JP2000198545A - コンテナタ―ミナル - Google Patents

コンテナタ―ミナル

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JP2000198545A
JP2000198545A JP11000333A JP33399A JP2000198545A JP 2000198545 A JP2000198545 A JP 2000198545A JP 11000333 A JP11000333 A JP 11000333A JP 33399 A JP33399 A JP 33399A JP 2000198545 A JP2000198545 A JP 2000198545A
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JP
Japan
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container
traverser
containers
crane
stacking
Prior art date
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Pending
Application number
JP11000333A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kawase
晃 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナの段積貯蔵装置の荷役効率の向上を
図る。 【解決手段】 コンテナ船7に積卸しするコンテナ13
を段積貯蔵する段積貯蔵装置1を有するコンテナターミ
ナルであって、上記段積貯蔵装置1は段積貯蔵エリア1
0の上方に設けられた架構30と、該架構30上に、岸
壁12に対して直角方向に、架構30の海側端30aと
陸側端30bとの間に設けられたクレーン横行レール3
1上を横行し、コンテナ13の段積を行う積付用クレー
ン32と、上記架構30の上部に同一高さで設けられ
る、架構の海側の側面に沿う海側トラバーサ用レール2
1a、架構の陸側の側面に沿う陸側トラバーサ用レール
21cおよび架構の内部に上記クレーン横行レールに沿
うトラバーサ横行レール21b上を走行および横行し、
コンテナ13をコンテナクレーン8と積付用クレーン3
2との間で授受して運搬するトラバーサ20とを有して
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾に設置される
コンテナターミナルに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のコンテナターミナルの荷
役設備の側面図である。コンテナ船7に積み込まれたコ
ンテナ13は、岸壁用コンテナクレーン8により積卸し
され、コンテナコンベア11に載せられ、陸側に送られ
る。陸側の端部でコンテナ13はヤード用橋形クレーン
9により吊り上げられ、シャーシ(トレーラ)14に積
込まれるか、段積貯蔵エリア10に積み上げられる。な
お、12は岸壁である。
【0003】ヤード用橋形クレーン9により積み上げら
れたコンテナ13は、順次コンテナターミナルから外部
に輸送される。この際、上の方に積まれたコンテナ13
から順次輸送するようにすれば問題は無いが、下の方に
積まれたコンテナ13から先に出荷したい場合には、そ
の上のコンテナを取り除いてから、出荷せねばならず、
そのための手間がかかり、荷役作業の円滑性が損なわれ
る。かかる問題を解決するためコンテナを1個ずつ収納
する貯蔵セルを多段に形成する貯蔵棚を配置し、出荷す
る際にはどの貯蔵セルからでもコンテナ13を取り出せ
るようにすることが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンテナを1
個ずつ貯蔵セルに収納するコンテナ立体貯蔵装置は、コ
ンテナのハンドリングが円滑で、かつ、高能率である
が、コンテナ13を立体貯蔵するための貯蔵建屋やコン
テナを貯蔵セルに収納するためのオートスタッククレー
ンが高価である。そして、コンテナ13を1)コンテナ
サイズ別(20ftか40ftかなど)、2)荷物の種
類別(一般荷物か冷凍荷物かなど)、3)コンテナ船
別、4)重量別(重いか、中位か、軽いかなど)に仕分
けしてロット管理したり、段積みの高さを5段程度以下
におさえたり、段積エリア内での積付けと横移動の機能
を分離し、それぞれ複数の積付用クレーンとトラバーサ
により担わせるようにし、かつ、トラバーサは段積貯蔵
エリア内のどこにでも移動できるようにしたりすれば、
下積のコンテナ13を先に出荷したりすることが多少あ
ってっも荷役作業を円滑に行うことができる。
【0005】本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み
案出されたもので、安価で、かつ、荷役作業の円滑性の
良いコンテナターミナルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンテナターミナルは、コンテナ船に積卸
しするコンテナを段積貯蔵する段積貯蔵装置を有するコ
ンテナターミナルであって、上記段積貯蔵装置は段積貯
蔵エリアの上方に設けられた架構と、該架構上に、岸壁
に対して直角方向に、架構の海側端と陸側端との間に設
けられたクレーン横行レール上を横行し、コンテナ段積
を行う積付用クレーンと、上記架構の上部に同一高さで
設けられる、架構の海側の側面に沿う海側トラバーサ用
レール、架構の陸側の側面に沿う陸側トラバーサ用レー
ルおよび架構の内部に上記クレーン横行レールに沿うト
ラバーサ横行レール上を走行および横行し、コンテナを
コンテナクレーンと積付用クレーンとの間で授受して運
搬するトラバーサとを有してなるものである。
【0007】上記積付クレーンは段積された長尺コンテ
ナ2列分または短尺コンテナ4列分の長さを有し、長手
方向に移動可能なトロリを有しているのが好ましい。
【0008】上記トラバーサは、段積された長尺コンテ
ナ1列分または短尺コンテン2列分の長さを有している
のが好ましい。
【0009】次に、本発明のコンテナターミナルの作用
を説明する。コンテナクレーンはコンテナ船からコンテ
ナを吊上げ、海側トラバーサ用レール上のトラバーサに
載置する。トラバーサは走行車輪と横行車輪を有し、い
ずれかを昇降させることにより走行または横行が可能で
ある。トラバーサはコンテナを載せて、海側トラバーサ
用レール上を走行した後、トラバーサ横行レールに移っ
て、その上を横行し、コンテナの段積を行う位置の付近
で停止する。積付用クレーンによりトラバーサ上のコン
テナを吊り上げ段積を行う。積付用クレーンは通常の天
井クレーンと同様の構造をしている。段積したコンテナ
を陸送のため出荷するときには、積付用クレーンでコン
テナを吊上げトラバーサ上に載置する。トラバーサはト
ラバーサ横行レール上を横行した後、陸側トラバーサ用
レールに移って、その上を走行し、シャーシが止ってい
る移載用クレーンの位置で停止する。トラバーサ上のコ
ンテナは移載用クレーンによりシャーシに積込む。シャ
ーシにより陸送して来たコンテナを段積貯蔵エリアに貯
蔵し、その後コンテナ船に積込むには、上記と逆の手順
により行う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は本発明のコンテナ
ターミナルの平面図であり、図2は側面図であり、図3
は図1のA−A矢視図である。これらの図において、従
来技術として図7を用いて説明したものと共通する部分
については、同一の符号を付しており、重複した説明は
省略する。
【0011】これらの図において、1はコンテナ船7に
積卸しするコンテナ13を段積貯蔵する段積貯蔵装置で
ある。段積貯蔵装置1は40ftコンテナ用の部分1a
と20ftコンテナ用の部分1bとからなる。段積貯蔵
装置1は段積貯蔵エリア10の上方に設けられた鉄骨構
造の架構30を有している。架構30上には、岸壁12
に対して直角方向に架構30の海側端30aと陸側端3
0bの間に設けられたクレーン横行レール31が複数レ
ーン(本実施形態では40ftコンテナ用の部分1aに
7レーン、20ftコンテナ用の部分1bに4レーンの
計11レーン)設けられている。32は積付用クレーン
で、長手方向に移動可能なトロリ32aを有し、クレー
ン横行レール31上を移動してコンテナ13の段積を行
う。32bはコンテナ13を把持するスプレッダであ
る。クレーン横行レール31の下方であって、架構30
の上部に架構30の海側の側面30aに沿う海側トラバ
ーサ用レール21a、架構30の陸側の側面30bに沿
う陸側トラバーサ用レール21cおよび架構30の内部
にクレーン横行レール31に沿うトラバーサ横行レール
21bが同一高さに設けられている。海側トラバーサ用
レール21aと陸側トラバーサ用レール21cに対して
トラバーサ横行レール21bの延長部分が直交してい
て、トラバーサ20がそれらの間で乗り移ることができ
るようになっている。
【0012】20はコンテナ13をコンテナクレーン8
と積付用クレーン32との間で授受して運搬するトラバ
ーサである。トラバーサ20は図3に示すように40f
tコンテナ13aを1個または20ftコンテナ13b
を2個を載せることができる長さになっている。図4、
図5、図6はトラバーサの図面であり、図5は図4のB
−B矢視図、図6は図4のA−A矢視図である。図に示
すようにトラバーサ20には、4個の走行用車輪20a
と4個の横行用車輪20bとを有している。走行用車輪
20aの内の一対はモータ駆動されている。すなわち、
走行用車輪20aは軸受20fにより支持された車軸2
0cの両端に取付けられており、車軸20cはモータ2
0eにより、減速機20dを介して駆動されている。横
行用車輪20bはそれぞれ昇降用ジャッキ20pにより
支持された2個の軸受20fにより軸支され、昇降可能
になっている。20gは横行用車輪20b駆動用の長軸
であり、モータ20iにより減速機20mを介して駆動
されている。長軸20gの両端にはチェーンスプロケッ
ト20jが設けられており、チェーン20kを介して横
行用車輪20bと同軸に設けられたチェーンスプロケッ
ト20nと連結されている。24はレール、25はスト
ッパである。
【0013】図1および図2において、33はコンテナ
13をトラバーサ20とシャーシ14との間で移載する
移載用クレーンである。移載用クレーン33は一方の足
が地上、他方の足が、架構30の陸側の側面30bから
張り出して、陸側トラバーサ用レール21cが敷設され
たサポート30c上に設けられた門型のガーダ33b
と、ガーダ33b上を横行するトロリ33aを有してい
る。
【0014】次に、本実施形態の作用を説明する。コン
テナ船7上のコンテナ13をコンテナクレーン8の海側
トロリ8aで吊上げる。吊上げたコンテナ13は、クレ
ーントラバーサ8bにより陸側に移動し、陸側トロリ8
cにより海側トラバーサ用レール21a上のトラバーサ
20上に載置される。トラバーサ20は海側トラバーサ
用レール21a上を走行し、コンテナ13を段積する目
的のコンテナ列の所でトラバーサ横行レール21b上に
乗り移り、コンテナ13の段積を行う位置の付近で停止
する。積付用クレーン32によって、トラバーサ20上
のコンテナを吊上げ段積みする。段積みしたコンテナ1
3を陸送のため出荷するときは、積付用クレーンでコン
テナ13を吊上げトラバーサ20上に載置する。トラバ
ーサ20はトラバーサ横行レール21b上を横行した
後、陸側トラバーサ用レール21cに移って走行し、目
的のシャーシ14が止っている移載用クレーン33の位
置で停止する。トラバーサ20上のコンテナ13は移載
用クレーン33によりシャーシ14に積込む。シャーシ
14により陸送して来たコンテナ13を段積貯蔵エリア
10に貯蔵し、その後コンテナ船7に積込むには、上記
と逆の手順により行えばよい。なお、トラバーサ20の
横行を図1の白抜きの矢印に示すように、隣り合うレー
ンで一方通行にするようにすればトラバーサの台数が多
くても錯綜せずスムーズに流れる。
【0015】本発明は以上述べた実施形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。たとえば、40ftコンテナ用の部分
1aと20ftコンテナ用の部分1bとを両方設けた
が、どちらか一方でもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンテナ
ターミナルは、コンテナの段積貯蔵装置において、トラ
バーサが海側トラバーサ用レーン、トラバーサ横行レー
ンおよび陸側トラバーサ用レーンの間で自由に乗換えて
往来可能にしたので、架構の内外でトラバーサ上のコン
テナを移載する必要がなく、荷役効率が向上するととも
に、架構の出入口での荷役機械が不要なのでコストダウ
ンも図れるなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナターミナルの平面図である。
【図2】本発明のコンテナターミナルの側面図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】トラバーサの平面図である。
【図5】図4のB−B矢視図である。
【図6】図4のA−A矢視図である。
【図7】従来のコンテナターミナルの断面図である。
【符号の説明】 1 段積貯蔵装置 7 コンテナ船 8 コンテナクレーン 10 段積貯蔵エリア 12 岸壁 13 コンテナ 20 トラバーサ 21 トラバーサ用レール 21a 海側トラバーサ用レール 21b トラバーサ横行レール 21c 陸側トラバーサ用レール 30 架構 31 クレーン横行レール 32 積付用クレーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ船に積卸しするコンテナを段積
    貯蔵する段積貯蔵装置を有するコンテナターミナルであ
    って、上記段積貯蔵装置は段積貯蔵エリアの上方に設け
    られた架構と、該架構上に、岸壁に対して直角方向に、
    架構の海側端と陸側端との間に設けられたクレーン横行
    レール上を横行し、コンテナの段積を行う積付用クレー
    ンと、上記架構の上部に同一高さで設けられる、架構の
    海側の側面に沿う海側トラバーサ用レール、架構の陸側
    の側面に沿う陸側トラバーサ用レールおよび架構の内部
    に上記クレーン横行レールに沿うトラバーサ横行レール
    上を走行および横行し、コンテナをコンテナクレーンと
    積付用クレーンとの間で授受して運搬するトラバーサと
    を有してなることを特徴とするコンテナターミナル。
  2. 【請求項2】 上記積付クレーンは段積した長尺コンテ
    ナ2列分または短尺コンテナ4列分の長さを有し、長手
    方向に移動可能なトロリを有している請求項1記載のコ
    ンテナターミナル。
  3. 【請求項3】 上記トラバーサは段積した長尺コンテナ
    1列分または短尺コンテナ2列分の長さを有している請
    求項1または請求項2記載のコンテナターミナル。
JP11000333A 1999-01-05 1999-01-05 コンテナタ―ミナル Pending JP2000198545A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182467A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd コンテナクレーン及びコンテナターミナル
US20140255130A1 (en) * 2013-03-05 2014-09-11 Virginia International Terminals, LLC Dock-to-rail and rail-to-dock container handling system and method

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