JP2000197609A - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JP2000197609A
JP2000197609A JP10377633A JP37763398A JP2000197609A JP 2000197609 A JP2000197609 A JP 2000197609A JP 10377633 A JP10377633 A JP 10377633A JP 37763398 A JP37763398 A JP 37763398A JP 2000197609 A JP2000197609 A JP 2000197609A
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Kazuhiro Matsumoto
和浩 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で色シェーディングの発生を防止
する。 【解決手段】 色分解プリズム16は、一般的にその境
界面に青反射、赤反射の誘電体多層膜が形成されている
ので、(b) 、(c) のように主光線の入射角が変化すると
その分離する波長がずれる。例えば、均一な白い被写体
を撮影した場合でも、(b) のように撮像素子の各部分へ
至る主光線の角度が異なると、主光線毎に色分解プリズ
ム16によって分離する波長が異なるために、画像の中
心付近では白画像として撮像されるが、色分解プリズム
16の分離方向である画像の上下方向は、赤色又は青色
が着色する。即ち、画像データは、均一な白い被写体を
撮像した場合にも、赤Rの画像、青Bの画像の緑画像に
対する割合が共に行方向に一定の割合で増減することに
なる。従って、この画像データの増減をなくすように赤
Rの画像、青Bの画像のデータを補正すれば、色シェー
ディングの発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院等におい
て眼底像等の撮影に使用する眼科撮影装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、色分解光学系を用いて複数の
撮像素子により受光する多板式カメラにおいては、色分
解光学系に入射する光線の角度によって分離する波長が
ずれるために、入射する主光線の角度が光軸と平行なテ
レセントリックな状態からずれ、画像の上下方向で色ず
れが起こる所謂色シェーディング現象が発生する。
【0003】一般に、眼底カメラの光学系は撮影絞りよ
りも被検眼側を照明光学系と共用しているために、対物
レンズ以外の光学系を配置するとゴースト発生の原因と
なる可能性があり、ピント調整及び倍率変更の光学系
は、撮影絞りに対して被検眼と反対側に配置されてい
る。これによって、ピント調整及び倍率変更を行った場
合に、撮影絞りよりも後方側の撮影条件が変化するため
に、撮影絞りの像である射出瞳の像が移動する。即ち、
射出瞳が無限遠となるテレセントリック光学系を設定し
ておいても、ピント調整及び倍率変更をすると射出瞳位
置が変化して、色分解光学系を介して撮影する場合に色
シェーディングが発生する。
【0004】この色シェーディングの発生を防止するた
めに、眼底像の中間結像位置を設け、その付近にフィー
ルドレンズを配置し、このフィールドレンズのパワーを
変更することによって射出瞳位置を調整し、ピント調整
や倍率変更に拘らず射出瞳位置を一定に保つ方法が知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、レンズを交換してフィールドレンズの
パワーを変更するためには、複数枚のレンズを駆動しな
ければならず、これら複数のレンズを配置するためのス
ペースが必要となり、かつ中間結像位置を設けてフィー
ルドレンズを配置しているので、光学系が長くなり構成
が複雑化する。また、レンズを入れ換える場合には、入
れ換えるレンズの枚数に限りがあるために段階的にしか
補正できず正確な補正ができない。このために、連続的
にパワーを変化させるレンズも知られているが、大きさ
や結像性能やコストの点で未だ実用レベルではなく、ま
たレンズを追加することによって、フィールドレンズの
パワーを変更したときに倍率変動が発生するという問題
点が生ずる。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
簡素な構成で色シェーディングの発生を防止した眼科撮
影装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科撮影装置は、被検眼を照明する照明
手段と、該照明手段により照明した眼底像を撮影絞り及
び撮影条件を変更可能な撮影光学系及び色分解光学系を
介して複数の撮像素子により撮像する眼底撮像手段と、
前記撮影光学系の撮影条件を検知する検知手段と、前記
眼底撮像手段により撮像した画像を各色毎に独立に記憶
する記憶手段と、前記検知手段の検知した撮影条件に応
じて前記記憶手段に記憶した眼底像を前記色分解プリズ
ムの分離方向に対して異なる色補正を行う色補正手段と
を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の眼底カメラの構成図を
示し、赤外光を発するIRED等の観察用光源1から被
検眼Eに対向する対物レンズ2に至る光路上には、コン
デンサレンズ3、可視光を発する撮影用ストロボ光源
4、リング状開口を有する絞り5、レンズ6、孔あきミ
ラー7が順次に配列されて、眼底照明手段が構成されて
いる。
【0009】孔あきミラー7の背後の光路上には、孔あ
きミラー7の孔に配された撮影絞り8、レンズ位置検知
手段9aを有し光路上を移動可能なフォーカスレンズ
9、光路に入れ換え可能な撮影レンズ10a又は拡大撮
影レンズ10b、赤外光を反射し可視光を透過する波長
分割ミラー11、ミラー12、レンズ13、14、撮像
手段15が順次に配列されて、眼底観察手段が構成され
ている。
【0010】また、波長分割ミラー11が光路から退避
しているときは、色分解プリズム16及び赤、緑、青用
の3個の撮像素子17r、17g、17bから成る撮像
手段18が光路上に配置されており、対物レンズ2、撮
影絞り8、フォーカスレンズ9、撮影レンズ10a、1
0bにより撮影光学系が構成されている。
【0011】撮影手段15の出力及び撮像手段18の3
個の撮像素子17a〜17cの出力は、画像メモリ19
aを有する画像制御手段19に接続され、画像制御手段
19の出力は、全体の制御を行う制御部20、2個のテ
レビモニタ21、22、電力がなくても記憶を保持可能
な記録媒体Fに、書き込み又は読み出しを行うドライブ
装置である画像記録手段23に接続されている。また、
制御部20の出力はストロボ発光制御回路24を介して
ストロボ光源4に接続され、制御部20には撮影スイッ
チ25、撮影倍率を変更する変倍スイッチ26の出力が
接続されている。
【0012】画像制御手段19は画像記録手段23を制
御して、画像メモリ19aに記憶された画像の補正や、
MO、MD、DVD−RAM、VTRテープ、ハードデ
ィスク等の外部機器から記録媒体Fに、画像データの書
き込み又は読み出しを行い、制御部20は撮影スイッチ
25や変倍スイッチ26からの入力を検知して、撮影レ
ンズ10a、10bの挿脱及び撮影用のストロボ光源4
の設定等を行う機能を有する。
【0013】このような構成により、撮影者は被検者を
眼底カメラの正面に着座させ、先ず眼底Erを赤外光で
観察しながら被検眼Eと眼底カメラとの位置合わせを行
う。観察用光源1の発した赤外光はコンデンサレンズ3
により集光し、ストロボ光源4を透過し、リング状開口
絞り5の開口を通過し、レンズ6を通り、孔あきミラー
7の周辺のミラー部により左方に反射され、対物レンズ
2、被検眼Eの瞳孔Epを通って眼底Erを照明する。
【0014】このように赤外光により照明された眼底E
rの像は、対物レンズ2、孔あきミラー7の孔、撮影絞
り8、フォーカスレンズ9、撮影レンズ10aを通り、
波長分割ミラー11により下方に反射され、更にミラー
12により左方に反射され、フィールドレンズ13を通
り、結像レンズ14により撮像手段15の撮像面に結像
し、電気信号に変換される。この信号は画像制御手段1
9を通りテレビモニタ21に表示される。
【0015】撮影者はこのテレビモニタ21に映った眼
底像Er’を見ながら、図示しない操作手段を操作し
て、被検眼Eとの位置合わせ、フォーカスレンズ9を動
かしてのピント合わせ、撮影範囲の確認を行う。そし
て、撮影範囲、位置、ピント合わせが良好であることを
確認した後に、撮影スイッチ25を操作して静止画撮影
を行う。
【0016】撮影スイッチ25への入力を検知した制御
部20は、撮像素子17r、17g、17bの光蓄積を
開始すると共に、ストロボ発光制御回路24に発光信号
を送り、ストロボ光源15を発光する。ストロボ光源1
5を発した光束は、観察光と同様にリング状開口絞り5
の開口を通過し、レンズ6を通り孔あきミラー7の周辺
のミラー部により左方に反射され、対物レンズ2を通し
て被検眼Eの瞳孔Epより眼底Erを照明する。このよ
うに照明された眼底像は、対物レンズ2、撮影絞り8、
フォーカスレンズ9、撮影レンズ10aを通り、色分解
プリズム16に入射し、赤、緑、青のそれぞれの色に分
解され、撮像素子17r、17g、17bに結像し電気
信号に変換される。画像制御手段19はこれらの画像の
電気信号をそれぞれデジタル画像データに変換してメモ
リ19aに記憶し、記憶された画像データの色補正を行
う。
【0017】図2は撮像素子17r、17g、17bの
各画素から読み出して、画像制御手段19のメモリ19
aに記憶した画像データを示す。r(1,1)は赤色を
受光する撮像素子17rの1行1列の画像データで、r
(n,m)は同様に撮像素子17rのn行m列の画像デ
ータを表している。同様に、g(n,m)、b(n,
m)はそれぞれ緑色、青色を受光する撮像素子17g、
17bのn行m列の画像データを表し、XGAクラスの
撮像素子17r、17g、17bを使用した場合には、
最大780行、1024列の画像データまで記憶可能で
ある。
【0018】図3(a) 〜図3(d) は補正係数の配列を示
し、メモリ19aには画像データの行毎に、撮影光学系
の視度及び撮影倍率に応じた値が用意してあり、図3
(a) に示すrc(1,1,−15)は、倍率1の撮影光
学系を使用し、視度−15ディオプタで撮影した場合の
赤Rの画像の1行目の画像データに対する補正係数を表
わす。また、例えば図3(d) に示すbc(2,n,k)
は倍率2の撮影光学系を使用し、視度kディオプタで撮
影した場合の青Bの画像のn行目の補正係数を表す。
【0019】図4(a) 〜図4(c) は色分解プリズム16
に光線が入射する様子を示し、図4(a) は主光線が平行
即ち射出瞳が無限遠にあるテレセントリックの場合を表
し、図4(b) は射出瞳が結像面より後方の有限距離にあ
る場合の主光線の様子を表し、図4(c) は射出瞳が結像
面より前方の有限距離にある場合の主光線の様子を表し
ている。本実施例においては、色分解プリズム16によ
って各色の画像を上下方向に分離するように構成されて
いる。
【0020】色分解プリズム16は一般的にその境界面
に、青反射、赤反射の誘電体多層膜が形成されているた
めに、図4(b) 、図4(c) に示すように主光線の入射角
が変化すると分離する波長がずれる。例えば、均一な白
い被写体を撮影した場合でも、図4(b) のように撮像素
子17r、17g、17bの各部分へ至る主光線の角度
が異なると、主光線毎に色分解プリズム16によって分
離する波長が異なるために、画像の中心付近では白画像
として撮像されるが、色分解プリズム16の分離方向で
ある画像の上下方向は、赤色又は青色が着色する。
【0021】即ち、図2に示す画像データは、均一な白
い被写体を撮影した場合でも、赤R、青Bの画像の緑G
の画像に対する割合が共に行方向に一定の割合で増減す
ることになる。従って、この画像データの増減をなくす
ように赤R、青Bの画像のデータを補正すれば、色シェ
ーディングの発生を防止することができる。
【0022】均一な白い被写体を画像撮影倍率i、視度
kで撮影した場合の画像データを、rw(n,m)、g
w(n,m)、bw(n,m)とすると、補正係数は次
式で与えられる。
【0023】rc(i,n,k)=Σm rw(n0
m)・Σm gw(n,m)/Σm gw(n0 ,m)/Σ
m rw(n,m) bc(i,n,k)=Σm bw(n0 ,m)・Σm gw
(n,m)/Σm gw(n0 ,m)/Σm bw(n,
m)
【0024】ここで、n0 は色補正をする基準列の番号
であり、本実施例のように768列のセンサを使用する
場合には、調度中間の列である384行のデータを使用
してもよいし、その付近のデータを平均して使用しても
よい。また、記号Σm は1列から最後の列である102
4列までのデータの和である。なお、これらの補正係数
は、各条件について画像を撮影して求めることができる
が、線形性が高いので幾つかの条件で撮影し、その間の
条件については、補完するための計算を行って求めても
よい。
【0025】射出瞳の位置は撮影する光学系の条件であ
るフォーカスレンズの位置や撮影倍率により求めること
が可能であり、画像の各部に至る光線の角度は、射出瞳
の位置により決まるので、光学系の撮影条件を検知する
ことにより、画像データを補正することが可能である。
従って、図3に示すように撮影視度、撮影倍率、及び各
色の画像の行データ毎に補正係数を設け、図2に示す撮
像した生の画像の対応する行のデータに掛け合わせて、
画像データを変換することにより、色シェーディングを
補正することができる。
【0026】即ち、制御部20はレンズ位置検知手段9
aによりフォーカスレンズ9の位置を検知し、フォーカ
スレンズ9の位置を視度kディオプタに変換して、撮影
倍率の条件と共に画像制御手段19に伝える。画像制御
手段19はこれらの条件に対応した補正係数、例えば撮
影倍率は1、視度はkディオプタであるから、図3(a)
に示すrc(1,n,k)、図3(b) に示すbc(1,
n,k)を選択し(nは画像データの行番号に対応)、
メモリ19aに記録された赤R、青Bの画像の各画素に
対応するデータにそれぞれ掛け合わせて、次式のような
新たな画像データrr(n,m)、bb(n,m)を作
成する。
【0027】 rr(n,m)=r(n,m)・rc(1,n,k) bb(n,m)=b(n,m)・bc(1,n,k)
【0028】このようにして、色シェーディングを補正
した画像は画像記録手段22により記録媒体22aに記
録され、テレビモニタ22に再生される。
【0029】また、被検眼Eの一部を拡大する場合に
は、撮影者は変倍スイッチ26を操作する。制御部20
は変倍スイッチ26の入力を検知し、撮影レンズ10a
を光路外に退避し、拡大撮影レンズ10bを光路上に配
置する。そして、上述と同様に、被検眼Eの眼底Erを
赤外光で照明し、その画像をテレビモニタ21で観察
し、フォーカスレンズ9を動かしてピントを調整し、撮
影部位を認識しフレア等がないことを確認した後に、撮
影スイッチ25を操作する。
【0030】撮影スイッチ25の入力を検知した制御部
20は、撮像素子17r、17g、17bの光蓄積を開
始すると共に、ストロボ制御回路24に発光信号を送っ
てストロボ光源15を発光する。ストロボ光源15を発
した光束は観察光と同様に、リング状開口絞り5の開口
を通過し、レンズ6を通り孔あきミラー7の周辺のミラ
ー部により左方に反射され、対物レンズ2を通って被検
眼Eの瞳孔Epより眼底Erを照明する。このように照
明された眼底像は、対物レンズ2、撮影絞り8、フォー
カスレンズ9、拡大撮影レンズ10bを通り、色分解プ
リズム16に入射し、赤R、緑G、青Bのそれぞれの色
に分解され、撮像素子17r、17g、17bに結像
し、電気信号に変換される。画像制御手段19はこれら
の画像の電気信号をそれぞれデジタル画像データに変換
し、メモリ19aに記録する。
【0031】制御部20はレンズ位置検知手段9aによ
りフォーカスレンズ9の位置を検知し、フォーカスレン
ズ位置を視度kディオプタに変換して、撮影倍率の条件
と共に画像制御手段19に伝える。画像制御手段19は
これらの条件に対応した図3(c) に示す補正係数rc
(2,n,k)、図3(d) に示すbc(2,n,k)を
選択し、メモリ19aに記憶された赤R、青Bの画像の
各画素に対応するデータにそれぞれ掛け合わせて、次式
に示すような新たな画像データrr(n,m)、bb
(n,m)を作成する。
【0032】 rr(n,m)=r(n,m)・rc(2,n,k) bb(n,m)=b(n,m)・bc(2,n,k)
【0033】このようにして、色シェーディングを補正
した画像は、画像記録手段22により記録媒体22aに
記録され、テレビモニタ22に再生される。
【0034】本実施例では、予め各条件に応じた補正係
数を用意したが、各補正条件によって補正係数を算出す
る関数を作成して、演算により補正係数を求めてもよ
く、このようにすれば、色シェーディングを連続的に精
度良く補正することができる。また、赤R、青Bそれぞ
れの画像データに対応した補正係数を使用したが、赤
R、緑G、青Bの画像に対応した補正係数を用意すれ
ば、より正確に画像補正を行うことができる。
【0035】また、1ディオプタ毎に補正係数を用意し
たが、より細かいディオプタに対応して補正係数を用意
してもよいし、例えば3ディオプタ毎など粗く補正係数
を用意したり、撮影倍率に応じてのみ補正係数を用意し
てもよい。更に、撮影光学系の視度に応じて補正係数を
用意したが、補正係数は射出瞳の位置によるので、射出
瞳の位置に応じて用意してもよい。この場合には、画像
制御手段19は撮影光学系の視度、撮影倍率から射出瞳
位置を算出して、この射出瞳位置に対応した補正係数を
選択するようにする。これによって、撮影倍率が異なっ
ても視度により射出瞳位置が同じ場合があるので、用意
する補正係数を少なくすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科撮
影装置は、撮影光学系の撮影条件を検知する手段及び撮
影条件に応じて画像を補正する手段により、色シェーデ
ィングを補正することができるので、可動部をなくして
構造を簡素化することができ、また、射出瞳位置補正レ
ンズを配置することにより、中間結像位置を設ける必要
がなくなり、レンズの枚数を減らして光学系を短くする
ことができる。更に、補正係数を細かく設定するか、又
は関数等を使用して連続的に用意することにより、射出
瞳の変動により発生する色シェーディングを連続的に補
正することができるので、正確な補正を実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の眼底カメラの構成図である。
【図2】画像データの説明図である。
【図3】補正係数の説明図である。
【図4】プリズムの構成図である。
【符号の説明】
1 観察用光源 4 撮影用ストロボ光源 5 リング状開口絞り 7 孔あきミラー 11 波長分割ミラー 15、18 撮像手段 16 色分解プリズム 17a〜17c 撮像素子 19 画像制御手段 20 制御部 21、22 テレビモニタ 23 画像記録手段 24 ストロボ発光制御回路 25 撮影スイッチ 26 変倍スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を照明する照明手段と、該照明手
    段により照明した眼底像を撮影絞り及び撮影条件を変更
    可能な撮影光学系及び色分解光学系を介して複数の撮像
    素子により撮像する眼底撮像手段と、前記撮影光学系の
    撮影条件を検知する検知手段と、前記眼底撮像手段によ
    り撮像した画像を各色毎に独立に記憶する記憶手段と、
    前記検知手段の検知した撮影条件に応じて前記記憶手段
    に記憶した眼底像を前記色分解プリズムの分離方向に対
    して異なる色補正を行う色補正手段とを有することを特
    徴とする眼科撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影条件の変更はピント調整により
    行う請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記撮影条件の変更は撮影倍率により行
    う請求項1に記載の眼科撮影装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7312952B2 (en) 2002-08-19 2007-12-25 Alps Electric Co., Ltd. Thin-film magnetic head for perpendicular magnetic recording

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7312952B2 (en) 2002-08-19 2007-12-25 Alps Electric Co., Ltd. Thin-film magnetic head for perpendicular magnetic recording

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