JP2000203359A - 運転制御システム - Google Patents
運転制御システムInfo
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- JP2000203359A JP2000203359A JP11007036A JP703699A JP2000203359A JP 2000203359 A JP2000203359 A JP 2000203359A JP 11007036 A JP11007036 A JP 11007036A JP 703699 A JP703699 A JP 703699A JP 2000203359 A JP2000203359 A JP 2000203359A
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- continuation
- signal
- switch
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 継続スイッチを運転者が出力状態に維持して
いる場合のみ動作する、走行制御の一部を自動で行う運
転制御システムにおいて、動作継続中でも、運転者の負
担が少なく、運転者が一時的に他の操作を行うことも可
能とする。 【解決手段】 運転者がステアリングを保持すると継続
スイッチ5から継続信号が出力される。一時的にステア
リングから手を離し、継続スイッチ5からの継続信号の
出力が停止しても、直ちに追従走行制御部1の動作が停
止されてしまうことはなく、継続信号出力停止から3秒
以内に、再度継続信号が出力された場合には、そのまま
動作を継続する。また継続信号出力停止から5秒以内
に、運転者が追従走行スイッチ6を押圧した場合には、
さらに6秒間は動作を継続する。6秒以内に、再度運転
者がステアリングを保持し、継続信号が出力された場合
には、そのまま追従走行制御部1は動作を継続する。
いる場合のみ動作する、走行制御の一部を自動で行う運
転制御システムにおいて、動作継続中でも、運転者の負
担が少なく、運転者が一時的に他の操作を行うことも可
能とする。 【解決手段】 運転者がステアリングを保持すると継続
スイッチ5から継続信号が出力される。一時的にステア
リングから手を離し、継続スイッチ5からの継続信号の
出力が停止しても、直ちに追従走行制御部1の動作が停
止されてしまうことはなく、継続信号出力停止から3秒
以内に、再度継続信号が出力された場合には、そのまま
動作を継続する。また継続信号出力停止から5秒以内
に、運転者が追従走行スイッチ6を押圧した場合には、
さらに6秒間は動作を継続する。6秒以内に、再度運転
者がステアリングを保持し、継続信号が出力された場合
には、そのまま追従走行制御部1は動作を継続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両運転者の運転
操作の負担を軽減するために、走行制御の少なくとも一
部を自動で行う運転制御システムに関する。
操作の負担を軽減するために、走行制御の少なくとも一
部を自動で行う運転制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年車両操作における運転者の負担を軽
減する目的で、車両の走行速度を一定に保って走行する
ように自動的に車両の走行速度を制御する定速走行制御
システムや、先行車両へ追従して走行するように車両を
制御する追従走行制御システム、また走行車線上を所定
速度で走行する自律走行制御システムなどの種々の自動
運転を行う運転制御システムの開発が進められている。
減する目的で、車両の走行速度を一定に保って走行する
ように自動的に車両の走行速度を制御する定速走行制御
システムや、先行車両へ追従して走行するように車両を
制御する追従走行制御システム、また走行車線上を所定
速度で走行する自律走行制御システムなどの種々の自動
運転を行う運転制御システムの開発が進められている。
【0003】これらの運転制御システムの作動スイッチ
としては、例えば図10の(a)に示すような、ステア
リング11上に設けられ、運転制御部22に接続された
機械式スイッチ21が用いられ、(b)に示すように運
転者がこの機械式スイッチ21を指23により押し続け
ている場合に運転制御システムを作動させている。すな
わち、走行制御の一部を自動で行っていることを、運転
者が意識している状態のときのみ、運転制御部22を作
動させることにより、自動運転を行う運転制御システム
の安全性を確保している。
としては、例えば図10の(a)に示すような、ステア
リング11上に設けられ、運転制御部22に接続された
機械式スイッチ21が用いられ、(b)に示すように運
転者がこの機械式スイッチ21を指23により押し続け
ている場合に運転制御システムを作動させている。すな
わち、走行制御の一部を自動で行っていることを、運転
者が意識している状態のときのみ、運転制御部22を作
動させることにより、自動運転を行う運転制御システム
の安全性を確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
運転制御システムでは、継続的に運転制御システムを動
作させるためには、機械式スイッチを押し続けなけなけ
ればならないため、運転者の精神的かつ肉体的負担が大
きいという問題があった。また、瞬間的にでも機械式ス
イッチから手を離すと、運転制御システムの動作が停止
されてしまうため、運転制御システムを動作させている
時には、窓の開閉や他の搭載機器の操作に支障を生じる
ことがあるという問題もあった。本発明は、運転制御シ
ステムを動作させるための運転者の負担が少なく、また
運転制御システムを動作中でも、窓の開閉等の他の操作
を行うことも可能とする運転制御システムを提供するこ
とを目的とする。
運転制御システムでは、継続的に運転制御システムを動
作させるためには、機械式スイッチを押し続けなけなけ
ればならないため、運転者の精神的かつ肉体的負担が大
きいという問題があった。また、瞬間的にでも機械式ス
イッチから手を離すと、運転制御システムの動作が停止
されてしまうため、運転制御システムを動作させている
時には、窓の開閉や他の搭載機器の操作に支障を生じる
ことがあるという問題もあった。本発明は、運転制御シ
ステムを動作させるための運転者の負担が少なく、また
運転制御システムを動作中でも、窓の開閉等の他の操作
を行うことも可能とする運転制御システムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、車
両の走行制御の少なくとも一部を自動で行う運転制御部
と、運転者の操作によりオン信号を出力する起動スイッ
チと、ステアリング上に設けられ、運転者がステアリン
グを保持している場合には継続信号を出力する継続スイ
ッチと、起動スイッチからオン信号が出力されてから第
1の所定時間内に継続スイッチから継続信号が出力され
た場合には、運転制御部を動作させる起動手段と、運転
制御部が動作中に、継続スイッチからの継続信号の出力
が停止し、継続信号の出力が停止してから第2の所定時
間の間に、継続スイッチから再度継続信号が出力された
場合には、運転制御部の動作を継続させる第1の継続手
段を有するものとする。
両の走行制御の少なくとも一部を自動で行う運転制御部
と、運転者の操作によりオン信号を出力する起動スイッ
チと、ステアリング上に設けられ、運転者がステアリン
グを保持している場合には継続信号を出力する継続スイ
ッチと、起動スイッチからオン信号が出力されてから第
1の所定時間内に継続スイッチから継続信号が出力され
た場合には、運転制御部を動作させる起動手段と、運転
制御部が動作中に、継続スイッチからの継続信号の出力
が停止し、継続信号の出力が停止してから第2の所定時
間の間に、継続スイッチから再度継続信号が出力された
場合には、運転制御部の動作を継続させる第1の継続手
段を有するものとする。
【0006】また、運転者の操作によりオン信号を出力
する一時継続スイッチと、運転制御部が動作中に、継続
スイッチからの継続信号の出力が停止した後、継続信号
の出力が停止してから第3の所定時間内に一時継続スイ
ッチからオン信号が出力された場合には、少なくとも一
時継続スイッチからオン信号が出力された時点から第4
の所定時間経過するまで、運転制御部の動作を継続させ
る一時継続手段と、第4の所定時間内に継続スイッチか
ら再度継続信号が出力された場合には、運転制御部の動
作を継続させる第2の継続手段を有するものとすること
もできる。
する一時継続スイッチと、運転制御部が動作中に、継続
スイッチからの継続信号の出力が停止した後、継続信号
の出力が停止してから第3の所定時間内に一時継続スイ
ッチからオン信号が出力された場合には、少なくとも一
時継続スイッチからオン信号が出力された時点から第4
の所定時間経過するまで、運転制御部の動作を継続させ
る一時継続手段と、第4の所定時間内に継続スイッチか
ら再度継続信号が出力された場合には、運転制御部の動
作を継続させる第2の継続手段を有するものとすること
もできる。
【0007】上記継続スイッチは、運転中の運転者の手
と接触するように設けられた電極から心拍信号を検出
し、心拍信号が継続して検出されている場合には継続信
号を出力することが好ましい。また、第1の所定時間と
第4の所定時間は略等しく、第3の所定時間は第1の所
定時間より短く、かつ第2の所定時間は第3の所定時間
より短いことが好ましい。
と接触するように設けられた電極から心拍信号を検出
し、心拍信号が継続して検出されている場合には継続信
号を出力することが好ましい。また、第1の所定時間と
第4の所定時間は略等しく、第3の所定時間は第1の所
定時間より短く、かつ第2の所定時間は第3の所定時間
より短いことが好ましい。
【0008】
【作用】本発明による運転制御システムでは、押圧によ
りオン信号を出力する起動スイッチと、例えば、ステア
リングから運転者の心拍信号を検知している場合に継続
信号を出力する継続スイッチと、起動スイッチが押圧さ
れた後、第1の所定時間内に継続スイッチから継続信号
が出力された場合には、走行制御の少なくとも一部を自
動で行う運転制御部を動作させる起動手段を設けること
により、起動スイッチを押圧後は、運転者はステアリン
グを保持しているだけで、運転制御部を動作させること
ができるので、運転制御システムを動作させるために必
要な運転者の負担を軽減することができる。
りオン信号を出力する起動スイッチと、例えば、ステア
リングから運転者の心拍信号を検知している場合に継続
信号を出力する継続スイッチと、起動スイッチが押圧さ
れた後、第1の所定時間内に継続スイッチから継続信号
が出力された場合には、走行制御の少なくとも一部を自
動で行う運転制御部を動作させる起動手段を設けること
により、起動スイッチを押圧後は、運転者はステアリン
グを保持しているだけで、運転制御部を動作させること
ができるので、運転制御システムを動作させるために必
要な運転者の負担を軽減することができる。
【0009】また、運転者が一時的にステアリングから
手を離し、継続スイッチからの継続信号の出力が停止し
ても、直ちに運転制御部の動作が停止されてしまうこと
はなく、第2の所定時間の間、運転制御部の動作は継続
される。継続信号の出力が停止してから第2の所定時間
内に、再度ステアリングが保持され、継続信号が出力さ
れた場合には、そのまま運転制御部は動作を継続する。
したがって、運転者が一時的にステアリングから手を離
しても、第2の所定時間内に再度ステアリングを保持す
れば、運転制御部の動作は継続されるので、窓の開閉等
の操作を運転制御部の動作を継続させながら行うことが
できる。
手を離し、継続スイッチからの継続信号の出力が停止し
ても、直ちに運転制御部の動作が停止されてしまうこと
はなく、第2の所定時間の間、運転制御部の動作は継続
される。継続信号の出力が停止してから第2の所定時間
内に、再度ステアリングが保持され、継続信号が出力さ
れた場合には、そのまま運転制御部は動作を継続する。
したがって、運転者が一時的にステアリングから手を離
しても、第2の所定時間内に再度ステアリングを保持す
れば、運転制御部の動作は継続されるので、窓の開閉等
の操作を運転制御部の動作を継続させながら行うことが
できる。
【0010】また、押圧によりオン信号を出力する一時
継続スイッチと、継続信号の出力が停止してから第3の
所定時間内に一時継続スイッチからオン信号が入力され
た場合には、さらに第4の所定時間の間運転制御部の動
作を継続する一時継続手段と、第4の所定時間内に再度
ステアリングが保持され、継続信号が出力された場合に
は、そのまま運転制御部の動作を継続する第2の継続手
段を設けることにより、搭載機器等の操作に手間取り、
第2の所定時間内にステアリングを保持できない場合で
も、継続信号の出力が停止してから第3の所定時間内で
あれば、一時継続スイッチをオンすることにより、さら
に第4の所定時間の間、運転制御部の動作を継続させる
ことができる。従って、途中で一時継続スイッチをオン
させれば、最長で第3の所定時間+第4の所定時間の
間、ステアリングを保持せずに、運転制御部の動作を継
続することができるので、搭載機器の操作等を時間的余
裕を持って行うことができる。
継続スイッチと、継続信号の出力が停止してから第3の
所定時間内に一時継続スイッチからオン信号が入力され
た場合には、さらに第4の所定時間の間運転制御部の動
作を継続する一時継続手段と、第4の所定時間内に再度
ステアリングが保持され、継続信号が出力された場合に
は、そのまま運転制御部の動作を継続する第2の継続手
段を設けることにより、搭載機器等の操作に手間取り、
第2の所定時間内にステアリングを保持できない場合で
も、継続信号の出力が停止してから第3の所定時間内で
あれば、一時継続スイッチをオンすることにより、さら
に第4の所定時間の間、運転制御部の動作を継続させる
ことができる。従って、途中で一時継続スイッチをオン
させれば、最長で第3の所定時間+第4の所定時間の
間、ステアリングを保持せずに、運転制御部の動作を継
続することができるので、搭載機器の操作等を時間的余
裕を持って行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り説明する。図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例は先行車両を追従する追従
走行制御システムへ本発明を適用したものである。追従
走行制御システムは、車両を先行車両に追従走行させる
追従走行制御部1とスイッチ部2から構成されている。
スイッチ部2は、追従走行制御部1の起動、動作継続お
よび動作停止を行う。追従走行制御部1は、先行車両を
検知する先行車検知部3と、先行車検知部3で検知され
た先行車両を追従して走行するように、図示省略した車
両駆動部を制御する走行制御部4から構成されている。
り説明する。図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例は先行車両を追従する追従
走行制御システムへ本発明を適用したものである。追従
走行制御システムは、車両を先行車両に追従走行させる
追従走行制御部1とスイッチ部2から構成されている。
スイッチ部2は、追従走行制御部1の起動、動作継続お
よび動作停止を行う。追従走行制御部1は、先行車両を
検知する先行車検知部3と、先行車検知部3で検知され
た先行車両を追従して走行するように、図示省略した車
両駆動部を制御する走行制御部4から構成されている。
【0012】スイッチ部2は、運転者の心拍信号をステ
アリングを握る手から検出し、心拍信号が継続的に検出
されている場合には継続信号を出力する継続スイッチ5
と、コンソールに設けられ押圧されると所定時間オン信
号を出力する追従走行スイッチ6、エンジンが始動され
るとオン信号を出力するエンジン状態検知部7、ステア
リングの回転角度が所定値を超えた場合に解除信号を出
力するステアリング状態検知部8、ブレーキが作動した
場合に解除信号を出力するブレーキ状態検知部9と、各
スイッチおよび各検知部に接続され、入力信号および検
知結果に応じて追従走行制御部1の動作を制御するスイ
ッチ制御部10から構成されている。
アリングを握る手から検出し、心拍信号が継続的に検出
されている場合には継続信号を出力する継続スイッチ5
と、コンソールに設けられ押圧されると所定時間オン信
号を出力する追従走行スイッチ6、エンジンが始動され
るとオン信号を出力するエンジン状態検知部7、ステア
リングの回転角度が所定値を超えた場合に解除信号を出
力するステアリング状態検知部8、ブレーキが作動した
場合に解除信号を出力するブレーキ状態検知部9と、各
スイッチおよび各検知部に接続され、入力信号および検
知結果に応じて追従走行制御部1の動作を制御するスイ
ッチ制御部10から構成されている。
【0013】継続スイッチ5は、図2に示すように、ス
テアリング11のグリップ上に設置されたプラス極1
1、マイナス極12と、各電極に接続された信号検出部
14により構成される。信号検出部14は、プラス極1
2およびマイナス極13を介して、運転者の手から図3
に示すような心拍信号を採取している。心拍信号に含ま
れるR波を検知すると、継続信号を出力し、R波が継続
的に検出されている場合には、継続信号は出力されつづ
ける。
テアリング11のグリップ上に設置されたプラス極1
1、マイナス極12と、各電極に接続された信号検出部
14により構成される。信号検出部14は、プラス極1
2およびマイナス極13を介して、運転者の手から図3
に示すような心拍信号を採取している。心拍信号に含ま
れるR波を検知すると、継続信号を出力し、R波が継続
的に検出されている場合には、継続信号は出力されつづ
ける。
【0014】信号検出部14では、R波の間隔の平均値
であるT秒を求め、R波が検出されてから1.3×T秒
以内に次のR波が検出されない場合には、継続信号の出
力を停止する。また、上記のようにR波の間隔を使用す
る以外にも、心拍信号1周期分のテンプレートをまず切
り出し、入力された心拍信号との相互相関係数を求め、
判定基準として用いる方法を用いて、継続信号の出力あ
るいは停止を決めることも可能である。また、ステアリ
ング11は、通常のステアリング保持で、自然に運転者
の手のひらがプラス極12およびマイナス極13に接す
るように構成されている。なお、追従走行制御部1は発
明の運転制御部を構成し、追従走行スイッチ6は発明の
起動スイッチおよび一時継続スイッチを兼ねる。
であるT秒を求め、R波が検出されてから1.3×T秒
以内に次のR波が検出されない場合には、継続信号の出
力を停止する。また、上記のようにR波の間隔を使用す
る以外にも、心拍信号1周期分のテンプレートをまず切
り出し、入力された心拍信号との相互相関係数を求め、
判定基準として用いる方法を用いて、継続信号の出力あ
るいは停止を決めることも可能である。また、ステアリ
ング11は、通常のステアリング保持で、自然に運転者
の手のひらがプラス極12およびマイナス極13に接す
るように構成されている。なお、追従走行制御部1は発
明の運転制御部を構成し、追従走行スイッチ6は発明の
起動スイッチおよび一時継続スイッチを兼ねる。
【0015】次に、図4および図5に示すフローチャー
トを用いて本実施例の動作を説明する。ステップ101
で、エンジンが始動され、エンジン状態検知部7からオ
ン信号が入力されると、ステップ102へ進む。ステッ
プ102において、スイッチ制御部10では追従走行ス
イッチ6からのオン信号の出力を監視する。運転者が追
従走行スイッチ6を押圧し、オン信号が出力されれば、
ステップ103に進む。オン信号が出力されなければ、
ステップ102を所定時間間隔で繰り返す。
トを用いて本実施例の動作を説明する。ステップ101
で、エンジンが始動され、エンジン状態検知部7からオ
ン信号が入力されると、ステップ102へ進む。ステッ
プ102において、スイッチ制御部10では追従走行ス
イッチ6からのオン信号の出力を監視する。運転者が追
従走行スイッチ6を押圧し、オン信号が出力されれば、
ステップ103に進む。オン信号が出力されなければ、
ステップ102を所定時間間隔で繰り返す。
【0016】ステップ103およびステップ104で
は、スイッチ制御部10は運転者がステアリングを保持
し、継続スイッチ5から継続信号が出力されるか否かを
6秒の間監視する。ステップ103で継続信号の出力の
有無を判定し、ステップ104では、追従走行スイッチ
6からオン信号が出力されてから6秒が経過したか否か
を判定する。6秒以内に継続信号が出力されれば、継続
信号が出力された時点で、ステップ103からステップ
105へ進む。継続信号が出力されずに、6秒間経過し
た場合には、追従走行制御部1を起動させることなく、
ステップ104からステップ102へ戻る。
は、スイッチ制御部10は運転者がステアリングを保持
し、継続スイッチ5から継続信号が出力されるか否かを
6秒の間監視する。ステップ103で継続信号の出力の
有無を判定し、ステップ104では、追従走行スイッチ
6からオン信号が出力されてから6秒が経過したか否か
を判定する。6秒以内に継続信号が出力されれば、継続
信号が出力された時点で、ステップ103からステップ
105へ進む。継続信号が出力されずに、6秒間経過し
た場合には、追従走行制御部1を起動させることなく、
ステップ104からステップ102へ戻る。
【0017】ステップ105では、追従走行制御部1を
作動させる。走行制御部4は、先行車検知部3の検知結
果に基づいて、追従走行を行う。ステップ106では、
継続信号の出力状態を監視する。継続信号が出力されて
いれば、所定時間間隔でステップ106を繰り返す。運
手者がステアリング11から手を離し、継続信号の出力
が停止された場合には、ステップ107へ進む。
作動させる。走行制御部4は、先行車検知部3の検知結
果に基づいて、追従走行を行う。ステップ106では、
継続信号の出力状態を監視する。継続信号が出力されて
いれば、所定時間間隔でステップ106を繰り返す。運
手者がステアリング11から手を離し、継続信号の出力
が停止された場合には、ステップ107へ進む。
【0018】ステップ107からステップ109では、
スイッチ制御部10は、まず3秒の間、継続信号の出力
状態および追従走行スイッチ6の状態を監視する。3秒
以内に、運転者がステアリング11を保持し、継続信号
が再度出力されるか、または追従走行スイッチ6を押圧
して、オン信号が出力されれば、ステップ106へ戻
る。3秒の間に、継続信号も出力されず、追従走行スイ
ッチ6もオンにならなければ、ステップ109からステ
ップ110へ進む。
スイッチ制御部10は、まず3秒の間、継続信号の出力
状態および追従走行スイッチ6の状態を監視する。3秒
以内に、運転者がステアリング11を保持し、継続信号
が再度出力されるか、または追従走行スイッチ6を押圧
して、オン信号が出力されれば、ステップ106へ戻
る。3秒の間に、継続信号も出力されず、追従走行スイ
ッチ6もオンにならなければ、ステップ109からステ
ップ110へ進む。
【0019】ステップ110および111では、さらに
2秒の間、追従走行スイッチ6の出力状態を監視する。
2秒以内に、追従走行スイッチ6からオン信号が出力さ
れれば、ステップ112へ進む。2秒の間に追従走行ス
イッチ6がオンされなければ、ステップ111からステ
ップ114へ進み、追従走行制御部1の動作を停止し、
ステップ102へ戻る。
2秒の間、追従走行スイッチ6の出力状態を監視する。
2秒以内に、追従走行スイッチ6からオン信号が出力さ
れれば、ステップ112へ進む。2秒の間に追従走行ス
イッチ6がオンされなければ、ステップ111からステ
ップ114へ進み、追従走行制御部1の動作を停止し、
ステップ102へ戻る。
【0020】ステップ112およびステップ113で
は、スイッチ制御部10は、再度6秒の間、継続スイッ
チ5の状態を監視する。6秒以内に継続スイッチ5の状
態がオン状態になれば、ステップ112からステップ1
06へ戻る。6秒経過しても継続スイッチ5がオン状態
にならなければ、ステップ113からステップ114へ
進み、追従走行制御部1の動作を停止し、ステップ10
2へ戻る。
は、スイッチ制御部10は、再度6秒の間、継続スイッ
チ5の状態を監視する。6秒以内に継続スイッチ5の状
態がオン状態になれば、ステップ112からステップ1
06へ戻る。6秒経過しても継続スイッチ5がオン状態
にならなければ、ステップ113からステップ114へ
進み、追従走行制御部1の動作を停止し、ステップ10
2へ戻る。
【0021】 なお、上記動作において、追従走行制御
部が作動している間、すなわちステップ105からステ
ップ113の間に、運転者がブレーキをかけ、ブレーキ
状態検知部9から解除信号が出力された場合、またはス
テアリングが所定角度以上回転されステアリング状態検
知部8から解除信号が出力された場合には、スイッチ制
御部10は、どのステップを実行中であっても、直ちに
走行制御部4の動作を停止して、ステップ102へ戻
る。
部が作動している間、すなわちステップ105からステ
ップ113の間に、運転者がブレーキをかけ、ブレーキ
状態検知部9から解除信号が出力された場合、またはス
テアリングが所定角度以上回転されステアリング状態検
知部8から解除信号が出力された場合には、スイッチ制
御部10は、どのステップを実行中であっても、直ちに
走行制御部4の動作を停止して、ステップ102へ戻
る。
【0022】また、フローチャートのステップ102〜
ステップ105は発明の起動手段を構成し、ステップ1
06、ステップ107およびステップ109は第1の継
続手段を構成する。ステップ106およびステップ10
8〜ステップ111は発明の一時継続手段を構成し、ス
テップ106、ステップ112およびステップ113は
発明の第2の継続手段を構成する。
ステップ105は発明の起動手段を構成し、ステップ1
06、ステップ107およびステップ109は第1の継
続手段を構成する。ステップ106およびステップ10
8〜ステップ111は発明の一時継続手段を構成し、ス
テップ106、ステップ112およびステップ113は
発明の第2の継続手段を構成する。
【0023】次に、図6に示されるタイミングチャート
を用いて、追従走行制御部1の動作が継続される場合の
各信号の状態をフローチャートのステップと共に説明す
る。まず図6の(a)に示されるように、追従走行制御
部1が動作していない状態で、時刻a1に追従走行スイ
ッチ6からオン信号が出力され(ステップ102)、時
刻a1から6秒経過する時刻a2までの間に運転者がス
テアリングを保持し、継続スイッチ5から継続信号が出
力されれば(ステップ103)、スイッチ制御部10
は、継続信号が出力された時刻a3に追従走行制御部1
を起動させる(ステップ105)。
を用いて、追従走行制御部1の動作が継続される場合の
各信号の状態をフローチャートのステップと共に説明す
る。まず図6の(a)に示されるように、追従走行制御
部1が動作していない状態で、時刻a1に追従走行スイ
ッチ6からオン信号が出力され(ステップ102)、時
刻a1から6秒経過する時刻a2までの間に運転者がス
テアリングを保持し、継続スイッチ5から継続信号が出
力されれば(ステップ103)、スイッチ制御部10
は、継続信号が出力された時刻a3に追従走行制御部1
を起動させる(ステップ105)。
【0024】また、追従走行制御部1が動作していると
きに、図6の(b)に示されるように、継続信号が時刻
b1に出力停止されても(ステップ106)、時刻b1
から3秒経過した時刻b2までの間に継続信号が再度出
力されれば(ステップ107)、追従走行制御部1の動
作は継続される(ステップ107からステップ106へ
戻る)。
きに、図6の(b)に示されるように、継続信号が時刻
b1に出力停止されても(ステップ106)、時刻b1
から3秒経過した時刻b2までの間に継続信号が再度出
力されれば(ステップ107)、追従走行制御部1の動
作は継続される(ステップ107からステップ106へ
戻る)。
【0025】さらに、追従走行制御部1が動作してると
きに、図cに示されるように、継続信号が時刻c1に出
力停止されても(ステップ106)、時刻c1から5秒
経過する時刻c2までの間に追従走行スイッチ6からオ
ン信号が出力され(ステップ108またはステップ11
0)、また追従走行スイッチ6からオン信号が出力され
た時刻c3から6秒経過する時刻c4までの間に継続信
号が出力されれば(ステップ112)、追従走行制御部
1の動作は継続される(ステップ112からステップ1
06へ戻る)。
きに、図cに示されるように、継続信号が時刻c1に出
力停止されても(ステップ106)、時刻c1から5秒
経過する時刻c2までの間に追従走行スイッチ6からオ
ン信号が出力され(ステップ108またはステップ11
0)、また追従走行スイッチ6からオン信号が出力され
た時刻c3から6秒経過する時刻c4までの間に継続信
号が出力されれば(ステップ112)、追従走行制御部
1の動作は継続される(ステップ112からステップ1
06へ戻る)。
【0026】さらに、図7に示されるタイミングチャー
トを用いて、追従走行制御部1の動作が継続されない場
合の各信号の状態をフローチャートのステップと共に説
明する。図7の(a)に示すように、追従走行制御部1
が動作していない状態で、時刻d1に追従走行スイッチ
6からオン信号が出力されても(ステップ102)、時
刻d1から6秒経過する時刻d2までの間に、継続信号
が出力されなければ、スイッチ制御部10は追従走行制
御部1を起動しない(ステップ104からステップ10
2へ戻る)。
トを用いて、追従走行制御部1の動作が継続されない場
合の各信号の状態をフローチャートのステップと共に説
明する。図7の(a)に示すように、追従走行制御部1
が動作していない状態で、時刻d1に追従走行スイッチ
6からオン信号が出力されても(ステップ102)、時
刻d1から6秒経過する時刻d2までの間に、継続信号
が出力されなければ、スイッチ制御部10は追従走行制
御部1を起動しない(ステップ104からステップ10
2へ戻る)。
【0027】また、追従走行制御部1が動作していると
きに、図7の(b)に示されるように、継続信号が時刻
e1に出力停止され(ステップ106)、時刻e1から
3秒経過する時刻e2までの間に継続信号が出力されず
(ステップ109からステップ110へ進む)、かつ時
刻e1から5秒経過する時刻e3までの間に追従走行ス
イッチ6からオン信号が出力されなければ、時刻e3に
追従走行制御部1の動作は停止される(ステップ111
からステップ114へ進む)。
きに、図7の(b)に示されるように、継続信号が時刻
e1に出力停止され(ステップ106)、時刻e1から
3秒経過する時刻e2までの間に継続信号が出力されず
(ステップ109からステップ110へ進む)、かつ時
刻e1から5秒経過する時刻e3までの間に追従走行ス
イッチ6からオン信号が出力されなければ、時刻e3に
追従走行制御部1の動作は停止される(ステップ111
からステップ114へ進む)。
【0028】さらに、追従走行制御部1が動作している
ときに、図7の(c)に示されるように、継続信号が時
刻f1に出力停止され(ステップ106)、時刻f1か
ら5秒経過する時刻f2までの間に追従走行スイッチ6
からオン信号が出力されても(ステップ108またはス
テップ110)、追従走行スイッチ6からオン信号が出
力された時刻f3から6秒経過する時刻f4までの間に
継続信号が出力されなければ、時刻f4に追従走行制御
部1の動作は停止される(ステップ113からステップ
114へ進む)。
ときに、図7の(c)に示されるように、継続信号が時
刻f1に出力停止され(ステップ106)、時刻f1か
ら5秒経過する時刻f2までの間に追従走行スイッチ6
からオン信号が出力されても(ステップ108またはス
テップ110)、追従走行スイッチ6からオン信号が出
力された時刻f3から6秒経過する時刻f4までの間に
継続信号が出力されなければ、時刻f4に追従走行制御
部1の動作は停止される(ステップ113からステップ
114へ進む)。
【0029】上記の動作により、追従走行スイッチ6を
押圧後は、運転者がステアリングを保持するだけで追従
走行制御部1を動作をさせる継続信号が出力されるの
で、追従走行制御部1を動作させるために必要な運転者
の負担を軽減することができる。また、運転者が一時的
にステアリング11から手を離し、継続スイッチ5から
の継続信号の出力が停止しても、直ちに運転制御システ
ムの動作が停止されてしまうことはない。
押圧後は、運転者がステアリングを保持するだけで追従
走行制御部1を動作をさせる継続信号が出力されるの
で、追従走行制御部1を動作させるために必要な運転者
の負担を軽減することができる。また、運転者が一時的
にステアリング11から手を離し、継続スイッチ5から
の継続信号の出力が停止しても、直ちに運転制御システ
ムの動作が停止されてしまうことはない。
【0030】継続信号の出力が停止してから3秒以内
に、再度継続信号が出力された場合には、そのまま追従
走行制御部1は動作を継続する。したがって、運転者が
一時的にステアリングから手を離しても、3秒以内に、
再度ステアリングを保持すれば、追従走行制御部1の動
作は継続されるので、窓の開閉等の操作を追従走行制御
部1を動作させながら行うことができる。
に、再度継続信号が出力された場合には、そのまま追従
走行制御部1は動作を継続する。したがって、運転者が
一時的にステアリングから手を離しても、3秒以内に、
再度ステアリングを保持すれば、追従走行制御部1の動
作は継続されるので、窓の開閉等の操作を追従走行制御
部1を動作させながら行うことができる。
【0031】また、継続信号の出力が停止してから5秒
以内に、運転者が追従走行スイッチ6を再度押圧し、オ
ン信号が出力された場合には、追従走行スイッチ6から
オン信号が出力されてからさらに6秒の間追従走行制御
部1は動作を継続する。6秒以内に、再度運転者がステ
アリングを保持し、継続信号が出力された場合には、そ
のまま追従走行制御部1は動作を継続する。
以内に、運転者が追従走行スイッチ6を再度押圧し、オ
ン信号が出力された場合には、追従走行スイッチ6から
オン信号が出力されてからさらに6秒の間追従走行制御
部1は動作を継続する。6秒以内に、再度運転者がステ
アリングを保持し、継続信号が出力された場合には、そ
のまま追従走行制御部1は動作を継続する。
【0032】このため、搭載機器等の操作に手間取り、
3秒以内にステアリングを保持できない場合でも、継続
信号の出力が停止してから5秒以内であれば、追従走行
スイッチ6を押圧し、オン信号を出力することにより、
さらに6秒間、追従走行制御部1の動作を継続させるこ
とができる。従って、途中で追従走行スイッチ6を押圧
すれば、最長で11秒間、ステアリングを保持せずに、
追従走行制御部1の動作を継続することができるので、
搭載機器の操作等を時間的余裕を持って行うことができ
る。さらに、機械式スイッチは、テープ等の代替物で押
圧し、オン状態を保つこともできるが、本実施例に用い
られた心拍信号の検出の有無により継続信号を出力する
継続スイッチは、運転者がステアリングを保持しなけれ
ば継続信号は出力されないため、スイッチ動作の信頼性
が向上する。
3秒以内にステアリングを保持できない場合でも、継続
信号の出力が停止してから5秒以内であれば、追従走行
スイッチ6を押圧し、オン信号を出力することにより、
さらに6秒間、追従走行制御部1の動作を継続させるこ
とができる。従って、途中で追従走行スイッチ6を押圧
すれば、最長で11秒間、ステアリングを保持せずに、
追従走行制御部1の動作を継続することができるので、
搭載機器の操作等を時間的余裕を持って行うことができ
る。さらに、機械式スイッチは、テープ等の代替物で押
圧し、オン状態を保つこともできるが、本実施例に用い
られた心拍信号の検出の有無により継続信号を出力する
継続スイッチは、運転者がステアリングを保持しなけれ
ば継続信号は出力されないため、スイッチ動作の信頼性
が向上する。
【0033】図8に継続スイッチの変形例を示す。継続
スイッチ15は、ステアリング11上に設けられた2つ
のタッチスイッチ16と信号検出部17から構成され
る。タッチスイッチは運転者がステアリングを保持すれ
ば、オンするように配置され、信号検出部17は2つの
タッチセンサが共にオン状態であれば、継続信号を出力
する。このようなタッチセンサを用いた継続スイッチ
は、構造が簡単で安価であり、運転制御システムの低価
格化が可能である。
スイッチ15は、ステアリング11上に設けられた2つ
のタッチスイッチ16と信号検出部17から構成され
る。タッチスイッチは運転者がステアリングを保持すれ
ば、オンするように配置され、信号検出部17は2つの
タッチセンサが共にオン状態であれば、継続信号を出力
する。このようなタッチセンサを用いた継続スイッチ
は、構造が簡単で安価であり、運転制御システムの低価
格化が可能である。
【0034】また、タッチセンサの代わりに光電センサ
をステアリング上に設けた継続スイッチの他の変形例を
図9に示す。この継続スイッチ18は、運転者がステア
リングを保持すればオン状態となる2つの光電センサ1
9と光電センサ19が共にオン状態であれば継続信号を
出力する信号検出部20から構成される。光電センサ1
9は運転者が軽くステアリングを握るだけで、オン状態
となるように構成されているため、追従走行制御部1の
動作を継続させるために必要な運転者の負担は一層軽減
される。
をステアリング上に設けた継続スイッチの他の変形例を
図9に示す。この継続スイッチ18は、運転者がステア
リングを保持すればオン状態となる2つの光電センサ1
9と光電センサ19が共にオン状態であれば継続信号を
出力する信号検出部20から構成される。光電センサ1
9は運転者が軽くステアリングを握るだけで、オン状態
となるように構成されているため、追従走行制御部1の
動作を継続させるために必要な運転者の負担は一層軽減
される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による運転
制御システムでは、押圧されるとオン信号を出力する起
動スイッチと、心拍信号等を検出して、運転者がステア
リングを保持している場合に継続信号を出力する継続ス
イッチと、起動スイッチからオン信号出力後に、継続信
号が出力されている場合には運転制御部を動作させる第
1の継続手段を設けることにより、運転者が起動スイッ
チ押圧後は、ステアリングを保持するだけで運転制御部
を動作させることができ、また、運転者が一時的にステ
アリングから手を離しても、第2の所定時間内に再度ス
テアリングを保持すれば、運転制御部の動作は継続され
るので、運転制御システムを継続的に動作させる場合で
も、運転者の負担が少なく、また動作中に他の操作を行
うことも可能であり、運転制御システムの安全性を維持
しつつ、利便性を向上させることができる。
制御システムでは、押圧されるとオン信号を出力する起
動スイッチと、心拍信号等を検出して、運転者がステア
リングを保持している場合に継続信号を出力する継続ス
イッチと、起動スイッチからオン信号出力後に、継続信
号が出力されている場合には運転制御部を動作させる第
1の継続手段を設けることにより、運転者が起動スイッ
チ押圧後は、ステアリングを保持するだけで運転制御部
を動作させることができ、また、運転者が一時的にステ
アリングから手を離しても、第2の所定時間内に再度ス
テアリングを保持すれば、運転制御部の動作は継続され
るので、運転制御システムを継続的に動作させる場合で
も、運転者の負担が少なく、また動作中に他の操作を行
うことも可能であり、運転制御システムの安全性を維持
しつつ、利便性を向上させることができる。
【0036】また、運転者の押圧によりオン信号を出力
する一時継続スイッチと、継続信号出力停止後に、ステ
アリングを第2の所定時間内に保持できない場合でも、
継続信号の出力が停止してから第3の所定時間内であれ
ば、一時継続スイッチをオンすることで、さらに第4の
所定時間の間、運転制御部の動作を継続させる一時継続
手段と、第4の所定時間以内に再度継続信号が出力され
た場合には、運転制御部の動作を継続する第2の継続手
段を設けることにより、途中で一時継続スイッチをオン
させれば、最長で第3の所定時間+第4の所定時間の
間、ステアリングを保持せずに、運転制御部の動作を継
続することができるので、搭載機器の操作等を時間的余
裕を持って行うことができる。
する一時継続スイッチと、継続信号出力停止後に、ステ
アリングを第2の所定時間内に保持できない場合でも、
継続信号の出力が停止してから第3の所定時間内であれ
ば、一時継続スイッチをオンすることで、さらに第4の
所定時間の間、運転制御部の動作を継続させる一時継続
手段と、第4の所定時間以内に再度継続信号が出力され
た場合には、運転制御部の動作を継続する第2の継続手
段を設けることにより、途中で一時継続スイッチをオン
させれば、最長で第3の所定時間+第4の所定時間の
間、ステアリングを保持せずに、運転制御部の動作を継
続することができるので、搭載機器の操作等を時間的余
裕を持って行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】継続スイッチの構成を示す図である。
【図3】継続信号例を示す図である。
【図4】スイッチ制御部の動作の流れを説明するフロー
チャートの一部である。
チャートの一部である。
【図5】スイッチ制御部の動作の流れを説明するフロー
チャートの一部である。
チャートの一部である。
【図6】スイッチ制御部の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図7】スイッチ制御部の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図8】変形例における継続スイッチの構成を示す図で
ある。
ある。
【図9】変形例における継続スイッチの構成を示す図で
ある。
ある。
【図10】従来例における機械式スイッチの構成を示す
図である。
図である。
【符号の説明】 1 追従走行制御部 2 スイッチ部 3 先行車検知部 4 走行制御部 5、15、18 継続スイッチ 6 追従走行スイッチ 7 エンジン状態検知部 8 ステアリング状態検知部 9 ブレーキ状態検知部 10 スイッチ制御部 11 ステアリング 12 プラス極 13 マイナス極 14、17、20 信号検出部 16 タッチセンサ 19 光電センサ 21 機械式スイッチ 22 運転制御部 23 指
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の走行制御の少なくとも一部を自動
で行う運転制御部と、運転者の操作によりオン信号を出
力する起動スイッチと、ステアリング上に設けられ、運
転者がステアリングを保持している場合には継続信号を
出力する継続スイッチと、前記起動スイッチからオン信
号が出力されてから第1の所定時間内に前記継続スイッ
チから継続信号が出力された場合には、前記運転制御部
を動作させる起動手段と、前記運転制御部が動作中に、
前記継続スイッチからの継続信号の出力が停止し、継続
信号の出力が停止してから第2の所定時間の間に、前記
継続スイッチから再度継続信号が出力された場合には、
前記運転制御部の動作を継続させる第1の継続手段を有
することを特徴とする運転制御システム。 - 【請求項2】 運転者の操作によりオン信号を出力する
一時継続スイッチと、前記運転制御部が動作中に、前記
継続スイッチからの継続信号の出力が停止した後、継続
信号の出力が停止してから第3の所定時間内に前記一時
継続スイッチからオン信号が出力された場合には、少な
くとも一時継続スイッチからオン信号が出力された時点
から第4の所定時間経過するまで、前記運転制御部の動
作を継続させる一時継続手段と、前記第4の所定時間内
に前記継続スイッチから再度継続信号が出力された場合
には、前記運転制御部の動作を継続させる第2の継続手
段を有することを特徴とする請求項1記載の運転制御シ
ステム。 - 【請求項3】 前記継続スイッチは、運転中の運転者の
手と接触するように設けられた電極から心拍信号を検出
し、心拍信号が継続して検出されている場合には継続信
号を出力することを特徴とする請求項1または2記載の
運転制御システム。 - 【請求項4】 前記第1の所定時間と第4の所定時間は
略等しく、第3の所定時間は第1の所定時間より短く、
かつ第2の所定時間は第3の所定時間より短いことを特
徴とする請求項2または3記載の運転制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11007036A JP2000203359A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 運転制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11007036A JP2000203359A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 運転制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000203359A true JP2000203359A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11654826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11007036A Withdrawn JP2000203359A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 運転制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000203359A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003535757A (ja) * | 2000-06-06 | 2003-12-02 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ステアリングホィール上の手の位置を検出する方法 |
JP2005537992A (ja) * | 2002-09-06 | 2005-12-15 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 手放しを検出する自動車用のステアリングホイール |
US7441800B2 (en) | 2004-02-10 | 2008-10-28 | Takata-Petri Ag | Steering wheel for a motor vehicle |
CN110758278A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-02-07 | 广东美的制冷设备有限公司 | 供电方法、供电装置、车载空调及计算机可读存储介质 |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP11007036A patent/JP2000203359A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003535757A (ja) * | 2000-06-06 | 2003-12-02 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ステアリングホィール上の手の位置を検出する方法 |
JP2005537992A (ja) * | 2002-09-06 | 2005-12-15 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 手放しを検出する自動車用のステアリングホイール |
US7441800B2 (en) | 2004-02-10 | 2008-10-28 | Takata-Petri Ag | Steering wheel for a motor vehicle |
CN110758278A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-02-07 | 广东美的制冷设备有限公司 | 供电方法、供电装置、车载空调及计算机可读存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |