JP2000202663A - レ―ザ穴あけ加工方法及び加工装置 - Google Patents

レ―ザ穴あけ加工方法及び加工装置

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JP2000202663A
JP2000202663A JP11001929A JP192999A JP2000202663A JP 2000202663 A JP2000202663 A JP 2000202663A JP 11001929 A JP11001929 A JP 11001929A JP 192999 A JP192999 A JP 192999A JP 2000202663 A JP2000202663 A JP 2000202663A
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JP
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laser
linear
holes
resin layer
laser drilling
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JP11001929A
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Keiji Iso
圭二 礒
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工すべき穴の数が増加しても、単位面積当
たりの加工時間は一定で済むようなレーザ穴あけ加工方
法を提供すること。 【解決手段】 TEA CO2 レーザ発振器10からの
レーザビームを穴に比べて十分に大きなサイズを持つ線
状あるいは矩形状ビームに整形する。前記線状あるいは
矩形状ビームを母板20における多層プリント配線基板
に照射して前記線状あるいは矩形状ビームの照射領域に
含まれる前記穴に対応する前記樹脂層に一括して穴あけ
を行い、しかも前記線状あるいは矩形状ビームにより前
記多層プリント配線基板の全域をスキャンすることによ
り、前記多層プリント配線基板全域に対する穴あけを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光によりプ
リント配線基板のような樹脂層に穴あけ加工を行うレー
ザ穴あけ加工方法及び加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化、高密度実装化に伴
う、プリント配線基板の高密度化の要求に応えて、近
年、複数のプリント配線基板を積層した多層プリント配
線基板が登場してきた。このような多層プリント配線基
板は、ビルドアップ多層基板とも呼ばれ、上下に積層さ
れたプリント配線基板間で導電層(通常、銅パターン)
同士を電気的に接続する必要がある。このような接続
は、プリント配線基板の絶縁樹脂層(ポリイミド、エポ
キシ系樹脂等のポリマー)に、下層の導電層に達するバ
イアホールと呼ばれる穴を形成し、その穴の内部にメッ
キを施すことによって実現される。
【0003】このような穴あけ加工に、最近ではレーザ
光が利用されはじめている。レーザ光を利用した穴あけ
加工装置は、機械的な微細ドリルを用いる機械加工に比
べて加工速度や、穴の径の微細化に対応できる点で優れ
ている。レーザ光としては、レーザ発振器の価格、ラン
ニングコストが低いという点からCO2 レーザやYAG
(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザが
一般に利用されている。
【0004】図4、図5を参照して、上記の穴あけ加工
について簡単に説明する。図4は、コンフォーマル基板
と呼ばれる多層プリント配線基板のうちの2層部分につ
いて示している。上層の絶縁樹脂層41の上面には銅に
よる導電層(金属膜)42が形成されており、絶縁樹脂
層41の下面にはランドと呼ばれる導電層44が銅によ
り形成されている。導電層42には、エッチング等の手
法により多数の穴42−1が形成されている。これらの
穴42−1の位置は、導電層44に対応している。
【0005】ところで、多層プリント配線基板の実装さ
れる電子機器が、例えば携帯電話機のように小型である
場合には、実装される多層プリント配線基板も一辺が数
cm程度のサイズの小型のものである。
【0006】この場合、図5に示すように、一枚の母板
50から、いわゆる多面取りにて多数の多層プリント配
線基板51が製造される。各多層プリント配線基板51
には、その表面に多数の穴が形成されているが、図示は
省略している。
【0007】レーザによる穴あけ加工は、1つの多層プ
リント配線基板51を単位加工領域として、順に同じ穴
あけ加工を行う。すなわち、1つの多層プリント配線基
板51に対する穴あけ加工が終了すると、次に加工され
るべき多層プリント配線基板がレーザ照射部の直下にく
るように母板50全体の送り込みが行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これまでの、レーザに
よる穴あけ加工では、レーザ発振器からのレーザビーム
を反射ミラー等を含む光学経路を経由させてX−Yスキ
ャナあるいはガルバノスキャナと呼ばれるスキャン光学
系に導き、このスキャン光学系によりレーザビームを振
らせてfθレンズと呼ばれる加工レンズを通して多層プ
リント配線基板51における各穴に1つずつ照射するこ
とにより樹脂層に穴あけを行う(例えば、特開平10−
58178号公報参照)。すなわち、多層プリント配線
基板51における各穴の位置はあらかじめ決まっている
ので、これらの穴の位置情報に基づいてスキャン光学系
を制御することで穴あけが1個ずつ行われる。
【0009】しかしながら、上記の穴あけ加工では、X
−Yスキャナあるいはガルバノスキャナによるスキャン
光学系や高価なfθレンズに加えて、実際には、加工さ
れるべき多層プリント配線基板51をfθレンズの直下
に精密に位置決めする必要があるために、画像処理を用
いた自動アライメント機構が必要となる。
【0010】加えて、X−Yスキャナあるいはガルバノ
スキャナによるスキャン光学系を使用した1個ずつの穴
あけ加工では、一つの多層プリント配線基板51におけ
る穴の数の増加に比例して母板50全体に対する加工時
間が長くなる。
【0011】そこで、本発明の課題は、加工すべき穴の
数が増加しても、単位面積当たりの加工時間は一定で済
むようなレーザ穴あけ加工方法を提供することにある。
【0012】本発明の他の課題は、上記の加工方法に適
したレーザ穴あけ加工装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂層の表面
に形成された金属膜にあらかじめ多数の穴が設けられて
いる樹脂基板における前記穴に対応する前記樹脂層にレ
ーザによる穴あけ加工を行う方法であり、TEA CO
2 レーザ発振器からのレーザビームを前記穴に比べて十
分に大きなサイズを持つ線状あるいは矩形状ビームに整
形し、前記線状あるいは矩形状ビームを前記樹脂基板に
照射して前記線状あるいは矩形状ビームの照射領域に含
まれる前記穴に対応する前記樹脂層に一括して穴あけを
行い、しかも前記線状あるいは矩形状ビームにより前記
樹脂基板の全域をスキャンすることにより、前記樹脂基
板全域に対する穴あけを行うことを特徴とする。
【0014】本発明によるレーザ穴あけ加工装置は、樹
脂層の表面に形成された金属膜にあらかじめ多数の穴が
設けられている樹脂基板における前記穴に対応する前記
樹脂層にレーザによる穴あけを行う装置であり、TEA
CO2 レーザ発振器と、該TEA CO2 レーザ発振
器からのレーザビームを前記穴に比べて十分に大きなサ
イズを持つ線状あるいは矩形状ビームに整形して前記樹
脂基板に照射する整形手段と、前記樹脂基板を搭載した
加工テーブルをX軸方向、Y軸方向に移動させるX−Y
駆動系とを備え、前記線状あるいは矩形状ビームを前記
樹脂基板に照射して前記線状あるいは矩形状ビームの照
射領域に含まれる前記穴に対応する前記樹脂層に一括し
て穴あけを行い、しかも前記X−Y駆動系により前記線
状あるいは矩形状ビームが前記樹脂基板の全域をスキャ
ンするように前記加工テーブルを駆動することにより、
前記樹脂基板全域に対する穴あけを行うことを特徴とす
る。
【0015】なお、前記TEA CO2 レーザ発振器
は、パルスレーザ発振器であってマルチモードのビーム
プロファイルを持ち、その1パルス当たりのエネルギー
が2(J)であることを特徴とする。
【0016】また、前記樹脂基板は、樹脂層の表面に形
成された金属膜にあらかじめ多数の穴が設けられている
加工領域を単位加工領域として多数有する。
【0017】更に、前記整形手段は、シリンドリカルレ
ンズあるいは集光レンズのいずれかである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。図1を参照して、本発明によるレーザ穴
あけ加工装置は、TEA CO2 レーザ発振器10と、
反射ミラー11、12、13を含む光学経路と、光学経
路を経由して導かれたTEA CO2レーザ発振器10
からのレーザビームを、加工すべき穴に比べて十分に大
きなサイズを持つ線状ビームに整形して母板20に区画
されている加工領域に照射する整形光学系14とを含
む。母板20は、図5で説明したものと同じ多面取り用
の多層プリント配線基板である。
【0019】母板20は、真空チャック機能を持つ加工
テーブル15上に搭載されている。加工テーブル15
は、X軸ステージ16とY軸ステージ17との組合せに
よるX−YステージによりX軸方向及びY軸方向に駆動
される。Y軸ステージ17は、フレーム18に取付けら
れている。
【0020】なお、TEA CO2 レーザ発振器10
は、パルスレーザ発振器であり、図2(a)に示すよう
なマルチモードのビームプロファイルを持ち、その1パ
ルス当たりのエネルギーが2(J)であるものを使用す
る。マルチモードのビームプロファイルというのは、単
一のエネルギーピーク値を持つ尖頭波形のビームプロフ
ァイルとは異なり、一定のエネルギー値が持続する台形
状波形のことである。一方、整形光学系14は、マルチ
モードのビームプロファイルを持つレーザビームに対し
て、ここではシリンドリカルレンズを使用することによ
り、断面円形状のレーザビームを、図2(b)に示すよ
うな線状のビームに整形する。シリンドリカルレンズに
よれば、線状ビームのサイズを、幅1/10(mm)〜
数(mm)、長さ数(cm)に整形することができる。
【0021】また、シリンドリカルレンズに代えて、通
常の集光レンズを使用することで図2(c)に示すよう
な矩形状のビームに整形することができる。この場合、
ビームサイズは、一辺が数(mm)程度である。なお、
図2(a)〜(c)においてては、それぞれの寸法が対
応しているわけではない。
【0022】本形態によるレーザ穴あけ加工装置は、上
記のような線状あるいは矩形状のレーザビームを母板2
0における加工領域(単位加工領域)に照射することに
より、この照射域に入る複数の穴を一括してあけること
ができる。言い換えれば、線状あるいは矩形状のレーザ
ビームのサイズに応じてそこに入る導電層の穴の数が決
まり、この穴の数分だけ樹脂層に一括して穴あけを行う
ことができる。しかも、X−Yステージによって線状あ
るいは矩形状ビームが母板20における1つの加工領域
の全域をスキャンするように加工テーブル15を駆動す
ることにより、1つの加工領域(図5の多層プリント配
線基板51に対応する領域)全域に対する穴あけを行う
ことができる。前に述べたように、1つの加工領域のサ
イズは、一辺が数(cm)程度の四角形領域である。
【0023】上記のようなスキャンを可能にするため
に、制御装置19は、X軸ステージ16、Y軸ステージ
17を制御すると共に、TEA CO2 レーザ発振器1
0に対してパルスの発振周期を決めるトリガーパルスを
出力する。このような制御装置19自体は周知である。
【0024】ここで、前に述べたX−Yスキャナあるい
はガルバノスキャナによる従来のスキャン光学系による
穴あけ加工と、本形態による穴あけ加工の加工時間を比
較すると、以下のようになる。エポキシ樹脂を絶縁樹脂
層としている母板20における全穴数をN、樹脂層に穴
をあけるのに必要なショット数をn、ガルバノスキャナ
の駆動周波数をfg、パルスレーザの周波数をfp、あ
る加工領域から次の加工領域へ移動するための送り回数
をa、その送り所要時間をTsとすると、従来のスキャ
ン光学系による穴あけ加工時間T1(秒)は、 T1=a×Ts+N/fg+(N/fp)・(n−1) で表され、図3に破線で示すように、穴の数Nに比例し
て加工時間T1も長くなる。一般に、コンフォーマル基
板のような樹脂層付銅箔板(RCC材)の場合、n=
3、現在使用されているレーザ穴あけ加工装置の性能
は、Ts=0.3(秒)、fg=500(pps)、f
p=2〜4(kHz)、母板20のサイズは400(m
m)×500(mm)程度である。
【0025】これに対し、本形態においては、パルスレ
ーザ周波数150(Hz)、1パルスが2(J)のTE
A CO2 レーザ発振器を用いることにより、RCC材
における加工面上でのエネルギー密度は10(J/cm
2 )であり、レーザビームの光学経路の伝播効率を70
(%)とすると、10(J/cm2 )時のスポットサイ
ズS(但し、矩形状)は、S=2(J)×0.7/10
(J/cm2 )で表され、約0.14(cm2)であ
る。
【0026】したがって、400(mm)×500(m
m)のサイズの母板20を、等価ショット数3で、加工
領域毎ではなく一律に母板20を全面スキャンした場合
の穴あけ加工時間T2は、 T2=50×40/{0.14×(150/3)} となり、約285(秒)である。言うまでもなく、本形
態による穴あけ加工では、加工領域の面積が同じであれ
ば穴の数にかかわらず加工時間は一定である。
【0027】図3において、エポキシ樹脂の場合につい
て言えば、母板20に形成される穴の全数Nが約5万個
強の時点から、加工時間に関して本形態による加工方法
の優位性が明らかとなる。しかも、上記の数値は、あく
までも母板20を一律に全面スキャンする場合であり、
図5に示すような多層プリント配線基板51のみを加工
領域として加工し、ある加工領域から次の加工領域への
送り込みはX−Yステージで行うことにより、送り込み
時間はスキャン時間に比べて短時間であるので、全体と
しての加工時間は大幅に短縮される。なお、本形態で
は、多層プリント配線基板の精密位置決めは行わないの
で、実際には、図5に示すような多層プリント配線基板
51の面積よりもやや広い領域をスキャンするように
し、位置決め誤差及び母板の外形寸法の誤差をカバーで
きるようにしている。すなわち、図5の多層プリント配
線基板51のサイズ+α(=1〜2mm)の領域が全面
スキャンされる。
【0028】なお、上記の形態では、加工テーブル15
を移動させてスキャンを行うようにしているが、レーザ
ビームをスキャンさせても良い。例えば、レーザビーム
の光学経路に光ファイバを用いることにより、レーザビ
ームの図2(b)、(c)のような断面形状を光ファイ
バの出射口において作ることができ、この出射口をX軸
−Y軸方向に一定速度で移動させることにより、レーザ
ビームで1つの多層プリント配線基板の全面を照射する
ことができる。そして、次の、多層プリント配線基板に
移行する送り込み移動はX−Yステージで行えば良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、一枚の母板に形成され
る穴の総数が増えるほど、穴あけを1個ずつ行う従来の
方法に比べて、加工時間において優れた効果を発揮す
る。加えて、従来の加工装置において必要であったX−
Yスキャナあるいはガルバノスキャナによるスキャン光
学系やfθレンズのような加工レンズは不要である。し
かも、本発明においては精密位置決めは不要であるの
で、自動アライメント機構も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ穴あけ加工装置の概略構成
の一例を示した図である。
【図2】本発明において使用されるレーザビームのビー
ムプロファイルと、図1に示された整形光学系によるレ
ーザビームの断面形状を示した図である。
【図3】本発明方法による加工時間と従来方法による加
工時間とを比較説明するための図である。
【図4】本発明の加工対象である多層プリント配線基板
の一部を示した断面図である。
【図5】本発明の加工対象である多層プリント配線基板
を多数持つ母板の平面図である。
【符号の説明】
10 TEA CO2 レーザ発振器 11〜13 反射ミラー 14 整形光学系 15 加工テーブル 16 X軸ステージ 17 Y軸ステージ 18 フレーム 19 制御装置 20、50 母板 41、43 樹脂層 42、44 導電層 42−1 穴 51 多層プリント配線基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂層の表面に形成された金属膜にあら
    かじめ多数の穴が設けられている樹脂基板における前記
    穴に対応する前記樹脂層にレーザによる穴あけ加工を行
    う方法において、 TEA CO2 レーザ発振器からのレーザビームを前記
    穴に比べて十分に大きなサイズを持つ線状あるいは矩形
    状ビームに整形し、 前記線状あるいは矩形状ビームを前記樹脂基板に照射し
    て前記線状あるいは矩形状ビームの照射領域に含まれる
    前記穴に対応する前記樹脂層に一括して穴あけを行い、
    しかも前記線状あるいは矩形状ビームにより前記樹脂基
    板の全域をスキャンすることにより、前記樹脂基板全域
    に対する穴あけを行うことを特徴とするレーザ穴あけ加
    工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザ穴あけ加工方法に
    おいて、前記TEACO2 レーザ発振器は、パルスレー
    ザ発振器であってマルチモードのビームプロファイルを
    持ち、その1パルス当たりのエネルギーが2(J)であ
    ることを特徴とするレーザ穴あけ加工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2記載のレーザ穴あけ
    加工方法において、前記樹脂基板は、樹脂層の表面に形
    成された金属膜にあらかじめ多数の穴が設けられている
    加工領域を単位加工領域として多数有することを特徴と
    するレーザ穴あけ加工方法。
  4. 【請求項4】 樹脂層の表面に形成された金属膜にあら
    かじめ多数の穴が設けられている樹脂基板における前記
    穴に対応する前記樹脂層にレーザによる穴あけ加工を行
    う装置において、 TEA CO2 レーザ発振器と、 該TEA CO2 レーザ発振器からのレーザビームを前
    記穴に比べて十分に大きなサイズを持つ線状あるいは矩
    形状ビームに整形して前記樹脂基板に照射する整形手段
    と、 前記樹脂基板を搭載した加工テーブルをX軸方向、Y軸
    方向に移動させるX−Y駆動系とを備え、 前記線状あるいは矩形状ビームを前記樹脂基板に照射し
    て前記線状あるいは矩形状ビームの照射領域に含まれる
    前記穴に対応する前記樹脂層に一括して穴あけを行い、
    しかも前記X−Y駆動系により前記線状あるいは矩形状
    ビームが前記樹脂基板の全域をスキャンするように前記
    加工テーブルを駆動することにより、前記樹脂基板全域
    に対する穴あけを行うことを特徴とするレーザ穴あけ加
    工装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のレーザ穴あけ加工装置に
    おいて、前記TEACO2 レーザ発振器は、パルスレー
    ザ発振器であってマルチモードのビームプロファイルを
    持ち、その1パルス当たりのエネルギーが2(J)であ
    ることを特徴とするレーザ穴あけ加工装置。
  6. 【請求項6】 請求項4あるいは5記載のレーザ穴あけ
    加工装置において、前記樹脂基板は、樹脂層の表面に形
    成された金属膜にあらかじめ多数の穴が設けられている
    加工領域を単位加工領域として多数有することを特徴と
    するレーザ穴あけ加工装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載のレーザ
    穴あけ加工装置において、前記整形手段は、シリンドリ
    カルレンズあるいは集光レンズのいずれかであることを
    特徴とするレーザ穴あけ加工装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443710B1 (ko) * 2002-02-08 2004-08-09 원우연 양면 플렉시블 프린트 배선판 제조용 레이저 드릴링 머신

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100443710B1 (ko) * 2002-02-08 2004-08-09 원우연 양면 플렉시블 프린트 배선판 제조용 레이저 드릴링 머신

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