JP2000198397A - 乗物用作動機器の操作パネルの配置構造 - Google Patents

乗物用作動機器の操作パネルの配置構造

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JP2000198397A
JP2000198397A JP11003243A JP324399A JP2000198397A JP 2000198397 A JP2000198397 A JP 2000198397A JP 11003243 A JP11003243 A JP 11003243A JP 324399 A JP324399 A JP 324399A JP 2000198397 A JP2000198397 A JP 2000198397A
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tray
seat
vehicle
rear wall
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Katsuji Yamauchi
勝次 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作パネルをトレイに取付けるようにした乗
物の後側座席用作動機器の操作パネルの配置構造を提供
することを目的とする。 【解決手段】 前側座席120の後壁121にトレイ1
30を回動可能に支持してなる乗物の後側座席用作動機
器Kの操作パネル110の配置構造において、操作パネ
ル110は、トレイ130に取り付けられている。従っ
て、操作パネル110を後側座席120に対応して容易
に取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の乗物用
作動機器の操作パネルの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車において、後側座
席用空調装置等の作動機器の操作パネルが後側各座席の
各々に対応してア─ムレスト若しくはセンターコンソー
ルの後壁に配置されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記作動機器
の多機能化に伴い、上記作動機器の操作パネルのスイッ
チ類が増加している。このため、操作パネルをア─ムレ
スト若しくはセンターコンソールの後壁に取り付けるこ
とができない。従って、上記作動機器の操作パネルの配
置スペースを確保することが困難であるという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明は、前側座席の後壁に装備
されたトレイに操作パネルを取付けるスペースがあるこ
とに着目して、操作パネルをトレイに取付けるようにし
た乗物用作動機器の操作パネルの配置構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1乃至3に記載の発明においては、乗物の前
側座席(120)の後壁(121)に回動可能に支持さ
れたトレイ(130、130A)に、当該乗物の作動機
器(K)の操作パネル(110、110A、110B)
を取り付けられている。
【0006】また、請求項2に記載の発明においては、
操作パネルは、トレイの両面のうちトレイを立てた状態
にて乗物後側を向く一面に取り付けられている。これに
より、後側座席に着座した乗員は、乗物前側を向いたま
ま操作パネルを操作できるので、従来の如く操作パネル
をアームレスト若しくはセンターコンソールの後壁に配
置した場合に比べて、操作パネルの操作性を向上し得
る。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明において
は、操作パネルはトレイに着脱可能に取り付けられてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す各実施形
態について説明する。 (第1実施形態)図1は本発明が自動車に搭載された左
右独立方式の後側座席用空調装置Kの操作パネル110
に適用された第1実施形態を示す。
【0009】操作パネル110は、図1に示すように、
トレイ130の裏面131の平面状凹部内にて、格納さ
れている。なお、操作パネル110は、トレイ130の
略平面状凹部に接着材により固定されている。操作パネ
ル110は、温度調整ボリューム111、風量調整ボリ
ューム112、入切スイッチ113及び吹出口切替スイ
ッチ114及び液晶パネル115を備えている。温度調
整ボリューム111は温度調整信号を電子制御装置10
0に出力する。当該温度調整信号は右席側フット吹出口
80a及び右席側天井吹出口80b(以下、両吹出口8
0a、80bという)からの送風空気の温度調整を意味
する。
【0010】風量調整ボリューム112は風量調整信号
を電子制御装置100に出力する。当該風量調整信号は
両吹出口80a、80bからの風量の調整を意味する。
吹出口切替スイッチ114は吹出口切替信号を電子制御
装置100に出力する。当該吹出口切替信号は送風空気
の吹出口として両吹出口80a、80bの少なくとも一
方の選択を意味する。液晶パネル115は温度調整状
態、風量調整状態及び吹出口切替状態を表示する。
【0011】また、空調装置Kは、図2に示すように、
内外気切替ドア10及びダクト20を備えており、この
ダクト20には、上流側から下流側にかけて、送風機3
0、エバポレータ40、ヒータコア50、仕切壁60及
び右左両席側ドア70a、70bが配置されている。仕
切壁60はダクト20内の通路をヒータコア50の部位
から下流側に向かって右左両席側通路L、Rに区分けす
る。ドア70aは右席側通路Lにてヒータコア50を通
過する風量とヒータコア50を迂回する風量との割合を
調整する。ドア70bは左席側通路Rにてヒータコア5
0を通過する風量とヒータコア50を迂回する風量との
割合を調整する。右席側通路Lの最下流側には、フット
吹出口80a及び天井吹出口80bが形成されており、
左席側通路Rの最下流側には、フット吹出口80c及び
天井吹出口80dが形成されている。
【0012】空調装置Kは、右左席側両操作パネル11
0とともに、各ドア90a乃至90d、サーボモータM
1乃至M7、電子制御装置100、備えており、各ドア
90a乃至90dは対応する吹出口80a乃至80dを
開閉する。各サーボモータM1乃至M7は、対応するド
ア10、70a、70b、90a乃至90dを駆動す
る。
【0013】電子制御装置100は両操作パネル110
及び左右席側両日射センサS1、S2、内気及び外気両
温度センサS3、S4、エバポレータ温度センサS5及
びヒータコア水温センサS6の各々からの信号に応じ
て、各サーボモータM1乃至M7を制御するとともに、
駆動装置30aを介して送風機30を制御する。以下、
右側座席用操作パネル110につき説明する。
【0014】以下、トレイの構造及びトレイの運転座席
の後壁の支持構造につき図1及び図3乃至図6を参照し
て説明する。トレイ130は、図3乃至図5に示すよう
に、両中空軸132(図4及び図5には一方の軸132
のみ示す)を備えている。一方の軸132は、図3に示
すように、トレイ130の一側面132の長手方向一端
部側にて、外方向に向けて突出形成されている。
【0015】トレイ130の一方の軸132は、図3乃
至図5に示すように、一方の環状案内部125の略長方
形状空所G1に挿入されており、一方の案内部125
は、図6に示すように、運転席座席120の後壁121
の略平面状凹部122の一方の溝部124内に嵌め込ま
れている。一方の溝部124は、略平面状凹部122一
方の側面123の長手方向に形成されている。
【0016】一方、トレイ130の他方の軸132は、
図3乃至図5に示すように、トレイ130の他方の側面
132の上記長手方向一端部側にて、外方向に向けて突
出形成されている。他方の軸132は、他方の環状案内
部125の略長方形状空所G1に挿入されており、他方
の案内部125は、図6に示すように、運転席座席12
0の後壁121の略平面状凹部122の他方の溝部12
4内に嵌め込まれている。他方の溝部124は、略平面
状凹部122の他方の側面123の長手方向に形成され
ている。
【0017】これにより、トレイ130は、その両軸1
32でもって、運転席座席120の後壁121に両案内
部125を介して回動可能且つ上下方向移動可能に支持
されることになる。また、両案内部125は、図4及び
図5に示すように、各々、その最上部にて、自動車略前
方に突出する最上部突出部125aを有しており、これ
ら両最上部突出部125aは、トレイ130の両軸13
2を挿入して、上記最上部にてトレイ130を水平状態
に保持する。両案内部125は、図4及び図5に示すよ
うに、各々、その上下方向中間部位にて、自動車略前方
に突出する中間突出部125bを有しており、これら両
中間突出部125aは、トレイ130の両軸132を挿
入して、上記上下方向中間部位にて、トレイ130を水
平状態に保持する。
【0018】なお、両軸132は、両案内部125とと
もにトレイ130のスライドロック機構を構成する。ま
た、図3にて電線Hは、操作パネル110から電子制御
装置100への信号線と操作パネル110からバッテリ
への電源線を示す。以上のように構成された本第1実施
形態において、トレイ130の両軸132を各々、案内
部125の最上部突出部125a内に押し込む(図5参
照)。
【0019】すると、トレイ130の両軸132は、最
上部突出部125aに支持される。よって、トレイ13
0は水平状態に保たれる。ここで、上述のような状態で
は、トレイ130はその表面133にて上方向を向くと
ともに、操作パネル110は下方向を向く。また、上述
のような状態から、トレイ130を、自動車後方向に引
くと、トレイ130の両軸132は、最上部突出部12
5aから自動車後方向に移動する。ついで、このトレイ
130を下方向に移動させる(図7参照)。
【0020】しかして、トレイ130の両軸132が最
下部125cに到達すると、トレイ130を図7にて図
示矢印Aの向きに回動させる。すると、トレイ130が
運転座席120の後壁121の略平面状凹部122に格
納される(図1参照)。このような状態では、操作パネ
ル110は、自動車後方向を向くことになる。
【0021】以上説明したように、左右独立温度制御方
式の後側座席用空調装置Kをといった多機能の空調装置
を自動車に搭載して、後側左右両座席の個々に対応して
操作パネル110を搭載する必要があっても、操作パネ
ル110を、前側座席(運転座席120)の後壁122
に装備されたトレイ130取り付けることで、操作パネ
ル110(右側座席用)を後側各座席(右側座席)の個
々に対応して容易に搭載することができる。
【0022】また、操作パネル110は、上述の如く、
トレイ130を前側座席(運転座席120)の後壁12
1の凹部122に格納した状態で、自動車後方向を向
く。このため、乗員(右側座席に着座した)は、自動車
前方向を向いたまま、操作パネル110を操作できる。
このため、当該乗員は操作パネル110を操作し易い。
また、乗員は操作パネル110の液晶パネル115の表
示も見易い。
【0023】また、操作パネル110を、上述の如く、
トレイ130の水平状態のとき、下方向を臨む。このた
め、乗員がトレイ130をテーブルとして使用すると
き、操作パネル110に違和感を感じることはない。ま
た、操作パネル110を、上述の如く、トレイ130の
裏面133側に配置したので、トレイ130に操作パネ
ル110を配置する設計の自由度が大きい。 (第2実施形態)図8乃至図12は本発明の第2実施形
態を示す。
【0024】本第2実施形態では、空調装置Kは、図8
に示すように、上記第1実施形態にて述べた操作パネル
110に代えて操作パネル110Aを備えており、この
操作パネル110Aは両半円柱状凹部116を有してい
る。一方の凹部116は操作パネル110の長手方向一
側面117に形成されており、他方の凹部116は操作
パネル110の長手方向他側面117に形成されてい
る。
【0025】また、本第2実施形態では、運転席座席1
20の後壁121には、図8に示すように、上記第1実
施形態にて述べたトレイ130に代わるトレイ130A
が装備されている。トレイ130Aには、その裏面13
1にて、平面状凹部132が形成されており、この平面
状凹部132には、図9乃至図11に示すように、略直
方体形状両凹部132bが形成されている。一方の凹部
132bは、略平面状凹部132の長手方向一側面13
2aに位置しており、他方の凹部132bは、略平面状
凹部132の長手方向他側面132aに位置している。
【0026】トレイ130Aは、図9乃至図11に示す
ように、両半円柱状保持部材134及び両コイルバネ1
35を備えている。一方の保持部材134は、トレイ1
30Aの一方の凹部132b内に配置されており、一方
のコイルバネ135は、一方の凹部132bの底壁13
2fと一方の保持部材134の裏面134aとの間に配
置されている。これにより、一方のコイルバネ135
は、その弾性力でもって、一方の保持部材134を一方
の凹部132bの開口部側に突出させる(図11参
照)。
【0027】他方の保持部材134は、図9乃至図11
に示すように、トレイ130Aの他方の凹部132b内
に配置されており、他方のコイルバネ135は、他方の
凹部132bの底壁132fと他方の保持部材134の
裏面134aとの間に配置されている。これにより、他
方のコイルバネ135は、その弾性力でもって、他方の
保持部材134を他方の凹部132bの開口部側に突出
させる(図11参照)。
【0028】両保持部材134は、各々、コイルバネ1
35の弾性力でもって、操作パネル110Aの凹部11
6内に突出して、操作パネル110Aを平面状凹部13
2内に保持する役割を果たす(図10参照)。なお、両
凹部132bの長手方向両側面132cには、各々、そ
の開口部側端部132dにて、板状突出部132eが形
成されている。両板状突出部132eは、各々、保持部
材134の端部134と接触することで、保持部材13
4の全体が両凹部132bから突出することを防止す
る。
【0029】また、トレイ130Aの底壁135には、
図8及び図12に示すように、コネクタ118bが配置
されている。このコネクタ118bが操作パネル110
Aのコネクタ118aと勘合することで、操作パネル1
10Aから電子制御装置100への信号ラインが接続さ
れると共に、バッテリから操作パネル110Aへの電源
ラインが接続される。その他の構成は、上記第1実施形
態と同様である。
【0030】以上のように構成した本第2実施形態で
は、操作パネル110Aをトレイ130Aにその裏面1
31側から対向すると共に、操作パネル110Aのコネ
クタ118aをトレイ130A側のコネクタ118bに
対向させる。そして、操作パネル110Aをトレイ13
0Aの凹部132内に押し付ける。ここで、両保持部材
134が、各々、操作パネル110Aの側面117に押
圧される。すると、両保持部材134が、各々、トレイ
130Aの他方の凹部132b内に格納されている(図
9参照)。
【0031】その後、操作パネル110A側のコネクタ
118aをトレイ130A側のコネクタ118bに嵌合
させる。そして、両保持部材134が、各々、対応する
凹部116に対向すると、両保持部材134が、各々
コイルバネ135の弾性力でもって、対応する凹部11
6に入り込む(図10参照)。
【0032】よって、操作パネル110Aは、トレイ1
30Aの凹部135内に格納された状態で、両保持部材
134により、トレイ130Aに保持される。また、上
述のような状態から、操作パネル110Aをトレイ13
0Aの凹部135内からその裏面131側に引き抜く
と、両保持部材134が、各々、操作パネル110Aの
側面117に押圧される。
【0033】すると、両保持部材134が、各々、トレ
イ130Aの凹部132b内に格納されている(図9参
照)。これに伴い、操作パネル110A側のコネクタ1
18aがトレイ130A側のコネクタ118bから分離
する。その後、操作パネル110Aがトレイ130Aの
凹部132内から分離する。
【0034】以上説明したように、操作パネル110A
は、トレイ130Aの平面状凹部132に格納された状
態で、両保持部材134により、平面状凹部132に保
持される。これにより、操作パネル110(右側座席
用)を後側各座席(右側座席)の個々に対応して容易に
搭載することができる。また、操作パネル110Aをト
レイ130Aから分離した状態で、修理し得るので、操
作パネル110Aの修理を容易に行うことができる。 (第3実施形態)図13及び図14は本発明の第3実施
形態を示す。
【0035】本第3実施形態では、空調装置Kは、図1
4に示すように、上記第2実施形態にて述べた両操作パ
ネル110Aに代えて両操作パネル110Bを備えると
もに、両受信装置140を備えている。なお、以下、一
方の操作パネル110B及び一方の受信装置140につ
き説明する。操作パネル110Bは、図14に示すよう
に、上記第2実施形態にて述べた両ボリューム111、
112、両スイッチ113、114、液晶パネル115
及びコネクタ118aと共に、マイクロコンピュータ1
50、両インタフェース回路151、152及び電源B
aを備えている。
【0036】インタフェース回路151は、上記第1実
施形態にて述べた温度調整信号、風量調整信号、入切信
号及び吹出口切替信号の各信号を波形整形処理し波形整
形信号(以下、操作信号という)マイクロコンピュータ
150に出力する。電源Baは、電池と定電圧回路から
構成されており、この定電圧回路は電池からの給電され
て一定電圧をマイクロコンピュータ150及び両インタ
フェース回路151、152に出力する。マイクロコン
ピュータ150は、発振器XLからのクロック信号の
基、インタフェース回路151からの信号(以下、操作
信号という)に応じて、インタフェース回路152及び
液晶駆動回路115aを制御する。
【0037】液晶駆動回路115aは、マイクロコンピ
ュータ150により制御されて、液晶パネル115を駆
動する。液晶パネル115は、上記第1実施形態にて述
べた如く、温度調整状態、風量調整状態及び吹出口切替
状態を表示する。インタフェース回路152は、マイク
ロコンピュータ150により制御されて、上記操作信号
を意味する信号(以下、コード操作信号という)を赤外
線送信部153及びコネクタ118aにに出力する。赤
外線送信部153は赤外線を媒体としてコード操作信号
を受信装置140の赤外線受信部142に送信する。
【0038】受信装置140は、赤外線受信部142と
共に、インタフェース回路143及びコネクタ118b
を備えており、赤外線受信部142は、コード操作信号
を赤外線送信部153からの赤外線を媒体として受けて
インタフェース回路143に出力する。インタフェース
回路143はコード操作信号を電圧増幅して増幅コード
操作信号を電子制御装置100に出力する。なお、赤外
線受信部142は、当該自動車のコンソールボックスの
後壁に配置されている。
【0039】インタフェース回路143は、両コネクタ
118a、118bの嵌合した状態で、両コネクタ11
8a、118bを介してインタフェース回路152から
のコード操作信号を受ける。その他の構成は上記第2実
施形態と同様である。このように構成した本第3実施形
態では、操作パネル110Bがトレイ130Aの平面状
凹部132に格納されて、コネクタ118aが118b
に嵌合している状態では、マイクロコンピュータ150
は、インタフェース回路151からの操作信号を受け
て、インタフェース回路152を制御する。
【0040】すると、インタフェース回路152はコー
ド操作信号を両コネクタ118a、118bを介してイ
ンタフェース回路143に出力する。すると、インタフ
ェース回路143は、増幅コード操作信号を電子制御装
置100に出力する。よって、電子制御装置100は、
増幅コード操作信号に応じて、サーボモータM1乃至M
7及び送風機30を駆動する。このため、空調装置K
は、乗員による操作パネル110Bへの操作に応じて制
御される。
【0041】また、操作パネル110Bがトレイ130
Aから分離している状態では、マイクロコンピュータ1
50は、インタフェース回路151からの操作信号を受
けて、コード操作信号を赤外線送信部153に出力す
る。すると、赤外線送信部153は、コード操作信号を
赤外線を媒体として受信装置140の赤外線受信部14
2に出力する。
【0042】ついで、赤外線受信部142はコード操作
信号を赤外線送信部153からの赤外線を媒体として受
けると、赤外線受信部142はコード操作信号をインタ
フェース回路143に出力する。ついで、インタフェー
ス回路143は、コード操作信号を増幅して増幅コード
操作信号を電子制御装置100に出力する。
【0043】よって、電子制御装置100は、増幅コー
ド操作信号に応じて、サーボモータM1乃至M7及び送
風機30を駆動する。このため、空調装置Kは、乗員に
よる操作パネル110Bへの操作に応じて制御される。
その他の作動は上記第2実施形態と同様である。以上説
明したように、操作パネル110Aは、上記第2実施形
態と同様に、トレイ130Aの平面状凹部132に格納
された状態で、両保持部材134により、平面状凹部1
32に保持される。これにより、操作パネル110(右
側座席用)を後側各座席(右側座席)の個々に対応して
容易に搭載することができる。
【0044】また、操作パネル110Bは、トレイ13
0Aから分離した状態でも、空調装置Kを制御できるの
で、操作パネル110Bの操作性を向上し得る。なお、
上記第3実施形態では、操作パネル110Bから受信部
140への送信にあたり、赤外線を媒体として送信する
ようにした例につき説明したが、これに限らず、赤外線
以外の電磁波を媒体として採用するようにしてもよい。
【0045】また、上記各実施形態では、操作パネル1
10、110A、110Bを、空調装置の操作パネルに
適用した例につき説明したが、これに限らず、オーディ
オ装置、後側各座席の位置調整装置やドアガラスの開閉
装置等の各種の作動機器の操作パネルに適用してもよ
い。さらに、上記各実施形態では、操作パネル110、
110A、110Bを、空調装置用操作パネルに適用し
た例につき説明したが、これに限らず、空調装置用操作
パネルにオーディオ装置、後側各座席の位置調整装置や
ドアガラスの開閉装置等の各種の作動機器の操作部を併
合するようにしてもよい。
【0046】また、上記各実施形態では、運転席120
の後壁121に凹部122を設けて、トレイ130、1
30Aを、立てた状態で、この凹部122内に格納する
ようにした例につき説明したが、これに限らず、運転席
120の後壁121に凹部122を廃止してもよい。こ
の場合、トレイ130、130Aは、立てた状態で、車
室内にて、露出している。
【0047】なお、上記各実施形態では、操作パネル1
30、130A、130Bを、トレイ130、130A
の裏面131側に配置した例につき説明したが、これに
限らず、トレイ130、130Aの表面133側に配置
するようにしてもよい。この場合、操作パネル130、
130A、130Bを、トレイ130、130Aの表面
133の縁側に配置するようにすることが望ましい。こ
れにより、乗員がトレイ130、130Aを水平状態に
して使用する際、操作パネル130、130A、130
Bが邪魔になることはない。
【0048】また、上記各実施形態では、トレイ13
0、130Aを両案内部125に案内されて上下方向に
移動するようにした例につき説明したが、これに限ら
ず、トレイ130、130Aを運転席120の後壁12
1に直接的に回動可能に支持されるようにしてもよい。
なお、本発明の実施にあたっては、各座席が複数列にわ
たり配置されている乗物(例えば、ワゴン車、バス、船
舶、航空機等)の場合には、最前列の座席を除くその座
席の後側の各座席の各々に適用するようにしてもよい。
【0049】さらに、本発明の実施にあたっては、自動
車に限らず、列車、船舶や航空機等の乗物に適用するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】上記第1実施形態に係る空調装置を示す概略図
である。
【図3】上記第1実施形態の案内部及びトレイを示す部
分拡大図である。
【図4】図3に示す案内部を示す側面図である。
【図5】図1に示す運転座席の後壁のトレイを示す側面
図である。
【図6】図1に示すトレイを示す斜視図である。
【図7】図5に示すトレイの作動図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る操作パネル及びト
レイを示す斜視図である。
【図9】図9に示す操作パネル及びトレイを示す断面図
である。
【図10】図9に示す操作パネル及びトレイを示す断面
図である。
【図11】図9に示すトレイを示す断面図である。
【図12】上記第2実施形態に係る両コネクタを示す断
面図である。
【図13】本発明の第3実施形態に係る空調装置を示す
概略図である。
【図14】図13に示す受信装置及び操作パネルの電気
回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
操作パネル…110、110B、110B、運転座席…
120、運転座席の後壁…121、運転座席の後壁の凹
部…122、トレイ…130、130A。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物の前側座席(120)の後壁(12
    1)に回動可能に支持されたトレイ(130、130
    A)に、当該乗物の作動機器(K)の操作パネル(11
    0、110A、110B)を取り付けたことを特徴とす
    る乗物用作動機器の操作パネルの配置構造。
  2. 【請求項2】 前記操作パネルは、前記トレイの両面の
    うち前記トレイを立てた状態にて乗物後側を向く一面に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    乗物用作動機器の操作パネルの配置構造。
  3. 【請求項3】 前記操作パネルは、前記トレイに着脱可
    能に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記
    載の乗物用作動機器の操作パネルの配置構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240363A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Denso Corp 車載用操作装置
JP2008267670A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Toto Ltd トイレ用設備

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