JP2000206154A - 光電流・電圧計測装置 - Google Patents

光電流・電圧計測装置

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JP2000206154A
JP2000206154A JP11001650A JP165099A JP2000206154A JP 2000206154 A JP2000206154 A JP 2000206154A JP 11001650 A JP11001650 A JP 11001650A JP 165099 A JP165099 A JP 165099A JP 2000206154 A JP2000206154 A JP 2000206154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで電流と電圧を同時に測定できるよ
うにする。 【解決手段】 電流センサ1Aと電圧センサ1Bとの直
列接続路の一端に光ファイバ2−1を、他端に光ファイ
バ2−2を光結合する。光ファイバ2−1の端部を光分
岐結合器12−1の合流路12−1aに光結合し、光フ
ァイバ2−2の端部を光分岐結合器12−2の合流路1
2−2aに光結合する。発光器3−1からのパルス光の
発射と発光器3−2からのパルス光の発射とを交互に行
う。発光器3−1からのパルス光を12−1b→2−1
→1A→1B→2−2→12−2cの経路で受光器4−
1で受光する。発光器3−2からのパルス光を12−2
b→2−2→1B→1A→2−1→12−1cの経路で
受光器4−2で受光する。受光器4−1での受光出力と
受光器4−2での受光出力とを除算した結果に基づいて
電流測定を行い、加算した結果に基づいて電圧測定を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力分野におけ
る送配電の電流・電圧計測に用いて好適な光電流・電圧
計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】〔電流計測〕磁気光学素子、例えば鉛ガ
ラスに外部から磁界を加え、磁界と同方向に偏光を通過
させると、素子を通過中、偏光の偏波面が磁界の強さに
比例して回転する。これをファラデー効果という。この
回転角ψは、 ψ=V・H・L ・・・・(1) と表すことができる。ここで、Hは印加した磁界の強
さ、Lは磁気光学素子中の光路長、Vはベルデ定数であ
る。ベルデ定数は磁気光学素子に固有の定数であり、フ
ァラデー効果の大きさを示す。
【0003】このファラデー効果を利用した光電流計測
装置として図10にその要部を示すような交流電流計測
用の光電流計測装置がある。同図において、1Aは電流
センサ、2−1,2−2は光ファイバ、3は発光器(光
源)、4は受光器、5は光源駆動回路、6は受光器増幅
回路、7は受光器増幅回路6からの受光出力の交流成分
を増幅する増幅回路、8は受光器増幅回路6からの受光
出力の直流成分を増幅する増幅回路、9は低域フィル
タ、10は割算回路、11は実効値変換回路である。電
流センサ1Aは、図11に示すように、磁気光学素子1
A−1と偏光子1A−2と検光子1A−3とを備えてお
り、磁気光学素子1A−1の長さ方向を磁界の作用方向
として被測定通電部位の近傍に配置される。
【0004】この光電流計測装置において、発光器3か
らの光は光ファイバ2−1に発射され、光ファイバ2−
1を通して電流センサ1Aへ与えられる。電流センサ1
Aにおいて、光ファイバ2−1からの光は、偏光子1A
−2により偏光(直線偏光)された後、磁気光学素子1
A−1の長さ方向へと入射される。磁気光学素子1A−
1に入射された偏光の偏波面は、磁気光学素子1A−1
の長さ方向に作用する磁界の強さと磁気光学素子4中の
光路長との積に比例して回転する。この場合、その回転
方向は、磁界(交流磁界)の方向に応じて変化する。
【0005】この偏波面の回転角(ファラデー回転角)
を光学的バイアスを45゜与えた検光子1A−3によ
り、すなわち偏光子1A−2に対してその透過偏光方向
を45゜傾けた検光子1A−3により、光量の変化とし
て検出し、光ファイバ2−2によって受光器4へと導
き、光強度に応じた電気信号に変換する。
【0006】図14にファラデー回転角に対する光強度
特性を示す。特性Iは図11において矢印A方向へ光を
通した場合の光強度特性、特性IIはA方向とは反対の矢
印B方向へ光を通した場合の光強度特性である。すなわ
ち、図11において、B方向へ光を通してもA方向へ通
した場合と同様にして、印加される磁界に応じた光強度
の電気信号が得られる。この例では、1A−2を偏光
子、1A−3を検光子として、A方向へ光を通すように
している。B方向へ光を通す場合には、1A−3が偏光
子、1A−2が検光子となる。
【0007】そして、この電気信号を受光器増幅回路6
によって増幅して受光出力とし、この受光出力の交流成
分を増幅回路7により増幅する一方、直流成分を増幅回
路8により増幅し、増幅回路7からの低域フィルタ9を
介する交流成分と増幅回路8からの直流成分とを割算回
路10で除算して変調度を求め、この変調度を実効値変
換回路11へ与えることによって磁気光学素子1A−1
に作用している磁界の強さを求め、この磁界の強さから
被測定通電部位に流れる交流電流を測定する。
【0008】〔電圧計測〕一方、光を用いた電圧測定に
は、ポッケルス素子(電気光学素子)を利用したものが
よく知られている。ある種の結晶に電界を印加すると、
結晶の屈折率が変化する。この屈折率の変化は、結晶の
種類および電界を印加する方向により異なる。したがっ
て、この結晶に直線偏光した光を透過させておくと、こ
の結晶を透過した後の光は結晶の屈折率が変化すること
によって、もとの偏光状態とは異なる光となる。この場
合、この結晶(電気光学素子)において、入射される偏
光の直交成分の位相差が加えられる電界の強さに応じて
変化する。そこで、電気光学素子を透過した光に偏光板
を作用させると、電気光学素子に印加された電界の強さ
を光の強弱として検知できるようになる。ここで、印加
電界の大きさと電気光学素子を透過した光の強さには線
形な関係があり、これをポッケルス効果という。
【0009】図12にこのポッケルス効果を利用した電
圧センサ1Bの要部構成を示す。図10において、電流
センサ1Aに代えてこの電圧センサ1Bを用いることに
より、交流電圧計測用の光電圧計測装置となる。図12
において、1B−1は電気光学素子(電気光学結晶)、
1B−2は偏光子、1B−3はλ/4波長板、1B−4
は検光子であり、検光子1B−4は偏光子1B−2に対
してその透過偏光方向が90゜傾けられている。また、
電気光学素子1B−1には電極S1,S2が設けられて
おり、この電極S1,S2が被測定通電部位に接続され
る。この例では、説明上、電極S1,S2を交流電源1
00に接続している。また、電気光学素子1B−1と偏
光子1B−2との間にλ/4波長板1B−3を挿入する
ことによって光学的なバイアスを掛け、最も直線性の良
い部分で変調をかけるようにしている。
【0010】発光器3からの光ファイバ2−1を介する
無偏光状態の光(入射光)は、まず、偏光子1B−2で
直線偏光とされ、λ/4波長板1B−3を通過して円偏
光とされ、電気光学素子1B−1に入射される。電気光
学素子1B−1を通過した光の偏光状態は、ポッケルス
効果を受けて楕円偏光となる。この楕円偏光が検光子1
B−4を通過して直線偏光とされる。この検光子1B−
4を通して得られる直線偏光(出射光)の光強度は電気
光学素子1B−1の電極S1,S2間に加えられる電圧
の大きさに応じて変化する。
【0011】図13に印加電圧に対する光強度特性を示
す。この場合、図12において矢印A方向へ光を通した
場合も、矢印B方向へ光を通した場合も、同一の光強度
特性III となる。すなわち、図12において、B方向へ
光を通してもA方向へ通した場合と同じく、印加される
電圧に応じた光強度の電気信号が得られる。この例で
は、1B−2を偏光子、1B−4を検光子として、A方
向へ光を通すようにしている。B方向へ光を通す場合に
は、1B−4が偏光子、1B−2が検光子となる。な
お、図13において、Vπは電気光学素子の種類、構成
によって決まる半波長電圧と呼ばれる素子定数であり、
λ/4波長板による光学的バイアスが与えられているた
め、−Vπ/2から+Vπ/2の範囲で印加電圧に対応
した光変調を掛けることができる。半波長電圧Vπにつ
いては文献1(応用物理学会光光学懇話会:結晶光学,
森北出版,1975,245〜247頁)に説明されて
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光電流計測装置では、電流のみで電圧を測定す
ることができなかった。また、上述した従来の光電圧計
測装置では、電圧のみで電流を測定することができなか
った。すなわち、従来の光電流計測装置や光電圧計測装
置では電流情報と電圧情報とを区別することができず、
電流と電圧を同時に測定することができなかった。電流
と電圧を同時に測定しようとした場合、個別に光電流計
測装置と光電圧計測装置を設ける必要があり、光ファイ
バ2(2−1,2−2)を2組必要とし、コストがアッ
プする。
【0013】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、低コストで
電流と電圧を同時に測定することのできる光電流・電圧
計測装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、光結合された磁気光学素子と電気
光学素子との直列接続路への偏光の入射端および出射端
に第1および第2の光伝送路を光結合し、第1の光伝送
路へ光を発射する第1の発光手段と、第2の光伝送路へ
光を発射する第2の発光手段と、第1の発光手段から第
1の光伝送路へ発射され偏光とされたうえ、磁気光学素
子へ入り、電気光学素子を通り、第2の光伝送路を通っ
て戻ってくる光を受光する第1の受光手段と、第2の発
光手段から第2の光伝送路へ発射され偏光とされたう
え、電気光学素子へ入り、磁気光学素子を通り、第1の
光伝送路を通って戻ってくる光を受光する第2の受光手
段とを設け、第1の発光手段からの第1の光伝送路への
光の発射と第2の発光手段からの第2の光伝送路への光
の発射とを交互に行うようにし、第1の受光手段での受
光出力と第2の受光手段での受光出力とを除算した結果
に基づいて被測定通電部位に流れる電流を測定するよう
にし、また第1の受光手段での受光出力と第2の受光手
段での受光出力とを加算した結果に基づいて被測定通電
部位の電圧を測定するようにしたものである。
【0015】この発明によれば、第1の発光手段からの
第1の光伝送路への光の発射と第2の発光手段からの第
2の光伝送路への光の発射とが交互に行われ、第1の発
光手段から発射された光は第1の光伝送路を通り偏光と
されたうえ磁気光学素子へ入り、電気光学素子を通り、
第2の光伝送路を通って第1の受光手段で受光され、第
2の発光手段から発射された光は第2の光伝送路を通り
偏光とされたうえ電気光学素子へ入り、磁気光学素子を
通り、第1の光伝送路を通って第2の受光手段で受光さ
れ、この第1の受光手段での受光出力と第2の受光手段
での受光出力とを除算した結果に基づいて被測定通電部
位に流れる電流が測定され、また、この第1の受光手段
での受光出力と第2の受光手段での受光出力とを加算し
た結果に基づいて被測定通電部位の電圧が測定される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
す光電流・電圧計測装置の要部を示すブロック図であ
る。同図において、図10と同一符号は同一或いは同等
構成要素を示し、その説明は省略する。
【0017】この実施の形態では、電流センサ1Aと電
圧センサ1Bとを光ファイバ2−3を介して直列に光結
合し、この直列接続路の一端(電流センサ1A側)に光
ファイバ2−1を、他端(電圧センサ1B側)に光ファ
イバ2−2を光結合している。
【0018】なお、電流センサ1Aと電圧センサ1Bと
は光ファイバ2−3を用いずに、直接光結合するように
してもよい。また、電圧センサ1Bの偏光子1B−2
は、電流センサ1Aの検光子1A−3と電圧センサ1B
の検光子1B−4との透過偏光方向が90゜ずれている
場合には省略してもよい。
【0019】また、この実施の形態では、光分岐結合器
12−1と12−2を設け、光ファイバ2−1の端部を
光分岐結合器12−1の合流路12−1aに光結合し、
光ファイバ2−2の端部を光分岐結合器12−2の合流
路12−2aに光結合している。
【0020】そして、光分岐結合器12−1の分岐路1
2−1bに光が入るように第1の発光器3−1を設け、
光分岐結合器12−2の分岐路12−2bに光が入るよ
うに第2の発光器3−2を設けている。また、光分岐結
合器12−2の分岐路12−2cからの光を受光するよ
うに第1の受光器4−1を設け、光分岐結合器12−1
の分岐路12−1cからの光を受光するように第2の受
光器4−2を設けている。
【0021】また、第1の発光器3−1に対して光源駆
動回路5−1と発振回路13−1を設け、第2の発光器
3−2に対して光源駆動回路5−2と発振回路13−2
を設けている。図2(a)に発振回路13−1からの発
振波形を示し、図2(b)に発振回路13−2からの発
振波形を示す。発振回路13−1からの発振波形によっ
て第1の発光器3−1から発射される光が変調され、そ
の発振波形に応じたパルス光とされる。発振回路13−
2からの発振波形によって第2の発光器3−2から発射
される光が変調され、その発振波形に応じたパルス光と
される。この場合、発振回路13−1および13−2か
らの発振波形に従い、第1の発光器3−1からのパルス
光の発射と第2の発光器3−2からのパルス光の発射と
は交互に行われ、発振回路13−1と13−2が光発射
制御手段を構成している。
【0022】また、第1の受光器4−1に対して受光器
増幅回路6−1を設け、第2の受光器4−2に対して受
光器増幅回路6−2を設け、受光器増幅回路6−1から
の受光出力をゲート回路14−1を介して同期検波回路
15−1へ与え、受光器増幅回路6−2からの受光出力
をゲート回路14−2を介して同期検波回路15−2へ
与えるようにしている。
【0023】ゲート回路14−1に対しては発振回路1
3−1からの発振信号をゲート信号として与え、ゲート
回路14−2に対しては発振回路13−2からの発振信
号をゲート信号として与えるようにしている。ゲート回
路14−1は、発振回路13−1からの発振信号が
「H」レベルの間そのゲートを開き、受光器増幅回路6
−1からの受光出力を通過させ同期検波回路15−1へ
与える。ゲート回路14−2は、発振回路13−2から
の発振信号が「H」レベルの間そのゲートを開き、受光
器増幅回路6−2からの受光出力を同期検波回路15−
2へ与える。
【0024】同期検波回路15−1に対しては発振回路
13−1からの発振信号を参照信号として与え、同期検
波回路15−2に対しては発振回路13−2からの発振
信号を参照信号として与えるようにしている。同期検波
回路15−1は、発振回路13−1からの発振信号を参
照信号としてゲート回路14−1からの受光出力を同期
検波する。同期検波回路15−2は、発振回路13−2
からの発振信号を参照信号としてゲート回路14−2か
らの受光出力を同期検波する。
【0025】同期検波回路15−1の検波出力と同期
検波回路15−2の検波出力は割算回路16へ与える
ようにしている。割算回路16は、検波出力を検波出
力で除算し、除算出力を得る。この割算回路16の
除算出力を電流値演算表示部17へ与えるようにして
いる。電流値演算表示部17は、対数変換回路17−
1,実効値変換回路17−2および表示回路17−3を
備え、対数変換回路17−1は除算出力の対数をとっ
て対数出力を得る。対数変換回路17−1の対数出力
は実効値変換回路17−2を介して表示回路17−3
へ与られる。
【0026】また、同期検波回路15−1の検波出力
と同期検波回路15−2の検波出力は、加算回路18
へも与えるようにしている。加算回路18は、検波出力
と検波出力とを加算し、加算出力を得る。この加
算回路18の加算出力を電圧値演算表示部19へ与え
るようにしている。電圧値演算表示部19は、加算出力
の交流成分を増幅する増幅回路19−1と、加算出力
の直流成分を増幅する増幅回路19−2と、低域フィ
ルタ19−3と、割算回路19−4と、実効値変換回路
19−5と、表示回路19−6とを備えている。
【0027】次に、このように構成された光電流・電圧
計測装置での電流および電圧の測定動作について説明す
る。電流センサ1Aを、その磁気光学素子1A−1の長
さ方向を磁界の作用方向として、被測定通電部位(交
流)の近傍に配置する。電圧センサ1Bの電極S1,S
2を被測定通電部位(交流)に接続する。すなわち、電
極S1を通電部位に接続し、電極S2を被測定電圧の基
準となる電位位置に接続する。
【0028】主電源(図示せず)をオンとすると、発振
回路13−1および13−2からの発振信号が光源駆動
回路5−1および5−2へ与えられ、第1の発光器3−
1および第2の発光器3−2から交互にパルス光が発射
される。
【0029】第1の発光器3−1から発射されたパルス
光は、光分岐結合器12−1の分岐路12−1bを介し
て光ファイバ2−1へ入り、光ファイバ2−1を通して
電流センサ1Aへ与えられる。
【0030】電流センサ1Aにおいて、光ファイバ2−
1からのパルス光は、図3(a)に示すように、偏光子
1A−2により偏光(直線偏光)された後、磁気光学素
子1A−1の長さ方向へと入射される。磁気光学素子1
A−1に入射された偏光の偏波面は、磁気光学素子1A
−1の長さ方向に作用する磁界の強さと磁気光学素子1
A−1中の光路長との積に比例して回転する。この場
合、その回転方向は、磁界(交流磁界)の方向に応じて
変化する。
【0031】この偏波面の回転角ψ1が検光子1A−3
により光量の変化に変換される。検光子1A−3を出た
パルス光(信号光)は光ファイバ2−3を介して電圧セ
ンサ1Bへ与えられる。電圧センサ1Bにおいて、電流
センサ1Aからのパルス光は、偏光子1B−2を通り、
λ/4波長板1B−3を通過して円偏光とされ、電気光
学素子1B−1に入射される。電気光学素子1B−1を
通過した光の偏光状態は、ポッケルス効果を受けて楕円
偏光となる。この楕円偏光が検光子1B−4を通過して
直線偏光とされる。
【0032】この検光子1B−4を通して得られる直線
偏光(出射光)の光強度は電気光学素子1B−1の電極
S1,S2間に加えられる電圧(交流電圧)の大きさに
応じて変化する。検光子1B−4を出たパルス光(信号
光)は、光ファイバ2−2を通り、光分岐結合器12−
2の分岐路12−2cを介して、第1の受光器4−1へ
与えられる。
【0033】一方、第2の発光器3−2から発射された
パルス光は、光分岐結合器12−2の分岐路12−2b
を介して光ファイバ2−2へ入り、光ファイバ2−2を
通して電圧センサ1Bへ与えられる。
【0034】電圧センサ1Bにおいて、光ファイバ2−
2からのパルス光は、検光子(偏光子)1B−4→電気
光学素子1B−1→λ/4波長板1B−3→偏光子(検
光子)1B−2を通って出射される。この検光子1B−
2を通して得られる直線偏光(出射光)の光強度は電気
光学素子1B−1の電極S1,S2間に加えられる電圧
(交流電圧)の大きさに応じて変化する。
【0035】検光子1B−2を出たパルス光(信号光)
は電流センサ1Aへ与えられる。電流センサ1Aにおい
て、電圧センサ1Bからのパルス光は、図3(b)に示
すように、検光子(偏光子)1A−3を通り、磁気光学
素子1A−1の長さ方向へと入射される。磁気光学素子
1A−1に入射された偏光の偏波面は、磁気光学素子1
A−1の長さ方向に作用する磁界の強さと磁気光学素子
1A−1中の光路長との積に比例して回転する。この場
合、その回転方向は、磁界(交流磁界)の方向に応じて
変化する。
【0036】この偏波面の回転角ψ2が偏光子(検光
子)1−2により光量の変化に変換される。検光子1−
2を出たパルス光(信号光)は、光ファイバ2−1を通
り、光分岐結合器12−1の分岐路12−1cを介し
て、第2の受光器4−2へ与えられる。
【0037】図4(a)に受光器4−2での受光波形を
示す。図4(b)に受光器4−1での受光波形を示す。
光分岐結合器12(12−1,12−2)では少なから
ずクロストークがある。すなわち、発光器3−1を発光
させると、その光の一部が受光器4−2側に漏れる。発
光器3−2を発光させると、その光の一部が受光器4−
1側に漏れる。
【0038】このため、図4(a)においては、発光器
3−2からのパルス光による信号光P2の間に、発光器
3−1からのクロストーク光PC2が生じている。ま
た、図4(b)においては、発光器3−1からのパルス
光による信号光P1の間に、発光器3−2からのクロス
トーク光PC1が生じている。なお、実際には、電流セ
ンサ1Aや電圧センサ1Bでの反射光などがクロストー
ク光PC1,PC2に含まれるものとなるが、ここでは
説明を簡単とするために省略している。
【0039】受光器4−1および4−2は受光した光を
その光強度に応じた電気信号に変換する。受光器4−1
からの電気信号は、受光器増幅回路6−1によって増幅
され、受光出力としてゲート回路14−1へ与えられ
る。受光器4−2からの電気信号は、受光器増幅回路6
−2によって増幅され、受光出力としてゲート回路14
−2へ与えられる。
【0040】ゲート回路14−1は、発振回路13−1
からの発振信号が「H」レベルの間そのゲートを開き、
受光器増幅回路6−1からの受光出力を通過させ同期検
波回路15−1へ与える。これにより、同期検波回路1
5−1には、図5(b)に示すように、信号光P1の光
強度を示す受光出力のみが与えられる。
【0041】ゲート回路14−2は、発振回路13−2
からの発振信号が「H」レベルの間そのゲートを開き、
受光器増幅回路6−2からの受光出力を通過させ同期検
波回路15−2へ与える。これにより、同期検波回路1
5−2には、図5(a)に示すように、信号光P2の光
強度を示す受光出力のみが与えられる。
【0042】同期検波回路15−1は、発振回路13−
1からの発振信号を参照信号としてゲート回路14−1
からの受光出力を同期検波する。同期検波回路15−2
は、発振回路13−2からの発振信号を参照信号として
ゲート回路14−2からの受光出力を同期検波する。
【0043】〔電流計測〕同期検波回路15−1の検波
出力と同期検波回路15−2の検波出力は割算回路
16へ与えられる。割算回路16は、検波出力を検波
出力で除算し、除算出力を得る。この除算出力は
対数変換回路17−1へ与えられる。対数変換回路17
−1は除算出力の対数をとって対数出力を得る。
【0044】図6に検波出力,検波出力,除算出力
および対数出力を示す。同図において、横軸はファ
ラデー回転角(磁気光学素子1A−1での回転角ψ)、
縦軸は検波出力,については光強度(電圧値)、除
算出力および対数出力に対しては無名数(実際的に
は電気回路で扱っているので電圧値で表示される)であ
る。例えば、磁気光学素子1A−1に磁界が作用してい
ない場合、検波出力,は5Vである。また、磁気光
学素子1A−1に磁界が作用していない場合、除算出力
(=/)は1となり、対数出力は0となる。
但し、対数出力は、変化を分かりやすくするために全
体を5倍している。
【0045】対数出力は厳密にはファラデー回転角ψ
に対して直線ではないが、磁気光学素子1A−1に磁界
が作用していない場合を中心としてある程度の範囲では
直線とみなすことができる。この直線性を利用すること
により、対数出力の値からそのときのファラデー回転
角ψを簡単に求めることができ、この求めたファラデー
回転角ψから被測定通電部位に流れる電流を測定するこ
とができる。この場合、被測定通電部位には交流電流が
流れており、対数の値が変動するので、その実効値を
実効値変換回路17−2で求める。そして、この求めた
実効値から被測定通電部位に流れる電流値を求め、表示
回路17−3を介して表示する。
【0046】ここで、電圧センサ1Bの影響を考えてみ
る。電圧センサ1Bの印加電圧に対する光強度特性は、
図13に示されるように、A方向へ光を通した場合もB
方向へ光を通した場合も、同一の光強度特性III とな
る。すなわち、A方向へ光を通した場合もB方向へ光を
通した場合も、光強度信号は同じ割合だけ増加または減
少する。一方、電流センサ1Aのファラデー回転角に対
する光強度特性は、図14に示されるように、A方向へ
光を通した場合とB方向へ光を通した場合とでは特性I
およびIIのように逆特性となる。従って、検波出力と
検波出力との比をとれば、電圧センサ1Bでの変化が
消去される。これにより、電圧センサ1Bの影響を受け
ることなく、被測定通電部位の電流を測定することがで
きるようになる。
【0047】〔電圧計測〕同期検波回路15−1の検波
出力と同期検波回路15−2の検波出力は加算回路
18へ与えられる。加算回路18は、検波出力と検波
出力とを加算し、加算出力を得る。この加算出力
は、その交流成分が増幅回路19−1によって増幅され
る一方、直流成分が増幅回路19−2によって増幅され
る。増幅回路19−1からの低域フィルタ19−3を介
する交流成分と増幅回路19−2からの直流成分とは割
算回路10で除算される。これにより、変調度が求めら
れ、この変調度が実効値変換回路19−5において実効
値に変換される。そして、この実効値から被測定通電部
位の電圧値が求められ、表示回路19−6を介して表示
される。
【0048】ここで、電流センサ1Aの影響を考えてみ
る。電圧センサ1Bの印加電圧に対する光強度特性は、
図13に示されるように、A方向へ光を通した場合もB
方向へ光を通した場合も、同一の光強度特性III とな
る。すなわち、A方向へ光を通した場合もB方向へ光を
通した場合も、光強度信号は同じ割合だけ増加または減
少する。一方、電流センサ1Aのファラデー回転角に対
する光強度特性は、図14に示されるように、A方向へ
光を通した場合とB方向へ光を通した場合とでは特性I
およびIIのように逆特性となり、ファラデー回転角に拘
わらずその和は常に一定値となる。従って、検波出力
と検波出力との和の変化は、電圧センサ1Bでの光強
度の変化を示す。これにより、電流センサ1Aの影響を
受けることなく、被測定通電部位の電圧を測定すること
ができるようになる。
【0049】なお、上述した実施の形態においては、発
振回路13−1および13−2からの発振波形を図2
(a)および(b)に示すような波形としたが、この波
形に限定されるものではない。例えば、図7(a)およ
び(b)に示すような波形としてもよく、この場合、受
光器4−2および4−1での受光波形は図8(a)およ
び(b)に示すものとなり、ゲート回路14−2および
14−1からの出力波形は図9(a)および(b)に示
すようになる。
【0050】また、上述した実施の形態においては、ゲ
ート回路14−1および14−2を設け、発振回路13
−1からの発振信号が「H」レベルである間ゲート回路
14−1のゲートを開き、発振回路13−2からの発振
信号が「H」レベルである間ゲート回路14−2のゲー
トを開くようにしたが、ゲート回路14−1および14
−2に代えてサンプルホールド回路を設けるようにして
もよい。すなわち、発振回路13−1からの発振信号が
「H」レベルとなった直後の所定タイミングで受光器増
幅回路6−1からの受光出力をサンプルホールドし、発
振回路13−2からの発振信号が「H」レベルとなった
直後の所定タイミングで受光器増幅回路6−2からの受
光出力をサンプルホールドし、このサンプルホールドし
た受光出力を割算回路16へ与えて除算するようにして
もよい。
【0051】また、上述した実施の形態において、磁気
光学素子1A−1の材料としては、YIG(Yttrium Ir
on Garnet )やRIG(Rare Earth Iron Garnet )な
どの他、鉛ガラス、マルチモードの鉛ガラスファイバな
どを利用することができる。マルチモードの鉛ガラスフ
ァイバは、シングルモードの鉛ガラスファイバと比較し
て、光が入り易く、振動にも強く、発光器3(3−1,
3−2)として安価な発光ダイオードを使用することが
できる。
【0052】また、上述した実施の形態では、交流電流
・交流電圧を測定する場合について説明したが、直流電
流・直流電圧の測定も可能である。直流電流を測定する
場合、対数出力の正負はファラデー回転角ψの正負、
すなわち電流の方向を示しているので、対数出力から
被測定通電部位に流れる直流電流の値だけではなく、そ
の電流の方向も測定することができるようになる。この
場合、実効値変換回路17−2は省略できる。なお、割
算回路16における除算の分母,分子は、電流の方向を
どちらを順方向とするか逆方向とするかで定義すればよ
いので、問題とはならない。直流電圧を測定する場合、
加算出力が電圧センサ1Bでの変化分だけ増大あるい
は減少するので、電圧値演算表示部19の構成を変える
ことによって、その電圧値を測定することができる。
【0053】また、上述した実施の形態では、電極S1
を通電部位に接続し、電極S2を被測定電圧の基準とな
る電位位置に接続するようにしたが、必ずしも電極S1
を通電部位に接続しなくてもよい。例えば、被測定通電
部位の近傍に電気光学素子1B−1を配置し、これによ
って被測定通電部位からの電界の強さを測定し、この電
界の強さから被測定通電部位の電圧を求めるようにして
もよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1の発光手段からの第1の光伝送路へ
の光の発射と第2の発光手段からの第2の光伝送路への
光の発射とが交互に行われ、第1の発光手段から発射さ
れた光は第1の光伝送路を通り偏光とされたうえ磁気光
学素子へ入り、電気光学素子を通り、第2の光伝送路を
通って第1の受光手段で受光され、第2の発光手段から
発射された光は第2の光伝送路を通り偏光とされたうえ
電気光学素子へ入り、磁気光学素子を通り、第1の光伝
送路を通って第2の受光手段で受光され、この第1の受
光手段での受光出力と第2の受光手段での受光出力とを
除算した結果に基づいて被測定通電部位に流れる電流が
測定され、また、この第1の受光手段での受光出力と第
2の受光手段での受光出力とを加算した結果に基づいて
被測定通電部位の電圧が測定されるものとなり、電流の
測定に際して電気光学素子の影響を受けないものとし、
電圧の測定に際して磁気光学素子の影響を受けないもの
とし、1組の光ファイバを用い低コストで電流と電圧を
同時に測定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す光電流・電圧計
測装置の要部を示すブロック図である。
【図2】 この光電流・電圧計測装置における発振回路
からの発振波形を示す図である。
【図3】 この光電流・電圧計測装置における電流セン
サでの磁界による偏光の偏波面の回転状況を示す図であ
る。
【図4】 この光電流・電圧計測装置における受光器で
の受光波形を示す図である。
【図5】 この光電流・電圧計測装置におけるゲート回
路からの出力波形を示す図である。
【図6】 検波出力,検波出力,除算出力および
対数出力を示すグラフである。
【図7】 この光電流・電圧計測装置における発振回路
からの発振波形の別の例を示す図である。
【図8】 発振波形を図7とした場合の受光器での受光
波形を示す図である。
【図9】 発振波形を図7とした場合のゲート回路から
の出力波形を示す図である。
【図10】 従来の交流電流計測用の光電流計測装置
(光電圧計測装置)を示すブロック図である。
【図11】 この光電流計測装置における電流センサの
要部構成を示す図である。
【図12】 この光電圧計測装置における電圧センサの
要部構成を示す図である。
【図13】 電圧センサの印加電圧に対する光強度特性
を示す図である。
【図14】 電流センサのファラデー回転角に対する光
強度特性を示す図である。
【符号の説明】
1A…電流センサ、1A−1…磁気光学素子、1A−2
…偏光子(検光子)、1A−3…検光子(偏光子)、1
B…電圧センサ、1B−1…電気光学素子、1B−2…
偏光子(検光子)、1B−3…λ/4波長板、1B−4
…検光子(偏光子)、S1,S2…電極、2−1,2−
2,2−3…光ファイバ、3−1,3−2…発光器、4
−1,4−2…受光器、5−1,5−2…光源駆動回
路、6−1,6−2…受光器増幅回路、12−1,12
−2…光分岐結合器、12−1a,12−2a…合流
路、12−1b,12−1c,12−2b,12−2c
…分岐路、13−1,13−2…発振回路、14−1,
14−2…ゲート回路、15−1,15−2…同期検波
回路、16…割算回路、17…電流値演算表示部、17
−1…対数変換回路、17−2…実効値変換回路、17
−3…表示回路、18…加算回路、19…電圧値演算表
示部、19−1…増幅回路(交流)、19−2…増幅回
路(直流)、19−3…低域フィルタ、19−4…割算
回路、19−5…実効値変換回路、19−6…表示回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射される偏光の偏波面を加えられる磁
    界の強さに応じて回転する磁気光学素子と、この磁気光
    学素子に光結合され入射される偏光の直交成分の位相差
    を加えられる電界の強さに応じて変化する電気光学素子
    と、この光結合された磁気光学素子と電気光学素子との
    直列接続路への偏光の入射端および出射端に光結合され
    た第1および第2の光伝送路とを備え、前記磁気光学素
    子を被測定通電部位の近傍に配置することによってその
    被測定通電部位に流れる電流を測定し、前記電気光学素
    子を被測定通電部位に対して任意の位置に配置すること
    によってその被測定通電部位の電圧を測定する光電流・
    電圧計測装置であって、 前記第1の光伝送路へ光を発射する第1の発光手段と、 前記第2の光伝送路へ光を発射する第2の発光手段と、 前記第1の発光手段から前記第1の光伝送路へ発射され
    偏光とされたうえ、前記磁気光学素子へ入り、前記電気
    光学素子を通り、前記第2の光伝送路を通って戻ってく
    る光を受光する第1の受光手段と、 前記第2の発光手段から前記第2の光伝送路へ発射され
    偏光とされたうえ、前記電気光学素子へ入り、前記磁気
    光学素子を通り、前記第1の光伝送路を通って戻ってく
    る光を受光する第2の受光手段と、 前記第1の発光手段からの前記第1の光伝送路への光の
    発射と前記第2の発光手段からの前記第2の光伝送路へ
    の光の発射とを交互に行わせる光発射制御手段と、 前記第1の受光手段での受光出力と前記第2の受光手段
    での受光出力とを除算した結果に基づいて被測定通電部
    位に流れる電流を測定する電流測定手段と、 前記第1の受光手段での受光出力と前記第2の受光手段
    での受光出力とを加算した結果に基づいて被測定通電部
    位の電圧を測定する電圧測定手段とを備えたことを特徴
    とする光電流・電圧計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103412175A (zh) * 2013-08-07 2013-11-27 南京大学 光子晶体光纤电流磁场传感器及其制备和测量方法

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