JP2000205625A - 建物の換気装置 - Google Patents

建物の換気装置

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JP2000205625A
JP2000205625A JP11000588A JP58899A JP2000205625A JP 2000205625 A JP2000205625 A JP 2000205625A JP 11000588 A JP11000588 A JP 11000588A JP 58899 A JP58899 A JP 58899A JP 2000205625 A JP2000205625 A JP 2000205625A
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JP
Japan
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ventilation
fan
room
building
sensor
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Application number
JP11000588A
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English (en)
Inventor
Youji Oe
陽治 御江
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気装置の送風ファンによる騒音が双方の部
屋に漏れたり、吸気側の部屋の騒音が排気側の部屋に漏
れたり、逆に排気側の部屋の騒音が吸気側の部屋に漏れ
たりする恐れのない建物の換気装置を提供する。 【解決手段】吸気口12と排気口15との間の通風経路
111に送風ファン14が設けられ、2部屋2、3の間
の間仕切り壁4に設置する建物の換気装置であって、通
風経路111が屈折されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の換気装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平8−128688
号公報に記載されているように、2部屋の間の間仕切り
壁に換気装置を設け、一方の部屋の冷房及び暖房の効果
を他方の部屋に及ぼすようにすることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−128688号公報に記載されている建物の換
気装置においては、吸気側から排気側に到る通風経路が
一直線状であるため換気装置の送風ファンによる騒音が
双方の部屋に漏れたり、吸気側の部屋の騒音が排気側の
部屋に漏れたり、逆に排気側の部屋の騒音が吸気側の部
屋に漏れたりする問題があった。
【0004】本発明は上記従来の建物の換気装置におけ
る問題に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、上記従来の換気装置における問題を解消し、換
気装置の送風ファンによる騒音が双方の部屋に漏れた
り、吸気側の部屋の騒音が排気側の部屋に漏れたり、逆
に排気側の部屋の騒音が吸気側の部屋に漏れたりする恐
れのない建物の換気装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明の建物の換気装置は、吸気口
と排気口との間の通風経路に送風ファンが設けられ、2
部屋の間の間仕切り壁に設置する建物の換気装置であっ
て、通風経路が屈折されていることを特徴とするもので
ある。
【0006】又、請求項2記載の本発明の建物の換気装
置は、請求項1記載の建物の換気装置において、通風経
路の吸気口側に温度及び湿度を検知するセンサーが設け
られ、室内の温度及び湿度に応じて送風フアンによる換
気量を変更できるようになっていることを特徴とするも
のである。
【0007】又、請求項3記載の本発明の建物の換気装
置は、請求項1又は2記載の建物の換気装置において、
通風経路の吸気側に室内の人の存在を検知するセンサー
が設けられ、人の存在に応じて送風フアンによる換気量
を変更できるようになっていることを特徴とするもので
ある。
【0008】本発明において、送風ファンとしては、従
来から送風ファンとして使用されているものがそのまま
使用できるものであって、特に限定されるものではな
く、例えば、換気扇、即ち、プロペラファン、シロッコ
ファン、軸流ファン、遠心ファン、斜流ファン、クロス
フローファン等が使用できるが、特に、クロスフローフ
ァンが狭い間仕切り壁内に収納できるので好ましい。
【0009】又、送風ファンの風量は0m3 /h(停
止)から200m3 /h程度の範囲内で調節できるもの
が好ましく、部屋の広さや、生活条件などで適宜選択で
きるものが好ましい。風量は可変とするのが好ましく、
好みで設定できるようにしてもよいし、状況に応じて自
動的に変化させるようにしてもよい。
【0010】送風ファンの運転の制御方法は、例えばイ
ンバータ制御や電圧制御やON−OFF間欠制御等で風
量を制御できればよく、部屋の広さや、生活条件等で風
量設定を可変とし、居住者の好みに応じて自由に設定で
きるようにしてもよい。又、センサー等で周囲の状況を
検知し自動的に変化させるようにしてもよい。
【0011】又、送風ファンは連続的に運転してもよ
く、間欠的に運転してもよい。
【0012】請求項2記載の本発明において、温度及び
湿度を検知するセンサーとしては、従来から温度及び湿
度を検知するセンサーとして使用されているものがその
まま使用できるものであって、特に限定されないが、例
えば、サーミスタ、抵抗温度センサー、赤外線センサー
等の温度センサーと、例えば、フィルム等を利用した機
械的センサー、乾湿球式センサー、電磁波式センサー、
静電容量式センサー等の湿度センサー等を使用すればよ
い。
【0013】又、請求項3記載の本発明において、人の
存在を検知するセンサーとしては、従来から人の存在を
検知するセンサーとして使用されているものがそのまま
使用できるものであって、特に限定されないが、例え
ば、焦電型赤外線センサー、サーモパイル型赤外線セン
サー、超音波式人感センサー、反射式赤外線センサー等
が使用できる。
【0014】〔作用〕上記目的を達成するため、請求項
1記載の本発明の建物の換気装置においては、通風経路
が屈折されているので、屈折された通風経路により騒音
を抑制する。
【0015】又、請求項2記載の本発明の建物の換気装
置においては、通風経路の吸気口側に温度及び湿度を検
知するセンサーが設けられ、室内の温度及び湿度に応じ
て送風フアンによる換気量を変更できるようになってい
るので、送風フアンの消費電力を節約することができ
る。
【0016】又、請求項3記載の本発明の建物の換気装
置においては、通風経路の吸気側に室内の人の存在を検
知するセンサーが設けられ、人の存在に応じて送風フア
ンによる換気量を変更できるようになっているので、送
風フアンの消費電力を節約することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の建物の換気装置一
例を示す断面図、図2は図1に示す換気装置の分解斜視
図である。
【0018】図1、2において、1は本発明の建物の換
気装置、11は換気装置1の本体、12は吸気口、13
は吸気口12に設けられた吸気グリル、131は吸気グ
リル13の内側に貼り付けられた防音材、14はクロス
フローファン、15は排気口、16は排気口15に設け
られた排気グリル、161は排気グリル16に設けられ
たルーバーであり、排気はルーバー161により上方に
向けられ、室内の人には直接当たらないようになってい
る。111は吸気口12と排気口15との間に設けられ
た通風経路である。
【0019】通風経路111は防音材114が設けられ
ることによりV形に屈折して設けられ、クロスフローフ
ァン14はV形通風経路111内の谷部に設けられてい
る。クロスフローファン14はファンモーター112に
より駆動され、ファンモーター112はモーター制御基
板により制御され、クロスフローファン14の風量は0
〜200m3 /時間の範囲に調整できるようになってい
る。
【0020】115は吸気口12に設けられたフィルタ
ーであり、フィルター115により吸気の塵埃等を除去
できるようになっている。
【0021】図1、2に示す本発明の建物の換気装置1
においては、叙上の構造を備えているので、換気装置1
を図1に示すように、部屋2と部屋3との間の間仕切り
壁4に設置すれば、クロスフローファン14の作動によ
り部屋2から吸気口12を経て矢印aで示すように吸気
され、通風経路111内を経て矢印bで示すように排気
口15を通り、排気口15から矢印cで示すように部屋
3に排気される。
【0022】通風経路111はV形であるから、一方の
部屋2又は部屋3で発生した騒音は通風経路111を経
由して他方の部屋3又は部屋2には抜け難い。又、クロ
スフローファン14及びファンモーター112による騒
音も双方の部屋2、3には漏れ難い。
【0023】図3は本発明の建物の換気装置の他の一例
を示す分解斜視図である。図3に示す換気装置1aにお
いては、吸気口12に温湿度センサー121が設けられ
ている以外は図1、2に示す換気装置1と同様のもので
ある。
【0024】図3に示す換気装置1aにおいては、吸気
口12に温湿度センサー121が設けられているので、
使用に際しては、温湿度センサー121により周囲の温
湿度を検知し、制御基板113にその情報を伝え、クロ
スフローファン14をON−OFF動作させたり、風量
を変化させることができる。
【0025】図4は本発明の建物の換気装置の他の一例
を示す断面図、図5は図4に示す換気装置の分解斜視図
である。図4、5に示す換気装置1bにおいては、図
1、2に示す換気装置1のようにV形の通風経路111
を設ける代わりに、ほぼZ形の通風経路111bを設け
たものであり、その他の構成は図1、2に示す換気装置
1と同様である。
【0026】図4、5に示す換気装置1bにおいては、
ほぼZ形の通風経路111bが設けられているので、換
気装置1を図4に示すように、部屋2と部屋3との間の
間仕切り壁4に設置すれば、一方の部屋2又は部屋3で
発生した騒音は通風経路111bを経由して他方の部屋
3又は部屋2には抜け難い。又、クロスフローファン1
4及びファンモーター112による騒音も双方の部屋
2、3には漏れ難い。
【0027】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更は本発明に含まれる。
【0028】例えば、通風経路は図示の実施の形態のよ
うに、V形やZ形とする代わりにU形、W形、M形とし
てもよい。又、図3に示す実施の形態のように、温湿度
センサー121を設ける代わりに人感センサーを設けて
もよい。
【0029】
【発明の効果】上記目的を達成するため、請求項1記載
の本発明の建物の換気装置においては、屈折された通風
経路が騒音を抑制するので、一方の部屋の騒音が他方の
部屋に筒抜けになったり、送風ファンの騒音が双方の部
屋に伝わり難い。
【0030】又、請求項2記載の本発明の建物の換気装
置においては、送風フアンの消費電力を節約することが
できるので省エネに役立つ。
【0031】又、請求項3記載の本発明の建物の換気装
置においては、送風フアンの消費電力を節約することが
できるので省エネに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物の換気装置の一例を示す断面図。
【図2】図1に示す本発明の換気装置の分解斜視図。
【図3】本発明の建物の換気装置の他の一例を示す断面
図。
【図4】本発明の建物の換気装置の更に異なる他の一例
を示す断面図。
【図5】図4に示す本発明の換気装置の分解斜視図。
【符号の説明】
1、1a、1b 換気装置 11 本体 111、111b 通風経路 112 ファンモーター 113 モーター制御基板 114 防音材 115 フィルター 12 吸気口 121 温湿度センサー 13 吸気グリル 14 クロフフローファン 15 排気口 16 排気グリル 161 ルーバー 2、3 部屋 4 間仕切り壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気口と排気口との間の通風経路に送風フ
    ァンが設けられ、2部屋の間の間仕切り壁に設置する建
    物の換気装置であって、通風経路が屈折されていること
    を特徴とする建物の換気装置。
  2. 【請求項2】通風経路の吸気口側に温度及び湿度を検知
    するセンサーが設けられ、室内の温度及び湿度に応じて
    送風フアンによる換気量を変更できるようになっている
    ことを特徴とする請求項1記載の建物の換気装置。
  3. 【請求項3】通風経路の吸気側に室内の人の存在を検知
    するセンサーが設けられ、人の存在に応じて送風フアン
    による換気量を変更できるようになっていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の建物の換気装置。
JP11000588A 1999-01-05 1999-01-05 建物の換気装置 Pending JP2000205625A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015178735A1 (ko) * 2014-05-22 2015-11-26 하성우 덕트 환기장치

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WO2015178735A1 (ko) * 2014-05-22 2015-11-26 하성우 덕트 환기장치
KR20150134651A (ko) * 2014-05-22 2015-12-02 하성우 덕트 환기장치
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CN106574780A (zh) * 2014-05-22 2017-04-19 河成又 管道换气装置
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