変えることによりで行うこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1を参照すると、本発明の電子メール表
示システムの一実施例は、キーボード等の入力装置1
と、プログラム制御により動作し、メール文章を引用文
と回答文に分割するデータ処理装置2と、情報を記憶す
るデータ記憶装置3と、文章を表示するウィンドウの表
示制御を行う表示制御装置4と、一般的な電子メール装
置である電子メール装置5と、ディスプレイ装置等の出
力装置6とを含む。
【0007】データ処理装置2は、メール文章を読み込
むメール文章読み取り手段21と、メール文章に含まれ
る引用文を判別する引用文判別手段22と、回答文を判
別する第1の回答文判別手段23と、第1の回答文判別
手段23で判別できなかった回答文を判別する第2の回
答文判別手段24とを備える。また、データ記憶装置3
は、メール文章を一時記憶するためのデータ一時記憶部
31と、引用記号を記憶している引用記号記憶部32
と、前後の文章を指し示す言葉の辞書データを記憶して
いる回答文辞書記憶部34と、回答文を格納する回答文
記憶部35とを備える。電子メール装置5は、一般的な
電子メールシステムであり、メール文章を保存するメー
ルボックス51を備える。メール文章読み取り手段21
は、電子メール装置5におけるメールボックス51内か
らメール文章を1通取り出し、データ一時記憶部31へ
格納する。引用文判別手段22は、データ一時記憶部3
1に格納されているメール文章を1行ずつ取り出して、
その行が引用文であるか、それ以外の回答文であるかを
一般的な引用記号を予め記憶している引用記号記憶部3
2のデータと比較して判別する。
【0008】ここで、一般的なメール文章の例として、
図2(A)に示すメール文章61を例にとって説明す
る。メール文章61の内容には、引用された文と、それ
以外の文とが混8在していることがわかる。このような
文章では、引用文の前後に、その引用文に対する回答文
が記述されていることが多く、また引用文には、その行
の先頭にそれと判る記号が付加されている。このような
メール文章の特徴を使って、メール文章を引用文と、そ
の引用文に対する回答文とに分けることが可能となる。
【0009】引用された文には、"> ××です。"や、"
>> おはようございます。"などのように、">"や、"
>>" といった記号が行頭に付けられている。引用文判
別手段22は、引用記号記憶部32に予め登録されてい
る引用記号のデータと、データ一時記憶部31から読み
込んだメール文章の行頭に使われている記号とを比較し
て一致した場合、その行を引用文と判断し、引用文記憶
部33へ格納する。引用記号には、特に規定がないた
め、使われる記号はメール作成者の任意とされている
が、一般的に使用される記号は数種類に限られている。
例としては、">","|","->"などが挙げられるが、"
>"を使ったメール文章が最もよく見受けられる。
【0010】第1の回答文判別手段23は、引用文判別
手段22によって回答文と判別された文章を読み込み、
まずその内容に、この回答文の前後の引用文を指し示す
言葉が含まれているかを検索する。これは、例えば、メ
ール文章61中の回答文である、"以下のことよろしく
お願いします。"にある"以下" という言葉が、この回答
文より後に記述された引用文を指していることがわか
る。第1の回答文判別手段23は、このような前後を指
し示す言葉が回答文に存在するかを回答文辞書記憶部3
4から検索する。回答文辞書記憶部34には、"上記"
や"以上"などのそれより前に記述された文章を指し示す
言葉や、"下記"や"以下"のようにそれより後に記述され
た文章を指し示す言葉が格納されている。もし、このよ
うなデータと回答文に含まれる言葉が一致した場合、第
1の回答文判別手段23は、その言葉の指し示す引用文
と回答文とを対応付ける。
【0011】ここで、上記の例で示した"以下"という言
葉に注目してみると、この言葉が必ずしもその後に書か
れた引用文を指していない場合もある。例えば、"以下"
という言葉が、その回答文の中に含まれる言葉を指して
いる場合などがそうである。これでは、引用文と回答文
の対応付けがうまく出来ないことになる。そこで、この
ようなズレを修正するために、表示制御装置4の回答文
表示変更手段44は、画面に表示する回答文を矢印キー
によって他の回答文に変更できるようにし、この対応付
けのズレを人手によって修正することを可能にする。第
1の回答文判別手段23は、引用文を指す言葉が記述さ
れていない回答文を、前後どちらの引用文に対する回答
文なのかを判断できない。第2の回答文判別手段24
は、このような回答文を、その直前の引用文に対する回
答文として対応付ける。これは、一般的に回答文は引用
文の直後に記述することが多く、その特徴を使うと対応
付けのズレを少なくすることができ、人手による修正作
業を極力少なくすることができるためである。このよう
に、引用文の直前に回答文が記述されている場合や、誤
記によって対応付けがズレてしまい、うまく表示出来な
い場合についても、回答文表示変更手段44は、画面に
表示する回答文を変更可能にして、対応付けのズレを人
の手で修正することを可能にする。
【0012】表示制御装置4は、ウィンドウを分割して
表示するウィンドウ分割表示手段41と、ウィンドウス
クロール手段42と、用文表示手段43と、回答文表示
変更手段44と、回答文表示手段45とを備える。ウィ
ンドウ分割表示手段41は、メール文章を表示するウィ
ンドウを上下二つのウィンドウに分割する。また、ウィ
ンドウスクロール手段42は、ウィンドウの上部と下
部、それぞれのウィンドウをスクロールさせる。引用文
表示手段43は、上部ウィンドウに引用文記憶部33に
格納された引用文を表示する。この時、表示すべきメー
ル文章が上部ウィンドウの範囲に収まりきれない場合、
ウィンドウスクロール手段42は、ウィンドウをスクロ
ールさせて隠れているメール文章を表示することを可能
とし、また引用文の指定を変更した際に、ウィンドウを
スクロールさせることを可能とする。引用文表示手段4
3は、また、引用された行が連続している文、つまりメ
ール文章61にある" > ××です。"から ">喜んで手
伝いに伺います。"までを、引用文の一つのまとまりと
して認識し、この引用文のまとまりごとの色を変更して
表示する。同時に、回答文表示手段45は、指定された
引用文に対する回答文を、回答文記憶部35から取り出
しウィンドウ下部に表示する。次の引用文のまとまりで
ある">"から">返事を下さい。"までを指定する場合
は、矢印キーを使って指定することができ、このとき指
定された引用文は、色が変更されて表示される。ウィン
ドウスクロール手段42は、指定された引用文を上部ウ
ィンドウの先頭に表示するよ うウィンドウをスクロー
ルする。ここまでの処理の結果の例を図3の出力結果7
1に示す。このように引用文の指定が変更された場合、
回答文表示手段45は、指定された引用文に対する回答
文を、回答文記憶部35から取り出しウィンドウ下部に
表示する。表示すべき回答文が下部ウィンドウの範囲に
収まりきれない場合、ウィンドウスクロール手段42
は、ウィンドウをスクロールさせて隠れているメール文
章を表示することを可能とする 。
【0013】次に、図1〜図6を参照して、本実施例の
動作について詳細に説明する。メール文章読み取り手段
21は、電子メール装置5でメール文章が保存されてい
るメールボックス51の中からメール文章を1通コピー
し、データ一時記憶部31に格納する (図4のステッ
プA1およびA2)。引用文判別手段22は、データ一
時記憶部31に格納されているメール文章の有無を調
べ、文章が存在していた場合、その1行目を読み込む。
メール文章61を読み込んだ場合は 、図2(A)に示
すメール文章の1行目の"○○です。"を読み込むことに
なる(ステップA3およびA4)。ここで、引用文判別手
段22は、先頭文字の"○"と、一般的な引用記号を格納
している引用記号記憶部32のデータと比較して、この
行を引用文ではないと判断する(ステップA5)。引用記
号には、特に規定がないため、使われる記号はメール作
成者の任意とされてされているが、一般的には使用され
る記号は数種類に限られており、例として、">"、"
|"、"->"など があるが、">"を使用しているメール文
章が最もよく見受けられる。引用記号記憶部32には、
このように一般的に使用される引用記号が予め記憶され
ており、引用記号の辞書となっている。引用文判別手段
22は、この中の記号と読み込んだメール文章の行頭の
文字とを比較し、一致すれば、この行を引用文と見做
し、この文を、引用文記憶部33に格納する(ステップ
A6)。この他の引用文以外の文章は、回答文と判断さ
れ、その文章は、第1の回答文判別手段23に渡される
(ステップA7)。引用文読み取り手段21は、このメー
ル文章を引用文と回答文とに分別した後、データ一時記
憶部31に格納されているメール文章を1行削除して
(ステップA8)、次の文章を読み込み、データ一時記憶
部31にメール文章が無くなるまで一連の処理を繰り返
す(ステップA3,A9,A10)。
【0014】第1の回答文判別手段23は、引用文判別
手段22によって回答文と判断された文章の中に、この
回答文の前後の引用文を指し示す言葉が含まれているか
を検索する。例えば、メール文章61の、”○○です”
には引用文を指し示す言葉は含まれていないが、"以下
の件についてよろしくお願いします。"の記述では、"以
下"という言葉が、この回答文より後に記述された引用
文を指し示していることがわかる (図5のステップB1
およびス テップB2)。第1の回答文判別手段23は、
予め前後を指し示す言葉を記憶している回答文辞書記憶
部34のデータと、回答文とを比較して検索し、もしデ
ータと一致した場合、その言葉が指し示す引用文と回答
文とを対応付ける。メール文章61の、"以下のことよ
ろしくお願いします。"では、"以下"という記述が、こ
の回答文より後の引用文、">"から">返事を下さい。"
までを指し示しており、第1の回答文判別手段23は、
この回答文より後(下)にある引用文と回答文とを対応付
ける( ステップB3およびステップB4)。また、回答
文の中に、前(上)の文章を指し示す言葉が存在していた
場合、例えば、"上記"や"以上"などの言葉を含む回答文
が指し示している引用文は、その回答文より前に存在す
るため、第1の回答文判別手段23は、この回答文より
前(上)にある引用文と回答文とを対応付ける (ステップ
B5)。
【0015】ここで、上記の例に示した"以下"という言
葉に注目してみると、この言葉はその使われる状況 に
よっては、必ずしも直後の引用文を指し示さない場合が
あることが判る。例えば、"以下" という言葉が、その
回答文の中に含まれる言葉を指している場合などがそう
である。このような文章の場合、引用文と回答文の対応
付けがうまく合わないことになる。そこで、本発明で
は、このような引用文と回答文の対応付けがうまく合わ
ない状況が生じた場合でも、表示のズレを補正できるよ
う、画面に表示される回答文を、別の回答文に変更でき
るようにしている。この処理については後述する。
【0016】また、前後の文章を指し示す言葉がない回
答文については、第2の回答文判別手段24によって、
その回答文の直前に書かれている引用文に対応付けられ
る。これは、一般的に、メール文章では、引用文の直後
に回答文が記述されることが多いので、多くの状況にお
いてこれに当て嵌めることが出来る。このようなメール
文章の特性を利用すると、対応付けのズレが起こる回数
を少なくすることができ、対応付けのための修正作業も
少なく済む。他にも、誤記等によって対応付けがうまく
出来ない場合等が考えられ、このように対応付けがうま
く出来ない場合は、画面に表示する回答文を他の回答文
に変更することでズレを修正することを可能としてい
る。この処理についても後述する。
【0017】第2の回答文判別手段24は、これまでの
処理で、全ての回答文と引用文について対応付けを行
い、対応付けが済んだ回答文を回答文記憶部35に格納
する(ステップB6)。ウィンドウ分割表示手段41は、
メール文章を表示するウィンドウを上下二つのウィンド
ウ に分割する(図6のステップC1)。引用文表示手段
43は、引用文記憶部33に格納された文章をウィンド
ウ上部に表示し、引用文が連続している文章を、1つの
引用文のまとまりとして判断し、その最初の引用文の色
を変更して表示する(ステップC2)。引用文表示手段4
3は、また、引用された行が連続している文、つまりメ
ール文章61を例にみる と">××です。"から">喜ん
で手伝いに伺います。"までを、引用文の一つのまとま
りとして判断し、その引用文のまとまりの色を変更して
表示する。この時、回答文表示手段45は、最初に記述
されている"○○です。"を回答文と判断して下部ウィン
ドウに表示する (ステップ C3)。矢印キーを使って次
の引用文を指定すると、引用文表示手段43は、指定さ
れた引用文の色を変更して表示する。これをメール文章
61で見ると、次の引用文のまとまりである">"から"
>返事を下さい。"までを指定した時、指定された引用
文の色は、引用文表示手段43によって変更される(ス
テップC4およびステップC5)。ウィンドウスクロー
ル手段42は、指定された引用文を上部ウィンドウの先
頭にくるようウィンドウをスクロールする(ステップC
6)。この時、回答文表示手段45は、指定された引用
文に対応付けられている回答文、"以下のことよろしく
お願いします。" を、回答文記憶部35から取り出し、
ウィンドウ下部に表示する(ステップC7)。この結果を
図3の出力結果71に示す。回答文は、ウィンドウスク
ロール手段42によって、回答文の先頭が下部ウィンド
ウの先頭にくるように表示される。表示すべき回答文が
下部ウィンドウの範囲に収まりきれない場合には 、ウ
ィンドウスクロール手段42は、ウィンドウをスクロー
ルさせて隠れているメール文章を表示することを可能と
する(ステップC8)。
【0018】ここで、本発明の電子メール表示システム
の他の実施例について説明する。図2(B)に示すその
他のメール文章62を参照すると、このメール文章では
、"以下の件、了解しました。"と記述されているが、
これは間違った記述であり、本来は" 以上の件、了解し
ました。"などと書かれているべき文章である。このよ
うなメール文章を読み込むと、第1の回答文判別手段2
3は、"以下"の言葉を検索して、この回答文を、その後
に記述されている">すみませんでした。出口は、南口
です。"に対応付けてしまい、回答文の表 示と引用文の
表示が合わなくなってしまう。このように、引用文と回
答文の対応がうまく対応出来ていない場合、回答文表示
変更手段44は、ウィンドウ下部をマウスでクリックす
ることでウィンドウ下部の操作を可能とし、矢印キーに
よって回答文の指定を人手で変更可能とする(ステップ
C9)。このように、人手による対応付けのズレを修正
することで、対応付けができない回答文、対応付けがズ
レた回答文の表示を修正可能とする。そして、次のメー
ル文章を読む場合は、このウィンドウの処理から抜け
て、次のメールを読み込む(ステップC10およびステ
ップA10)。メール文章読み取り手段21は、入力装
置1からメール文章を読み込み一連の処理を再度繰り返
す。
【0019】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、ほとんどが
引用文になっているメール文章の中から必要な回答文だ
け素早く読むことができることにある。これにより毎日
大量に配信されてくる電子メールを読むための時間を短
縮することが可能となる。この結果、電子メールを使っ
た情報の交換をよりスピーディにすることができる。そ
の理由は、メール文章を引用文と回答文とを自動的に、
それぞれをウィンドウの上下に分けて表示することで、
大量の引用文の中から回答文だけを探し出す手間を省
き、必要な回答文だけを早く読むことができるためであ
る。また、大量の引用文が添付されているメール文章で
は、最後まで読む必要がないことがある。このような時
に回答文だけを分けて表示して、最後までメール文章を
読む手間を省き、速く読むことが可能となる。また、第
2の効果は、回答文を分けて表示することで、より正確
にメール文章を把握することができることにある。この
結果、電子メールによる情報共有の効率をアップするこ
とができる。その理由は、回答文だけを別に表示するこ
とで、メール文章をより読み易くし、大量の引用文に埋
もれていて、数行なら見逃してしまいがちな回答文を読
み飛ばすことのないようすることが出来るためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子メール表示システムの一実施例
を示すブロック図。
【図2】 本発明の電子メール表示システムを説明する
ためのメール文章の具体例を示す図。
【図3】 本発明の電子メール表示システムによる出力
結果の表示例を示す図。
【図4】 図1におけるメール文章読み取り手段21と
引用文判別手段22の動作を示すフローチャート。
【図5】 図1における第1の回答文判別手段23と第
2の回答文判別手段24の動作を示すフローチャート。
【図6】 図1における表示制御装置の動作を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1 入力装置 2 データ処理装置 3 データ記憶装置 4 表示制御装置 5 電子メール装置 6 出力装置 21 メール文章読み取り手段 22 引用文判別手段 23 第1の回答文判別手段 24 第2の回答文判別手段 31 データ一時記憶部 32 引用記号記憶部 33 引用文記憶部 34 回答文辞書記憶部 35 回答文記憶部 41 ウインドウ分割表示手段 42 ウインドウスクロール手段 43 引用文表示手段 44 回答文表示変更手段 45 回答文表示手段 51 メールボックス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メール文章中の引用文と、引用文に
    対する回答文とを、前記電子メール文章の行頭の記号と
    予め記憶された引用記号とを比較することにより判別す
    るとともに、引用文と回答文とを、回答文の前後の引用
    文を指し示す予め記憶された言葉を参照して対応付けて
    各別に記憶し、分離して表示することを特徴とする電子
    メール表示システム。
  2. 【請求項2】 電子メール装置のメールボックスから1
    通のメール文章をコピーし、データ一時記憶部に記憶す
    るメール文章読み取り手段と、 メール文章で一般的に使用される引用記号の記号データ
    を予め記憶している引用記号記憶部と、 該引用記号記憶部中のデータと前記データ一時記憶部に
    コピーされたメール文章の内容とを比較して前記引用記
    号を検索し、引用文と判断した場合、その行を引用文と
    して引用文記憶部へ格納する引用文判別手段と、 文章の前後の文章を指し示す意味を持つ言葉を予め記憶
    している回答文辞書記憶部と、 前記引用文判別手段で回答文と判断された文章を読み込
    み、その内容に、この回答文の前後にある引用文を指し
    示す言葉が含まれているかを前記回答文辞書記憶部から
    検索し、検索できたときは引用文と回答文とを対応付け
    て回答文記憶部へ格納する第1回引用文判別手段と、 前後の文章を指し示す言葉がない回答文については、そ
    の回答文の直前の引用文に対応付ける第2の回答文判別
    手段と、 メール文章を表示するウインドウを上下二つのウィンド
    ウに分割して表示するウィンドウ分割表示手段と、 前記引用文記憶部に格納された文章を上部ウィンドウに
    表示し、また、該上部ウインドウで指定された引用文に
    対する回答文を下部ウインドウに表示する引用文表示段
    とを有することを特徴とする電子メール表示システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の回答文判別手段における回答
    文と引用文の対応付けがズレている場合に、人手によっ
    て、表示する回答文を別の回答文に変更可能とする回答
    文表示変更手段を設けたことを特徴とする請求項2記載
    の電子メール表示システム。
  4. 【請求項4】 前記引用文表示手段は、引用された行が
    連続している引用文を1つの群として認識し他の群と識
    別して表示することを特徴とする請求項3記載の電子メ
    ール表示システム。
  5. 【請求項5】 前記引用文表示手段による識別は、表示
    色を変えることにより行うことを特徴とする請求項4記
    載の電子メール表示システム。
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