JP2000196476A - チュ―ナ装置 - Google Patents

チュ―ナ装置

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JP2000196476A
JP2000196476A JP10368200A JP36820098A JP2000196476A JP 2000196476 A JP2000196476 A JP 2000196476A JP 10368200 A JP10368200 A JP 10368200A JP 36820098 A JP36820098 A JP 36820098A JP 2000196476 A JP2000196476 A JP 2000196476A
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JP
Japan
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tuner
terminal
ground
input terminal
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP10368200A
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English (en)
Inventor
Kengo Kurose
健吾 黒瀬
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力端子部の接地側端子とチューナ本体の金
属ケースとの間を絶縁して入力端子部側から外部ノイズ
や落雷時にサージ電圧が流入するのを防止し得るチュー
ナ装置を提供する。 【解決手段】 アンテナ用ケーブル11の接地線側が接
続される筒状の接地側端子6と、この接地側端子6の内
側に設けられ前記ケーブル11の信号線側が接続される
信号側端子7とからなる入力端子部5を、チューナの金
属ケース1より外方に突設したチューナ装置を構成する
場合において、前記入力端子部5の接地側端子6と前記
金属ケース1との間を非導通にしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナからのケ
ーブルを接続する入力端子部を備えたテレビジョン受像
機等のチューナ装置に係り、より詳細には、入力端子部
の接地側端子とチューナ本体を構成する金属ケースとの
間を絶縁して入力端子部側から外部ノイズや落雷時にサ
ージ電圧が流入するのを防止し得るチューナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等のチューナ装置
は、通常、チューナ本体が金属ケースで構成されてお
り、このチューナ本体内にチューナが内蔵されている。
このチューナは、アンテナからのケーブルを接続するた
めに、チューナ本体の側壁より入力端子部を突設してい
る。この入力端子部は、筒状で金属材により形成された
接地側端子の内側に信号側端子を設けたものであり、チ
ューナ本体の側壁に開設された取付穴に接地側端子を取
り付けて、チューナ本体に入力端子部を直付けしてい
る。このような構造の入力端子部には、アンテナ側より
配線されたケーブル端の接栓が差し込まれることによ
り、ケーブルの信号線側に信号側端子が、接地側に接地
側端子がそれぞれ接続されるようになっている。これに
より、アンテナで受信された放送電波の周波数信号が、
入力端子部の信号側端子と接地側端子とを介してチュー
ナ側に導入されるものである。
【0003】このようなチューナ装置の一例として、入
力フィルタからアンテナ出力端子間の絶縁特性を広帯域
に渡り向上させ、テレビに対して白線ノイズ等の妨害を
与えないことを目的とした複合型チューナが知られてい
る(特開平8−162908号公報参照)。この複合型
チューナは、金属製のフレーム内を第1の区画室と第2
の区画室とに分割し、第1の区画室には一方の縦側板に
アンテナ入力端子が植設されている。そして、このアン
テナ入力端子には、チューナを構成する第1の増幅器や
分配器等が接続されている。この複合型チューナにおい
ては、前記一般に普及のチューナ装置と同じく、アンテ
ナへ接続されたケーブルの端部に設けられる接栓をアン
テナ入力端子に差し込むことにより、受信電波の周波数
信号が導入されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
チューナ装置は、前者の入力端子部も後者のアンテナ入
力端子も接地側が金属材からなり、金属製のチューナ本
体またはフレームに対し直接的に固定されているので、
接地側の相互が電気的に接続されている。このため、テ
レビが隣接した部屋にそれぞれ設置されていて、共同ア
ンテナからの信号を受信するシステムになっている場
合、他のテレビ側で発生したノイズがノイズが干渉し、
入力端子部もしくはアンテナ入力端子の接地側を介して
チューナの回路部に流入することにより、雑音や画像の
乱れを惹起させることがあった。また、共同アンテナお
よび単独のアンテナに関わらず落雷があると、入力端子
部もしくはアンテナ入力端子側からチューナ本体を経て
テレビの負荷側回路にサージ電圧が流入し、これらの回
路が破壊されたり焼損する等によって感電や火災発生の
危険性を有していた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、入力端子部の接地側端子とチューナ本体の金属ケ
ースとの間を絶縁して入力端子部側から外部ノイズや落
雷時にサージ電圧が流入するのを防止し得るチューナ装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、アンテナ用
ケーブルの接地線側が接続される筒状の接地側端子と、
この接地側端子の内側に設けられ前記ケーブルの信号線
側が接続される信号側端子とからなる入力端子部を、チ
ューナの金属ケースより外方に突設したチューナ装置に
おいて、前記入力端子部の接地側端子と前記金属ケース
との間を非導通にしてなることを特徴とするものであ
る。また、請求項2に記載の発明は、前記非導通の部分
を、絶縁体により形成してなることを特徴とするもので
ある。また、請求項3に記載の発明は、前記入力端子部
の接地側端子が、コンデンサを介して電源回路の接地極
側に接続されてなることを特徴とするものである。ま
た、請求項4に記載の発明は、前記入力端子部の接地側
端子と前記金属ケースとの間に、前記チューナ側へ入力
する周波数信号のみを通過させるフィルター回路を接続
してなることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係るチューナ装置を示す概要構成図であ
る。このチューナ装置は、チューナ本体1をプリント基
板2上に実装して、アンテナ入力端子5にアンテナから
のケーブル11を接続することにより、テレビ電波をチ
ューナの回路部に導入する構成となっている。チューナ
本体1は、略矩形状の金属ケースで形成しており、前側
板1aの上部にアンテナ入力端子5の取付穴部1dを開
設して、下部側には開口1cを設けている。この開口1
cからは、複数本の入力端子1eおよび出力端子1fを
突出させており、これら端子1e,1fをプリント基板
2の透孔に挿通して、チューナ本体1に内蔵されたチュ
ーナの回路各部とプリント基板2の配線パターンとを半
田付け接続するようになっている。また、チューナ本体
1は、前後側板1b,1cの下端に接地端子3,4を突
設しており、この接地端子3,4をプリント基板2の透
孔に挿通して、プリント基板2上にチューナ本体1を搭
載するようにしている。
【0008】アンテナ入力端子5は、接地側端子6と信
号側端子7とからなり、絶縁体8を介してチューナ本体
1に固定する構成になっている。接地側端子6は、円筒
状で導電材により形成され、基端側に絶縁体8が嵌着さ
れている。この絶縁体8は、前記接地側端子6および取
付穴部1dよりも小外径の略円柱状で、硬質の合成樹脂
材によりに形成されている。なお、この絶縁体8の中心
に細長の導体を一体的に埋設して、前後端8a,8bか
ら接続に必要な長さだけそれぞれ突出させることによ
り、信号側端子7としている。このような絶縁体8は、
前端8a側を接地側端子6の基端側に嵌着した状態で、
後端8b側をチューナ本体1の取付穴部1dに嵌着し、
前側板1aに対して強固に取り付けている。これによ
り、接地側端子6内の中心に信号側端子7が位置し、チ
ューナ本体1と接地側端子6とが絶縁体8にて非導通と
されたアンテナ入力端子5が、チューナ本体1の前側板
1aに突設される。
【0009】なお、接地側端子6の外周面にアース線9
の一端を接続し、プリント基板2の透孔2aを通して他
端をフィルター回路10の入力側に接続している。この
フィルター回路10は、アンテナ側から送出される信号
のうち、チューナへ入力する周波数信号のみを通過させ
るもので、出力側を前側板1aの接地端子3に接続して
いる。前記アンテナ入力端子5に、アンテナ側から配線
されたケーブル11の端部に設けた接栓12を差し込ん
だとき、この接栓12の接地側端子13と接地側端子6
が、信号側端子14と信号側端子7とがそれぞれ接続さ
れる。そして、アンテナで受信される放送電波の周波数
信号がアンテナ入力端子5に導入されたとき、信号側端
子7の経路と、接地側端子6からアース線9、フィルタ
ー回路10および接地端子3を介する経路とでチューナ
側に伝送される。
【0010】このようなチューナ装置は、金属材からな
る接地側端子6とチューナ本体1とが絶縁体8にて非導
通となっているので、外部ノイズの影響を大幅に低減す
ることが可能になる。例えば、このアンテナ入力端子5
を備えたテレビが隣接した部屋にそれぞれ設置されてい
て、共同アンテナからの信号を受信するシステムになっ
ている場合、他のテレビ側で発生したノイズが干渉し、
アンテナ入力端子5の接地側端子6に流入することがあ
っても、絶縁体8でカットされてチューナの回路部には
流入しないから、雑音の発生や画像の乱れが防止され
る。
【0011】ところで、前記アンテナ入力端子5の接地
側端子6には、コンデンサ15を介して電源回路16の
1次側接地極17が接続されている。このテレビの電源
回路16は、図示省略しているが、普及型と同じく整流
回路や電圧安定回路等からなり、1次側に商用電源が接
続され、2次側に各種の負荷回路が接続されるようにな
っている。この電源回路の1次側接地極17に、コンデ
ンサ15を介してアンテナ入力端子5の接地側端子6が
接続されることにより、アンテナへ落雷があったとき
は、サージ電圧が電源回路16側に逃がされて、テレビ
の負荷側回路へ流入するのが防止される。よって、この
負荷回路が破壊されたり焼損する問題が回避されるもの
である。なお、上記実施の形態ではアンテナ入力端子5
をテレビに適用する場合について説明したが、このアン
テナ入力端子5にアンテナからのケーブルを接続する各
種のAV機器に広く採用し得ることは勿論である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、アンテナ用ケーブルが接続される
入力端子部の接地側端子とチューナの金属ケースとの間
を非導通にしたので、入力端子部側から外部ノイズや落
雷時のサージ電圧が内部回路に流入するのを防止でき、
映像・音響機器がノイズの影響を受け難くなるうえ、回
路各部の破壊を回避できる効果がある。また、請求項2
に記載の発明は、非導通の部分を絶縁体により形成して
いることから、入力端子部と金属ケースとの間が確実に
非導通状態に保たれ、かつ、両者の接続部分の強度が高
められる利点がある。また、請求項3に記載の発明は、
入力端子部の接地側端子が、コンデンサを介して電源回
路の接地極側に接続されているため、落雷時のサージ電
圧が電気機器の内部回路に流入するのを確実に防止でき
る利点がある。また、請求項4に記載の発明は、入力端
子部の接地側端子と金属ケースとの間に、チューナ側へ
入力する周波数信号のみを通過させるフィルター回路を
接続していることから、入力端子部の接地側端子とチュ
ーナの金属ケースとの間を非導通にしても、アンテナか
らの周波数信号を支障なくチューナ側へ伝送し得る利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るチューナ装置を示す
概要構成図である。
【符号の説明】 1 金属ケース 7 信号側端子 5 入力端子部 8 非導通部 6 接地側端子 11 ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ用ケーブルの接地線側が接続さ
    れる筒状の接地側端子と、この接地側端子の内側に設け
    られ前記ケーブルの信号線側が接続される信号側端子と
    からなる入力端子部を、チューナの金属ケースより外方
    に突設したチューナ装置において、 前記入力端子部の接地側端子と前記金属ケースとの間を
    非導通にしてなることを特徴とするチューナ装置。
  2. 【請求項2】 前記非導通の部分を、絶縁体により形成
    してなることを特徴とする請求項1に記載のチューナ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記入力端子部の接地側端子が、コンデ
    ンサを介して電源回路の接地極側に接続されてなること
    を特徴とする請求項1または2に記載のチューナ装置。
  4. 【請求項4】 前記入力端子部の接地側端子と前記金属
    ケースとの間に、前記チューナ側へ入力する周波数信号
    のみを通過させるフィルター回路を接続してなることを
    特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のチューナ
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324858A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Mitsumi Electric Co Ltd 電子機器
CN100514867C (zh) * 2004-09-30 2009-07-15 株式会社东芝 调谐器
KR101103574B1 (ko) 2005-11-28 2012-01-09 엘지이노텍 주식회사 튜너
JP2019004321A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 一般財団法人電力中央研究所 耐雷性能の向上方法

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JP2007324858A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Mitsumi Electric Co Ltd 電子機器
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