JP2000201172A - 通信システムにおけるル―ト最適化のための方法および装置 - Google Patents

通信システムにおけるル―ト最適化のための方法および装置

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JP2000201172A
JP2000201172A JP34700899A JP34700899A JP2000201172A JP 2000201172 A JP2000201172 A JP 2000201172A JP 34700899 A JP34700899 A JP 34700899A JP 34700899 A JP34700899 A JP 34700899A JP 2000201172 A JP2000201172 A JP 2000201172A
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Kenneth Carl Budka
カール ブドカ ケネス
Mooi Choo Chuah
チョー チュア ムーイ
On-Ching Yue
ユエ オン−チン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 CDPDおよびGPRSネットワークにおい
てルート最適化技法を提供する。 【解決手段】 ゲートウエイGPRSサポート・ノード
と、移動局が無線リンクを介して直接通信状態にあるサ
ービングGPRSサポート・ノードとの間に、トンネル
を形成する。外部の対応ホストは、ゲートウエイGPR
Sサポート・ノードにパケットをルーティングできる。
移動局と対応ホストとの間でパケットの転送のために確
立される経路は、短くなる。同様のルート最適化技法
を、CDPDネットワークにおいて提供する。CDPD
ネットワークでは、フォーリン(訪問先)ネットワーク
内のホーム・モバイル・データ中間システム・ノード
(ローカルHMD−IS)が、ローミング中のモバイル
・エンド・システムに対するゲートウエイ・ノードとし
て機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケットを基本と
する通信システムにおいてモビリティ管理を提供するた
めの方法および装置に関し、更に特定すれば、Gene
ral Packet Radio Service
(GPRS)およびCellular Digital
Packet Data(CDPD)システムにおけ
るルート最適化に関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】過
去十年間で、コンピュータ・システム、無線通信および
データ・ネットワーキングにおける進展により、モバイ
ル・データ・ネットワーキングは、一般大衆にも利用可
能なものとなった。モバイル・データ・ネットワーキン
グは、例えば、eメール、クライアント−サーバ・アプ
リケーション、電子形態、発注システム、およびその他
の有線データ通信アプリケーション等のデータ・アプリ
ケーションを強化するものである。モバイル・データ
は、インターネット・アプリケーションに新たな局面を
もたらしており、新たな種類のモビリティ機能を有する
アプリケーションの開発者は、調査を始めつつある。
【0003】スループット強化セルラ(ETC)、MN
P10、およびその他のセルラ環境に合わせて特別に形
成されたデータ・リンク・プロトコルの導入によって、
約10kbpsのデータ・レートが得られる。しかしな
がら、回路切り替えセルラ・サービスの高接続時間課金
特性は、多くのデータ・アプリケーションによく用いら
れるバースト状データ転送に、常に十分に適しているわ
けではない。この必要性に対処して、セルラ業界は、多
重化効率を高めつつモバイル・コンピューティングに対
応するために、2つの無線パケット・データ・システム
を開発した。DCPD(Cellular Digit
al Packet Data)は、改良型移動電話シ
ステム(AMPS)に対するオーバーレイ・データ・ネ
ットワークとして設計された。一方、GPRS(Gen
eral Packet Radio System)
は、移動通信用グローバル・システム(GSM)のため
に開発された。かかる無線パケット・データ・ネットワ
ークの設計の範囲は、物理レイヤ(周波数割り当て、変
調および符号化)、リンク・レイヤ(媒体アクセス制
御、エラー回復およびフロー制御)、およびネットワー
ク・レイヤ(例えばインターネット・プロトコル(I
P))に及ぶ。
【0004】モビリティ管理は、モバイル・ホストがネ
ットワーク中を移動する際のモバイル・ホストの追跡、
および、インターネット・アプリケーションからモビリ
ティを隠す全てのインタワーキング機能を包含する。モ
ビリティ管理は、現在および将来の無線データ・ネット
ワークの基礎の1つである。帯域幅およびサービスの拡
大に対するモバイル・ユーザの要望を満足させるため
に、新たな無線規格が提案および評価されており、これ
らには、日本におけるパーソナル・デジタル・セルラ・
システム(PDC)に基づくPDCモバイル・パケット
・データ通信システム(PDC−P)、およびユニバー
サル・モバイル・テレフォン・サービス(UMTS)が
含まれる。現在のネットワークが用いているモビリティ
管理手法を理解し対比させると、既存および将来の無線
データ・ネットワーキング技術に取り入れられる改善の
可能性を認識するのに役立てることができる。
【0005】現在、3つのモビリティ管理手法がある。
すなわち、IETF(Internet Engine
ering Task Force)によって開発され
た、提案されているモバイル−IPプロトコル、CDP
D、およびGPRSである。3つのモビリティ管理手法
は全て、いくつかの顕著な特徴を共有している。以下
に、様々なモビリティ管理の特徴を提供するために用い
られる各手法について論じる。
【0006】I.モバイルIP 基本的なIETFモバイルIPプロトコルの概要は、1
996年10月のIEFT RFC2002、「IP M
obility Support(IPモビリティ・サ
ポート)」C.Perkins(ed.)に記載されて
いる。IETFモバイルIPプロトコルは、完全なモビ
リティ管理ソリューションではない。これは、単に、ネ
ットワーク・レイヤ・ソリューションを与えるに過ぎな
い。高レベルでは、基本的なIETFモバイルIPは、
ネットワーク内の適切なノードでルーティング・エント
リをセットアップして、パケットをモバイル・ホストに
ルーティングする。
【0007】図1aを参照すると、モバイルIPアーキ
テクチャのブロック図が示されている。ネットワークに
は、IETFモバイルIPをサポートする4つのネット
ワーク・エントリがある。 ・モバイル・ホスト(MH)2: サブネットワーク毎
にアタッチメントの地点が変わるホストまたはルータ。
モバイル・ホストは、そのIPアドレスを変えることな
く、位置を変えることができる。 ・ホーム・エージェント(HA)4: モバイル・ホス
トのホーム・ネットワーク10内のルータであり、MH
がホームから離れた場合に、これに送出するためのデー
タグラムのトンネルを形成する。HAは、モバイル・ホ
ストの現在位置情報を維持する。 ・フォーリン・エージェント(FA)6: モバイル・
ホストの訪問先すなわちフォーリン・ネットワーク12
内のルータであり、登録中にモバイル・ホストにルーテ
ィング・サービスを提供する。フォーリン・エージェン
トは、ホーム・エージェントがトンネルを形成したモバ
イル・ホストへのデータグラムを送出する。 ・対応ホスト(MH)8: モバイル・ホストが通信を
行うことができるホストまたはルータ。
【0008】図1Bに、モバイルIPプロトコル・スタ
ックを示す。プロトコル・スタックの重要な特徴は、以
下の通りである。 ・伝達レイヤ モバイルIPの設計の間に、伝達プロ
トコルに関する想定は行われなかった。 ・ネットワーク・レイヤ モバイルIPは、IPのみ
のネイティブ・サポートのみを提供する。移動体には、
モバイルIPサービス・プロバイダによって、固定ホー
ム・アドレスが割り当てられる。 ・リンクおよび物理レイヤ モバイルIPは、リンク
および物理レイヤに関する想定を行っていない。フォー
リン・エージェントとモバイル・ホストとの間の直接リ
ンクを必要とするのみである。
【0009】基本的なモバイルIPは、三角形のルーテ
ィングを用いて、順方向IPパケットを、ローミング中
のモバイル・ホストに送出する。各モバイル・ホストに
は、固有のホーム・アドレスが割り当てられている。モ
バイル・ホスト(MH)と通信を行うホストは、対応ま
たは該当のホスト(CH)として既知である。IPパケ
ットをモバイル・ホストに送出する際に、対応ホスト
は、移動体の位置には無関係に、常にこのパケットをモ
バイル・ホストのホーム・アドレスにアドレスする。
【0010】各モバイル・ホストは、そのホーム・ネッ
トワーク上に、モバイル・ホストの現在位置を維持する
ホーム・エージェント(HA)を持たなければならな
い。この位置は、気付アドレスとして識別され、モバイ
ル・ホストのホーム・アドレスとその現在の気付アドレ
スとの間の関連は、モビリティ結合と呼ばれる。モバイ
ル・ホストは、新たな気付アドレスを取得する度に、そ
のホーム・エージェントとの新たな結合を登録して、ホ
ーム・エージェントが、対応するモバイル・ホストに向
けられた次のトラヒックを送出できるようにしなければ
ならない。
【0011】モバイル・ホストが、そのホーム・ネット
ワークから離れたネットワークに接続する場合、次の2
つの方法のいずれかで、気付アドレスを割り当てること
ができる。 ・フォーリン・エージェントのIPアドレスを用いる ・ダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プ
ロトコル(DHCP)サーバによってローカル・アドレ
スを取得する。DHCPは、DHCPサーバからホスト
にホスト特定コンフィギュレーション・パラメータを送
出するためのプロトコル、およびネットワーク・アドレ
スをホストに割り当てるための機構から成る。
【0012】フォーリン・エージェントのIPアドレス
を用いること 通常、モバイル・ホストは、エージェント発見プロトコ
ルを用いて、訪問しているネットワーク内のフォーリン
・エージェントを発見しようとする。エージェント発見
プロトコルは、既存のICMP(インターネット制御メ
ッセージ・プロトコル)ルータ発見プロトコルを拡張し
たものとして動作する。これによって、モバイル・ホス
トが、あるネットワークから別のネットワークに移動し
た時を検出すると共に、ホーム・ネットワークに戻った
時を検出するための手段を提供する。モバイル・ホスト
は次いでフォーリン・エージェントに登録し、これ以
降、フォーリン・エージェントのIPアドレスの1つ
を、モバイル・ホストの気付アドレスとして用いる。フ
ォーリン・エージェントは、モバイル・ホストに対し、
到着するパケットのためのローカル・フォワーダとして
機能する。一時的に割り当てたローカル・アドレスを用
いる
【0013】あるいは、モバイル・ホストが、訪問先の
ネットワーク内で一時的なローカル・アドレスを取得可
能な場合、モバイル・ホストは、この一時的なアドレス
を気付アドレスとして用いることができる。この気付ア
ドレスは、同位置気付アドレスと呼ばれる。この場合、
モバイル・ホストは、この同位置気付アドレスを、直接
ホーム・エージェントに登録する。
【0014】データ送出 モバイル・ホストがそのホーム・ネットワークから離れ
ている場合、モバイル・ホストのホーム・エージェント
は、プロキシARPを用いて、モバイル・ホストにアド
レスされるパケットを傍受する。プロキシARPを用い
ることで、モバイル・ホストの代わりにホーム・エージ
ェントが、ホーム・リンクに送出されたARP要求に返
答することになる。次いで、ホーム・エージェントは、
モバイル・ホストに対する全パケットを、その現在位置
に送出する。ホーム・エージェントは、傍受した各パケ
ットを、モバイル・ホストの現在の気付アドレスにトン
ネル送出することによって、これを達成する。トンネリ
ングにより、新たなIPヘッダを元のIPパケットに加
えて、ソース・アドレスをホーム・エージェントのアド
レスとし、宛先アドレスをモバイル・ホストの現在の気
付アドレスとする。
【0015】フォーリン・エージェントが気付アドレス
を与える場合、フォーリン・エージェントは、パケット
からあらゆるトンネリング・ヘッダを除去し、モバイル
・ホストが登録されているローカル・ネットワーク上で
これを送信することによって、モバイル・ホストにロー
カルにパケットを送出する。モバイル・ホストが、ロー
カルに取得した一時的なアドレスを気付アドレスとして
用いている場合には、トンネル送出されたパケットを、
直接モバイル・ホストに送出する。モバイル・ホスト
は、内容を翻訳する前に、トンネル・ヘッダを除去する
と予想される。 ビーコニング・プロトコル: エージェント通知
【0016】ホーム・エージェントおよびフォーリン・
エージェントは、それらが接続され、サービスを提供す
るように構成されている各ネットワーク上に、エージェ
ント通知メッセージを同報通信することによって、それ
らの存在を定期的に通知する。ホーム・エージェントお
よびフォーリン・エージェントは、ネットワーク上の別
個のノードによって提供することができる。あるいは、
単一のノードが、ホーム・エージェントおよびフォーリ
ン・エージェント双方の機能性を実現することも可能で
ある。
【0017】定期的なエージェント通知を聴取すること
によって、モバイル・ホストは、現在そのホーム・リン
クまたはフォーリン・リンクのどちらに接続されている
のか、および、あるリンクから別のリンクに移動したか
否かについて判定することができる。更に、モバイル・
ホストは、エージェント要請メッセージを送出して、モ
バイル・ホストと同一リンク上の全てのエージェント
に、即座にエージェント通知を送信させることも可能で
ある。
【0018】エージェント通知およびエージェント要請
は、1991年9月のIEFT RFC1256、「I
CMP Router Discovery Messa
ges(ICMPルータ発見メッセージ)」S.Dee
ring(ed.)に規定されているようなルータ通知
およびルータ要請メッセージを拡張したものである。I
CMPルータ通知メッセージは、同一リンク上の全ホス
トがデフォルト・ルータとして使用可能なルータ・アド
レスおよび基本設定値のリストを含む。ICMPルータ
通知メッセージは、定期的に同報通信される。しかしな
がら、ホストは、ルータ要請メッセージを送出すること
によって、ICMPルータ通知を要求することができ
る。エージェント要請メッセージは、Time−to−
Liveフィールドが1に設定されている以外は、ルー
タ要請メッセージと全く同じように見える。エージェン
ト通知メッセージは、モビリティ・エージェント通知の
付加部分が存在するために、ルータ通知メッセージより
も長い。ホストは、IP合計長フィールド、アドレス数
およびアドレス・エントリ・サイズ・フィールドを用い
て、受信したICMPメッセージがルータ通知であるか
エージェント通知であるかを判定することができる。
【0019】モバイル・ホストが移動したことを判定す
ることができる2つの方法がある。第1の方法は、エー
ジェント通知のICMPルータ通知部分内の有効期間フ
ィールドを用いることである。モバイル・ホストがフォ
ーリン・エージェントに登録されており、かつ、指定さ
れた有効期間内に当該エージェントから通知を聴取する
ことができない場合、このモバイル・ホストは、移動し
終えたものと想定することができる。移動を検出するた
めの第2の方法は、ネットワーク・プレフィクスを用い
る。モバイル・ホストは、新たに聴取した通知のネット
ワーク・プレフィクスを、登録されているフォーリン・
エージェントのものと比較する。それらが異なっている
場合、モバイル・ホストは、移動し終えたものと判断す
る。
【0020】同位置気付アドレスを用いるモバイル・ホ
ストでは、モバイル・ホストは、それらのネットワーク
・インタフェース・ドライバを、無差別モードに置くこ
とができる。このモードでは、モバイル・ホストは、リ
ンク上の全パケットを調べる。リンクを横断しているパ
ケットの中に、モバイル・ホストの現在の同位置気付ア
ドレスに等しいネットワーク・プレフィクスを有するも
のがない場合、モバイル・ホストは、移動し終えてお
り、新たな気付アドレスを獲得すべきであると推測する
ことができる。
【0021】移動体登録 モバイルIP登録は、登録要求および応答メッセージの
交換から成る。登録メッセージは、UDPパケットのデ
ータ部分内で送られる。モバイルIPでは、モバイル・
ホストが登録を開始する。登録を用いて、モバイル・ホ
ストは以下のことを行う。 ・フォーリン・エージェントからサービスを送出するデ
ータを要求する ・ホーム・エージェントに現在位置を知らせる ・終了予定の登録を更新する ・モバイル・ホストがそのホーム・リンクに戻る時に登
録解除する
【0022】モバイル・ホストは、直接ホーム・エージ
ェントに、またはフォーリン・エージェントを介して、
登録を行うことができる。モバイル・ホストが登録要求
メッセージを送出し、登録プロセスを開始する。フォー
リン・エージェントを介して登録を行う場合、フォーリ
ン・エージェントは、このメッセージを調べ、これをホ
ーム・エージェントに中継する。
【0023】ホーム・エージェントおよびモバイル・ホ
ストは、登録メッセージの一部であるモバイル−ホーム
認証拡張内の規定の認証フィールドを介して、互いに認
証を行う。モバイル−フォーリン認証拡張は、1996
年10月のIEFT RFC2002、「IP Mobi
lity Support(IPモビリティ・サポー
ト)」C.Perkins(ed.)における任意選択
の機構である。
【0024】ホーム・エージェントは、登録要求を受け
ると、指定された気付アドレス、モバイル・ホストのホ
ーム・アドレスおよび登録有効期間に従って、モバイル
・ホストの結合エントリを更新する。次いで、ホーム・
エージェントは登録応答を送出して、試みた登録が成功
したか否かについてモバイル・ホストに通知する。フォ
ーリン・エージェントを介して登録を行う場合、フォー
リン・エージェントは、既知の訪問中のモバイル・ホス
トのリストを更新し、登録応答をモバイル・ホストに中
継する。モバイル・ホストは、適当な時間期間内に登録
応答を受信しない場合、登録要求を何度も再送信する。
【0025】モバイル・ホストに対するデータ送出 図1Cを参照すると、データ送出を図示するモバイルI
Pネットワークのブロック図が示されている。ホーム・
エージェント4は、登録されているモバイル・ホスト2
のホーム・アドレスに宛てられたパケットを傍受し、モ
バイル・ホストのホーム・アドレスに対する到達可能性
を通知する。あるいは、ホーム・エージェントは、自発
的なプロキシ・サーバを用いることができる。ホーム・
エージェントがモバイル・ホストから登録要求メッセー
ジを受信すると、自発的ARP(要請されていないAR
P応答)を用いて、同一のホーム・リンク内のホストに
対し、それらのARPキャッシュにおける現在のマッピ
ングを変更して、モバイル・ホストの新たなリンク・レ
イヤ・アドレスをホーム・エージェントのものに反映さ
せる必要があることを通知する。モバイル・ホストの登
録が成功した後、ホーム・エージェントは、モバイル・
ホストの代わりに、あらゆるARP要求に応答すること
になる。かかるARP応答は、プロキシAPRと呼ばれ
る。
【0026】全てのホーム・エージェント4およびフォ
ーリン・エージェント6は、トンネリングの目的のため
に、IP−in−IPカプセル化(例えば、1996年
10月の「IP Encapsulatoin With
in IP(IP内のIPカプセル化)」C.Perk
insに記載されている)を実施する必要がある。加え
て、それらは、最小カプセル化(例えば、1996年1
0月の「Minimul Encaprulation
Within IP(IP内の最小カプセル化)」、
C.Perkinsに記載されている)、および一般ル
ーティングのカプセル化(例えば、「Generic
Routing Encapsulation(一般ル
ーティングのカプセル化)(GRE)」、S.Hank
s.、R.Li、D.Farinacci、P.Tra
inaに記載されている)を実施する場合がある。
【0027】ホーム・エージェントが、そのモバイル・
ホストの1つに宛てたパケットを受信した場合、対応す
る結合を参照する。次いで、ホーム・エージェントは、
このパケットを気付アドレスにトンネル送出する。カプ
セル化した内パケットは、対応ホスト8からモバイル・
ホストのホーム・アドレスまでである。フォーリン気付
アドレスの場合には、フォーリン・エージェントがトン
ネル送出されたパケットを受信すると、外パケットを除
去して、元の内パケットを回復させる。フォーリン・エ
ージェントは、宛先アドレスが登録モバイル・ホストの
ものであることを見出し、適切なインタフェースを参照
して、パケットをモバイル・ホストに送出する。同位置
気付アドレスの場合、モバイル・ホストは、トンネル送
出されたパケットを受信すると、同様の処理を実行す
る。
【0028】モバイル・ホストからのデータ送出 モバイル・ホストがフォーリン・エージェントを介して
登録している場合、モバイル・ホストは、そのルータと
してフォーリン・エージェントを選択するか、または、
いずれかのノードのエージェント通知またはルータ通知
のICMPルータ通知部分内のルータ・アドレス・フィ
ールドにアドレスが現われるいずれかのルータを選択す
ることができる。
【0029】フォーリン・リンク上の同位置気付アドレ
スを登録しているモバイル・ホストは、モバイル・ホス
トがいかなるルータ通知でも聴取可能な場合、ICMP
ルータ通知のルータ・アドレス・フィールド内にまとめ
られたアドレスのいずれでも用いることができる。その
他の場合は、同一の機構を利用して、その同位置気付ア
ドレスを取得し、適切なルータのアドレスを与えること
ができる。
【0030】II.CDPD CDPDシステムは、既存の800MHzセルラ改良型
移動電話システム(AMPS)ネットワークに対するオ
ーバーレイ・データ・ネットワークとして設計された。
典型的な最大ネットワーク・レイヤ・スループットは、
移動体当たり約12kbpsであり、これは、軽量クラ
イアント・サーバ・アプリケーションが発生するバース
ト状トラヒックに十分に適したエアリンクとして機能す
る。
【0031】図2Aを参照すると、CDPDネットワー
クのブロック図が示されている。高レベルでは、CDP
Dのネットワーク・アーキテクチャは、800MHzの
アナログ・セルラ改良型移動電話システム・ネットワー
クのCDPDネットワークに極めて類似している。ネッ
トワーク展開および動作コストを低く維持するために、
CDPDのネットワーク側のRF送信機および受信機
は、既存のセルラ音声ネットワークのインフラの多く、
すなわち、アンテナ・タワー、RF増幅器、セル・サイ
ト・エンクロージャ、およびセル・サイト−モバイル電
話交換局中継線を再使用するように設計された。オーバ
ーレイ・アーキテクチャによって、既存のセルラ・サー
ビス・プロバイダは、音声インフラにおける相当の大き
さの投資を借り入れることができる。
【0032】CDPDネットワークは、以下の構築ブロ
ックから構成される。 ・CDPDの加入者デバイスであるモバイル−エンド・
システム(M−ES)20: M−ES内のRFサブシ
ステム回路が、AMPSチャネル上でCDPDのガウス
変調シフト・キーイング変調を実行する。追加のM−E
Sハードウエアおよびソフトウエアは、CDPDプロト
コル・スタックおよびユーザ・インタフェースを実行す
る。 ・CDPDのネットワーク側RF終端であるモバイル・
データベース・ステーション(MDBS)22: MD
BSは、CDPD無線リソース管理、逆方向(M−ES
からネットワークへ)リンク媒体アクセス制御プロトコ
ルの終端、およびM−ESとの間のリンク・レイヤ・フ
レームの中継を担う。また、MDBSは、ネットワーク
・タイマ、プロトコル・パラメータ、およびシステム・
コンフィギュレーション情報をM−ESに通知するCD
PD特定システム情報メッセージの定期的な同報通信も
担う。 ・CDPDのモビリティ自覚ネットワーク・レイヤ・ル
ータであるモバイル・データ−中間システム(MD−I
S)24: モバイル・データ−中間システムは、モビ
リティ非自覚アプリケーションから、M−ESのモビリ
ティを隠す。MD−ISは、ネットワーク・レイヤ・パ
ケットをM−ESに送出し、使用料金会計、モビリティ
管理に用いるデータを収集する。 ・ネットワーク・ルータ26: ネットワーク・ルータ
26は、高速データ・リンクを介してMD−ISに結合
されており、MD−ISと構内ネットワーク28、イン
ターネット30、および他のCDPDサービス・プロバ
イダ32との間に通信経路を提供する。
【0033】また、CDPDネットワークは、多数のネ
ットワーク・サポート・サービス、すなわち使用料金会
計、M−ES認証、ネットワーク管理を必要とする。サ
ービスの相互運用性については、CDPD仕様である、
1993年7月19日のCDPDシステム仕様のリリー
ス1.0は、これらのサポート・サービスのための標準
的なインタフェースについて明記する。
【0034】図2Bに、CDPDのプロトコル・スタッ
クを示す。プロトコル・スタックの重要な特徴は以下の
通りである。 ・ネットワーク・レイヤ CDPDは、IPおよびC
LNPのネイティブ・サポートを提供する。移動体に
は、CDPDサービス・プロバイダによって、固定ネッ
トワーク・レイヤ・アドレスが割り当てられている。今
日まで、あらゆるM−ESはIPを用いている。MD−
ISは、CLNPネットワークを用いて、制御メッセー
ジの交換、ローミング中の移動体に対するパケット送
出、生の会計データの分配およびネットワーク管理を行
う。 ・Subnetwork Dependent Con
vergence Protocol(SNDCP)
CDPDプロトコル・スタックは、エアリンク帯域幅
を効率的に用いるために設計された。TCP/IPの圧
縮は、ヤコブセン ・ヘッダ圧縮を用いる。また、ヘッダ圧縮は、CLNP
ヘッダのために規定される。SNDCPパケットのペイ
ロードを圧縮するために、任意選択のV.42bis圧
縮をサポートする。 ・リンク・レイヤ CDPDのモバイル・データ・リ
ンク・プロトコル(MDLP)は、HDLCに類似して
いる。効率的な再送信のために、選択性拒絶を規定す
る。
【0035】CDPDセル選択 M−ESは、登録可能となる前に、固定するために十分
な強度の、CDPDチャネル・ストリームを搬送するA
MPSチャネルを検索する。M−ESは、順方向リンク
上で送出されるデジタル署名を用いて、AMPSチャネ
ルがその上にCDPDチャネル・ストリームを有するこ
とを判定する。CDPDチャネル・ストリームに固定し
た後、M−ESは、順方向チャネルのブロック・エラー
・レートを測定する。測定したブロック・エラー・レー
トが許容可能であることがわかると、M−ESは、CD
PDチャネル・ストリームの論理アドレスおよび他のコ
ンフィギュレーション情報を含むCDPDシステム・オ
ーバーヘッド・メッセージであるCDPDチャネル識別
メッセージを得るために、順方向チャネルを聴取する。
【0036】移動体登録 M−ESがCDPDネットワークにアクセス可能となる
前に、M−ESは登録を行わなければならない。登録に
よって、M−ESは、聴取している現在のCDPDチャ
ネルをCDPDネットワークに通知し、これによって、
CDPDネットワークは、M−ESに宛てられたあらゆ
るパケットを、正しいセルおよびCDPDチャネルに送
出することができる。更に、登録は、不正のネットワー
ク使用に対する防御の最前線として機能する。登録の
間、M−ESは、CDPDネットワークに、ネットワー
クがユーザを認証するために用いる共有シークレットを
含む暗号化メッセージを送出する。無効な資格証明を提
示するM−ESは、CDPDネットワークに対するアク
セスを拒否される。
【0037】登録の間、M−ES、ホームおよびサービ
ングMD−IS、および他のCDPDネットワーク・エ
レメントの間で、多数のメッセージが送信される。図2
Cは、M−ES登録の試みが成功した典型的な場合のメ
ッセージ・フロー図を示す。
【0038】チャネル識別メッセージを受信した後、M
−ESは、MD−ISとの間で送信するリンク・レイヤ
・フレームを識別するために用いるリンク・レイヤ・ア
ドレスである端末終点識別子(TEI)に対する要求を
送出する。TEI要求メッセージは、MDBSによって
受信され、サービングMD−ISに送出される。サービ
ングMD−ISは、M−ESのためのTEIを発生し、
その値をM−ESに送出する。MD−ISは、M−ES
に、中間システム・キー交換(IKE)メッセージを送
出することによって、Diffie−Hellmanキ
ー交換を開始する。次いで、M−ESは、終端システム
・キー交換(EKE)メッセージによって応答する。こ
の時点より後は、サービングMD−ISとM−ESとの
間の全ての通信は暗号化される。CDPDネットワーク
に対するアクセスを要求するため、M−ESは、M−E
SのIPまたはCLNPアドレスおよびその資格証明を
含む終端システム・ハロー・メッセージを送出する。サ
ービングMD−ISは、(M−ESがローミング中であ
る場合は)CLNPネットワークを介して、M−ESの
ホームMD−ISに、資格証明を送出する。ホームMD
−ISは、M−ESの資格証明を、データベースに格納
されているものと比較し、アクセスを付与するか否かに
ついてサービングMD−ISに応答する。サービングM
D−ISは、中間システム確認(ISC)メッセージを
M−ESに送出して、M−ESが、CDPDネットワー
ク上でデータの送信および受信を開始可能か否かを示
す。
【0039】データ転送 図2Dを参照すると、ネットワーク・データ・フローを
例示するCDPDネットワークのブロック図が示されて
いる。CDPDは、三角形のルーティングを用いて、順
方向IPパケットを、ローミング中のM−ES20に送
出する。各M−ESのIPアドレスは、ホームMD−I
S24Aにマップする。ホームMD−ISは、ホームと
なっているM−ES全てのサービングMD−IS24B
を追跡する。それらのホームではないサービングMD−
ISを用いてM−ESに送出されたパケットは、M−E
SのホームMD−ISにルーティングされる。次いで、
ホームMD−ISは、CLNPトンネルを介して、サー
ビングMD−ISにトラヒックを送出する。このような
トラヒックの送出は、CDPDネットワーク内の全ての
MD−ISが、サービスを提供する全ての移動体のため
のホームMD−ISのCLNPアドレスを知っている必
要があるということを意味する。ローミング協約を有す
るキャリアは、この情報を共有する。IP−CLNPマ
ッピングは、手動で維持される。ローミング中のM−E
Sが送出する逆方向IPパケットは、通常のIP/CL
NPルーティングに従う。
【0040】各CDPDチャネルの順方向リンク上で送
出されるオーバーヘッド・メッセージは、チャネル識別
のみならず、セルラ・サービス・プロバイダの識別も与
える。追加のオーバーヘッド・メッセージは、M−ES
に、ハンドオフを支援するため、近隣セル上のどこでC
DPDチャネルを見出すかを知らせる。
【0041】III.GPRS General Packet Radio Serv
ice(GRPS)は、移動通信用グローバル・システ
ム(GSM)のために、欧州電気通信標準化機構(ET
SI)が開発したパケット・データ・サービスである。
GSM/GPRS規格は、GSM03.60、デジタル
・セルラ電気通信システム(フェーズ2+)、Gene
ral Packet Radio Service
(GPRS)、1998年のサービス解説、ステージ
2、バージョン5.3.0において見出される。
【0042】図3Aを参照すると、GPRSネットワー
クのブロック図が示されている。GPRSアーキテクチ
ャでは、4つの論理エレメントがある。すなわち、移動
局(MS)40、基地局サブシステム(BSS)42、
位置レジスタすなわち訪問先の位置レジスタ(VLR)
44およびホーム位置レジスタ(HLR)46、GPR
Sサポート・ノードすなわちサービングGPRSサポー
ト・ノード(SGSN)48およびゲートウエイGPR
Sサポート・ノード(GGSN)50である。図3A
は、MSが、そのホーム・パブリック・ランド・モバイ
ル・ネットワーク(PLMN)52から、訪問先のPL
MN54にローミングする場合を示す。MSに接続され
ているGSNは、サービングGSN(SGSN)48と
呼ばれ、モバイル・スイッチング・センタすなわちMS
C(図示せず)に位置する訪問先の位置レジスタ(VL
R)44にアクセスを有する。しかしながら、MSは、
ゲートウエイGSN(GGSN)50がアクセス可能な
ホーム位置レジスタ(HLR)46に登録されている。
パケット・データ・ネットワーク(PDN)58におけ
る対応ホスト(CH)56は、最初にGGSNを介し
て、MSにIPパケットを送出する。
【0043】図3Bを参照すると、GPRSプロトコル
・スタックが示されている。パケット・データ・ネット
ワーク(PDN)は、対応ホスト(CH)からゲートウ
エイGSN(GGSN)までの接続を与えるIPネット
ワークである。GGSNとサービングGSN(SGS
N)との間では、IPパケットの伝達は、GRPSトン
ネリング・プロトコル(GTP)GSM09.60、デ
ジタル・セルラ電気通信システム(フェーズ2+)、G
eneral Packet Radio Servi
ce(GPRS)、データおよびシグナリングの双方の
ために用いられるGnおよびGpインタフェースを介し
たGPRSトンネリング・プロトコル(GTP)によっ
て行われる。PLMN内およびPLMN間にGSNを接
続するネットワークは、構内IPネットワークである。
GTPがIPパケットをカプセル化する場合、UDP
(ユーザ・データグラム・プロトコル)を用いて、GT
P PDU(プロトコル・データ・ユニット)を搬送す
る。SGSNでは、元のIPパケットを回復させ、SN
DPに従って再びカプセル化して、MSに伝達する。S
GSNとMSとの間の論理リンク制御(LLC)によっ
て、信頼性の高い接続が提供される。基地局システムG
PRSプロトコル(BSSGP)を用いて、SGSNと
BSSとの間のルーティングおよびサービスの質に関連
する情報を送る。BSSでは、LLC PDUを回復さ
せ、無線リンク制御(RLC)機能を用いてMSに送出
する。
【0044】GPRSセル選択 GPRSネットワークでは、セルをルーティング・エリ
ア(RA)に組織化し、次いで位置エリア(LA)にグ
ループ化する。MSがGRPSサービスを用いることを
望む場合、最初に、GPRSルーティング・エリアおよ
びGPRSセル選択を行う。これらの選択は、GSM電
話加入に類似した手順を用いて、MSが自動的に行う。
この手順は、近くのセルからの信号品質の測定および評
価を含み、更に、候補のセル内の輻輳の検出および回避
を含む。基地局システム(BSS)は、更に、あるセル
を選択するようにMSに命令することができる。
【0045】移動体登録 GPRSにおける移動体登録は、2つの手順、すなわち
アタッチと活性化とに分割することができる。
【0046】アタッチ手順 MSが訪問先のPLMN内でローミングしている場合、
最初にSGSNにアタッチする必要がある。MSは、各
GPRS/GSM加入者に一意の国際移動加入者アイデ
ンティティ(IMSI)をSGSNに送出することによ
って、アタッチ手順を開始する。IMSIに基づいて、
SGSNは、SGSNのIPアドレスについてホームP
LMNのHLRに通知し、更に、MSの位置エリアにつ
いて訪問先のPLMNのVLRに通知する。HLRは、
SGSNおよびVLRの双方に加入者データを送信す
る。SGSN、HLR、およびVLRのデータベースを
更新した後、アタッチ手順は完了する。
【0047】活性化手順 MSをSGSNにアタッチした後、使用するパケット・
データ・プロトコル(PDP)を処理することができ
る。MSは、MSのIPアドレスが存在していれば、こ
れをSGSNに送出し、存在していない場合は、ホーム
または訪問先のPLMNがIPアドレスを割り当てる。
加入者データの情報に基づいて、SGSNは、ホームP
LMNのGGSNアドレスを判定する。次いで、SGS
Nは、MSのIPアドレスおよびGTPトンネル識別子
(TID)と共に、GGSNにメッセージを送出する。
GGSNは、そのPDPコンテクスト・テーブルに新た
なエントリを生成し、これによって、GGSNは、SG
SNと外部IPネットワークとの間でIPパケットをル
ーティングすることができる。エントリは、モバイルI
Pのための結合情報に類似している。このようにして、
SGSNは、GGSNとMSとの間でIPパケットのル
ーティングを可能とする。
【0048】データ転送 図3Cを参照すると、GPRSデータ転送を例示するブ
ロック図が示されている。MSをGPRSにアタッチ
し、PDPコンテクスト活性化手順を完了した後、GP
RSネットワークは、外部のパケット・データ・ネット
ワークとMSとの間で、IPパケットを透過的に伝達す
る。対応ホスト(CH)がMSに送出すべきパケットを
有する場合、ARP要求(MSのIPアドレス)を送出
し、GGSNがこれに応答する。IPパケットをGGS
Nにルーティングすると、IPパケットは、GPRSト
ンネル・プロトコル(GTP)ヘッダによってカプセル
化される。GTP PDUをUDP PDUに挿入し、こ
れをIP PDUに再び挿入する。IPヘッダは、SG
SNのアドレスを含む。SGSNでは、元のIPパケッ
トを回復させ、再度カプセル化して、MSに送信する。
【0049】MSがCHに送出するパケットについて
は、逆方向トンネルを用いる。この場合、SGSNは、
GTPを用いてカプセル化を行い、GTP PDUをG
GSNに送信する。GGSNでは、元のIPパケットを
回復させ、通常のIPルーティングを用いてCHに送出
する。
【0050】モバイルIPがいくつかのルート最適化技
法を実施することは公知であるが、CDPDおよびGP
RSネットワークはこれを行わない。従って、CDPD
およびGPRSネットワークにおいてルート最適化技法
を実施すれば、極めて有利であろう。
【0051】本発明は、GPRSおよびCDPDネット
ワークにおいてルート最適化を与える方法および装置を
提供する。本発明の一態様では、GPRSネットワーク
におけるルート最適化技法は、ローミング中の移動局が
現在位置している訪問先のパブリック・ランド・モバイ
ル・ネットワークにおいて、ゲートウエイGPRSサポ
ート・ノードを確立することを含む。具体的には、ゲー
トウエイGPRSサポート・ノードと、移動局が無線リ
ンクを介して直接通信しているサービングGPRSサポ
ート・ノードとの間に、トンネルを形成する。このよう
にして、外部の対応ホストは、従来のGPRSネットワ
ークにおいて行ったように、移動局のホーム・パブリッ
ク・モバイル・ネットワークのGPRSサポート・ノー
ドでなく、ゲートウエイGPRSサポート・ノードに、
パケットをルーティングすることができる。好都合なこ
とに、移動局と対応ホストとの間でパケット転送のため
に確立する経路は短くなる。
【0052】本発明の別の態様では、CDPDネットワ
ークにおけるルート最適化技法を提供する。CDPDネ
ットワークの場合は、フォーリン(訪問先)ネットワー
ク内のホーム・モバイル・データ中間システム・ノード
(ローカルHMD−IS)が、ローミング中のモバイル
・エンド・システムに対するゲートウエイ・ノードとし
て機能する。具体的には、ローカルHMD−ISと、モ
バイル・エンド・システムが無線リンクを介して直接通
信しているフォーリン・ネットワークのサービングMD
−ISとの間に、トンネルを形成する。このようにし
て、外部の対応ホストは、従来のCDPDネットワーク
において行ったように、移動局のホーム・ネットワーク
のHMD−ISでなく、ローカルHMD−ISに、パケ
ットをルーティングすることができる。有利な点とし
て、モバイル・エンド・システムと対応ホストとの間で
パケット転送のために確立する経路は短くなる。
【0053】本発明の更に別の態様では、モバイル・ノ
ードに対してハンドオフ手順を実行する場合に、GPR
SおよびCDPDネットワーク内のかかるゲートウエイ
・ノードを、訪問先のネットワークにおける固定点とし
て用いることができる。
【0054】本発明のこれらおよび他の目的、特徴およ
び利点は、以下の例示的な実施形態の詳細な説明を、添
付図面と関連付けて読むことによって、明らかとなろ
う。
【0055】
【発明の実施の形態】GPRSおよびCDPDネットワ
ークの状況において、特にルート最適化に関して、以下
に本発明を説明する。しかしながら、本明細書中で論じ
る本発明の教示は、これに限定されないことは認められ
よう。すなわち、ここに記載する本発明のルート最適化
の方法論および装置は、GPRSおよびCDPDネット
ワークと同様の、パケットを基本とするその他の通信シ
ステムにおいて、実施することができる。更に、移動ま
たは固定ノード(例えばモバイル・ホスト、移動局、モ
バイル・エンド・システム、対応ホスト等)において、
またはネットワーク・アクセス・ノード(例えばホーム
・エージェント、フォーリン・エージェント、SGS
N、GGSN、HMDIS、SMDIS等)において用
いるための、ここに記載する方法論は、それぞれ関連す
る1つ以上のプロセッサによって実行されることは理解
されよう。ここで用いる「プロセッサ」という語は、C
PU(中央演算装置)、またはマイクロプロセッサ、お
よび関連するメモリを含む、いかなる処理デバイスも含
むことを意図している。ここで用いる「メモリ」という
語は、RAM、ROM、固定メモリ・デバイス(例えば
ハード・ドライブ)、または着脱可能メモリ・デバイス
(例えばディスケット)等の、プロセッサまたはCPU
に関連するメモリを含むことを意図している。更に、処
理ユニットは、この処理ユニットにデータを入力するた
めに、例えばキーパッドまたはキーボードのような1つ
以上の入力デバイスを含むことができ、更に、処理ユニ
ットに関連する結果を与えるために、例えばCRPディ
スプレイ等の1つ以上の出力デバイスも含むことができ
る。従って、本発明の方法論を実施することに関連する
ソフトウエア命令またはコードを、関連メモリに格納
し、利用する準備が整った場合に、適切なCPUによっ
て検索し実行すれば良い。
【0056】図4を参照すると、本発明に従って用いる
ための、移動または固定ノード(例えばモバイル・ホス
ト(MH)、移動局(MS)、モバイル・エンド・シス
テム(M−ES)、および対応ホスト(CH))、また
はネットワーク・アクセス・ノード(例えばホーム・エ
ージェント(HA)、フォーリン・エージェント(F
A)、SGSN、GGSN、HMDIS、およびSMD
IS)等の、ネットワーク・エレメントの例示的なハー
ドウエア・アーキテクチャのブロック図が示されてい
る。各ネットワーク・エレメントは、これに関連する動
作を制御するためのプロセッサ100を含み、これは、
その関連するメモリ102と協同し、以下に詳しく記載
する本発明の方法論を含む。また、各ネットワーク・エ
レメントは、通信リンク106を介して他のネットワー
ク・エレメントと通信を行うための1つ以上の通信イン
タフェース104(例えばモデム)も含む。通信インタ
フェース(群)104およびリンク(群)106は、イ
ンタフェースが位置するネットワーク・エレメントのタ
イプに特定的であると共に、通信を行う他のネットワー
ク・エレメントのタイプにも特定的であることは認めら
れよう。
【0057】モバイルIP、CDPDおよびGPRSに
おけるモビリティ管理のいくつかの基本的な特徴は、例
えば、ビーコン、登録、およびデータ転送について、先
に説明および/または言及した。例えば、3つのプロト
コルは全て、ある形態のビーコニング・メッセージを用
いる。CDPDおよびGPRSは、エアリンク・ビーコ
ニング・メッセージを用い、一方、モバイルIPは、ネ
ットワーク・レイヤ・ビーコニング・メッセージを用い
る。CDPDおよびGPRSのユーザは、セル識別子、
ルーティング/位置エリアの変化に基づいて移動を検出
し、一方、モバイルIPのユーザは、ネットワーク・レ
イヤ・ビーコニング・メッセージ内の指定されたネット
ワーク・プレフィクスに基づいて移動を検出する。更
に、CDPDおよびGPRSは双方とも、リンク・レイ
ヤおよびネットワーク・レイヤ・メッセージの組み合わ
せを用いて新たな登録を完了し、一方、モバイルIP
は、ネットワーク・レイヤ・メッセージのみを用いる。
3つの手法の全てにおいて、登録は、いくつかのタイマ
の満了時にリフレッシュされる。CDPDおよびGPR
S用のタイマは、モバイルIP用のものよりも長い場合
がある。更に、3つのモビリティ管理手法は全て、対応
ホストからモバイル・ホストにパケットを送出するため
に、三角形のルーティングを用いる。全てのパケット
は、異なる形態のトンネリング(例えばIP−in−I
P、CLNP、GTP)を用いて、ホーム・ノードを介
して、サービング・ノードにルーティングされる。モバ
イル・ホストが送出するパケットについては、GPRS
モビリティ管理手順は、逆方向トンネリングを用いて、
パケットをGGSNに送出する。しかしながら、CDP
DおよびモバイルIPでは、モバイル・ホストからのパ
ケットは、ホームMDISまたはホーム・エージェント
を通過することなく、通常のルーティング手順を用いて
ルーティングする。
【0058】以前に論じ、図示したように、モバイルI
P、GPRSおよびCDPDは、三角形のルーティング
を用いて、対応ホストからモバイル・ノードにパケット
をルーティングする。対応ホストとサービング・ネット
ワークとの間の経路の方が通常短いので、ホーム・ネッ
トワークがパケットを転送する必要性のために、結果と
してネットワーク・リソースの使用は非効率的となる。
【0059】IETFモバイルIPプロトコルにおいて
提案されたルート最適化技法は、三角形ルーティングを
除去しようという試みである。図5を参照すると、かか
るルート最適化技法が示されている。対応ホスト8から
ホーム・エージェント4を介してモバイル・ホスト2に
送出されるパケットの三角形ルーティングは除去されて
いる。モバイル・ホストおよびホーム・エージェントに
は、対応ホストにモバイル・ノードの最新位置を知らせ
るという役割が与えられる。モバイル・ホストまたはホ
ーム・エージェントのいずれかは、結合更新メッセージ
を対応ホストに送出して、モバイル・ホストの現在の気
付アドレスを対応ホストに知らせることができる。モバ
イル・ホストに宛てられたパケットを受信するフォーリ
ン・エージェント6は、結合警告メッセージをホーム・
エージェントに送出する。このため、ホーム・エージェ
ントは、結合更新メッセージを対応ホストに送出するこ
とができる。しかしながら、かかる技法は、モバイル・
ホストでない対応ホストに対し、更にモビリティ・エー
ジェント(すなわちホーム・エージェントおよびフォー
リン・エージェント双方)に対して、ソフトウエアの変
更を強制する。更に、この手法は、全ての対応ホストが
モバイルIPをサポートすることを必要とする。また、
対応ホストとホーム・エージェントとの間、または対応
ホストとモバイル・ホストとの間に、安全な関連付けを
必要とする。以下に説明する本発明のルート最適化手法
に関して明らかとなろうが、本発明では、モバイルIP
をサポートしない既存のホストは、モバイル・ホストと
通信を行う場合に、より短いルートを有することができ
る。
【0060】図6Aを参照すると、本発明によるルート
最適化を実施するGPRAネットワークのブロック図が
示されている。現在のGPRSネットワークでは、ルー
ト最適化は実施されていないことは認められよう。従っ
て、本発明は、新たなネットワーク・エンティティを規
定する。すなわち、ゲートウエイIWF(IWF.G)
であり、これを介して、例えば外部ネットワークがモバ
イル・ホストと通信を行うことができる。GPRSで
は、ゲートウエイIWFは、訪問先のPLMN54にお
けるGGSN(GGSN.V)60である。以下で説明
するが、CH56とGGSN60との間にルート62を
確立すると有利である。好都合な点として、もはやMS
のホームPLMNのGGSNを介してパケットをルーテ
ィングする必要がないために、MSとCHとの間の従来
のGPRSネットワークに存在するルート非効率性は解
消される。パケットは、訪問先のPLMNにおけるGG
SNを介してルーティングすることができる。このよう
に、MS、訪問先のSGSN、訪問先のGGSN、CH
間の経路は、別のPLMN(すなわちMSのホームPL
MN)にルーティングする必要がある従来の経路より
も、著しく効率的である。GSM/GPRS規格に従っ
て、外部ホストがGGSNのみにアクセス可能であるこ
とは理解されよう。
【0061】図6Bは、従来のGPRS移動体登録に伴
うアタッチ手順および活性化手順に含まれるシグナリン
グの関連部分を示す。MSが訪問先のPLMNにおいて
ローミング中の場合、最初にSGSNにアタッチする必
要があることを思い出されたい。MSは、SGSNに対
し、各GPRS/GSM加入者(図示せず)に一意の国
際移動加入者アイデンティティ(IMSI)を送出する
ことによって、アタッチ手順を開始する。IMSIに基
づいて、SGSNは、SGSNのIPアドレスについて
ホームPLMNのHLRに通知し、更に、MSの位置エ
リアについて訪問先のPLMNのVLRに通知する。こ
れは、位置更新/MMコンテクスト活性化メッセージに
よって達成される。公知のように、このメッセージは、
SGSN
【0062】SS7アドレス、SGSN IPアドレ
ス、およびMSのIMSIを含む。HLRは、加入者デ
ータを、位置更新/MMコンテクスト活性化承認メッセ
ージによって、SGSNおよびVLR双方に送信する。
簡略化のために、図6Bには、SGSN/HLRおよび
VLR間のシグナリングは示さないことを注記してお
く。SGSN、HLRおよびVLRのデータベースを更
新した後、アタッチ手順を完了する。MSをSGSNに
アタッチした後、パケット・データ・プロトコル(PD
P)活性化を処理することができる。公知のように、M
Sは、SGSNに、以下の情報を含むPDPコンテクス
ト活性化要求メッセージを送出する。この情報とは、N
SAPI(ネットワーク・レイヤ・サービス・アクセス
・ポイント識別子)、PDPタイプ(例えばX.25ま
たはIP)、PDPアドレス(例えばX.121アドレ
ス)、APN(MSが要求するアクセス・ポイント
名)、QoS(このPDPコンテクストが要求するサー
ビスの質のプロファイル)、およびPDPコンフィギュ
レーション・オプションである。加入者データ内の情報
に基づいて、SGSNは、ホームPLMNにおけるGG
SNアドレスを判定する。次いで、SGSNは、ホーム
PLMN GGSNに、PDPコンテクスト生成要求メ
ッセージを送出する。このメッセージは、以下の情報を
含む。すなわち、IMSI、PDPタイプ、PDPアド
レス、APN、QoS処理、TID(SGSNとホーム
GGSNとの間で確立したトンネルに関連するトンネル
識別子)、およびPDPコンフィギュレーション・オプ
ションである。従って、この情報は、とりわけ、MSの
IPアドレスおよびGTPトンネル識別子(TID)を
含む。GGSNは、そのPDPコンテクスト・テーブル
に新たなエントリを生成し、これによって、GGSN
は、SGSNと外部のIPネットワーク(例えば対応ホ
スト)との間でIPパケット(PDPプロトコル・デー
タ・ユニットすなわちPDU)をルーティングすること
ができる。ホームGGSNは、以下を含むPDPコンテ
クスト生成応答メッセージを送出する。すなわち、TI
D、PDPアドレス、BBプロトコル(TCPまたはU
DPのどちらを用いてSGSNとGGSNとの間でデー
タ転送を行うかを示す)、再配置の必要(SGSNがN
−PDUをMSに送出する前に配置し直すべきか否かを
示す)、PDPコンフィギュレーション・オプション、
および理由である。SGSNは、PDPタイプ、PDP
アドレス、NSAPI、QoS処理済み、およびPDP
コンフィギュレーション・オプションを含むPDPコン
テクスト活性化受諾メッセージを、MSに戻す。これ以
降、SGSNは、GGSNとMSとの間で、IPパケッ
ト(PDP PDU)をルーティングすることが可能と
なる。MSとSGSNとの間で、セキュリティ機能(例
えば認証)を実行し得ることを注記しておく。
【0063】図6Cを参照すると、本発明によるGPR
Sネットワークにおいて最適化ルートを確立するための
シグナリング方法が示されている。有利な点として、M
SがアタッチされているSGSNが、直接ホームPLM
N内のGGSN50によってPDPコンテクスト・メッ
セージを処理するのでなく、それ自身のPLMN内のG
GSNすなわちGGSN60によってPDPコンテクス
トを処理する。GGSN60は、ホームGGSN50に
よってPDPコンテクストを処理する。GGSNは全
て、3つのIETFトンネリング・プロトコルのうち1
つ、例えばGTPのみならずIP内IPカプセル化をサ
ポートすることは理解されよう。また、ホームGGSN
は、SGSNのアドレスに基づいて、訪問先GGSNの
IPアドレスを判定可能であると想定している。一旦ホ
ームGGSNがPDPコンテクスト活性化を受け入れた
なら、ホームGGSNは、訪問先GGSNの情報を含む
結合更新メッセージを、対応ホスト(CH)に送出する
ことができる。次いで、CHは、訪問先のGGSNに直
接パケットを送出することができる。訪問先GGSN
は、CHからMSに宛てたパケットを受信した時に、S
GSNと共にGTPトンネル(または例えばIP内IP
トンネル)を確立する。
【0064】SGSN48とGGSN60との間にGT
P(または例えばIP−in−IPトンネル)トンネル
を確立するために、従来のシグナリング・メッセージ
を、図6Cに示すように変更する。具体的には、アタッ
チメント手順の間、SGSNは、位置更新/MMコンテ
クスト活性化メッセージを、訪問先GGSNに渡す。次
いで、訪問先GGSNは、ホームPLMN52のHLR
に、そのSS7アドレス、IPアドレス、およびMSの
IMSIを知らせる。これは、位置更新/MMコンテク
スト活性化メッセージにおいて行われる。HLRは、位
置更新/MMコンテクスト活性化承認メッセージによっ
て応答する。次いで、活性化手順では、PDPコンテク
スト活性化要求メッセージおよびPDPコンテクスト生
成要求メッセージに、ルート最適化オプション・フィー
ルドを加える。好都合な点として、訪問先GGSNが、
変更されたPDPコンテクスト生成要求メッセージを受
信した場合、そのPDPコンテクスト・テーブルに新た
なエントリを生成し、これによって、訪問先GGSN
は、SGSNと外部IPネットワーク(例えば対応ホス
ト)との間でIPパケットをルーティングすることがで
きる。すなわち、受信した情報に基づいて、訪問先GG
SNは、TIDおよびSGSNのIPアドレスを、MS
に割り当てられたPDPアドレスにマップする。これに
より、訪問先GGSNがSGSNからTIDと共にパケ
ットを受信した場合、訪問先GGSNはパケットのカプ
セル化を解除し、データを外部PDN(例えばCH5
6)にルーティングする。一方、訪問先GGSNが外部
PDNからMSのPDPアドレスと共にパケットを受信
した場合、訪問先GGSNは、当該PDPアドレスにマ
ップされたTIDおよびSGSN IPアドレスを見出
した後に、パケットをカプセル化する。また、訪問先の
GGSNは、変更されたPDPコンテクスト生成要求メ
ッセージをホームGGSN50に送出し、ホームGGS
N50はPDPコンテクスト生成応答によって応答する
ことは理解されよう。
【0065】図6DおよびEを参照すると、従来のGP
RSネットワークにおけるパケット・ルーティングと、
本発明によるGPRSネットワークにおける最適化パケ
ット・ルーティングとを対照させたフロー図が示されて
いる。図示のように、従来の構成では、SNDCP P
DUパケットを、MS40とSGSN48との間にルー
ティングし、ホームGGSNは、TTLI(一時的論理
リンク識別子)およびNSAPI(ネットワーク・サー
ビス・アクセス・ポイント識別子)を、ホームGGSN
のIPアドレスおよびTIDにマップし、TIDおよび
PDP PDUを含むGTP PDUが、SGSNからホ
ームGGSNにルーティングされ、他方の方向に戻され
るようにする。次いで、ホームGGSNと外部PDNと
の間にPDP PDUをルーティングする。
【0066】しかしながら、図6Eに示すように、本発
明によれば、外部PDN58における訪問先GGSN6
0とCH56との間に最適化ルート62を確立し、外部
PDNがGGSN50から結合更新メッセージを受信し
た後、CHおよびMSは、この最適化ルートを用いて、
パケットを前後方向に送信することができる。すなわ
ち、SNDCP PDUパケットを、MS40とSGS
N48との間にルーティングし、GTPカプセル化パケ
ットを、SGSN48と訪問先GGSN60との間にル
ーティングし、PDPパケットを、訪問先GGSN60
とCH56との間にルーティングする。
【0067】同様に、CDPDシステムについては、ホ
ームMDISが結合更新メッセージをサポートし、サー
ビングMDIS(またはそのルータ)が3つのIETF
トンネリング・プロトコルのうち1つを理解する場合、
GPRSに関して上述したのと同じ手法を使用可能であ
る。ここで図7Aを参照すると、本発明によるルート最
適化を実施するCDPDネットワークのブロック図が示
されている。現在のCDPDネットワークでは、ルート
最適化は実施されていないことは認められよう。従っ
て、本発明は、新たなネットワーク・エンティティを規
定する。すなわち、ゲートウエイIWF(IWF.G)
であり、これを介して、サービス・プロバイダは、公開
のインターネットに接続する。CDPDでは、ゲートウ
エイIWFは、M−ESが一時的に関連付けられたフォ
ーリン・ネットワーク内のホームMD−IS(ローカル
HMD−IS)、すなわちHMD−IS 24Cであ
る。以下に説明するように、CH34とHMD−IS
24Cとの間にルート64を確立すると有利である。好
都合な点として、もはやMSのホーム・ネットワーク内
のHMD−IS 24Aを介してパケットをルーティン
グする必要がないために、M−ESとCHとの間の従来
のCDPDネットワークに存在するルートの非効率性は
解消される。パケットは、訪問先ネットワークまたはフ
ォーリン・ネットワークのHMD−ISを介してルーテ
ィングすることができる。このように、M−ES、SM
D−IS、訪問先のHMD−IS、CH間の経路は、別
のネットワーク(すなわちMSのホーム・ネットワー
ク)にルーティングしなければならない従来の経路より
も、著しく効率が高い。
【0068】図7Bを参照すると、CDPDにおける従
来の移動体登録シグナリングが示されている。CDPD
ネットワークにアクセスを要求するため、M−ESとS
MD−ISとの間で認証および暗号化手順が完了した
後、M−ESは、M−ESのIPまたはCLNPアドレ
スおよびその資格証明を含むエンド・システム・ハロー
(ESH)メッセージを送出する。サービングMD−I
Sは、この資格証明を、(M−ESがローミング中の場
合)CLNPネットワークを介して、M−ESのホーム
MD−ISに送出する。これは、転送要求(RDR)メ
ッセージによって行われる。このメッセージの目的の1
つは、M−ESが現在位置しているこのサービング・エ
リアを介してM−ESに宛てたデータを転送するよう、
ホームMD−ISに命令することである。HMD−IS
は、M−ESの資格証明を、データベースに格納されて
いるものと比較し、アクセスを付与するか否かについて
サービングMD−ISに応答する。この指示は、転送確
認(RDC)メッセージの形態で与えられる。サービン
グMD−ISは、中間システム確認(ISC)メッセー
ジをM−ESに送出し、M−ESがCDPDネットワー
クを介してデータの送受信を開始可能か否かを示す。
【0069】ここで図7Cを参照すると、本発明による
CDPD移動体登録シグナリングが示されている。シグ
ナリングは、M−ESとSMD−IS(ESHおよびI
SC)との間では同じであるが、SMD−ISは、RD
Rメッセージを、ホーム・ネットワーク内のHMD−I
Sに送出するのでなく、それ自身のネットワーク内のH
MD−IS(ローカルHMD−IS)に送出する。次い
で、ローカルHMD−ISは、変更したRDRメッセー
ジ(RDR’)を、ホームHMD−ISに送出する。R
DR’を発生するためにRDRに行う変更は、ネットワ
ーク・アドレス送出フィールドを変更して、ローカルH
MD−ISのIPアドレスを示すことを含む。これによ
って、ホームHMD−ISは、レコードを維持すること
ができる。また、RDRにルート最適化フィールドを加
えて、ルート最適化を呼び出すことをホームHMD−I
Sに知らせる。次いで、ホームHMD−ISは、転送確
認メッセージ(RDC)によってローカルHMD−IS
に応答し、ローカルHMD−ISは次いでRDCメッセ
ージをSMD−ISに送出する。SMD−ISがISC
メッセージをM−ESに送出すると、移動体登録は完了
する。従って、ホームHMD−ISでなくローカルHM
D−ISが、M−ESへの最短経路として、外部の世界
(例えばCHを含む外部ネットワーク)に発表される。
これを達成するには、ホームHMD−ISが結合更新メ
ッセージをCHに送出し、ローカルHMD−ISがM−
ESへの最短経路であることを示す。
【0070】ここで図7Dおよび7Eを参照すると、従
来のCDPDネットワークにおけるパケット・ルーティ
ングと、本発明によるCDPDネットワークにおける最
適化パケット・ルーティングとを対照するフロー図が示
されている。従来の構成では、一旦ルーティング情報を
外部ネットワークに通知すれば、CHはデータをM−E
Sに送出することができる。CHは、M−ESのアドレ
スを宛先とし、それ自身のアドレスをソースとして、パ
ケット(DT)を送出する。従来の構成では、ホームH
MD−ISはそれ自身を最短経路として通知するので、
パケットはこれにルーティングされる。ホームHMD−
ISは、SMD−ISと共に確立したCLNPトンネル
を介して送信するために、パケットをカプセル化する
([DT]DT)。SMD−ISは、パケットのカプセ
ル化を解除し、無線ネットワークを介してMSに送出す
る。しかしながら、本発明によれば、そして図7Eに示
すように、ローカルHMD−ISが最短経路として通知
されるので、CHは、パケットをローカルHMD−IS
にルーティングし、ローカルHMD−ISは次いでパケ
ットをカプセル化し、SMD−ISと共に確立したCL
NPトンネル(または例えばIP−in−IPトンネ
ル)を介して送信する。次いで、SMD−ISは、パケ
ットのカプセル化を解除し、無線ネットワークを介して
MSに送出する。
【0071】ここで図8Aを参照すると、本発明のルー
ト最適化方法論を用いたハンドオフを示すブロック図が
示されている。GPRSおよびCDPDの双方に関し
て、本発明によるハンドオフを示す議論を容易にするた
めに、様々なネットワーク・エレメントに対する新たな
用語セットを採用する。すなわち、モバイル・ノード
(MN)およびインタワーキング機能(IWF)であ
る。この用語のマッピングを、以下の表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】上述の本発明のルート最適化技法を用いる
と共に、上記の表1に提示した新たな用語を参照する
と、モバイル・ノードが移動して新たなサービングIW
Fにアタッチした場合、転送を行うIWFは変化しない
ことは理解されよう。従って、対応ホストに格納されて
いる結合は、未だ有効である。しかしながら、ホームI
WFと新たなIWFとの間に新たなトンネルが必要であ
る。ホーム・ネットワークおよび訪問先ネットワークが
大きな距離によって隔てられている場合、シグナリング
・コストが高く、さらに、新たなトンネルを確立する際
の遅延が、ネットワーク・リソースの使用を非効率的に
する。
【0074】より良い解決策は、ゲートウエイIWF
を、訪問先ネットワーク内の固定点として用いて、ホー
ムIWFおよび対応ホストからのトンネルがモバイル・
ノードの移動によって影響を受けないようにすることで
ある。モバイル・ノードが新たなサービングIWFにア
タッチする場合、ゲートウエイIWFは、単に、同じネ
ットワーク内に新たなトンネルを確立するに過ぎない。
実際、トンネルは、ゲートウエイIWFと、同じネット
ワークに属する全てのサービングIWFとの間に予め構
成することができ、このため、移動によるパケット送出
の中断は最小に抑えられる。
【0075】図8Bを参照すると、図6A(図8Aも付
加的に参照のこと)に示すようなGPRSネットワーク
において、本発明によるハンドオフ・シグナリングを示
すフロー図が示されている。MS40(MN)は、ルー
ティング・エリア更新メッセージを、新しいSGSN
(新しいIWF.S)に送出する。次いで、新しいSG
SNは、古いSGSN(古いIWF.S)によってSG
SNコンテクスト要求メッセージを処理する。また、新
しいSGSNは、PDPコンテクスト更新要求を、訪問
先GGSN60(IWF.G)に送出し、訪問先GGS
N60は、適切な応答を返送する。次いで、訪問先GG
SNは、位置更新要求によってVLRを更新する。これ
によって、VLRに、サービング・ノードの変更(新し
いSGSNから古いSGSNへ)を知らせる。このよう
に、訪問先GGSN60は、MSがあるルーティング・
エリアから別のエリアへ移動する場合に、古いSGSN
から新しいSGSNへのMS40のハンドオフにおける
固定点として機能する。
【0076】本発明の例示的な実施形態を、添付図面を
参照してここに記載したが、本発明はこれらの明確な実
施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲および
精神から逸脱することなく、様々な他の変更および変形
が当業者によって行われ得ることは、理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1A】モバイルIPネットワーク・アーキテクチャ
のブロック図である。
【図1B】モバイルIPプロトコル・スタックの図であ
る。
【図1C】モバイルIPネットワークにおけるデータ・
フローを示すブロック図である。
【図2A】CDPDネットワーク・アーキテクチャのブ
ロック図である。
【図2B】CDPDプロトコル・スタックの図である。
【図2C】CDPDネットワークにおける移動体登録を
示すフロー図である。
【図2D】CDPDネットワークにおけるデータ・フロ
ーを示すブロック図である。
【図3A】GPRSネットワーク・アーキテクチャのブ
ロック図である。
【図3B】GPRSプロトコル・スタックの図である。
【図3C】GPRSネットワークにおけるデータ・フロ
ーを示すブロック図である。
【図4】ネットワーク・エレメントのハードウエア・ア
ーキテクチャのブロック図である。
【図5】モバイルIPネットワークにおけるルート最適
化を示すブロック図である。
【図6A】本発明によるGPRSネットワークにおける
ルート最適化を示すブロック図である。
【図6B】GPRSネットワークにおいてルートを確立
するための従来のシグナリング方法を示すフロー図であ
る。
【図6C】本発明に従ってGPRSネットワークにおい
て最適化ルートを確立するためのシグナリング方法の実
施形態を示すフロー図である。
【図6D】従来のGPRSネットワークにおけるパケッ
ト・ルーティングを示すフロー図である。
【図6E】本発明に従ってルート最適化を実施するGP
RSネットワークにおけるパケット・ルーティングを示
すフロー図である。
【図7A】本発明によるCDPDネットワークにおける
ルート最適化を示すブロック図である。
【図7B】CDPDネットワークにおいてルートを確立
するための従来のシグナリング方法を示すフロー図であ
る。
【図7C】本発明に従ってCDPDネットワークにおい
て最適化ルートを確立するためのシグナリング方法の実
施形態を示すフロー図である。
【図7D】従来のCDPDネットワークにおけるパケッ
ト・ルーティングを示すフロー図である。
【図7E】本発明に従ってルート最適化を実施するCD
PDネットワークにおけるパケット・ルーティングを示
すフロー図である。
【図8A】本発明に従ってルート最適化を実施するネッ
トワークにおけるハンドオフを示すブロック図である。
【図8B】本発明によるGRPSネットワークにおける
ハンドオフ・シグナリングを示すフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ムーイ チョー チュア アメリカ合衆国 07724 ニュージャーシ ィ,イートンタウン,イートンクレスト ドライヴ 184ビー (72)発明者 オン−チン ユエ アメリカ合衆国 07748 ニュージャーシ ィ,ミドルタウン,ブレヴィンズ アヴェ ニュー 57

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局が現在訪問中のGPRSネットワ
    ーク内のネットワークのサポート・ノードにおいて用い
    られる、GPRSネットワークにおけるルート最適化の
    方法であって、 前記訪問中のネットワーク内の前記サポート・ノード
    と、前記訪問中のネットワーク内の、前記移動局と直接
    通信状態にあるサービング・サポート・ノードとの間に
    通信経路を確立するステップと;外部パケット・データ
    ・ネットワークから直接受信したパケットを前記サービ
    ング・サポート・ノードにルーティングし、前記移動局
    に送信する、ステップと;を備えることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法であって、更に、前記サ
    ービング・サポート・ノードから受信したパケットを前
    記外部データ・ネットワークにルーティングするステッ
    プを備えることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法において、前記訪問中の
    ネットワーク内の前記サポート・ノードと前記訪問中の
    ネットワーク内の前記サービング・サポート・ノードと
    の間に前記通信経路を確立するためにトンネリング・プ
    ロトコルを用いることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の方法において、前記トンネリ
    ング・プロトコルがIP−in−IPカプセル化プロト
    コルであることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項3の方法において、前記トンネリ
    ング・プロトコルが最小カプセル化プロトコルであるこ
    とを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項3の方法において、前記トンネリ
    ング・プロトコルが一般ルーティングのカプセル化プロ
    トコルであることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1の方法において、前記確立する
    ステップが、更に、通信経路識別子と前記サービング・
    サポート・ノードに関連するアドレスとを、前記移動局
    に割り当てたアドレスにマッピングするステップを備え
    ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1の方法において、トンネリング
    ・プロトコルを用いて、前記訪問中のネットワーク内の
    前記サポート・ノードと前記訪問中のネットワーク内の
    前記サービング・サポート・ノードとの間に前記通信経
    路を確立し、前記訪問中のサポート・ノードが、前記外
    部のパケット・データ・ネットワークから受信したパケ
    ットをカプセル化すると共に、前記サービング・サポー
    ト・ノードから受信したパケットのカプセル化を解除す
    るようにすることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1の方法において、前記確立する
    ステップが、更に、前記サービング・サポート・ノード
    から、ルート最適化確立フィールドを含む活性化要求メ
    ッセージを受信するステップを含むことを特徴とする方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9の方法において、前記確立す
    るステップが、更に、前記サービング・サポート・ノー
    ドに活性化要求応答メッセージを送出することを特徴と
    する方法。
  11. 【請求項11】 請求項1の方法において、前記確立す
    るステップが、更に、移動局が最初に登録されている前
    記GPRSネットワーク内のネットワークにおける位置
    レジスタに、更新位置メッセージを送出するステップを
    備えることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項1の方法において、前記訪問中
    のサポート・ノードを、前記移動局を伴うハンドオフ手
    順における固定点として用いることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項1の方法において、移動局が最
    初に登録されている前記GPRSネットワーク内のネッ
    トワークにおけるサポート・ノードが、前記外部パケッ
    ト・データ・ネットワークに、前記訪問中のサポート・
    ノードを前記移動局への最適経路として通知する結合更
    新メッセージを送出することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 GPRSネットワークにおけるルート
    最適化のための装置であって:移動局が現在訪問中の前
    記GPRSネットワーク内のネットワークに位置するパ
    ケット機器であって、前記訪問中のネットワークの、前
    記移動局と直接通信状態にあるサービング・サポート・
    ノードと通信経路を確立するように構成され、外部パケ
    ット・データ・ネットワークから直接受信したパケット
    を前記サービング・サポート・ノードにルーティング
    し、前記移動局に送信するようになっているパケット機
    器;を備えることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項14の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、前記サービング・サポート・ノード
    から受信したパケットを前記外部データ・ネットワーク
    にルーティングするように構成されていることを特徴と
    する装置。
  16. 【請求項16】 請求項14の装置において、前記パケ
    ット機器と前記訪問中のネットワーク内の前記サービン
    グ・サポート・ノードとの間に前記通信経路を確立する
    ためにトンネリング・プロトコルを用いることを特徴と
    する装置。
  17. 【請求項17】 請求項16の装置において、前記トン
    ネリング・プロトコルがIP−in−IPカプセル化プ
    ロトコルであることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項16の装置において、前記トン
    ネリング・プロトコルが最小カプセル化プロトコルであ
    ることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項16の装置において、前記トン
    ネリング・プロトコルが一般ルーティングのカプセル化
    プロトコルであることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項14の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、通信経路識別子と前記サービング・
    サポート・ノードに関連するアドレスとを、前記移動局
    に割り当てたアドレスにマッピングするように構成され
    ていることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項14の装置において、トンネリ
    ング・プロトコルを用いて、前記パケット機器と前記訪
    問中のネットワーク内の前記サービング・サポート・ノ
    ードとの間に前記通信経路を確立し、前記パケット機器
    が、前記外部のパケット・データ・ネットワークから受
    信したパケットをカプセル化すると共に、前記サービン
    グ・サポート・ノードから受信したパケットのカプセル
    化を解除するようにすることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項14の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、前記サービング・サポート・ノード
    から、ルート最適化確立フィールドを含む活性化要求メ
    ッセージを受信するように構成されていることを特徴と
    する装置。
  23. 【請求項23】 請求項22の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、前記サービング・サポート・ノード
    に活性化要求応答メッセージを送出するように構成され
    ていることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項14の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、移動局が最初に登録されている前記
    GPRSネットワーク内のネットワークにおける位置レ
    ジスタに、更新位置メッセージを送出するように構成さ
    れていることを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 請求項14の装置において、前記パケ
    ット機器を、前記移動局を伴うハンドオフ手順における
    固定点として用いることを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項14の方法において、移動局が
    最初に登録されている前記GPRSネットワーク内のネ
    ットワークにおけるサポート・ノードが、前記外部パケ
    ット・データ・ネットワークに、前記パケット機器を前
    記移動局への最適経路として通知する結合更新メッセー
    ジを送出することを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 モバイル・エンド・システム・ノード
    が現在訪問中のCDPDネットワーク内のネットワーク
    の中間システム・ノードにおいて用いられる、CDPD
    ネットワークにおけるルート最適化の方法であって、 前記訪問中のネットワーク内の前記中間システム・ノー
    ドと、前記訪問中のネットワーク内の、前記モバイル・
    ノードと直接通信状態にあるサービング中間システム・
    ノードとの間に通信経路を確立するステップと;外部ネ
    ットワークから直接受信したパケットを前記サービング
    ・ノードにルーティングし、前記モバイル・ノードに送
    信する、ステップと;を備えることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項27の方法であって、更に、前
    記サービング・ノードから受信したパケットを前記外部
    ネットワークにルーティングするステップを備えること
    を特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項27の方法において、前記訪問
    中のネットワーク内の前記中間システム・ノードと前記
    訪問中のネットワーク内の前記サービング・ノードとの
    間に前記通信経路を確立するためにトンネリング・プロ
    トコルを用いることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項29の方法において、前記トン
    ネリング・プロトコルがIP−in−IPカプセル化プ
    ロトコルであることを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項29の方法において、前記トン
    ネリング・プロトコルが最小カプセル化プロトコルであ
    ることを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 請求項29の方法において、前記トン
    ネリング・プロトコルが一般ルーティングのカプセル化
    プロトコルであることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項27の方法において、トンネリ
    ング・プロトコルを用いて、前記訪問中のネットワーク
    内の前記中間システム・ノードと前記訪問中のネットワ
    ーク内の前記サービング・ノードとの間に前記通信経路
    を確立し、前記訪問中の中間システム・ノードが、前記
    外部ネットワークから受信したパケットをカプセル化す
    ると共に、前記サービング・ノードから受信したパケッ
    トのカプセル化を解除するようにすることを特徴とする
    方法。
  34. 【請求項34】 請求項27の方法において、前記確立
    するステップが、更に、前記サービング・ノードから、
    転送要求メッセージを受信するステップを含むことを特
    徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34の方法において、前記確立
    するステップが、更に、前記モバイル・ノードが最初に
    登録されている前記CDPDネットワーク内のネットワ
    ークにおける中間システム・ノードに、ルート最適化確
    立フィールドと前記訪問中の中間システム・ノードのア
    ドレスとを含む転送要求メッセージを送出するステップ
    を備えることを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 請求項27の方法において、前記訪問
    中の中間システム・ノードを、前記モバイル・ノードを
    伴うハンドオフ手順における固定点として用いることを
    特徴とする方法。
  37. 【請求項37】 請求項27の方法において、モバイル
    ・ノードが最初に登録されている前記CDPDネットワ
    ーク内のネットワークにおける中間システム・ノード
    が、前記外部ネットワークに、前記訪問中の中間システ
    ム・ノードを前記モバイル・ノードへの最適経路として
    通知する結合更新メッセージを送出することを特徴とす
    る方法。
  38. 【請求項38】 CDPDネットワークにおけるルート
    最適化のための装置であって:モバイル・エンド・シス
    テムが現在訪問中の前記CDPDネットワーク内のネッ
    トワークに位置するパケット機器であって、該パケット
    機器と、前記モバイル・ノードと直接通信状態にあるサ
    ービング中間システム・ノードとの間に通信経路を確立
    するように構成され、外部ネットワークから直接受信し
    たパケットを前記サービング・ノードにルーティング
    し、前記モバイル・ノードに送信するようになっている
    パケット機器;を備えることを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 請求項38の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、前記サービング・ノードから受信し
    たパケットを前記外部ネットワークにルーティングする
    ように構成されていることを特徴とする装置。
  40. 【請求項40】 請求項38の装置において、前記パケ
    ット機器と前記訪問中のネットワーク内の前記サービン
    グ・ノードとの間に前記通信経路を確立するためにトン
    ネリング・プロトコルを用いることを特徴とする装置。
  41. 【請求項41】 請求項40の装置において、前記トン
    ネリング・プロトコルがIP−in−IPカプセル化プ
    ロトコルであることを特徴とする装置。
  42. 【請求項42】 請求項40の装置において、前記トン
    ネリング・プロトコルが最小カプセル化プロトコルであ
    ることを特徴とする装置。
  43. 【請求項43】 請求項16の装置において、前記トン
    ネリング・プロトコルが一般ルーティングのカプセル化
    プロトコルであることを特徴とする装置。
  44. 【請求項44】 請求項38の装置において、トンネリ
    ング・プロトコルを用いて、前記パケット機器と前記訪
    問中のネットワーク内の前記サービング・ノードとの間
    に前記通信経路を確立し、前記パケット機器が、前記外
    部ネットワークから受信したパケットをカプセル化する
    と共に、前記サービング・ノードから受信したパケット
    のカプセル化を解除するようにすることを特徴とする装
    置。
  45. 【請求項45】 請求項38の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、前記サービング・ノードから転送要
    求メッセージを受信するように構成されていることを特
    徴とする装置。
  46. 【請求項46】 請求項45の装置において、前記パケ
    ット機器が、更に、前記モバイル・ノードが最初に登録
    されている前記CDPDネットワーク内のネットワーク
    における中間システム・ノードに、ルート最適化確立フ
    ィールドと前記パケット機器のアドレスとを含む転送要
    求メッセージを送出するように構成されていることを特
    徴とする装置。
  47. 【請求項47】 請求項38の装置において、前記パケ
    ット機器を、前記モバイル・ノードを伴うハンドオフ手
    順における固定点として用いることを特徴とする装置。
  48. 【請求項48】 請求項38の装置において、モバイル
    ・ノードが最初に登録されている前記CDPDネットワ
    ーク内のネットワークにおける中間システム・ノード
    が、前記外部ネットワークに、前記パケット機器を前記
    モバイル・ノードへの最適経路として通知する結合更新
    メッセージを送出することを特徴とする装置。
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