JP2000205363A - 送りねじ機構 - Google Patents

送りねじ機構

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JP2000205363A
JP2000205363A JP11009729A JP972999A JP2000205363A JP 2000205363 A JP2000205363 A JP 2000205363A JP 11009729 A JP11009729 A JP 11009729A JP 972999 A JP972999 A JP 972999A JP 2000205363 A JP2000205363 A JP 2000205363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で、ナット部材をねじ軸に螺合し
た状態で予圧を微調整することができ、バックラッシの
極めて少ない、低騒音で高速送りの可能な送りねじ機構
を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る送りねじ機構は、ねじ軸1
と、このねじ軸1に螺合するナット部材3とを有し、こ
のナット部材3にねじ軸1に螺合するねじ孔を有する円
筒部6を設け、この円筒部6にその一端を開放端となす
ように複数のスリット7a,7b,7c,7dを周方向
に間隔をあけて形成し、円筒部6のスリット7a,7
b,7c,7dに対応する外面上に径方向圧縮する板ば
ね9を装着してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械または構造物
の一部を直線移動させて高精度に位置決めを行う送りね
じ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置の光ヘッド、工作機械の
テーブルや工具などの被移動体を直線移動させて、高精
度に位置決めを行う機構として、バックラッシ防止機能
を有する送りねじ機構が広く知られている。一般に、送
りねじ機構は、被移動体を取り付けるナット部材と、フ
レームなどに回転自在に支持されるねじ軸との組み合わ
せにより構成され、(1)ボールねじを用いたものと、
(2)ナット部材をねじ軸に螺合させたものとに大別さ
れる。通常、ナット部材はねじ軸に対して適度に予圧を
付与されている。この予圧が弱すぎると、ねじ山間に隙
間が生じ、バックラッシ(backlash)が生じて、高精度
に位置決めすることができなくなる。一方、予圧が強す
ぎても、ナット部材に対してねじ軸を相対回転させる際
の回転トルクが大きくなるため、高速送りが難しくな
り、また、動作時にねじ山の偏摩耗が生じてねじ軸やナ
ット部材の寿命が短くなるため、送りねじ機構の耐久性
が低くなる。更に、ナット部材とねじ軸との熱膨張率の
違いにより、予圧が変化することもあり得る。したがっ
て、予圧調整は、バックラッシを防止し且つ送りねじ機
構の耐久性を高める点で、極めて重要である。
【0003】従来の送りねじ機構に関する発明として
は、特許第2553973号公報記載の「ボールねじ付
直線運動案内装置およびボールねじの予圧付与方法」や
特公昭61−59413号公報記載の「バックラッシ防
止ナット」などがある。
【0004】特許第2553973号公報においては、
同一ピッチに形成された第1摺動台と第2摺動台のボー
ルねじ孔のねじ溝間に位相差を設けることによって、ボ
ールねじ用ボールに軸方向の予圧を付与することがで
き、摺動台の軸方向のバックラッシを防止できるねじ送
り機構が開示されている。しかし、バックラッシ防止の
ために複雑な機構を採用しているので、製造コストが高
く、また、ボールねじを用いているので、送り速度に限
界があり、動作音が大きいという問題がある。
【0005】また、特公昭61−59413号公報にお
いては、一端が固定されかつ他端が自由浮動端になって
いる可撓部材を有すると共に、この自由浮動端部の外面
に形成された斜路に軸線方向の力を加える軸線ばねを有
するバックラッシ防止ナットが開示されている。その予
圧調整は、軸線ばねのばね定数と斜路の傾斜角度に依存
する。また、同公報には、特許第816983号公報記
載のバックラッシ防止ナットも開示されている。このバ
ックラッシ防止ナットは、予圧を付与するためにバック
ラッシ防止ナットの外周に延びる2つの溝の中に置かれ
た半径方向ばねを用いたものである。その予圧調整は半
径方向ばねのばね定数と2つの半径方向ばねの装着位置
に依存する。しかしながら、これらバックラッシ防止ナ
ットでは、ねじ軸やナット部材の経年変化や使用時にお
ける摩耗により変化した予圧を再調整するのが難しい。
また、ばね部材のばね定数は、製造過程における熱処理
などで一定範囲内でバラツキを生じるが、従来の送りね
じ機構では、このバラツキにより微妙に変化した予圧を
微調整するのが難しかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で、ナット部
材をねじ軸に螺合した状態で予圧を微調整することがで
き、バックラッシの極めて少ない、低騒音で高速送りの
可能な送りねじ機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の送りねじ機構は、ねじ軸と、このねじ軸に
螺合するナット部材とを有し、前記ねじ軸をナット部材
に対して相対回転させてナット部材を精密移動させる送
りねじ機構であって、前記ナット部材にねじ軸に螺合す
るねじ孔を有する筒部を設け、この筒部にその一端を開
放端となすように複数のスリットにより周方向に分割し
て複数の分割片を形成し、前記分割片の外面上に筒部を
径方向圧縮する弾性部材を装着してなるものである。
【0008】また、前記分割片の外面上に前記弾性部材
を軸方向にスライド可能に装着してなり、この装着位置
を調整してナット部材のねじ軸への締め付け力を調整可
能とすることが好ましい。
【0009】また、前記弾性部材としては、筒部外周面
に沿って湾曲させた板ばね、若しくは、筒部に同軸状に
巻回したコイルばねを用いることが好ましい。
【0010】そして、前記板ばねのばね弾性を調整した
い場合は、板ばねに圧縮力調整孔を形成することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る折畳式掲示
具の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明に係る送りねじ機構の一実
施例を示す斜視図であり、図2は、図1に示した送りね
じ機構の側面図である。本実施例の送りねじ機構は、外
表面に方形状のねじ山を有する多条のねじ軸1と、この
ねじ軸1と螺合するねじ孔2を軸心に有するナット部材
3と、このナット部材3に外装した弾性部材9とを備え
て構成される。
【0013】以下、本実施例に係るナット部材3につい
て説明する。図3は、このナット部材3の側面図であ
り、図4は、図3のナット部材を裏側から見た側面図で
あり、図5は、その正面図であり、図6は、その背面図
である。ナット部材3は、円環状の取付部4と、この取
付部4に同軸状に連接する円筒部6とからなり、前記取
付部4に形成した取付孔5a,5b,5c,5dには、
精密機器や工作機器などにおける被移動体が取り付けら
れる。この円筒部6の一端は、開放端となすように軸方
向に沿った4つのスリット7a,7b,7c,7dによ
り周方向に分割されて、4つの分割片13a,13b,
13c,13dが形成されており、これら分割片13
a,13b,13c,13dの途中部においては、その
外径を縮径して弾性部材装着部8が形成されている。こ
の弾性部材装着部8には径方向圧縮する板ばねである弾
性部材9がスライド可能に装着されている。その弾性部
材装着部8において、弾性部材9を取付部4側へスライ
ドさせると、分割片の径方向内側への弾性変形が減るた
め予圧が減少し、一方、弾性部材9を開放端側へスライ
ドさせると、分割片の径方向内側への弾性変形が増すた
め予圧が大きくなる。このようにして、弾性部材9をス
ライドさせて、分割片に僅かな径方向圧縮力を作用させ
て弾性変形させることにより、非常に微妙な予圧調整を
行うことができる。
【0014】このようなナット部材3としては、比較的
高硬度、軽量且つ低摩擦で、自己潤滑性の良好なポリア
セタール樹脂やポリアミド樹脂を用いた成形品が好まし
い。また、滑り性を高めるために、これら樹脂組成物に
固体潤滑剤を混練分散させてもよいし、更に、機械的強
度を高めるために、これら樹脂組成物にガラス繊維や炭
素繊維などの繊維状補強材を混入させた強化樹脂を用い
てもよい。このような材質のナット部材は、グリースな
どの潤滑油なしで用いられるものである。ナット部材3
のねじ孔2は、切削加工により形成することができる。
また、このようなナット部材の円筒部の好適な寸法は、
弾性部材装着部を除く肉厚(T)が2mm〜10mm、
弾性部材装着部における肉厚(t)が1mm〜9mmが
好ましく、更には、上記分割片に適度な弾性を付与する
には、スリットの長さ(W)は10mm〜20mmが好
ましい。尚、本発明では、前記取付部4の形状は、本実
施例のように環状に限ることなく、被移動体の形状・構
成に応じて任意の形状・構成をとり得る。
【0015】尚、本実施例では、図5に示すように、4
つのスリット7a,7b,7c,7dを、円筒部6の周
方向に等間隔で形成しているが、図7に示すように、3
つのスリット10a,10b,10cを円筒部6の周方
向に等間隔で形成してもよい。スリットの数は、任意に
設定可能であるが、円筒部6を周方向において均一に径
方向圧縮させる点からは、3以上設けることが好まし
い。
【0016】次に、以下、上記弾性部材9である板ばね
について説明する。図8は、本実施例に係る板ばねの概
略斜視図であり、図9(a)は、この板ばねの正面図で
あり、同図(b)は、その背面図であり、同図(c)
は、その断面図であり、同図(d)は、その展開図であ
る。本実施例に係る板ばねは、図8に示すように、弾性
部材装着部8に容易に装着可能なように、弾性部材装着
部8の外周面に沿って湾曲させたC字形状に形成されて
いる。また、予圧が周方向に亘りバランス良く加えられ
ていないと、使用時においてねじ山が偏摩耗し易くなる
点を考慮し、この板ばねの中心位置に圧縮力調整孔11
を形成し、両端部12a,12bにおける径方向圧縮力
を調整している。また、この圧縮力調整孔11の大きさ
(内径、形状、個数および形成位置など)を適宜選択す
ることにより、ばね板のばね弾性を調整でき、弾性部材
装着部8の外周に均一な径方向圧縮力を加えることが可
能となる。このような板ばね9を弾性部材装着部8に装
着するには、先ず、ナット部材3をねじ軸1に螺合させ
る前に、分割片13a,13b,13c,13dを径方
向内側に弾性変形させてその外径を縮め、次いで、板ば
ね9を円筒部軸方向から移動させて、開放端を乗り越え
させて弾性部材装着部8に装着する。
【0017】尚、板ばね9をスライドさせて予圧調整を
終えた後は、接着剤などを用いて板ばね9の位置を固定
すればよい。また、弾性部材装着部8に単または複数の
突起部や凹部を形成すると共に、板ばね9に凹部や突起
部を形成して、この板ばね9を弾性部材装着部8に凹凸
嵌合により段階的に位置調整可能にしてもよい。
【0018】前記板ばねの材質としては、工具鋼やステ
ンレス鋼(例えば、SUS304,SUS301,SU
S631)を使用するのが好ましく、JIS規格の炭素
工具鋼鋼材(SK材)がより好ましい。尚、板ばねに好
適なばね弾性を付与するため、その板厚(d)は0.2
mm〜0.6mm、板幅(k)は3mm〜20mmが好
ましく、板ばね材料に熱処理炉でテンパー処理などを施
す際の温度条件や熱処理時間などを適宜調整するのが好
ましい。
【0019】更に、予圧を周方向において均一にするに
は、図10に示すように、弾性部材装着部8に装着した
板ばね20の両側端22a,22bを斜めに形成するこ
とが好ましい。図11は、図10に示した板ばねを示す
図であり、図11(a)は、この板ばねの正面図であ
り、同図(b)は、その背面図であり、同図(c)は、
その断面図であり、同図(d)は、その展開図である。
この構成により、分割片13a,13b,13c,13
dに全周に亘りバランス良く板ばねを圧接させて一様に
弾性力を作用させることが容易に可能となる。また、図
8(d)に示すように、板ばね20の両側端22a,2
2bの傾斜角度(θ)は、板ばねを容易に着脱可能な形
状にし且つ適度なばね弾性を付与するには、25゜〜6
5゜が好ましく、特には45゜近辺が好ましい。
【0020】尚、本発明においては、予圧を周方向にお
いて均一にするために、板ばねの両側端を必ずしも斜め
に形成する必要はなく、図12に示すように、板ばね2
5の両側端26a,26bの一部が周方向に互いに突出
する形状であってもよい。
【0021】また、予圧を周方向にバランス良く加える
には、前記板ばねの代わりに、ステンレス鋼線やピアノ
線などの線材からなるコイルばねを用い、弾性部材装着
部8に同軸状に巻回して径方向圧縮力を付与してもよ
い。図13に示すように、この種のコイルばね30は、
弾性部材装着部8に軸方向にスライド可能に装着され
る。また、この種のコイルばねの寸法については、その
線材の平均径は0.4mm〜1.5mmが好ましい。ま
た、その巻き数は所望のばね弾性を得るように適宜調整
される。尚、本発明に係るコイルばねとして、両端を繋
いで環状に形成した引張りコイルばねを用いることもで
きる。
【0022】また、本発明に係る弾性部材の他の実施例
として、耐久性の点で、前記板ばねやコイルばねにやや
劣るものの、成形のし易さの点からは、ゴムやゴム弾性
を有するエラストマーを用いた弾性部材を用いてもよ
い。この種の弾性部材は、環状に形成して弾性部材の引
張り力により径方向圧縮力を作用させるものでもよい
し、金属製などのリング部材の内面に前記弾性部材を設
け、これを上記弾性部材装着部に外装することで、弾性
部材の圧縮変形に対する反力を利用して、径方向圧縮力
を作用させるものでもよい。
【0023】また、上記ねじ軸1のねじ山形状は、方形
若しくは三角形でよいが、高精度に位置決めし易い点か
らは、台形が好ましい。また、本実施例では、ねじ軸に
多条ねじを用いているが、本発明ではこれに限らず、例
えば一条ねじを用いてもよい。更に、ねじ軸の外表面に
TiC、TiNまたは二硫化モリブデンなどのコーティ
ングを施し、低摩擦性および低摩耗性を付与することも
効果的である。尚、上記ねじ軸1の寸法としては、送り
精度と送り速度の点からは、JIS規格におけるねじの
呼び径がM5〜M30のものが好適に利用できる。
【0024】
【発明の効果】以上の如く、本発明の送りねじ機構は、
前記ナット部材にねじ軸に螺合するねじ孔を有する筒部
を設け、この筒部にその一端を開放端となすように複数
のスリットにより周方向に分割して複数の分割片を形成
し、前記分割片の外面上に径方向圧縮する弾性部材を装
着してなるものなので、弾性部材の装着位置を変え、分
割片に径方向圧縮力を作用させて弾性変形させることに
より、非常に微妙な予圧調整を容易に行うことができ、
また、簡易な構造のため製造コストを低く抑えることが
可能となる。
【0025】また、前記分割片の外面上に前記弾性部材
を軸方向にスライド可能に装着することにより、弾性部
材をスライドさせるだけで、非常に微妙な予圧調整を行
うことが可能となり、また、ねじ軸やナット部材に経年
変化や摩耗などが生じても、再度予圧調整を行うことが
簡単にできる。
【0026】また、前記弾性部材として筒部外周面に沿
って湾曲させた板ばねを用いる場合は、その板ばねの板
幅や板厚などを適宜設定するだけで、前記分割片に加え
るのに適したばね弾性を有する簡易な構成の弾性部材を
得ることができる。
【0027】そして、前記弾性部材として筒部に同軸状
に巻回したコイルばねを用いる場合は、予圧を周方向に
亘り一様に作用させることが容易に可能となり、更に、
そのコイルばねの線材の外径や巻き数などを適宜設定す
るだけで、前記分割片に加えるのに適したばね弾性を有
する簡易な構成の弾性部材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送りねじ機構の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本発明に係る送りねじ機構の一実施例を示す側
面図である。
【図3】本発明に係るナット部材の一実施例を示す側面
図である。
【図4】図3のナット部材を裏側から見た側面図であ
る。
【図5】本発明に係るナット部材の一実施例を示す正面
図である。
【図6】本発明に係るナット部材の一実施例を示す背面
図である。
【図7】本発明に係るナット部材の他の実施例を示す正
面図である。
【図8】本発明に係る板ばねの一実施例を示す概略斜視
図である。
【図9】(a)は、図8に示した板ばねの正面図であ
り、(b)は、その背面図であり、(c)は、その断面
図であり、(d)は、その展開図である。
【図10】本発明に係る板ばねの変形例を用いた送りね
じ機構の一実施例を示す側面図である。
【図11】(a)は、図10に示した板ばねの正面図で
あり、(b)は、その背面図であり、(c)は、その断
面図であり、(d)は、その展開図である。
【図12】本発明に係る板ばねの別の変形例を示す概略
斜視図である。
【図13】本発明に係るコイルばねの一実施例を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
1 ねじ軸 2 ねじ孔 3 ナット部材 4 取付部 5a,5b,5c,5d 取付孔 6 円筒部 7a,7b,7c,7d スリット 8 弾性部材装着部 9 弾性部材 10a,10b,10c スリット 11 圧縮力調整孔 12a,12b 弾性部材の両端部 13a,13b,13c,13d 分割片 20 板ばね 21 スリット 22a,22b 板ばねの側端 23 圧縮力調整孔 25 板ばね 26a,26b 板ばねの側端 27 圧縮力調整孔 30 コイルばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ軸と、このねじ軸に螺合するナット
    部材とを有し、前記ねじ軸をナット部材に対して相対回
    転させてナット部材を精密移動させる送りねじ機構であ
    って、前記ナット部材にねじ軸に螺合するねじ孔を有す
    る筒部を設け、この筒部にその一端を開放端となすよう
    に複数のスリットにより周方向に分割して複数の分割片
    を形成し、前記分割片の外面上に筒部を径方向圧縮する
    弾性部材を装着してなることを特徴とする送りねじ機
    構。
  2. 【請求項2】 前記分割片の外面上に前記弾性部材を軸
    方向にスライド可能に装着してなり、この装着位置を調
    整して筒部のねじ軸への締め付け力を調整可能とする請
    求項1記載の送りねじ機構。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材として筒部外周面に沿って
    湾曲させた板ばねを用いる請求項1または2記載の送り
    ねじ機構。
  4. 【請求項4】 前記板ばねに圧縮力調整孔を形成してな
    る請求項3記載の送りねじ機構。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材として筒部に同軸状に巻回
    したコイルばねを用いる請求項1または2記載の送りね
    じ機構。
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CN109611525A (zh) * 2018-11-16 2019-04-12 北京航天计量测试技术研究所 一种可调预紧力的精密直线运动导向机构
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