JP2000201193A - 復調装置、復調方法、およびそのような復調装置を含む通信システム - Google Patents

復調装置、復調方法、およびそのような復調装置を含む通信システム

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JP2000201193A
JP2000201193A JP11363827A JP36382799A JP2000201193A JP 2000201193 A JP2000201193 A JP 2000201193A JP 11363827 A JP11363827 A JP 11363827A JP 36382799 A JP36382799 A JP 36382799A JP 2000201193 A JP2000201193 A JP 2000201193A
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phase
constellation
receiver
det
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Peter Michael Noel Vandenabeele
ペーテル・ミヒエル・ノエル・フアンデンアベーレ
Johan Joseph Gustaaf Haspeslagh
ヨハン・ヨセフ・グスターフ・ハスペラツハ
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Alcatel Lucent SAS
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Alcatel CIT SA
Alcatel SA
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/38Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/3845Demodulator circuits; Receiver circuits using non - coherent demodulation, i.e. not using a phase synchronous carrier
    • H04L27/3854Demodulator circuits; Receiver circuits using non - coherent demodulation, i.e. not using a phase synchronous carrier using a non - coherent carrier, including systems with baseband correction for phase or frequency offset

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事前定義されたコンステレーション図に従っ
て変調され、情報バースト(A1、B1、C1、D1、
A2、B2、C2、D2)の一部として、ほぼ安定した
振幅特性を有する伝送媒体を介して送られたデータシン
ボルを復調するのに適した復調装置を提供すること。 【解決手段】 復調装置がデータシンボルの振幅をコヒ
ーレントに検出し、データシンボルの位相を差分的に検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の非特徴
部分に記載の復調装置と、請求項7の非特徴部分に記載
したような復調装置によって行われたデータシンボルの
復調のための方法と、請求項8の非特徴部分に記載した
ような復調装置を含む通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】そのような復調装置および復調方法は、
たとえば、Paul McGoldrick著の論文
「Demodulator With FEC Dec
oderHas On−Chip Timing Re
covery」からすでに当技術分野で知られている。
この論文は、1996年9月3日の雑誌「Electr
onic Design」の55〜64ページに掲載さ
れている。この論文には、復調器の系列がケーブル、た
とえば光ファイバや同軸ケーブルを介して送信されたテ
レビ信号の受信および復調に適していることが記述され
ている。データシンボルは、引用された論文の58ペー
ジの図2に示され、56ページのテーブルによって説明
されているコンステレーション図に従った知られている
システム中で復調される。図示されたコンステレーショ
ン図は、64個のコンステレーション点を含み、長方形
の形状を有する。同様のコンステレーション図は、明ら
かに、受信されたデータシンボルを復調する知られてい
るシステムの復調装置で使用されている。上述の論文
の、図1に示されている知られている復調装置は、デー
タシンボルの振幅と位相を互いと無関係に決定する十分
にコヒーレントな検出器を含む。受信されたデータシン
ボルの振幅を正確に決定できるように、復調装置は、情
報が送信されるケーブルの振幅減衰における変化を補う
自動利得制御ループを含む。さらに、受信されたデータ
シンボルの位相を正確に決定できるように、知られてい
る復調装置が、引用された論文の58ページの下半分の
パラグラフ「Jittering Towards Z
ero」に詳細に記述されているタイミング回復ループ
を含む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タイミング回復ループ
は、到来情報バーストについての位相標準を確立する役
目を有する。当業者は、わかるように、そして、引用さ
れた論文の55〜56ページのパラグラフ「Syste
m Overview」および58ページのパラグラフ
「Jittering Towards Zero」か
ら理解されるように、自動利得制御ループおよびタイミ
ング回復ループは、知られているテレビ信号復調装置の
ハードウェアの複雑さのかなりの原因となっている。さ
らに、そのようなコヒーレントな検出器は、一般に、ブ
ラインド取得モードで動作するときにかなり長い取得時
間を必要とする。すべての情報バーストの初めに、トレ
ーニングシーケンスを使用することは、コヒーレントな
検出器の取得時間を数個の記号まで短縮することができ
るが、現在の市販のQAM受信機はこの用途には適さな
い。
【0004】本発明の目的は、安定した減衰特性を有す
る伝送媒体を介して情報バーストの一部として送信され
たデータシンボルを受信して復調するのに適した復調装
置を提供することである。そのハードウェアの複雑さ
は、知られている復調装置と比較してかなり低減され、
その取得時間はかなり短縮される。さらに、本発明の目
的は、関連する復調方法および通信システムを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、請求項1に記載の復調装置、請求項7に記載のデ
ータシンボルを復調する方法、および請求項8に記載の
通信システムによって実現される。
【0006】実際、バースト情報が、減衰特性が時間的
にゆっくり変化するような送信チャネルを介して送信さ
れる場合には、コヒーレントな振幅検出が、自動利得制
御ループを必要としないで、うまくいく。情報が、時間
に対して利得が安定したままでいるチャネル、たとえ
ば、銅ツイストペアケーブル、同軸ケーブル、または光
ファイバを介して、送信されるなら、自動利得制御は、
コヒーレントな振幅検出をするために必要とされない。
チャネルの減衰は、システムの初期化時に1回測定され
るだけで十分である。一方、前に受信されたデータシン
ボルの位相との位相差を測定することにより、データシ
ンボルの位相を検出する差分位相検出器を使用すること
によって、タイミングおよび/または搬送回復ループ
は、通信がバーストの性質を有していても、本発明によ
る復調装置では必要とされない。差分位相検出は、たと
えば、無線リンクのような、早く変化する振幅および位
相の特性を有する送信チャネルを介して送られたデータ
シンボルを検出するのに使用される完全差分復調装置で
使用される知られている技術である。たとえば、そのよ
うな完全差分検出器は、「Modern Quadra
ture Amplitude Modulatio
n,Principles and Applicat
ions for Fixed and Wirele
ss Communications」という本の32
4〜327ページから知られている。この本は、Wil
liam WebbとLajos Hanzoによって
書かれ、LondonのPentech Pressに
よって出版されたものである。要約すると、本発明によ
れば、差分位相検出器は、利得安定リンクを介して転送
されたバースト情報を受信するために使用される検出器
中でのコヒーレントな振幅検出と結合される。それによ
って、振幅および位相のための制御ループは回避され、
復調装置のハードウェアの複雑さはかなり低減される。
【0007】請求の範囲で使用される「含む」という用
語は、その後に記載された手段に限定されると解釈すべ
きではないことに留意されたい。したがって、「手段A
およびBを含む装置」という表現の範囲は、構成要素A
およびBだけからなる装置に限定すべきではなく、本発
明に関しては、装置の関連した構成要素はAおよびBの
みであるということを意味する。
【0008】同様に、請求の範囲で使用される「結合さ
れた」という用語も、直接的な接続だけに限定されると
解釈すべきではないことに留意されたい。したがって、
「装置Bに結合された装置A」という表現の範囲は、装
置Aの出力が装置Bの入力に直接的に接続される装置ま
たはシステムに限定すべきではなく、Aの出力とBの入
力との間の経路が存在し、その経路が他の装置または手
段を含む経路でもありうるということを意味する。
【0009】本発明の特に好ましい実施形態では、大き
いコンステレーション方式が、請求項2に記載されてい
るように使用されている。
【0010】本発明の追加の特徴は請求項3に記載され
ている。
【0011】このようにして、位相が等間隔に分配さ
れ、振幅レベルが等間隔である円形コンステレーション
図を使用すると、本発明によるコヒーレント振幅、差分
位相検出器のノイズに対するロバスト性は最小となる。
【0012】本発明による復調装置の他の特徴は請求項
4に記載されている。
【0013】このようにして、直線状コンステレーショ
ン図の代わりにいわゆる千鳥状コンステレーション図を
使用することにより、コンステレーション点間の距離が
増大し、したがってノイズに対するロバスト性が一層改
善される。
【0014】さらに、本発明の実施形態は、請求項5に
記載のハイブリッドファイバ同軸ネットワークを介する
時間多重の方式の上流送信に適合する。
【0015】実際、ハイブリッドファイバ同軸ネットワ
ークのハイブリッド光ファイバ/同軸ケーブル伝送媒体
は、時間に対して安定した利得を有する。さらに、媒体
は、時間分割多重化の方法で共有されるので、上流送信
はバースト的に生じるが、このことは本発明のハイブリ
ッドファイバ同軸システムへの適用を非常に好適にさせ
る。
【0016】別法として、本発明の実施形態は、請求項
6に記載されているように、ハイブリッドファイバ同軸
システム中での下流送信に適合される。
【0017】添付の図面に関する実施形態についての以
下の説明を読めば、本発明の上記その他の目的および特
徴がより明らかになり、また本発明自体が最もよく理解
できよう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1におけるハイブリッドファイ
バ同軸システムは、ヘッドエンドステーションHEと、
光ネットワーク終端ONTと、4つの端末TA、TB、
TC、およびTDとを含む。ヘッドエンドステーション
HEは、二方向の光ファイバリンクを介して、光ネット
ワーク終端ONTに結合され、後者の光ネットワーク終
端ONTは、二方向の送信に適した共通の同軸リンクお
よびそれぞれ個々の同軸リンクによって、端末TA、T
B、TC、およびTDに結合される。上流および下流に
向けられた信号は、ハイブリッドファイバ同軸システム
の光ファイバおよび同軸リンク上に異なる周波数帯を占
有する。
【0019】上流方向、すなわち、端末TA、TB、T
C、およびTDからヘッドエンドステーションHE方向
に、端末TA、TB、TC、およびTDが、共通同軸リ
ンクを共有するデータパケットを時間多重方法で光ネッ
トワーク終端ONTに向けて送る。このように、データ
パケットA1およびA2は、システムの起動時に行われ
るレンジングプロシージャの後に、端末TAに割り当て
られたタイムスロットを占有する。同様に、データパケ
ットB1およびB2は、端末TBに割り当てられたタイ
ムスロットを占有する。データパケットC1およびC2
は、端末TCに割り当てられたタイムスロットを占有す
る。データパケットD1およびD2は、端末TDに割り
当てられたタイムスロットを占有する。光ネットワーク
終端ONTは、上流に送信されたデータパケットA1、
B1、C1、D1、A2、B2、C2、D2の電気/光
変換を行い、このようにして発生した光信号は、高いビ
ットレートでヘッドエンドステーションHEに向かって
送信される。ヘッドエンドステーションHEで、光信号
は、光/電気変換され、このようにして発生したデータ
パケットは、本発明による復調装置に加えられる。デー
タパケットを構成するデータシンボルの振幅および位相
の復調のために、ヘッドエンドステーションHEにおけ
る復調装置は、図2のコンステレーション方式を使用す
る。この復調装置の構造は図3に示されている。
【0020】下流方向、すなわちヘッドエンドステーシ
ョンHEから端末TA、TB、TC、およびTDの方向
では、ヘッドエンドステーションHEは、変調とその電
気/光変換の後に情報を同報通信する。この情報の流れ
は、光ネットワーク終端ONTで光/電気変換され、さ
らに同軸ネットワークを介して端末TA、TB、TC、
およびTDに向かって同報通信する。受信後に端末T
A、TB、TC、およびTDで復調され下流に同報通信
された情報の流れは図1に示されていない。下流に同報
通信された情報の流れを復調することができるように、
端末TA、TB、TC、およびTDには、本発明による
復調装置がそれぞれ装備されている。この復調装置に使
用されるコンステレーション方式は、図2に示されてい
る。この復調装置の構造は、再び図3に示されているも
のである。別の言い方をすると、図1に示された純粋な
論理システム図は、上流および下流送信のために同じコ
ンステレーション方式を、また上流および下流に送信さ
れた情報の復調のために同じ復調装置を使用する。
【0021】ヘッドエンドステーションHEおよび端末
TA、TB、TC、およびTDにおける復調装置につい
ては、受信された信号の振幅が知られていると仮定す
る。この振幅についての知識は、システムの初期化時に
実施されるレンジング技術か、またはルックアップテー
ブルによって得られる。同様に、シンボルタイミング
が、端末TA、TB、TC、およびTDと同様に、ヘッ
ドエンドステーションHEで受信された信号に対しても
知られていると仮定する。このシンボルタイミングにつ
いての知識は、また、レンジング技術、または、別法と
して、ルックアップテーブルによって得られる。他の仮
定では、上流または下流に送信された信号の搬送周波数
は、受信機によって正確には知られていないし、搬送位
相は、全く知られていない。この搬送位相は、白色ガウ
スノイズに加えてチューナーからのノイズによって影響
を受ける。さらに、どの上流チャネルも、別のトレーニ
ングサイクルによって調整されたゆっくり変化していく
設定を有するイコライザーを備えていると推定されるこ
ともある。均等化は、本発明の主題ではないので、本出
願の残りの部分では、より詳細な説明は、なされない。
【0022】上流に送信された情報の復調のために、図
1のヘッドエンドステーションHEに組み込まれまた、
下流に同報通信された情報の復調のために、端末TA、
TB、TC、およびTDに組み込まれた復調装置は、図
2のコンステレーション方式を使用して、データシンボ
ルを復調する。この円形コンステレーション方式は、4
個の振幅レベルA1、A2、A3、およびA4上に分配
された、等間隔の振幅B、B+A、B+2A、およびB
+3Aを有する、32個のコンステレーション点を含
む。コンステレーション点は、同じく等間隔に分配され
た8つの異なる位相P1、P2、P3、P4、P5、P
6、P7、およびP8を有することがある。コンステレ
ーション点は、振幅レベルと位相の両方を示しているラ
ベルによって識別されている。これらのラベルは、A1
P1、A1P2、A1P3、A1P4、A1P5、A1
P6、A1P7、A1P8、A2P1、A2P2、A2
P3、A2P4、A2P5、A2P6、A2P7、A2
P8、A3P1、A3P2、A3P3、A3P4、A3
P5、A3P6、A3P7、A3P8、A4P1、A4
P2、A4P3、A4P4、A4P5、A4P6、A4
P7、およびA4P8である。このように、コンステレ
ーションは等間隔の円に基づいており、その円上にコン
ステレーション点が、各角度に対して互いに等間隔に配
置されている。振幅および位相のマトリックスは、常に
いっぱいである。すなわち、各円上の位相の数は等し
い。図2のコンステレーション図についての代替案とし
て、より少ないコンステレーション点が置かれている小
さい半径を有するいくつかの内側の円を定義することが
有利であると考えられることに留意する。しかしなが
ら、差分位相検出の場合には、差分位相上の不確定性が
主として最悪の場合、すなわち内側の点に左右されるの
で、これはほとんど有利ではない。また、差分位相上の
不確定性が外側の点の間でも、大きい位相差を必要とす
るので、あまり多くのコンステレーション点をより大き
い円上に配置することはできない。この理由で、ここで
は、振幅と位相の結合が完全に充填されているコンステ
レーションのみを考える。
【0023】どのコンステレーション点についても、コ
ンステレーション図において隣接するコンステレーショ
ン点に関連する領域に最も近い距離がフラットな分配を
示し、すべての値がしきい値よりも高いが、可能な限り
しきい値に近いときに、復調がほぼ最適であると考えら
れる。瞬間的なノイズ電圧がこの最小の距離の値より小
さいままであるなら、ビット誤差は生じない。この条件
の下では、最大のノイズ電圧の2乗と受け取ったパワー
の平均との間の比率が、一定のビットエラーレートに対
する信号対雑音比を決定する。
【0024】一定のコンステレーション点からの白色ノ
イズに見舞われる均等な機会を有するコンステレーショ
ン図の領域は、ここでは、同様に確からしい誤差領域と
名づけられる。振幅方向では、同様に確からしい誤差領
域は、単にガウスノイズのパワーによって決定される。
位相方向では、差分位相が、原点に最も近いコンステレ
ーション点と他の点の間で測定されたときに、差分方向
についての最悪の場合が生じる。原点からかなり離れた
点については、差分方向に対しての同様に確からしい誤
差領域は、位相方向に強く広げられる。計算する場合
は、位相方向における同様に確からしい誤差領域が、原
点に最も近いコンステレーション点に結合された、検討
中のコンステレーション点の位相についての同様に確か
らしい誤差領域の2乗の合計の平方根によって与えられ
ると考えられるものと仮定する。差分検出の下での大き
いコンステレーションについては、このことは、外側の
コンステレーション点が、常に内側の点に結合されるた
め、位相方向にかなり間隔を空けて配置されなければな
らず、位相上により大きいノイズを示すことを意味す
る。これにより、大きいコンステレーション上の差分検
出の下での信号対雑音バジェット固有の損失が説明され
る。すなわち内部領域を使用することはできない。なぜ
なら、もしそうすると、図内のすべての他の点の差分位
相上に大きいノイズを生じさせるからである。また外側
の点を、位相方向へ互いに近接して最適に配置すること
ができない。なぜなら、位相の精度は、内側の点での差
分検出によってかなり低下するからである。
【0025】今までになされた仮定の観点で、3つのノ
イズ源は、同様に確からしい誤差領域上に影響を与え
る。3つのノイズ源は、白色ガウスノイズ、位相ノイ
ズ、振幅の不確定性である。白色ガウスノイズは、図2
のI−Q平面内の同様に確からしい誤差の円形領域内に
生じ、位相ノイズは、位相方向の同様に確からしい誤差
領域の拡張部分に生じ、受信された信号の振幅の不確定
性は、振幅方向の同様に確からしい誤差領域の拡張部分
に生じる。最適なコンステレーション図、すなわち、ノ
イズに対しての最もよい強さを提供するものは、コンス
テレーション点について等間隔の位相および等間隔の振
幅レベルを有する図である。
【0026】図3に示された復調装置は、アナログデジ
タル変換器A/D、ナイキストフィルタNYQ、第1お
よび第2の掛算器M1およびM2、第1の加算器AD
1、第1、第2、および第3の振幅しきい値比較器AT
1、AT2、AT3、振幅検出器A_DET、第3、第
4、第5、および第6の掛算器M3、M4、M5および
M6、引算器SUB1、第2の加算器AD2、第1およ
び第2の遅延装置D1およびD2、第7、第8、第9、
および第10の掛算器M7、M8、M9およびM10、
第3、第4、第5、および第6の加算器AD3、AD
4、AD5およびAD6、第1、第2、第3、および第
4の位相しきい値比較器PT1、PT2、PT3、およ
びPT4、および位相検出器P_DETを含む。
【0027】アナログデジタル変換器A/Dとナイキス
トフィルタNYQは、復調装置の入力端子にカスケード
接続され、ナイキストフィルタNYQは、2つの出力端
子を有する。ナイキストフィルタNYQのこれらの2つ
の出力端子は、一方ではコヒーレントな振幅検出装置他
方では差分位相検出装置のための入力として役立つ。振
幅検出装置は、2つの入力をナイキストフィルタNYQ
の第1の出力端子に接続された第1の掛算器M1と、2
つの入力をナイキストフィルタNYQの第2の出力端子
に接続された第2の掛算器M2との並列結合を含む。第
1の掛算器M1と第2の掛算器M2の出力は、第1の加
算器ADD1の第1の入力端子と第2の入力端子にそれ
ぞれ接続され、後者の第1の加算器ADD1は、出力端
子を介して、第1、第2、第3の振幅しきい値比較器A
T1、AT2およびAT3に接続される。第1の振幅し
きい値比較器AT1は、振幅検出器A_DETの第1の
入力に結合された出力を有し、第2の振幅しきい値比較
器AT2は、振幅検出器A_DETの第2の入力に結合
された出力を有し、第3の振幅しきい値比較器AT3
は、振幅検出器A_DETの第3の入力に結合された出
力を有する。振幅検出器A_DETは、復調装置全体の
ための出力として役立つ、2つの出力端子を装備されて
いる。上述の位相検出装置は、説明したばかりの振幅検
出装置と共にナイキストフィルタNYQの2つの出力端
子に並列結合される。第3の掛算器M3は2つの入力を
有し、一方にはナイキストフィルタNYQの第1の出力
端子が接続され、他方にはナイキストフィルタNYQの
第2の出力が、第1の遅延装置D1によってそれぞれ結
合される。第4の掛算器M4は2つの入力を有し、一方
にはナイキストフィルタNYQの第2の出力が接続さ
れ、他方にはナイキストフィルタNYQの第1の出力端
子が、第2の遅延装置D2によってそれぞれ結合され
る。第5の掛算器M5は2つの入力端子を有し、一方に
はナイキストフィルタNYQの第1の出力が接続され、
他方にはナイキストフィルタNYQの第1の出力端子
が、第2の遅延装置D2によって、それぞれ結合され
る。第6の掛算器M6は2つの入力端子を有し、一方に
はナイキストフィルタNYQの第2の出力が接続され、
他方にはナイキストフィルタNYQの第2の出力端子
が、第1の遅延装置D1によってそれぞれ結合される。
第3の掛算器M3および第4の掛算器M4の出力端子
は、引算器SUB1の入力端子に接続され、この引算器
SUB1は、その出力端子が、第3、第4、第5、およ
び第6の加算器AD3、AD4、AD5、AD6の第1
の入力に接続される。第5の掛算器M5および第6の掛
算器M6の出力端子は、第2の加算器AD2の入力端子
に接続され、第2の加算器AD2の出力端子は、第7の
掛算器M7によって、第3の加算器AD3の第2の入力
に、第8の掛算器M8によって、第4の加算器AD4の
第2の入力に、第9の掛算器M9によって、第5の加算
器AD5の第2の入力に、第10の掛算器M10によっ
て、第6の加算器AD6の第2の入力に、結合される。
第3の加算器AD3は、第1の位相しきい値比較器PT
1によって、出力を位相検出器P_DETの第1の入力
端子に結合され、第4の加算器AD4は、第2の位相し
きい値比較器PT2によって、出力を位相検出器P_D
ETの第2の入力端子に結合され、第5の加算器AD5
は、第3の位相しきい値比較器PT3によって、出力を
位相検出器P_DETの第3の入力端子に結合され、第
6の加算器AD6は、第4の位相しきい値比較器PT4
によって、出力を位相検出器P_DETの第4の入力端
子に結合される。位相検出器P_DETは、復調装置全
体のための第3、第4、および第5の出力端子として役
立つ3つの出力端子を装備している。
【0028】提案されたコンステレーションは、振幅と
差分位相の別々の検出に基づいている。振幅は、レンジ
ング回路、または、受信機内のルックアップテーブルに
よって制御されるので、振幅は、絶対スケールで検出さ
れる。位相は、前のコンステレーション点と比較して差
分として検出される。DSP(デジタル信号処理)の実
施については、振幅の2乗が、現在受信されたデータシ
ンボルの実数部と虚数部の2乗の合計として見出され
る。差分位相は、現在および前のデータシンボルの複素
数の割算によって見出される。振幅と位相の値に数多く
のしきい値を使用することが、ビットパターンを生じさ
せる。どのようにして、この原理が、図3に示された復
調装置によって実現されるかは、以下のパラグラフで詳
細に説明される。
【0029】図3の復調装置の到来信号は、アナログデ
ジタル変換器A/Dによってデジタル化され、ナイキス
トフィルタNYQによって、ろ化される。ナイキストフ
ィルタNYQの出力における各デジタルデータシンボル
は、図2のI−Q平面内の点、すなわち実数部および虚
数部を有する複素数に対応する。連続するデータシンボ
ルの実数部は、ナイキストフィルタNYQの第1の出力
によって発生し、連続するデータシンボルの虚数部は、
ナイキストフィルタNYQの第2の出力によって発生す
る。振幅検出装置は、図2のコンステレーション図の4
つの円のうち、到来データシンボルに対応する点が在る
円を検出する役目を有する。振幅検出装置は、ナイキス
トフィルタNYQによって発生した複素数b+jb
の振幅の2乗を決定し、この2乗振幅を3つのしきい値
と比較する。第1の掛算器M1は、受信されたデータシ
ンボルの実数部bの2乗b を計算し、第2の掛算
器M2は、受信されたデータシンボルの虚数部bの2
乗b を計算し、第1の加算器AD1は、2乗した振
幅b +b を計算する。第1、第2、および第3
の振幅しきい値比較器AT1、AT2、AT3は、2乗
した振幅b +b が3つのしきい値より低いか高
いかを決定する。このしきい値は、たとえノイズによっ
て影響を受けた場合であっても、互いから図2の4つの
円上の点を区別するように選択されている。振幅検出器
A_DETは、振幅しきい値比較器AT1、AT2、お
よびAT3の出力に基いて、どの円上に、受信されたコ
ンステレーション点が在るかを決定し、ここからデータ
シンボルの2つのビットを引き出す。位相検出装置は、
受信されたコンステレーション点の位相を検出する役目
を有し、この位相を図2のコンステレーション図内の8
つの可能な位相の1つに写像しなければならない。位相
検出装置は、2つの連続する複素数b+jb、a
+jaの割算をする。実際に、a+jaによっ
て、b+jbを割ることによって得られた複素数c
+jcは、(a+a)/(a +a
)+j(a−a)/(a
)に等しく、複素数a+jaとb+jb
の間の位相差に等しい位相を有する。(a+a
)+j(a−a)に等しい複素数
’+jc’は、ファクターa +a を有す
るc+jcに比例しているので、複素数c+jc
と同じ位相である。このように、図3の位相検出装置
は、2つの連続するデータシンボルa+jaおよび
+jbから始まり、c’+jc’を計算し、
次にc’+jc’の位相を4つの位相しきい値と比
較して、ここからデータシンボル上で変調された3つの
残っているビットを引き出す。第3の掛算器M3は、a
を計算し、第4の掛算器M4は、aを計算
する。掛算器M4の出力aは引算器SUB1によ
って、掛算器M3の出力aから引算され、こうし
てc’が生成される。第5の掛算器M5は、a
を計算し、第6の掛算器M6は、aを計算する。
第5の掛算器M5の出力aと第6の掛算器M6の
出力aは第2の加算器AD2によって、共に加算
され、こうしてc’が生成される。実数部c’と虚
数部c’は、掛算器または混合器M7、M8、M9、
M10によって、互いに対して位相で90度シフトされ
る。その後に、第3の加算器AD3、第4の加算器AD
4、第5の加算器AD5、および第6の加算器AD6
は、c’とc’から複素数c’+jc’を構成
し、4つの位相しきい値比較器PT1、PT2、PT
3、PT4は、c’+jc’の位相を4つの位相し
きい値と比較して、ここから8つの可能な値の0、π/
4、π/2、3π/4、π、5π/4、3π/2、7π
/4、2πラジアンのどれか1つで、この位相が等しい
値を引き出す。こうして得られたc’+jc’の位
相は、a+jaとb+jbの間の位相差に等し
い。位相検出器P_DETが、前のデータシンボルa
+jaの位相を知っているなら、それは、4つの位相
しきい値比較器PT1、PT2、PT3、PT4の出力
信号から連続するデータシンボルb+jbの位相を
計算することができる。そして、この位相は、データシ
ンボルの3つの残っているビットを決定する。振幅検出
器A_DETの出力における2つのビットと共に、位相
検出器P_DETの3つの出力は、復調されたデータシ
ンボルを構成する。
【0030】第1の留意すべきことは、円上に点を配置
する2つの方法が考えられることである。すなわち、図
2に示された直線状に配置する方法と、千鳥状に配置す
る方法である。直線状充填では、偶数指標と奇数指標を
有する円上の位相が同じである。千鳥状充填では、偶数
指標を有する円上の点の位相は、奇数指標を有する円上
の点の位相と比較して半ステップだけオフセットされて
いる。このような方法で、若干より長い距離が、コンス
テレーション点の間に作成される。直線状コンステレー
ションの検出については、位相および振幅の検出は、全
く無関係である。振幅ビットの検出は、数多くのしきい
値を必要とする。このしきい値の数は、3つの振幅しき
い値と4つの振幅レベルを有する実施形態で上述したよ
うに、振幅レベルの数よりも1つだけ少ないものであ
る。差分位相の検出は、位相ステップの数のおおよそl
ogを必要とする。千鳥状コンステレーションの検出
のためには、2倍のしきい値の数が、振幅検出で必要と
され、2倍の位相状態の数が、検出されなければならな
い。真理値のテーブルが、コンステレーション点に関連
する正しい値に導く振幅と位相の組合せをルックアップ
するために、ここで必要とされる。千鳥状コンステレー
ションは、図3に示されたものよりもより複雑な受信機
の構造を必要とする点を考慮しなくてはならない。千鳥
状コンステレーションについては、2つのしきい値振幅
レベルが、円ごとに定義されている。2つのしきい値レ
ベルは、コンステレーション図における占有された領域
を、同様に確からしい誤差領域の楕円によりよく局限す
る。
【0031】コンステレーションを選択するときに最適
化するパラメータは、円の数、各円の半径、位相レベル
の数(円ごとの点の数が等しいコンステレーションのみ
が考えられている)である。最適化されるべき値は、す
べての点の同様に確からしい誤差領域が重ならない条件
の下で、コンステレーションの平均パワーE(すなわ
ち、信号パワー)に対する、最大の認められたノイズ電
圧σ(すなわち、ノイズパワー)の比率である。この
σ/Eの数値は、コンステレーションについての示性
数である。ラボテストは、直線状コンステレーションの
代わりに千鳥状コンステレーションを使用することによ
って、達成される信号パワーに対するノイズパワーの利
得が、常に0.6dBより小さいということを示してい
る。ケーブル環境では、千鳥状コンステレーションを追
加実施する複雑さは、少なくとも相互変調が非常に厳し
いパワー制限を与えない限り、この小さい利得では価値
がないと思われる。
【0032】本発明による復調装置の今まで説明された
実施形態は、ハイブリッドファイバ同軸システム中で使
用されているが、本発明の適用は、物理的なリンクが、
光ファイバまたは同軸ケーブルによって構成される通信
システムに限定されないということに留意すべきであ
る。実際に、ツイストペア銅ケーブル、同軸ケーブル、
光ファイバのような、物理的な伝送媒体が、ゆっくり変
化する振幅特性を有し、搬送周波数が、たとえば、上流
ハイブリッドファイバ同軸システムにおけるように送信
のバーストな性質のために、受信機では正確に知られて
いないシステム中での使用に、本発明による復調装置は
最適である。ゆっくり変化する振幅特性が、コヒーレン
トな振幅検出を正当化し、未知の搬送周波数が、差分位
相検出を正当化する。
【0033】他の留意すべきことは、上記では本発明の
実施形態を機能ブロックによって説明していることであ
る。これらのブロックの機能説明から、電子装置を設計
する当業者には、どのようにしてこれらのブロックの実
施形態がよく知られている電子構成要素によって製造で
きるかが明らかであろう。したがって、機能ブロックの
大部分についてその内容の詳細なアーキテクチャは、示
さない。
【0034】以上、本発明の原理について特定の装置に
関して説明したが、この説明は、例としてのみ行ったも
のにすぎず、本発明の範囲を限定するものではないこと
を明確に理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が使用されているハイブリッ
ドファイバ同軸システムのアーキテクチャを示す図であ
る。
【図2】データシンボルの変調および復調のために図1
のシステム中で使用されるコンステレーション図であ
る。
【図3】図1のシステム中で使用される、本発明による
復調装置の実施形態の機能ブロック方式を示す図であ
る。
【符号の説明】
HE ヘッドエンドステーション ONT 光ネットワーク終端 A1、B1、C1、D1、A2、B2、C2、D2 デ
ータパケット TA、TB、TC、TD 端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ安定した減衰特性を有する伝送媒体
    を介して少なくとも1つの送信機(TA、TB、TC、
    TD)から受信機(HE)に送信された情報バースト
    (A1、B1、C1、D1、A2、B2、C2、D2)
    を受信することができる受信機(HE)中で使用される
    復調装置であって、前記情報バースト(A1、B1、C
    1、D1、A2、B2、C2、D2)の一部を形成し、
    かつ事前定義されたコンステレーション図に従って前記
    送信機(TA、TB、TC、TD)中で変調される各デ
    ータシンボルの振幅および位相をそれぞれ検出する振幅
    検出手段(M1、M2、AD1、AT1、AT2、AT
    3、A_DET)および位相検出手段(D1、D2、M
    3、M4、M5、M6、AD2、SUB1、M7、M
    8、M9、M10、AD3、AD4、AD5、AD6、
    PT1、PT2、PT3、PT4、P_DET)を含
    み、 前記振幅検出手段(M1、M2、AD1、AT1、AT
    2、AT3、A_DET)が前記振幅をコヒーレントに
    検出するように構成され、前記位相検出手段(D1、D
    2、M3、M4、M5、M6、AD2、SUB1、M
    7、M8、M9、M10、AD3、AD4、AD5、A
    D6、PT1、PT2、PT3、PT4、P_DET)
    が前記位相を差分的に検出するように構成されることを
    特徴とする復調装置。
  2. 【請求項2】 前記コンステレーション図が、少なくと
    も3つの振幅レベル上に分配された少なくとも16個の
    コンステレーション点(A1P1、A1P2、A1P
    3、A1P4、A1P5、A1P6、A1P7、A1P
    8、A2P1、A2P2、A2P3、A2P4、A2P
    5、A2P6、A2P7、A2P8、A3P1、A3P
    2、A3P3、A3P4、A3P5、A3P6、A3P
    7、A3P8、A4P1、A4P2、A4P3、A4P
    4、A4P5、A4P6、A4P7、A4P8)を含む
    大きいコンステレーション図であることを特徴とする請
    求項1に記載の復調装置。
  3. 【請求項3】 前記コンステレーション図が、各振幅レ
    ベル上のコンステレーション点の位相が等間隔に分配さ
    れ、前記コンステレーション点の振幅レベルが等間隔に
    分配されている円形のコンステレーション図であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の復調装置。
  4. 【請求項4】 偶数指標付き振幅レベル上のコンステレ
    ーション点の位相が、奇数指標付き振幅レベル上のコン
    ステレーション点の位相と比較して半ステップシフトさ
    れたことを特徴とする請求項3に記載の復調装置。
  5. 【請求項5】 前記伝送媒体がハイブリッドファイバ同
    軸ネットワークであり、前記少なくとも1つの送信機
    (TA、TB、TC、TD)がケーブルモデムであり、
    前記受信機(HE)がハイブリッドファイバ同軸システ
    ムのヘッドエンドステーションであることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか一項に記載の復調装置。
  6. 【請求項6】 前記伝送媒体が、ハイブリッドファイバ
    同軸ネットワークであり、前記少なくとも1つの送信機
    (HE)がハイブリッドファイバ同軸システムのヘッド
    エンドステーションであり、前記受信機(TA、TB、
    TC、TD)がケーブルモデムであることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか一項に記載の復調装置。
  7. 【請求項7】 ほぼ安定した減衰特性を有する伝送媒体
    を介して、少なくとも1つの送信機(TA、TB、T
    C、TD)から受信機(HE)に送信された情報バース
    ト(A1、B1、C1、D1、A2、B2、C2、D
    2)の一部を形成するデータシンボルを受信機(HE)
    中で復調する方法であって、 前記情報バースト(A1、B1、C1、D1、A2、B
    2、C2、D2)の一部を形成し、かつ事前定義された
    コンステレーション図に従って前記少なくとも1つの送
    信機(TA、TB、TC、TD)中で変調される各デー
    タシンボルの振幅を検出するステップと、各データシン
    ボルの位相を検出するステップとを含み、 前記振幅がコヒーレントに検出され、前記位相が差分的
    に検出されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 送信ノード(TA、TB、TC、TD)
    と、受信ノード(HE)と、前記送信ノード(TA、T
    B、TC、TD)および前記受信ノード(HE)を相互
    接続するほぼ安定した減衰特性を有する伝送媒体とを含
    む通信システムであって、 前記受信ノード(HE)の少なくとも1つが請求項1か
    ら6のいずれか一項に記載の復調装置を含むことを特徴
    とする通信システム。
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