JP2000200194A - 試料分析装置およびその制御用コンピュ―タプログラムの作成・更新方法 - Google Patents

試料分析装置およびその制御用コンピュ―タプログラムの作成・更新方法

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JP2000200194A JP10377188A JP37718898A JP2000200194A JP 2000200194 A JP2000200194 A JP 2000200194A JP 10377188 A JP10377188 A JP 10377188A JP 37718898 A JP37718898 A JP 37718898A JP 2000200194 A JP2000200194 A JP 2000200194A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EPROMやPLD基板の抜き差しを必要と
せずに、試料分析装置の制御用プログラムの作成・更新
を行うことができる試料分析装置およびその制御用コン
ピュータプログラムの作成・更新方法を提供する。 【解決手段】 試料分析装置50を制御する制御装置1
に組み込まれる制御用コンピュータプログラムの作成・
更新方法であって、制御用コンピュータプログラムが記
憶される制御装置1へ制御用コンピュータプログラムを
送信し、この送信された制御用コンピュータプログラム
を、前記制御装置のROM12に記憶された書き込み用
プログラムにより、前記制御装置の再書き込み可能な素
子13,14に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料を分析する装
置、および試料分析装置を制御する制御装置に組み込ま
れる制御用コンピュータプログラムの作成・更新方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光X線分析装置は、X線が照射された
分析試料から発生する蛍光X線を検出して試料を分析す
る装置である。図5に示すように、蛍光X線分析装置5
0は、制御装置1、操作用装置2、および分析装置本体
3を備える。制御装置1には、操作用装置2が通信手段
18を介して接続されており、例えば、操作用装置2に
入力された蛍光X線分析の開始指令のような操作者から
の指令が制御装置1に送信される。分析装置本体3は、
分析試料30を設置する試料台31、分析試料30に1
次X線B1を照射するX線管32、分析試料30から発
生する蛍光X線B2を分光する分光器33、分光された
蛍光X線を検出する検出器34、検出器34の出力を計
数する計数回路35等からなり、制御装置1のCPU
(中央演算処理装置)10が、制御用コンピュータプロ
グラムに従ってこれらの各機器を制御することで蛍光X
線分析は自動的に行われる。
【0003】この蛍光X線分析の制御は、蛍光X線分析
装置の構成仕様、例えば蛍光X線分析装置のスリット交
換機構(図示せず)の有無、1次X線B1のフィルタ
(図示せず)種別などによって異なるため、制御装置1
のEPROM101に記憶されてCPU10によって実
行される制御用コンピュータプログラムは、分析装置の
構成仕様に応じて異なる。また、蛍光X線分析の制御で
は、例えば分析試料を保管する試料交換機36を追加・
交換・取り外しすることが可能であり、蛍光X線分析装
置が試料交換機36を備えていれば、試料交換機36と
試料台31とにおける試料30の交換は制御装置1のC
PU10が試料30を運ぶ試料交換機36の移動機構を
制御して行うので、アタッチメントの追加・交換・取り
外し毎に制御用コンピュータプログラムを更新しなけれ
ばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、制御用コンピ
ュータプログラムは、通常、制御装置1のEPROM
(Erasable and Programmable Read Only Memory)10
1に書き込まれている。EPROM101は、ROMで
あるため基本的には読み出し専用のメモリであるが、書
き込んだデータを消すことができ、ユーザ自身が記憶内
容の設定を行える。ただし、データ消去はEPROM1
01のチップに紫外線を照射して行うので、消去用の機
材が必要であり、また、書き込み用の機材も必要であ
る。したがって、制御用コンピュータプログラムを作成
・更新するには、制御装置1におけるすべての電源を落
として、制御装置1からEPROMの基板を取り外し、
消去および書き込み後に再度実装しなければならない。
【0005】このように制御装置1の電源を落としてし
まうと、EPROM101にプログラムを書き込んだ後
に再び蛍光X線分析を開始しようとしても、エージング
が必要であり、長時間を要する。また、半導体製造ライ
ンに蛍光X線分析装置を入れると、高い清浄度が要求さ
れるため、作業者が半導体製造ラインのあるクリーンル
ームに入ってEPROM101の基板を抜き差しできな
いという問題がある。この問題は、原子力発電所、SO
R光施設等の放射線管理区域等のように入退出が管理さ
れている場合においても、同様に存在する。さらに、E
PROM101の基板の抜き差しは、EPROM101
の基板の破損および発塵の原因となる。さらに、EPR
OM101の内容を消去してプログラムを書き込むため
の作業は困難であるため、作業者は専用の機材に熟練し
ていなければならない。また、EPROM101は、低
電圧で動作するものなので、静電気が加わると許容電圧
を越えた電圧によって誤動作の原因となってしまう。そ
こで、作業者は手袋をして、アースをとってからEPR
OM101の基板を抜き差ししなければならなかった。
【0006】さらに、種々の分析条件やアタッチメント
を含む蛍光X線分析装置の多数の構成仕様に対応できる
汎用的な蛍光X線分析装置の場合、各構成仕様の制御用
コンピュータプログラムが記憶されたEPROM101
を、蛍光X線分析装置の全ての構成仕様の数だけ用意し
ておかなければならない。
【0007】一方、蛍光X線分析装置の制御装置1は、
通常、複数のPLD(ProgrammableLogic Device )1
02を備えている。PLD102は、多入力And-Or Arr
ayに接続されたマクロ・セルを複数もち、多様な論理を
実現するデバイスである。この論理も、分析装置の構成
仕様に応じて書き換えることがあるため、再書き込み可
能なPLDが蛍光X線分析の制御装置には使用され、P
LDプログラムをPLD102に書き込むことで論理を
変更できる。
【0008】PLD102にPLDプログラムを書き込
むにも、制御装置1から取り外して専用の機材で書き込
まなければならない。したがって、PLDプログラムの
新規作成または更新でも、EPROM101の新規作成
または更新において発生する問題と同様の問題がある。
【0009】そこで本発明は、EPROMやPLD基板
の抜き差しを必要とせずに、試料分析装置の制御用プロ
グラムの作成・更新を行うことができる試料分析装置お
よびその制御用コンピュータプログラムの作成・更新方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の試料分析装置または試料分析装置を制御す
る制御装置に組み込まれるコンピュータプログラムの作
成・更新方法は、制御用コンピュータプログラムが記憶
される制御装置へ制御用コンピュータプログラムを送信
し、この送信された制御用コンピュータプログラムを、
前記制御装置の記憶手段に記憶された書き込み用プログ
ラムにより、前記制御装置の再書き込み可能な素子に書
き込む。
【0011】この構成によれば、制御用コンピュータプ
ログラムは送信されるものなので、内容の消去および再
書き込みのために制御装置の回路基板を取り外す必要が
なく、試料分析装置のすべての電源を切る必要もない。
したがって、蛍光X線分析装置であれば、蛍光X線分析
をすぐに再開できる。また、回路基板の破損や発塵を防
止することができる。
【0012】本発明の試料分析装置または試料分析装置
を制御する制御装置に組み込まれるコンピュータプログ
ラムの作成・更新方法の好ましい実施形態では、前記制
御用コンピュータプログラムを、前記制御装置に接続さ
れた操作用装置への送信指令に基づいて送信する。
【0013】この構成によれば、操作用装置への送信指
令に基づいて、制御用コンピュータプログラムが送信さ
れるので、作業者は従来のように回路基板を取り外す代
わりに、この送信指令さえ入力すればよい。すなわち、
操作用装置からの操作のみで、制御用コンピュータプロ
グラムの作成・更新が行われる。
【0014】本発明の試料分析装置または試料分析装置
を制御する制御装置に組み込まれるコンピュータプログ
ラムの作成・更新方法の好ましい実施形態では、前記操
作用装置への送信指令に加えてなされる蛍光X線分析装
置の構成仕様の選択指令に基づいて、記憶手段に記憶さ
れた複数のプログラムから前記制御装置に送信するプロ
グラムを選択する。この構成によれば、操作者は蛍光X
線分析装置の構成仕様さえ選択すれば、適切な制御用プ
ログラムが作成・更新されるので、作成・更新の操作が
容易で、操作ミスを防止できる。
【0015】本発明の試料分析装置または試料分析装置
を制御する制御装置に組み込まれるコンピュータプログ
ラムの作成・更新方法の好ましい実施形態では、外部か
ら送信される前記制御用コンピュータプログラムを、直
接、または前記制御装置に接続された操作用装置を介し
て制御装置に送信する。この構成によれば、高い清浄度
が要求されるクリーンルーム、または原子力発電所、S
OR光施設等の放射線管理区域等のように入退出が管理
されている場合に、作業者が分析装置の所まで行かなく
てもプログラムの作成・更新を行うことができるので、
特に有利である。
【0016】本発明の試料分析装置または試料分析装置
を制御する制御装置に組み込まれるコンピュータプログ
ラムの作成・更新方法の好ましい実施形態では、前記再
書き込み可能な素子はフラッシュ・メモリにより形成さ
れている。この構成によれば、フラッシュ・メモリは、
回路基板を取り外して紫外線によって内容を消去するE
PROMとは異なり、電気的に内容を消去し、再書き込
みが可能であるため、回路基板を取り外すことなく書き
込み用プログラムによって再書き込みできる。したがっ
て汎用的な試料分析装置の場合、EPROMのように分
析装置の全ての構成仕様に対応する基板を用意する必要
はなく、1つのフラッシュ・メモリ基板と分析装置の全
ての構成仕様に対応する制御用プログラムさえ用意して
おけばよい。
【0017】本発明の試料分析装置または試料分析装置
を制御する制御装置に組み込まれるコンピュータプログ
ラムの作成・更新方法の好ましい実施形態では、前記再
書き込み可能な素子はCPLD(Complex Programmable
Logic Device)により形成されている。この構成によれ
ば、CPLDは電気的に論理を消去して修正・再利用が
可能であるため、回路基板を取り外すことなく書き込み
用プログラムによってCPLDプログラムを更新して論
理を変更することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面にしたがって説明する。図1に、本発明の第1実施
形態にかかる蛍光X線分析装置を示す。蛍光X線分析装
置50は、制御装置1と、この制御装置1に接続された
操作用装置2とを備える。例えば、制御装置1はマイク
ロコンピュータボードであり、操作用装置はパーソナル
コンピュータである。本蛍光X線分析装置50は、ま
た、分析装置本体3を備える。操作用装置2は、例えば
プロッピーディスクのような制御用コンピュータプログ
ラムが記憶された記憶媒体26からその内容を読み出す
読み出し手段21と、送信指令が入力される入力手段2
2と、この送信指令が入力されると読み出し手段21の
制御用コンピュータプログラムを制御装置1に送信する
送信手段23とを有する。
【0019】ここで、制御用コンピュータプログラムと
は、蛍光X線分析の一連の制御をするためのプログラム
で、装置のスリット交換機構の有無、1次X線B1のフ
ィルタ種別、試料交換機の有無や種別などを含む種々の
分析装置の構成仕様に応じて制御を行うようにプログラ
ミングされており、この制御用プログラムが実行される
ことにより自動的に蛍光X線分析が行われる。したがっ
て、分析装置の構成仕様に応じて制御用プログラムを用
意するが、後述のように、EPROMではなくフラッシ
ュ・メモリに制御用プログラムを記憶するので、蛍光X
線分析装置の全ての構成仕様に対応する分だけEPRO
M基板を用意する必要はなく、蛍光X線分析装置の全て
の構成仕様に対応する分だけの制御用プログラムの用意
で済む。本実施形態では、制御用プログラムはフロッピ
ーディスク26に記憶されているが、ハードディスクな
どの外部記憶装置、メモリなどの内部記憶装置、または
CD−ROMのような媒体に記憶されていてもよく、さ
らに、第2実施形態で後述するように、操作用装置2と
は別体の送信装置から送信されてもよい。
【0020】入力手段22は、送信指令に加えて蛍光X
線分析装置の構成仕様の選択指令が入力されるものであ
る。操作用装置2は、また、蛍光X線分析装置の構成仕
様の選択指令に基づいて、制御装置1に送信するプログ
ラムを複数のプログラムが記憶された記憶媒体26から
選択するプログラム選択手段24を有している。操作用
装置2は、さらに、CRTのような表示手段25を有す
る。
【0021】制御装置1は、分析装置本体3の各機器を
制御する装置である。本実施形態においては、試料を交
換する試料交換機36の移動機構を制御装置1のCPU
10が制御するが、分析試料を保管する試料交換機36
は取り外しが可能なアタッチメントである。制御装置1
は、CPU10と、操作用装置2が送信する制御用コン
ピュータプログラムを受信する受信手段11と、書き込
み用プログラム15,16が記憶されるEPROM12
とを有する。
【0022】EPROM12は、上述したように、書き
込んだデータを消すことができるPROMであるが、こ
の蛍光X線分析装置の分析を制御する制御装置1におい
ては、OSおよび書き込み用プログラムを記憶するため
のものであるため、ほとんど消去および再書き込みはさ
れない。OSおよび書き込み用プログラムを記憶するに
は、EPROM12に限られず、ユーザプログラマブル
ROM、つまりユーザが書き込みを行うことができる読
み出し専用メモリであれば、いかなるものであってもよ
い。
【0023】上記のように、制御用プログラムの送受信
は、操作用装置2の送信手段23と制御装置1の受信手
段11と通信媒体18とによって実現しているが、通信
インタフェースは、例えばRS−232Cであり、モデ
ムを介して操作用装置2と制御装置1のデータ通信を行
う。また、LANによってデータ通信を行ってもよく、
例えば、バス型のLANであるイーサネットが簡易な通
信方式である。これらの通信インタフェースは、従来か
ら制御装置1と操作用装置2とのデータ通信を行うため
に導入されているものであるため、制御用プログラムの
送受信のためだけに特別な通信装置を導入せずに済む。
通信方法に特に制限はないが、簡易な方法が好ましい。
【0024】制御装置1は、制御用コンピュータプログ
ラムが書き込まれる再書き込み可能な素子であるフラッ
シュ・メモリ13と複数のCPLD14とを有する。フ
ラッシュ・メモリ13には、蛍光X線分析の一連の制御
を行う制御用コンピュータプログラムが格納される。一
方、CPLD14は、PLDよりも複雑な論理を実現す
ることができるデバイスである。CPLD14は、その
回路で実現されている論理が電気的に消去されて、修正
・再利用できる。フラッシュ・メモリ13およびCPL
D14へのプログラムの書き込みは、CPU10がEP
ROM12からフラッシュ・メモリ13へのプログラム
書き込み用プログラム、およびCPLDへのプログラム
書き込み用プログラムを読み込んで、プログラム書き込
み手段15,16で行う。
【0025】次に、この蛍光X線分析装置の動作につい
て説明する。まず、制御装置1に制御プログラムが未だ
書き込まれていない初期状態における動作について説明
する。フロッピーディスク26には、複数の制御用プロ
グラムが記憶されており、制御装置1のEPROM12
にはOSと、フラッシュ・メモリへのプログラム書き込
み用プログラムと、CPLDへのプログラム書き込み用
プログラムとが記憶されている。制御装置1のフラッシ
ュ・メモリ13にはプログラムなどの情報は書き込まれ
ていない。各CPLD14には、特定の論理が実現され
ている。
【0026】蛍光X線分析に先立って、操作者は操作用
装置2の入力手段22から蛍光X線分析装置の構成仕様
を指定する。分析装置の構成仕様の指定は、操作用装置
2の表示手段25に表示された選択画面の指定項目に操
作者がマウスやキーボードなどの入力手段22を操作し
て指定する。具体的には、操作者が指定する項目は、図
2の指定項目に対する制御用プログラム対応図のよう
に、アタッチメントである試料交換機の有無または種
別、1次側フィルタの種別、スリット交換機の有無など
である。
【0027】各種別等が全て指定されて送信指令、例え
ば選択画面に表示された「全項目指定完了」のボタンが
選択入力されると、図1に示すプログラム選択手段24
は、操作者指定項目の内容に応じた蛍光X線分析装置の
構成仕様と制御用プログラムを選択する。例えば、「試
料交換機=無し、1次側フィルタの種別=タイプ2、ス
リット交換機=無し…」が指定されると、プログラム選
択手段24は、蛍光X線分析装置装置の構成仕様はN
o.3、制御用プログラムはP3であると判断して、フ
ロッピーディスク26に記憶された複数のプログラムか
ら制御装置1に送信するプログラムP3を選択し、読み
出し手段21がこの選択された制御用コンピュータプロ
グラムP3をフロッピーディスク26から読み出す。こ
の選択された制御用プログラムP3は、送信手段23に
よって制御装置1へ送信される。このように、本実施形
態では、操作者は操作者指定項目を指定することで、蛍
光X線分析装置の構成仕様さえ選択すれば、送信すべき
制御用プログラムが適切に選ばれるので、新規作成また
は更新の操作が容易で、操作ミスを防止できる。
【0028】この送信された制御用プログラムP3を制
御装置1の受信手段11が受信すると、CPU10上で
動作するフラッシュ・メモリへのプログラム書き込み手
段15が、まずフラッシュ・メモリ13の内容を消去し
てから、操作用装置2から受信した制御用プログラムP
3をフラッシュ・メモリ13に書き込む。フラッシュ・
メモリ13は電気的に消去と再書き込みが可能であるた
め、特別な機材のようなものは不必要で、フラッシュ・
メモリへのプログラム書き込み手段15だけで再書き込
みが可能であり、回路基板を取り外す必要がない。
【0029】以上のように、制御用プログラムP3の書
き込みが行われる。次に、蛍光X線分析の開始指令が操
作用装置2に入力されると、このフラッシュ・メモリ1
3に書き込まれた制御用プログラムP3に従ってCPU
10が処理を実行し、蛍光X線分析が自動的に行われ
る。
【0030】次に、蛍光X線分析装置のアタッチメント
の追加、交換がある場合の本実施形態の動作について説
明する。例えば、アタッチメントである試料交換機を追
加すると、操作者は、操作用装置2に選択指令を行う。
試料交換機種別等の指定方法は、上記初期状態における
指定方法と同様であり、操作者は、図2に示す指定項目
の指定を行う。操作者は、「試料交換機の種別=タイプ
1」を指定するが、他の項目である1次側フィルタの種
別などは、変更がないので指定を行わない。指定が完了
すると、プログラム選択手段24が、蛍光X線分析装置
の構成仕様はNo.7、制御用プログラムはP7である
と判断して、フロッピーディスク26に記憶された複数
のプログラムから制御装置1に送信するプログラムP7
を選択し、読み出し手段21がこの選択された制御用コ
ンピュータプログラムP7をフロッピーディスク26か
ら読み出す。この選択された制御用プログラムP7は、
送信手段23によって制御装置1へ送信される。
【0031】制御装置1が受信した制御用プログラムP
7は、蛍光X線分析開始前と同様に、制御装置1のフラ
ッシュ・メモリ13に記憶される。したがって、次に蛍
光X線分析が開始されると、フラッシュ・メモリ13に
記憶されている制御用プログラムP7をCPU10が実
行する。制御用プログラムP7に従って蛍光X線分析が
行われるので、CPU10が試料交換機36の移動機構
を制御して試料交換機36に保管された試料と試料台3
1上の試料30を交換する。
【0032】次に、CPLD14の論理を変更するCP
LDプログラムの更新について説明する。CPLDプロ
グラムも、フラッシュ・メモリ13に記憶される制御用
プログラムP3,P7と同様の方法で、操作用装置2か
ら制御装置1に送信される。CPLDプログラムは、制
御装置1のCPU10が直接アクセスするプログラムで
はないが、蛍光X線分析の制御に用いられる制御装置1
の動作に使用するものであるため、制御用プログラムと
いえる。
【0033】CPLDプログラムは、操作用装置2の表
示手段25に表示された選択画面から操作者が更新する
CPLDプログラムを選択して、送信手段23が送信す
る。制御装置1の受信手段11がCPLDプログラムを
受信すると、CPLD14へのプログラム書き込み手段
16が、複数のCPLD14のうち、論理を変更するC
PLD14に書き込みを行う。具体的には、CPLDへ
のプログラム書き込み手段16が、CPLD14の論理
を消去してから、操作用装置2から受信したCPLDプ
ログラムをCPLD14に書き込み、CPLD14の論
理を変更する。このように、CPLD14は、回路基板
を取り外すことなく書き込み用プログラムによってCP
LDプログラムを更新して論理を変更することができ
る。
【0034】上記の動作で示すように、制御用コンピュ
ータプログラムP3,P7およびCPLDプログラム
は、制御装置1に接続された操作用装置2から送信され
るので、内容の消去および再書き込みのために制御装置
1の基板を取り外す必要がなく、蛍光X線分析装置のす
べての電源を切る必要もない。したがって、制御用コン
ピュータプログラムP3,P7または送信されたCPL
Dプログラムを回路に書き込んでプログラムを更新して
も、蛍光X線分析をすぐに再開できる。本実施形態で
は、蛍光X線分析装置を示したが、蛍光X線分析装置の
みならず、試料分析装置であればいかなるものでもよ
い。
【0035】次に、本発明の第2実施形態にかかる蛍光
X線分析装置について、第1実施形態と異なる点のみを
説明する。図3に示すように、本実施形態では、蛍光X
線分析装置50には、別体のプログラム送信装置4が接
続されている。このプログラム送信装置4は、制御装置
1に組み込まれる制御用コンピュータプログラムが記憶
される記憶手段41と、マウスやキーボードなどの入力
手段42と、CRTのような表示手段43と、記憶手段
41の制御用コンピュータプログラムを操作装置1に送
信する送信手段44とを有する。記憶手段41は、ハー
ドディスクのような外部記憶装置、メモリなどの内部記
憶装置、またはフロッピーディスクやCD−ROMなど
の媒体でもよい。
【0036】操作用装置2は、受信手段27を有し、こ
の受信手段27とプログラム送信装置4の送信手段44
と通信媒体28とによって、プログラム送信装置4と操
作用装置2間の制御用プログラムの送受信を実現する。
通信媒体28は、プログラム送信装置4が、操作用装置
2から遠隔である場合は、電話交換網や専用回線を利用
する。したがって、蛍光X線分析装置と離れて制御用コ
ンピュータプログラムを管理することができる。
【0037】次に、この蛍光X線分析装置の動作につい
て説明する。制御装置1のフラッシュ・メモリ13に
は、制御用プログラムが既に書き込まれており、プログ
ラム送信装置4の記憶手段41で管理している制御用プ
ログラムのバージョンアップに伴い、制御装置1のフラ
ッシュ・メモリ13の制御用プログラムを書き換える。
まず、操作者は、入力手段42から、送信すべき制御用
プログラムを指定し、送信手段44が記憶手段41に記
憶されている指定された制御用プログラムを送信する。
【0038】この送信された制御用プログラムを操作用
装置の受信手段27が受信すると、操作用装置2の送信
手段23が、制御装置1に送信する。制御装置1の受信
手段11が制御用プログラムを受信すると、第1実施形
態と同様に、フラッシュ・メモリへのプログラム書き込
み手段15が、まずフラッシュ・メモリ13の内容を消
去してから、受信した制御用プログラムをフラッシュ・
メモリ13に書き込む。これによって、制御装置1の制
御用プログラムがバージョンアップされる。
【0039】このように、蛍光X線分析装置50からは
遠隔のプログラム送信装置4からのプログラム送信によ
って制御装置1の制御用プログラムを作成・更新できる
ので、作業者が試料分析装置の所まで行くことができな
い場合、特に原子力発電所、SOR光施設等の放射線管
理区域等のように入退出が管理されている場合に有効で
ある。
【0040】次に、本発明の第3実施形態にかかる蛍光
X線分析装置について、第2実施形態と異なる点のみを
説明する。図4に示すように、本実施形態では、通信媒
体18によって、制御装置1、操作用装置2、およびプ
ログラム送信装置4が互いにデータ通信可能に接続され
ている。このデータ通信の方式は、例えば、イーサネッ
トである。
【0041】本実施形態では、プログラム送信装置4の
送信手段44は、操作用装置2を介さずに、制御用プロ
グラムを制御装置1に送信し、これを制御装置1の受信
手段11が受信する。受信手段11が制御用プログラム
を受信すると、フラッシュ・メモリへのプログラム書き
込み手段15が、受信した制御用プログラムをフラッシ
ュ・メモリ13に書き込み、制御装置1の制御用プログ
ラムがバージョンアップされる。このように、プログラ
ム送信装置4が制御装置1に制御用プログラムを直接送
信するので、操作用装置2の通信手段は簡易なものとな
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の試料分析装置ま
たは試料分析装置を制御する制御装置に組み込まれるコ
ンピュータプログラムの新規作成または更新方法によれ
ば、制御用コンピュータプログラムは、制御装置に接続
された操作用装置から送信されるので、内容の消去およ
び再書き込みのために制御装置の回路基板を取り外す必
要がなく、試料分析装置のすべての電源を切る必要もな
い。したがって、蛍光X線分析装置であれば、蛍光X線
分析をすぐに再開できる。また、作業者が回路基板を取
り外さないので、作業者が分析装置の所にまで行かなく
てもプログラムの作成・更新が行われ、清浄度が低下す
ることもない。さらに、回路基板の破損や発塵を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる蛍光X線分析装
置のブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる蛍光X線分析装
置の指定項目に対する制御用プログラム対応図である。
【図3】本発明の第2実施形態にかかる蛍光X線分析装
置のブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態にかかる蛍光X線分析装
置のブロック図である。
【図5】従来の蛍光X線分析装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…制御装置、2…操作用装置、11…受信手段、12
…記憶手段、13…フラッシュ・メモリ、14…CPL
D、22…入力手段、23…送信手段、24…プログラ
ム選択手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料分析装置を制御する制御装置に組み
    込まれる制御用コンピュータプログラムの作成・更新方
    法であって、 制御用コンピュータプログラムが記憶される制御装置へ
    制御用コンピュータプログラムを送信し、 この送信された制御用コンピュータプログラムを、前記
    制御装置の記憶手段に記憶された書き込み用プログラム
    により、前記制御装置の再書き込み可能な素子に書き込
    む試料分析装置の制御用コンピュータプログラムの作成
    ・更新方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御用コンピュ
    ータプログラムを、前記制御装置に接続された操作用装
    置への送信指令に基づいて制御装置に送信する試料分析
    装置の制御用コンピュータプログラムの作成・更新方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記操作用装置への
    送信指令に加えてなされる分析装置の構成仕様の選択指
    令に基づいて、複数のプログラムから前記制御装置に送
    信するプログラムを選択する試料分析装置の制御用コン
    ピュータプログラムの作成・更新方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、外部から送信される
    前記制御用コンピュータプログラムを、直接、または前
    記制御装置に接続された操作用装置を介して制御装置に
    送信する試料分析装置の制御用コンピュータプログラム
    の作成・更新方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかにおいて、前
    記再書き込み可能な素子はフラッシュ・メモリにより形
    成されている試料分析装置の制御用コンピュータプログ
    ラムの作成・更新方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかにおいて、前
    記再書き込み可能な素子はCPLDにより形成されてい
    る試料分析装置の制御用コンピュータプログラムの作成
    ・更新方法。
  7. 【請求項7】 制御装置と、この制御装置に接続された
    操作用装置とを備えた試料分析装置であって、 前記制御装置は、前記制御用コンピュータプログラムを
    前記操作用装置または外部から受信する受信手段と、書
    き込み用プログラムが記憶される記憶手段と、この書き
    込み用プログラムによって前記制御用コンピュータプロ
    グラムが書き込まれる再書き込み可能な素子とを有する
    試料分析装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記操作用装置は、
    送信指令が入力される入力手段を有する試料分析装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記入力手段は、前
    記送信指令に加えて分析装置の構成仕様の選択指令が入
    力されるものであり、 前記操作用装置は、さらに、分析装置の構成仕様の前記
    選択指令に基づいて、前記制御装置に送信するプログラ
    ムを選択するプログラム選択手段を有する試料分析装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記操作用装置
    は、外部から前記制御用コンピュータプログラムを受信
    する受信手段と、受信した制御用コンピュータプログラ
    ムを前記制御装置に送信する送信手段とを有する試料分
    析装置。
  11. 【請求項11】 請求項7から10のいずれかにおい
    て、前記再書き込み可能な素子はフラッシュ・メモリに
    よって形成されている試料分析装置。
  12. 【請求項12】 請求項7から10のいずれかにおい
    て、前記再書き込み可能な素子はCPLDによって形成
    されている試料分析装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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