JP2000205027A - 回転信号の異常検出装置 - Google Patents

回転信号の異常検出装置

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JP2000205027A JP11004133A JP413399A JP2000205027A JP 2000205027 A JP2000205027 A JP 2000205027A JP 11004133 A JP11004133 A JP 11004133A JP 413399 A JP413399 A JP 413399A JP 2000205027 A JP2000205027 A JP 2000205027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転信号の異常を正確に検出する。 【解決手段】吸気側及び排気側カム軸21,22はタイ
ミングベルト24を介してクランク軸23に駆動連結さ
れ、クランク軸23の2回転に1回の割合で回転する。
カムロータ25に対向して基準位置センサ26が配設さ
れ、クランクロータ27に対向して回転角センサ28が
配設される。基準位置センサ26は720°CA毎に基
準位置信号を出力する。また、回転角センサ28は10
°CA毎に回転パルス信号を出力する。このとき、36
0°CA毎に欠歯部27bが検出される。吸気側カム軸
21には位相調整式のVVT機構29が配設される。E
CU30は、基準位置信号の検出から欠歯位置の検出ま
での時間間隔を計測し、該計測した時間間隔を、その時
々の瞬時回転速度で補正すると共に、VVT機構29に
よるカム軸21の進角位相に応じて補正し、その補正結
果により回転信号の異常の有無を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
回転信号の異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用内燃機関では、クランク軸
の所定回転角度毎に回転パルス信号を発生する回転角セ
ンサや、クランク軸の回転に伴う所定の基準位置を検出
する基準位置センサが設けられ、これら各センサの検出
結果に従い燃料噴射や点火時期等の各種制御が実施され
る。
【0003】このとき、前記各センサに異常が発生しク
ランク軸の回転位置が誤検出されると、各種制御に支障
を来すため、その異常を検出してその旨を運転者等に警
告する必要がある。そこで従来より、回転角センサや基
準位置センサによる回転信号の異常を検出するための各
種手法が提案されている。
【0004】回転信号の異常検出方法としては、例えば
特許第2575606号公報に記載されているように、
基準位置信号と回転パルス信号との相対位置をそのパル
ス数のカウントにより検出するものがある。具体的に
は、連続する2つの基準位置信号間における回転パルス
信号のパルス数をカウントし、計測パルス数が正規のカ
ウント数と異なる場合や、基準位置信号から所定パルス
信号がカウントされても次の基準信号が来ない場合には
基準位置信号の異常と判定する方法がそれである。
【0005】また別の従来技術として、特許第2743
579号公報では、回転角センサによる回転パルス信号
のパルス数を計数すると共に、基準位置信号入力からの
経過時間と該基準位置信号の入力時間間隔とを計測し、
これら信号パルス数と各時間とから回転信号の異常を検
出する。具体的には、信号パルス数が所定値以上であ
り、且つ前記計測した経過時間が基準位置信号の入力時
間間隔から定まる所定時間よりも長い場合に基準位置セ
ンサの異常と判断し、また、信号パルス数が所定値以上
であり、且つ前記計測した経過時間が前記所定時間より
も短い場合に回転角センサの異常と判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の何れの場合も、基準位置信号を起点としてその
位置から回転パルス信号のパルス数で異常検出を行うた
め、元々の基準位置信号の位置自体がずれていた場合は
正確な異常検出が実施できないという問題があった。
【0007】つまり、通常、回転パルス信号はクランク
軸に直結された歯車ロータの回転を回転角センサで検出
するのに対し、基準位置信号はカム軸に直結された歯車
ロータの回転を別の回転角センサで検出する。この場
合、タイミングベルトをプーリに組み付ける際に同タイ
ミングベルトが誤って組み付けられると、組み付けの誤
差分だけクランク軸とカム軸との位相がずれる。この位
相ズレに際し、上記各公報の装置では基本的に回転パル
ス信号のパルス数で異常検出を行うため、その分解能が
パルス間の角度間隔で制約され、仮にパルス間の角度間
隔が比較的大きい場合(例えば30°CAの場合)等に
おいて位相ズレに伴う回転信号の異常が検出できない。
【0008】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、回転信号の異常
を正確に検出することができる回転信号の異常検出装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における回転信号
の異常検出装置では前提として、内燃機関の運転時にお
いてクランク軸の回転に伴いクランクロータが回転し、
回転位置検出手段により回転パルス信号が検出されると
共に欠歯位置が検出される。またそれと同時にカム軸の
回転に伴いカムロータが回転し、基準位置検出手段によ
り基準位置信号が検出される。
【0010】そして、請求項1に記載の発明ではその特
徴として、前記基準位置信号の検出時と欠歯位置の検出
時との間の時間間隔を計測する時間計測手段と、前記時
間計測手段により計測された時間を、その時々の瞬時回
転速度で補正し、その補正結果により回転信号の異常の
有無を検出する異常検出手段とを備える。
【0011】仮に内燃機関が同一回転数にある場合、ク
ランクロータ(クランク軸)上の回転位置に対してカム
ロータ(カム軸)上の基準位置がずれると、基準位置信
号の検出時と欠歯位置の検出時との間の時間間隔が変動
し、その変動状態を確認することで回転信号の異常が検
出できる。このとき、基準位置信号の検出時と欠歯位置
の検出時との間の時間間隔(計測時間)をその時々の瞬
時回転速度で補正することにより、機関回転状態が変動
した場合にも回転信号の異常の誤検出が回避される。
【0012】また、パルス間の時間間隔により一連の異
常検出を行うため、前後する基準位置信号間の回転パル
ス数を計数してそのパルス数により異常検出を行う従来
装置に比べ、きめ細かな異常検出が可能となる。つま
り、パルス間の角度間隔よりも細かな分解能で異常検出
が実施できる。以上のことから、回転信号の異常を正確
に検出することができる。
【0013】因みに、回転パルス信号を基準とすれば同
信号に対する基準位置信号のズレが検出され、逆に基準
位置信号を基準とすれば同信号に対する回転パルス信号
のズレが検出されることとなる。
【0014】また、請求項2に記載の発明ではその特徴
として、前記基準位置信号の検出時と欠歯位置の検出時
との間の時間間隔を計測する時間計測手段と、前記クラ
ンク軸に対するカム軸の回転位相を調整して吸気弁又は
排気弁の開閉時期を制御する位相可変機構と、前記時間
計測手段により計測された時間を、その時々の瞬時回転
速度で補正すると共に、前記位相可変機構によるカム軸
の進角位相に応じて補正し、その補正結果により回転信
号の異常の有無を検出する異常検出手段とを備える。
【0015】請求項2の発明によれば、前記請求項1と
同様に、機関回転状態が変動した場合にも回転信号の異
常の誤検出が回避されると共に、きめ細かな異常検出が
可能となるのは勿論のこと、以下に示す特徴的な作用・
効果が併せて得られる。
【0016】つまり近年では、内燃機関の高性能化を図
るべくクランク軸に対するカム軸の回転位相を調整して
吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御する位相可変機構
(いわゆる、VVT機構)を搭載した内燃機関が多く出
回っている。こうした内燃機関の場合、カム軸とクラン
ク軸との位相が常に変動するために、既存技術(例えば
前述の特許第2575606号公報、特許第27435
79号公報)を適用しても位相可変機構による位相変更
時には回転信号の異常検出が不可能となる。これに対し
本発明では、基準位置信号の検出時と欠歯位置の検出時
との間の時間間隔(計測時間)を位相可変機構によるカ
ム軸の進角位相に応じて補正することで、位相可変機構
の作動状態に関係なく回転信号の異常検出が可能とな
る。その結果、回転信号の異常を正確に検出することが
できる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、前記異常
検出手段は、前記補正の結果から回転信号のズレ量を求
め、それが所定の許容範囲内にあるか否かに応じて異常
の有無を判定する。この場合、回転信号のズレ量から異
常判定を行うことで、同異常判定が簡易に実施できる。
【0018】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
前記回転信号のズレ量が許容範囲内にあるか否かを判定
する際、その許容範囲はプーリのn歯分(n=0,1,
2,3…)の組み付け誤差を許容するものとして設定さ
れる。すなわち、例えばn=0とすればプーリの1歯分
の組み付け誤差も許容されず、n=1とすればプーリの
1歯分の組み付け誤差が許容されることを意味する(以
下、n=2,3…も同様)。この場合、内燃機関毎の設
計思想に応じて異常判定のしきい値が任意に設定でき、
所望の異常検出データが得られる。
【0019】但し本明細書において、「タイミングベル
ト」と称するものはベルト式のものに加えてチェーン式
のものも含み、「プーリ」と称されるものにはスプロケ
ット(鎖歯車)を含むこととする。
【0020】請求項5に記載の発明では、隣り合う回転
パルス信号の時間間隔を計測すると共に、該パルス時間
間隔により欠歯位置を判定する装置であって、前記異常
検出手段は、前記時間計測手段により計測された時間を
その時々の瞬時回転速度で補正する際、欠歯判定時に用
いた回転パルス信号の時間間隔に基づいて当該補正を行
う。この場合、欠歯判定に用いた回転パルス信号の時間
間隔により補正を行うことで、極めて簡素で且つ即効性
のある異常検出装置が提供できる。
【0021】請求項6に記載の発明では、前記回転位置
検出手段は、前記欠歯部を有するクランクロータに代え
て、等間隔の多数の突起を外周全域に有するロータと、
前記欠歯部に相当する位置に設けられた基準突起を有す
るロータとを備え、前記時間計測手段は、前記基準位置
信号の検出時と基準突起の検出時との間の時間間隔を計
測する。これはクランク軸側の基準位置を検出するため
の構成として、欠歯部という形態以外にも具体化が可能
であることを示すものであり、欠歯部の代わりに基準突
起を検出することで、上記の通り回転信号の異常を正確
に検出することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1は、本実施の形
態にかかるエンジン制御装置を示す全体構成図である。
図1において、エンジン1は火花点火式の4サイクル多
気筒内燃機関からなり、その吸気ポートと排気ポートと
にはそれぞれ吸気管2と排気管3とが接続されている。
吸気管2には、図示しないアクセルペダルに連動するス
ロットル弁4が設けられ、同吸気管2のサージタンク5
には吸気管圧力センサ6が配設されている。
【0023】エンジン1の気筒を構成するシリンダ7内
には図の上下方向に往復動するピストン8が配設されて
いる。ピストン8の上方にはシリンダ7及びシリンダヘ
ッド9にて区画された燃焼室10が形成され、燃焼室1
0は吸気弁11及び排気弁12を介して前記吸気管2及
び排気管3にそれぞれ連通している。シリンダ7(ウォ
ータジャケット)には、冷却水温を検出するための水温
センサ13が配設されている。
【0024】排気管3には、排ガス中の有害成分(H
C,CO,NOx)を浄化するための、例えば三元触媒
からなる触媒コンバータ14が配設されている。触媒コ
ンバータ14の上流側には、理論空燃比を境にしてリッ
チ側とリーン側とで異なる電圧信号を出力するO2 セン
サ15が設けられている。
【0025】電磁駆動式のインジェクタ16には図示し
ない燃料供給系から高圧燃料が供給され、同インジェク
タ16は通電に伴いエンジン吸気ポートに燃料を噴射供
給する。本実施の形態では、吸気マニホールドの各分岐
管毎に1つずつインジェクタ16を有するマルチポイン
トインジェクション(MPI)システムが構成されてい
る。シリンダヘッド9に配設された点火プラグ17は、
図示しないイグナイタから供給される点火用高電圧によ
り発火する。この場合、吸気管上流から供給される新気
とインジェクタ16による噴射燃料とがエンジン吸気ポ
ートにて混合され、その混合気が吸気弁11の開弁動作
に伴い燃焼室10内に流入する。燃焼室10内に流入し
た燃料は、点火プラグ17による点火火花にて着火さ
れ、燃焼に供される。
【0026】吸気弁11を所定のタイミングで開閉させ
るための吸気側カム軸21と、排気弁12を所定のタイ
ミングで開閉させるための排気側カム軸22とにはそれ
ぞれカムプーリ21a,22aが固定され、クランク軸
23にはクランクプーリ23aが固定される。各プーリ
21a〜23aにはタイミングベルト24が組み付けら
れ、クランク軸23の2回転に1回の割合でカム軸2
1,22が回転する。
【0027】吸気側カム軸21にはカムロータ25が一
体回転可能に設けられ、その外周縁には突起25aが1
箇所に形成されている。基準位置センサ26は電磁ピッ
クアップ式のセンサとして構成され、カムロータ25に
対向するよう配設されて突起25aの近接を電磁的に検
出する。
【0028】また、クランク軸23にはクランクロータ
27が一体回転可能に設けられ、その外周縁には複数の
突起27aが等間隔に形成されている。突起27aは1
0°CA間隔で設けられ、その一部には2個分の突起2
7aを欠落させた欠歯部27bが設けられている。回転
角センサ28は電磁ピックアップ式のセンサとして構成
され、クランクロータ27に対向するよう配設されて突
起27aの近接を電磁的に検出する。基準位置センサ2
6及び回転角センサ28の各検出信号は、図示しない波
形整形回路にて矩形状のパルス信号に波形整形され、そ
の波形整形後のパルス信号が各センサから出力される。
【0029】ここで図2にも示されるように、基準位置
センサ26は、前記カムロータ25の突起25aの通過
に伴い、エンジン1の720°CA毎に点火気筒判別の
基準となる基準位置信号(G信号)を出力する。また、
回転角センサ28は、前記クランクロータ27の突起2
7aの通過に伴い、10°CA毎に回転パルス信号(N
E信号)を出力する。このとき、360°CA毎に、す
なわち例えば図の時刻t1,t2で欠歯部27bに相当
する欠歯位置が検出される。
【0030】さらに、吸気側カム軸21には油圧駆動式
のVVT機構29が設けられる。VVT機構29は、吸
気側カム軸21とクランク軸23との間の相対的な回転
位相を調整するための機構を備え、その動作は図示しな
いソレノイドバルブによる油圧制御に従い調整される。
すなわち、VVT機構29の制御量に応じて、吸気側カ
ム軸21がクランク軸23に対して遅角側或いは進角側
に回動し、その動作に合わせて吸気弁11の開閉時期が
遅角側或いは進角側に移行する。
【0031】なお、本実施の形態では、カムロータ25
及び基準位置センサ26により基準位置検出手段が構成
され、クランクロータ27及び回転角センサ28により
回転位置検出手段が構成される。また、VVT機構29
により位相可変機構が構成される。
【0032】電子制御装置(ECU)30は、I/Oポ
ート31、CPU32、ROM33、RAM34、フリ
ーランタイマ35、バックアップRAM36等からなる
周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。
ECU30は、前記した吸気管圧力センサ6、水温セン
サ13、O2 センサ15、基準位置センサ26び回転角
センサ28の各々の検出信号を入力し、各検出信号に基
づいて吸気圧、冷却水温、空燃比、エンジン回転数など
のエンジン運転状態を検知する。ECU30は、上記の
如く検出した各種のエンジン運転状態に基づき、インジ
ェクタ16による燃料噴射の制御や、点火プラグ17に
よる点火時期の制御や、VVT機構29による吸気弁1
1の開閉時期の制御を実施する。
【0033】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。先ずはVVT機構29による吸気弁11の開閉時期
制御を説明するが、同制御の内容は本発明の要旨でない
ため、図示並びに詳細な説明を省略する。
【0034】VVT制御を略述すれば、エンジン1の始
動完了前においては、吸気弁11の開閉時期を最遅角位
置で制御する。また、エンジン1の暖機完了後において
は、エンジン運転状態(エンジン回転数、吸気圧等)に
応じて吸気側バルブタイミングの目標進角量(VVT進
角値ADV)を設定し、その目標進角量となるようにV
VT機構29の駆動を制御する。或いは、周知のVVT
フィードバック制御を実施することとし、エンジン運転
状態に応じて設定した吸気側バルブタイミングの目標進
角量と、例えばセンサ等により検出されるカム軸の実際
の位相とが一致するようにVVT機構29の駆動をフィ
ードバック制御してもよい。
【0035】一方、ECU30内のCPU32は、請求
項記載の時間計測手段と異常検出手段とを実現するもの
である。具体的には、図3及び図4の処理を実行し、基
準位置センサ26又は回転角センサ28により得られる
回転信号の異常の有無を診断する。
【0036】図3に示す処理は、基準位置信号(G信
号)の入力に伴い起動される割込み処理である。すなわ
ち、図3の処理は720°CA間隔で実行される。図3
において、ステップ101では、基準位置カウンタCC
AMのカウントアップ処理を開始し、その後本処理を一
旦終了する。実際には、基準位置信号の入力時における
時刻をフリーランタイマ35により読み込み、その時点
からの時間を基準位置カウンタCCAMのカウント値と
して計測する。
【0037】また、図4に示す処理は、回転パルス信号
(NE信号)の入力に伴い起動される割込み処理であ
る。すなわち、図4の処理は10°CA間隔で実行され
る。図4において、先ずステップ201では、回転パル
ス信号(NE信号)の時間間隔から今回のNE割込みが
欠歯位置のものか否かを判別する。より具体的には、隣
り合う回転パルス信号の時間間隔(パルス時間間隔)を
計測し、今回の計測時間Tnと前回の計測時間Tn-1 と
の比が所定の欠歯判定値Kよりも大きいか否かを判別す
る。つまり、 Tn/Tn-1 >K であるか否かを判別する。ここで、欠歯判定値Kは2.
5程度の値でよい。
【0038】Tn/Tn-1 ≦Kの場合、ステップ202
に進んで欠歯フラグXCAKEを「0」にクリアした
後、本処理を終了する。また、Tn/Tn-1 >Kの場
合、ステップ203に進んで欠歯フラグXCAKEに
「1」をセットする。図2のタイムチャートでは、例え
ば時刻t1,t2においてステップ201がYESとな
る(Tn/Tn-1 >Kとなる)。
【0039】その後、ステップ204では、次の(1)
式を用い、本割込み時における基準位置カウンタCCA
Mのカウント値、パルス時間間隔Tn(欠歯判定時のT
n)、VVT進角値ADVに基づいて基準位置ズレ量C
AMJDGを算出する。 CAMJDG=(CCAM/Tn)−(ADV/360) …(1) 上記(1)式によれば、基準位置カウンタCCAMのカ
ウント値、すなわち基準位置信号と欠歯位置と間の時間
間隔がパルス時間間隔Tnで補正される。これは、CC
AM値がその時々の瞬時回転速度で補正されることを意
味する。また更に、VVT進角値ADVによる補正が施
され、これら各補正の結果として基準位置ズレ量CAM
JDGが算出される。
【0040】このとき、図2(a)に示されるように、
VVT進角値ADVが「0」であれば(最遅角の場
合)、基準位置カウンタCCAMのカウント値は「CC
AM1」となり、CCAM=CCAM1、ADV=0を
上記(1)式に代入して基準位置ズレ量CAMJDGが
算出される。
【0041】また、図2(b)に示されるように、VV
T進角値ADVが「ADV1」であれば、基準位置カウ
ンタCCAMのカウント値は「CCAM2」となり、C
CAM=CCAM2、ADV=ADV1を上記(1)式
に代入して基準位置ズレ量CAMJDGが算出される。
【0042】その後、ステップ205では、前記算出し
た基準位置ズレ量CAMJDGが所定の正常範囲TOK
L〜TOKHにあるか否かを判別する。一例として基準
位置信号のズレの許容値を「−10°CA〜+10°C
A」とし、その許容値に対応させつつ正常範囲を規定す
るためのTOKL値,TOKH値を設定する。
【0043】但し、TOKL値,TOKH値の設定は任
意でよく、基準位置信号のズレの許容値を「−20°C
A〜+20°CA」などに変更してもよい。例えばタイ
ミングベルト24をプーリ21a〜23aに組み付ける
際に、同プーリのn歯分だけ組み付け誤差が許容される
とした場合、それに合わせてTOKL値,TOKH値を
設定する(n=0,1,2,3等)。
【0044】ステップ205がYESの場合、基準位置
信号が正常であるとみなし、ステップ206で異常フラ
グXCAMFを「0」にクリアする。これに対して例え
ばタイミングベルト24の組み付け誤差が許容範囲を超
えるものであれば、ステップ205がNOとなる。この
場合、基準位置信号が異常であるとみなし、ステップ2
07で異常フラグXCAMFに「1」をセットする。
【0045】上記異常診断に際し、前述の如く基準位置
ズレ量CAMJDGは、回転数補正とVVT進角量補正
とが併せて施されているため、基準位置信号のズレの誤
検出が回避されるようになっている。
【0046】異常フラグXCAMFの操作後、ステップ
208では、基準位置カウンタCCAMを「0」にクリ
アし、その後本処理を終了する。なお、異常フラグXC
AMFに「1」がセットされた時、図示しない警告灯を
点灯させて異常発生の旨を運転者等に警告する。また、
基準位置信号のズレ異常を表すダイアグ情報をバックア
ップRAM36に格納する。
【0047】なお因みに、図2の時刻t2でも回転パル
ス信号の時間間隔から欠歯位置であることが判定される
が(図4のステップ201がYESとなる)、この場合
には基準位置信号の入力直後でないため、ステップ20
4以降の処理は実施されないようになっている。すなわ
ち、回転信号の異常検出は基準位置信号の入力直後の欠
歯検出時に(720°CA毎に)実施される。
【0048】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。 (a)基準位置信号の検出から欠歯位置の検出までの時
間間隔(基準位置カウンタCCAMのカウント値)を、
その時々の瞬時回転速度(欠歯位置でのパルス時間間隔
Tn)で補正すると共に、VVT機構29によるカム軸
21の進角位相に応じて補正し、その補正結果により回
転信号の異常の有無を検出するようにした。要するに、
基本的にはエンジン回転数が同一であるとした時に、基
準位置カウンタCCAMのカウント値の変動状態により
回転信号の異常が検出できる。また加えて、その時々の
瞬時回転速度並びにVVT機構29の進角量で基準位置
カウンタCCAMのカウント値を補正することにより、
エンジン回転状態が変動した場合において、或いはVV
T機構29が作動した場合において回転信号の異常の誤
検出が回避される。その結果、回転信号の異常を正確に
検出することができる。
【0049】また、既述の通りパルス間の時間間隔によ
り一連の異常検出を行うため、前後する基準位置信号間
の回転パルス数を計数してそのパルス数により異常検出
を行う従来装置に比べ、きめ細かな異常検出が可能とな
る。つまり、回転パルス数で異常検出を行う場合、その
分解能はパルス間の角度間隔で制約されるのに対し、本
実施の形態の装置ではパルス間の角度間隔よりも細かな
分解能で異常検出が実施できる。そのため、カム軸21
の回転位相をリニアに制御するVVT機構29を採用す
る装置において、特に好適なものとなる。
【0050】また本構成の場合、回転パルス信号の角度
間隔を比較的大きくしたとしても(例えば30°C
A)、その角度間隔に関係なく常にきめ細かな異常検出
が実施できる。
【0051】(b)回転数補正とVVT進角量補正との
結果から基準位置ズレ量CAMJDGを求め、それが所
定の許容範囲内にあるか否かに応じて異常の有無を判定
するようにした。従って、当該異常判定が簡易に実施で
きる。
【0052】(c)基準位置ズレ量CAMJDGが許容
範囲内にあるか否かを判定する際、その許容範囲はプー
リのn歯分(n=0,1,2,3…)の組み付け誤差を
許容するものとして設定される。この場合、エンジン毎
の設計思想に応じて異常判定のしきい値が任意に設定で
き、所望の異常検出データが得られる。例えばタイミン
グベルト24が誤って組み付けられる時の回転信号の異
常が確実に検出できるため、その異常を運転者に適正に
警告することで、エンジン1の不調を来すといった不都
合が回避できる。
【0053】(d)基準位置カウンタCCAMのカウン
ト値をその時々の瞬時回転速度で補正する際、欠歯判定
時に用いたパルス時間間隔(図2、時刻t1でのTn)
に基づいて当該補正を行うので、極めて簡素で且つ即効
性のある異常検出装置が提供できる。
【0054】なお、本発明の実施の形態は、上記以外に
次の形態にて具体化できる。上記実施の形態では、その
時々の瞬時回転速度に応じて補正する際、欠歯位置での
パルス時間間隔Tnを用いたが、この構成を変更する。
例えば図5の関係に従い、その時々のエンジン回転数に
応じた回転数補正値Fを求め、該補正値Fを用いて基準
位置ズレ量CAMJDGを算出する。実際には、前記
(1)式を、 CAMJDG=CCAM・F−(ADV/360) …(2) とし、(2)式から算出される基準位置ズレ量CAMJ
DGに基づいて異常検出を行えばよい。本構成において
も、既述の実施の形態と同様に、回転信号の異常を正確
に検出することができる。
【0055】上記実施の形態では、吸気側カム軸21に
VVT機構29を設け、同カム軸21の位相を調整する
よう構成したが、この構成を変更する。例えば排気側カ
ム軸22にもVVT機構を設けると共に、当該排気側カ
ム軸22に基準位置センサを設け、排気側の基準位置セ
ンサによる検出信号に基づいて回転信号の異常を検出す
るようにしてもよい。
【0056】また、VVT機構を持たないエンジンへの
適用も可能である。この場合、回転信号の異常診断に際
して、VVT進角値に応じた補正が不要となる。そのた
め、前記(1)式を、 CAMJDG=CCAM/Tn …(3) とし、(3)式から算出される基準位置ズレ量CAMJ
DGに基づいて異常検出を行えばよい。或いは、エンジ
ン回転数に応じた回転数補正値Fを用いる、前記(2)
式の場合には、 CAMJDG=CCAM・F …(4) とし、(4)式から算出される基準位置ズレ量CAMJ
DGに基づいて異常検出を行えばよい。これら何れの場
合にもやはり、回転信号の異常を正確に検出することが
できる。
【0057】なお仮に、吸気側又は排気側カム軸の一方
にVVT機構を設け、他方(VVT機能の無い方)に基
準位置センサを設けた場合にも、VVT進角値に応じた
補正が不要となり、上記(3)式又は(4)式から算出
される基準位置ズレ量CAMJDGに基づいて異常検出
を行えばよい。
【0058】上記実施の形態では、基準位置信号の検出
から欠歯位置の検出までの時間間隔(基準位置カウンタ
CCAMのカウント値)、すなわちカム軸側の基準位置
からクランク軸側の基準位置までの時間を計測し、該計
測した時間を、その時々の瞬時回転速度で補正したが、
これとは逆に、欠歯位置の検出から基準位置信号の検出
までの時間間隔(クランク軸側の基準位置からカム軸側
の基準位置までの時間)を計測し、該計測した時間を、
その時々の瞬時回転速度で補正してもよい。
【0059】上記実施の形態では、回転位置検出手段の
構成としてクランクロータ27に欠歯部27bを設け、
この欠歯部27bの位置を回転角センサ28で検出した
が、この構成を変更する。図6に示されるように、クラ
ンク軸23に2つのロータ41,42を設け、一方のロ
ータ41の外周全域には等間隔に多数の突起41aを形
成すると共に、他方のロータ42には基準突起42aを
1箇所に形成する。そして、一方のロータ41の回転を
第1センサ43にて検出し、他方のロータの回転を第2
センサ44にて検出する。
【0060】この場合にも前記図2に示す通り、等角度
間隔(例えば10°CA毎)の回転パルス信号が得られ
ると共に、例えば360°CA毎にクランク軸側の基準
信号が得られる。これはクランク軸23側の基準位置を
検出するための構成として、欠歯部という形態以外にも
具体化が可能であることを示すものであり、欠歯部の代
わりに基準突起42aを検出することで、上記の如く回
転信号の異常を正確に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態におけるエンジン制御装置の
概要を示す構成図。
【図2】各種信号波形を示すタイムチャート。
【図3】基準位置信号(G信号)の割込み処理を示すフ
ローチャート。
【図4】回転パルス信号(NE信号)の割込み処理を示
すフローチャート。
【図5】他の形態において回転数補正値Fを設定するた
めの図。
【図6】他の形態において回転位置検出手段の構成を示
す図。
【符号の説明】
1…エンジン、11…吸気弁、12…排気弁、21…吸
気側カム軸、22…排気側カム軸、23…クランク軸、
21a〜23a…プーリ、24…タイミングベルト、2
5…基準位置検出手段を構成するカムロータ、26…基
準位置検出手段を構成する基準位置センサ、27…回転
位置検出手段を構成するクランクロータ、27b…欠歯
部、28…回転位置検出手段を構成する回転角センサ、
29…位相可変機構としてのVVT機構、30…EC
U、32…時間計測手段及び異常検出手段を構成するC
PU、41,42…回転位置検出手段を構成するロー
タ、43,44…回転位置検出手段を構成する第1,第
2センサ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のクランク軸に設けられたクラン
    クロータを有し、前記クランク軸の所定回転角度毎の回
    転パルス信号を発生すると共に、前記クランクロータに
    設けられた所定の欠歯部の位置を回転パルス信号の時間
    間隔から検出する回転位置検出手段と、 前記クランク軸の2回転に1回の割合で回転するカム軸
    に設けられたカムロータを有し、該カム軸の所定回転位
    置で基準位置信号を発生する基準位置検出手段と、 前記基準位置信号の検出時と欠歯位置の検出時との間の
    時間間隔を計測する時間計測手段と、 前記時間計測手段により計測された時間を、その時々の
    瞬時回転速度で補正し、その補正結果により回転信号の
    異常の有無を検出する異常検出手段とを備えることを特
    徴とする回転信号の異常検出装置。
  2. 【請求項2】内燃機関のクランク軸に設けられたクラン
    クロータを有し、前記クランク軸の所定回転角度毎の回
    転パルス信号を発生すると共に、前記クランクロータに
    設けられた所定の欠歯部の位置を回転パルス信号の時間
    間隔から検出する回転位置検出手段と、 前記クランク軸の2回転に1回の割合で回転するカム軸
    に設けられたカムロータを有し、該カム軸の所定回転位
    置で基準位置信号を発生する基準位置検出手段と、 前記基準位置信号の検出時と欠歯位置の検出時との間の
    時間間隔を計測する時間計測手段と、 前記クランク軸に対するカム軸の回転位相を調整して吸
    気弁又は排気弁の開閉時期を制御する位相可変機構と、 前記時間計測手段により計測された時間を、その時々の
    瞬時回転速度で補正すると共に、前記位相可変機構によ
    るカム軸の進角位相に応じて補正し、その補正結果によ
    り回転信号の異常の有無を検出する異常検出手段とを備
    えることを特徴とする回転信号の異常検出装置。
  3. 【請求項3】前記異常検出手段は、前記補正の結果から
    回転信号のズレ量を求め、それが所定の許容範囲内にあ
    るか否かに応じて異常の有無を判定する請求項1又は請
    求項2に記載の回転信号の異常検出装置。
  4. 【請求項4】クランク軸及びカム軸にはプーリが固定さ
    れ、同プーリにタイミングベルトが組み付けられる内燃
    機関に適用され、 前記回転信号のズレ量が許容範囲内にあるか否かを判定
    する際、その許容範囲はプーリのn歯分(n=0,1,
    2,3…)の組み付け誤差を許容するものとして設定さ
    れる請求項3に記載の回転信号の異常検出装置。
  5. 【請求項5】隣り合う回転パルス信号の時間間隔を計測
    すると共に、該パルス時間間隔により欠歯位置を判定す
    る装置であって、前記異常検出手段は、前記時間計測手
    段により計測された時間をその時々の瞬時回転速度で補
    正する際、欠歯判定時に用いた回転パルス信号の時間間
    隔に基づいて当該補正を行う請求項1又は請求項2に記
    載の回転信号の異常検出装置。
  6. 【請求項6】前記回転位置検出手段は、前記欠歯部を有
    するクランクロータに代えて、等間隔の多数の突起を外
    周全域に有するロータと、前記欠歯部に相当する位置に
    設けられた基準突起を有するロータとを備え、 前記時間計測手段は、前記基準位置信号の検出時と基準
    突起の検出時との間の時間間隔を計測する請求項1又は
    請求項2に記載の回転信号の異常検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006138234A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Kawasaki Heavy Ind Ltd 4サイクルエンジン、及び4サイクルエンジンの位相ずれ検出システム
CN111664013A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 现代自动车株式会社 发动机同步系统及其控制方法

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