JP2000197024A - 音声画像通信装置 - Google Patents

音声画像通信装置

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JP2000197024A
JP2000197024A JP37101098A JP37101098A JP2000197024A JP 2000197024 A JP2000197024 A JP 2000197024A JP 37101098 A JP37101098 A JP 37101098A JP 37101098 A JP37101098 A JP 37101098A JP 2000197024 A JP2000197024 A JP 2000197024A
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JP
Japan
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audio
image data
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communication
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Application number
JP37101098A
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English (en)
Inventor
Shinya Imanishi
真也 今西
Toyota Honda
豊太 本多
Junichi Seki
淳一 関
Masayoshi Kuroda
昌芳 黒田
Kenichi Hamazaki
健一 浜崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声データにエラーが発生した場合、または
回線の状態が劣悪で正しいデータの通信が困難な場合
に、少なくとも音声データを相手先に送信することので
きる音声画像通信装置を提供すること。 【解決手段】 画像データおよび音声データを多重して
複合データを生成するとともに、受信した複合データを
画像データと音声データに分離する多重分離処理手段1
07と、該多重分離処理手段から出力された複合データ
を送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信
処理手段108,109と、受信した複合データの誤り
を検出する誤り検出手段100とを、少なくとも有する
音声画像通信装置において、音声データと画像データを
多重通信している状態において、前記多重分離処理手段
は、前記誤り検出手段が受信したデータに一定以上のデ
ータ誤りを検出した時、画像データの送信を中止するよ
うに処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声と画像を同時
に双方向で通信することのできる音声画像通信装置に係
り、特に、通信状態が劣悪な場合でも、音声データのみ
を送信することにより、音声が途切れたりすることなく
相手と通信することのできる音声画像通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電話回線を用いて音声と画像の情報を伝
送する技術として、特開平6−253072号公報に
は、回線のデータ通信速度に応じて、画像データと音声
データの割合を決めてデータ合成を行うことにより、音
声の品質を保ちながら、画像データを伝送する技術が紹
介されている。
【0003】図10に、従来技術に係わる音声画像同時
通信装置の主要部のブロック図を示す。
【0004】同図において、同装置が回線接続され、音
声と画像のデータ通信を行なう状態になっている場合、
システム制御部910は、画像符号化部901からデー
タ合成部903に画像符号化データを送信し、また音声
符号化部905からデータ合成部903に音声符号化デ
ータを送信するように制御を行い、さらにデータ合成部
903では、受信したデータを合成し、システム制御部
910の制御命令により、回線のデータ通信速度に応じ
て予め決められた音声データ通信速度と、画像データ通
信速度の割合で、時分割で音声符号化データと画像符号
化データをモデム部908に出力している。モデム部9
08では前記の各符号化データをアナログ信号に変調し
て、2線4線変換部909を介して電話回線904に出
力される。一方、2線4線変換部909を介してデータ
を受信した場合は、モデム部908でアナログ信号から
ディジタル信号に復調し、システム制御部910の制御
により、データ分離部907において音声符号化データ
と画像符号化データに分離処理される。分離処理された
音声符号化データは音声複合化部906へ送信し、また
画像符号化データは画像符号化部902に送信し、それ
ぞれ複合化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
回線のデータ通信速度によって、音声データの通信速度
は一定になるので、回線品質の劣化などにより、音声の
データに連続してエラーが発生した場合、受信側で正し
く音声が再生されなかったり、音声が途切れたりする現
象が発生する。
【0006】本発明の目的は、上記の従来技術の問題点
を改善した音声と画像の両方のデータを同時に双方向で
通信することのできる音声画像通信装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0008】画像データおよび音声データを多重して複
合データを生成するとともに、受信した複合データを画
像データと音声データに分離する多重分離処理手段と、
該多重分離処理手段から出力された複合データを送信し
または通信相手から復号データを受信する通信処理手段
と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出手段
とを、少なくとも有する音声画像通信装置において、音
声データと画像データを多重通信している状態におい
て、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が受信
したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時、画像
データの送信を中止するように処理することを特徴とす
る。
【0009】また、画像データおよび音声データを多重
して複合データを生成するとともに、受信した複合デー
タを画像データと音声データに分離する多重分離処理手
段と、該多重分離処理手段から出力された複合データを
送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処
理手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検
出手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
て、音声データと画像データを多重通信している状態に
おいて、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が
受信したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時
は、画像データの送信を中止する要求を送信し、または
画像データの送信を中止する要求を受信した時は、画像
データの送信を中止するように処理することを特徴とす
る。
【0010】また、画像データおよび音声データを多重
して複合データを生成するとともに、受信した複合デー
タを画像データと音声データに分離する多重分離処理手
段と、該多重分離処理手段から出力された複合データを
送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処
理手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検
出手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
て、音声データと画像データを多重通信している状態に
おいて、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が
受信した音声データに一定以上のデータ誤りを検出した
時は、音声データの再送の要求を送信し、または音声デ
ータの再送の要求を受信した時は、音声データを再送す
るように処理することを特徴とする。
【0011】また、画像データおよび音声データを多重
して複合データを生成するとともに、受信した複合デー
タを画像データと音声データに分離する多重分離処理手
段と、該多重分離処理手段から出力された複合データを
送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処
理手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検
出手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
て、音声データと画像データを多重通信している状態に
おいて、前記多重分離処理手段は、前記通信処理手段に
よりデータ通信速度を取得し、該データ通信速度が所定
の速度より遅い時は、画像データの送信を中止するよう
に処理することを特徴とする。
【0012】また、画像データおよび音声データを多重
して複合データを生成するとともに、受信した複合デー
タを画像データと音声データに分離する多重分離処理手
段と、該多重分離処理手段から出力された複合データを
送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処
理手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検
出手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
て、音声データと画像データを多重通信している状態に
おいて、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が
受信したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時、
音声データの送信を中止するように処理することを特徴
とする。
【0013】また、画像データおよび音声データを多重
して複合データを生成するとともに、受信した複合デー
タを画像データと音声データに分離する多重分離処理手
段と、該多重分離処理手段から出力された複合データを
送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処
理手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検
出手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
て、音声データと画像データを多重通信している状態に
おいて、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が
受信したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時
は、画像データの送信を中止し、または画像データの送
信を中止する要求を受信した時は、音声データの送信を
中止するように処理することを特徴とする。
【0014】また、画像データおよび音声データを多重
して複合データを生成するとともに、受信した複合デー
タを画像データと音声データに分離する多重分離処理手
段と、該多重分離処理手段から出力された複合データを
送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処
理手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検
出手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
て、音声データと画像データを多重通信している状態に
おいて、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が
受信した画像データに一定以上のデータ誤りを検出した
時は、画像データの再送の要求を送信し、または画像デ
ータの再送の要求を受信した時は、画像データを再送す
るように処理することを特徴とする。
【0015】また、画像データおよび音声データを多重
して複合データを生成するとともに、受信した複合デー
タを画像データと音声データに分離する多重分離処理手
段と、該多重分離処理手段から出力された複合データを
送信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処
理手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検
出手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
て、音声データと画像データを多重通信している状態に
おいて、前記多重分離処理手段は、前記通信処理手段に
よりデータ通信速度を取得し、該データ通信速度が所定
の速度より遅い時は、音声データの送信を中止するよう
に処理することを特徴とする。
【0016】また、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6、請求項7、または請求項
8に記載の音声画像通信装置において、前記多重分離処
理手段において多重分離処理される画像データは、カメ
ラやTV等の映像信号を圧縮符号化した画像符号化デー
タであることを特徴とする。
【0017】また、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6、請求項7、または請求項
8に記載の音声画像通信装置において、前記多重分離処
理手段において多重分離処理される音声データは、マイ
ク等から入力された音声信号を圧縮符号化した音声符号
化データであることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1から
図9を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係わる
音声画像通信装置の全体構成を示すブロック図である。
【0019】同図において、100は音声画像通信装
置、101はカメラやVTRからの画像信号を取り込む
画像入力部、102は受信した画像信号をディスプレイ
等に出力する画像出力部、103は画像データの符号化
および復号化を行う画像コーディック部、104はマイ
ク等からの音声信号を取り込む音声入力部、105は受
信した音声信号をスピーカ等に出力する音声出力部、1
06は音声データの符号化および復号化を行う音声コー
ディック部、107は音声符号化データや画像符号化デ
ータのパケット化処理、多重分離処理等を行う多重分離
処理部、108は通信データの変復調を行うモデム部、
109は回線接続切断等の回線制御処理を行う回線制御
部、110はシステム全体を制御する制御部、111は
電話回線、112は音声画像通信装置100と同様の構
成を有し、音声と画像の通信を行う対向音声画像通信装
置である。
【0020】画像入力部101に入力された画像信号は
画像データに変換され、画像コーディック部103に入
力され圧縮符号化され多重分離処理部107に入力され
る。音声入力部104に入力された音声信号は音声デー
タに変換され、音声コーディック部106に入力され圧
縮符号化され多重分離処理部107に入力される。多重
分離処理部107では、モデム部108から回線状態と
回線のデータ通信速度情報を取得し、回線の状態に応じ
て、符号化された音声データと画像データを予め決めら
れた方法で多重してモデム部108に出力する。モデム
部108は入力された符号化データをアナログ信号に変
調して回線制御部109を介して電話回線111に送出
する。
【0021】次に、電話回線111から送られてくるア
ナログ信号は、回線制御部109を介してモデム部10
8に入力され、符号化データに復調される。符号化デー
タは、多重分離処理部107に入力され、音声符号化デ
ータと画像符号化データに分離される。音声符号化デー
タは音声コーディック部106に入力され音声データに
復号化されると、音声出力部105に入力されて音声信
号に変換され出力される。画像符号化データは画像コー
ディック部103に入力され画像データに復号化される
と、画像出力部102に入力されて画像信号に変換され
出力される。
【0022】多重分離処理部107が受信した符号化デ
ータにエラーを検出した場合は、制御部110は、画像
コーディック部103に対し画像符号化データの送信処
理を中止するように制御し、対向音声画像通信装置11
2に対して、画像送信を中止する制御データを送信し、
画像データの送信を中止する。また、多重分離処理部1
07は受信した音声符号化データにエラーを検出した場
合は、制御部110は、エラーのあった音声符号化デー
タを再送要求する制御データを送信し、逆に音声符号化
データを再送する制御データを受信した場合は、音声符
号化データを再送するように制御する。
【0023】図2は、本実施の形態に係わる音声画像通
信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0024】同図において、1001は画像データの符
号化および複合化を行なう画像コーディック、1002
は音声データの符号化および複合化を行なう音声コーデ
ィック、1003はROM、1004はRAM、100
5は本装置の制御を行なうCPU、1006はデータ通
信を行なうモデム、1007は電話回線、1008はバ
ス、1009は映像信号をA/D変換する画像A/Dコ
ンバータ、1010は画像データを映像信号にD/A変
換するD/Aコンバータ、1011は音声信号をA/D
変換する音声A/Dコンバータ、1012は音声データ
をD/A変換する音声D/Aコンバータである。
【0025】図3は、音声画像通信装置100と対向音
声画像通信装置112との間で通信するデータのパケッ
ト構成を示す図である。
【0026】同図において、200は多重分離処理部1
07からモデム部108を介して対向音声画像通信装置
112とデータ通信する場合のパケット列を示す通信多
重データパケット列、201は音声コーディック部10
6から出力された音声符号化データを多重分離処理部1
07でパケット化したときの構成を示す音声データパケ
ット、202は画像コーディック部103から出力され
た画像符号化データを多重分離処理部107でパケット
化したときの構成を示す画像データパケット、203は
各部の制御を行うための制御データを多重分離処理部1
07でパケット化したときの構成を示す制御データパケ
ットである。
【0027】ここで、音声画像通信装置100による音
声データと画像データの同時送受信動作について図1お
よび図3を用いて説明する。
【0028】制御部110は、対向音声画像通信装置1
12へ発信処理を行なうために、モデム部108に発信
処理命令を出力する。次いで、モデム部108は回線制
御部109を介してダイヤル処理を行い、回線接続処理
を行なう。対向音声画像通信装置112に着信し回線接
続されると、モデム部108はデータ通信を行うための
ネゴシエーション処理を行い、データ通信モードに移行
する。モデム部108はデータ通信モードで接続された
ことを制御部110に通知する。
【0029】次に、音声データと画像データを音声画像
通信装置100から、対向音声画像通信装置112に送
信する処理について説明する。
【0030】制御部110は、モデム部108からデー
タ通信モードで接続したことを確認すると、画像コーデ
ッィク部103に対し、画像データを符号化複合化処理
する状態に設定し、また、音声コーディック部107に
対し、音声データを符号化複合化処理する状態に設定す
る。カメラ等から画像入力部101に入力された画像信
号は、画像入力部101でA/D変換され画像データと
して画像コーディック部103に入力される。画像デー
タは画像コーディック部103で画像符号化データに符
号化されると、多重分離処理部107に送られる。同様
に、マイク等から音声入力部104に入力された音声信
号は、音声入力部104でA/D変換され音声データと
して音声コーディック部106に入力される。音声デー
タが音声コーディック部106で音声符号化データに符
号化されると、多重分離処理部107に送られる。多重
分離処理部107は、受信した画像符号化データと音声
符号化データを対向音声画像通信装置112へ送信する
ため、図3に示すような音声データパケット201およ
び画像データパケット202のフォーマットでパケット
化する。パケット化の処理内容は、対向音声画像通信装
置112がデータパケットを受信した時に先頭を検出す
るためのヘッダ情報を付加し、さらに受信したデータパ
ケットの種別を区別するためのパケット種別情報を付加
する。多重分離処理部107においてパケット化される
と、パケット化されたデータはモデム部108へ送信さ
れ、モデム部108において、データパケットをアナロ
グ信号に変調して回線制御部109を経由して電話回線
111に出力する。
【0031】次に、対向音声画像通信装置112から送
信された各データパケットの音声画像通信装置100お
ける受信処理について説明する。
【0032】音声画像通信装置100は、対向音声画像
通信装置112から送信されたデータパケットを、電話
回線111を介して受信する。受信したデータパケット
は、回線制御部109を介してモデム部108に入力さ
れ、モデム部108は受信したデータパケットをアナロ
グ信号からディジタル信号に復調し、多重分離処理部1
07へ送信する。多重分離処理部107は、モデム部1
08から通信多重データパケット列200で構成される
データパケットを順次受信する。多重分離処理部107
は、受信した通信多重データパケット列200からヘッ
ダ部を検出すると、音声データパケット201、画像デ
ータパケット202、制御データパケット203の各種
パケットに分離する処理を行い、分離したデータパケッ
トが音声データパケット201の時は音声符号化データ
を抽出して音声コーディック部106へ、画像データパ
ケット202の時は画像符号化データを抽出して画像コ
ーディック部103へ、制御データパケット203の時
は制御データを制御部110へ、それぞれ送信する。音
声コーディック部106は受信した音声符号化データを
音声データに復号化し、音声出力部105に送信する。
音声出力部105は、受信した音声データを音声信号に
D/A変換し、スピーカ等に出力する。また、画像コー
ディック部103は、受信した画像符号化データを画像
データに復号化し、画像出力部102に送信する。画像
出力部102は、受信した画像データを画像信号にD/
A変換し、モニタ等に出力する。
【0033】また、通信するデータは、音声データ、画
像データとは別に、対向音声画像通信装置112に対し
て制御を行うための制御データや、送信したデータの受
信確認用の応答情報などの制御データを、多重分離処理
部107で制御データパケット203にパケット化して
送受信する。受信した制御データは制御部110におい
て処理される。
【0034】次に、音声データの遅延を防止する処理
を、図1、図3、図4、および図5を用いて説明する。
【0035】ここで、図4は、多重分離処理部107の
内部構成を示すブロック図である。
【0036】同図において、501は画像符号化データ
を画像データパケット202にパケット化する画像デー
タパケット処理部、502は画像データパケット処理部
501がパケット化した画像データパケット202をバ
ッファする画像データパケットバッファ、503は制御
データを制御データパケット203にパケット化する制
御データパケット処理部、504は制御データパケット
処理部503がパケット化した制御データパケット20
3をバッファする制御データパケットバッファ、505
は音声符号化データを音声データパケット201にパケ
ット化する音声データパケット処理部、506は音声デ
ータパケット処理部505がパケット化した音声データ
パケット201をバッファするの音声データパケットバ
ッファ、507は多重分離処理部107全体を制御する
全体制御部である。
【0037】また、図5は、音声データパケット20
1、画像データパケット202、制御データパケット2
03の各データパケットを送信する時の送信タイミング
を説明する図であり、同図において、0,n,1n・・
・は一定間隔の送信タイミングを示す。
【0038】通常、音声データパケット201は、受信
側で音声を再生した時に連続性を保つために、一定のデ
ータサイズを一定時間内に定期的に送信する必要があ
る。音声データパケット201の受信時間間隔が不定期
に長くなったり、連続性が失われると、受信側で音声を
再生した場合に、音声が途切れたり音声の連続性が失わ
れて正しく再生されない現象が発生する。この現象が発
生しないようにするため、パケット単位で各データパケ
ットの送受信を行う場合、音声データパケット201の
送信処理の優先度を高くして、音声データパケット20
1を送っていない間の時間内に画像データパケット20
2や制御データパケット203を送信するようにデータ
送信処理を行なう。そのため、図5に示すように、一定
間隔n時間以内に音声パケットデータ201を必ず1回
送信するように処理し、音声データパケット201を送
信していない時間に画像データパケット202、または
制御データパケット203を送信することにより、受信
側で受信する音声データパケットの連続性は保ち、受信
側で再生しても音声が途切れないようにすることができ
る。
【0039】次に、音声データの遅延を発生させないた
めの、各データパケットの送信処理について詳述する。
【0040】図1において、音声画像通信装置100
が、音声データと画像データの同時通信を開始して、多
重分離処理部107が、最初に音声コーディック部10
6から音声符号化データを受信すると、図4に示す全体
制御部507は、音声データパケット処理部505に音
声データパケット201の受信を通知し、音声データパ
ケット処理部505は音声符号化データを音声データパ
ケット201にパケット化して、音声データパケットバ
ッファ506にバッファリングする。全体制御部507
は、音声データパケットバッファ506に音声データパ
ケット201が1パケット分しかバッファされていない
場合は、モデム部108には送信処理を行なわない。次
に、一定時間経過後、もう一度、多重分離処理部107
が、音声コーディック部106から音声符号化データを
受信すると、全体制御部507は、音声データパケット
処理部505に音声データパケット201の受信を通知
し、音声データパケット処理部505は音声符号化デー
タを音声データパケット201のフォーマットでパケッ
ト化して、音声データパケットバッファ506にバッフ
ァリングする。全体制御部507は、音声データパケッ
トバッファ506に音声データパケット201が2パケ
ット分バッファされたことを検出すると、モデム部10
8に、最初に受信した音声データパケット201を送信
する。以後、音声コーディック部106から一定時間経
過後に、音声符号化データを受信した場合は同様の処理
を繰り返す。多重分離処理部107が、画像コーディッ
ク部103から画像符号化データを受信すると、全体制
御部507は、画像データパケット処理部501に画像
データパケット202の受信を通知し、画像データパケ
ット処理部501は画像符号化データを画像データパケ
ット202のフォーマットでパケット化して、画像デー
タパケットバッファ502にバッファリングする。全体
制御部507は、画像データパケットバッファ502に
画像データパケット202がバッファリングされたこと
を検出すると、音声データパケットバッファ506に音
声データパケット201が2パケット分バッファリング
されていないかを確認し、バファリングされていない場
合は、モデム部108に、画像データパケットバッファ
502にバッファリングされた画像データパケット20
2を送信し、また、音声データパケットバッファ506
に音声データパケット201が、2パケット分バッファ
リングされている場合は、モデム部108に、音声デー
タパケット201を先に送信し、音声データパケット2
01を送信後、画像データパケット202を送信する。
以後、多重分離処理部107が画像コーディック部10
3から画像符号化データを受信した場合は同様の処理を
繰り返す。また、全体制御部507が、制御データパケ
ット処理部503に制御データを送信すると、制御デー
タパケット処理部503は制御データを制御データパケ
ット203のフォーマットでパケット化して、制御デー
タパケットバッファ504にバッファリングする。全体
制御部507は、制御データパケットバッファ504に
制御データパケット203がバッファリングされたこと
を検出すると、音声データパケットバッファ506に音
声データパケット201がバッファリングされていない
か確認し、バファリングされていない場合は、モデム部
108に、制御データパケットバッファ504にバッフ
ァリングされた制御データパケット203を送信し、音
声データパケットバッファ506に音声データパケット
201が、2パケット分バッファリングされている場合
は、モデム部108に、音声データパケット201を先
に送信し、音声データパケット201を送信後、制御デ
ータパケット203を送信する。以後、全体制御部50
7が、制御データパケット処理部503に制御データを
送信した場合は同様の処理を繰り返す。
【0041】このように、音声コーディック部106
は、一定間隔で音声符号化データを多重分離処理部10
7に送信し、全体制御部507は、音声符号化データを
受信して、音声データパケットバッファ506に音声デ
ータパケット201を2パケット分バッファリングした
場合、画像データパケット202または制御データパケ
ット203をモデム部108へ送信している処理の途中
でない限り、必ず優先して、音声符号化データをモデム
部108に送信する処理を行なう。
【0042】さらに、音声の遅延を防止するための各デ
ータパケットのデータ長と送信処理時間について、図
1、図3、図6、および図7を用いて説明する。
【0043】図6および図7は、それぞれ各データパケ
ットの送信処理時間と各パケット長との関係を示す図で
あり、図6は、受信側で音声データを再生した場合に遅
延が発生しないパケット送信パターンを示す図、図7
は、受信側で音声データを再生した場合に遅延が発生す
るパケット送信パターンを示す図である。
【0044】図6に示すように、一定時間間隔nで音声
コーディック部106から多重分離処理部107に音声
送信要求が行なわれる時は、一定時間n以内に画像送信
処理と音声送信処理が行なえるようにそれぞれのパケッ
トのデータ長が決められているので、送信側からは一定
時間間隔nで音声データパケット201が1パケットデ
ータ分、確実に送信され、受信側で音声を再生した時、
音声の連続性を確保することができる。それに対して、
図7に示すように、画像送信処理時間と音声処理時間を
加えたトータルのパケット送信処理時間が、音声コーデ
ィック部106が多重分離処理部107に音声送信要求
を行なう一定時間間隔nより長くなると、斜線で示した
部分の時間分、受信側で音声データパケット201の受
信遅れが生じるため、音声を再生した場合に遅延が発生
する。このように、受信側で音声遅延を発生させないた
めには、図6に示すように、多重分離処理部107は、
音声コーディック部106が多重分離処理部107に音
声送信要求を行なう時間間隔nに、音声データパケット
を1データパケット分、送信処理が行えるように、各デ
ータパケットのデータ長を設定するとよい。
【0045】次に、回線の通信品質が劣悪な場合の音声
データの再送処理について、図1、図3、図8、および
図9を用いて説明する。
【0046】図8は、音声パケットデータ201および
再送される再送音声パケットデータ201の送信タイミ
ングを説明する図である。
【0047】一般に、データパケットの通信において
は、電話回線のノイズ、バースト誤り、ヒット、瞬断等
により、音声データパケット201にエラ−が連続して
発生すると、受信側では、正しい音声データパケット2
01を受信できなくなり、音声を正しく再生することが
できないことがある。このような現象を発生させないた
めには、受信側で音声データパケット201にエラーを
検出した場合にエラーのあった音声データパケット20
1を再送要求する処理を行うようにするとよい。しか
し、再送処理を行った場合でも、再送処理を行う時に、
例えば、多重分離処理部107がモデム部108へ画像
パケットデータ202の送信中であれば、音声パケット
データ201の送信処理は延期され、再送した音声デー
タが受信側に到着するまでに時間がかかり、受信側で再
生した音声の連続性が保てなくなるという現象が発生す
る。また、画像データパケット202の送信処理中でな
い場合に、音声データパケット201の再送処理を行っ
ても、回線の状態が劣悪であれば、再送した音声データ
パケット201にもエラーが発生する確率が高くなり、
やはり受信側で再生した音声の連続性が保てなくなると
いう現象が発生する。従って、このような場合は、図8
に示すように、音声データの再送処理中は、画像データ
パケット202のデータ通信処理を行なわず、音声デー
タパケット201のみの送信をする処理を行う。これに
より、音声データパケット201は、さらに優先的に送
信され、受信側では、音声データの連続性は保たれ、再
生した音声を途切れないようにすることができる。
【0048】図9は、音声データパケット201の再送
処理のシーケンスを示す図である。同図において、音声
画像通信装置100が音声データと画像データの同時通
信を行っている時に、受信側の対向音声画像通信装置1
12の多重分離処理部において受信した音声データパケ
ット201にエラーが検出された場合、多重分離処理部
は送信側の音声画像通信装置100に対して、画像符号
化データの送信を中止するように指令する。さらに、対
向音声画像通信装置112の多重分離処理部は、エラー
のあった音声データパケット201を再送要求する制御
データパケット203を、送信側の音声画像通信装置1
00に送信する。送信側の音声画像通信装置100の多
重分離処理部107では、音声データパケット201を
再送要求する制御データパケット203を受信すると、
画像コーディック部103から画像符号化データの送信
を中止するように制御を行い、さらに、要求のあった音
声データパケット201を受信側の音声画像通信装置1
00に再送信する。
【0049】さらに、このように処理を行った場合で
も、受信側で受信した音声データパケット201にエラ
ーが頻繁に発生する場合は、音声データパケット201
のデータ長を短くして、音声コーディック部106が多
重分離処理部107に音声送信要求を行なう時間間隔n
の間に、再送できる回数を増やすことにより、エラーが
発生しても数回の再送処理を行うことにより正しい音声
データパケット201を受信することが可能となる。こ
れにより、音声データパケット201は、さらに優先的
に送信され、受信側では、音声データの連続性は保た
れ、再生した音声が途切れることがなくなる。
【0050】ところで、本実施の形態では、回線状態が
劣悪であるかどうかを判断するのに、受信側で受信した
データパケットにエラーを検出された場合に、送信側か
ら画像データパケット202の送信を停止させたり、音
声データパケット201の再送処理を行ったり、また、
音声データパケット201のデータ長を調整するように
制御する仕組みになっているが、モデム部108に回線
の状態をモニタする機能を持たせ、制御部110がこれ
を定期的にモニタすることにより、回線状態を取得し、
劣悪な時は、画像データパケット202の通信を中止し
たり、音声データパケット201の再送処理を行った
り、音声データパケット201のデータ長を調整するよ
うに制御するようにしても構わない。
【0051】また、本実施の形態では、回線状態が劣悪
であるかどうかを判断するのに、受信側で受信したデー
タパケットにエラーが検出された場合に対応するように
しているが、エラーの検出率を制御部110が計算し、
一定以上の検出率を超えた場合に、画像データパケット
202の送信を停止したり、音声データパケット201
の再送処理を行ったり、音声データパケット201のデ
ータ長を調整するように制御するようにしても構わな
い。
【0052】また、本実施の形態では、受信側で音声デ
ータパケット201にエラーを検出した場合、画像デー
タパケット202の送信を中止し、音声データパケット
201の再送処理を行なうように制御するようにした
が、画像データパケット202の送信のみを中止し、音
声データパケット201の再送処理は行なわないように
制御するようにしてもよい。さらに、音声データパケッ
ト201の送信間隔を短くし、データ長を短くすること
で、エラーに強くなるように制御するようにしてもよ
い。
【0053】また、本実施の形態では、受信側で受信し
たデータパケットにエラーを検出した場合に、画像デー
タパケット202の送信を停止し、音声データパケット
201の再送処理を行ったり、音声データパケット20
1のデータ長を調整するように動作する仕組みになって
いるが、音声データパケット201の送信を停止し、画
像データパケット202の再送処理を行ったり、画像デ
ータパケット202のデータ長を調整するように制御す
るようにしてもよい。
【0054】なお、本実施の形態では、音声画像通信装
置100の通信媒体はアナログ電話回線111を使用
し、通信するデータは、モデム部108を用いてアナロ
グ信号に変調してデータ通信を行なうシステムとした
が、通信媒体をISDN回線を使用し、モデム部108
の代わりに、ターミナルアダプタ、DSUを使用する形
態としてもよい。
【0055】また、本実施の形態では、音声画像通信装
置100の通信媒体はアナログ電話回線111を使用
し、通信するデータは、モデム部108を用いてアナロ
グ信号に変調してデータ通信を行なうシステムとした
が、通信媒体にLANを使用し、モデム部108、回線
制御部109を使用しない形態としてもよい。
【0056】また、本実施の形態では、音声画像通信装
置100には、カメラ、スピーカー等を外付けとなるブ
ロック構成としているが、内蔵するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、回線の影響で音声デー
タにエラーが発生した場合、または回線の状態が劣悪で
正しいデータの通信が困難な場合でも、音声データを優
先的に送信することにより、または音声データを再送す
ることにより、受信側では再生する音声の連続性は保つ
ことにより、音声が途切れたりせずに通信を行うことが
でき、音声画像通信装置として、少なくとも音声情報を
相手先に送信することができ、大切な情報が伝達できな
いという状態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる音声画像通信装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係わる音声画像通信装置のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図3】音声画像通信装置100と対向音声画像通信装
置112との間で通信するデータのパケット構成を示す
図である。
【図4】多重分離処理部107の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】音声データパケット201、画像データパケッ
ト202、制御データパケット203の各データパケッ
トを送信する時のタイミングを説明する図である。
【図6】受信側で音声データを再生した場合に遅延が発
生しないパケット送信パターンを示す図である。
【図7】受信側で音声データを再生した場合に遅延が発
生するパケット送信パターンを示す図ある。
【図8】音声パケットデータ201および再送される再
送音声パケットデータ201の送信タイミングを説明す
るための図である。
【図9】音声データパケット201の再送処理のシーケ
ンスを示す図である。
【図10】従来技術に係わる音声画像通信装置の主要部
のブロック図である。
【符号の説明】
100 画像通信装置 101 画像入力部 102 画像出力部 103 画像コーディック部 104 音声入力部 105 音声出力部 106 音声コーディック部 107 多重分離処理部 108 モデム部 109 回線制御部 111 電話回線 112 対向音声画像通信装置 200 通信多重データパケット列 201 音声データパケット 202 画像データパケット 203 制御データパケット 501 画像データパケット処理部 502 画像データパケットバッファ 503 制御データパケット処理部 504 制御データパケットバッファ 505 音声データパケット処理部 506 音声データパケットバッファ 507 全体制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 淳一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 黒田 昌芳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 浜崎 健一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 Fターム(参考) 5C059 RF01 RF23 SS07 TA73 TA76 TB00 TC22 TD12 5C064 AA01 AC04 AC06 AC11 AC12 AC16 AD02 AD07 AD08 AD09 AD13 AD14 5K014 AA01 EA08 FA03 FA08 GA01 HA05 HA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が受信
    したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時、画像
    データの送信を中止するように処理することを特徴とす
    る音声画像通信装置。
  2. 【請求項2】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が受信
    したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時は、画
    像データの送信を中止する要求を送信し、または画像デ
    ータの送信を中止する要求を受信した時は、画像データ
    の送信を中止するように処理することを特徴とする音声
    画像通信装置。
  3. 【請求項3】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が受信
    した音声データに一定以上のデータ誤りを検出した時
    は、音声データの再送の要求を送信し、または音声デー
    タの再送の要求を受信した時は、音声データを再送する
    ように処理することを特徴とする音声画像通信装置。
  4. 【請求項4】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記通信処理手段により
    データ通信速度を取得し、該データ通信速度が所定の速
    度より遅い時は、画像データの送信を中止するように処
    理することを特徴とする音声画像通信装置。
  5. 【請求項5】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が受信
    したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時、音声
    データの送信を中止するように処理することを特徴とす
    る音声画像通信装置。
  6. 【請求項6】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が受信
    したデータに一定以上のデータ誤りを検出した時は、画
    像データの送信を中止し、または画像データの送信を中
    止する要求を受信した時は、音声データの送信を中止す
    るように処理することを特徴とする音声画像通信装置。
  7. 【請求項7】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記誤り検出手段が受信
    した画像データに一定以上のデータ誤りを検出した時
    は、画像データの再送の要求を送信し、または画像デー
    タの再送の要求を受信した時は、画像データを再送する
    ように処理することを特徴とする音声画像通信装置。
  8. 【請求項8】 画像データおよび音声データを多重して
    複合データを生成するとともに、受信した複合データを
    画像データと音声データに分離する多重分離処理手段
    と、該多重分離処理手段から出力された複合データを送
    信しまたは通信相手から復号データを受信する通信処理
    手段と、受信した複合データの誤りを検出する誤り検出
    手段とを、少なくとも有する音声画像通信装置におい
    て、 音声データと画像データを多重通信している状態におい
    て、前記多重分離処理手段は、前記通信処理手段により
    データ通信速度を取得し、該データ通信速度が所定の速
    度より遅い時は、音声データの送信を中止するように処
    理することを特徴とする音声画像通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、または請求項8に
    おいて、 前記多重分離処理手段において多重分離処理される画像
    データは、カメラやTV等の映像信号を圧縮符号化した
    画像符号化データであることを特徴とする音声画像通信
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7、または請求項8
    において、 前記多重分離処理手段において多重分離処理される音声
    データは、マイク等から入力された音声信号を圧縮符号
    化した音声符号化データであることを特徴とする音声画
    像通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007150916A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Sony Corp コミュニケーションシステム、端末装置及びコンピュータプログラム
JP2007166479A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動画像表示装置および動画像表示方法
JP2009070316A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Fujitsu Ltd データ入力端末、入力データ送信方法、入力データ送信プログラム

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