JP2000204221A - 熱可塑性エラストマ―組成物およびその成形品 - Google Patents

熱可塑性エラストマ―組成物およびその成形品

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JP2000204221A
JP2000204221A JP11007249A JP724999A JP2000204221A JP 2000204221 A JP2000204221 A JP 2000204221A JP 11007249 A JP11007249 A JP 11007249A JP 724999 A JP724999 A JP 724999A JP 2000204221 A JP2000204221 A JP 2000204221A
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weight
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rubber
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elastomer composition
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JP11007249A
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Shusuke Tanaka
秀典 田中
Kozo Kitano
幸三 北野
Akihiro Omura
昭洋 大村
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅建材または家具材としてあるいはその一部
分の装飾材とした、硬質材成形品に軟質材成形品を接
着、あるいは硬質材料と軟質材料を共押出成形により接
合してなる複合建材用途の軟質材料として要求される柔
軟性、密着強度に優れた熱可塑性エラストマー組成物を
提供する。 【解決手段】特定の割合でゴム含有グラフト共重合体、
ポリエーテルエステル、芳香族ビニル系重合体ブロック
と共役ジエン系重合体ブロックのブロック重合体を配合
した熱可塑性エラストマー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性に優れ、押
出成形性およびABS樹脂などの硬質熱可塑性樹脂との
共押出成形時の溶融密着性に優れた押出成形用熱可塑性
樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅建材において、硬質材成形品に軟質
材成形品を接着、あるいは硬質材料と軟質材料を共押出
成形により接合してなる複合建材用途として、硬質塩化
ビニル、硬質塩化ビニルに炭酸カルシウムを充填した複
合材および軟質塩化ビニルが主として使用されてきた。
近年、環境問題などにより当該塩化ビニルの使用が避け
られており、比較的安価で押出成形性が塩化ビニルと同
様に良好な代替材料の検討がなされている。硬質塩化ビ
ニル代替としては押出条件などが比較的塩化ビニルと同
等なABS樹脂などのスチレン系樹脂が挙げられている
が、軟質材料との共押出成形においては硬質および軟質
材料相互間の密着強度が低く、共押出成形品から軟質部
分が剥離を生ずる問題があり、さらに軟質材料の柔軟性
も十分でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記課
題を解決するために鋭意検討した結果、特定の割合でゴ
ム含有グラフト共重合体、ポリエーテルエステル、芳香
族ビニル系重合体ブロックと共役ジエン系重合体ブロッ
クのブロック重合体を配合し、柔軟性に優れ、かつAB
S樹脂との共押出成形における密着強度に優れた樹脂組
成物を見出し、本発明に到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ゴム
質重合体(a)の存在下にシアン化ビニル系単量体
(b)、芳香族ビニル系単量体(c)およびこれらと共
重合可能な他のビニル系単量体(d)から選ばれる少な
くとも1種以上の単量体をグラフトしてなるゴム含有グ
ラフト共重合体(I)0〜50重量部、ポリエーテルエ
ステル(II) 10〜70重量部、一般式A−B−A
(Aは芳香族ビニル系単量体の重合体ブロック、Bは共
役ジエンのエラストマー性重合体ブロック)で表される
ブロック共重合体および/又は一般式A−B−Aで表さ
れるブロック共重合体の水素添加誘導体(III)20
〜80重量部、(I)+(II)+(III)=100
重量部である熱可塑性エラストマー組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明におけるゴム含有グラフト
共重合体(I)に用いるゴム質重合体(a)としては,
ジエン系ゴム、アクリル系ゴム、エチレン系ゴムなどで
あり、具体例としては、ポリブタジエン、ポリ(ブタジ
エン−スチレン)、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリ
ル)、ポリイソプレン、ポリ(ブタジエン−アクリル酸
ブチル)、ポリ(ブタジエン−アクリル酸メチル)、ポ
リ(ブタジエン−メタクリル酸メチル)、ポリ(アクリ
ル酸ブチル−メタクリル酸メチル)、ポリ(ブタジエン
−アクリル酸エチル)、エチレン−プロピレンラバー、
エチレン−プロピレン−ジエンラバー、ポリ(エチレン
−イソブチレン)、ポリ(エチレン−アクリル酸メチ
ル)などが挙げられる。これらのゴム質重合体は、1種
または2種以上の混合物で使用される。これらのゴム質
重合体のうち、ポリブタジエン、ポリ(ブタジエン−ス
チレン)、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)、エ
チレン−プロピレンラバーが耐衝撃性の点で特に好まし
く用いられる。
【0006】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)に用いられるシアン化ビニル系単量体(b)の具
体例としてはアクリロニトリルおよびメタクリロニトリ
ルなどが挙げられ、1種または2種以上用いることがで
きる。中でもアクリロニトリルが耐熱性の面で特に好ま
しい。
【0007】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)に用いる芳香族ビニル系単量体(c)の具体例と
しては、スチレン、α−メチルスチレン、オルソメチル
スチレン、パラメチルスチレン、パラ−t−ブチルスチ
レンおよびハロゲン化スチレンなどが挙げられ、1種ま
たは2種以上用いることができる。なかでもスチレン、
α−メチルスチレンが成形加工性の面で特に好ましく、
さらにスチレンが好ましい。
【0008】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)に用いる共重合可能な他のビニル系単量体(d)
の具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸などの不
飽和カルボン酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、アクリル酸ブチルなどの(メタ)アクリル酸エステ
ル類、および無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無水
アコニット酸などの不飽和カルボン酸無水物などを挙げ
ることができ、なかでもメタクリル酸メチルが成形加工
性の面で好ましい。
【0009】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)におけるゴム質重合体(a)の含有率は、耐衝撃
性の点で10〜80重量%が好ましく、40〜70重量
%がさらに好ましい。また、ゴム含有グラフト共重合体
(I)におけるシアン化ビニル系単量体(b)の含有率
は、5〜70重量%が色調安定性の点で好ましく、さら
には10〜60重量%が好ましい。さらに、ゴム含有グ
ラフト共重合体(I)における芳香族ビニル系単量体
(c)の含有率は、10〜80重量%が色調安定性の点
で好ましく、さらには20〜70重量%が好ましい。
【0010】またグラフト率は10〜80重量%が、グ
ラフト成分の共重合体の還元粘度は、0.2〜0.8d
l/gが耐衝撃性の点で好ましい。
【0011】本発明において使用するポリエーテルエス
テル(II)とは、ポリエーテルグリコールまたはコポ
リエーテルグリコールからなる少なくとも1種のセグメ
ントを有する共重合体であり、芳香族ジカルボン酸、ア
ルキルジカルボン酸またはシクロアルキルジカルボン酸
の少なくとも1種とアルキレングリコールまたはシクロ
アルキレングリコールの少なくとも1種から製造され
る。例えばポリテトラメチレンテレフタレート形成成分
とポリテトラメチレングリコールとの反応またはポリテ
トラメチレンテレフタレートおよびイソフタレート共重
合形成成分とポリエチレングリコールとの反応により得
られるブロック共重合体などが挙げられる。これらのポ
リエーテルエステルはデュロメータ硬さHDD50以下
のものが柔軟性の点で好ましい。
【0012】本発明において使用する、一般式A−B−
A(Aは芳香族ビニル系単量体の重合体ブロック、Bは
共役ジエンのエラストマー性重合体ブロック)で表され
るブロック共重合体および/又は一般式A−B−Aで表
されるブロック共重合体の水素添加誘導体(III)に
用いられる芳香族ビニル系単量体としては、特に一般的
なものとしてはスチレンが挙げられ、共役ジエンとして
は特に一般的なものとしては1・3−ブタジエン、2−
メチル−1・3−ブタジエンが挙げられる。なお、本発
明に用いるブロック共重合体(III)はデュロメータ
硬さHDA80以下のものが柔軟性の点で好ましく、デ
ュロメータ硬さHDA70以下のものが柔軟性の点でよ
り好ましい。
【0013】本発明の熱可塑性エラストマー組成物にお
いて、ゴム含有グラフト共重合体(I)、ポリエーテル
エステル(II)、およびブロック共重合体(III)
の配合割合は、ゴム含有グラフト共重合体(I)0〜5
0重量部、ポリエーテルエステル(II)10〜70重
量部、ブロック共重合体(III)20〜80重量部で
あり、好ましくはゴム含有グラフト共重合体(I)0〜
30重量部、ポリエーテルエステル(II)20〜50
重量部、ブロック共重合体(III)30〜70重量部
である。ゴム含有グラフト共重合体(I)が50重量部
を越えると密着強度は良好となるが、成形品表面外観が
劣り柔軟性が損なわれる。ポリエーテルエステル(I
I)が10重量部未満だと成形品表面外観が劣り、密着
強度が低下する。70重量部を越えると柔軟性が損なわ
れる。ブロック共重合体 (III)が20重量部
未満だと柔軟性が損なわれ、80重量部を越えると密着
強度が低下する。
【0014】本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、
柔軟性に優れ、かつABS樹脂などのスチレン系樹脂に
代表される硬質熱可塑性樹脂との共押出成形における密
着強度に優れるため、これら硬質熱可塑性樹脂と共押出
して成る押出成形品に適した材料である。
【0015】本発明においては、さらに必要に応じて
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、4、
4´−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチル
フェノール)などのフェノール系酸化防止剤、トリス
(ミックスド、モノおよびジノニルフェニル)ホスファ
イト、ジフェニル・イソデシルホスファイトなどのリン
系酸化防止剤、ジラウリルチオジプロピネート、ジミリ
スチルチオジプロピネートジアステリアルチオジプロピ
ネートなどのイオウ系酸化防止剤、2−ヒドロキシ−4
−オクトキシベンゾフェノン、2−(2−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールなどの紫外線
吸収剤、ビス(2、2、6、6、−テトラメチル−4−
ピペリジニル)などの光安定剤、ヒドロキシルアルキル
アミン、スルホン酸塩などの帯電防止剤、エチレンビス
ステアリルアミドなどの滑剤、酸化チタン、カーボンブ
ラック等の着色剤なども添加することも可能である。
【0016】以下、本発明の熱可塑性エラストマー組成
物の製造方法例について述べる。
【0017】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)の製造方法については特に制限はなく、乳化重合
法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法ならびにそれ
らの組み合わせによる重合法により製造することができ
る。
【0018】本発明の熱可塑性エラストマー組成物の配
合・溶融押出しについては特に制限はなく、通常公知の
方法を採用することができる。例えばリボンブレンダ
ー、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサー等の混合機や
単軸押出機、2軸押出機などの押出機、バンバリーミキ
サー、混合ロール、加圧ニーダー等を使用した混練処理
を採用することができる。
【0019】上記によって得られた熱可塑性エラストマ
ー組成物は、単独組成物による押出成形、射出成形に用
いられるのは勿論のこと、さらにABS樹脂に代表され
る前記硬質熱可塑性樹脂との共押出成形、シート押出成
形、異形押出成形など各種押出成形、および硬質熱可塑
性樹脂との2色射出成形に使用することができるが、中
でもABS樹脂との共押出成形およびシート押出成形で
使用することがより好ましい。
【0020】
【実施例】本発明をさらに具体的に説明するために、以
下に実施例および比較例を挙げて説明するが、これら実
施例は本発明を限定するものではない。参考例、実施
例、比較例中の部、%はそれぞれ重量部、重量%を表
す。なお各物性値は、下記の試験法により求めた。
【0021】(1)還元粘度(ηsp/c) ウベローデ粘度計を使用し、測定温度30℃、試料濃度
0.4g/dlのメチルエチルケトン溶液より測定し
た。
【0022】(2)グラフト率 グラフト共重合体所定量(m)にアセトンを加え、3時
間還流し、この溶液を8800r.p.m.(1000
0G)で40分間遠心分離後、不溶分を濾過し、この不
溶分を60℃で5時間減圧乾燥し、重量(n)を測定
し、下記式より算出した。ここで、Lはグラフト共重合
体のゴム含有率である。 グラフト率(%)=[{(n)−(m)×L}/
{(m)×L}]×100 (3)曲げ弾性率 ASTM D790に準じて測定した。
【0023】(4)デュロメータ硬さ JIS K7215に準じて測定した。120mm×6
0mm×3mmの角板を射出成形により作成し、タイプ
Aデュロメータにより測定した。なお、タイプAデュロ
メータでの測定値がHDA90を越えるものはタイプD
デュロメータにより測定した。
【0024】(5)密着強度 120mm×60mm×3mmの角板を射出成形により
作成し、当該角板の半分、60mm×60mmの部分を
ABS樹脂製角板にプレス成形機を用いて200℃の温
度で溶融圧着した。冷却終了後当該角板を硬質材料製角
板の圧着面に垂直に引張り、剥離に至る加重を測定し
た。なお、剥離が生じずに当該角板に30%以上の伸び
変形が生じた場合、および剥離に至る荷重が30kgf
以上の場合、十分な密着強度を有するものとして○と判
定し、荷重30kgf未満で剥離に至るものを×と判定
した。
【0025】(6)成形品外観 押出成形品を目視により判定した。表面が平滑なものを
○、表面があれ平滑性が劣るものを×とした。
【0026】以下、実施例および比較例を示す。 参考例1 ゴム含有グラフト共重合体(I)の製造 窒素置換した反応器に純水120部、ブドウ糖0.5
部、ピロリン酸ナトリウム0.5部、硫酸第一鉄0.0
05部およびポリブタジエンラテックス(ゴム粒子径
0.3μm,ゲル含有率85%)50部(固形分換算)
を仕込み、撹拌しながら反応器内の温度を65℃に昇温
した。内温が65℃に達した時点を重合開始としてモノ
マ(スチレン35部,アクリロニトリル15部)および
t−ドデシルメルカプタン0.3部からなる混合物を5
時間かけて連続滴下した。同時に並行してクメンハイド
ロパーオキサイド0.25部,オレイン酸カリウム2.
5部および純水25部からなる水溶液を7時間かけて連
続滴下し、反応を完結させた。得られたグラフト共重合
体ラテックスを硫酸で凝固し、苛性ソ−ダで中和後、洗
浄、濾過、乾燥してゴム含有グラフト共重合体(I)を
得た。このグラフト共重合体(I)のグラフト率は45
%、樹脂成分のηsp/cは0.68dl/gであっ
た。 参考例2 ポリエーテルエステル(II) 東レ・デュポン製 ”ハイトレル”4057 デュロメータ硬さ=HDD40 参考例3 ブロック共重合体(III) A:DEXCO POLYMERS製 ”VECTO
R”8508−D デュロメータ硬さ=HDA65 B:DEXCO POLYMERS製 ”VECTO
R”2518−D デュロメータ硬さ=HDA78 実施例1〜12および比較例1〜9 参考例記載のゴム含有グラフト共重合体(I)、ポリエ
ーテルエステル (II)、ブロック共重合体(II
I)を表1に示す配合割合にてヘンシェルミキサーで混
練後、40mmφ単軸押出機によりコンパウンドし、熱
可塑性エラストマー組成物を得た。得られた組成物を射
出成形により組成物の試験片を作成し、曲げ弾性率、シ
ョア押込硬度、密着強度を測定し、その測定値を表2に
示した。また、押出成形を行い、成形表面外観も表2に
示した。
【0027】実施例および比較例から、本発明の熱可塑
性エラストマー組成物は、柔軟性に優れ、密着強度に優
れていることがわかる。これは特定の樹脂を特定の割合
で配合することにより初めて実現されるものである。
【0028】比較例1について、ゴム含有グラフト共重
合体(I)が50重量部を越えると密着強度は良好とな
るが、成形品表面外観が劣り柔軟性が損なわれる。比較
例2、3、4、5について、ポリエーテルエステル(I
I)が10重量部未満だと成形品表面外観が劣り、密着
強度が低下する。70重量部を越えると柔軟性が損なわ
れる。比較例6、7、8、9について、ブロック共重合
体(III)が20重量部未満だと柔軟性が損なわれ、
80重量部を越えると密着強度が低下する。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明の熱可塑性エラストマー組成物
は、特定の添加剤を特定の割合で配合することにより、
柔軟性に優れ、ABS樹脂などの硬質熱可塑性樹脂組成
物との共押出成形性時の密着強度に優れている熱可塑性
エラストマー組成物が得られる。
【0032】本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、
これらの特徴をいかして押出成形加工用途に供される
が、特に建材または家具材としてあるいはその一部分の
装飾材とした、共押出成形用樹脂材料として好適であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 9:06 55:02 67:00 Fターム(参考) 4F206 AA13 AA13F AA24 AA32 AA45 AA45G AR20 JA07 4F207 AA13 AA13F AA24 AA32 AA45 AA45G AR20 KA01 KA17 4J002 BN15W BN16W BP01Y CF10X FD040 FD070 FD100 FD170

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム質重合体(a)の存在下にシアン化ビ
    ニル系単量体(b)、芳香族ビニル系単量体(c)、お
    よびこれらと共重合可能な他のビニル系単量体(d)か
    ら選ばれる少なくとも1種以上の単量体をグラフトして
    なるゴム質含有グラフト共重合体(I)0〜50重量
    部、ポリエーテルエステル(II)10〜70重量部、
    一般式A−B−A(Aは芳香族ビニル系単量体の重合体
    ブロック、Bは共役ジエンのエラストマー性重合体ブロ
    ック)で表されるブロック共重合体および/又は一般式
    A−B−Aで表されるブロック共重合体の水素添加誘導
    体 (III)20〜80重量部、(I)+(II)+
    (III)=100重量部である熱可塑性エラストマー
    組成物。
  2. 【請求項2】熱可塑性エラストマー組成物のデュロメー
    タ硬さがHDA90以下である請求項1記載の熱可塑性
    エラストマー組成物。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の熱可塑性エ
    ラストマー組成物を押出成形または射出成形してなる成
    形品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005206694A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Asahi Kasei Chemicals Corp スチレン系樹脂組成物
JP2007039530A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Du Pont Toray Co Ltd 熱可塑性エラストマ樹脂組成物および成形体

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