JP2000202168A - 装飾物とその製造方法 - Google Patents

装飾物とその製造方法

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JP2000202168A
JP2000202168A JP11008729A JP872999A JP2000202168A JP 2000202168 A JP2000202168 A JP 2000202168A JP 11008729 A JP11008729 A JP 11008729A JP 872999 A JP872999 A JP 872999A JP 2000202168 A JP2000202168 A JP 2000202168A
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pots
shape
doll
plant pots
decorative article
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JP11008729A
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Kazuto Yoshikawa
一人 吉川
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】植木鉢やポット等を材料として、これ等を用い
て新しい装飾物や置物を開発すること。 【解決手段】樹脂、陶磁器又はガラス製の植木鉢の如き
園芸用部品の複数個を、人形の形状に組立てること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は装飾物及びその製造
方法に関し、更に詳しくは植木鉢やポット等園芸用部品
の複数個を用いて、これ等を人形の形状に組み立てた装
飾物及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近ガーデニングと称される園芸が盛ん
に行われる様になっており、このガーデニングに使用す
る植木鉢やポット等のガーデニング用部品も色々の形状
や種類、色調の異なった数多くのものが使用されるよう
になってきた。特に最近テラコッタと称される独特の褐
色を基調とした色調の植木鉢が人気を呼んでいる。
【0003】本発明者は従来からガーデニング用の植木
鉢やポット等の研究を続けてきたが、この研究に於いて
これ等植木鉢やポット等を装飾物や置物の材料の一つと
して使用できないであろうかという全く新しい着想に到
った。
【0004】尚、これ等植木鉢やポット類は従来から、
あくまで植木や草花を植えるための部品として使用され
てきたものであり、これ等植木鉢やポットを装飾物や置
物を製作するための原材料として使用することは従来全
く考えられなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、上記全く新しい着想に基づいて、
実際に植木鉢やポット等を材料として、これ等を用いて
新しい装飾物や置物を開発することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この新しい着想に基づ
き、本発明者は引き続き鋭意研究を続けた結果、植木鉢
やポットの複数個をうまく組み合わせて人形の形状の装
飾物乃至置物を製造することに成功し、ここに本発明を
完成するに到った。
【0007】即ち、本発明は樹脂、陶磁器又はガラス製
の植木鉢のような園芸用部品の複数個を、人形の形状に
組立てて成る装飾物及びその製造方法に係るものであ
る。
【0008】
【発明の作用】本発明に於いては、園芸用部品就中植木
鉢やポット類(以下単に植木鉢という)の複数個を用い
るものであるが、少なくとも2種類以上の植木鉢を夫々
複数個ずつ用いて、人形の形状に組み立てるものであ
る。
【0009】
【発明の好ましい実施態様】以下に本発明の代表的な装
飾物の一例を示す図1を参照しつつ、本発明を詳しく説
明する。
【0010】図1は植木鉢を15個用いて、人形の形状
の装飾物を製作した例を示したものであり、手及び足を
構成する植木鉢1と胴体及び頭部を構成する植木鉢2の
2種類の植木鉢から成っている。胴体3は植木鉢2が2
個、頭部4は植木鉢2が1個から成っている。この際、
植木鉢2は夫々その接する部分5及び6に於いて、通常
接着剤で結合されるが、結合する手段としては必ずしも
接着剤に限られることはなく、針金、その他適宜な手段
で良い。また場合によっては、例えば極めて移動するこ
とが少ない場合等は、結合しなくても良い。
【0011】足は夫々植木鉢1が3個ずつで組み立てら
れて、2本の足となっていて、膝の部分7で足を曲げた
ような形状となっている。
【0012】足を形成する植木鉢1は植木鉢2と相似形
であり、その大きさが異なり、若干小さくなっている。
太股部分と臑部分とは、通常針金で結合する。この際、
植木鉢1には針金を通す穴8を設ける。また、臑部分で
は植木鉢1は接着剤で結合する。手の部分も足の部分と
同じようにして組み立てられる。
【0013】植木鉢はいずれもこの例では同一の色調に
統一されているが、色調としては特に限定されず、各種
の色調のものが適宜選択使用される。
【0014】この図1の例に於いては、腰掛け9は、木
製の丸太状のものであるが、やはり人形が腰掛けること
ができるものであればどの様なものでも良い。
【0015】本発明の装飾物は、その形状は原則として
人形の形状である。この際の人形の形状としては図1の
如く腰掛けた形状が基本であるが、その他立っている形
状も含まれる。人形の大きさは何等限定されず、小さな
もの(例えば腰掛けた状態の形状で30cm程度の高
さ)から大きなもの(同150cm程度の高さ)まで広
い範囲で各種の大きさのものが含まれ、好ましくは50
〜100cm程度である。
【0016】人形の形状を構成する頭部は、原則として
植木鉢1個から成る。頭部4の大きさや形状は人形の形
状全体とのバランスで決定される。この頭部4には、必
要に応じ更に口や目等に相当するようなものを設けても
良い。頭部4と胴体3とは同じ植木鉢で組み立てても良
いし、また異なった形状や大きさの植木鉢を使用しても
良い。
【0017】頭部4の下に胴体3を設ける。この胴体3
は原則として、植木鉢2個から構成される。この際植木
鉢としては同じものを2個使用するのが好ましいが、場
合によっては異なった植木鉢を2個使用しても良い。
【0018】足は2本の足から成り、その足夫々は原則
として植木鉢3個を使用する。場合によっては4個とし
ても良い。この足を構成する植木鉢としては3個乃至4
個全て同じものを使用するのが好ましいが、太股部と臑
部分とで植木鉢を使い別けても良い。
【0019】手の部分は原則として上腕部1個、肘部2
個の植木鉢から組み立てられるが、肘部が1個でも良
い。
【0020】本発明に於いて使用する植木鉢としては、
その形状は何等限定されず、図1に示すような形状のも
のを使用しても良く、また若干細長いものや、上面と下
面との間での勾配が少ないもの、丸みの大きなもの等、
適宜に使用される。場合によっては、四角形や三角形を
はじめ、角形の植木鉢やポットも使用される。また植木
鉢やポットには、適宜に模様をつけることもでき、この
模様は一部につけても良く、また全体につけても良い。
但し、人形を組み立てる際には、各種の形状やサイズの
ものを多種類使用するよりも、胴体と頭部として1種
類、手や足として1種類と統一して使用することが、シ
ンプルな人形となったり、製造手段が簡単になる点より
好ましい。
【0021】植木鉢としての色調は何等限定されず、適
宜な色調のものが選択して使用される。また植木鉢の材
質としては代表的には陶磁器製のものを挙げることがで
きるが、ガラスや樹脂でも勿論かまわない。
【0022】陶磁器の種類としては、陶器や磁器が広く
使用され、釉薬を施したものから無釉薬のものまで広く
使用できる。
【0023】樹脂としては各種合成樹脂が使用され、例
えばポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル
等、通常植木鉢やポット、或いは食器等に使用されてい
る合成樹脂が広く使用される。
【0024】ガラスとしても各種のものが広い範囲で使
用され、例えば珪酸ガラス、ソーダガラス等適宜なもの
が使用される。更に場合によっては、セメントやモノタ
ルで製造された植木鉢を使用しても良い。
【0025】本発明に於いては、従来からガーデニング
用として使用されている各種の植木鉢を使用するのが便
利であり、特にテラコッタと称されるガーデニング用植
木鉢が最も入手し易く、また色調の点からも好ましい。
【0026】装飾物の全体の色調としては、一色で統一
されているのが普通であるが、頭部、胴体、足、手の少
なくとも1つ以上を異なった色調としても良い。色調そ
のものは何等限定されず、各種の色が適宜に選択され
る。最も好ましい色調はテラコッタとして知られている
褐色を基調とした色調である。
【0027】本発明の装飾物を組み立てる際には、各植
木鉢の夫々を適宜な手段で結合する。その代表的な手段
は接着剤を使用する手段と、針金や糸を使用する手段で
ある。接着剤としては広く各種のものが使用され、有機
質のものから無機質のものまで広く使用できる。
【0028】本発明の装飾物は、室外でも室内でもまた
置物としても使用できる。また場合によっては、ガーデ
ニング用部品としても使用することができる。
【0029】特に人形の形状をしているために、種々の
その他の機能を付与することができる。例えば音声を発
生する装置を付設し、センサーにより人の来訪時に音声
を出す様なものや、各種模様や飾りをつけた個性的な装
飾物とすることができる。
【0030】本発明に於いては、装飾物を組み立てるに
際し、使用される植木鉢やポットは、その組み立てに必
要な個数と種類とを予め組み立て用セットとしても良
い。このセットには、組み立てに必要なネジや接着剤や
針金や銅線等の金属系、糸等を同時に含有させたセット
としても良い。
【0031】
【実施例】以下に本発明の装飾物の組み立て方法を示す
実施例を例示する。
【0032】
【実施例1】植木鉢1を2個ずつ接着剤で接着し、接着
したもの4個(即ち足の臑部分2本と手の腕部分2本、
合計4個)を作製する。植木鉢2の下部に植木鉢1を用
いて、足の太股部分7を銅線で結合する。この植木鉢2
を台9の上に置く。また植木鉢2を用いて胴部3に同じ
ように銅線で植木鉢1を用いて腕を結合する。これを台
9の上に置いたものに接着剤を用いて結合し、続いて植
木鉢2を用いて頭部4を接着剤で結合する。最後に植木
鉢1を2個ずつ結合したもの4個を、夫々手及び足とし
て銅線で結合する。
【0033】
【発明の効果】本発明の装飾物は、植木鉢から組み立て
られており、極めてユニークな装飾物であり、その装飾
物や置物としての効果は極めて大きく、しかも場合によ
ってはガーデニング用部品としても使用できる。更には
人形の形状をしているために、音声発生装置等を組み込
み、独特の装飾物や置物とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明装飾物の一例の斜視図である。
【符号の説明】 1.植木鉢 2.植木鉢 3.胴体 4.頭部 5.植木鉢の接する部分 6.植木鉢の接する部分 7.膝の部分 8.針金用穴 9.腰掛け台

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂、陶磁器又はガラス製の植木鉢の如き
    園芸用部品の複数個を、人形の形状に組立てて成る装飾
    物。
  2. 【請求項2】園芸用部品がガーデニング用の植木鉢やポ
    ット類である請求項1に記載の装飾物。
  3. 【請求項3】園芸用部品がガーデニング用のテラコッタ
    である請求項1に記載の装飾物。
  4. 【請求項4】植木鉢が2種類から成り、且つその夫々が
    複数個から成る請求項1に記載の装飾物。
  5. 【請求項5】人形の形状が、台の上に腰掛けている形状
    である請求項1に記載の装飾物。
  6. 【請求項6】樹脂、陶磁器又はガラス製の園芸用部品の
    複数個の夫々を、適宜に人形の形状に組み立てることを
    特徴とする装飾物の製造方法。
  7. 【請求項7】人形の胴体並びに頭部を同じ形状の植木鉢
    を用いて形成し、且つ手及び足部分を胴体並びに頭部を
    形成する植木鉢と形状又はサイズの異なる植木鉢の複数
    個で組み立てる請求項6に記載の装飾物の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105662032A (zh) * 2016-02-25 2016-06-15 殷海涛 一种花盆架
US20180193759A1 (en) * 2017-01-11 2018-07-12 Jaclyn Johnson Moldable Curio Assembly

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