JP2000196236A - 両面フラッシュプリント配線板およびその製造方法 - Google Patents

両面フラッシュプリント配線板およびその製造方法

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JP2000196236A
JP2000196236A JP10369646A JP36964698A JP2000196236A JP 2000196236 A JP2000196236 A JP 2000196236A JP 10369646 A JP10369646 A JP 10369646A JP 36964698 A JP36964698 A JP 36964698A JP 2000196236 A JP2000196236 A JP 2000196236A
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insulating resin
resin substrate
adhesive
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Naoto Fukuda
直人 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面がより平滑で、精緻な回路パターンを有す
ることが可能な層間接続された両面フラッシュプリント
配線板およびその製造方法を提供する。 【解決手段】熱可塑性接着剤を一方の面に塗布してなる
接着剤付樹脂フィルム3の接着剤塗布面2とは反対の面
に支持基材5が固定されてなる箔支持基板8の接着剤塗
布面に導電性箔4が貼着されている箔基板9の導電性箔
に回路パターン10を形成してなる第一および第二の箔
基板9a、9bの一方の箔基板9bの回路パターンの少
なくとも一部に導電性のバンプ11を形成し、これら第
一および第二の箔基板を絶縁樹脂基板12を挟んでそれ
ぞれの回路パターン10が絶縁樹脂基板12に面するよ
うに配置し加熱下に積層プレスしてから、両箔支持基板
8を絶縁樹脂基板12から剥がす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は両面フラッシュプリ
ント配線板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュプリント配線板は、回路パタ
ーンの表面と絶縁樹脂基板の表面の高さを同一平面とし
た凹凸のない平滑なプリント配線板で、例えばロータリ
スイッチ、チューナー、整流子などの摺動部品に使用さ
れる。
【0003】フラッシュプリント配線板、ことに両面が
電気的に接続された両面フラッシュプリント配線板の製
造方法としては、例えばサブトラクティブ法フラッシュ
プリント配線板・樹脂充填平滑化法がある(1987年
2月15日4版(株)工業調査会発行の「プリント配線
板キーワード100」の第110頁参照。)。これは図
4aのように絶縁樹脂基材30の両面に銅箔31を張り
付けてなる両面銅張積層板32にドリルなどで貫通孔3
3を設けた後、銅メッキして表面および貫通孔33内に
銅メッキ層34を形成する(図4b)。その後両面の銅
メッキ層34と銅箔31にエッチングなどにより回路パ
ターン35を形成する(図4c)。次にスクリーン印刷
などにより回路パターン35上にエポキシ樹脂などの埋
込樹脂36を塗布し硬化させて埋込樹脂層を形成し(図
4d)、その後、埋込樹脂層を回路パターン35が露出
するまで切削研磨することにより、層間(両面間)が接
続された両面フラッシュプリント配線板37ができる
(図4e)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の方法では、埋込樹脂36を塗布する際に埋込樹脂が貫
通孔33内に入り込み、フラッシュプリント配線板の表
面がフラットにならないという欠点があり、フラットに
するには埋込樹脂の塗布に先立って貫通孔33を予め孔
埋めするなどの工程が別途に必要になる。
【0005】また埋込樹脂層を回路パターン35が露出
するまで切削研磨する際に、埋込樹脂36と回路パター
ン35の銅とは研磨により削られる度合いが異なるの
で、表面が均一に削られず完全な平滑化ができないとい
う欠点がある。
【0006】本発明は、表面がより平滑で、精緻な回路
パターンを有することが可能な層間接続された両面フラ
ッシュプリント配線板およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の両面フラッシュ
プリント配線板の製造方法は、熱可塑性接着剤を一方の
面に塗布してなる接着剤付樹脂フィルムの接着剤塗布面
とは反対の面に支持基材が固定されてなる箔支持基板の
接着剤塗布面に導電性箔が貼着されている箔基板の導電
性箔に回路パターンを形成してなる第一および第二の箔
基板の一方の箔基板の回路パターンの少なくとも一部に
導電性のバンプを形成し、これら第一および第二の箔基
板を絶縁樹脂基板を挟んでそれぞれの回路パターンが絶
縁樹脂基板に面するように配置し加熱下に積層プレスし
て、各回路パターンを絶縁樹脂基板と同一表面にまで絶
縁樹脂基板にそれぞれ埋め込むと共に、バンプが絶縁樹
脂基板を貫通して第一および第二の箔基板の回路パター
ンの少なくとも一部を接続している状態にした後に、両
箔支持基板を絶縁樹脂基板から剥がすことを特徴とす
る。
【0008】また本発明の両面フラッシュプリント配線
板の製造方法は、熱可塑性接着剤を一方の面に塗布して
なる接着剤付樹脂フィルムの接着剤塗布面側に導電性箔
を配置し、接着剤付樹脂フィルムの接着剤塗布面とは反
対の面に支持基材を配置して加熱下に積層プレスするこ
とにより箔基板を作成した後、導電性箔に回路パターン
を形成し、このように作成された第一および第二の箔基
板の一方の箔基板の回路パターンの少なくとも一部に導
電性のバンプを形成し、これら第一の箔基板と第二の箔
基板とを絶縁樹脂基板を挟んでそれぞれの回路パターン
が絶縁樹脂基板に面するように配置して加熱下に積層プ
レスし、各回路パターンを絶縁樹脂基板と同一表面にま
で絶縁樹脂基板にそれぞれ埋め込むと共に、バンプが絶
縁樹脂基板を貫通して絶縁樹脂基板の両側に配置された
箔基板の回路パターンの少なくとも一部を接続している
状態にした後に、それぞれの支持基材及び接着剤付フィ
ルムを絶縁樹脂基板から剥がすことを特徴とする。
【0009】支持基材および/または絶縁樹脂基板はプ
リプレグであることが好ましく、また絶縁樹脂基板は熱
硬化性樹脂フィルムであることができる。さらに導電性
箔が銅箔であることが好ましく、回路パターンはエッチ
ングにより形成されていることが好ましい。
【0010】また本発明の両面フラッシュプリント配線
板は、絶縁樹脂基板の両表面に埋め込まれた回路パター
ンの少なくとも一部が、絶縁樹脂基板を貫通して配置さ
れている導電性のバンプにより接続されていることを特
徴し、絶縁樹脂基板はプリプレグまたは熱硬化性樹脂フ
ィルムであることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、樹脂フィルム1の
一方の面に熱可塑性の接着剤を塗布してなる接着剤塗布
面2を有する接着剤付樹脂フィルム3の、接着剤塗布面
2側に導電性箔として銅箔4を配置し、また他方の面側
に支持基材5となるプリプレグを配置する。その後、銅
箔4の外に中間板6aを配置し、一方、プリプレグ5の
外側には離型フィルム7を介して中間板6bを配置し
て、図示省略のプレス機にて加熱下に積層プレスする
(第一の積層プレス)(図1a)。
【0012】これにより接着剤付樹脂フィルム3は支持
基材であるプリプレグ5に融着し、一方、銅箔4は接着
剤付樹脂フィルム3に貼着して、接着剤付樹脂フィルム
3、プリプレグ5および銅箔4が一体化され、銅箔4は
接着剤付樹脂フィルム3を介して支持基材5であるプリ
プレグに支持される。即ち、銅箔4が接着剤付樹脂フィ
ルム3と支持基材であるプリプレグ5とよりなる箔支持
基材8により支持されている箔基板(銅箔基板)9がで
きる(図1b)。この銅箔基板9の銅箔4にエッチング
などにより回路パターン10を形成して、回路パターン
10を有する銅箔基板9aを作成する(図1c)。
【0013】このようにして作られた回路パターン10
を有する銅箔基板9aの回路パターン10上の所望の箇
所に図2で示すように三角錐状の導電性のバンプ11を
形成してバンプ付の銅箔基板9bを作成する。
【0014】その後、図3aのように絶縁樹脂基板12
としてのプリプレグの両面に、バンプのない銅箔基板9
aと、バンプ付の銅箔基板9bとをそれぞれの回路パタ
ーンがプリプレグ12に面するように配置し(図3aと
は逆に銅箔基板9bを上に、銅箔基板9aを下に配置し
てもよい)、銅箔基板9aと銅箔基板9bの位置合わせ
をした後、各銅箔基板9a、9bの外側に離型フィルム
13a、13bおよび中間板14a、14bを配置し
て、図示省略のプレス機にて加熱下に積層プレスする
(第二の積層プレス)。
【0015】積層プレス時の加圧加熱によりプリプレグ
12は完全に溶解して、バンプ11がプリプレグ12を
貫通して上下の回路パターン10同士を接続する。また
回路パターン10が溶解したプリプレグ12中に入り込
み、プリプレグ12の表面と同一平面にまで埋め込まれ
る(図3b)。
【0016】積層プレス時の熱が冷めないうち、または
放冷後に新たに加熱してから、接着剤塗布面2を境に、
接着剤付樹脂フィルム3およびプリプレグ5から構成さ
れる箔支持基板8をプリプレグ12からそれぞれ剥離す
ることにより、回路パターン10がプリプレグ12の表
面と同じ面まで埋め込まれ、両回路パターン10の少な
くとも一部が接続された両面フラッシュプリント配線板
15が形成される(図3c)。
【0017】接着剤付樹脂フィルム3を構成する樹脂フ
ィルム1としては、第一および第二の積層プレス時の加
熱に耐える耐熱性を有する樹脂製のフィルムが使用さ
れ、例えば耐熱性のポリエステルやフッ素系の樹脂から
なるフィルムなどが好ましい。樹脂フィルム1の厚さは
例えば25〜50μmのものが使用される。
【0018】接着剤としては、アクリル系樹脂接着剤な
どの、常温で接着性を保ち、加熱すると剥離可能な熱可
塑性接着剤が使用される。このような接着剤付樹脂フィ
ルム3としては、例えば日立化成工業株式会社製のK−
3340、K−3350などが使用できる。
【0019】支持基材5としてはプリプレグのほかエポ
キシ樹脂フィルムなどの熱硬化性樹脂フィルムなどを使
用できる。プリプレグとしては、ガラスなどの基布にエ
ポキシ樹脂などの樹脂を含浸させた後、該樹脂が半硬化
の状態(Bステージ状態)にされたプリプレグが使用で
きる。上記プリプレグはNEMA規格で耐熱グレードが
FR−4、FR−5(以下単にFR−4、FR−5とい
う)に分類されるガラス布基材エポキシ樹脂積層板が好
ましく、このほかエポキシ樹脂に代えてポリイミド、B
Tーレジンなども使用できる。
【0020】支持基材5の厚さは例えば100〜200
μmにされる。なお支持基材5は積層プレスにより接着
剤付樹脂フィルム3に融着させるほかに、例えば非熱可
塑性の接着剤等を用いて接着剤付樹脂フィルム3の接着
剤塗布面2と反対の面に予め固定して箔支持基材8とし
てもよい。
【0021】導電性箔4としては銅箔が使用されるがこ
れ以外の箔を使用してもよい。導電性箔の厚さは例えば
18〜35μmにされる。
【0022】バンプ11は例えば銀、金、銅、半田粉な
どの導電性粉末、これらの合金粉末もしくは複合(混
合)金属粉末と、例えばポリカーボネート樹脂、ポリス
ルホン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、メラミ
ン樹脂、フェノキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド
系樹脂などの樹脂からなるバインダー成分とを混合して
なるペースト状の組成物から構成され、メタルマスクな
どを用いた印刷法やディスペンサを用いた塗布方法によ
り絶縁樹脂基板上に形成される。バンプの底辺の径やバ
ンプの高さは絶縁樹脂基板の厚さにより異なるが、例え
ばバンプの底辺の径は0.2〜0.5mm程度になさ
れ、高さは50〜300μmにされる。
【0023】離型フィルム7、13a、13bとしては
例えばフッ素樹脂製の厚さが50μmのフィルムなど一
般に離型フィルムとして使用されているものが使用でき
る。また中間板6a、6b、14a、14bには、例え
ば厚さが1.2mmのステンレスなどの金属板が使用さ
れる。
【0024】絶縁樹脂基板12としてはプリプレグの
他、エポキシ樹脂フィルムなどの熱硬化性樹脂フィルム
(例えば日立化成工業株式会社製のASー3000)を
使用できる。プリプレグとしては、ガラスなどの基布に
エポキシ樹脂などの絶縁性の樹脂を含浸させた後、該樹
脂が半硬化の状態(Bステージ状態)にされたFR−4
やFR−5のプリプレグが使用できる。樹脂としてはエ
ポキシ樹脂のほかポリイミド、BTーレジンなども使用
できる。絶縁樹脂基板12の厚さは例えば50〜200
μmにされる。
【0025】積層プレス時の加熱および加圧条件は、使
用する箔支持基板8(接着剤付樹脂フィルム3と支持基
材5から構成される)や絶縁樹脂基板12により異なる
が、箔支持基板8は少なくとも絶縁樹脂基板12の積層
プレス時(第二の積層プレス)の加熱および加圧に耐え
る材料である必要がある。
【0026】
【実施例】厚さ25μmの接着剤付樹脂フィルム(日立
化成工業株式会社製のK−3340)の、接着剤塗布面
側に厚さ35μmの銅箔を配置し、また他方の面側に支
持基材として厚さ200μmの第一のプリプレグ(FR
−4に分類されるガラス布エポキシ樹脂積層板)を配置
する。さらに銅箔の外側に厚さ1.2mmのステンレス
製の中間板を配置し、第一のプリプレグの外側にフッ素
樹脂フィルムからなる厚さ50μmの離型フィルムを介
して厚さ1.2mmのステンレス製の中間板を配置して
175℃、30kg/cmで積層プレスした。
【0027】これにより接着剤付樹脂フィルム、第一の
プリプレグおよび銅箔が一体化された銅箔基板ができ
た。この銅箔基板の銅箔にエッチングにより回路パター
ンを形成した。このような銅箔基板を2枚用意した。
【0028】この2枚の銅箔基板の一方の銅箔基板の回
路パターン上の複数の所望箇所に、銀ぺーストを用いて
印刷法により三角錐状の導電性のバンプ(底辺径0.3
mm、高さ250μm)を形成した。
【0029】次にバンプが形成された銅箔基板の上に、
絶縁樹脂基板としての厚さ200μmの第二のプリプレ
グ(FR−4に分類されるガラス布エポキシ樹脂積層
板)を置き、第二のプリプレグの上にバンプのない銅箔
基板を、その回路パターンを下向きにして配置し位置合
わせした後、それぞれの銅箔基板の外側にフッ素樹脂フ
ィルムからなる厚さ50μmの離型フィルムを介して厚
さ1.2mmのステンレス製の中間板を配置して、17
5℃、40〜60kg/cmで積層プレスした。
【0030】放冷後80℃に加熱して、接着剤塗布面を
境に接着剤付樹脂フィルムおよび第一のプリプレグを第
二のプリプレグから剥離して、両面の回路パターンが第
二のプリプレグの表面と同じ面まで埋め込まれ、両面の
回路パターンの一部がバンプにより接続された両面フラ
ッシュプリント配線板が得られた。
【0031】
【発明の効果】本発明では積層プレスにより平滑化を行
うので、埋込樹脂を切削研磨するよりも簡単かつ短時間
に表面がより平滑な両面フラッシュプリント配線板を作
ることができる。
【0032】また本発明では導電性のバンプにより、絶
縁樹脂基板を介して配置された回路バターン間(層間)
を接続するようにしているので貫通孔の箇所の銅メッキ
工程や、埋込樹脂の貫通孔へのたれ込みを防止する為の
穴埋め工程などが不要なので製造工程が簡素化できる。
【0033】さらには導電性のバンプを使用して接続し
ているので層間接続の信頼性が高く、また埋込樹脂の貫
通孔へのたれ込みのようなことがなく、回路パターンだ
けでなく接続箇所も含めて平滑な両面フラッシュプリン
ト配線板ができる。
【0034】また接続箇所に貫通孔がないのでビルドア
ップして多層化する際に、接続箇所にビアホールを作る
こともできるなど、多層化の際の制約が少ない。
【0035】本発明では回路パターンをエッチングによ
り形成することにより、精緻な回路パターンにすること
ができる。
【0036】上述のように絶縁樹脂基板としてプリプレ
グを使用すると、積層プレス時の加熱と加圧でプリプレ
グに回路パターンが埋め込まれ、プリプレグの樹脂は積
層プレス時に一旦完全に溶解してから固化するので、精
緻な回路パターンを埋込むことが可能でしかも表面が完
全に平滑化される。
【0037】また箔支持基材としてプリプレグを使用す
ると、積層プレスにより容易に箔支持基板を作ることが
できる。
【0038】さらに支持基材および/または絶縁樹脂基
板としてプリプレグを使用すると、プリプレグは種類が
多いので、材料選択の自由度が高まる。
【0039】また本発明の両面接続フラッシュプリント
配線板は表面の平滑性から、絶縁層を極限まで薄くした
ビルドアップ基板のコア材とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による両面フラッシュプリント配線板を
製造する過程を示す図。
【図2】バンプが形成された状態の銅箔基板を示す図。
【図3】本発明による両面フラッシュプリント配線板を
製造する過程を示す図。
【図4】従来の両面フラッシュプリント配線板の製造方
法を示す図。
【符号の説明】
1 樹脂フィルム 2 接着剤塗布面 3 接着剤付樹脂フィルム 4 導電性箔(銅箔) 5 支持基材(プリプレグ、第一のプリプレグ) 6a、6b 中間板 7 離型フィルム 8 箔支持基板 9 箔基板(銅箔基板) 9a バンプのない銅箔基板 9b バンプ付の銅箔基板 10 回路パターン 11 バンプ 12 絶縁樹脂基板(プリプレグ、第二のプリプレグ) 13a、13b 離型フィルム 14a、14b 中間板 15 両面フラッシュプリント配線板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性接着剤を一方の面に塗布してなる
    接着剤付樹脂フィルムの接着剤塗布面とは反対の面に支
    持基材が固定されてなる箔支持基板の接着剤塗布面に導
    電性箔が貼着されている箔基板の導電性箔に回路パター
    ンを形成してなる第一および第二の箔基板の一方の箔基
    板の回路パターンの少なくとも一部に導電性のバンプを
    形成し、これら第一および第二の箔基板を絶縁樹脂基板
    を挟んでそれぞれの回路パターンが絶縁樹脂基板に面す
    るように配置し加熱下に積層プレスして、各回路パター
    ンを絶縁樹脂基板と同一表面にまで絶縁樹脂基板にそれ
    ぞれ埋め込むと共に、バンプが絶縁樹脂基板を貫通して
    第一および第二の箔基板の回路パターンの少なくとも一
    部を接続している状態にした後に、両箔支持基板を絶縁
    樹脂基板から剥がすことを特徴とする両面フラッシュプ
    リント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】熱可塑性接着剤を一方の面に塗布してなる
    接着剤付樹脂フィルムの接着剤塗布面側に導電性箔を配
    置し、接着剤付樹脂フィルムの接着剤塗布面とは反対の
    面に支持基材を配置して加熱下に積層プレスすることに
    より箔基板を作成した後、導電性箔に回路パターンを形
    成し、このように作成された第一および第二の箔基板の
    一方の箔基板の回路パターンの少なくとも一部に導電性
    のバンプを形成し、これら第一の箔基板と第二の箔基板
    とを絶縁樹脂基板を挟んでそれぞれの回路パターンが絶
    縁樹脂基板に面するように配置して加熱下に積層プレス
    し、各回路パターンを絶縁樹脂基板と同一表面にまで絶
    縁樹脂基板にそれぞれ埋め込むと共に、バンプが絶縁樹
    脂基板を貫通して絶縁樹脂基板の両側に配置された箔基
    板の回路パターンの少なくとも一部を接続している状態
    にした後に、それぞれの支持基材及び接着剤付フィルム
    を絶縁樹脂基板から剥がすことを特徴とする両面フラッ
    シュプリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】支持基材および/または絶縁樹脂基板がプ
    リプレグである請求項1または2に記載の両面フラッシ
    ュプリント配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】絶縁樹脂基板が熱硬化性樹脂フィルムであ
    る請求項1〜3のいずれか一つに記載の両面フラッシュ
    プリント配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】導電性箔が銅箔である請求項1〜4のいず
    れか一つに記載の両面フラッシュプリント配線板の製造
    方法。
  6. 【請求項6】回路パターンがエッチングにより形成され
    ている請求項1〜5のいずれか一つに記載の両面フラッ
    シュプリント配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】絶縁樹脂基板の両表面に埋め込まれた回路
    パターンの少なくとも一部が、絶縁樹脂基板を貫通して
    配置されている導電性のバンプにより接続されているこ
    とを特徴とする両面フラッシュプリント配線板。
  8. 【請求項8】絶縁樹脂基板がプリプレグまたは熱硬化性
    樹脂フィルムであることを特徴とする請求項7に記載の
    両面フラッシュプリント配線板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095979A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Clover Denshi Kogyo Kk バンプ形成装置
KR100733814B1 (ko) 2006-05-23 2007-07-02 삼성전기주식회사 인쇄회로기판 제조방법
KR100919632B1 (ko) * 2007-10-16 2009-09-30 삼성전기주식회사 패키지 기판 및 그 제조방법

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