JP2000198688A - 油圧ジャッキ - Google Patents

油圧ジャッキ

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JP2000198688A
JP2000198688A JP11003666A JP366699A JP2000198688A JP 2000198688 A JP2000198688 A JP 2000198688A JP 11003666 A JP11003666 A JP 11003666A JP 366699 A JP366699 A JP 366699A JP 2000198688 A JP2000198688 A JP 2000198688A
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JP
Japan
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cylinder
pump
tank
ram
hydraulic jack
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JP11003666A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hayashi
豊 林
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向の押しつけ力を発揮することのでき
る油圧ジャッキを提供すること。 【解決手段】 ポンプpのハウジング19と、ラム18
を摺動自在に組み込んだシリンダcと、オイルを入れた
タンクtとを、ベースbに固定するとともに、上記ポン
プpは、ハウジング19内に摺動自在に組み込んだプラ
ンジャ20の往復運動により、タンクt内のオイルをシ
リンダcに供給する構成にした油圧ジャッキにおいて、
上記タンクtは、ポンプに連通する吸い込みポートを、
その下部に設ける一方、上記ポンプpは、そのプランジ
ャ19の軸線を、ラム18の軸線に対して垂直に設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水平方向の押し
つけ力を発揮する油圧ジャッキに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す従来の油圧ジャッキは、ベー
スBに、シリンダCを固定するとともに、このシリンダ
C内にラム1を摺動自在に組み込んでいる。また、ベー
スBには、シリンダCの外側に位置させたタンク筒2を
固定して、このタンク筒2とシリンダCとの間に形成さ
れた空間をタンクTとしている。そして、このタンクT
内には、オイルを入れているが、このタンクT内の全て
にオイルを入れているわけではなく、ジャッキを作動さ
せるときに必要な量だけ入れている。このように必要な
量だけタンクTにオイルを入れているのは、タンクT内
全部にオイルを入れると、油圧ジャッキが重くなるとい
う問題や、使わない分までオイルを入れると、経済性が
悪くなるという問題があるからである。そのため、タン
クT内には、必要な量のオイルを入れ、残りの部分には
エアが入っている。
【0003】上記ベースBには、ポンプPのハウジング
3を固定している。このハウジング3には、プランジャ
4を摺動自在に組み込むとともに、このプランジャ4の
先端にソケット5を回転自在に連結している。そして、
このソケット5には、ピン7を介してリンク部材6の一
端を回転自在に連結し、リンク部材6の他端をピン8を
介してベースBに回転自在に連結している。このように
したソケット5には、レバー9を取り付けている。そし
て、このレバー9を上下方向に動かすと、ポンプPのプ
ランジャ4が軸線方向に移動する。
【0004】上記シリンダCは、その室10を、ベース
Bに形成した通路12を介してポンプPの室13に連通
している。ただし、通路12にはチェック弁14を設け
ていて、このチェック弁14で、ポンプP側からシリン
ダC側へのオイルの流入を許容し、シリンダC側からポ
ンプP側へのオイルの流入を規制している。また、タン
クT内のオイルを、ベースBに形成した吸い込みポート
11から通路15を介してポンプPの室13に導くよう
にしている。ただし、この通路15にもチェック弁16
を設けていて、ポンプP側からタンクT側へのオイルの
流入を規制している。
【0005】上記ポンプPは、レバー9を動かして、プ
ランジャ4を上下方向に往復運動させると、タンクT内
のオイルを吸い込みポート11から通路15を介して室
13に吸い込んで、その吸い込んだオイルを通路12を
介してシリンダCの室10に供給する。このようにシリ
ンダCの室10にオイルを供給すると、ラム1が上昇し
て、ジャッキアップすることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧ジャッ
キは、通常、ベースBを地面などに置いて、ラム1を垂
直方向に上昇させて使用するが、場合によっては、シリ
ンダCを水平方向にして使用することがある。例えば、
建設現場などにおいて、鉄筋と鉄筋との間を、所定の間
隔に保っておく場合に、この油圧ジャッキのシリンダC
を水平にして、その水平方向の押しつけ力を利用する。
しかし、この従来の油圧ジャッキは、ベースBに設けた
吸い込みポート11から通路15を介してタンクT内の
オイルをポンプP側に供給する構造になっていて、ま
た、タンクT内にエアも入っている。そのため、上記の
ようにシリンダCを水平にして使用すると、吸い込みポ
ート11からタンクT内のエアを吸い込んでしまい、ポ
ンプPからシリンダCの室10にエアが供給されてしま
う。
【0007】このようにシリンダCの室10にエアが供
給されると、ラム1の動きが悪くなったり、一旦は所定
の位置まで移動したものの、負荷の作用によりエアが圧
縮されて、ラム1がその位置を保てなかったりする。つ
まり、水平方向の押しつけ力を発揮することができなか
った。また、上記のようにシリンダCを水平にして使用
すると、レバー9を前後に動かさなければならないの
で、力を入れにくいという問題もあった。この発明の目
的は、水平方向の押しつけ力を発揮することのできる油
圧ジャッキを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ポンプの
ハウジングと、ラムを摺動自在に組み込んだシリンダ
と、オイルを入れたタンクとを、ベースに固定するとと
もに、上記ポンプは、ハウジング内に摺動自在に組み込
んだプランジャの往復運動により、タンク内のオイルを
シリンダに供給する構成にした油圧ジャッキにおいて、
上記タンクは、ポンプに連通する吸い込みポートを、そ
の下部に設ける一方、上記ポンプは、そのプランジャの
軸線を、ラムの軸線に対して垂直に設けたことを特徴と
する。
【0009】第2の発明は、シリンダ内には、スプリン
グを設けるとともに、このスプリングのバネ力を、ラム
が縮む方向に作用させたことを特徴とする。第3の発明
は、シリンダの一端をベースに固定して、このベースに
ポンプを固定する一方、このポンプのレバーをシリンダ
の他端方向に沿わせたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示した実施例は、シリンダ
cの一端のブロック部17に、ベースbを固定してい
る。また、シリンダc内には、ラム18を摺動自在に組
み込むとともに、このラム18の図中右側にピストン3
6を固定している。このピストン36と上記ブロック部
17との間にスプリングsを設けている。そして、この
スプリングsのバネ力を、ラム18が縮む方向に作用さ
せている。上記ベースbには、ポンプpのハウジング1
9を固定している。そして、このハウジング19内に
は、プランジャ20を摺動自在に組み込むとともに、こ
のプランジャ20の軸線を上記ラム18の軸線に対して
垂直にしている。
【0011】上記プランジャ20の上部には、ピン21
を介してソケット22を回転自在に連結している。この
ソケット22には、レバー23を取り付けるとともに、
このレバー23をシリンダcの図中左側方向に沿わせて
いる。また、ソケット22には、ピン24を介してリン
ク部材25の上端を回転自在に取り付けている。そし
て、リンク部材25の他端を、ピン26を介してベース
bに回転自在に取り付けている。したがって、上記レバ
ー23を図示する状態から上げると、ピン24を支点に
してソケット22が回動する。このようにソケット22
が回動すると、プランジャ20が上昇する。また、レバ
ー23を下げると、プランジャ20が下降する。
【0012】一方、上記ベースbには、タンクtを固定
するとともに、このタンクtの下部に連通する図示して
いない吸い込みポートを形成している。そして、この吸
い込みポートを、吸い込み通路28を介してポンプpの
室27に連通させている。ただし、この吸い込み通路2
8には、チェック弁29を設けて、タンクtからポンプ
pの室27側へのオイルの流入のみを許容して、ポンプ
pの室27からタンクt側へのオイルの流入を規制して
いる。また、上記ポンプpの室27は、ベースbに形成
した供給通路30と、シリンダc内に設けた連通路31
と、ラム18に形成した通路32とを介してシリンダc
の室33に連通させている。だたし、上記供給通路30
には、チェック弁34を設けて、ポンプpの室27から
シリンダc側へのオイルの流入のみを許容して、シリン
ダc側からポンプpの室27へのオイルの流入を規制し
ている。
【0013】なお、ベースbには、リリーズバルブ35
を設けている。このリリーズバルブ35は、それを緩め
て先端部を後退させることにより、図示していない通路
を介して連通路31とタンクtとを連通させるようにし
ている。
【0014】上記実施例によれば、レバー23を動かし
てポンプpを作動させると、タンクt内のオイルが吸い
込み通路28→チェック弁29を介してポンプpの室2
7に導かれる。そして、この室27から供給通路30→
連通路31→通路32→シリンダcの室33に導かれ
る。このように室33にオイルが導かれると、ピストン
36の右側の受圧面積と、ピストン36の左側の受圧面
積との差によって、ピストン36が図中右方向に移動す
る。したがって、ピストン36とともにラム18が、ス
プリングsをたわませながら右方向に移動して、ジャッ
キアップすることとなる。なお、上記ポンプpは、レバ
ー23を上下方向に動かすことで作動させるので、力が
入りやすく、作業しやすい。
【0015】また、シリンダcのラム18を縮める場合
には、リリーズバルブ35を緩めて、シリンダcの室3
3内のオイルをタンクtに排出する。このとき、ラム1
8を水平にしているので、その自重が縮む方向に作用し
ないが、スプリングsのバネ力がピストン36に作用し
ているので、このピストン36とともにラム18が素早
く左方向に移動する。したがって、ラム18を素早く図
示する状態に戻すことができる。
【0016】さらに、シリンダcの図中右側に設けたレ
バー23を、シリンダcの図中左側方向に沿わせること
によって、このレバー23をシリンダcの全長内に収ま
るようにしている。このようにすることで、ジャッキア
ップ作業時に、レバー23が邪魔にならないようにして
いる。
【0017】
【発明の効果】第1の発明によれば、ポンプに連通する
タンクの吸い込みポートを下部に設けるとともに、ポン
プのプランジャの軸線を、ラムの軸線に対して垂直に設
けているので、ラムを水平方向にしたとしても、タンク
の吸い込みポートをその下部に位置させることができ
る。このようにタンクの吸い込みポートが下部にあれ
ば、タンク内のエアを吸い込みを防止できる。したがっ
て、水平方向の押しつけ力を十分発揮させることができ
る。
【0018】第2の発明よれば、シリンダ内に設けたス
プリングのバネ力を、ラムが縮む方向に作用させている
ので、シリンダの室をタンクに連通させれば、上記バネ
力で素早くラムをシリンダ内に収納することができる。
第3の発明によれば、シリンダの一端に固定したベース
に取り付けたレバーを、シリンダの他端方向に沿わせる
ことによって、このレバーをシリンダの全長内に納める
ことができる。したがって、ジャッキアップ時に、レバ
ーが邪魔にならることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面図である。
【図2】従来例の側面図である。
【符号の説明】
b ベース c シリンダ p ポンプ s スプリング t タンク 18 ラム 19 ハウジング 20 プランジャ 23 レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプのハウジングと、ラムを摺動自在
    に組み込んだシリンダと、オイルを入れたタンクとを、
    ベースに固定するとともに、上記ポンプは、ハウジング
    内に摺動自在に組み込んだプランジャの往復運動によ
    り、タンク内のオイルをシリンダに供給する構成にした
    油圧ジャッキにおいて、上記タンクは、ポンプに連通す
    る吸い込みポートを、その下部に設ける一方、上記ポン
    プは、そのプランジャの軸線を、ラムの軸線に対して垂
    直に設けたことを特徴とする油圧ジャッキ。
  2. 【請求項2】 シリンダ内には、スプリングを設けると
    ともに、このスプリングのバネ力を、ラムが縮む方向に
    作用させたことを特徴とする請求項1記載の油圧ジャッ
    キ。
  3. 【請求項3】 シリンダの一端をベースに固定して、こ
    のベースにポンプを固定する一方、このポンプのレバー
    をシリンダの他端方向に沿わせたことを特徴とする請求
    項1または2記載の油圧ジャッキ。
JP11003666A 1999-01-11 1999-01-11 油圧ジャッキ Pending JP2000198688A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100613434B1 (ko) 2005-09-27 2006-08-22 (주) 대진유압기계 용접작업용 푸시 잭
CN103342308A (zh) * 2013-07-02 2013-10-09 平湖市通力机械有限公司 一种油压千斤顶手动油泵
CN104368635A (zh) * 2013-08-12 2015-02-25 平湖市通力机械有限公司 一种多功能汽车修理整形器

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