JP2000197930A - 凹凸付与装置 - Google Patents
凹凸付与装置Info
- Publication number
- JP2000197930A JP2000197930A JP10376698A JP37669898A JP2000197930A JP 2000197930 A JP2000197930 A JP 2000197930A JP 10376698 A JP10376698 A JP 10376698A JP 37669898 A JP37669898 A JP 37669898A JP 2000197930 A JP2000197930 A JP 2000197930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rollers
- roller
- sheet
- gear
- unevenness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
ることができ、しかも、量産が容易で安価な凹凸付与装
置を提供する 【構成】回動自在に固定された第一ローラー1と、押し
付け手段3にて上記第一ローラー1に押し付けられる第
二ローラー2とでピンチローラー機構を形成するととも
に、両ローラー1,2の周面に凹凸模様5を形成する。
両ローラー1,2間にシート状体6を通すことによりシ
ート状体6に凹凸を付与するようにした凹凸付与装置に
おいて、錐状の歯部21を有する歯車状板20を多数積
層した積層ローラーにて両ローラー1,2を形成した凹
凸付与装置。
Description
板などのシート状体に凹凸を付与する凹凸付与装置に関
するものである。
ート状体に凹凸を付与するには、それぞれの製造段階で
付与するか、あるいは、シート状体を製造した後に、凹
凸付与用のプレス装置を用いて凹凸を付与するものであ
ったが、いずれの場合にもユーザー側で簡単に凹凸を付
与できないという問題があった。例えば、新聞紙、コピ
ー紙などの廃紙に凹凸を付与して汚水、油などのふき取
り紙あるいは磨き紙として有効利用したり、金属薄板や
樹脂薄板に装飾用の凹凸を付与したい場合があっても簡
単に凹凸を付与できないという問題があった。
凹凸を付与できるようにした凹凸付与装置として、図5
〜図9に示すような装置(特願平7−323752号)
が発明者等によって提案されている。この凹凸付与装置
は、回動自在に固定された第一ローラー1と、押し付け
手段3にて上記第一ローラー1に押し付けられる第二ロ
ーラー2とでピンチローラー機構を形成するとともに、
両ローラー1,2の周面に凹凸模様5を形成し、両ロー
ラー1,2間にシート状体6を通すことにより、シート
状体6に凹凸を付与できるようにしたものである。
上板15よりなる側壁と、両側壁を連結する4本の連結
棒16とで構成されており、両ローラー1,2の軸受け
台12,13は側柱11間にスライド自在に嵌合(レー
ル構造)されている。下側の第一ローラー1は、自重で
固定的に取着されており、手動ハンドル19で回転され
るようになっている。一方、上側の第二ローラー2は、
押し付け手段3にて第一ローラー1に押し付けられてい
る。押し付け手段3は、コイルばね17と、押し付け圧
力を調整する圧力調整つまみ18とで構成され、圧力調
整つまみ18は、本体10の上板15のねじ孔に螺合さ
れており、圧力調整つまみ18を回すことによってシー
ト状体6の硬さや厚さに応じて押し付け圧力が調整自在
になっている。
れる凹凸模様5は、左螺旋ねじ溝5aと右螺旋ねじ溝5
bとで形成され、2回のねじ切り加工により四角錐状の
凸部および凹部を綾目状に形成していた。
来例にあっては、周面に凹凸を有する第一、第二ローラ
ー1,2の加工は2回のねじ切り加工を必要とするの
で、加工が面倒でコストが高くなるという問題があっ
た。すなわち、第一、第二ローラー1,2が金型(プレ
ス金型、成形金型など)を用いて一体成形できない構造
であったので、コスト低減が難しいという問題があっ
た。本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするところは、ユーザー側で簡単にシート状体
に凹凸を付与することができ、しかも、量産が容易で安
価な凹凸付与装置を提供することにある。
定された第一ローラー1と、押し付け手段3にて上記第
一ローラー1に押し付けられる第二ローラー2とでピン
チローラー機構を形成するとともに、両ローラー1,2
の周面に凹凸模様5を形成し、両ローラー1,2間にシ
ート状体6を通すことによりシート状体6に凹凸を付与
するようにした凹凸付与装置において、錐状の歯部21
を有する歯車状板20を多数積層した積層ローラーにて
両ローラー1,2を形成したものである。
ーラー1,2の周面に凹凸模様5を形成し、両ローラー
1,2間にシート状体6を通すことによりシート状体6
に凹凸を付与するようにした凹凸付与装置であり、ユー
ザー側で簡単にシート状体6に凹凸を付与することがで
きる。しかも、錐状の歯部21を有する歯車状板20を
多数積層した積層ローラーにて両ローラー1,2を形成
しており、各歯車状板20を金型にて製造することがで
きるので、量産が容易で安価な凹凸付与装置を提供する
ことができる。さらに、硬い金属片を噛み込んで歯部2
1が破損したり、部分的に摩耗した場合においても、そ
の歯車状板20を部分交換するだけで容易に修復でき
る。
錐体にて形成したものや、底面が矩形で一方の対向する
二面を台形とし他方の対向する二面を三角形とした錐体
にて形成したもの、あるいは、相隣接する歯車状板20
の歯部21が周方向に半ピッチづれるように積層して積
層ローラーを形成したものを用いることにより、用途に
応じて最適な凹凸模様を簡単に付与することができる。
で、ピンチローラー機構を形成する両ローラー1,2の
周面に凹凸模様5を形成し、両ローラー1,2間にシー
ト状体6を通すことによりシート状体6に凹凸を付与す
るようにした前記従来例と同様の凹凸付与装置におい
て、錐状の歯部21を有する歯車状板20を多数積層し
た積層ローラーにて両ローラー1,2を形成している。
歯車状板20は、鉄、アルミ、ステンレス、チタンなど
の金属や、硬質樹脂で形成される。
歯部21が四角錐体となっており、その中央には回転軸
23の断面六角形の六角軸部23aが嵌合される六角孔
22が形成されている。図示例では、歯車状板20の周
長は90mmで60個の歯部21が形成(ピッチ:1.
5mm)されており、四角錐体よりなる歯部21の高さ
は1.0mmとなっている。各歯車状板20の厚みは
1.5mmであるので、200枚を積層して回転軸23
の六角軸部23aに嵌挿し、両端を当て板24および止
め輪25で固定すれば、長さ300mmの第一、第二ロ
ーラー1,2ができることになる。
チローラー機構を形成する両ローラー1,2の周面に凹
凸模様5を形成し、両ローラー1,2間にシート状体6
を通すことにより、従来例と同様に、ユーザー側で簡単
にシート状体6に凹凸を付与することができる。しか
も、四角錐体よりなる歯部21を有する各歯車状板20
は、金型(プレス金型、成形金型)にて簡単に製造する
ことができ、この歯車状体20を所定数だけ積層組立す
ることにより第一、第二ローラー1,2が形成できるの
で、従来例のような2回のねじ切り加工に比べて量産が
遙かに容易で、加工コストの大幅な低減を図ることがで
きる。また、硬い金属を噛み込んで歯部21が破損した
り部分的に摩耗した場合において、その歯車状板20を
部分交換することにより容易に修復できる。
体20の歯部21を、底面が矩形で一方の対向する二面
を台形とし他方の対向する二面を三角形とした錐体にて
形成したものである。本実施例にあっては、台形面の上
底の長さを変えることによって異なった凹凸模様を用意
に実現できる。
隣接する歯車状板20a,20bの歯部21が周方向に
半ピッチづれるように積層した積層ローラーを示すもの
で、従来例と同様の綾目状の凹凸模様5を付与すること
ができる。ここに、隣接する歯車状板20a,20b
は、中央の六角孔22を回転方向に歯部21の半ピッチ
相当分だけずらせて穿孔したものであり、歯車状板20
a,20bを交互に積層して回転軸23の六角孔23a
に係合することにより綾目状の凹凸模様5が容易に形成
できる。
っては、シート状体6に付与される凹凸模様5に変化を
持たせるものであり、用途に応じた凹凸模様5を簡単に
付与することができる。なお、歯部21の形状あるいは
ピッチなどの異なる複数種の歯車状体20を用意し、そ
れらを適宜組み合わせて積層ローラーを形成することに
より、より変化に富んだ凹凸模様を付与することも可能
である。また、材質の異なる歯車状板20を交互に積層
することも可能である。
機構を形成する両ローラーの周面に凹凸模様を形成し、
両ローラー間にシート状体を通すことによりシート状体
に凹凸を付与するようにした凹凸付与装置であり、ユー
ザー側で簡単にシート状体に凹凸を付与することができ
るという効果がある。しかも、錐状の歯部を有する歯車
状板を多数積層した積層ローラーにて両ローラーを形成
しており、各歯車状板を金型にて製造することができる
ので、量産が容易で安価な凹凸付与装置を提供すること
ができるという効果がある。また、硬い金属を噛み込ん
で歯部21が破損したり、部分的に摩耗した場合におい
て、その歯車状板20を部分交換することにより容易に
修復できるという効果がある。
形成したものや、底面が矩形で一方の対向する二面を台
形とし他方の対向する二面を三角形とした錐状体にて形
成したもの、あるいは、相隣接する歯車状板の歯部が周
方向に半ピッチづれるように積層して積層ローラーを形
成したものを用いることにより、用途に応じて最適な凹
凸模様を簡単に付与することができるという効果があ
る。
ので、同図(A)は要部断面図、同図(B)は歯車状板
の側面図である。
部斜視図、同図(B)は展開図である。
(A)は要部斜視図、同図(B)は展開図である。
図(A)、同図(B)は展開図である。
Claims (4)
- 【請求項1】回動自在に固定された第一ローラーと、押
し付け手段にて上記第一ローラーに押し付けられる第二
ローラーとでピンチローラー機構を形成するとともに、
両ローラーの周面に凹凸模様を形成し、両ローラー間に
シート状体を通すことによりシート状体に凹凸を付与す
るようにした凹凸付与装置において、錐状の歯部を有す
る歯車状板を多数積層した積層ローラーにて両ローラー
を形成したことを特徴とする凹凸付与装置。 - 【請求項2】各歯車状板の歯部を、四角錐体としたこと
を特徴とする請求項1記載の凹凸付与装置。 - 【請求項3】各歯車状体の歯部を、底面が矩形で一方の
対向する二面を台形とし他方の対向する二面を三角形と
した錐体にて形成したことを特徴とする請求項1記載の
凹凸付与装置。 - 【請求項4】相隣接する歯車状板の歯部が周方向に半ピ
ッチづれるように積層して積層ローラーを形成したこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3記載の凹凸付与装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376698A JP2000197930A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 凹凸付与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376698A JP2000197930A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 凹凸付与装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197930A true JP2000197930A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=18507580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376698A Pending JP2000197930A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 凹凸付与装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000197930A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004509794A (ja) * | 2000-10-13 | 2004-04-02 | ボエグリ − グラビュル ソシエテ アノニム | 平坦な材料をエンボス加工および/またはしぼ加工する装置 |
JP2007089825A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Daio Paper Corp | 吸収性物品用エンボスロール |
JP2008106420A (ja) * | 2007-10-24 | 2008-05-08 | Kao Corp | 複合シートの製造装置 |
JP2009153754A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kao Corp | 複合シートの製造装置 |
JP2010184191A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Kayaba Ind Co Ltd | バンパ減容機 |
US7851047B2 (en) | 2002-11-13 | 2010-12-14 | Kao Corporation | Composite sheet and process and apparatus for producing the same |
JP2012176444A (ja) * | 2012-06-19 | 2012-09-13 | Chubu Engineering Kk | ロール型 |
US8784972B2 (en) | 2007-11-26 | 2014-07-22 | Kao Corporation | Composite sheet |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10376698A patent/JP2000197930A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004509794A (ja) * | 2000-10-13 | 2004-04-02 | ボエグリ − グラビュル ソシエテ アノニム | 平坦な材料をエンボス加工および/またはしぼ加工する装置 |
US7851047B2 (en) | 2002-11-13 | 2010-12-14 | Kao Corporation | Composite sheet and process and apparatus for producing the same |
US8393374B2 (en) | 2002-11-13 | 2013-03-12 | Kao Corporation | Apparatus for producing a composite sheet |
JP2007089825A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Daio Paper Corp | 吸収性物品用エンボスロール |
JP2008106420A (ja) * | 2007-10-24 | 2008-05-08 | Kao Corp | 複合シートの製造装置 |
JP4627077B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2011-02-09 | 花王株式会社 | 複合シートの製造装置 |
US8784972B2 (en) | 2007-11-26 | 2014-07-22 | Kao Corporation | Composite sheet |
JP2009153754A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kao Corp | 複合シートの製造装置 |
JP2010184191A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Kayaba Ind Co Ltd | バンパ減容機 |
JP2012176444A (ja) * | 2012-06-19 | 2012-09-13 | Chubu Engineering Kk | ロール型 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2162415C2 (ru) | Машина для тиснения и ламинирования с тиснильными цилиндрами, обладающими различной скоростью вращения и способ тиснения и ламинирования | |
JP2000197930A (ja) | 凹凸付与装置 | |
TW334360B (en) | Method of producing lightweight flexure resistant thin metal sheet, a set of rolls for use in cold rolling of plain sheet material, and sheet material having projection on both of its surface projection | |
RU2012101409A (ru) | Инструмент и устройство для формоизменения листового материала | |
JP5569685B2 (ja) | スポンジロール | |
US3247785A (en) | Method and apparatus for texture embossing a sheet of material | |
TW201323112A (zh) | 雙螺紋體的滾製用滾牙輪構造及滾製方法 | |
CA2472318A1 (fr) | Feuille de papier absorbant gaufre, cylindre pour le gaufrage et son procede de mise en oeuvre | |
WO2002036365A1 (fr) | Appareil destine a la formation de protuberances et d'evidements et produit obtenu a l'aide de cet appareil | |
JP4810640B2 (ja) | 二重螺子ボルトの製造方法 | |
JP4911846B2 (ja) | 凸起付与装置および生産物 | |
AU772613B2 (en) | Device for embossing a foil, application of the device, method for its manufacture, and method for the operation of the device | |
CN1210144C (zh) | 凹凸形成装置 | |
RU2308377C1 (ru) | Устройство тиснения | |
JPH09141348A (ja) | 凹凸付与装置 | |
GB2385816A (en) | Indented sheet materials | |
JPH07102552B2 (ja) | 螺旋状棒状材の製造方法と製造装置 | |
RU49757U1 (ru) | Каландр | |
JP2568088B2 (ja) | 強化コルゲ−ト体の製法及びその装置 | |
RU2301150C2 (ru) | Каландр | |
JP2518543B2 (ja) | 梱包用バンドのエンボス加工装置 | |
JP3003462U (ja) | 梱包用バンド | |
TWM423010U (en) | Threading plate, threading plate set and thread-forming machine | |
JPH01159942U (ja) | ||
JPH0641298U (ja) | ボイスコイル・ボビン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051118 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20051118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070515 |