JP2000204959A - タ―ボコンパウンド機関 - Google Patents

タ―ボコンパウンド機関

Info

Publication number
JP2000204959A
JP2000204959A JP11007374A JP737499A JP2000204959A JP 2000204959 A JP2000204959 A JP 2000204959A JP 11007374 A JP11007374 A JP 11007374A JP 737499 A JP737499 A JP 737499A JP 2000204959 A JP2000204959 A JP 2000204959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
clutch
gear train
rotation speed
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11007374A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Shiraishi
昌広 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11007374A priority Critical patent/JP2000204959A/ja
Publication of JP2000204959A publication Critical patent/JP2000204959A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ターボ過給機から動力を回収するターボ
コンパウンドモードを有する場合において、中・低速域
でも十分な排気ターボ過給機の回転が得られ機関のトル
クを十分高く保持することができるターボコンパウンド
機関を提供する。 【解決手段】 機関1と排気ターボ過給機2とを断続ク
ラッチ4と排気ターボ過給機2の回転数により接続可能
な遠心式クラッチ11を介してギヤ列5,6及び7で連
結し、機関1の回転数に基づき前記断続クラッチ4の断
続を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はターボコンパウンド
機関に関し、特に一般車両用、荷役運搬機械用、建設機
械用、特車用、舶用に使用される2サイクル又は4サイ
クルの内燃機関に広く適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】ターボコンパウンド機関は機関の排気エ
ネルギを排気ターボ過給機を利用し動力として機関に回
収し低燃費化を計る機構であるが、その一種として機関
のクランク軸と排気ターボ過給機の回転軸とを、途中に
ON/OFF(断続)クラッチを介在させたギヤ列を介
して機械的に連結するとともに、排気ターボ過給機で機
関を回転し得るように前記ギヤ列の途中に、排気ターボ
過給機側から機関側への動力伝達のみを許容するワンウ
ェイクラッチを介在させたものがある。従来技術に係る
この種のターボコンパウンド機関を図3に示す。
【0003】図3に示すように、当該ターボコンパウン
ド機関は、機関1の排気エネルギを排気ターボ過給機2
で回転運動として回収し、ギヤ列5,6と、ギヤ列6と
ギヤ列7の間に介装されギヤ列6,7の相対速度差によ
って断続されるワンウェイクラッチ3と、ギヤ列7を通
して機関1に動力として回収し、機関の低燃費化を図
る。また、車両の過渡応答性を高めるために、センサ8
が送出した信号を処理して回転検出部9が検出する機関
1の回転数情報に基づいて、制御部10が断続クラッチ
4を繋げ、機関の過渡的なトルク向上を図っている。
【0004】図4は上述の如き従来技術に係るターボコ
ンパウンド機関の機関回転数/負荷(機関のトルク)特
性の一例を示すものである。同図に示すように、当該タ
ーボコンパウンド機関はMD(メカドライブ)モード、
FT(フリーターボ)モード及びTCP(ターボコンパ
ウンド)モードの3種類の動作モードを有する。MDモ
ードとは、ギヤ列3を介して機関1の動力を排気ターボ
過給機2に伝達するモードで、制御部10からの制御信
号により断続クラッチ4を接続することにより当該モー
ドとする。このMDモードでは、排気ターボ過給機2が
排気ガスのみならず機関1によっても駆動され、機関1
のトルクを増すことができる。このため、車両の過渡応
答性を向上させるべく、車両の加速時に機関1の過渡的
なトルクを増すために用いる。ここで車両の過渡応答性
とは、ドライバがアクセルを踏んだ時点から車両が任意
の速度に達するまでの時間の長短のことである。FTモ
ードとは、通常の排気ターボ過給機2の動作モードであ
り、制御部10からの制御信号により断続クラッチ4を
断とすることにより当該モードとする。TCPモードと
は、排気ターボ過給機2の動力の一部を機関1の動力と
して利用するモードであり、その分燃費が向上する。当
該モードは、断続クラッチ4を断とした状態で、ワンウ
ェイクラッチ3の排気ターボ過給機2側におけるこの排
気ターボ過給機2の回転に基づく回転数が機関1におけ
るこの機関1の回転に基づく回転数よりも大きくなった
ときワンウェイクラッチ3により自動的に実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
おいては、図4に示すように、機関1の中・低速域での
過渡的なトルクは、断続クラッチ4を繋いだ時得られる
MDモードにて十分であるが、ワンウェイクラッチ3の
接続により自動的にTCPモードとなった場合には、中
・低速高負荷域の定常的なトルクが低く制限されてしま
うという問題がある。ワンウェイクラッチ3は排気ター
ボ過給機2側と機関1側との相対回転数の差によって自
動的に断続されるのに対し、機関1の中・低速域でワン
ウェイクラッチ3が接続された場合には、この機関1の
回転数に合わせて排気ターボ過給機2の回転数が低く制
限され、排気ターボ過給機2の過給機能が減殺されるか
らである。
【0006】本発明は、上記従来技術に鑑み、排気ター
ボ過給機から動力を回収するターボコンパウンドモード
を有する場合において、中・低速域でも十分な排気ター
ボ過給機の回転が得られ機関のトルクを十分高く保持す
ることができるターボコンパウンド機関を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、内燃機関の排気エネルギを給気の過給に利
用するとともに機械的に動力として回収するように構成
したターボコンパウンド機関において、排気ターボ過給
機の回転軸を機関のクランク軸へ連結するギヤ列と、こ
のギヤ列の途中に介装されて前記クランク軸への動力伝
達を断続するクラッチと、機関の回転数を検出する回転
数検出部と、この回転数検出部からの回転数情報に基づ
き前記クラッチの断続を制御する制御部とを有するとと
もに、前記ギヤ列の途中に排気ターボ過給機の回転数に
より接続可能な遠心式クラッチを介装したことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るターボコンパ
ウンド機関を実施例により図面を用いて詳細に説明す
る。
【0009】[実施例]図1は本発明の一実施例を示す
ターボコンパウンド機関のブロック図で、図2は同じく
機関回転数/トルク特性を示す特性図ある。尚、図1に
おいて、図3と同一部材には同一符号を付して説明す
る。
【0010】図1に示すように、排気ターボ過給機2
は、排気管からの排ガスにより回転駆動されるタービン
2a、これにより駆動されて機関1への吸入空気を加圧
するコンプレッサ2b及びこれらタービン2aとコンプ
レッサ2bとで共用する回転軸2cを有する。この排気
ターボ過給機2は、当該過給機2の回転軸2cに機械的
に連結したギヤ列5,6と、機関1の出力軸に機械的に
連結したギヤ列7との間に介装された断続クラッチ4及
び遠心式クラッチ11により機関1と機械的に連結し得
るようになっている。
【0011】前記断続クラッチ4は、センサ8(機関1
に付設された)が送出した信号を処理して回転検出部9
が検出する機関1の回転数情報を入力する制御部10に
より、予め記憶してあるマップに基づき断続制御され、
MDモードとFTモードを切り換えるもので、図3に示
したものと同様である。
【0012】前記遠心式クラッチ11は、排気ターボ過
給機2の回転による遠心力により、クラッチの断続が切
り換わり、TCPモードとFTモード(機関1の回転数
に対し排気ターボ過給機2の回転数が自由になる)の切
換を行うものである。
【0013】このように構成されるため、図2でも判る
ように、機関1の排気エネルギが十分にある高速・高負
荷域では、断続クラッチ4が切断されると共に遠心式ク
ラッチ11が接続されてTCPモードに切り換わり、排
気エネルギを機関1に回収して燃費向上が図れる。
【0014】一方、機関1の中・低速高負荷域では、排
気ターボ過給機2の回転数が遠心式クラッチ11が作用
する(接続する)回転数より低いため、遠心式クラッチ
11は接続されずFTモードとなり、定常的な中・低速
トルクが十分に得られる。
【0015】また、車両の加速時には、制御部10によ
り断続クラッチ4が接続されてMDモードとなり、排気
ターボ過給機2が排気ガスのみならず機関1によっても
駆動され、機関1の過渡的なトルクが増大され、車両の
過渡応答性が向上される。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内燃機関の排
気エネルギを給気の過給に利用するとともに機械的に動
力として回収するように構成したターボコンパウンド機
関において、排気ターボ過給機の回転軸を機関のクラン
ク軸へ連結するギヤ列と、このギヤ列の途中に介装され
て前記クランク軸への動力伝達を断続するクラッチと、
機関の回転数を検出する回転数検出部と、この回転数検
出部からの回転数情報に基づき前記クラッチの断続を制
御する制御部とを有するとともに、前記ギヤ列の途中に
排気ターボ過給機の回転数により接続可能な遠心式クラ
ッチを介装したことを特徴とするので、高速・高負荷域
ではTCPモードに、中・低速高負荷域ではFTモード
に確実に切り換わり、高速・高負荷域の低燃費化と中・
低速高負荷域のトルク向上の両立が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すターボコンパウンド機
関のブロック図である。
【図2】同じく機関回転数/トルク特性を示す特性図で
ある。
【図3】従来例を示すターボコンパウンド機関のブロッ
ク図である。
【図4】同じく機関回転数/トルク特性を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1 機関 2 排気ターボ過給機 4 断続クラッチ 5 ギヤ列 6 ギヤ列 7 ギヤ列 8 センサ 9 回転検出部 10 制御部 11 遠心式クラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気エネルギを給気の過給に
    利用するとともに機械的に動力として回収するように構
    成したターボコンパウンド機関において、 排気ターボ過給機の回転軸を機関のクランク軸へ連結す
    るギヤ列と、 このギヤ列の途中に介装されて前記クランク軸への動力
    伝達を断続するクラッチと、 機関の回転数を検出する回転数検出部と、 この回転数検出部からの回転数情報に基づき前記クラッ
    チの断続を制御する制御部とを有するとともに、 前記ギヤ列の途中に排気ターボ過給機の回転数により接
    続可能な遠心式クラッチを介装したことを特徴とするタ
    ーボコンパウンド機関。
JP11007374A 1999-01-14 1999-01-14 タ―ボコンパウンド機関 Pending JP2000204959A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007374A JP2000204959A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 タ―ボコンパウンド機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007374A JP2000204959A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 タ―ボコンパウンド機関

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000204959A true JP2000204959A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11664201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11007374A Pending JP2000204959A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 タ―ボコンパウンド機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000204959A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009090075A1 (de) * 2008-01-18 2009-07-23 Voith Patent Gmbh Turbolader-turbocompoundsystem
DE102009038736B3 (de) * 2009-08-27 2011-01-13 Voith Patent Gmbh Turbine und Turboverdichter, insbesondere für ein Turbo-Compound-System
JP2016084815A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 ヴァンダイン スーパーターボ,インコーポレーテッド 減速機械式ターボ過給機
CN106030248A (zh) * 2014-02-28 2016-10-12 三菱重工业株式会社 发动机旋转传感器装置及具备该装置的船用发动机

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009090075A1 (de) * 2008-01-18 2009-07-23 Voith Patent Gmbh Turbolader-turbocompoundsystem
DE102008005201A1 (de) * 2008-01-18 2009-07-23 Voith Patent Gmbh Turbolader-Turbocompoundsystem
DE102009038736B3 (de) * 2009-08-27 2011-01-13 Voith Patent Gmbh Turbine und Turboverdichter, insbesondere für ein Turbo-Compound-System
JP2011052690A (ja) * 2009-08-27 2011-03-17 Voith Patent Gmbh 特にターボコンパウンドシステムのための、タービンまたは圧縮機
CN106030248A (zh) * 2014-02-28 2016-10-12 三菱重工业株式会社 发动机旋转传感器装置及具备该装置的船用发动机
JP2016084815A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 ヴァンダイン スーパーターボ,インコーポレーテッド 減速機械式ターボ過給機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060180130A1 (en) Motor assisted mechanical supercharging system
US6415606B1 (en) Method and apparatus for turbocharging an engine of a locomotive
JPH0584810B2 (ja)
JPS6141956Y2 (ja)
US6478100B1 (en) Supercharged hybrid electric vehicle
JP4560996B2 (ja) 容積型過給機を備えた内燃機関
JP2000204959A (ja) タ―ボコンパウンド機関
JPS60195329A (ja) 内燃機関のタ−ボチヤ−ジヤ
JPH0612065B2 (ja) 過給気式内燃機関
JP5998528B2 (ja) ハイブリッド車両
JPS595832A (ja) タ−ボチヤ−ジヤ機構
JPH0517382B2 (ja)
JPH11200870A (ja) ターボコンパウンド機関
JPH0429061Y2 (ja)
JPH05180089A (ja) 過給エンジンの排気再循環装置
JPH08260995A (ja) ターボコンパウンドエンジン
JP2534559Y2 (ja) ターボコンパウンド機関における過給機駆動用ギヤ装置
JPH053718Y2 (ja)
JPH0588375B2 (ja)
JP2805931B2 (ja) 自動変速制御装置
JP2778866B2 (ja) 車載用ターボコンパウンドエンジン
JP5994295B2 (ja) ハイブリッド車両
JP2830679B2 (ja) 機械式過給機付きエンジン
JP6028342B2 (ja) ハイブリッド車両
JPH0629473Y2 (ja) 機械式過給機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040727