JP2000200147A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2000200147A
JP2000200147A JP149699A JP149699A JP2000200147A JP 2000200147 A JP2000200147 A JP 2000200147A JP 149699 A JP149699 A JP 149699A JP 149699 A JP149699 A JP 149699A JP 2000200147 A JP2000200147 A JP 2000200147A
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voltage
scroll
speed
pressure
input device
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JP149699A
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Naoyuki Nagao
尚幸 長尾
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポインティングデバイスで画面のスクロール
を操作し情報を入力する入力装置に関し、画面のスクロ
ールを容易にすることのみならず、スクロール操作によ
る身体的な負担を軽減させることができる入力装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、画面操作を行うポインティン
グデバイスに、指が該ポインティングデバイスを押す圧
力をスクロール速度に変換させる機構を持たせることに
より、多様なスクロール方向を実現できる。また、当該
ポインティングデバイスの指とポインティングデバイス
との接触面を指の形状に合わせることにより、身体的な
負担を軽減することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置に係り、
ポインティングデバイスでパソコンの画面に表示されて
いるオブジェクトをスクロールさせる入力装置に関する
ものである。近年、特に、パーソナルコンピュータ(以
下、「パソコン」とする。)の普及において、さまざま
な分野で広範囲に使用されるようになり、それに伴いパ
ソコンの使用時間も長時間化してきている。パソコンの
使用時間の長時間化のため、人体への負担が問題となり
つつある。そのため、パソコンの入力装置等の使いやす
さの改善が望まれている。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来のパソコンへの入力装置と
して使用されるポインティングデバイスについて説明す
る。図1は、従来の一例のシステム概略図である。図1
において、一般に見られるパソコンの標準的なシステム
であり、画面上のカーソルの移動や座標を指定するマウ
ス11、CPUおよびメモリ等を搭載しシステム全体を
制御するパソコン本体12、情報を文字や図形等で表示
するCRTディスプレイ13、文字や数字、記号等を入
力するキーボード14等で構成される。
【0003】上記、システムにおいて、画面操作を行う
ポインティングデバイスとして代表的なのがマウスであ
る。該マウスを使用した画面操作方法を以下に説明す
る。先ず、画面操作を行うための領域をマウスでクリッ
クまたはドラッグすることによりスクロールする方法が
一般的な方法としてある。図2は、従来の一例のスクロ
ールバーの構成図である。
【0004】図2において、図1で示されるCRTディ
スプレイ13上に表示された動作中のウィンドウ110
は、該ウィンドウを上下方向に操作する領域を示すスク
ロールバー100、上方向へスクロールするための上矢
印アイコン101、上下方向へドラッグしてスクロール
するためのボックス102、下方向へスクロールするた
めの下矢印アイコン103、右方向へスクロールするた
めの右矢印アイコン107、左右方向へスクロールする
ためのボックス108、左方向へスクロールするための
左矢印アイコン109、該ウィンドウを左右方向に操作
する領域を示すスクロールバー120とで構成される。
【0005】図1のマウス11を平らな盤上で動かし、
動作中のウインドウ110を上方向に操作する場合は、
上矢印アイコン101をクリックするか、或いは、ボッ
クス102を上方へドラッグする。下方向に操作する場
合は、下矢印アイコン103をクリックするか、或い
は、ボックス102を下方へドラッグする。また、同様
に、右矢印アイコン107、ボックス108、左矢印ア
イコン109をマウス11で操作することにより、動作
中のウインドウ110を左右に画面操作できる。
【0006】次に、下方向に画面を操作する場合につい
て説明する。図3は、従来の一例のスクロールバーでの
画面操作説明図である。図3より、画面1061は、表
示される情報のオブジェクト106の一部、すなわち、
数字の0から7までが表示される最初の画面をウィンド
ウ110に表示している。ボックス102は、上矢印ア
イコン101に接していて、オブジェクト106の最も
上方に位置していることを示している。下方向(矢印1
00a方向)に上記で説明した方法により2行スクロー
ルすると、画面1062になり、ボックス102は少し
下方に位置する。また1行分をスクロールすると、画面
1063になり、ボックス102はさらに少し下方に位
置する。さらに5行分をスクロールすると、画面106
4になり、ボックス102はいっそう下方に移動する。
ボックス102が下矢印アイコン103に接する位置
で、ウィンドウ110は、オブジェクト106の最も下
方を表示することになる。
【0007】他に、ポインティングデバイスが持ってい
る機構を操作することによって、その動作とスクロール
バーの動作を関連付けて、オブジェクトがスクロールす
る時に必要な情報を直接オブジェクトにあたえること
で、あたかもスクロールバーを操作したかのようにスク
ロールバーをエミュレーションする方法がある。その一
例として、マウス前方の左右のクリックボタンの間に、
上下方向へのスクロールを操作する手段を設け、画面上
のスクロールバー100或いは120の操作を不要と
し、マウスのクリックやドラッグによる操作を軽減する
方法がある。
【0008】図4は、従来の一例のマウスに回転体を取
り付けた図である。図4(A)は、マウスにドラム状回
転体をマウスの左右のボタンの間に組み込んである図で
あり、マウス201、ドラム状回転体202、右ボタン
206、左ボタン207とで構成される。図4(A)に
おいて、マウス201の右ボタン206と左ボタン20
7との間にドラム状の回転体202を設け、上下方向ス
クロールに関し、マウス201自体を動かさずに、ドラ
ム状の回転体202を操作するようにしたもので、ドラ
ム状回転体202を回転する動作と図3のスクロールバ
ー100を操作する動作と関連付けてスクロール情報を
オブジェクト106に与えたものである。
【0009】図4(B)は、指でドラム状回転体202
を操作する場合を示す図で、ドラム状回転体202と該
ドラム状回転体202を操作する指203を横から見た
図である。図4(B)において、指203を前方へ動か
すとドラム状回転体202は矢印200a方向へ回転
し、オブジェクト106の上方がウィンドウ画面に表示
され、指203を後方へ動かすとドラム状回転体202
は矢印200b方向へ回転し、オブジェクト106の下
方がウィンドウ画面に表示される。
【0010】図4(C)は、ドラム状回転体202と該
ドラム状回転体202を操作する指203を正面から見
た図である。同様の原理で、マウスにスティックを取り
付け上下方向と左右方向への操作を可能にした方法もあ
る。図5は、従来の一例のマウスにスティックを取り付
けた図である。
【0011】図5(A)は、マウスにスティックをマウ
スの左右のボタンの間に組み込んである図であり、マウ
ス211、スティック212、右ボタン216、左ボタ
ン217とで構成される。図5(A)において、マウス
211の右ボタン216と左ボタン217との間にステ
ィック212を設け、上下方向スクロールに関し、マウ
ス211自体を動かさずに、スティック212を操作す
るようにしたもので、スティック212の操作と図3の
スクロールバー100を操作する動作と関連付けてスク
ロール情報をオブジェクト106に与えようにしたもの
である。
【0012】図5(B)は、指でスティック212を操
作する場合を示す図で、スティック212と該スティッ
ク212を操作する指203を横から見た図である。図
5(B)において、指203でスティック212を前方
を示す矢印210aへ傾けると、オブジェクト106の
上方がウィンドウ画面に表示され、指203でスティッ
ク212を後方を示す矢印210bへ傾けると、オブジ
ェクト106の下方がウィンドウ画面に表示される。
【0013】また、ノートパソコン等に実装され、キー
ボードの手前に配置されているパッド型のポインティン
グデバイスであって、その操作領域の一部をスクロール
バーとして操作する方法もある。図5(C)は、スティ
ック212と該スティック212を操作する指203を
正面から見た図である。
【0014】図5(C)において、指203でスティッ
ク212を右方向を示す矢印210cへ傾けると、オブ
ジェクト106の右方向がウィンドウ画面に表示され、
指203でスティック212を左方向を示す矢印210
dへ傾けると、オブジェクト106の左方向がウィンド
ウ画面に表示される。図6は、従来の一例のパッド型の
ポインティングデバイスの図である。
【0015】図6(A)は、パッド型ポインティングデ
バイス301、スクロールバー領域302、指203の
第一・二間接部303、304、指203の付け根30
5、上下方向矢印306とで成り、デバイス301の使
用方法を示す。図6(A)において、ノートバソコンの
キーボード手前に配置されるパッド型ポインティングデ
バイス301のスクロールバー領域302上を、人指し
指で上下方向になぞることで、オブジェクト106の上
方あるいは下方へスクロールする。
【0016】図6(B)は、デバイス301を使用する
際の指203の動きを説明する図である。図6(B)に
おいて、図6(A)で示す操作を行う場合、指203は
角度θ307で上下方向306に運動を行うことを示
す。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
課題を説明する。図2に示されるスクロールバーで画面
を操作する場合、通常矢印で示されるマウス・カーソル
がスクロールバー領域100および120に位置してい
る場合のみスクロール操作が可能であり、該領域から外
れるとスクロール操作が不可能となる。
【0018】また、図4、5で示される様なポインティ
ングデバイスがマウスである場合、マウスを操作するた
めに、通常、机上に操作領域が必要となる。また、キー
入力や画面操作が頻繁に必要となる場合には、例えば、
インターネットにおけるブラウザの操作時等には、スク
ロールの度にキーボードとマウスへの手の移動が伴い、
操作性の低下を招いている。
【0019】さらに、公用および私用ともにパソコンが
普及してる今日において、頻繁に起こるパソコン操作の
ための指の筋肉や間接への負担も見逃すことができな
い。特に、図4および図5で示される方法では、指先が
しびれたり、痛くなったりする障害が発生する傾向が強
い。図4(B)及び図4(C)より、指203と回転体
202が接触する面の指の形状に対して回転体202は
逆の形状をもつものをマウス201に取り付けてあるた
め、指203が回転体202の操作時に、回転体202
が指203にめり込み、使用中次第に痛みを感じたり、
しびれを感じるようになる。図5に示されるスティック
212も指の形状に対して逆の形状であるため、同様の
問題を引き起こしている。
【0020】また、図6で示されるパッド型のポインテ
ィングデバイス301では、上記従来技術に比べ指先へ
の負担は低いが、平面を上下になぞる操作により、指2
03の第一・二間接303および304は上下に動作す
るのに対し、指203の付け根305の間接はそれとは
異なる動きをする。図6(B)より、例えば、人指し指
で操作した場合、人指し指と中指はほぼ平行に並ぶが、
デバイス301の操作時には、角度θ307で人指し指
は中指と角度を持ち、手の甲にある人指し指と中指を支
持している腱を伸ばすことになる。長時間操作により、
その腱に負担を与え指が疲労し、場合によっては腱鞘炎
を引き起こすこともある。
【0021】本発明の課題は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、画面スクロールを容易にすることのみなら
ず、スクロール操作による身体的な負担を軽減させるこ
とができる入力装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、以下に述べる各手段を講じた
ことを特徴とする。請求項1記載の発明では、情報が表
示された表示画面を相対的に任意の方向と速度で移動さ
せる画面移動手段を制御する入力装置において、前記表
示画面の移動方向に応じて予め設定された押圧手段と、
前記押圧手段に加えられた圧力を電圧に変換する電圧変
換手段と、前記電圧変換手段で検出した前記電圧を表示
画面の移動速度に変換し、該移動速度を示す速度情報を
生成する速度変換手段とを有することで、所定位置に圧
力を加えるだけで表示画面を任意の方向と速度でスクロ
ールすることができる。
【0023】請求項2記載の発明では、前記電圧変換手
段は、前記押圧手段に保持され、形状変化に応じて抵抗
が変化する抵抗手段と、前記押圧手段に圧力が加えられ
ると、前記押圧手段に保持された前記抵抗手段と接触し
前記抵抗手段を介して通電する導電手段と、前記導電手
段の電圧値を検出する電圧検出手段とを有することで、
圧力の強弱により形状が変化し、その形状の変化に応じ
て電圧の高低に変換することができる。
【0024】請求項3記載の発明では、前記速度変換手
段は、画面の移動量を前記電圧変換手段で検出した電圧
値に応じた移動量に変換する移動量変換手段と、前記移
動量変換手段で変換された移動量を示す速度情報を生成
する速度情報生成手段とを有することで、電圧の高低を
画面の移動量に変換することができる。請求項4記載の
発明では、前記電圧変換手段と前記速度変換手段を有
し、上方向への移動を指示する第1の入力手段と、前記
電圧変換手段と前記速度変換手段を有し、下方向への移
動を指示する第2の入力手段とを有することで、それぞ
れの入力手段に圧力を加えるのみで、上方向或いは下方
向への画面の移動量を加減することができる。
【0025】請求項5記載の発明では、前記電圧変換手
段と前記速度変換手段を有し、左上方向への移動を指示
する第3の入力手段と、前記電圧変換手段と前記速度変
換手段を有し、右上方向への移動を指示する第4の入力
手段と、前記電圧変換手段と前記速度変換手段を有し、
右下方向への移動を指示する第5の入力手段と、前記電
圧変換手段と前記速度変換手段を有し、左下方向への移
動を指示する第6の入力手段とを有することで、それぞ
れの入力手段に圧力を加えるのみで、左上方向、右上方
向、右下方向、或いは左下方向への画面の移動量を加減
することができる。
【0026】請求項6記載の発明では、前記電圧変換手
段と前記速度変換手段を有する複数の入力手段を平面型
操作板の周囲に設置し、該平面型操作板の中心から各入
力手段への延長線上の外方向への移動を指示すること
で、必要に応じ入力手段の数を多くすることで、それぞ
れの入力手段に圧力を加えるのみで、多彩な方向指示を
行える他、画面の移動量を加減することができる。
【0027】請求項7記載の発明では、前記押圧手段
は、操作面の形状が指の接触面の形状に合わせて形成す
ることで、操作時の指への負担を軽減することができ
る。請求項8記載の発明では、画面上の所定の位置を指
示するポインタを移動させる座標入力装置に設けられた
ことで、画面に表示されるスクロール操作領域を操作せ
ずに座標入力装置上でスクロール操作を行える。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図7は、本発明の第1実施例の入
力装置のブロック構成図である。図7において、マウス
510は、画面のスクロール方向と指の圧力を検出する
圧力検出機構511、指定方向への圧力を電圧に変換す
るスクロール操作部512、上方向へスクロールさせる
ボタンの圧力の強度を電圧に変換させる可変抵抗502
−1、下方向へスクロールさせるボタンの圧力の強度を
電圧に変換させる可変抵抗502−2、変換された電圧
を速度に変換させる圧力検出部513、可変抵抗502
−1が接続されるポート513−1、可変抵抗502−
2が接続されるポート513−2、スクロールするため
の情報を生成するスクロール情報生成部514、画面上
のマウス・カーソルを移動させるために回転させるボー
ル515、ボール515の回転を移動座標として取り込
むI/F516、ボール515の回転を移動座標のX軸
方向への距離の情報として取り込むX軸情報516−
1、ボール515の回転を移動座標のY軸方向への距離
の情報として取り込むY軸情報516−2、I/F51
6より取り込んだポインターの移動後の相対距離を生成
するポインティング機構部517、ポインティング機構
部517と圧力検出機構512を制御する制御部51
8、制御部518が必要な情報を記憶するメモリ51
9、ポインティング機構部517からマウス・カーソル
を移動させる情報を取得し、本体530のスクロール実
行部へ通知する情報に生成するポインティング情報生成
部520、ポインティング情報またはスクロール情報を
本体530へ送信するデバイス側データ通信部521と
から構成される。本体530は、スクロール情報をマウ
ス510から受信するスクロール実行側データ通信部5
32、マウス510から受信したデータを基にスクロー
ルを実行するスクロール実行部531とで構成される。
【0029】本発明では、オブジェクトをスクロールす
る際の基本事項として、スクロールさせたい分量、すな
わち、スクロール速度を圧力の強度にて量る。つまり、
ユーザがスクロールさせたい分量をマウスに設けたボタ
ンを押す圧力の強度で表現する。マウスおよびボタンの
構造については後述する。強く押せばスクロール速度は
速く、弱く押せばスクロール速度は遅くなる。
【0030】例えば、上方向にスクロールさせたい場合
は、スクロール操作部512の上方向への操作をする可
変抵抗502ー1に対応するボタンに指で圧力を加え
る。加えられた圧力による抵抗値変化を圧力検出部51
3が読み取り、スクロール情報生成部514でスクロー
ル速度に変換する。通常、スクロール操作部512は圧
力検出部513から常時電圧を供給しており、圧力が加
えられない状態では、供給される電圧は降下せず変化が
無いためスクロール速度は0(ゼロ)となる。例えば、
可変抵抗502−1に圧力が加えられると、可変抵抗5
02ー1の抵抗間電圧は降下する。仮に、供給電圧が5
Vであれば、5Vから徐々に降下していくとき抵抗値が
低くなる、低くなるにつれてスクロール速度を速くする
ようにする。逆に、電圧が徐々に上昇し供給電圧に近づ
き抵抗値が高くなると、スクロール速度が遅くなる。
【0031】圧力検出部513は、常時一定の電圧をポ
ート513−1から可変抵抗502−1に供給する一方
で、電圧値の変化を検出する。電圧の検出の方法とし
て,可変抵抗と圧力検出部内抵抗によって分圧回路を組
み、その分圧された電圧値をコンパレータやA/Dコン
バータなどで読み取る方法等がある。下方向へスクロー
ルを操作する場合は、可変抵抗502−2に圧力を加え
ることで、上方向へのスクロールと同様に操作すること
ができる。
【0032】スクロール情報生成部514は、圧力検出
部513が読み取った電圧値を速度に変換させる。詳細
は、フローで後述する。ポインティング機構部517
は、ポインティングデバイスとしての必要な基本的な機
構を備えていれば従来技術で十分である。マウス・カー
ソルを移動するのに必要な情報をI/F516から取り
入れ、該情報をメモリ519に保存する。
【0033】制御部518は、ポインティング機構部5
17と圧力検出機構511を制御する。圧力検出部51
3とポインティング機構部517で同じA/Dコンバー
タを使用している場合等は、どちらか一方の機構の動作
に作用するように切り換え制御をする他、メモリの初期
化を行うなど、ハードウェアの動作に必要な制御を行
う。また、ユーザによる操作が連続して行われない場合
などに、無駄な消費電力を省くために、A/Dコンバー
タの起動・駆動を停止したり、ポインティング機構部5
17内の素子駆動を停止したり、マウス自体を低消費電
力モードに切り換える等の制御を行う。
【0034】ポインティング情報生成部520は、ポイ
ンティング機構部517で取得しメモリに保存されたマ
ウス・カーソルの移動情報からスクロール実行部531
へ通知するデータに生成し送信様データとしてメモリ5
19に保存する。デバイス側データ通信部521は、ポ
インティング情報生成部520でメモリ519に蓄えら
れた送信様データを読み取り、読取値が送信する値に変
化した時、或いは、一定周期でスクロール実行側データ
通信部532に送信する。
【0035】スクロール実行側データ側データ通信部5
32は、デバイス側データ通信部521が送出したデー
タを受信し、スクロール実行部531に通知される。ス
クロール実行部531では、受信したスクロール速度を
示す情報から、対象となるオブジェクトをスクロールす
る。次に、本発明のスクロール操作部512の構造を説
明する。
【0036】図8は、本発明の一実施例のスクロール操
作部の構造図である。図8より、スクロール操作部51
2は、指で圧力が加えられる感圧ゴム501、感圧ゴム
501とでスイッチを形勢する導電性配線パターン50
2、導電性配線パターン502で発生する電圧値503
とで構成される。感圧ゴム501は、カーボン粒子を含
み、導電性配線パターン502に接触したりしなかった
りすることでスイッチを形成する。
【0037】導電性配線パターン502は、感圧ゴム5
01と接触することで接点を形成し可変抵抗として機能
するものである。感圧ゴム501が導電性配線パターン
502に接触していない状態で、接点は完全にオープン
状態になり、抵抗値が無限大となる。感圧ゴム501が
導電性配線パターン502に接触した状態で、感圧ゴム
501の形状が定常状態にあるときの抵抗値となり通電
する。また、指で感圧ゴム501に力を加えたり弱めた
りすることで感圧ゴム501の形状が変化し、感圧ゴム
501に含有する導電物質間の距離が感圧ゴム501の
伸縮によって抵抗値が変化する。指で感圧ゴム501
に、圧力方向Cに力を加えることで導電性配線パターン
502の抵抗値が低下し、圧力方向Cへの力を弱めるこ
とで導電性配線パターン502の抵抗値が上昇する。上
記によって導電性配線パターン502に引き起こされる
電圧の変化を、図7で示される圧力検出部513が検出
する。
【0038】本発明の第1の実施例では、上記構成がス
クロールボタンとして2組みマウスに設置され、それぞ
れ、上方向への操作と下方向への操作として使用され
る。次に、上記構造のスクロールボタンをマウスに設置
した場合の操作方法を説明する。図9は、本発明の一実
施例のマウスのスクロールボタンを取り付けた図であ
る。
【0039】図9(A)は、マウス全体を示すデザイン
図であり、マウス601、上下方向へのスクロールを行
うスクロールボタン602、右ボタン606、左ボタン
607とで構成される。図9(A)より、マウス601
は、図7に示すマウス510が持つ機構を備えており、
スクロールボタン602は、右ボタン606と左ボタン
607の間に位置し図のように設置され、図8に示す構
造を具備している。スクロールボタン602は、指への
応力を極力低減するため指との接触部分を指の大きさ程
広げ、接触部分が指にのめり込まないように改善されて
いる。
【0040】仮に、2組みあるスクロールボタンのうち
スクロールボタン602ー1を上方向へのスクロールを
制御するボタンとすると、スクロールボタン602−1
は、図7の502−1に対応している。同じように、下
方向へのスクロールボタン602−2は図7の502−
2に対応している。図9(B)および図9(C)は、指
とスクロールボタンを横からと正面から見た図である。
【0041】図9(B)は、指203が本発明のスクロ
ールボタン602に、圧力方向Cへ圧力を加えた時の横
から見た図である。スクロールボタン602は、指20
3との接触面603を少しでも広げるため、前方に少し
盛り上がった形状となっている。図9(C)は、指20
3が本発明のスクロールボタン602に、圧力方向Cへ
圧力を加えた時の正面から見た図である。スクロールボ
タン602は、指203との接触面603を少しでも広
げるため、指を囲むように左右に少し盛り上がった形状
となっている。
【0042】図9(B)および図9(C)より、スクロ
ールボタン602の指203との接触面603を広くし
指203の形状に合わせることで、スクロールボタン6
02から指203へ与える応力を分散させ、指203へ
の負担を軽減することができる。さらに詳しく本発明の
スクロールボタンについて説明する。
【0043】図10は、本発明の本発明のスクロールボ
タンを具備したマウスの構成図である。図10より、ス
クロールボタンの構成は、スクロールボタン602、マ
ウスの筐体701、導電性配線パターンを装備している
基板702、均一に圧力を加える構造体703、カーボ
ン粒子を含みゴムの形状変化によって接点間抵抗を変化
させる感圧ゴム704、基板702上に配線される金属
パターン705と706とで構成される。
【0044】図10(A)は、マウス701に取り付け
られたスクロールボタン602をマウス602の側面か
ら見た図である。感圧ゴム704と基板702の間は、
スクロールボタン602に圧力が加わらない状態では、
接触しないように固定されている。図10(B)は、ス
クロールボタン602と基板702の部分の拡大図であ
る。
【0045】基板702上には、金属パターン705と
706が配線されている。スクロール602の感圧ゴム
702は、高い抵抗値を持っているが、方向Cでスクロ
ールボタン602に圧力が加わることによって変形し、
含有している導電物質によって抵抗値が低下する。つま
り、通常接触しない基板702は、方向Cからの圧力に
より感圧ゴム704と接触し、金属パターン705と7
06との間で通電し、感圧ゴム704との接点との間に
抵抗値を持つことになる。
【0046】方向Cの圧力により、感圧ゴム704は圧
縮され、含有している導電性物質間距離が変化し抵抗値
が低下する。感圧ゴム704に接触している接点の抵抗
値変化を接点間電圧変化として、図7の圧力検出部51
3が読み取り、スクロール情報生成部514で圧力検出
部513が読み取った電圧値を関連づけたスクロール速
度に変換する。
【0047】図11は、本発明の一実施例のスクロール
ボタンの構成図である。既に説明した構成部分と同一構
成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図1
1(A)は、本発明のスクロールボタンを具備したマウ
スの斜視図である。
【0048】指が接触する面を窪ませてある。図11
(B)は、図11(A)で破線で示されるA面でスクロ
ールボタン602を切断した場合のA面断面図である。
指の両側面の形状に合わせてなだらかな曲線を描いて窪
ませてある。図11(C)は、図11(A)で破線で示
されるB面でスクロールボタン602を切断した場合の
B面断面図である。
【0049】指の前後の形状に合わせてなだらかな曲線
を描いて窪ませてある。次に、本発明の第1実施例のス
ローについて説明する。図12は、本発明の第1実施例
の全体概略のフローチャート図である。図12より、本
発明の第1実施例は、電圧を検出するルーチンS11
0、ONのポートが1つのみであることをチャックする
ステップS130、スクロールデータを作成するルーチ
ンS140、スクロール情報を出力するステップS15
0とで構成される。
【0050】ルーチンS110は、ポート513−1ま
たは513−2に電圧の変化が生じると圧力検出部51
3が電圧を検出し、検出した結果をメモリ519に記録
する。詳細は、後述する。ステップS130は、上記ル
ーチンS110の検出結果がポート513−1および5
13−2の両方で電圧がONとなっている場合は、処理
をせずに次に電圧が変化するまで待ち状態となり、どち
らか一方の電圧がONの場合は、スクロールデータを作
成するためルーチンS140を実行する。
【0051】ルーチンS140は、スクロール情報生成
部514により本体530のスクロール実行部531が
処理できるようにスクロール情報を生成し、メモリ51
9に記録する。ステップS150は、制御部518がデ
バイス側データ通信部521に生成されたスクロール情
報を本体530へ送信するように指令する。
【0052】図13は、本発明の第1実施例の電圧検出
ルーチンのフローチャート図である。図13より、電圧
を検出するルーチンS110は、ポートの状態を見るス
テップS111、ポートの電圧が両方ともONかをチェ
ックするステップS112、ON側のポートの電圧を読
むステップS113とで構成される。
【0053】ステップS111は、圧力検出部513に
よりポート513−1および513−2の電圧のONま
たはOFF状態をチェックし、状態をメモリ519に記
録する。ステップS112は、両方のポートがONの場
合は、ルーチンを終了する。ステップS113は、ON
側のポートの電圧を測定し、メモリ519に記録する。
【0054】図14は、本発明の第1実施例のスクロー
ルデータ作成ルーチンのフローチャート図である。図1
4より、スクロールデータ作成ルーチンS140は、電
圧値が所定のV1ボルト以上かをチェックするステップ
S141−1、電圧値が所定のV2ボルト以上かをチェ
ックするステップS141−2、所定のL1行分のスク
ロールデータを作成するステップS142−1、所定の
L2行分のスクロールデータを作成するステップS14
2−2、所定のL3行分のスクロールデータを作成する
ステップS142−3、方向決定ルーチンS210とで
構成される。
【0055】ステップS141−1は、測定した電圧が
所定のV1ボルトより低い電圧の場合は、ステップS1
42−1の処理を行い、測定した電圧が所定のV1ボル
トより高い電圧の場合は、ステップS141−2の処理
を行う。ステップS141−2は、測定した電圧が所定
のV2ボルトより低い電圧の場合は、ステップS142
−2の処理を行い、測定した電圧が所定のV2ボルトよ
り高い電圧の場合は、ステップS141−3の処理を行
う。ここで、V2>V1である。
【0056】ステップS142−1は、所定の行数L1
行分をスクロールさせるためのスクロールデータを作成
する。ステップS142−2は、所定の行数L2行分を
スクロールさせるためのスクロールデータを作成する。
ここで、L2>L1である。ステップS142−3は、
所定の行数L3行分をスクロールさせるためのスクロー
ルデータを作成する。ここで、L3>L2である。
【0057】ルーチンS210は、上方向へのスクロー
ルか、或いは下方向へのスクロールかを決定し、スクロ
ールデータを作成する。実際の電圧と所定の電圧値とを
比較する判断ステップは、幾つ設けても良く、例えば、
n個の所定の電圧値(V1<V2<・・・<Vn)と比
較するならば、n+1種類のスクロールデータを作成す
るステップが用意され、画面のスクロール操作を細かく
制御することができる。
【0058】図15は、本発明の第1実施例の方向決定
ルーチンのフローチャート図である。図15より、方向
決定ルーチンS210は、ポート513ー1で電圧がO
NかをチェックするステップS211、上方向を設定す
るステップS212、下方向を設定するステップS21
3とで構成される。
【0059】ステップS211は、図13で示させるス
テップS111およびステップS113の処理中にメモ
リ519に記録されたポートの情報より、ポート513
ー1で電圧がONであるかをチェックし、ポート513
−1がONであれば、ステップS212を処理し、ポー
ト513−1でなければ、ステップS513を処理す
る。
【0060】ステップS212は、上方向へのスクロー
ルであることを示す情報を作成し、メモリ519に記録
する。ステップS213は、下方向へのスクロールであ
ることを示す情報を作成し、メモリ519に記録する。
最後に、スクロール情報生成部514によりスクロール
情報の生成が終了すると、デバイス側データ通信部52
1が動作を開始し、メモリ519からスクロール情報を
スクロール実行側データ通信部へ送信する。
【0061】次に、ノートブック型パソコンで使用され
る平面型ポインティングデバイスの実施例を以下に説明
する。図16は、本発明の第2実施例の入力装置のブロ
ック構成図である。図16より、ポインティングデバイ
ス810は、画面のスクロール方向と指の圧力を検出す
る圧力検出機構811、指定方向への圧力を電圧に変換
するスクロール操作部812、左上方向へスクロールさ
せる圧力の強度を電圧に変換させる可変抵抗812−
1、右上方向へスクロールさせる圧力の強度を電圧に変
換させる可変抵抗812−2、右下方向へスクロールさ
せる圧力の強度を電圧に変換させる可変抵抗812−
3、左下方向へスクロールさせる圧力の強度を電圧に変
換させる可変抵抗812−4、変換された電圧を速度に
変換させる圧力検出部813、可変抵抗812−1が接
続されるポート813−1、可変抵抗812−2が接続
されるポート813−2、可変抵抗812−3が接続さ
れるポート813−3、可変抵抗812−4が接続され
るポート813−4、スクロールするための情報を生成
するスクロール情報生成部814、デバイス810を指
でなぞるられた位置を移動座標として取り込むI/F8
16、I/F816より取り込んだポインターの移動後
の相対距離を生成するポインティング機構部817、ポ
インティング機構部817と圧力検出機構812を制御
する制御部818、制御部818が必要な情報を記憶す
るメモリ819、ポインティング機構部817からカー
ソルを移動させる情報を取得し、本体830のスクロー
ル実行部へ通知する情報に生成するポインティング情報
生成部820、ポインティング情報またはスクロール情
報を本体830へ送信するデバイス側データ通信部82
1とから構成される。本体830は、スクロール情報を
デバイス810から受信するスクロール実行側データ通
信部832、デバイス810から受信したデータを基に
スクロールを実行するスクロール実行部831とで構成
される。
【0062】本実施例でも、オブジェクトをスクロール
する際のスクロールさせたい分量、すなわち、スクロー
ル速度を圧力の強度にて量る方法は、第1実施例と同様
である。本実施例の平面型ポインティングデバイス81
0の所定の位置を強く押せばスクロール速度は速く、弱
く押せばスクロール速度は遅くなる。本実施例の平面型
ポインティングデバイスの構成については後述する。
【0063】ここで、例えば、左上方向にスクロールさ
せたい場合は、スクロール操作部812の左上方向への
操作をする可変抵抗812−1圧力を加える。加えられ
た圧力による抵抗値変化を圧力検出部813が読み取
り、スクロール情報生成部でスクロール速度に変換す
る。通常、スクロール操作部812は圧力検出部813
から常時電圧を供給しており、圧力が加えられない状態
では、供給される電圧は降下せず変化が無いためスクロ
ール速度は0(ゼロ)となる。圧力が加えられると、可
変抵抗802ー1の抵抗間電圧は降下する。例えば、供
給電圧が5Vであれば、5Vから徐々に降下していくと
き抵抗値が低くなる、低くなるにつれてスクロール速度
を速くするようにする。逆に、電圧が徐々に上昇し供給
電圧に近づくとき抵抗値が高くなり、スクロール速度が
遅くなる。
【0064】圧力検出部813は、常時一定の電圧を各
ポートから各可変抵抗機に供給する一方で、電圧値の変
化を検出する。電圧の検出の方法として、例えば、可変
抵抗と圧力検出部内抵抗によって分圧回路を組み、その
分圧された電圧値をコンパレータやA/Dコンバータな
どで読み取る方法等がある。また、各可変抵抗機の独立
動作やOR動作は、トランジスタ等で動作を切り換える
ことができる。
【0065】右上方向へスクロールを操作する場合は、
可変抵抗812−2に圧力を加えることで、左上方向へ
のスクロールと同様に操作することができる。左下方向
および右下方向へのスクロールも同様である。また、右
方向へスクロールを操作する場合は、可変抵抗812−
2と812−3の両方に圧力を加えることで実現する。
上方向へは可変抵抗812−1と812−2の両方に圧
力を加え、左方向へは可変抵抗812−1と812−4
の両方に圧力を加え、下方向へが可変抵抗812−3と
812−4の両方に圧力を加えれば良い。
【0066】スクロール情報生成部814は、圧力検出
部813が読み取った電圧値を速度に変換させる。詳細
は、フローで後述する。ポインティング機構部817
は、ポインティングデバイスとしての必要な基本的な機
構を備えていれば従来技術で十分である。カーソルを移
動するのに必要な情報をI/F816から取り入れ、該
情報をメモリ819に記録する。
【0067】制御部818は、ポインティング機構部8
17と圧力検出機構811を制御する。ポインティング
情報生成部820は、ポインティング機構部817で取
得しメモリ819に保存されたカーソルの移動情報から
スクロール実行部へ通知するデータに生成し送信用デー
タとしてメモリ819に記録する。
【0068】デバイス側データ通信部821は、ポイン
ティング情報生成部820でメモリ819に蓄えられた
送信様データを読み取り、読取値が送信する値に変化し
た時、或いは、一定周期でスクロール実行側データ通信
部832に送信する。スクロール実行側データ側データ
通信部832は、デバイス側データ通信部821が送出
したデータを受信し、スクロール実行部831に通知さ
れる。
【0069】スクロール実行部831では、受信したス
クロール速度を示す情報から、対象となるオブジェクト
をスクロールする。次に、本発明の第2実施例の平面型
ポインティングデバイスの構成について説明する。図1
7は、本発明の第2実施例の平面型ポインティングデバ
イスの構成図である。
【0070】図17(A)は、本発明の平面型ポインテ
ィングデバイスを具備したノートブックパソコンの見開
き状態での斜視図である。ノートブックパソコン840
のキーボードの手前側に平面型ポインティングデバイス
の操作板850を取り付けてある。図17(B)は、平
面板ポインティングデバイスの構成を示す図である。
【0071】ポインティングデバイス850に、本発明
の第1実施例で示される図8のスクロール操作部と同じ
構成のボタンを四隅に設置した形態となっており、すな
わち、感圧ゴム502と同じ構成の形状の異なる感圧ゴ
ム851を四隅に設置し、導電性配線パターン502と
同じ機能を持つ導電性配線パターン812−1、812
−2、812−3、および812−4を基板852に配
線してある。デバイス850の端850−1は基板85
2の導電性配線パターン812−1に対応し、端850
−2は導電性配線パターン812−2に対応し、端85
0−3は導電性配線パターン812−3に対応し、端8
50−4は導電性配線パターン812−4に対応する。
【0072】図17(B)で、本発明の平面型ポインテ
ィングデバイスのスクロール方法を説明する。先ず、右
方向850aにスクロールさせる場合は、指でデバイス
850の端850ー2と端850−3の両端に圧力を加
える。同様な方法で、上方向850bにスクロールさせ
る場合は、指でデバイス850の端850−1と端85
0−2の両端に、左方向850cにスクロールさせる場
合は、指で端850−1と端850−4の両端に、下方
向850dにスクロールさせる場合は、指で端850−
3と端850−4の両端に、圧力を加えることで実現す
る。
【0073】また、左上方向850eにスクロールさせ
る場合は、指でデバイス850の端850−1に圧力を
加える。同様な方法で、右上方向にスクロールさせる場
合は指でデバイス850の端850−2に、右下方向に
スクロールさせる場合は指で端850−3に、左下方向
にスクロールさせる場合は指で端850−1に、圧力を
加えることで実現する。
【0074】次に、本発明の第2実施例を実現するため
の処理方法について説明する。圧力検出部813で各ポ
ートの電圧を読み取り、スクロール速度に変換する処理
方法は、本発明の第1実施例と同様であるので、方向を
決定する処理方法についてのみ、ここで説明する。図1
8は、本発明の第2実施例の方向決定ルーチンのフロー
チャート図である。
【0075】図18より、方向決定ルーチンS210
は、ポート812−1と812−3又はポート812−
2と812−4の組合せがONかをチェックするステッ
プS221、ポート812−2と812−3がONかを
チェックするステップS222、右方向を設定するステ
ップS223、ポート812−2と812−1がONか
をチェックするステップS224、右方向を設定するス
テップS225、ポート812−1と812−4がON
かをチェックするステップS226、右方向を設定する
ステップS227、ポート812−3と812−4がO
NかをチェックするステップS228、右方向を設定す
るステップS229、ポート812−1がONかをチェ
ックするステップS230、左上方向を設定するステッ
プS231、ポート812−2がONかをチェックする
ステップS232、右上方向を設定するステップS23
3、ポート812−3がONかをチェックするステップ
S234、右下方向を設定するステップS235、ポー
ト812−4がONかをチェックするステップS23
6、左下方向を設定するステップS237とで構成され
る。
【0076】ステップS221は、ポート812−1と
812−3が両方とも電圧がONの場合か、或いは、ポ
ート812−2と812−4が両方とも電圧がONの場
合は、方向を決定できないので、そのまま処理を終了す
る。そうでない場合は、次の処理ステップS222を行
う。ステップS222は、ポート812−2と812−
3が同時に電圧がONかをチェックし、両ポートとも電
圧がONの場合は、右方向へのスクロール情報を設定す
るステップS223を行い、そうでない場合は、次の処
理ステップS224を行う。
【0077】ステップS223は、右方向へスクロール
させるためのスクロール情報をメモリ819に設定し、
処理を終了する。ステップS224は、ポート812−
2と812−1が同時に電圧がONかをチェックし、両
ポートとも電圧がONの場合は、下方向へのスクロール
情報を設定するステップS225を行い、そうでない場
合は、次の処理ステップS226を行う。
【0078】ステップS225は、上方向へスクロール
させるためのスクロール情報をメモリ819に設定し、
処理を終了する。ステップS226は、ポート812−
1と812−4が同時に電圧がONかをチェックし、両
ポートとも電圧がONの場合は、左方向へのスクロール
情報を設定するステップS227を行い、そうでない場
合は、次の処理ステップS228を行う。
【0079】ステップS227は、左方向へスクロール
させるためのスクロール情報をメモリ819に設定し、
処理を終了する。ステップS228は、ポート812−
3と812−4が同時に電圧がONかをチェックし、両
ポートとも電圧がONの場合は、下方向へのスクロール
情報を設定するステップS229を行い、そうでない場
合は、次の処理ステップS230を行う。
【0080】ステップS229は、下方向へスクロール
させるためのスクロール情報をメモリ819に設定し、
処理を終了する。ステップS230は、ポート812−
1の電圧がONかをチェックし、電圧がONの場合は、
左上方向へのスクロール情報を設定するステップS23
1を行い、そうでない場合は、次の処理ステップS23
2を行う。
【0081】ステップS231は、左上方向へスクロー
ルさせるためのスクロール情報をメモリ819に設定
し、処理を終了する。ステップS232は、ポート81
2−2の電圧がONかをチェックし、電圧がONの場合
は、右上方向へのスクロール情報を設定するステップS
233を行い、そうでない場合は、次の処理ステップS
234を行う。
【0082】ステップS233は、右上方向へスクロー
ルさせるためのスクロール情報をメモリ819に設定
し、処理を終了する。ステップS234は、ポート81
2−3の電圧がONかをチェックし、電圧がONの場合
は、右下方向へのスクロール情報を設定するステップS
235を行い、そうでない場合は、次の処理ステップS
236を行う。
【0083】ステップS235は、右下方向へスクロー
ルさせるためのスクロール情報をメモリ819に設定
し、処理を終了する。ステップS236は、ポート81
2−4の電圧がONかをチェックし、電圧がONの場合
は、右下方向へのスクロール情報を設定するステップS
237を行い、そうでない場合は、処理を終了する。
【0084】ステップS237は、左下方向へスクロー
ルさせるためのスクロール情報をメモリ819に設定
し、処理を終了する。上記説明によるスクロールの方法
の他、デバイス850の端850−2を上方向へのスク
ロール、端850−3を下方向へのスクロール、端85
0−1を左方向へのスクロール、端850−4を右方向
へのスクロールとして割り当てることも考えられる。
【0085】また、本発明の第2実施例では、スクロー
ル操作部をデバイスの四隅に配置したが、デバイスの全
周に多数配置し、細かい操作を可能にすることもでき
る。上記発明より、指への負担を軽減した操作性の良い
画面スクロールを行うことができる。また、上記発明の
入力装置は、パソコンへの入力装置としてのマウスや平
面型ポインティングデバイスに具備され使用される他、
ゲーム機或いは飛行機や自動車等のシミュレーション装
置の操作盤にも適用することができる。
【0086】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、例えば、マ
ウスで画面をスクロールさせるような場合に、所定のス
クロール操作域をマウスでクリックしながら、或いは、
ドラッグしながら画面の操作を行う必要がなく、マウス
上のボタンに圧力を加えたり減じたりすることで、スク
ロール速度を調整できるため、操作性を向上できるとと
もに、マウス上のボタンを指の形状に合わせた形状とす
ることで、圧力を加え易くかつ指及び手首への疲労を軽
減することができる等の特長を有する。
【0087】また、本発明によれば、平面型ポインティ
ンデバイスにも適応できるため、平面型ポインティング
デバイスの周辺に設置するボタンの数を増やすことで、
画面のスクロール方向をより多彩にすることができる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一例のシステム構成図である。
【図2】従来の一例のスクロールバーの構成図である。
【図3】従来の一例のスクロールバーでの画面操作説明
図である。
【図4】従来の一例のマウスに回転体を取り付けた図で
ある。
【図5】従来の一例のマウスにスティックを取り付けた
図である。
【図6】従来の一例のパッド型のポインティングデバイ
ス図である。
【図7】本発明の第1実施例の入力装置のブロック構成
図である。
【図8】本発明の第1実施例のスクロール操作部の構成
図である。
【図9】本発明の第1実施例のマウスにスクロールボタ
ンを取り付けた図である。
【図10】本発明の第1実施例のスクロールボタンを具
備したマウスの構成図である。
【図11】本発明の第1実施例のスクロールボタンの構
成図である。
【図12】本発明の第1実施例の全体概略のフローチャ
ート図である。
【図13】本発明の第1実施例の電圧検出ルーチンのフ
ローチャート図である。
【図14】本発明の第1実施例のスクロールデータ作成
ルーチンのフローチャート図である。
【図15】本発明の第1実施例の方向決定ルーチンのフ
ローチャート図である。
【図16】本発明の第2実施例の入力装置のブロック構
成図である。
【図17】本発明の第2実施例の平面型ポインティング
デバイスの構成図である。
【図18】本発明の第2実施例の方向決定ルーチンのフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
11 マウス 12 パソコン本体 13 CRTディスプレイ 510 マウス 511、811 圧力検出機構 512、812 スクロール操作部 513、813 圧力検出部 514、814 スクロール情報生成部 516、816 移動座標を取り込むI/F 517、817 ポインティング機構部 518、818 制御部 519、819 メモリ 520、820 ポインティング情報生成部 521、821 デバイス側データ通信部 530、830 本体 531、831 スクロール実行部 532、832 スクロール実行側データ通信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が表示された表示画面を相対的に任
    意の方向と速度で移動させる画面移動手段を制御する入
    力装置において、 前記表示画面の移動方向に応じて予め設定された押圧手
    段と、 前記押圧手段に加えられた圧力を電圧に変換する電圧変
    換手段と、 前記電圧変換手段で検出した前記電圧を表示画面の移動
    速度に変換し、該移動速度を示す速度情報を生成する速
    度変換手段とを有することを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧変換手段は、前記押圧手段に保
    持され、形状変化に応じて抵抗が変化する抵抗手段と、 前記押圧手段に圧力が加えられると、前記押圧手段に保
    持された前記抵抗手段と接触し前記抵抗手段を介して通
    電する導電手段と、 前記導電手段の電圧値を検出する電圧検出手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記速度変換手段は、画面の移動量を前
    記電圧変換手段で検出した電圧値に応じた移動量に変換
    する移動量変換手段と、 前記移動量変換手段で変換された移動量を示す速度情報
    を生成する速度情報生成手段とを有することを特徴とす
    る請求項2記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧変換手段と前記速度変換手段を
    有し、上方向への移動を指示する第1の入力手段と、 前記電圧変換手段と前記速度変換手段を有し、下方向へ
    の移動を指示する第2の入力手段とを有することを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧変換手段と前記速度変換手段を
    有し、左上方向への移動を指示する第3の入力手段と、 前記電圧変換手段と前記速度変換手段を有し、右上方向
    への移動を指示する第4の入力手段と、 前記電圧変換手段と前記速度変換手段を有し、右下方向
    への移動を指示する第5の入力手段と、 前記電圧変換手段と前記速度変換手段を有し、左下方向
    への移動を指示する第6の入力手段とを有することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記電圧変換手段と前記速度変換手段を
    有する複数の入力手段を平面型操作板の周囲に設置し、
    該平面型操作板の中心から各入力手段への延長線上の外
    方向への移動を指示することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか一項記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記押圧手段は、操作面の形状が指の接
    触面の形状に合わせて形成することを特徴とする請求項
    2乃至6のいずれか一項記載の入力装置。
  8. 【請求項8】 画面上の所定の位置を指示するポインタ
    を移動させる座標入力装置に設けられたことを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれか一項記載の入力装置。
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