JP2000197310A - リモコン電源供給装置 - Google Patents

リモコン電源供給装置

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JP2000197310A
JP2000197310A JP11370541A JP37054199A JP2000197310A JP 2000197310 A JP2000197310 A JP 2000197310A JP 11370541 A JP11370541 A JP 11370541A JP 37054199 A JP37054199 A JP 37054199A JP 2000197310 A JP2000197310 A JP 2000197310A
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JP
Japan
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gear
generator
electrolytic capacitor
remote control
remote controller
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JP11370541A
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English (en)
Inventor
Ichiretsu Ri
一烈 李
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SHINYU TEKKU KK
Original Assignee
SHINYU TEKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 手動で発生させた電気を供用する。 【解決手段】 レバー6が引かれると、ラック6aが、
各ギアを回転させ、発電機が駆動されるリモコン電源供
給装置において、ダイオード12が、電解コンデンサ1
3に接続され、かつ電解コンデンサ13のこれらの両
+,−端子が、リモコンの制御電子回路部に接続されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン電源供給
装置、特にリモコンに内蔵された発電機を手で駆動させ
て発生させた電気を電解コンデンサに充電し、この充電
された電解コンデンサから出力された電気をリモコンの
稼動電力として使用可能なリモコン電源供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビ,オーディオ又はビデオ装
置等に対して遠隔制御可能なリモコンが使用されてい
る。通常 1.5 Vの乾電池を1個又は2個このリモコンに
収納することができる。しかしながら、このような乾電
池の寿命が短かいために、電池を頻繁に取り替えなけれ
ばならないという不便さがあった。
【0003】最近ではこのような欠点を改善するために
寿命の長いアルカリ乾電池が広く使用されている。しか
し、このようなアルカリ乾電池もいつかは取り替えなけ
ればならない等の経済的な損失も生じ、また、廃棄した
乾電池が環境汚染を引き起こすというおそれもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、リモ
コンの発電機を手で駆動させて発生させた電気を電解コ
ンデンサに充電し、この電解コンデンサから出力された
電気をリモコンの稼動電力として使用可能なリモコン電
源供給装置を提供することにある。
【0005】さらに、本発明の課題は、リモコンを振る
と回転調節ギアが回転し、これによって発電機が駆動
し、この発電機で発生させた電気を電解コンデンサに充
電し、この電解コンデンサから出力された電気をリモコ
ンの稼動電力として使用可能なリモコン電源供給装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、リモコン2
0が、その側面に設けられたラック6aを有するレバー
6,及びギア7a, 7bからなる第1ギア部7とギア8
a, 8bからなる第2ギア部8とギア9a, 9bからな
る第3ギア部9とから構成されたギア組合せ部B,並び
にこのギア9aに係合するギア11,このギア11を支
承する軸21,及びこの軸21を軸支する電動機10を
備え、この場合、このレバー6が引かれると、このラッ
ク6aが、このギア組合せ部Bの各ギアを回転させ、発
電機がこの回転運動に連動して高速に回転することによ
って、電気がこの発電機10の回転子10aから発生す
るリモコン電源供給装置にあって、ダイオード12のア
ノード端子が、この発電機10の+端子に接続され、こ
のダイオード12のカソード端子が、電解コンデンサ1
3の+端子に接続され、この電解コンデンサ13の−端
子が、この発電機10の−端子に接続され、かつこの電
解コンデンサ13のこれらの両+,−端子が、このリモ
コン20の制御電子回路部に接続されていること、及び
この発電機10によって充電されたこの電解コンデンサ
13が、このリモコン20の主電源として働くことによ
って解決される。
【0007】このような構成によれば、リモコン20の
側面に摺動可能に設けられたレバー6が指で引かれたと
きに、ラック6aに係合しているギア組合せ部Bのギア
7bが高速で回転し、その結果、発電機10の軸21が
高速で回転して、電気がこの発電機10から発生する。
そして、この発生した電気は、ダイオード12を経由し
て電解コンデンサ13に充電される。このようにして充
電されたこの電解コンデンサ13は、リモコン20の制
御電子回路部(図示せず)に接続されている。これによ
って、この電解コンデンサ13から出力された電気が、
リモコン20の稼動電力としてこの電解コンデンサから
供給され得る。
【0008】さらにこの課題は、リモコン30が、錘1
6a とギア16bとからなる回転調節ギア16,及びこ
の回転調節ギア16に係合するギア17a,17bから
なるギア17,並びにこのギア17aに係合するギア1
9,このギア19を支承する軸21,及びこの軸21を
軸支する電動機10を備え、この場合、錘16a が振れ
ると、このギア組合せ部Bの各ギアが、この錘16a の
振れに追従して回転し、この発電機10の回転子10a
がこの回転運動に連動して高速に回転することによっ
て、電気がこの発電機10から発生するリモコン電源供
給装置にあって、この発電機10の端子aと端子bが、
それぞれダイオードブリッジ23の端子cと端子eに接
続され、このダイオードブリッジ23の端子fと端子d
が、それぞれ電解コンデンサ22の端子gと端子hに接
続され、この電解コンデンサ22のこれらの端子gと端
子hが、それぞれこのリモコン30の制御電子回路部に
接続されていること、このダイオードブリッジ23は、
この錘16a の振れる方向にしたがって極性が反転する
この発電機10の端子aと端子bからの出力電圧を、一
方向の電位に整流すること、及び、この発電機10によ
って充電されたこの電解コンデンサ13が、このリモコ
ン20の主電源として働くことによって解決される。
【0009】このような構成によれば、操作者がリモコ
ン30を手で振ったときに、リモコン30内部の回転調
節ギア16に固定された質量の大きい錘16aが回転
し、この回転調節ギア16に係合するその他のギアがこ
の回転運動に連動して、この錘16aの回転速度が上昇
する。その結果、発電機10の軸21が高速で回転され
ることによって、電気がこの発電機10から発生する。
次いで、この発生した電気は、ダイオードブリッジ23
を経由して電解コンデンサに充電される。このようにし
て充電された電解コンデンサ22は、リモコン30の制
御電子回路部(図示せず)に接続されている。これによ
って、この電解コンデンサ22から出力された電気が、
リモコン30の稼動電力としてこの電解コンデンサ22
から供給され得る。
【0010】従来のリモコンがその稼動時に消費する電
力量、すなわち、リモコン内部に装着されたIC,LE
D,抵抗等の各素子が消費する総電力量は、例えば、リ
モコンボタンを1回あたり約 0.5秒間押して作動させた
場合に、約 20,000 μF 以上の電力量が消費される。し
たがって、このような消費電力の大きい従来のリモコン
では、このリモコンに内蔵できるぐらいの小容量の電解
コンデンサでこのようなリモコンを長い期間にわたって
正常に使用することは不可能であった。
【0011】また、上述したようにリモコン内部に発電
機を設けて、この発電機から発生した電気を電解コンデ
ンサに充電したとしても、電解コンデンサ自体の容量が
小さいために、そこに充電された電力容量だけではリモ
コンを長い期間にわたって確実に作動させることは実質
的に不可能であった。
【0012】しかし、最近のリモコンがその作動時に消
費する電力量は、リモコンに装着される素子の省電力化
によって著しく低減されている。例えば、リモコンボタ
ンを1回あたり約 0.5秒間押した場合に、約 1,000〜
1,500μF の電力量しか消費されないまでに改善されて
いる。そのため、現在では 20,000 μF 程度の容量の電
解コンデンサが、リモコンの主電源として十分に利用で
きるようになった。
【0013】そこで、本発明の第1の実施の形態による
リモコン電源供給装置は、操作者がレバーを1回操作さ
せるごとに 10,000 〜 15,000 μF の容量を充電できる
ように、最大で 20,000 μF 程度の充電容量の電解コン
デンサが主電源としてリモコンに内蔵されている。さら
に、本発明の第2の実施の形態によるリモコン電源供給
装置では、操作者がリモコンを振ることによって十分な
電気を充電できるように、最大で約 20,000 μF 程度の
容量の電解コンデンサが主電源としてリモコンに内蔵さ
れている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳しく説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態による
リモコン電源供給装置のブロック図である。
【0016】図2は、本発明の第1の実施の形態による
リモコン電源供給装置を備えたリモコンの外観斜視図で
ある。
【0017】図1に示した増速部1は、ギアーの回転速
度を高めるギア組合せ部Bで構成されている。すなわ
ち、リモコン20を作動させようとする場合に、リモコ
ン20の側面に設けられたレバー6を図2に示したよう
に矢印の方向へ引くと、ギア組合せ部Bの各ギアが回転
し、最終的にギア11の回転速度が上昇する。
【0018】発電部2は、発電機10を駆動させて電気
を発生させる。すなわち、ギア組合せ部Bによって上昇
した回転運動がこの発電機10の軸21に加わることに
よって、この軸21が高速で回転し、その結果として電
気が発生する。
【0019】制御部3は、この発電部2で発生した電気
が一方向に流れるようにすると共に、充電された電気が
逆方向に出力しないように制御する。この制御部3は、
ダイオード12で構成されている。
【0020】充電部4は、電解コンデンサ13から構成
されている。発電機10で発生した電気が、この電解コ
ンデンサ13に充電される。
【0021】放電部5は、この充電部4に充電された電
気をリモコンの制御電子回路部に供給する。
【0022】図2中のAの部分には、図1に示した本発
明の第1の実施の形態によるリモコン電源供給装置が一
般の乾電池の代りに設置されている。
【0023】図3,図4は、それぞれ図2のAの部分に
内蔵されたリモコン電源供給装置の正面図と側面図であ
る。
【0024】ラック6aがレバー6に設けられている。
第1ギア部7は、ギア7aとギア7b(ピニオンギア)
とから構成されている。第2ギア部8は、ギア8aとギ
ア8bとから構成されている。第3ギア部9は、ギア9
aとギア9bとから構成されている。これらのギア7
a,7bは、それぞれ同一の軸に支承され、かつこの軸
を介して互いに連結されている。同様に、ギア8a,8
b、及びギア9a,9bが、それぞれ同一の軸に支承さ
れこの各軸を介して互いに連結されている。この場合、
これらの第1ギア部7,第2ギア部8,及び第3ギア部
9は、ギア組合せ部Bを構成する。
【0025】ラック6aはギア7bに係合し、ギア7a
はギア8bに係合し、ギア8aはギア9bに係合し、そ
して、ギア9aは、発電機10の軸21に支承されたギ
ア11に係合している。
【0026】以上の構成により、操作者がレバー6を矢
印方向に引くと、ラック6aが移動する。第1ギア部
7,第2ギア部8,及び第3ギア部9が、このラック6
aの移動に連動して段階的に回転すると共に、発電機1
0の軸21が高速で回転する。その結果、電気が発電機
10で発生する。
【0027】図5は、本発明の第1の実施の形態による
リモコン電源供給装置の回路図である。この回路は、発
電機10,発電機10の回転軸21に固定されている回
転子10a,発電機10内部のコイル抵抗10b,ダイ
オード12,及び電解コンデンサ13から構成されてい
る。
【0028】発電機10の+端子が、ダイオード12の
アノード端子に接続されている。ダイオード12のカソ
ード端子が、電解コンデンサ13の+端子に接続されて
いる。この発電機10の−端子が、この電解コンデンサ
13の−端子に接続されている。そして、この電解コン
デンサ13の+端子と−端子が、リモコン20の制御電
子回路部に接続されている。その結果、この電解コンデ
ンサ13から出力された電気が、このリモコン30の制
御電子回路部に供給されて、このリモコン30が作動可
能になる。
【0029】以下に、図5に示した回路動作について説
明する。
【0030】ギア組合せ部Bが作動することによって、
発電機10の軸21に固定された回転子10aが高速で
回転する。その結果、この高速回転に比例した電流が、
この発電機10で発生してコイル抵抗10b方向に通電
する。この場合、例えば、永久磁石式の小型直流DCモ
ータが、この発電機10として使用され得る。こうして
このコイル抵抗10b方向に通電した電流は、この発電
機10の+端子から出力して、ダイオード12を経由し
て電解コンデンサ13に流入して、この電解コンデンサ
13が充電される。なお、この電解コンデンサ13が満
充電状態になると、電流は、それ以上流れない。
【0031】一方で、ダイオード12には、発電機10
の発電の終了後に電解コンデンサ13に蓄積された電気
が発電機10方向へ逆流して充電された電気を不要に消
費しないようにする働きがある。
【0032】完全に充電された電解コンデンサ13の+
端子と−端子がリモコン20の制御電子回路部に接続さ
れている状態で、このリモコン20の前面にある所定の
ボタンが押されると、電気が、電解コンデンサ13よっ
てこのリモコン20に供給され、このリモコン20が作
動可能になる。つまり、この電解コンデンサ13は、こ
のリモコン20の主電源として働く。このとき、レバー
6を1回操作するだけでこのリモコン20を十分に作動
させる電力量をこの電解コンデンサ13に貯えることが
できる。
【0033】図6は、本発明の第2の実施の形態による
リモコン電源供給装置のブロック図である。
【0034】図7は、本発明の第2の実施の形態による
リモコン電源供給装置を備えたリモコンの外観斜視図で
ある。
【0035】図6に図示された増速部31は、ギア組合
せ部B1で構成されていて、ギア19の回転速度を上昇
させる。すなわち、リモコン30が振られると、このギ
ア組合せ部B1の各ギアが回転して、このギア19の回
転速度が上昇する。
【0036】発電部32は、発電機10を駆動させて電
気を発生させる。すなわち、ギア組合せ部B1によって
加速された回転運動が、この発電機10の軸21に伝わ
り、その結果、 この発電機10の軸21が高速で回転し
て、電気が発生する。
【0037】整流部33は、リモコン30が左右に振れ
ることによって+,−電位が逆転する発電機10からの
出力電圧を一方向の電位に整流する働きをする。この整
流部33は、ダイオードブリッジ23で構成されてい
る。
【0038】充電部34は、電解コンデンサ22から構
成されていて、発電機10aで発生した電気が充電され
る。
【0039】放電部35は、充電部34に充電された電
気をリモコンの制御電子回路部に供給する。
【0040】図7のA1の部分には、図6に示した本発
明の第2の実施の形態によるリモコン電源供給装置が一
般的な乾電池の代りに設置されている。
【0041】図8,図9は、それぞれ図7のA1の部分
に内蔵されたリモコン電源供給装置の正面図と側面図で
ある。
【0042】回転調節ギア16は、質量の大きい錘16
aとギア16bとから構成されている。ギア部17は、
ギア17aとギア17bとから構成されている。これら
のギア17a,17bは、それぞれ同一の軸に支承さ
れ、この軸を介して互いに連結されている。この回転調
節ギア16のギア16bは、このギア部17のギア17
bに係合している。これらのギア17bとギア17a
が、同一の軸に支承されてギア組合せ部B1を構成す
る。このギア17aは、発電機10の軸21に連結され
たギア19に係合している。
【0043】以上の構成により、リモコン30を振る
と、錘16aが時計まわり又は反時計まわりに回転し、
この回転に連動して、回転調節ギア16の各ギアが時計
方向又は反時計方向に回転する。その結果、回転調節ギ
ア16及びギア部17の各ギアの段階的な加速によっ
て、発電機10の軸21が高速で回転し、最終的に電気
が、発電機10で発生する。
【0044】図10は、本発明の第2の実施の形態によ
るリモコン電源供給装置の回路図である。この回路は、
発電機10,発電機10の回転軸21に固定されている
回転子10a,発電機10内部のコイル抵抗10b,ダ
イオードブリッジ23,及び電解コンデンサ22から構
成されている。
【0045】発電機10の両端子a,bが、それぞれダ
イオードブリッジ23の電源入力端子c,eに連結され
ている。このダイオードブリッジ23の+出力端子と−
出力端子が、それぞれ電解コンデンサ22の+端子と−
端子にそれぞれ接続されている。そして、この電解コン
デンサ22の+端子と−端子は、リモコン30の制御電
子回路部に接続されている。その結果、この電解コンデ
ンサ22から出力された電気が、このリモコン30の制
御電子回路部に供給されて、このリモコン30が作動可
能になる。
【0046】以下に、図10に示した回路の動作を説明
する。
【0047】ギア組合せ部B1が、作動することによっ
て、発電機10の軸21に固定された回転子10aが高
速で回転回転する。その結果、この高速回転速度に比例
した電流が、この発電機10で発生してコイル抵抗10
b方向に通電する。この場合、例えば、永久磁石式の小
型直流DCモータが、この発電機10として使用され得
る。すなわち、このようなモータは、機械的な運動エネ
ルギーを電気的エネルギーに変換する発電機として働
く。
【0048】例えば、リモコン30が任意の一方向に振
られて、発電機10aの端子aから+の電圧が出力され
た場合は、電流が各端子a−c−f−g−h−d−e−
bの順に通電して、電気が電解コンデンサ22に充電さ
れる。次いで、リモコン30がこれとは反対方向に振ら
れて、発電機10aの端子bから+の電圧が出力された
場合は、電流が各端子b−e−f−g−h−d−c−a
の順に通電して、同様に電気が電解コンデンサ22に充
電される。したがって、この発電機10aの軸21の回
転方向に依存することなしに、電流が、常に一定方向に
この電解コンデンサ22の+端子へ向かって流入し得
る。なお、この電解コンデンサ22が満充電状態になる
と、電流は、それ以上流れない。
【0049】一方で、ダイオードブリッジ23には、発
電機10aの発電の終了後に電解コンデンサ13に蓄積
された電気が発電機10a方向へ逆流して充電された電
気を不要に消費しないようにする働きがある。
【0050】完全に充電された電解コンデンサ22の+
端子と−端子がリモコン30の制御電子回路部に接続さ
れている状態で、このリモコン30の前面にある所定の
ボタンが押されると、電気が、電解コンデンサ22よっ
てこのリモコン30に供給され、このリモコン30が作
動可能になる。つまり、この電解コンデンサ22は、こ
のリモコン30の主電源として働く。このとき、このリ
モコン30を1,2回振るだけでこのリモコン30を十
分に作動させる電力量をこの電解コンデンサ22に貯え
ることができる。
【0051】本発明のリモコン電源供給装置は、上述し
た実施の形態に限定されず、この発明の要旨から離れな
い範囲でいろいろに変形させることができる。
【0052】
【発明の効果】以上により、本発明のリモコン電源装置
では、操作者がリモコンに設けられたレバーを操作する
ことによって、又はリモコンを振ることによってだけで
リモコンを長い期間にわたって(又は半永久的に)確実
に作動させることが可能になる。しかも、リモコン電源
装置の電源に乾電池を必要としないので、その分経費を
節減できる。また、使用済みの乾電池を廃棄する必要が
なくなるので、このリモコン電源装置は環境にもやさし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるリモコン電
源供給装置のブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態によるリモコン電
源供給装置を備えたリモコンの外観斜視図である。
【図3】 図2のAの部分の内部に内蔵されたリモコン
電源供給装置の正面図である。
【図4】 図2のAの部分の内部に内蔵されたリモコン
電源供給装置の側面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態によるリモコン電
源供給装置の回路図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態によるリモコン電
源供給装置のブロック図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態によるリモコン電
源供給装置を備えたリモコンの外観斜視図である。
【図8】 図6のA1の部分内部に内蔵されたリモコン
電源供給装置の正面図である。
【図9】 図6のA1の部分内部に内蔵されたリモコン
電源供給装置の側面図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態によるリモコン
電源供給装置の回路図である。
【符号の説明】
1,31 増速部 2,32 発電部 3 制御部 4,34 充電部 5,35 放電部 6 レバー 6a ラック 7 第1ギア部 8 第2ギア部 9 第3ギア部 7a,7a ギア 8a,9a ギア 8b,9b ギア 11 ギア 7b ギア(ピニオン) 10 発電機 10a 回転子 10b コイル抵抗 12 ダイオード 13,22 電解コンデンサ 16 回転調節ギア 16a 質量の大きい錘 17,19 ギア 17a ギア 17b ギア 20 リモコン 21 発電機の軸 23 ダイオードブリッジ 33 整流部 A,A1 リモコン電源供給装置の内蔵された部分 B,B1 ギア組合せ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H02K 7/06 H02K 7/06 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン(20)が、その側面に摺動可
    能に設けられたラック(6a)を有するレバー(6),
    及びギア(7a, 7b)からなる第1ギア部(7)とギ
    ア(8a, 8b)からなる第2ギア部(8)とギア(9
    a, 9b)からなる第3ギア部(9)とから構成された
    ギア組合せ部(B),並びにこのギア(9a)に係合す
    るギア(11),このギア(11)を支承する軸(2
    1),及びこの軸(21)を軸支する電動機(10)を
    備え、この場合、このレバー(6)が引かれると、この
    ラック(6a)が、このギア組合せ部(B)の各ギアを
    回転させ、発電機がこの回転運動に連動して高速に回転
    することによって、電気がこの発電機(10)の回転子
    (10a)から発生するリモコン電源供給装置におい
    て、 ダイオード(12)のアノード端子が、この発電機(1
    0)の+端子に接続され、このダイオード(12)のカ
    ソード端子が、電解コンデンサ(13)の+端子に接続
    され、この電解コンデンサ(13)の−端子が、この発
    電機(10)の−端子に接続され、かつこの電解コンデ
    ンサ(13)のこれらの両+,−端子が、このリモコン
    (20)の制御電子回路部に接続されていること、及び
    この発電機(10)によって充電されたこの電解コンデ
    ンサ(13)が、このリモコン(20)の主電源として
    働くことを特徴とするリモコン電源供給装置。
  2. 【請求項2】 リモコン(30)が、錘(16a )とギ
    ア(16b)とからなる回転調節ギア(16),及びこ
    の回転調節ギア(16)に係合するギア(17a,17
    b)からなるギア(17),並びにこのギア(17a)
    に係合するギア(19),このギア(19)を支承する
    軸(21),及びこの軸(21)を軸支する電動機(1
    0)を備え、この場合、錘(16a )が振れると、この
    ギア組合せ部(B)の各ギアが、この錘(16a )の振
    れに追従して回転し、この発電機(10)の回転子(1
    0a )がこの回転運動に連動して高速に回転することに
    よって、電気がこの発電機(10)から発生するリモコ
    ン電源供給装置において、 この発電機(10)の端子(a)と端子(b)が、それ
    ぞれダイオードブリッジ(23)の端子(c)と端子
    (e)に接続され、このダイオードブリッジ(23)の
    端子(f)と端子(d)が、それぞれ電解コンデンサ
    (22)の端子(g)と端子(h)に接続され、かつこ
    の電解コンデンサ(22)のこれらの端子(g)と端子
    (h)が、それぞれこのリモコン(30)の制御電子回
    路部に接続されていること、このダイオードブリッジ
    (23)は、この錘(16a )の振れる方向にしたがっ
    て極性が反転するこの発電機(10)の端子(a)と端
    子(b)からの出力電圧を、一方向の電位に整流するこ
    と、及び、 この発電機(10)によって充電されたこの電解コンデ
    ンサ(13)が、このリモコン(20)の主電源として
    働くことを特徴とするリモコン電源供給装置。
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