JP2000205570A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2000205570A
JP2000205570A JP11006632A JP663299A JP2000205570A JP 2000205570 A JP2000205570 A JP 2000205570A JP 11006632 A JP11006632 A JP 11006632A JP 663299 A JP663299 A JP 663299A JP 2000205570 A JP2000205570 A JP 2000205570A
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JP
Japan
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door
door frame
screen
backing plate
spacer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11006632A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Migaki
文彦 三垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11006632A priority Critical patent/JP2000205570A/ja
Publication of JP2000205570A publication Critical patent/JP2000205570A/ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波加熱装置の扉枠のボスと接触する当て
板の筒部の隙間を通って、食品から発生した蒸気がドア
ースクリーン内部へ浸入するのを防ぐために扉を簡便で
安価な耐くもり防止構成とすることを目的とする。 【解決手段】 当て板9cの筒部に設けた袋状の壁を扉
枠9aとドアースクリーン9dとで挟み込んで締結する
ことで、扉手段9上端に触れる食品11からの蒸気11
aの浸入を防ぎ、高周波加熱装置の縦開き式扉の耐くも
り防止性能を確保しつつ、コストダウンを図る構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を加熱する高
周波加熱装置に関するもので、特に縦開き式扉の耐くも
り防止性能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の高周波加熱装置は、図5な
いし図7に示す。1は食品を収納する加熱室、2は食品
を加熱する加熱手段、3は加熱室の開口部1aを開閉す
る扉手段、3aは扉手段3を構成する扉枠、3bは扉枠
3aに嵌合する外ガラス窓、3cは外ガラス窓を固定す
る当て板、3dは当て板3cを介して扉枠3aに締結す
るドアースクリーン(板金)、3eはドアースクリーン
3dにシリコンパテなどで固定された内ガラス窓であ
る。ドアースクリーン3dはビス4にて当て板3cを介
在して扉枠3aに締結されている。この時、扉枠3aの
ボスは当て板3cの筒部の内側に挿入させ易くする為、
両者に内外径差、及び段差を設けており、その部分にで
きる隙間aにより食品5からの蒸気が浸入しやすくなる
というジレンマを抱えた構成となっている。また、ドア
ースクリーン3dと扉枠3a、当て板3cとの隙間に
は、全周を密閉するようにシリコンパテなどのシール剤
3fが塗布されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
縦開き式扉の高周波加熱装置では、特に加熱時に食品5
から大量の蒸気5aが発生して、扉の上端部分を通った
蒸気5aが扉枠3aと当て板3cとの隙間aから外ガラ
ス窓3bと内ガラス窓3eの間に浸入してドアースクリ
ーン3d内部にくもりを発生させて、使用者に不快感を
もたらすと共に使用勝手が悪くなる。即ち、食品5の調
理状態を確認できないばかりか、使用者が扉手段3の内
側のくもりを拭き取ることもできなくなるという不都合
が生じることとなり、そのために、従来は扉枠3aと当
て板3cの間にクッションゴム6などのスペーサを挿入
する必要が有った。即ち、食品5から発生した蒸気5a
が扉枠3aと当て板3cの隙間aに浸入しないようにス
ペーサなどで目張りをする必要が有り、余計な部品が必
要であり、効率の悪いものとなっていた。また、成形品
である当て板3cと扉枠3aの寸法も定まりにくく、当
て板3cの固定も不安定なものとなっていた。即ち、扉
枠3aのビス締め付け用ボスの高さと当て板3cの筒部
の高さが合わせにくく、ドアースクリーン3dに締め付
けた時、当て板3cがガタガタするといった現象が起こ
りやすくなり、高周波加熱装置の扉の品位といったもの
も悪くなるといった問題も有り、コストアップはもちろ
んのこと、製品の品位も低下するといった問題もあっ
た。更に、ドアースクリーン3dと扉枠3a、当て板3
cとの隙間に塗布するシール剤3fのたれ、はみ出し、
不必要な部分への付着などの作業上の問題も残されてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ドアースクリーンを締結する扉枠のボスと
接触する当て板の筒部を袋状に形成して、ドアースクリ
ーンと扉枠とでサンドイッチにして締め付け、食品から
発生した蒸気が扉枠と当て板との隙間からドアースクリ
ーンの内部に浸入しないように構成するものである。即
ち、ドアースクリーン内部は扉枠と当て板とドアースク
リーンの板金で完全に密閉されて蒸気が入らない構成を
確保できる。また、この構成により、クッションゴムな
どのスペーサや、シリコンパテなどのシール剤も不要と
なり、部品点数も減り、且つ、挿入作業や塗布作業も軽
減・廃止され、従って耐くもり性能も向上するといった
利点がある。
【0005】上記発明によれば、高周波加熱装置の扉
枠、及び、当て板にあまり大きな改造をすること無く、
簡単に耐くもり性能を向上することができ、更に、部品
点数を減じ、使用材料を必要最小限にとどめ、クッショ
ンゴムの挿入やシール剤の塗布といった作業も不要とな
る。即ち、大量の食品を加熱した時に発生する大量の蒸
気が、ドアースクリーンの内部に浸入しないようにで
き、使用者に不快感を抱かせず、かつ、扉内側のくもり
を容易に拭き取ることができ、ドアースクリーンの内部
が常に清潔に維持できる高周波加熱装置の扉構成を提供
するものであり、高周波加熱装置の、特に扉の耐くもり
防止性能を簡便に改善することができ、かつ、コストダ
ウンを可能とする構成が達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる高周波
加熱装置は、食品を出し入れする加熱室と、前記食品を
加熱する加熱手段と、前記加熱室に食品を入れる為の開
口部と、前記開口部を開閉する扉手段と、前記扉手段を
構成する扉枠と、前記扉枠に嵌合する外ガラス窓と、前
記外ガラス窓を固定する当て板と、前記当て板を介し
て、前記扉枠に締結するドアースクリーン部と、前記ド
アースクリーン部にシリコンパテなどで固定した内ガラ
ス窓とを有し、前記当て板の前記扉枠のボスと接触する
部分を袋状に構成したことで、特に、縦開き式扉の耐く
もり防止性能を確保しつつ、組立性を向上させる構成を
提供するものである。
【0007】また、従来扉枠と当て板との間に挿入して
いたクッションゴムを廃止することが出来、使用材料を
削減でき、環境保護の観点からも効率的な設計が出来、
作業性をも改善して、コストダウンを図ることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0009】(実施例1)図1は本発明の実施例1の高
周波加熱装置の要部断面図である。また、図2は同高周
波加熱装置の扉手段の要部詳細断面図である。図3(a),
(b),(c)はそれぞれ同扉手段の上部断面図、正面図、側部
断面図である。
【0010】図1ないし図3において、7は食品11を
出し入れする加熱室、7aは加熱室7に食品11を入れ
るための開口部、8は食品11を加熱するための加熱手
段、9は開口部7aを開閉する扉手段、9aは扉手段9
を構成する扉枠、9bは扉枠9aに嵌合する外ガラス
窓、9cは外ガラス窓を固定する当て板、9dは当て板
9cを介して扉枠9aに締結するドアースクリーン(板
金)、9eはドアースクリーン9dにシリコンパテなど
で固定された内ガラス窓である。ドアースクリーン9d
はビス10にて当て板9cを介在して扉枠9aに締結さ
れている。ここで、当て板9cのビス10締結部は袋状
になっており、扉枠9aとドアースクリーン9dとで挟
み込まれて隙間が生じないように構成されている。ま
た、当て板9cのボス部は強度上支障の無い程度に細く
して挿入作業性を考慮した形状になっている。
【0011】上記発明によれば、扉枠とドアースクリー
ンとで当て板を挟み込む構成により、食品からの蒸気の
浸入を防ぎ、特に縦開き式扉の高周波加熱装置で、食品
加熱時に発生する蒸気による扉内部の曇りを防止でき
る。
【0012】以上説明したように請求項1によれば、高
周波加熱装置の扉の扉枠のボスと接触する当て板の筒部
に袋状の壁を設けることで、扉枠、及び、当て板を大幅
に変更すること無く、加熱時に食品から発生した蒸気の
扉内部への浸入を防ぎ、扉の両ガラス窓内側の曇りを防
止できる安価な高周波加熱装置を提供することが出来
る。
【0013】(実施例2)図4(a),(b),(c)はそれぞれ
本発明の実施例2の高周波加熱装置の扉手段の上部断面
図、正面図、側部断面図である。
【0014】図4において、12aは扉手段を構成する
扉枠、12bは扉枠12aに嵌合する外ガラス窓、12
cは外ガラス窓を固定する当て板、12dは当て板12
cを介して扉枠12aに締結するドアースクリーン(板
金)、12eはドアースクリーン12dにシリコンパテ
などで固定された内ガラス窓、12fは扉枠12a及
び、当て板12c上に設けられたレール状の密封枠であ
る。密封枠12fはドアースクリーン12dに面接触す
るように形成されており、ドアースクリーン12dはビ
ス13にて当て板12cを介在して扉枠12aに締結さ
れている。ここで、密封枠12fはドアースクリーン1
2dに面接触するようになっており、従来使用していた
シリコンパテなどのシール剤が不要となる。と同時にシ
ール剤の塗布作業も不要となり、シリコンパテのたれ、
はみ出し、不要部分への付着などの課題も解決できる作
業性をも考慮した形状になっている。
【0015】以上説明したように請求項2によれば、高
周波加熱装置の扉の扉枠と当て板がドアースクリーンに
面接触するような密閉枠を設けることで、従来使用して
いたシリコンパテなどのシール剤を廃止でき、加熱時に
食品から発生した蒸気の扉内部への浸入を防ぎ、扉の両
ガラス窓内側の曇りを防止できる安価な高周波加熱装置
を提供することが出来る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
周波加熱装置の扉手段の扉枠、及び、当て板の形状をほ
とんど変えること無く、且つ、クッションゴムなどの余
計な部品を用いないで、縦開き式高周波加熱装置の耐く
もり性能を向上し、調理時の扉の清潔性、払拭性を確保
でき、使用者の不快感を取り除き、使用勝手を改善でき
る。また、クッションゴム様のスペーサなどの別部品を
取り付けることもなく、且つ、シリコンパテなどのシー
ル剤を使用することなく、容易にコストダウンを図るこ
とも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の高周波加熱装置の要部断面
【図2】同高周波加熱装置の扉手段の要部詳細断面図
【図3】(a)同高周波加熱装置の扉手段の上部断面図 (b)同高周波加熱装置の扉手段の正面図 (c)同高周波加熱装置の扉手段の側部断面図
【図4】(a)本発明の実施例2の高周波加熱装置の扉
手段の上部断面図 (b)同高周波加熱装置の扉手段の正面図 (c)同高周波加熱装置の扉手段の側部断面図
【図5】従来の高周波加熱装置の要部断面図
【図6】同高周波加熱装置の扉手段の要部詳細断面図
【図7】(a)同高周波加熱装置の扉手段の上部断面図 (b)同高周波加熱装置の扉手段の正面図 (c)同高周波加熱装置の扉手段の側部断面図
【符号の説明】 7 加熱室 7a 加熱室開口部 8 加熱手段 9 扉手段 9a 扉枠 9b 外ガラス窓 9c 当て板 9d ドアースクリーン 9e 内ガラス窓 10 ビス 11 食品 11a 蒸気 12f 密封枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉手段を構成する扉枠及び、当て板とドア
    ースクリーンとが面接触することによる密閉構造によ
    り、扉に触れる食品からの蒸気の浸入を防ぎ、高周波加
    熱装置の縦開き式扉の耐くもり防止性能を確保する構成
    とした高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】食品を収納する加熱室と、前記食品を加熱
    する加熱手段と、前記加熱室に食品を入れるための開口
    部と、前記開口部を開閉する扉手段と、前記扉手段を構
    成する扉枠と、前記扉枠に嵌合する外ガラス窓と、前記
    外ガラス窓を固定する当て板と、前記当て板を介して前
    記扉枠に締結するドアースクリーン部と、前記ドアース
    クリーン部に設けた内ガラス窓とを有し、前記当て板が
    前記扉枠のボスと接触する部分を袋状に構成した高周波
    加熱装置。
JP11006632A 1999-01-13 1999-01-13 高周波加熱装置 Pending JP2000205570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398485B1 (ko) * 2000-09-21 2003-09-19 삼성전자주식회사 전자렌지의 도어

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