JP2000202189A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP2000202189A JP2000202189A JP11006003A JP600399A JP2000202189A JP 2000202189 A JP2000202189 A JP 2000202189A JP 11006003 A JP11006003 A JP 11006003A JP 600399 A JP600399 A JP 600399A JP 2000202189 A JP2000202189 A JP 2000202189A
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- JP
- Japan
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- washing
- tub
- gap
- water
- cover
- Prior art date
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- Pending
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成により洗浄力を向上させることの
できる洗濯機を提供する。 【解決手段】 水槽4内に隙間4aを有して回転可能に
内装されるとともに壁面に貫通孔5aを有する洗濯槽5
と、隙間4aの上部を洗濯槽5の上部に突出して覆うと
ともに隙間4aを上昇する洗濯液を洗濯槽5内へ導く水
槽カバー6とを備え、水槽カバー6の下面6bに複数の
案内壁61を略放射状に突設した。
できる洗濯機を提供する。 【解決手段】 水槽4内に隙間4aを有して回転可能に
内装されるとともに壁面に貫通孔5aを有する洗濯槽5
と、隙間4aの上部を洗濯槽5の上部に突出して覆うと
ともに隙間4aを上昇する洗濯液を洗濯槽5内へ導く水
槽カバー6とを備え、水槽カバー6の下面6bに複数の
案内壁61を略放射状に突設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に関し、特
に回転する洗濯槽が水槽内に内装される洗濯機に関す
る。
に回転する洗濯槽が水槽内に内装される洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機は、壁面に貫通孔が設けら
れた洗濯兼脱水槽が水槽内に回転可能に内装され、洗い
またはすすぎ工程時には水槽内に洗濯物とともに洗濯液
が入れられて洗濯兼脱水槽が回転する。そして、脱水時
には水槽の排水口が開かれて洗濯兼脱水槽が回転し、前
記貫通孔を通じて洗濯液が排水されるようになってい
る。
れた洗濯兼脱水槽が水槽内に回転可能に内装され、洗い
またはすすぎ工程時には水槽内に洗濯物とともに洗濯液
が入れられて洗濯兼脱水槽が回転する。そして、脱水時
には水槽の排水口が開かれて洗濯兼脱水槽が回転し、前
記貫通孔を通じて洗濯液が排水されるようになってい
る。
【0003】洗いまたはすすぎ工程時において、洗濯液
は図14に示すように洗濯兼脱水槽5の貫通孔5aを通
って洗濯兼脱水槽5と水槽4との隙間4aに流入する。
洗濯兼脱水槽5の回転による遠心力で洗濯兼脱水槽5内
の洗濯液は隙間4aへ順次送られるため、隙間4a内の
洗濯液は矢印Y1のように押し上げられる。
は図14に示すように洗濯兼脱水槽5の貫通孔5aを通
って洗濯兼脱水槽5と水槽4との隙間4aに流入する。
洗濯兼脱水槽5の回転による遠心力で洗濯兼脱水槽5内
の洗濯液は隙間4aへ順次送られるため、隙間4a内の
洗濯液は矢印Y1のように押し上げられる。
【0004】そして、取付部6aが水槽4の内面に嵌合
して取り付けられる水槽カバー6に洗濯液が衝突し、水
槽カバー6の下面6bを伝って矢印Y2のように洗濯兼
脱水槽5内に戻される。洗濯液は洗濯兼脱水槽5の遠心
力により洗濯物Kの布面を通過して再度隙間4a部分に
流入する。この洗濯液の循環により洗濯物Kの洗浄が効
率良く行われるようになっている。
して取り付けられる水槽カバー6に洗濯液が衝突し、水
槽カバー6の下面6bを伝って矢印Y2のように洗濯兼
脱水槽5内に戻される。洗濯液は洗濯兼脱水槽5の遠心
力により洗濯物Kの布面を通過して再度隙間4a部分に
流入する。この洗濯液の循環により洗濯物Kの洗浄が効
率良く行われるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな洗濯機によると、隙間4a内の洗濯液は遠心力とと
もに洗濯兼脱水槽5の回転に引きつられた回転力を受け
るため、隙間4a内の上昇速度や、洗濯兼脱水槽5への
放出速度を充分に得られずに洗濯兼脱水槽5の内壁を伝
って洗濯兼脱水槽5内に戻される場合があった。特に水
槽4内の水位が低い場合に水槽カバー6まで到達できず
に洗濯液が循環されない場合があった。また、洗濯物K
は洗濯兼脱水槽5内に散点しているのに対し、洗濯液は
水槽カバー6から洗濯兼脱水槽5のほぼ同じ位置に戻さ
れる。これらから、布面を通過する洗濯液の量が少なく
充分な洗浄を行うことができない洗濯物が生じていた。
うな洗濯機によると、隙間4a内の洗濯液は遠心力とと
もに洗濯兼脱水槽5の回転に引きつられた回転力を受け
るため、隙間4a内の上昇速度や、洗濯兼脱水槽5への
放出速度を充分に得られずに洗濯兼脱水槽5の内壁を伝
って洗濯兼脱水槽5内に戻される場合があった。特に水
槽4内の水位が低い場合に水槽カバー6まで到達できず
に洗濯液が循環されない場合があった。また、洗濯物K
は洗濯兼脱水槽5内に散点しているのに対し、洗濯液は
水槽カバー6から洗濯兼脱水槽5のほぼ同じ位置に戻さ
れる。これらから、布面を通過する洗濯液の量が少なく
充分な洗浄を行うことができない洗濯物が生じていた。
【0006】本発明は、簡単な構成により洗浄力を向上
させることのできる洗濯機を提供することを目的とす
る。
させることのできる洗濯機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、水槽内に隙間を有して
回転可能に内装されるとともに壁面に貫通孔を有する洗
濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の上部に突出して
覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内
へ導く水槽カバーとを備え、前記水槽カバーの下面に複
数の案内壁を略放射状に突設したことを特徴としてい
る。
に請求項1に記載された発明は、水槽内に隙間を有して
回転可能に内装されるとともに壁面に貫通孔を有する洗
濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の上部に突出して
覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内
へ導く水槽カバーとを備え、前記水槽カバーの下面に複
数の案内壁を略放射状に突設したことを特徴としてい
る。
【0008】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられ、水槽カバーに衝突する。そして、洗濯槽の回
転に引きつられた回転力を有する洗濯液は、案内壁によ
り洗濯槽の内方に向かって向きを変えて水槽カバーの下
面を伝って洗濯槽内に流入する。
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられ、水槽カバーに衝突する。そして、洗濯槽の回
転に引きつられた回転力を有する洗濯液は、案内壁によ
り洗濯槽の内方に向かって向きを変えて水槽カバーの下
面を伝って洗濯槽内に流入する。
【0009】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載された洗濯機において、少なくとも2つの前記
案内壁において突出高さまたは向きを異なるようにした
ことを特徴としている。この構成によると、洗いまたは
すすぎ工程時において、洗濯槽の回転による遠心力によ
り水槽内の洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送
られて押し上げられ、水槽カバーに衝突する。そして、
洗濯槽の回転に引きつられた回転力を有する洗濯液は、
異なる形状の案内壁により洗濯槽の内方に向かって向き
を変えて水槽カバーの下面を伝って洗濯槽内の異なる位
置に流入する。
1に記載された洗濯機において、少なくとも2つの前記
案内壁において突出高さまたは向きを異なるようにした
ことを特徴としている。この構成によると、洗いまたは
すすぎ工程時において、洗濯槽の回転による遠心力によ
り水槽内の洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送
られて押し上げられ、水槽カバーに衝突する。そして、
洗濯槽の回転に引きつられた回転力を有する洗濯液は、
異なる形状の案内壁により洗濯槽の内方に向かって向き
を変えて水槽カバーの下面を伝って洗濯槽内の異なる位
置に流入する。
【0010】また請求項3に記載された発明は、水槽内
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、前記水槽カ
バーの少なくとも2箇所において断面形状を異なるよう
に形成して前記洗濯槽内の異なる位置へ洗濯液を導くよ
うにしたことを特徴としている。
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、前記水槽カ
バーの少なくとも2箇所において断面形状を異なるよう
に形成して前記洗濯槽内の異なる位置へ洗濯液を導くよ
うにしたことを特徴としている。
【0011】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられ、水槽カバーに衝突する。そして、洗濯液は、
位置によって異なる断面形状を有する水槽カバーの下面
を伝って洗濯槽内の異なる位置に流入する。
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられ、水槽カバーに衝突する。そして、洗濯液は、
位置によって異なる断面形状を有する水槽カバーの下面
を伝って洗濯槽内の異なる位置に流入する。
【0012】また請求項4に記載された発明は、水槽内
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、前記水槽の
内壁に上下に伸びる複数の突起部を設けたことを特徴と
している。
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、前記水槽の
内壁に上下に伸びる複数の突起部を設けたことを特徴と
している。
【0013】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られ、洗濯
槽の回転に引きつられた回転力により突起部に衝突し、
上方に向きを変えて水槽カバーに衝突する。そして、洗
濯液は水槽カバーの下面を伝って洗濯槽内に流入する。
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られ、洗濯
槽の回転に引きつられた回転力により突起部に衝突し、
上方に向きを変えて水槽カバーに衝突する。そして、洗
濯液は水槽カバーの下面を伝って洗濯槽内に流入する。
【0014】また請求項5に記載された発明は、請求項
4に記載された洗濯機において、前記突起部の一面は前
記水槽の法線方向に略一致して形成するとともに、他面
は該法線方向に対して傾斜して形成したことを特徴とし
ている。
4に記載された洗濯機において、前記突起部の一面は前
記水槽の法線方向に略一致して形成するとともに、他面
は該法線方向に対して傾斜して形成したことを特徴とし
ている。
【0015】この構成によると、洗濯槽の一方向の回転
により水槽内の洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に流
入して突起部の一面に衝突する。そして、洗濯液は上方
に向きを変えて水槽カバーに衝突し、洗濯液は水槽カバ
ーの下面を伝って洗濯槽内に流入する。また、洗濯槽が
他方向に回転すると、水槽内の洗濯液は水槽と洗濯槽と
の間の隙間に流入して突起部の他面を滑動し、隙間内を
上昇する上昇力が弱められる。
により水槽内の洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に流
入して突起部の一面に衝突する。そして、洗濯液は上方
に向きを変えて水槽カバーに衝突し、洗濯液は水槽カバ
ーの下面を伝って洗濯槽内に流入する。また、洗濯槽が
他方向に回転すると、水槽内の洗濯液は水槽と洗濯槽と
の間の隙間に流入して突起部の他面を滑動し、隙間内を
上昇する上昇力が弱められる。
【0016】また請求項6に記載された発明は、水槽内
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、前記洗濯槽
の外壁に上下に傾斜して伸びる複数の突起した導水部を
設けたことを特徴としている。
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、前記洗濯槽
の外壁に上下に傾斜して伸びる複数の突起した導水部を
設けたことを特徴としている。
【0017】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られ、洗濯
槽に対して相対的に回転して導水部によって上方に導か
れて水槽カバーに衝突する。そして、洗濯液は水槽カバ
ーの下面を伝って洗濯槽内に流入する。
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られ、洗濯
槽に対して相対的に回転して導水部によって上方に導か
れて水槽カバーに衝突する。そして、洗濯液は水槽カバ
ーの下面を伝って洗濯槽内に流入する。
【0018】また請求項7に記載された発明は、請求項
5または請求項6に記載された洗濯機において、洗いま
たはすすぎ工程時と、脱水または排水工程時とで前記洗
濯槽の回転方向を異なるようにしたことを特徴としてい
る。
5または請求項6に記載された洗濯機において、洗いま
たはすすぎ工程時と、脱水または排水工程時とで前記洗
濯槽の回転方向を異なるようにしたことを特徴としてい
る。
【0019】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽が一方向に回転すると、水槽内の洗
濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に流入する。そして、
洗濯液は突起部または導水部により上方に導かれて水槽
カバーに衝突し、水槽カバーの下面を伝って洗濯槽内に
流入する。また、脱水または排水工程時において、洗濯
槽が他方向に回転すると、該隙間に流入した洗濯液は、
突起部を滑動して上昇力が弱められ、または導水部によ
り下方に導かれ、排水口より排水される。
時において、洗濯槽が一方向に回転すると、水槽内の洗
濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に流入する。そして、
洗濯液は突起部または導水部により上方に導かれて水槽
カバーに衝突し、水槽カバーの下面を伝って洗濯槽内に
流入する。また、脱水または排水工程時において、洗濯
槽が他方向に回転すると、該隙間に流入した洗濯液は、
突起部を滑動して上昇力が弱められ、または導水部によ
り下方に導かれ、排水口より排水される。
【0020】また請求項8に記載された発明は、水槽内
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、洗いまたは
すすぎ工程時に前記洗濯槽が複数の回転数により回転す
るようにしたことを特徴としている。
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーとを備え、洗いまたは
すすぎ工程時に前記洗濯槽が複数の回転数により回転す
るようにしたことを特徴としている。
【0021】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられて水槽カバーに衝突し、水槽カバーの下面を伝
って洗濯槽内に流入する。この時、洗濯液は洗濯槽の異
なる回転数によって所定時間毎に異なる上昇力で隙間内
を上昇し、洗濯槽内の異なる位置に流入する。
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられて水槽カバーに衝突し、水槽カバーの下面を伝
って洗濯槽内に流入する。この時、洗濯液は洗濯槽の異
なる回転数によって所定時間毎に異なる上昇力で隙間内
を上昇し、洗濯槽内の異なる位置に流入する。
【0022】また請求項9に記載された発明は、水槽内
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーと、前記水槽内の水位
を検知する水位センサとを備え、洗いまたはすすぎ工程
時に前記洗濯槽の回転数を前記水位に応じて可変できる
ようにしたことを特徴としている。
に隙間を有して回転可能に内装されるとともに壁面に貫
通孔を有する洗濯槽と、前記隙間の上部を前記洗濯槽の
上部に突出して覆うとともに前記隙間を上昇する洗濯液
を前記洗濯槽内へ導く水槽カバーと、前記水槽内の水位
を検知する水位センサとを備え、洗いまたはすすぎ工程
時に前記洗濯槽の回転数を前記水位に応じて可変できる
ようにしたことを特徴としている。
【0023】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられて水槽カバーに衝突し、水槽カバーの下面を伝
って洗濯槽内に流入する。この時、水槽内の水位に応じ
て洗濯槽の回転数が可変され、隙間内の洗濯液が異なる
上昇力を得ている。
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られて押し
上げられて水槽カバーに衝突し、水槽カバーの下面を伝
って洗濯槽内に流入する。この時、水槽内の水位に応じ
て洗濯槽の回転数が可変され、隙間内の洗濯液が異なる
上昇力を得ている。
【0024】また請求項10に記載された発明は、請求
項1乃至請求項9のいづれかに記載された洗濯機におい
て、前記水槽の上端内壁に設けられた凹部内に配されて
前記水槽の内径より大きい内径を有した取付部を前記水
槽カバーの下面に突設したことを特徴としている。
項1乃至請求項9のいづれかに記載された洗濯機におい
て、前記水槽の上端内壁に設けられた凹部内に配されて
前記水槽の内径より大きい内径を有した取付部を前記水
槽カバーの下面に突設したことを特徴としている。
【0025】この構成によると、洗いまたはすすぎ工程
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られる。そ
して、洗濯液は水槽カバーの取付部に遮られることなく
スムーズに上昇して水槽カバーに衝突し、水槽カバーの
下面を伝って洗濯槽内に流入する。
時において、洗濯槽の回転による遠心力により水槽内の
洗濯液は水槽と洗濯槽との間の隙間に順次送られる。そ
して、洗濯液は水槽カバーの取付部に遮られることなく
スムーズに上昇して水槽カバーに衝突し、水槽カバーの
下面を伝って洗濯槽内に流入する。
【0026】また請求項11に記載された発明は、水槽
内に回転可能に内装されるとともに壁面に貫通孔を有す
る洗濯槽と、前記水槽内に空気を供給する空気供給手段
とを備え、洗いまたはすすぎ工程中に空気供給手段によ
り洗濯液中に気泡を送出するようにしたことを特徴とし
ている。この構成によると、洗いまたはすすぎ工程中に
空気供給手段により洗濯液中に気泡が送出され、洗濯物
の繊維中に浸透して破裂する。
内に回転可能に内装されるとともに壁面に貫通孔を有す
る洗濯槽と、前記水槽内に空気を供給する空気供給手段
とを備え、洗いまたはすすぎ工程中に空気供給手段によ
り洗濯液中に気泡を送出するようにしたことを特徴とし
ている。この構成によると、洗いまたはすすぎ工程中に
空気供給手段により洗濯液中に気泡が送出され、洗濯物
の繊維中に浸透して破裂する。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。図1は第1実施形態の洗濯機を示す概略側面
図である。本実施形態の洗濯機は全自動洗濯機であり、
箱型の外槽1の内部に吊り棒2及び振動吸収バネ3を介
して揺動自在に懸架された有底筒状の水槽4を備えてい
る。水槽4内には多数の貫通孔5aを有した有底筒状の
洗濯兼脱水槽5が隙間4aを設けて内装されており、該
隙間4aを覆う水槽カバー6が水槽4の上端に取り付け
られている。洗濯兼脱水槽5の上端にはバランサ8が取
り付けられている。
説明する。図1は第1実施形態の洗濯機を示す概略側面
図である。本実施形態の洗濯機は全自動洗濯機であり、
箱型の外槽1の内部に吊り棒2及び振動吸収バネ3を介
して揺動自在に懸架された有底筒状の水槽4を備えてい
る。水槽4内には多数の貫通孔5aを有した有底筒状の
洗濯兼脱水槽5が隙間4aを設けて内装されており、該
隙間4aを覆う水槽カバー6が水槽4の上端に取り付け
られている。洗濯兼脱水槽5の上端にはバランサ8が取
り付けられている。
【0028】外槽1の上面には、洗濯物を出し入れする
ための開口部を開閉する外蓋9が取り付けられており、
その後方に水槽4内に給水を行う給水バルブ12が設け
られている。そして、水槽4内の水位は水位パイプ13
aを介して水位センサ13により検知できるようになっ
ている。外槽1の上面前側には洗濯機の制御を行う制御
回路10が設けられている。
ための開口部を開閉する外蓋9が取り付けられており、
その後方に水槽4内に給水を行う給水バルブ12が設け
られている。そして、水槽4内の水位は水位パイプ13
aを介して水位センサ13により検知できるようになっ
ている。外槽1の上面前側には洗濯機の制御を行う制御
回路10が設けられている。
【0029】水槽4の下部には洗濯兼脱水槽5及び撹拌
翼7を駆動する駆動機構部11が設けられている。駆動
機構部11にはロータ21aとステータ21bから構成
されるモータ21が配され、ロータ21aには攪拌翼7
と一体の攪拌軸23が固定されている。攪拌軸23と同
軸に設けられる洗濯兼脱水槽5と一体の槽軸22はクラ
ッチ機構部(不図示)の切り替えにより攪拌軸23と一
体化可能になっている。これによって、モータ21に通
電されてロータ21aが回転することにより、攪拌翼7
のみの回転と、攪拌翼7及び洗濯兼脱水槽5の一体回転
とを実行できるようになっている。
翼7を駆動する駆動機構部11が設けられている。駆動
機構部11にはロータ21aとステータ21bから構成
されるモータ21が配され、ロータ21aには攪拌翼7
と一体の攪拌軸23が固定されている。攪拌軸23と同
軸に設けられる洗濯兼脱水槽5と一体の槽軸22はクラ
ッチ機構部(不図示)の切り替えにより攪拌軸23と一
体化可能になっている。これによって、モータ21に通
電されてロータ21aが回転することにより、攪拌翼7
のみの回転と、攪拌翼7及び洗濯兼脱水槽5の一体回転
とを実行できるようになっている。
【0030】水槽4の下部後方には、水槽4内の洗濯水
を排水する排水バルブ14が設けられて排水路15を介
して排水が行われるようになっている。水槽4の下部前
方には水槽4内に連通する流入管50aを有したエアー
ポンプ50が設置されている。
を排水する排水バルブ14が設けられて排水路15を介
して排水が行われるようになっている。水槽4の下部前
方には水槽4内に連通する流入管50aを有したエアー
ポンプ50が設置されている。
【0031】このような洗濯機において、洗濯兼脱水槽
5内に洗濯物が入れられると、モータ21に通電されて
ロータ21a及び攪拌翼7が回転する。この時のモータ
21の負荷等により洗濯物の量が検知されるとモータ2
1が停止されて給水弁12が開かれ、洗濯物の量に応じ
た水位L1まで水槽4内に給水が行われる。水位センサ
13で該水位L1に到達したことを検知すると、モータ
21に通電されてロータ21a及び攪拌翼7が回転し、
洗い工程が開始される。この時、攪拌軸23と槽軸22
とはクラッチ機構部により連結され、洗濯兼脱水槽5が
攪拌翼7と一体に回転される。
5内に洗濯物が入れられると、モータ21に通電されて
ロータ21a及び攪拌翼7が回転する。この時のモータ
21の負荷等により洗濯物の量が検知されるとモータ2
1が停止されて給水弁12が開かれ、洗濯物の量に応じ
た水位L1まで水槽4内に給水が行われる。水位センサ
13で該水位L1に到達したことを検知すると、モータ
21に通電されてロータ21a及び攪拌翼7が回転し、
洗い工程が開始される。この時、攪拌軸23と槽軸22
とはクラッチ機構部により連結され、洗濯兼脱水槽5が
攪拌翼7と一体に回転される。
【0032】攪拌翼7及び洗濯兼脱水槽5の回転によ
り、洗濯液は遠心力を受けて貫通孔5aを通り、矢印Y
1のように隙間4aに順次供給されて押し上げられる。
このため、水槽4内の水位は略放物線形状(L2)にな
る。図2に示すように隙間4aを通る洗濯液は、水槽4
の上端で水槽カバー6に衝突して水槽カバー6の下面6
bに案内されて矢印Y2のように洗濯兼脱水槽5内に戻
される。洗濯液は、洗濯物の布面を通過して汚れを落と
し、再度隙間4aに流入して同様に循環して洗濯物を洗
浄するようになっている。
り、洗濯液は遠心力を受けて貫通孔5aを通り、矢印Y
1のように隙間4aに順次供給されて押し上げられる。
このため、水槽4内の水位は略放物線形状(L2)にな
る。図2に示すように隙間4aを通る洗濯液は、水槽4
の上端で水槽カバー6に衝突して水槽カバー6の下面6
bに案内されて矢印Y2のように洗濯兼脱水槽5内に戻
される。洗濯液は、洗濯物の布面を通過して汚れを落と
し、再度隙間4aに流入して同様に循環して洗濯物を洗
浄するようになっている。
【0033】洗い工程が終了すると、排水弁14が開か
れて洗濯液が排水された後、上記と同様に新たに給水さ
れてすすぎ工程が行われる。すすぎ工程においても同様
に洗濯液は循環され、洗濯物の布面を通過して洗剤を落
とすようになっている。そして、すすぎ工程が終了する
と排水弁14が開かれたまま攪拌翼7及び洗濯兼脱水槽
5は高速回転して脱水工程が行われ、洗濯が終了する。
れて洗濯液が排水された後、上記と同様に新たに給水さ
れてすすぎ工程が行われる。すすぎ工程においても同様
に洗濯液は循環され、洗濯物の布面を通過して洗剤を落
とすようになっている。そして、すすぎ工程が終了する
と排水弁14が開かれたまま攪拌翼7及び洗濯兼脱水槽
5は高速回転して脱水工程が行われ、洗濯が終了する。
【0034】水槽カバー6には図3の底面図に示すよう
に複数の放射状の案内壁61が設けられている。そし
て、攪拌翼7及び洗濯兼脱水槽5の回転により生じる洗
濯液の回転力によって洗濯液は案内壁61に衝突して洗
濯兼脱水槽5の中心方向に向きを変える。
に複数の放射状の案内壁61が設けられている。そし
て、攪拌翼7及び洗濯兼脱水槽5の回転により生じる洗
濯液の回転力によって洗濯液は案内壁61に衝突して洗
濯兼脱水槽5の中心方向に向きを変える。
【0035】このため、洗濯液は遠心力により順次隙間
4aに供給されて生じる上昇力によって洗濯兼脱水槽5
に向けて放出されるだけでなく、洗濯兼脱水槽5の回転
に引きつられた回転力を利用してより加速されて洗濯兼
脱水槽5に向けて放出されるので、洗濯兼脱水槽5のよ
り内方へ放出される。従って、多くの洗濯物の布面に洗
濯液を通過させることができ、洗浄力を向上させること
ができる。
4aに供給されて生じる上昇力によって洗濯兼脱水槽5
に向けて放出されるだけでなく、洗濯兼脱水槽5の回転
に引きつられた回転力を利用してより加速されて洗濯兼
脱水槽5に向けて放出されるので、洗濯兼脱水槽5のよ
り内方へ放出される。従って、多くの洗濯物の布面に洗
濯液を通過させることができ、洗浄力を向上させること
ができる。
【0036】また、案内壁61によって洗濯兼脱水槽5
に向けて案内される洗濯液の量が多いと、洗濯兼脱水槽
5のより内方へ放出できる。このため、案内壁61の突
出高さHを各案内壁61a、61bで異ならせることに
よって、洗濯液を洗濯兼脱水槽5内の異なる位置に戻す
ようにしてもよい。このようにすると、洗濯兼脱水槽5
内を散点する各洗濯物に対して効率よく洗濯液を布面通
過させることができ、より洗浄力を向上させることがで
きる。
に向けて案内される洗濯液の量が多いと、洗濯兼脱水槽
5のより内方へ放出できる。このため、案内壁61の突
出高さHを各案内壁61a、61bで異ならせることに
よって、洗濯液を洗濯兼脱水槽5内の異なる位置に戻す
ようにしてもよい。このようにすると、洗濯兼脱水槽5
内を散点する各洗濯物に対して効率よく洗濯液を布面通
過させることができ、より洗浄力を向上させることがで
きる。
【0037】図4の(a)、(b)に示すように案内壁
61の突出高さH1〜H4を部分的に異なるように形成
してもよい。また、図5の(a)、(b)に示すように
案内壁61の向きを複数の向き(61a、61b、61
c)に変えて形成しても、洗濯液を洗濯兼脱水槽5内の
異なる位置に放出することが可能で同様の効果を得るこ
とができる。
61の突出高さH1〜H4を部分的に異なるように形成
してもよい。また、図5の(a)、(b)に示すように
案内壁61の向きを複数の向き(61a、61b、61
c)に変えて形成しても、洗濯液を洗濯兼脱水槽5内の
異なる位置に放出することが可能で同様の効果を得るこ
とができる。
【0038】前述の図3におけるW部の拡大図を図6に
示すと、水槽4の内壁上端には周面の全周に凹部4bが
設けられ、水槽カバー6に突設した取付部6aが凹部4
bの内面4dと嵌合して水槽カバー6が取り付けられて
いる。そして、取付部6aを凹部4b内に配することで
取付部6aが水槽4の内壁4cより突出しないようにし
ている。
示すと、水槽4の内壁上端には周面の全周に凹部4bが
設けられ、水槽カバー6に突設した取付部6aが凹部4
bの内面4dと嵌合して水槽カバー6が取り付けられて
いる。そして、取付部6aを凹部4b内に配することで
取付部6aが水槽4の内壁4cより突出しないようにし
ている。
【0039】従って、隙間4aを矢印Y1のように上昇
する洗濯液が一点差線で示す従来の位置に配された取付
部6aによって矢印Y1’のように遮られることなく、
スムーズに隙間4a内を進行して矢印Y2のように洗濯
兼脱水槽5内に戻すことができる。また、図7に示すよ
うに凹部4bに、取付部6aの内面6cに嵌合する嵌合
部4dを設けると水槽カバー6の取り付けをより強固に
することができるので望ましい。
する洗濯液が一点差線で示す従来の位置に配された取付
部6aによって矢印Y1’のように遮られることなく、
スムーズに隙間4a内を進行して矢印Y2のように洗濯
兼脱水槽5内に戻すことができる。また、図7に示すよ
うに凹部4bに、取付部6aの内面6cに嵌合する嵌合
部4dを設けると水槽カバー6の取り付けをより強固に
することができるので望ましい。
【0040】また、本実施形態では攪拌翼7及び洗濯兼
脱水槽5の回転数を図8に示すように異なる回転数R
1、R2、R3で各所定時間t1、t2、t3だけ回転
させている。このようにすることによって、洗濯液に加
わる遠心力及び回転力を変えることができ、水槽カバー
6の下面6bを伝って洗濯兼脱水槽5内に放出される洗
濯液の速度を変えることができる。
脱水槽5の回転数を図8に示すように異なる回転数R
1、R2、R3で各所定時間t1、t2、t3だけ回転
させている。このようにすることによって、洗濯液に加
わる遠心力及び回転力を変えることができ、水槽カバー
6の下面6bを伝って洗濯兼脱水槽5内に放出される洗
濯液の速度を変えることができる。
【0041】大きな速度(回転数R3)で水槽カバー6
から矢印Y2(図2参照)のように放出される洗濯液は
洗濯兼脱水槽5の中心近くに供給され、小さな速度(回
転数R1)で水槽カバー6から放出される洗濯液は洗濯
兼脱水槽5の内壁面近くに供給される。従って、洗濯兼
脱水槽5内を散点する各洗濯物に対して効率よく洗濯液
を布面通過させることができ、より洗浄力を向上させる
ことができる。
から矢印Y2(図2参照)のように放出される洗濯液は
洗濯兼脱水槽5の中心近くに供給され、小さな速度(回
転数R1)で水槽カバー6から放出される洗濯液は洗濯
兼脱水槽5の内壁面近くに供給される。従って、洗濯兼
脱水槽5内を散点する各洗濯物に対して効率よく洗濯液
を布面通過させることができ、より洗浄力を向上させる
ことができる。
【0042】また、水位センサ13(図1参照)により
検出される水槽4内の水位に応じて洗濯兼脱水槽5の回
転数を可変できるようにすると、該水位が所定水位より
低い際に洗濯兼脱水槽5の回転数を高くすることによっ
て、洗濯液が水槽カバー6まで到達して確実に循環する
ことができるので望ましい。
検出される水槽4内の水位に応じて洗濯兼脱水槽5の回
転数を可変できるようにすると、該水位が所定水位より
低い際に洗濯兼脱水槽5の回転数を高くすることによっ
て、洗濯液が水槽カバー6まで到達して確実に循環する
ことができるので望ましい。
【0043】前述の図1において水槽4の下部に配され
たエアーポンプ50は、図9に示すように洗濯工程また
はすすぎ工程時において流入管50aを通じて水槽4内
に空気Dを送出するようになっている。洗濯液中に気泡
として流入する空気は貫通孔5aを通って洗濯物の繊維
中に浸透して破裂する。従って、細かな気泡が繊維中の
汚れまたは洗剤とともに洗濯物から離脱することで洗浄
力を向上させることができるようになっている。
たエアーポンプ50は、図9に示すように洗濯工程また
はすすぎ工程時において流入管50aを通じて水槽4内
に空気Dを送出するようになっている。洗濯液中に気泡
として流入する空気は貫通孔5aを通って洗濯物の繊維
中に浸透して破裂する。従って、細かな気泡が繊維中の
汚れまたは洗剤とともに洗濯物から離脱することで洗浄
力を向上させることができるようになっている。
【0044】次に、図10は第2実施形態の洗濯機にお
ける水槽カバー6を示す概略底面図であり、図11の
(a)、(b)は夫々図10におけるP−P断面図及び
Q−Q断面図である。その他の構成は第1実施形態と同
様である。隙間4aを覆う水槽カバー6は洗濯兼脱水槽
5に突出して形成され、隙間4aを上昇する洗濯液が下
面6bに衝突後洗濯兼脱水槽5に導かれる。
ける水槽カバー6を示す概略底面図であり、図11の
(a)、(b)は夫々図10におけるP−P断面図及び
Q−Q断面図である。その他の構成は第1実施形態と同
様である。隙間4aを覆う水槽カバー6は洗濯兼脱水槽
5に突出して形成され、隙間4aを上昇する洗濯液が下
面6bに衝突後洗濯兼脱水槽5に導かれる。
【0045】図11(a)に示す断面(P−P断面)で
は水槽カバー6に衝突した洗濯液は傾斜面6d及び水平
面6eを伝って矢印Y3のように洗濯兼脱水槽5内に放
出される。図11(b)に示す断面(Q−Q断面)では
水槽カバー6に衝突した洗濯液は傾斜面6dを伝って矢
印Y4のように上記より勢いよく洗濯兼脱水槽5内に放
出される。
は水槽カバー6に衝突した洗濯液は傾斜面6d及び水平
面6eを伝って矢印Y3のように洗濯兼脱水槽5内に放
出される。図11(b)に示す断面(Q−Q断面)では
水槽カバー6に衝突した洗濯液は傾斜面6dを伝って矢
印Y4のように上記より勢いよく洗濯兼脱水槽5内に放
出される。
【0046】このように、水槽カバー6を異なる複数の
断面形状を有するように形成することによって、洗濯液
を洗濯兼脱水槽5内の異なる位置に戻すことができる。
従って、洗濯兼脱水槽5内を散点する各洗濯物に対して
効率よく洗濯液を布面通過させることができ、より洗浄
力を向上させることができるようになる。
断面形状を有するように形成することによって、洗濯液
を洗濯兼脱水槽5内の異なる位置に戻すことができる。
従って、洗濯兼脱水槽5内を散点する各洗濯物に対して
効率よく洗濯液を布面通過させることができ、より洗浄
力を向上させることができるようになる。
【0047】次に、図12(a)、(b)は第3実施形
態の洗濯機の概略上面図及び側面断面図である。その他
の構成は第1実施形態と同様である。本実施形態では水
槽4の内壁4cに上下方向に伸びる複数の突起部41を
設けている。突起部41は水槽4の法線方向に略一致し
て形成される遮蔽部41aと、水槽4の法線方向に対し
て傾斜して形成される滑動部41bとから成っている。
態の洗濯機の概略上面図及び側面断面図である。その他
の構成は第1実施形態と同様である。本実施形態では水
槽4の内壁4cに上下方向に伸びる複数の突起部41を
設けている。突起部41は水槽4の法線方向に略一致し
て形成される遮蔽部41aと、水槽4の法線方向に対し
て傾斜して形成される滑動部41bとから成っている。
【0048】洗いまたはすすぎ工程時に洗濯兼脱水槽5
が矢印B方向に回転すると、洗濯液は遠心力と回転力を
与えられて矢印Y1のように貫通孔5aを通って隙間4
aに流入する。そして、突起部41の遮蔽部41aに衝
突して上方へ向きを変えて進行し、水槽カバー6の下面
6bに衝突後導かれて洗濯兼脱水槽5内に戻される。
が矢印B方向に回転すると、洗濯液は遠心力と回転力を
与えられて矢印Y1のように貫通孔5aを通って隙間4
aに流入する。そして、突起部41の遮蔽部41aに衝
突して上方へ向きを変えて進行し、水槽カバー6の下面
6bに衝突後導かれて洗濯兼脱水槽5内に戻される。
【0049】洗濯液は遠心力により順次隙間4aに供給
されて押し上げられるだけでなく、回転力を利用して上
方へ押し上げられる。このため、洗濯液はより加速され
て水槽カバー6に到達し、洗濯兼脱水槽5のより内方へ
戻される。従って、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を
通過させることができ、洗浄力を向上させることができ
る。
されて押し上げられるだけでなく、回転力を利用して上
方へ押し上げられる。このため、洗濯液はより加速され
て水槽カバー6に到達し、洗濯兼脱水槽5のより内方へ
戻される。従って、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を
通過させることができ、洗浄力を向上させることができ
る。
【0050】そして、脱水工程時には洗濯兼脱水槽5を
矢印Bと反対の方向に回転させることによって、回転力
を有して隙間4aに流入する洗濯液は突起部41の滑動
部41bを滑動するので、上昇力が弱められ、効率良く
排水することができる。
矢印Bと反対の方向に回転させることによって、回転力
を有して隙間4aに流入する洗濯液は突起部41の滑動
部41bを滑動するので、上昇力が弱められ、効率良く
排水することができる。
【0051】次に、図13の(a)は第4実施形態の洗
濯機の洗濯兼脱水槽5の概略正面図であり、A−A断面
を図13の(b)に示す。その他の構成は第1実施形態
と同様である。本実施形態では洗濯兼脱水槽5の外壁に
上下方向に傾斜して伸びる複数の突起した導水部51を
設けている。
濯機の洗濯兼脱水槽5の概略正面図であり、A−A断面
を図13の(b)に示す。その他の構成は第1実施形態
と同様である。本実施形態では洗濯兼脱水槽5の外壁に
上下方向に傾斜して伸びる複数の突起した導水部51を
設けている。
【0052】洗いまたはすすぎ工程時に洗濯兼脱水槽5
が矢印B方向に回転すると、洗濯液は遠心力を受けて貫
通孔5aを通って隙間4aに流入する。洗濯液は、洗濯
兼脱水槽5に対して相対的に矢印Bと反対方向に移動す
る(この時、洗濯液は洗濯兼脱水槽5に引きつられて固
定の水槽4に対して矢印B方向に移動している)。そし
て、矢印Y3のように導水部51に導かれて隙間4aを
上方へ進行し、前述の図2に示すように水槽カバー6の
下面6bに衝突後導かれて洗濯兼脱水槽5内に戻され
る。
が矢印B方向に回転すると、洗濯液は遠心力を受けて貫
通孔5aを通って隙間4aに流入する。洗濯液は、洗濯
兼脱水槽5に対して相対的に矢印Bと反対方向に移動す
る(この時、洗濯液は洗濯兼脱水槽5に引きつられて固
定の水槽4に対して矢印B方向に移動している)。そし
て、矢印Y3のように導水部51に導かれて隙間4aを
上方へ進行し、前述の図2に示すように水槽カバー6の
下面6bに衝突後導かれて洗濯兼脱水槽5内に戻され
る。
【0053】洗濯液は遠心力により順次隙間4aに供給
されて押し上げられるだけでなく、洗濯兼脱水槽5の回
転により上方へ押し上げられる。このため、洗濯液はよ
り加速されて水槽カバー6に到達し、洗濯兼脱水槽5の
より内方へ戻される。従って、より多くの洗濯物の布面
に洗濯液を通過させることができ、洗浄力を向上させる
ことができる。
されて押し上げられるだけでなく、洗濯兼脱水槽5の回
転により上方へ押し上げられる。このため、洗濯液はよ
り加速されて水槽カバー6に到達し、洗濯兼脱水槽5の
より内方へ戻される。従って、より多くの洗濯物の布面
に洗濯液を通過させることができ、洗浄力を向上させる
ことができる。
【0054】そして、脱水工程時には洗濯兼脱水槽5を
矢印Bと反対の方向に回転させることによって、隙間4
aに流入する洗濯液は導水部51に導かれて矢印Y3’
のように隙間4aを下方へ進行し、効率良く排水するこ
とができるようになっている。
矢印Bと反対の方向に回転させることによって、隙間4
aに流入する洗濯液は導水部51に導かれて矢印Y3’
のように隙間4aを下方へ進行し、効率良く排水するこ
とができるようになっている。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明によると、洗濯液は遠心
力により水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上
げられ、水槽カバーによって洗濯槽に向けて放出される
だけでなく、案内壁によって洗濯槽の回転に引きつられ
た回転力を利用してより加速して放出されるので、洗濯
液を洗濯槽のより内方へ放出することができる。従っ
て、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を通過させること
ができ、洗浄力を向上させることができる。
力により水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上
げられ、水槽カバーによって洗濯槽に向けて放出される
だけでなく、案内壁によって洗濯槽の回転に引きつられ
た回転力を利用してより加速して放出されるので、洗濯
液を洗濯槽のより内方へ放出することができる。従っ
て、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を通過させること
ができ、洗浄力を向上させることができる。
【0056】請求項2の発明によると、案内壁の突出高
さまたは向きを各案内壁で異ならせることによって、洗
濯液を洗濯槽内の異なる位置に戻すようにできる。従っ
て、洗濯槽内を散点する各洗濯物に対して効率よく洗濯
液を布面通過させることができ、より洗浄力を向上させ
ることができる。
さまたは向きを各案内壁で異ならせることによって、洗
濯液を洗濯槽内の異なる位置に戻すようにできる。従っ
て、洗濯槽内を散点する各洗濯物に対して効率よく洗濯
液を布面通過させることができ、より洗浄力を向上させ
ることができる。
【0057】請求項3の発明によると、水槽カバーを異
なる複数の断面形状を有するように形成することによっ
て、洗濯液を洗濯槽内の異なる位置に戻すことができ
る。従って、洗濯槽内を散点する各洗濯物に対して効率
よく洗濯液を布面通過させることができ、より洗浄力を
向上させることができるようになる。
なる複数の断面形状を有するように形成することによっ
て、洗濯液を洗濯槽内の異なる位置に戻すことができ
る。従って、洗濯槽内を散点する各洗濯物に対して効率
よく洗濯液を布面通過させることができ、より洗浄力を
向上させることができるようになる。
【0058】請求項4の発明によると、洗濯液は遠心力
により水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上げ
られるだけでなく、突出部によって洗濯槽の回転力を利
用して上方へ押し上げられる。このため、洗濯液はより
加速されて水槽カバーに到達し、洗濯槽のより内方へ戻
される。従って、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を通
過させることができ、洗浄力を向上させることができ
る。
により水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上げ
られるだけでなく、突出部によって洗濯槽の回転力を利
用して上方へ押し上げられる。このため、洗濯液はより
加速されて水槽カバーに到達し、洗濯槽のより内方へ戻
される。従って、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を通
過させることができ、洗浄力を向上させることができ
る。
【0059】請求項5の発明によると、洗濯槽の一方向
の回転時には遠心力により水槽と洗濯槽との隙間に流入
する洗濯液を洗濯槽の回転力により突出部に衝突して上
方へ押し上げることができる。そして、洗濯槽の他方向
の回転時には該隙間に流入する洗濯液は洗濯槽の回転力
により突出部を滑動するので洗濯液の上昇力を弱めるこ
とができる。
の回転時には遠心力により水槽と洗濯槽との隙間に流入
する洗濯液を洗濯槽の回転力により突出部に衝突して上
方へ押し上げることができる。そして、洗濯槽の他方向
の回転時には該隙間に流入する洗濯液は洗濯槽の回転力
により突出部を滑動するので洗濯液の上昇力を弱めるこ
とができる。
【0060】請求項6の発明によると、洗濯液は遠心力
により水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上げ
られるだけでなく、導水部によって洗濯槽の回転力を利
用して上方へ押し上げられる。このため、洗濯液はより
加速されて水槽カバーに到達し、洗濯槽のより内方へ戻
される。従って、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を通
過させることができ、洗浄力を向上させることができ
る。
により水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上げ
られるだけでなく、導水部によって洗濯槽の回転力を利
用して上方へ押し上げられる。このため、洗濯液はより
加速されて水槽カバーに到達し、洗濯槽のより内方へ戻
される。従って、より多くの洗濯物の布面に洗濯液を通
過させることができ、洗浄力を向上させることができ
る。
【0061】請求項7の発明によると、洗いまたはすす
ぎ工程時には遠心力により水槽と洗濯槽との隙間に流入
する洗濯液を洗濯槽の回転力により突出部または導水部
に導かれて上方へ押し上げることができる。そして、す
すぎまたは脱水工程時には該隙間に流入する洗濯液は洗
濯槽の回転力により、突出部上を滑動しまたは導水部に
導かれて、上昇力が弱められまたは下方に導かれて効率
良く排水することができるようになる。
ぎ工程時には遠心力により水槽と洗濯槽との隙間に流入
する洗濯液を洗濯槽の回転力により突出部または導水部
に導かれて上方へ押し上げることができる。そして、す
すぎまたは脱水工程時には該隙間に流入する洗濯液は洗
濯槽の回転力により、突出部上を滑動しまたは導水部に
導かれて、上昇力が弱められまたは下方に導かれて効率
良く排水することができるようになる。
【0062】請求項8の発明によると、大きな洗濯槽の
回転数によって水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて
押し上げられて水槽カバーから放出される洗濯液は洗濯
槽の中心近くに供給され、小さな回転数で水槽カバーか
ら放出される洗濯液は洗濯槽の内壁面近くに供給され
る。従って、洗濯槽内を散点する各洗濯物に対して効率
よく洗濯液を布面通過させることができ、より洗浄力を
向上させることができる。
回転数によって水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて
押し上げられて水槽カバーから放出される洗濯液は洗濯
槽の中心近くに供給され、小さな回転数で水槽カバーか
ら放出される洗濯液は洗濯槽の内壁面近くに供給され
る。従って、洗濯槽内を散点する各洗濯物に対して効率
よく洗濯液を布面通過させることができ、より洗浄力を
向上させることができる。
【0063】請求項9の発明によると、水位検知手段に
より検出される水槽内の水位が所定水位より低い際に洗
濯槽の回転数を高くすることによって、洗濯液が水槽カ
バーまで到達して確実に循環することができる。
より検出される水槽内の水位が所定水位より低い際に洗
濯槽の回転数を高くすることによって、洗濯液が水槽カ
バーまで到達して確実に循環することができる。
【0064】請求項10の発明によると、遠心力により
水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上げられる
洗濯液は取付部に遮られることなく、スムーズに該隙間
内を進行して確実に洗濯槽内に放出されるようになる。
水槽と洗濯槽との隙間に順次供給されて押し上げられる
洗濯液は取付部に遮られることなく、スムーズに該隙間
内を進行して確実に洗濯槽内に放出されるようになる。
【0065】請求項11の発明によると、空気供給手段
により洗濯液中に気泡として流入する空気は洗濯槽の貫
通孔を通って洗濯物の繊維中に浸透して破裂する。従っ
て、細かな気泡が繊維中の汚れまたは洗剤とともに洗濯
物から離脱することで洗浄力を向上させることができる
ようになる。
により洗濯液中に気泡として流入する空気は洗濯槽の貫
通孔を通って洗濯物の繊維中に浸透して破裂する。従っ
て、細かな気泡が繊維中の汚れまたは洗剤とともに洗濯
物から離脱することで洗浄力を向上させることができる
ようになる。
【図1】 本発明の第1実施形態の洗濯機を示す側面
断面図である。
断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の洗濯機を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の洗濯機の水槽カバ
ーを示す底面図である。
ーを示す底面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の洗濯機の水槽カバ
ーの他の態様を示す側面断面図である。
ーの他の態様を示す側面断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の洗濯機の水槽カバ
ーの更に他の態様を示す底面図である。
ーの更に他の態様を示す底面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の洗濯機の水槽カバ
ーの取付部を示す拡大図である。
ーの取付部を示す拡大図である。
【図7】 本発明の第1実施形態の洗濯機の水槽カバ
ーの取付部の他の態様を示す拡大図である。
ーの取付部の他の態様を示す拡大図である。
【図8】 本発明の第1実施形態の洗濯機の洗濯兼脱
水槽の回転制御を示す図である。
水槽の回転制御を示す図である。
【図9】 本発明の第1実施形態の洗濯機の吸気ポン
プ部分を示す概略図である。
プ部分を示す概略図である。
【図10】 本発明の第2実施形態の洗濯機の水槽カバ
ーを示す底面図である。
ーを示す底面図である。
【図11】 本発明の第2実施形態の洗濯機の水槽カバ
ーを示す側面断面図である。
ーを示す側面断面図である。
【図12】 本発明の第3実施形態の洗濯機の部分概略
図である。
図である。
【図13】 本発明の第4実施形態の洗濯機の部分概略
図である。
図である。
【図14】 従来の洗濯機を示す部分側面断面図であ
る。
る。
1 外槽 2 吊り棒 3 振動吸収バネ 4 水槽 5 洗濯兼脱水槽 6 水槽カバー 7 攪拌翼 8 バランサ 11 駆動機構部 12 給水弁 13 水位センサ 14 排水弁 21 モータ 22 槽軸 23 攪拌軸 41 突出部 50 吸気ポンプ 51 導水部 61 案内壁
Claims (11)
- 【請求項1】 水槽内に隙間を有して回転可能に内装さ
れるとともに壁面に貫通孔を有する洗濯槽と、前記隙間
の上部を前記洗濯槽の上部に突出して覆うとともに前記
隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内へ導く水槽カバー
とを備え、前記水槽カバーの下面に複数の案内壁を略放
射状に突設したことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 少なくとも2つの前記案内壁において突
出高さまたは向きを異なるようにしたことを特徴とする
請求項1に記載の洗濯機。 - 【請求項3】 水槽内に隙間を有して回転可能に内装さ
れるとともに壁面に貫通孔を有する洗濯槽と、前記隙間
の上部を前記洗濯槽の上部に突出して覆うとともに前記
隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内へ導く水槽カバー
とを備え、前記水槽カバーの少なくとも2箇所において
断面形状を異なるように形成して前記洗濯槽内の異なる
位置へ洗濯液を導くようにしたことを特徴とする洗濯
機。 - 【請求項4】 水槽内に隙間を有して回転可能に内装さ
れるとともに壁面に貫通孔を有する洗濯槽と、前記隙間
の上部を前記洗濯槽の上部に突出して覆うとともに前記
隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内へ導く水槽カバー
とを備え、前記水槽の内壁に上下に伸びる複数の突起部
を設けたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項5】 前記突起部の一面は前記水槽の法線方向
に略一致して形成するとともに、他面は該法線方向に対
して傾斜して形成したことを特徴とする請求項4に記載
の洗濯機。 - 【請求項6】 水槽内に隙間を有して回転可能に内装さ
れるとともに壁面に貫通孔を有する洗濯槽と、前記隙間
の上部を前記洗濯槽の上部に突出して覆うとともに前記
隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内へ導く水槽カバー
とを備え、前記洗濯槽の外壁に上下に傾斜して伸びる複
数の突起した導水部を設けたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項7】 洗いまたはすすぎ工程時と、脱水または
排水工程時とで前記洗濯槽の回転方向を異なるようにし
たことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の洗
濯機。 - 【請求項8】 水槽内に隙間を有して回転可能に内装さ
れるとともに壁面に貫通孔を有する洗濯槽と、前記隙間
の上部を前記洗濯槽の上部に突出して覆うとともに前記
隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内へ導く水槽カバー
とを備え、洗いまたはすすぎ工程時に前記洗濯槽が複数
の回転数により回転するようにしたことを特徴とする洗
濯機。 - 【請求項9】 水槽内に隙間を有して回転可能に内装さ
れるとともに壁面に貫通孔を有する洗濯槽と、前記隙間
の上部を前記洗濯槽の上部に突出して覆うとともに前記
隙間を上昇する洗濯液を前記洗濯槽内へ導く水槽カバー
と、前記水槽内の水位を検知する水位センサとを備え、
洗いまたはすすぎ工程時に前記洗濯槽の回転数を前記水
位に応じて可変できるようにしたことを特徴とする洗濯
機。 - 【請求項10】 前記水槽の上端内壁に設けられた凹部
内に配されて前記水槽の内径より大きい内径を有した取
付部を前記水槽カバーの下面に突設したことを特徴とす
る請求項1乃至請求項9のいづれかに記載の洗濯機。 - 【請求項11】 水槽内に回転可能に内装されるととも
に壁面に貫通孔を有する洗濯槽と、前記水槽内に空気を
供給する空気供給手段とを備え、洗いまたはすすぎ工程
中に空気供給手段により洗濯液中に気泡を送出するよう
にしたことを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006003A JP2000202189A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006003A JP2000202189A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000202189A true JP2000202189A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11626582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11006003A Pending JP2000202189A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000202189A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100362859B1 (ko) * | 2000-06-29 | 2002-12-11 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기 터브커버의 역류방지구조 |
WO2016015483A1 (zh) * | 2014-07-29 | 2016-02-04 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 波轮洗衣机和波轮洗衣机的桶盖 |
CN105332222A (zh) * | 2014-07-29 | 2016-02-17 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 用于波轮洗衣机的内筒及波轮洗衣机 |
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WO2017138723A1 (ko) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP11006003A patent/JP2000202189A/ja active Pending
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US11242638B2 (en) | 2016-02-12 | 2022-02-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
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