JP2000206291A - 放射性物質含有廃水の処理方法及び装置 - Google Patents

放射性物質含有廃水の処理方法及び装置

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JP2000206291A
JP2000206291A JP11007533A JP753399A JP2000206291A JP 2000206291 A JP2000206291 A JP 2000206291A JP 11007533 A JP11007533 A JP 11007533A JP 753399 A JP753399 A JP 753399A JP 2000206291 A JP2000206291 A JP 2000206291A
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Takazo Suyama
享三 須山
Kazuhiko Kuroda
一彦 黒田
Moriyuki Saegusa
守幸 三枝
Hiroichi Tachikawa
博一 立川
Akihiro Hamazaki
彰弘 濱崎
Koichi Ichikawa
公一 市川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射性物質含有廃水を吸着処理し、放射性物
質を吸着した吸着材は使い捨てとする方法において、処
理廃水当たりの吸着材使用量が少ない放射性物質含有廃
水の処理方法及びそのための装置を提供すること。 【解決手段】 放射性物質含有廃水を先ず第1の吸着材
充填塔で放射性物質を吸着除去し、放射性物質を吸着し
た第1の吸着材充填塔に再生液を導入して吸着した放射
性物質を脱着させて再生するとともに放射性物質の1次
濃縮液を流出させ、以下、順次同様の工程を繰り返して
放射性物質を濃縮し、最終段の吸着材充填塔においては
吸着材の再生は行わず、吸着能力が低下した吸着材は廃
棄処分することを特徴とする放射性物質含有廃水の処理
方法、及びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウラン(U)、ラジ
ウム(Ra)等の放射性物質、あるいは、該放射性物質
に加えてクロム(Cr)、カドミウム(Cd)、鉄(F
e)等の重金属類やマグネシウム(Mg)、カルシウム
(Ca)、ナトリウム(Na)などの軽金属類を含有す
る廃水を処理する方法、及びそのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クロム(Cr)、カドミウム(Cd)、
鉄(Fe)等の重金属類やマグネシウム(Mg)、カル
シウム(Ca)、ナトリウム(Na)などの軽金属類な
ど各種金属類を含有する廃水の処理方法として種々の方
法が行われており、近年のバイオテクノロジーの発達に
伴い各種の生物膜を金属吸着材として利用する技術が進
展してきている。中でもクロレラや海産褐藻類(昆布な
どの海藻類)や菌体等の生物膜を用いる金属の吸蔵法が
実用化されている。
【0003】各種金属類を含有する廃水を、生物膜吸着
材を使用して処理し金属類を除去する代表的な例とし
て、図2に示すような卵殻膜、羽毛、羊毛等の生物体原
料からなる吸着剤を用いた排水処理装置がある(特開平
9−174043号公報)。図2の装置は充填塔4及び
5に、吸着剤4a及び5aとして卵殻膜等の生物体原料
からなる吸着剤を充填する。セレン(Se、特に6価S
e)等の金属類を含む未処理水W1を未処理排水導入ラ
イン1を通してpH調整槽2に導入し、pH調整液供給
ライン7から硫酸などの酸や苛性ソーダなどのアルカリ
からなるpH調整液Yを添加してpHを2〜8、好まし
くは4〜6程度に調整する。pHが調整された排水を調
整済排水ライン3を経由して充填塔4又は5に導入して
吸着処理を行い、金属類を吸着除去された処理済排水W
2は処理済排水導出ライン6から排出される。吸着が進
行して吸着剤4a又は5aの吸着能力が低下した時点で
吸着塔を切り換え、吸着能力が低下した方の吸着塔には
再生液供給ライン8又は9から1〜2Nの塩酸水溶液な
どの再生液Zを供給して吸着されていた金属を溶出させ
吸着剤を再生する。溶出した金属を含む再生液は再生液
導出ライン10から排出され、別途処理される。これら
の吸着材充填塔を使用した各種金属類を含有する廃水の
処理方法においては、通常、金属類を吸着して吸着能力
の低下した吸着材は再生して再使用される。しかしなが
ら、吸着される金属がUやRaなどの放射性物質である
場合には、通常、吸着材の再生は行わず、吸着済みの吸
着材は廃棄処分される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】金属類を含有する廃水
を吸着材を用いて吸着処理する場合の処理対象廃水中の
金属類濃度(mg/リットル)と平衡吸着容量(mg/
g・吸着材)との関係の1例を表1に示す。表1の例は
吸着材として卵殻膜を使用し、廃水中のRaを吸着除去
する場合であり、この例では金属類濃度(Ra濃度)が
10倍になると平衡吸着容量も10倍となっている。前
記のように放射性物質を含有する廃水を吸着処理する場
合、通常は使用済みの吸着材は再生処理することなく使
い捨てとするが、この例に示したように一般に金属類濃
度と平衡吸着容量とは指数関係にあるので、低濃度の金
属含有廃水を吸着処理する場合は、平衡吸着容量が極端
に小さくなり、使い捨てにする吸着材量が非常に多くな
るという問題がある。本発明は放射性物質含有廃水を吸
着処理し、放射性物質を吸着した吸着材は使い捨てとす
る方法における前記のような問題点を解決し、処理廃水
当たりの吸着材使用量が少ない放射性物質含有廃水方法
及びそのための装置を提供することを目的とする。
【0005】
【表1】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
する手段として次の(1)〜(5)の構成を含むもので
ある。 (1)放射性物質含有廃水を、複数の吸着材充填塔を備
えた廃水処理装置を用いて放射性物質を吸着除去する方
法であって、前記廃水を先ず第1の吸着材充填塔に導入
して放射性物質を吸着除去し、吸着能力が低下した時点
で前記廃水の導入を止め、該放射性物質を吸着した第1
の吸着材充填塔に再生液を導入して吸着した放射性物質
を脱着させて再生するとともに放射性物質の1次濃縮液
を流出させ、次いで得られた1次濃縮液を第2の吸着材
充填塔に導入して放射性物質を吸着除去し、吸着能力が
低下した時点で前記1次濃縮液の導入を止め、放射性物
質を吸着して吸着能力が低下した第2の吸着材充填塔の
吸着材は廃棄処分するか、又は前記放射性物質を吸着し
た第2の吸着材充填塔に再生液を導入して吸着した放射
性物質を脱着させて再生するとともに放射性物質の2次
濃縮液を流出させ、以下、順次同様の工程を繰り返し、
最終段の吸着材充填塔においては吸着材の再生は行わ
ず、吸着能力が低下した吸着材は廃棄処分することを特
徴とする放射性物質含有廃水の処理方法。 (2)前記放射性物質含有廃水が放射性物質としてウラ
ン及び/又はラジウムを含有する廃水であることを特徴
とする前記(1)の放射性物質含有廃水の処理方法。 (3)前記放射性物質を吸着する吸着材が卵殻膜、羽毛
及び羊毛の中から選ばれる少なくとも一つの生物体原料
からなる吸着材であることを特徴とする前記(1)又は
(2)の放射性物質含有廃水の処理方法。 (4)放射性物質含有廃水の導入ライン、処理済み廃水
の導出ライン、再生液の供給ライン及び再生後の濃縮さ
れた放射性物質を含む再生液導出ラインを備えた廃水処
理用吸着材充填塔と、該廃水処理用吸着材充填塔から出
る濃縮された放射性物質を含む再生液の導入ライン及び
処理済み再生液の導出ラインを備えた最終吸着材充填塔
とを接続してなることを特徴とする放射性物質を含有す
る廃水の処理装置。 (5)放射性物質含有廃水の導入ライン、処理済み廃水
の導出ライン、再生液の供給ライン及び再生後の濃縮さ
れた放射性物質を含む再生液導出ラインを備えた廃水処
理用吸着材充填塔と、前段の吸着材充填塔から出る濃縮
された放射性物質を含む再生液の導入ライン、処理済み
再生液の導出ライン、再生液の供給ライン及び再生後の
更に濃縮された放射性物質を含む再生液導出ラインを備
えた少なくとも1塔の放射性物質濃縮用吸着材充填塔
と、前記放射性物質濃縮用吸着材充填塔から出る濃縮さ
れた放射性物質を含む再生液の導入ライン及び処理済み
再生液の導出ラインを備えた最終吸着材充填塔とを順次
接続してなることを特徴とする放射性物質を含有する廃
水の処理装置。
【0007】本発明で処理対象とする放射性物質含有廃
水はウラン鉱山などから排出される廃水であり、U、R
a等の放射性物質、あるいは、これらの放射性物質に加
えてCr、Cd、Fe等の重金属類やMg、Ca、Na
などの軽金属類を含有する廃水である。
【0008】本発明において処理対象の放射性物質含有
廃水から放射性物質及び重金属類を吸着除去するための
吸着材としては各種金属類の吸着材としてそれ自体公知
の卵殻膜、羽毛及び羊毛の中から選ばれる少なくとも一
つの生物体原料からなる吸着材、イオン交換樹脂、キレ
ート樹脂などが使用できる。中でも廃棄処分する際の減
容化の容易さから生物体原料からなる吸着材が特に好適
である。ここで卵殻膜、羽毛及び羊毛の中から選ばれる
少なくとも一つの生物体原料からなる吸着材とは卵殻
(殻膜付きのもの)、卵殻膜、苛性ソーダ等で処理して
清浄化した羽毛や羊毛を適宜切断又は粉砕したものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は本発明の1実施態様を示すシステ
ム構成図である。図1のシステムは4段の吸着材充填塔
(4−1、4−2、4−3、4−4)を直列に連結した
もので1段目が廃水処理用吸着材充填塔、第2段目と第
3段目が放射性物質濃縮用吸着材充填塔、第4段目が最
終吸着材充填塔である。このシステムにおいて、pHが
中性付近の放射性物質含有廃水(未処理水W1)を吸着
材4a−1を充填した第1の吸着材充填塔4−1に導入
して放射性物質及び金属類を吸着除去し、処理済廃水W
2として排出する。吸着が平衡状態に近づき吸着能力が
低下した時点で未処理水W1の導入を止め、吸着材4a
−1の再生を行う。
【0010】吸着材の再生は通常の場合、塩酸などの酸
の水溶液である再生液Z1を供給して吸着されている放
射性物質や金属類を溶出させる。溶出した放射性物質や
金属類を含む再生液は1次濃縮液P1として排出され
る。1次濃縮液P1中には放射性物質や金属類が未処理
水W1と再生液Z1の容量比に相当する濃縮倍率で濃縮
されている。この1次濃縮液P1はpH調整槽2−1で
苛性ソーダなどのアルカリの水溶液であるpH調整液Y
1を添加してpH6〜8程度の範囲、好ましくは7前後
に調整され、吸着材4a−2を充填した第2の吸着材充
填塔4−2に導入して放射性物質及び金属類を再度吸着
させ、処理済再生液Q1として排出する。吸着が平衡状
態に近づき吸着能力が低下した時点でpH調整した1次
濃縮液P1の導入を止め、吸着材4a−2の再生を行
う。
【0011】吸着材4a−2の再生は、再生液Z2を供
給して吸着材4a−1の再生と同様に操作することによ
って行い、2次濃縮液P2とする。2次濃縮液P2は更
にpH調整槽2−2、吸着材充填塔4−3で処理して処
理済再生液Q2として排出し、放射性物質及び金属類を
吸着した吸着材4a−3を再生することによって3次濃
縮液P3が得られる。この3次濃縮液P3にpH調整槽
2−3にpH調整液Y3を添加して中和し、最終段の吸
着材充填塔4−4で処理して処理済再生液Q3として排
出する。放射性物質及び金属類を吸着して吸着能力の低
下した吸着材4a−4は再生を行わず廃棄処分する。こ
の例においては吸着、再生を交互に繰り返すことになる
が、吸着材充填塔4−1、4−2、4−3及び4−4の
役割を果たす吸着材充填塔をそれぞれ複数基設置すれば
連続的な処理も可能であることはもちろんである。
【0012】3次濃縮液P3中の放射性物質及び金属類
は未処理水W1と再生液Z3の容量比に相当する濃縮倍
率で濃縮されており、例えば、各吸着材充填塔における
濃縮倍率を10とすれば、3次濃縮液P3中の濃度は未
処理水W1の103 倍となっている。放射性物質及び金
属類の濃度と平衡吸着容量との関係が前記表1に示した
ような関係にあるとすれば、吸着材充填塔4−4の吸着
材4a−4の平衡吸着容量は吸着材充填塔4−1の吸着
材4a−1の平衡吸着容量の103 倍となる。すなわ
ち、本発明の方法によれば、放射性物質含有廃水を1塔
の吸着材充填塔で処理する場合に比較して廃棄処分する
吸着材の量を1/1000に低減できることになる。な
お、ここには吸着材充填塔を4塔使用する例を示した
が、吸着材充填塔の数は廃水中の被吸着物質の濃度、廃
水の量、その他の処理条件により適宜変更することがで
きる。また、処理対象廃水の性状や処理量によっては中
間の放射性物質濃縮用吸着材充填塔を設けず、1段目の
廃水処理用吸着材充填塔からの1次濃縮液を直接最終吸
着材充填塔に導入して処理する2塔式とすることもでき
る。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明の方法をさらに具
体的に説明する。 (実施例)図1に示す構成の処理装置を使用して放射性
物質含有廃水の処理試験を行った。未処理水W1として
表2に示す性状の模擬廃水を使用した。吸着材としては
卵殻を破砕して殻と膜を分離し、分離した膜を塩酸と水
酸化ナトリウム水溶液に交互に一昼夜浸漬し、その後純
水で洗浄した約3mm角程度の薄片を使用し、吸着材充
填塔4−1、4−2、4−3及び4−4にそれぞれ10
00kg、100kg、10kg及び1kg充填した。
再生液Z1、Z2、Z3としては1Nの塩酸水溶液を使
用し、pH調整剤Y1、Y2、Y3としては5wt%の
苛性ソーダ水溶液を使用してpHを7.0に調整した。
未処理水W1の処理量は2000m3 であり、1次濃縮
液P1、2次濃縮液P2及び3次濃縮液P3の量はそれ
ぞれ200m3 、20m3 及び2m3 で、W1、P1、
P2及びP3の割合は1000、100、10、1であ
った。また、未処理水、1次濃縮液、2次濃縮液及び3
次濃縮液中の各金属イオンの濃度はいずれも濃縮倍率に
応じて1桁ずつ大きくなっており、例えばRaについて
はそれぞれ138、138×10、138×102 及び
138×103 Bq/mlであった。すなわち、3次濃
縮液中のRaの濃度は未処理水W1の約1000倍とな
っていたが、吸着材充填量が吸着材充填塔4−1の1/
1000である吸着材充填塔4−4で十分吸着処理する
ことができた。なお、処理済み再生液Q1 、Q2 、Q3
中の各金属イオン濃度はいずれも処理対象液の1/10
0以下となっていた。
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】本発明の方法によれば、放射性物質含有
廃水を吸着処理し、放射性物質を吸着した吸着材は使い
捨てとして廃棄する方法において、処理廃水当たりの吸
着材廃棄量を大幅に低減させることができる。また、本
発明の装置によれば前記方法を容易に実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態様を示すシステム構成図。
【図2】従来技術による金属含有廃水処理方法の1例を
示すシステム構成図。
フロントページの続き (72)発明者 三枝 守幸 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 立川 博一 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 濱崎 彰弘 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 市川 公一 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性物質含有廃水を、複数の吸着材充
    填塔を備えた廃水処理装置を用いて放射性物質を吸着除
    去する方法であって、前記廃水を先ず第1の吸着材充填
    塔に導入して放射性物質を吸着除去し、吸着能力が低下
    した時点で前記廃水の導入を止め、該放射性物質を吸着
    した第1の吸着材充填塔に再生液を導入して吸着した放
    射性物質を脱着させて再生するとともに放射性物質の1
    次濃縮液を流出させ、次いで得られた1次濃縮液を第2
    の吸着材充填塔に導入して放射性物質を吸着除去し、吸
    着能力が低下した時点で前記1次濃縮液の導入を止め、
    放射性物質を吸着して吸着能力が低下した第2の吸着材
    充填塔の吸着材は排気処分するか、又は前記放射性物質
    を吸着した第2の吸着材充填塔に再生液を導入して吸着
    した放射性物質を脱着させて再生するとともに放射性物
    質の2次濃縮液を流出させ、以下、順次同様の工程を繰
    り返し、最終段の吸着材充填塔においては吸着材の再生
    は行わず、吸着能力が低下した吸着材は廃棄処分するこ
    とを特徴とする放射性物質含有廃水の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記放射性物質含有廃水が放射性物質と
    してウラン及び/又はラジウムを含有する廃水であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の放射性物質含有廃水の
    処理方法。
  3. 【請求項3】 前記放射性物質を吸着する吸着材が卵殻
    膜、羽毛及び羊毛の中から選ばれる少なくとも一つの生
    物体原料からなる吸着材であることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の放射性物質含有廃水の処理方法。
  4. 【請求項4】 放射性物質含有廃水の導入ライン、処理
    済み廃水の導出ライン、再生液の供給ライン及び再生後
    の濃縮された放射性物質を含む再生液導出ラインを備え
    た廃水処理用吸着材充填塔と、該廃水処理用吸着材充填
    塔から出る濃縮された放射性物質を含む再生液の導入ラ
    イン及び処理済み再生液の導出ラインを備えた最終吸着
    材充填塔とを接続してなることを特徴とする放射性物質
    を含有する廃水の処理装置。
  5. 【請求項5】 放射性物質含有廃水の導入ライン、処理
    済み廃水の導出ライン、再生液の供給ライン及び再生後
    の濃縮された放射性物質を含む再生液導出ラインを備え
    た廃水処理用吸着材充填塔と、前段の吸着材充填塔から
    出る濃縮された放射性物質を含む再生液の導入ライン、
    処理済み再生液の導出ライン、再生液の供給ライン及び
    再生後の更に濃縮された放射性物質を含む再生液導出ラ
    インを備えた少なくとも1塔の放射性物質濃縮用吸着材
    充填塔と、前記放射性物質濃縮用吸着材充填塔から出る
    濃縮された放射性物質を含む再生液の導入ライン及び処
    理済み再生液の導出ラインを備えた最終吸着材充填塔と
    を順次接続してなることを特徴とする放射性物質を含有
    する廃水の処理装置。
JP11007533A 1999-01-14 1999-01-14 放射性物質含有廃水の処理方法及び装置 Withdrawn JP2000206291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150003619A (ko) * 2013-07-01 2015-01-09 서강대학교산학협력단 미세조류를 이용한 방사성 핵종의 제거방법

Cited By (2)

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KR20150003619A (ko) * 2013-07-01 2015-01-09 서강대학교산학협력단 미세조류를 이용한 방사성 핵종의 제거방법
KR101598607B1 (ko) 2013-07-01 2016-02-29 서강대학교산학협력단 미세조류를 이용한 방사성 핵종의 제거방법

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