JP2000205810A - 段差寸法測定器 - Google Patents

段差寸法測定器

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JP2000205810A
JP2000205810A JP1124899A JP1124899A JP2000205810A JP 2000205810 A JP2000205810 A JP 2000205810A JP 1124899 A JP1124899 A JP 1124899A JP 1124899 A JP1124899 A JP 1124899A JP 2000205810 A JP2000205810 A JP 2000205810A
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JP
Japan
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rod
potentiometer
shaft
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point
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JP1124899A
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English (en)
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Hiroshi Taniguchi
浩 谷口
Kenka Sai
建華 蔡
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YOSHIDA TEKKOSHO KK
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YOSHIDA TEKKOSHO KK
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 溶接工程等の検査の際に有用な段差寸法測定
器を提供する。 【解決手段】 各々一端が互いに第1シャフト1に軸着
されて回動自在とした等しい実効長aのコンパス状の第
1ロッドR1及び第2ロッドR2と、第1ロッドR1の
他端を第2シャフト2によって回動自在に軸着するとと
もに底面3が平坦な基準台4と、第1ロッドR1と基準
台4の底面3に対する仰角αを検出する第1ポテンシオ
メータP1と、第1ロッドR1と第2ロッドR2との開
角度βを検出する第2ポテンシオメータP2と、第1ポ
テンシオメータP1と第2ポテンシオメータP2の出力
電圧を入力して仰角αと開角度βを求め、基準台4の置
かれた基準面S1に対する第2ロッドR2の先端の点C
が指定する測定面S2の段差寸法Y′を予めプログラム
されたマイクロコンピュータにて算出する計算回路部
と、算出された段差寸法Y′を表示する表示装置と、か
ら構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄骨の溶接
工程等での検査の際に有用な段差寸法測定器であり、あ
る平面と近接する平行な他の平面との段差寸法や基準面
上距離寸法、直線最短距離寸法を測定対象の2面の2点
をポイント指定するだけで簡単に測定することができる
新規な段差測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2平面が平行に段差を持って隣接
ないし近接する場合の、両者の段差寸法を瞬時に測定す
る専用の段差寸法測定器(段差ゲージとも称すべき装
置)は無かった。
【0003】また数センチから数十センチ程度に段差を
持って離間する2点間の水平距離や直線最短距離を瞬時
に精度良く測定する寸法測定器も現在のところ実現され
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、例えば同
じ太さのH鋼等の柱状鉄骨同士を直列に連結するような
溶接工程で、両者がずれずに正しく溶接されているか否
かの検査の際(例えば、ずれ量が5mm以内という規格
化された許容範囲内にあるか否かを判定する場合)には
膨らんだ溶接部分を跨いで2平面の段差を測定しなけれ
ばならず、精度の高い判定が不可能または困難な状況に
あった。
【0005】また、上記鉄骨の溶接作業に限らず、或る
平面とこれに平行に隣接ないし近接する他の平面との段
差寸法を手早く測定したい場合は建設工事等でも起こり
得ると考えられるが、これに適合する簡単な専用の段差
寸法測定器は無く、段差寸法測定は厄介な検査作業の一
つであった。
【0006】また、種々の検査や測定作業において、平
坦でなく定規が当てられないような対象物の2点間の直
線最短距離や水平距離を手早く精度良く測定したい場合
も多々あると考えられるが、上記距離寸法を測定点2点
を指定するだけで簡単に測定できる専用の寸法測定器が
あれば便利であろう。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みて創出されたも
のであり、段差寸法や水平距離、直線最短距離等の測定
に威力を発揮する段差寸法測定器を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、 (1)各々一端が互いに第1シャフトに軸着されて回動
自在としたコンパス状の第1ロッド及び第2ロッドと、
前記第1ロッドの他端を前記第1シャフトと平行に配設
された第2シャフトによって回動自在に軸着するととも
に底面が平坦な基準台と、前記第2シャフト部分に配設
されて前記第1ロッドと前記基準台の底面に対する仰角
を電圧値として検出する第1ポテンシオメータと、前記
第1シャフト部分に配設されて前記第1ロッドと前記第
2ロッドとの開角度を電圧値として検出する第2ポテン
シオメータと、前記第1ポテンシオメータと前記第2ポ
テンシオメータの検出電圧を入力して基準台の置かれた
基準面に対する第2ロッドの先端が指定する段差測定面
の段差寸法をプログラムされたマイクロコンピュータに
て算出する計算回路部と、算出された段差寸法を表示す
る表示装置と、から構成されることを特徴とする段差寸
法測定器を提供する。
【0009】(2)また、前記第2シャフトの中心から
基準台の置かれた基準面に対する垂下交点と(基準点)
第2ロッドの先端が指定する段差測定面の測定点との基
準面上での距離寸法をプログラムされたマイクロコンピ
ュータにて算出し表示装置に表示する手段を備えること
を特徴とする上記(1)に記載の段差寸法測定器を提供
する。
【0010】(3)また、前記第2シャフトの中心から
基準台の置かれた基準面に対する垂下交点(基準点)と
第2ロッドの先端が指定する段差測定面の測定点との直
線最短距離寸法をプログラムされたマイクロコンピュー
タにて算出し表示装置に表示する手段を備えることを特
徴とする上記(2)に記載の段差寸法測定器を提供す
る。
【0011】なお、本発明の構成要素である上記第1及
び第2ポテンシオメータ(potentiometer)は、金属抵
抗線を巻いて高精度に作られた可変抵抗器で、加えた全
電圧のうち接点位置に応じた割合だけの電圧を取り出す
ようにしたものである。本発明では回転角度で電圧を変
える回転型を使用する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る段差寸法測定器の実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】先ず、本発明の段差寸法測定器の測定原理
を説明する。
【0014】図1に示されるように、2辺BA、BCの
長さが等しい(=a)二等辺三角形ABCの点A(基準
点とする)が基準線K上にある時に、測定対象の測定点
となる点Cの基準線K上にある点Eからの下方垂直距離
Yを求めるには、辺BCの基準線Kとの交点をD、DC
の長さをa′、三角形ABDの内角を各々α、β、γ
(degree)とすると、前記下方垂直距離Yは以下の式で
計算され、角度αとβの関数で表すことができる。但し
aは定数とする。
【0015】
【数1】
【0016】また、点Aと点Cの基準線K方向の距離寸
法X(即ち、基準線K上の点Aと点E間の距離)は、∠
EAC=θとすると以下の式で計算され、同じく角度α
とβの関数で表すことができる。
【0017】
【数2】
【0018】さらに、点Aと点Cとの直線最短距離L
は、上記算出されたXとYを用いて、次式で算出され
る。
【0019】
【数3】
【0020】なお、角度α及びβは180度未満を条件
とし、点Cが基準線Kよりも上、すなわち点Aよりも高
いところに位置する場合は、前記下方垂直距離Yはマイ
ナスの値となる。
【0021】以上のように、上記式1、式2、式3によ
れば、原理的に辺ABと辺BCに相当する2本のロッド
の実効長さがa(定数)のコンパス状の器具で、ロッド
の開角度βと基準点A側のロッドの基準線Kに対する仰
角αを2つの角度センサーにて各々精度良く検出すれ
ば、基準点Aと測定点Cを指定するだけで段差寸法であ
る下方垂直距離Y、基準線K方向の距離寸法X(基準線
Kが水平の場合であれば水平距離寸法となる)、直線最
短距離Lが測定できることになる。
【0022】しかしながら、現実には基準線Kに当接す
るロッドの先端の基準線Kに対する仰角を回転角として
検出するのは殆ど不可能なので、図3に示されるよう
に、ロッドの先端の点Aを基準線K上の基準点A′に対
して高さhだけ浮かせ、点Aに軸着した角度センサーに
よって基準線Kに対する仰角αを検出するように構成す
る。これに伴って、前記式1で算出された下方垂直距離
Yは前記高さh(定数)を加味して次式に補正される。
【0023】
【数4】
【0024】なお、基準点A′と測定点Cとの基準線K
方向の距離Xはhの補正はなく、前記式2で表記され
る。
【0025】また、基準点A′と測定点Cとの直線最短
距離Lは、前記算出されたY′とXによって次式で表さ
れる。
【0026】
【数5】
【0027】以上詳述した原理に基づく本発明に係る段
差寸法測定器の構造を模式的に表すと図3の側面図のよ
うになる。なお、前記基準線Kは基準面S1(平坦であ
ることが条件である。)と置き換え、コンパス状の2本
のロッドは基準面S1に対する垂直面上に有ることとす
る。
【0028】本発明に係る段差寸法測定器は、図3にお
いて、各々一端が互いに第1シャフト1に軸着されて回
動自在とした等しい実効長aのコンパス状の第1ロッド
R1及び第2ロッドR2と、前記第1ロッドR1の他端
を前記第1シャフト1と平行に配設された第2シャフト
2によって回動自在に軸着するとともに底面3が平坦な
基準台4と、前記第2シャフト2部分に配設されて前記
第1ロッドR1と前記基準台4の底面3に対する仰角α
を電圧値V1として検出する第1ポテンシオメータP1
と、前記第1シャフト1部分に配設されて前記第1ロッ
ドR1と前記第2ロッドR2との開角度βを電圧値V2
として検出する第2ポテンシオメータP2と、を機械的
構成要素とし、さらに電気回路部として、例えば前記第
1ロッドR1内部または前記基準台4内部に内蔵もしく
は図示しないワイヤ接続された別体に収納された、図4
に示されるような、前記第1ポテンシオメータP1と前
記第2ポテンシオメータP2の検出電圧V1、V2を入
力して仰角αと開角度βを求め、基準台4の置かれた基
準面S1に対する第2ロッドR2の先端の点Cが指定す
る測定面S2の段差寸法Y′を予め前記(式4)を用い
た算出プログラムが内蔵OTP(One Time Programable
read onry memory;1回書き込み可能なROM)にプ
ログラムされたマイクロコンピュータ7にて算出する計
算回路部8と、算出された段差寸法Y′を表示する7セ
グメントLED表示の表示装置9(符号10はLEDド
ライバー、符号12は表示部)と、から構成される。
【0029】なお、上記マイクロコンピュータ7は、例
えばADコンバータ、OTP内蔵の8ビットマイクロコ
ンピュータである。
【0030】上記段差寸法測定器を用いて平坦な基準面
S1に基準台4の底面3が密接になるように載せ、第2
ロッドR2を開いてその先端の点Cを測定面S2に当て
れば瞬時に前記表示装置9に段差寸法Y′が表示(例え
ばmm単位で表示)され、簡単に所望の段差寸法が測れ
ることになる。
【0031】ところで、上記段差寸法測定器は主として
2つの平行な平面間の段差寸法を測る測定器であるが、
前述の測定原理で明らかにしたように、基準点A′と測
定点Cとの水平距離、正確には前記第2シャフト2の中
心(点A)から基準台4の置かれた基準面S1に対する
垂下交点(基準点A′)と第2ロッドR2の先端が指定
する段差測定面S2の測定点Cとの基準面S1上に垂直
投影した点との距離寸法Xを、前記マイクロコンピュー
タ7のOTPに予め前記(式2)を用いた算出プログラ
ムを併せてプログラムすることにより、前記段差寸法
Y′の計算とともに算出して表示装置9に表示すること
ができる。
【0032】同様に、前記第2シャフト2の中心から基
準台4の置かれた基準面S1に対する垂下交点(基準点
A′)と第2ロッドR2の先端が指定する段差測定面S
2の測定点Cとの直線最短距離寸法Lを、前記マイクロ
コンピュータ7のOTPに予め前記(式5)を用いた算
出プログラムを併せてプログラムすることにより、前記
段差寸法Y′や距離寸法Xを基に算出して表示装置9に
表示することができる。 図5は上記プログラムを併せ
た算出プログラムの簡単なフローチャートである。な
お、実際のプログラムの三角関数の単位はradianなの
で、π/180が掛けられて変換される。
【0033】以上、本発明に係る段差寸法測定器を主と
して原理面から詳述したが、次に本段差寸法測定器の具
体的実施例を詳述する。
【0034】図6の(a)は段差寸法測定器20の正面
図であり、(b)はその右側面図を表しており、前述の
図3、図4の符号と対応させて説明すると、各々一端が
互いに第1シャフト1に軸着されて回動自在としたコン
パス状のアルミ乃至アルミ合金製の第1ロッドR1及び
第2ロッドR2(実効長aは共に約100mm)と、前
記第1ロッドR1の他端を前記第1シャフト1と平行に
配設された第2シャフト2によって回動自在に軸着する
とともに底面3が平坦な基準台4(アルミ乃至アルミ合
金製)と、前記第2シャフト2部分に配設されて前記第
1ロッドR1と前記基準台4の底面3に対する仰角αを
電圧値として検出する第1ポテンシオメータP1と、前
記第1シャフト1部分に配設されて前記第1ロッドR1
と前記第2ロッドR2との開角度βを電圧値として検出
する第2ポテンシオメータP2と、前記第1ロッドR1
内部に収納された、図4に示される前記第1ポテンシオ
メータP1と前記第2ポテンシオメータP2の検出電圧
V1、V2を入力して基準台4の置かれた基準面S1に
対する第2ロッドR2の先端点Cが指定する段差測定面
S2の段差寸法Y′をプログラムされたマイクロコンピ
ュータ7にて算出する計算回路部8と、同じく第1ロッ
ドR1内部に収納されて算出された段差寸法Y′を表示
部12に表示する表示装置9と、から構成されている。
【0035】ここに、本実施例では、上記第1ポテンシ
オメータP1と第2ポテンシオメータP2の本体は共に
第1ロッドR1に固定され、その軸が各々第2シャフト
2及び第1シャフト1として基準台4及び第2ロッドR
2に軸着されている構造である。勿論、どちら側にポテ
ンシオメータの本体を固定するかは、設計の条件で適宜
決定すべき事柄である。
【0036】また、計算回路部8や表示装置9は基準台
4の内部に配設してもよいし、表示部12のみ第2ロッ
ドR2に配設してもよいであろう。
【0037】なお、本実施例で使用する第1ポテンシオ
メータP1と第2ポテンシオメータP2はリニアリティ
に優れた高精度な部品を使用することが望ましく、例え
ば分解能600ステップ以上の導電性プラスチックポテ
ンシオメータを使用して最小測定単位を0.5mmとす
ることが理想的である。
【0038】本発明者の試作によれば、現在のところ誤
差は±1mmに留まっているが、今後はより高精度のポ
テンシオメータを使用し、且つ最小二乗法によるプログ
ラムの改善によって精度を増すことが可能であると考え
られる。
【0039】以上詳述した本発明に係る段差寸法測定器
を利用すれば、距離を測定したい2点間に障害物があっ
たり、段差があったりして定規では測定困難な場合で
も、コンパス状に開いた本段差寸法測定器によって瞬時
に段差寸法や基準面上の距離寸法、さらには直線最短距
離寸法が測定できるのである。
【0040】
【発明の効果】本発明の段差寸法測定器は上記のような
構成であるため、以下の優れた効果を有する。
【0041】(1)ある平面と近接する平行な他の平面
との段差寸法を測定対象の2面の2点をポイント指定す
るだけで簡単に測定することができ、鉄骨の溶接工程等
での検査が容易且つ精度良く行うことができる。
【0042】(2)また、ある基準面の一点と近接する
同一面乃至他の面上の測定点との基準面上の距離寸法が
容易且つ精度良く行うことができる。
【0043】(3)また、ある基準面の一点と近接する
同一面乃至他の面上の測定点との直線最短距離寸法が容
易且つ精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る段差寸法測定器の測定原理を説明
する図である。
【図2】本発明に係る段差寸法測定器の補正された測定
原理を説明する図である。
【図3】本発明に係る段差寸法測定器の構造を模式的に
表す側面図である。
【図4】本発明に係る段差寸法測定器の電気回路部とし
ての計算回路部と表示装置の回路図である。
【図5】本発明に係る段差寸法測定器の算出プログラム
のフローチャート図である。
【図6】(a)は本発明に係る段差寸法測定器の正面図
であり、(b)はその右側面図である。
【符号の説明】
1 第1シャフト 2 第2シャフト 3 底面 4 基準台 7 マイクロコンピュータ 8 計算回路部 9 表示装置 10 LEDドライバー 12 表示部 a 実効長 α 仰角 β 開角度 P1 第1ポテンシオメータ P2 第2ポテンシオメータ R1 第1ロッド R2 第2ロッド S1 基準面 S2 測定面 Y′ 段差寸法 V1 第1ポテンシオメータの検出電圧値 V2 第2ポテンシオメータ検出電圧値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蔡 建華 埼玉県草加市稲荷1の1の1 草加第2家 族寮101号 Fターム(参考) 2F063 AA02 AA14 AA31 CA09 CA11 DA02 DA04 DB07 DC08 DD03 FA01 LA19 MA04 2F069 AA02 AA31 AA71 DD15 DD19 GG01 GG06 GG21 GG52 GG58 GG63 JJ10 NN08 2F077 AA25 AA33 EE02 TT31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々一端が互いに第1シャフトに軸着され
    て回動自在としたコンパス状の第1ロッド及び第2ロッ
    ドと、前記第1ロッドの他端を前記第1シャフトと平行
    に配設された第2シャフトによって回動自在に軸着する
    とともに底面が平坦な基準台と、前記第2シャフト部分
    に配設されて前記第1ロッドと前記基準台の底面に対す
    る仰角を電圧値として検出する第1ポテンシオメータ
    と、前記第1シャフト部分に配設されて前記第1ロッド
    と前記第2ロッドとの開角度を電圧値として検出する第
    2ポテンシオメータと、前記第1ポテンシオメータと前
    記第2ポテンシオメータの検出電圧を入力して基準台の
    置かれた基準面に対する第2ロッドの先端が指定する段
    差測定面の段差寸法をプログラムされたマイクロコンピ
    ュータにて算出する計算回路部と、算出された段差寸法
    を表示する表示装置と、から構成されることを特徴とす
    る段差寸法測定器。
  2. 【請求項2】第2シャフトの中心から基準台の置かれた
    基準面に対する垂下交点(基準点)と第2ロッドの先端
    が指定する段差測定面の測定点との基準面上での距離寸
    法をプログラムされたマイクロコンピュータにて算出し
    表示装置に表示する手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載の段差寸法測定器。
  3. 【請求項3】第2シャフトの中心から基準台の置かれた
    基準面に対する垂下交点(基準点)と第2ロッドの先端
    が指定する段差測定面の測定点との直線最短距離寸法を
    プログラムされたマイクロコンピュータにて算出し表示
    装置に表示する手段を備えることを特徴とする請求項2
    記載の段差寸法測定器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109520456A (zh) * 2018-03-16 2019-03-26 陕西飞机工业(集团)有限公司 一种操纵机构的测量装置
CN112304200A (zh) * 2020-10-16 2021-02-02 广州建设工程质量安全检测中心有限公司 一种测量点确定装置、测量点确定方法

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