JP2000195965A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000195965A
JP2000195965A JP10367951A JP36795198A JP2000195965A JP 2000195965 A JP2000195965 A JP 2000195965A JP 10367951 A JP10367951 A JP 10367951A JP 36795198 A JP36795198 A JP 36795198A JP 2000195965 A JP2000195965 A JP 2000195965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイポーラトランジスタを有する半導体装置
およびその製造方法において、寄生抵抗を削減すると共
にイオン注入等に起因する残留欠陥をなくしさらにコン
タミネーションを防止する。 【解決手段】 シリコン基板(体)(P−sub)50
にコレクタ埋め込み領域52と第1のN型不純物領域5
3、54を形成し、その後N型エピタキシャル層56を
堆積し、熱処理して第1のN型不純物領域53,54か
ら不純物をN型エピタキシャル層56へ上方拡散させ
る。その後、第1のN型不純物領域54の上部にベー
ス、エミッタとコレクタを形成する。 【効果】 バイポーラトランジスタのエピタキシャル層
の抵抗を小さくすると共にイオン注入による残留欠陥を
なくしコンタミネーション等による電気的特性の劣化を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバイポーラトランジ
スタの半導体装置およびその製造方法に関し、特にSI
C( Selectively Implanted Collector )構造を有す
る縦型NPNバイポーラトランジスタと横型PNPバイ
ポーラトランジスタの半導体装置とその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】バイポーラトランジスタの交流特性例え
ば、ベース−コレクタ間の寄生容量を小さくし帰還量を
減らすことや周波数特性を向上させることが必要であ
る。このため、コレクタ(領域)を形成する半導体層の
不純物濃度は低く設定されている。
【0003】ただし、この場合、特にエピタキシャル技
術によりコレクタ(領域)を形成する半導体装置の場合
等、エピタキシャル層下に形成した埋め込み領域(層)
から基板(基体とも記載する)表面の電極部と接続する
と接続抵抗が増加したり、コンタミネーション(重金属
汚染等)の影響により、エピタキシャル層をベース(領
域)とする横型トランジスタの電気的特性の変動を生じ
やすい等の問題がある。
【0004】図10に縦型NPNバイポーラトランジス
タの半導体装置、図11に横型PNPバイポーラトラン
ジスタの半導体装置の代表的な構造を示す。図10に示
した縦型NPNバイポーラトランジスタはベース領域
(207)直下にSIC領域(211)が構造されてい
る。この縦型NPNバイポーラトランジスタの半導体装
置において、P型半導体基体(P−sub)201内に
N型の高濃度のコレクタ埋め込み領域(N−BL;N-Bu
ried Layer )202が構成され、その外周に高濃度の
P型不純物が拡散されてチャンネルストッパーと呼ばれ
るISO204が縦方向に構成されていて、各素子が物
理的また電気的に分離されている。
【0005】この高濃度のP型不純物領域のチャンネル
ストッパー、ISO204の上部にさらに酸化シリコン
SiO2膜で構成された絶縁層の素子分離領域(LOC
OS;Local Oxidation of Silicon )205が構成さ
れている。このLOCOS205で囲まれた領域にトラ
ンジスタ等の素子が形成されている。N型の高濃度のコ
レクタ埋め込み領域202の上部にエピタキシャル成長
して形成されたN型のエピ層(N型エピタキシャル層、
またはN−epi層)203が構成されている。
【0006】また、このN型エピタキシャル層203内
部に、N型不純物をイオン注入し熱処理してこの層より
不純物濃度を高く設定したいわゆるSIC領域211が
構成されていると共に、この上部にP型のイントリンシ
ックベース領域207が構成されている。また、このイ
ントリンシックベース領域(または真性ベース領域とも
記載する)207の内部には、N型の不純物が拡散され
たN型の高濃度のエミッタ領域208が構成されてい
る。
【0007】次に、イントリンシックベース領域207
の周辺部にP型の高濃度の不純物領域であるグラフトベ
ース領域213が形成されイントリンシックベース領域
207とオーバーラップされて構成されて、これらの領
域が接続されその結果ベース抵抗を小さくしている。ま
たN型エピタキシャル層203内には高濃度のN型の不
純物層(領域)でコレクタ埋め込み領域202とコレク
タ電極220間にN+シンカー206が構成され、コレ
クタ抵抗を小さくしている。
【0008】更に、上述したLOCOS205の上部で
かつグラフトベース領域213の外周部とエミッタ−コ
レクタ間に酸化シリコンSiO2等の絶縁膜209が堆
積されていて、エミッタ領域、ベース領域とコレクタ領
域がそれぞれ開口されている。この開口部でグラフトベ
ース領域213にポリシリコン膜215が堆積されベー
ス電極(215,217)の一部を構成し、エミッタ領
域208にもポリシリコン膜216が形成されエミッタ
電極(216,218)の一部を構成している。ベース
電極217とエミッタ電極(218)間は酸化シリコン
SiO2等の絶縁膜で構成されたサイドウォール219
が構成されベース−エミッタ間が絶縁されている。
【0009】コレクタ電極取り出しのN+シンカー20
6の上部にはAl等の金属電極膜がベース(金属)電極
217やエミッタ(金属)電極218が一緒に堆積され
てコレクタ(金属)電極220が構成されている。これ
らの金属電極の上部に層間絶縁膜や上層配線層等を形成
して集積回路が構成される。
【0010】上述した縦型NPNバイポーラトランジス
タは、高電流領域において、Kirk効果を抑制し、f
T、fmax等の電気的交流特性を向上させるため、選択的
に真性ベース領域(207)直下のコレクタ領域の不純
物濃度を増加させる(SIC)方法も行われている。し
かしながらこの場合、SIC領域211はN型エピタキ
シャル層203を形成した後高エネルギーでイオン注入
して形成されているため、高エネルギーイオン注入装置
が必要であり、さらにイオン注入後の基板内の残留欠陥
による歩留まりの低下、イオン注入時のコンタミネーシ
ョン混入による電気的特性の変動等の問題がある。
【0011】一方図11に示す横型PNPバイポーラト
ランジスタは一般に上述した縦型NPNバイポーラトラ
ンジスタと同時に形成され、N型エピタキシャル層20
3をベース領域としている。この場合、低濃度のN型エ
ピタキシャル層203をベース領域としているため比較
的高いhFEが得られるが、製造工程に起因する表面状態
のバラツキ、コンタミネーションによるバラツキ等の影
響により、トランジスタの電気的特性が変動し易かった
り、ベース電荷蓄積量(Qb)が不足しやすく素子耐圧
の低下、電流容量の低下やアーリ電圧の低下が生じる等
の問題があった。
【0012】そこで、この横型PNPトランジスタの電
気的特性改善をするため、エピタキシャル層に不純物を
注入してベース電荷蓄積量を増加させる方法も行われて
いる。この場合も、イオン注入による不純物のドーピン
グが一般に行われ、イオン注入後の基板内の残留欠陥に
よる歩留まり低下、イオン注入時のコンタミネーション
混入による電気的特性の変動などの問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、バイポーラトランジスタの半
導体装置およびその製造方法に関し、特に縦型NPNバ
イポーラトランジスタのコレクタ領域と横型PNPバイ
ポーラトランジスタのベース領域であるN型エピタキシ
ャル層内に高濃度の不純物領域をエピタキシャル層形成
前に選択的に形成することにより欠陥及び重金属汚染の
少ない半導体装置およびその製造方法を提供することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、第1と第
2のバイポーラトランジスタを有する半導体装置におい
て、半導体基体に構成された第1の導電型の埋め込み領
域と、第1のバイポーラトランジスタの第1の導電型の
埋め込み領域内に第1の導電型の第1と第2の不純物領
域が構成されると共に第2のバイポーラトランジスタの
第1の導電型の埋め込み領域に構成された第1の導電型
の第3の不純物領域と、第1の導電型の第1,第2と第
3の不純物領域と第1の導電型の埋め込み領域上に構成
された第1の導電型の半導体層と、第1の導電型の半導
体層に構成された第2の導電型の第4の不純物領域と、
第2の導電型の第4の不純物領域内に構成された第1の
導電型の第5の不純物領域と、第1の導電型の半導体層
を介して第1の導電型の第2と第3の不純物領域に接続
するよう構成された第1の導電型の第6の不純物領域
と、第1の導電型の第2、第3、第5と第2の導電型の
第4の不純物領域上に構成された電極とを具備してなる
ことを特徴とする半導体装置である。
【0015】第2の発明は、半導体基体に構成された第
1の導電型の埋め込み領域と、この第1の導電型の埋め
込み領域に構成された第1の導電型の複数の第1の不純
物領域と、第1の導電型の埋め込み領域と第1の導電型
の複数の第1の不純物領域上に構成された半導体層と、
この半導体層に構成された第2の導電型の第2の不純物
領域と、第2の導電型の第2の不純物領域内に構成され
た第1の導電型の第3の不純物領域と、半導体層を介し
て第1の導電型の複数の第1の不純物領域の少なくとも
一つの不純物領域に接続するよう構成された第1の導電
型の第4の不純物領域と、第2、第3と第4の不純物領
域上に構成された電極とを具備してなることを特徴とす
る半導体装置である。
【0016】第3の発明は、半導体基体に構成された第
1の導電型の埋め込み領域と、第1の導電型の埋め込み
領域に構成された第1の導電型の複数の第1の不純物領
域と、第1の導電型の埋め込み領域と第1の導電型の第
1の不純物領域上に構成された半導体層と、半導体層に
構成された第2の導電型の複数の第2の不純物領域と、
半導体層を介して第1の導電型の複数の第1の不純物領
域のなかの少なくとも一つの不純物領域に接続するよう
構成された第1の導電型の第2の不純物領域と、第2の
導電型の第2の不純物領域上と第1の導電型の第3の不
純物領域上に構成された電極とを具備してなることを特
徴とする半導体装置である。
【0017】第4の発明は、第1の導電型の半導体基体
上に選択的に第2の導電型の埋め込み領域を形成して第
2の導電型の半導体層を堆積する半導体装置の製造方法
において、第1の不純物を第2の導電型の半導体層に導
入して第2の導電型の埋め込み領域を形成し、第1の不
純物よりも第1の導電型の半導体基体中の拡散係数が大
きい第2の不純物を第2の導電型の埋め込み領域へ選択
的に導入した後、第2の導電型の半導体層を堆積したこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【0018】第5の発明は、バイポーラトランジスタを
有する半導体装置の製造方法において、半導体基体内に
第1の導電型の第1の不純物領域を形成する工程と、第
1の導電型の第1の不純物領域に選択的に第1の導電型
の複数の第2の不純物領域を形成する工程と、第1の導
電型の第2の不純物領域上に第1の導電型の半導体層を
形成する工程と、第1の導電型の第2の不純物領域から
第1の導電型の半導体層へ拡散する熱処理工程と、第1
の導電型の半導体層内に第1の導電型の第3の不純物領
域を第1の導電型の複数の第2の不純物領域の少なくと
も一つと接続する工程と、第1の導電型の半導体層に第
2の導電型の第4の不純物領域を形成する工程と、第2
の導電型の第4の不純物領域内に第1の導電型の第5の
不純物領域を形成する工程と、第1の導電型の第3、第
5の不純物領域と第2の導電型の第4の不純物領域上に
電極を形成する工程とを具備したことを特徴とする半導
体装置の製造方法である。
【0019】第6の発明は、バイポーラトランジスタを
有する半導体装置の製造方法において、半導体基体内に
第1の導電型の第1の不純物領域を形成する工程と、第
1の導電型の第1の不純物領域に選択的に第1の導電型
の複数の第2の不純物領域を形成する工程と、第1の導
電型の第2の不純物領域上に第1の導電型の半導体層を
形成する工程と、第1の導電型の第2の不純物領域から
第1の導電型の半導体層へ拡散する熱処理工程と、第1
の導電型の半導体層内に第1の導電型の第3の不純物領
域を第1の導電型の複数の第2の不純物領域の一つと接
続する工程と、第1の導電型の半導体層に第2の導電型
の複数の第4の不純物領域を形成する工程と、第1の導
電型の第3の不純物領域と第2の導電型の第4の不純物
領域上に電極を形成する工程とを具備したことを特徴と
する半導体装置の製造方法である。
【0020】したがって、本発明の縦型NPNバイポー
ラトランジスタと横型PNPバイポーラトランジスタに
おいて、コレクタ抵抗またはベース抵抗が小さくなると
共にイオン注入による欠陥及び重金属汚染の少ない半導
体装置が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態例1 以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明す
る。図1に縦型NPNバイポーラトランジスタの半導体
装置を示す。具体的に、図1の左側にはSIC構造を有
する縦型NPNバイポーラトランジスタを、右側にはS
IC構造を有しない縦型NPNバイポーラトランジスタ
を示すと共にこれらを同一半導体基板に構成した半導体
装置の構造を示している。
【0022】P型半導体基板(P−sub)10内にN
型の高濃度のコレクタ埋め込み領域(N−BL;N-Buri
ed Layer )12が構成され、その外周にチャンネルス
トッパーと呼ばれるISO19が縦方向にP型不純物が
高濃度拡散されて構成されていて、各素子が電気的に分
離されている。ここでP型半導体基板(またはP型半導
体基体とも称する)10は平面状のものである必要は必
ずしもなく例えば球面状のものであっても勿論良い。
【0023】このP型不純物が高濃度の不純物領域のチ
ャンネルストッパーのISO19の上部にさらに酸化シ
リコンSiO2膜で構成された絶縁層の素子分離領域
(LOCOS;Local Oxidation of Silicon )17が
構成されている。このLOCOS17で囲まれた領域に
トランジスタ等の素子が形成されている。N型の高濃度
のコレクタ埋め込み領域12の上部にエピタキシャル成
長して形成されたN型のエピ層(N型エピタキシャル
層、またはN−epi層)16が構成されている。
【0024】ここで左側に構成されたSIC構造を有す
る縦型NPNバイポーラトランジスタは、N型エピタキ
シャル層(16)内部に、N型不純物をイオン注入し熱
処理してこの層より不純物濃度を高く設定したいわゆる
SIC領域13が、真性ベース領域(20)直下からコ
レクタ埋め込み領域(12)間にさらにN型不純物領域
14が後述のN+シンカー18とコレクタ埋め込み領域
(12)間にそれぞれ構成されている。
【0025】一方右側に構成されたSIC構造を有しな
い縦型NPNバイポーラトランジスタは、N型不純物領
域14aがコレクタ埋め込み領域(12)内部から後述
のN+シンカー18間のN型エピタキシャル層(16)
内に構成されている。
【0026】両トランジスタのイントリンシックベース
領域(または真性ベース領域とも記載する)20の内部
には、N型の不純物が拡散されたN型の高濃度のエミッ
タ領域22が構成されている。次に、イントリンシック
ベース領域20の周辺部にP型の高濃度の不純物領域で
あるグラフトベース領域21が形成されイントリンシッ
クベース領域20とオーバーラップされて構成されて、
これらの領域が接続されその結果ベース抵抗を小さくし
ている。またN型エピタキシャル層(16)内には高濃
度のN型の不純物層でコレクタ埋め込み領域12とコレ
クタ電極(34)間にN+シンカー18が構成され、コ
レクタ抵抗を小さくしている。
【0027】更に、上述したLOCOS17の上部でか
つグラフトベース領域21の外周部とエミッタ−コレク
タ間に酸化シリコンSiO2等の絶縁膜30が堆積され
ていて、エミッタ領域、ベース領域とコレクタ領域がそ
れぞれ開口されている。この開口部でグラフトベース領
域21にポリシリコン膜24が堆積されベース電極を構
成し、エミッタ領域にもポリシリコン膜25が形成され
エミッタ電極を構成している。ベース電極とエミッタ電
極間は酸化シリコンSiO2等の絶縁膜で構成されたサ
イドウォール28が構成されベース−エミッタ間が電気
的に絶縁されている。
【0028】コレクタ電極取り出しのN+シンカー18
の上部にはAl等の金属電極膜がベース(金属)電極3
3やエミッタ(金属)電極32と一緒に堆積されコレク
タ(金属)電極34が構成されている。この後層間絶縁
膜や上層配線層等を形成して集積回路が構成される。
【0029】このように、特性の異なる2種類の縦型N
PNバイポーラトランジスタを同時に(同一)基板に作
成することにより、特性に応じて使い分けて高機能な回
路を構成することができる。
【0030】実施の形態例2 図2にSIC構造を有する縦型NPNバイポーラトラン
ジスタの半導体装置を示す。P型半導体基板(P−su
b)50内にN型の高濃度のコレクタ埋め込み領域(N
−BL;N-Buried Layer )52が構成され、その外周
にチャンネルストッパーと呼ばれるISO59が縦方向
に高濃度のP型不純物が拡散されて構成されていて、各
素子が電気的に分離されている。ここで半導体基板(半
導体基体)50は平面状のものでも良いし、それ以外の
例えば球面状のものでも勿論良い。
【0031】このP型高濃度不純物領域のチャンネルス
トッパーのISO59の上部にさらに酸化シリコンSi
2膜で構成された絶縁層の素子分離領域(LOCO
S;Local Oxidation of Silicon )57が構成されて
いる。このLOCOS57で囲まれた領域に縦型NPN
バイポーラトランジスタが形成されている。N型の高濃
度のコレクタ埋め込み領域52の上部にエピタキシャル
成長して形成されたN型のエピ層(N型エピタキシャル
層、またはN−epi層)56が構成されている。
【0032】また、このN型エピタキシャル層(56)
内部に、N型不純物をイオン注入し熱処理してこの層よ
り不純物濃度を高く設定したN型不純物領域が、ベース
電極側のLOCOS(57)下部とコレクタ埋め込み領
域(52)間、真性ベース領域(61)直下からコレク
タ埋め込み領域(52)間さらに後述のN+シンカー5
8とコレクタ埋め込み領域(52)間にそれぞれ構成さ
れている。また、イントリンシックベース領域(または
真性ベース領域とも記載する)61の内部には、N型の
不純物が拡散されたN型の高濃度のエミッタ領域63が
構成されている。
【0033】次に、イントリンシックベース領域61の
周辺部にP型の高濃度の不純物領域であるグラフトベー
ス領域62が形成されイントリンシックベース領域61
とオーバーラップされて構成されて、これらの領域が接
続されその結果ベース抵抗を小さくしている。またN型
エピタキシャル層(56)内には高濃度のN型の不純物
層でコレクタ埋め込み領域52とコレクタ電極(72)
間にN+シンカー58が構成され、コレクタ抵抗を小さ
くしている。
【0034】更に、上述したLOCOS57の上部でか
つグラフトベース領域62の外周部とエミッタ−コレク
タ間に酸化シリコンSiO2等の絶縁膜60が堆積され
ていて、エミッタ領域(63,68)、ベース領域(7
0)とコレクタ領域(72)がそれぞれ開口されてい
る。この開口部でグラフトベース領域62にポリシリコ
ン膜67が堆積されベース電極の一部を構成し、エミッ
タ領域63にもポリシリコン膜68が形成されエミッタ
電極の一部を構成している。ベース電極70とエミッタ
電極(71)間は酸化シリコンSiO2等の絶縁膜で構
成されたサイドウォール69が構成されベース−エミッ
タ間が電気的に絶縁されている。
【0035】コレクタ電極取り出しのN+シンカー58
の上部にはAl等の金属電極膜がベース(金属)電極
(70)やエミッタ(金属)電極(71)と一緒に堆積
されコレクタ(金属)電極(72)が構成されている。
この後層間絶縁膜や上層配線層等を形成して集積回路が
構成される。
【0036】上述した縦型NPNバイポーラトランジス
タは、コレクタ埋め込み領域52から上方に3ヶ所のN
型エピタキシャル層56より不純物濃度を高く設定した
N型不純物領域(53,54,54a)が構成されコレ
クタ抵抗を小さくすると共に、ベース領域下の不純物領
域を高く設定した領域のため寄生PNPトランジスタの
能力が抑制され漏れ電流が少なくなり、エミッタ電流の
電流効率が向上する。
【0037】実施の形態例3 図3にSIC構造を有する横型PNPバイポーラトラン
ジスタの半導体装置を示す。P型半導体基板(P型半導
体基体、P−sub)100内にN型の高濃度のベース
埋め込み領域(NPNバイポーラトランジスタのN−B
L;N-Buried Layer 即ちコレクタ埋め込み領域に相当
する)101が構成され、その外周にチャンネルストッ
パーと呼ばれるISO109が縦方向に高濃度のP型不
純物が拡散されて構成されていて、各素子が電気的に分
離されている。ここでP型半導体基板(半導体基体)1
00は平面状のものでも良いし、それ以外の例えば球面
状のものでも勿論良い。
【0038】このP型高濃度不純物領域のチャンネルス
トッパーのISO109にさらに酸化シリコンSiO2
膜で構成された絶縁層の素子分離領域(LOCOS;Lo
cal Oxidation of Silicon )107が構成されてい
る。このLOCOS107で囲まれた領域に横型PNP
バイポーラトランジスタが形成されている。N型の高濃
度のベース埋め込み領域101の上部にエピタキシャル
成長して形成されたN型のエピ層(N型エピタキシャル
層、またはN−epi層)106が構成されている。
【0039】また、このN型エピタキシャル層106の
内部の3ヶ所に、N型不純物をイオン注入し熱処理して
この層より不純物濃度を高く設定したN型不純物領域
(103,104)が形成されていて、それぞれの領域
は、エミッタ領域とコレクタ領域の間の2ヶ所と、さら
に後述のベース電極取り出し領域108とベース埋め込
み領域(101)間にそれぞれ構成されている。
【0040】次に、縦型NPNバイポーラトランジスタ
のイントリンシックベース領域に対応するP型不純物領
域であるエミッタ領域115とその両端に同じP型の不
純物領域のコレクタ領域116が構成されている。また
N型エピタキシャル層106内には高濃度のN型の不純
物層からなる縦型NPNバイポーラトランジスタのN+
シンカーに相当するベース電極取り出し領域108が構
成され、このベース電極取り出し領域108とベース埋
め込み領域101間にさらにN型エピタキシャル層10
6より不純物濃度を高くしたN型不純物領域103と同
時に形成されたN型不純物濃度を高くしたN型不純物領
域104が構成されている。このためベース抵抗がさら
に小さくなっている。
【0041】更に、上述したLOCOS107やN型エ
ピタキシャル層106上のエミッタ領域115やコレク
タ領域116間に酸化シリコンSiO2等の絶縁膜11
0が堆積されていて、エミッタ領域(117)、ベース
領域(119)とコレクタ領域(116)がそれぞれ開
口されている。この開口部のエミッタ領域115にポリ
シリコン膜112が堆積されエミッタ電極(112,1
20)を構成し、コレクタ領域にもポリシリコン膜11
3が形成されコレクタ電極(113,122)を構成し
ている。ベース電極119とエミッタ電極(112)間
は酸化シリコンSiO2等の絶縁膜110で構成されベ
ース−エミッタ間が電気的に絶縁されている。
【0042】N+シンカーに相当するベース電極取り出
し領域108の上部にはAl等の金属電極膜がエミッタ
(金属)電極120やコレクタ(金属)電極122と一
緒に堆積されベース(金属)電極121が構成されてい
る。この後層間絶縁膜や上層配線層等を形成して集積回
路が構成される。
【0043】上述した横型PNPバイポーラトランジス
タは、ベース埋め込み領域101から上方に3ヶ所のN
型不純物濃度を高くしたN型不純物領域103,104
が構成されベース抵抗を小さくすると共に、ベース高濃
度領域のN型不純物領域103をエミッタ領域(11
5)及びコレクタ領域(116)のP+拡散層領域から
の距離を確保しているため素子耐圧の劣化を防ぐことが
できる。
【0044】実施の形態例4 次に、図4(a)から図4(c)、図5(d)から図5
(f)と図6(g)と図6(h)に、SIC構造を有す
る縦型NPNバイポーラトランジスタの半導体装置の製
造方法を示す。図4(a)に示すように、P型半導体基
板(P−sub)130上に、熱酸化法等により膜厚3
30nmの酸化シリコンSiO2膜131を成膜する。
リソグラフィー法によって形成したレジストパターン
(図示せず)をマスクに用いて酸化シリコンSiO2
131をエッチングして除去し、トランジスタ等の素子
領域を開口する。その後レジストを除去する。ここでP
型半導体基板(半導体基体)130は平面状のものでも
良いし、それ以外の例えば球面状のものでも勿論良い。
【0045】次に、素子領域の開口部のP型半導体基板
130の主面上にここでは図示しない酸化アンチモン
(Sb23)を固体拡散源とした気相拡散(1200
℃、1時間)によってアンチモンSbを不純物とする高
濃度のコレクタ埋め込み領域(N−BL)132を形成
する。この高濃度のコレクタ埋め込み領域132のシー
ト抵抗は20〜50Ω/□、深さ約1〜2μmである。
【0046】酸化シリコンSiO2膜131をフッ酸な
どを用いたウエットエッチングで除去した後、図4
(b)に示すように、フォトレジスト135を全面に形
成し、エミッタ領域を含むベース領域とコレクタ領域を
含むアクテイブ素子領域をパターニングして開口する。
このパターニングされたフォトレジスト135をマスク
としてリンイオンP+をイオン注入等により高濃度のコ
レクタ埋め込み領域132に不純物を導入する。
【0047】例えばリンイオンP+の不純物を導入する
際のイオン注入条件は、イオン注入エネルギー20〜8
0kev、ドーズ量5×1012〜1×1014個/cm2
である。
【0048】フォトレジスト135を除去した後、図4
(c)に示すように、既存のエピタキシャル技術によ
り、抵抗率0.3〜5.0Ωcm程度のN型エピタキシ
ャル層(N−epi層)136を例えば0.7〜2.0
μmの膜厚でP−sub(130)上に堆積する。
【0049】続いて図5(d)に示すように、P−su
b130の表面に50nm程度の膜厚の酸化シリコンS
iO2膜140を堆積した後、CVD法等により酸化シ
リコンSiO2膜(140)上に窒化シリコン膜(図示
せず)を100nmの膜厚で形成する。上述した酸化シ
リコンSiO2膜(140)はLOCOS法を行う際の
緩衝膜とし、また窒化シリコン膜はLOCOS法を行う
際にマスクに使用するものである。また酸化シリコンS
iO2膜(140)及び窒化シリコン膜の膜厚は、LO
COS法により形成される素子分離のバーズビークの長
さ、LOCOS法に伴う応力や結晶欠陥の発生を防止で
きる範囲等で決められる。
【0050】窒化シリコン膜上にフォトレジスト膜を堆
積し、パターン加工して素子分離領域の部分を開口す
る。そしてこのフォトレジストパターンを用いて窒化シ
リコン膜、酸化シリコンSiO2膜140やP−sub
130の表面を順次エッチングする。P−sub130
のエッチング量は、LOCOS法により素子分離膜13
7を形成した後のP型半導体基板(P−sub)130
の表面が平坦になるように、素子分離膜の膜厚の約1/
2にする。
【0051】その後フォトレジスト(パターン)を除去
し、素子分離膜(LOCOS)137を形成する。この
素子分離膜137は、例えば1000〜1050℃のス
チーム酸化を用い、P−sub130の素子形成面であ
る表面側に酸化シリコンで形成される。この素子分離膜
137の膜厚は、例えば0.8〜1.5μmである。次
に、ホットリン酸を用いたウエットエッチングにより窒
化シリコン膜を除去する。
【0052】図示せぬフォトレジスト膜を塗布しN+
ンカー138を形成するための窓を開口し、これをマス
クとして、イオン注入エネルギー40〜400kev、
ドーズ量1×1015個/cm2の条件でN型の不純物を
イオン注入して、N+シンカー138を形成する。
【0053】次にフォトレジストを除去し、CVD法等
により酸化シリコンSiO2膜を100〜600nm程
度の膜厚で堆積し、この上面にフォトレジスト膜を塗布
する。そして、RIE法によりこのフォトレジスト膜の
上面側からP−sub130の表面が平坦になるまでエ
ッチングする。平坦化後、熱酸化法により10〜30n
m程度の膜厚の酸化シリコンSiO2膜を成膜し、フォ
トレジストを塗布しP−sub(130)上の素子分離
膜137の略中央部上にチャンネルストッパー(13
9)を形成するためフォトレジストを開口する。
【0054】このフォトレジストをマスクとしてP型の
不純物をイオン注入し素子分離膜137に下部にチャン
ネルストッパー139を形成する。イオン注入の条件
を、例えばホウ素イオンB+を用いた場合、イオン注入
エネルギー200〜500kev、ドーズ量1×1013
〜1×1014個/cm2とする。続いて、CVD法等を
用いて酸化シリコンSiO2膜140を50〜200n
m堆積する。
【0055】図5(e)に示すように、素子のアクティ
ブ領域の一部を選択的に開口し、polySi(ポリシ
リコン)142を80〜50nm程度堆積する。ここで
ホウ素イオンB+、またはBF2 +イオンをイオン注入エ
ネルギー30〜70kev、ドーズ量1×1015〜1×
1016個/cm2の条件で注入し、フォトリソグラフィ
ーとドライエッチングにより加工して、縦型NPNバイ
ポーラトランジスタのベースの取り出し領域と外部ベー
ス(領域)(グラフトベース領域)のP+領域の拡散源
となるP+polySi(142)を形成する。なお、
このP+polySi(142)はホウ素(P型不純
物)を含有するポリシリコン膜を形成しても良い。
【0056】さらに図5(f)に示すように、CVD等
により酸化シリコンSiO2膜等の絶縁膜143を20
0〜500nm程度堆積し、フォトレジストをマスクと
してアクティブ領域内を開口し、N型エピタキシャル層
136が露出するまでエッチングして開口部144を形
成する。この開口部144にP型不純物をイオン注入し
てベース領域145を形成する。例えばイオン注入条件
は、不純物イオンをホウ素イオンB+とした場合、イオ
ン注入エネルギー5〜100kev、ドーズ量を5.0
×1011〜5.0×1014個/cm2程度度であり、ま
たBF2 +イオンの場合、イオン注入エネルギー5〜20
0kev、ドーズ量を5.0×1011〜5.0×1014
個/cm2程度である。また、P型拡散領域のベース領
域145は、P+polySi142から拡散して形成
されたグラフトベース領域146と接続される。
【0057】図6(g)に示すように、CVD法等で、
酸化シリコンSiO2を400nm〜1μm堆積し、R
IE法を用いて全面エッチバックすることにより(図示
せず)、開口部144の段差側壁に絶縁膜(サイドウォ
ール)147を形成する。続いて、全面にN型不純物を
含むpolySi層148を堆積するが、これはN型不
純物を含むpolySi層を被着形成するか、或いは不
純物を含まないpolySi層を被着形成した後N型不
純物例えば砒素As、リンP等をイオン注入することに
よっても形成することができる。砒素Asイオンの場
合、イオン注入エネルギー30〜100kev、ドーズ
量1×1015〜1×1016個/cm2とする。
【0058】次に、CVD法により、酸化シリコンSi
2を100〜500nm堆積し、700〜1200℃
程度の熱処理を5秒〜2時間行うことにより、N+po
lySi層148からN型の不純物をベース領域145
へ拡散してエミッタ領域149を形成する。続いて、N
+polySi層148をフォトリソグラフィーとRI
E法を用いて加工し、縦型NPNバイポーラトランジス
タのエミッタ電極(148)以外を除去する。
【0059】そして図6(h)に示すように、縦型NP
Nバイポーラトランジスタのコレクタ電極窓150およ
びベース電極窓151の開口を行い、バリアメタルおよ
びAl合金をスパッタ法等により堆積し、フォトレジス
ト技術およびRIE法により加工してエミッタ電極15
2、ベース電極153やコレクタ電極154を形成す
る。
【0060】以上述べたように、コレクタ埋め込み領域
132にリンPを注入した領域については、Si中リン
Pの拡散が速いため、エピタキシャル層(136)中に
拡散し、真性ベース領域(145)直下においてはSI
C領域133を形成し、コレクタ電極154側にはコレ
クタ電極取り出し用高濃度のN型不純物領域134を形
成する。これらにより、kirk効果の抑制やコレクタ
抵抗の低減を実現している。また、SIC領域133、
コレクタ電極取り出し用高濃度のN型不純物領域134
の形成は、高エネルギーのイオン注入工程を用いていな
いため、イオン注入に起因する残留欠陥による歩留まり
の低下や、コンタミネーション(重金属汚染等)の影響
による電気的特性の変動を生じない。
【0061】実施の形態例5 続いて、図7(a)から図7(c)、図8(d)から図
8(f)と図9(g)を参照して、横型PNPトランジ
スタ(L−PNPTr)の半導体装置の製造方法につい
て説明する。
【0062】図7(a)に示すように、P型半導体基板
(P−sub)170上に、高濃度のベース埋め込み領
域(縦型NPNバイポーラトランジスタのコレクタ埋め
込み領域に相当する)172をアンチモンSbを固相拡
散によって形成する。この時、アンチモンSbの代わり
に砒素Asを用いてイオン注入することによっても形成
することもできる。ここでP型半導体基板(半導体基
体)170は平面状のものでも良いし、それ以外の例え
ば球面状のものでも勿論良い。
【0063】次に、図7(b)に示すように、L−PN
PTrのベース領域に相当する領域173,173a及
び、ベース電極取り出しに相当する領域174に、フォ
トレジスト175を全面に堆積し加工してこれをマスク
としてリンP+イオンをイオン注入等により不純物を導
入する。一例として、この時のイオン注入条件は、リン
+イオンの場合、イオン注入エネルギー20〜80k
ev、ドーズ量5.0×1012〜1×1014個/cm2
である。
【0064】図7(c)に示すように、0.3〜5.0
Ωcm 程度のN型エピタキシャル層176を膜厚0.
5〜2.0μm堆積する。
【0065】次に図8(d)に示すように、素子分離領
域として酸化シリコンSiO2膜のLOCOS177を
形成し、基板表面からN型不純物領域174に接続する
+シンカーに相当するベース電極取り出し領域(N型
拡散層)178を形成し、その後基板表面を平坦化す
る。さらにLOCOS(177)下のチャンネルストッ
パー179を形成した後、CVD法等により酸化シリコ
ンSiO2膜180を50〜200nm程度堆積する。
【0066】続いて図8(e)に示すように、素子のア
クティブ領域の一部(181)を選択的に開口し、po
lySi(182,183)を80〜250nm程度堆
積する。ここで、ホウ素イオンB+またはBF2 +をイオ
ン注入し、フォトリソグラフィーとドライエッチング法
を用いてpolySi(182,183)を加工し、L
−PNPTrのエミッタ拡散源および取り出し電極とな
る(P+)polySi182およびコレクタ拡散源お
よび取り出し電極となる(P+)polySi183を
形成する。
【0067】さらに、図8(f)に示すように、CVD
法等により酸化シリコンSiO2膜等の絶縁膜184を
200〜500nm程度堆積し、700〜1200℃程
度の熱処理を5秒〜2時間行うことにより、エミッタ
(P+)領域185およびコレクタ(P+)領域186を
それぞれ形成する。
【0068】そして、図9(g)に示すように、L−P
NPTrのエミッタ電極部187、コレクタ電極部18
8およびベース電極部189の開口を行い、バリアメタ
ルおよびAl合金をスパッタ等により堆積し、フォトレ
ジスト技術およびRIE法を用いて加工し、エミッタ電
極190、ベース電極191,コレクタ電極192を形
成する。
【0069】以上述べたように、ベース埋め込み領域1
72にリンP+イオンを注入した領域については、Si
中のリンP+イオンの拡散が速いためエピタキシャル層
(176)中に拡散し、またベース領域においては、選
択的に高濃度のN型不純物領域173,173aを形成
し、ベース電極取り出し用高濃度のN型不純物領域17
4を形成する。これらにより、ベース(領域)濃度を増
加したことにより電気的特性の向上、特性の安定化が実
現でき、さらにベース抵抗を小さくすることができる。
高濃度のベース領域をエミッタ領域185及びコレクタ
領域186からの距離を確保して形成することにより、
素子耐圧の劣化も防ぐことができる。また、ベース領域
の高濃度のN型不純物領域173、ベース電極取り出し
用高濃度のN型不純物領域174の形成には、高エネル
ギーのイオン注入工程を用いていないため、高エネルギ
ーイオン注入に起因する残留欠陥による歩留まりの低下
や、コンタミネーション(重金属汚染等)の影響による
電気的特性の変動を生じ無い。
【0070】
【発明の効果】従って、本発明によると、縦型バイポー
ラトランジスタと横型バイポーラトランジスタは、コレ
クタ抵抗あるいはベース抵抗を小さくすることができる
と共にベース領域直下のSIC領域またはエミッタ−コ
レクタ不純物領域間のエピタキシャル層内に高濃度のベ
ース(不純物)領域を高エネルギーイオン注入を用いな
いで形成したためイオン注入に起因する残留欠陥の発生
を防止できさらにコンタミネーションの影響を削減でき
る。この結果、半導体装置の多機能化、高信頼性化、特
性の安定化、歩留まりの向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る縦型NPNバイポー
ラトランジスタの半導体装置の概略断面構造図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る縦型NPNバイポー
ラトランジスタの半導体装置を示す概略断面構造図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係る横型PNPバイポー
ラトランジスタの半導体装置を示す概略断面構造図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る縦型NPNバイポー
ラトランジスタの半導体装置の製造方法を示す概略断面
構造図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る縦型NPNバイポー
ラトランジスタの半導体装置の製造方法を示す概略断面
構造図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る縦型NPNバイポー
ラトランジスタの半導体装置の製造方法を示す概略断面
構造図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る横型PNPバイポー
ラトランジスタの半導体装置の製造方法を示す概略断面
構造図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る横型PNPバイポー
ラトランジスタの半導体装置の製造方法を示す概略断面
構造図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る横型PNPバイポー
ラトランジスタの半導体装置の製造方法を示す概略断面
構造図である。
【図10】従来例の縦型NPNバイポーラトランジスタ
の半導体装置の概略断面構造図である。
【図11】従来例の横型PNPバイポーラトランジスタ
の半導体装置の概略断面構造図である。
【符号の説明】
10,50,100,130,170,201…P−s
ub(P型半導体基板(体))、12,52,132,
202…コレクタ埋め込み領域(N−BL)、13,1
4,14a,54,103,104,133,173、
211…SIC領域(N型不純物領域)、16,56,
106,136,203…N型エピタキシャル層(N−
epi層)、17,57,107,137,177,2
05…LOCOS(素子分離膜)、18,58,13
8,206…N+シンカー、19,59,109,13
9,179,204…ISO(チャンネルストッパ
ー)、20,61,145,207…イントリンシック
ベース領域(真性ベース領域)、21,62,213…
グラフトベース領域、28,69,147,219…サ
イドウォール、101,172…ベース埋め込み領域、
108,178…ベース電極取り出し領域(N型拡散
層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F003 AP05 BA93 BA97 BB01 BB02 BB06 BB07 BC01 BC02 BC05 BC08 BE07 BG03 BH08 BM01 BN01 BP04 BP23 BP94 5F032 AA13 AA44 BB01 CA01 CA18 DA12 DA24 DA30 DA33 DA43 DA47 5F082 AA06 AA14 AA26 BA04 BA07 BA13 BA22 BA28 BA47 BC03 DA07 EA04 EA07 EA09 EA14

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2のバイポーラトランジスタを
    有する半導体装置において、 半導体基体に構成された第1の導電型の埋め込み領域
    と、 前記第1のバイポーラトランジスタの前記第1の導電型
    の埋め込み領域内に前記第1の導電型の第1と第2の不
    純物領域が構成されると共に前記第2のバイポーラトラ
    ンジスタの前記第1の導電型の埋め込み領域に構成され
    た前記第1の導電型の第3の不純物領域と、 前記第1の導電型の第1,第2と第3の不純物領域と前
    記第1の導電型の埋め込み領域層上に構成された前記第
    1の導電型の半導体層と、 前記第1の導電型の半導体層に構成された第2の導電型
    の第4の不純物領域と、 前記第2の導電型の第4の不純物領域内に構成された前
    記第1の導電型の第5の不純物領域と、 前記第1の導電型の半導体層を介して前記第1の導電型
    の第2と第3の不純物領域に接続するよう構成された前
    記第1の導電型の第6の不純物領域と、 前記第1の導電型の第2、第3、第5と前記第2の導電
    型の第4の不純物領域上に構成された電極とを具備して
    なることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の導電型の第1の不純物領域が
    前記第2の導電型の第4の不純物領域の直下に構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の導電型の第1、第2と第3の
    不純物領域の不純物濃度が前記第1の導電型の半導体層
    の濃度より大きいことを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の導電型の第1、第2と第3の
    不純物領域の不純物の拡散係数が前記第1の導電型の埋
    め込み領域の不純物の拡散係数より大きいことを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の導電型の第1、第2と第3の
    不純物領域の不純物をリン(P)、前記第1の導電型の
    埋め込み領域の不純物を砒素(As)及びアンチモン
    (Sb)の何れか一方としたことを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基体に構成された第1の導電型の
    埋め込み領域と、 前記第1の導電型の埋め込み領域に構成された前記第1
    の導電型の複数の第1の不純物領域と、 前記第1の導電型の埋め込み領域と前記第1の導電型の
    複数の第1の不純物領域上に構成された半導体層と、 前記半導体層に構成された第2の導電型の第2の不純物
    領域と、 前記第2の導電型の第2の不純物領域内に構成された前
    記第1の導電型の第3の不純物領域と、 前記半導体層を介して前記第1の導電型の複数の第1の
    不純物領域の少なくとも一つの不純物領域に接続するよ
    う構成された第1の導電型の第4の不純物領域と、 前記第2、第3と第4の不純物領域上に構成された電極
    とを具備してなることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の導電型の複数の第1の不純物
    領域のうち少なくとも一つが前記第2の導電型の第2の
    不純物領域の直下に構成されたことを特徴とする請求項
    6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の導電型の複数の第1の不純物
    領域の不純物濃度が前記半導体層の濃度より大きいこと
    を特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の導電型の複数の第1の不純物
    領域の不純物の拡散係数が前記第1の導電型の埋め込み
    領域の不純物の拡散係数より大きいことを特徴とする請
    求項6記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の導電型の複数の第1の不純
    物領域の不純物をリン(P)、前記第1の導電型の埋め込
    み領域の不純物を砒素(As)及びアンチモン(Sb)
    の何れか一方としたことを特徴とする請求項6記載の半
    導体装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の導電型の複数の第1の不純
    物領域のうち少なくとも一つが素子分離層と前記第1の
    導電型の埋め込み領域間に構成されたことを特徴とする
    請求項6記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記半導体層をN型エピタキシャル層
    とし、前記第2の導電型の第2の不純物領域をベースと
    して縦型バイポーラトランジスタを構成したことを特徴
    とする請求項6記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 半導体基体に構成された第1の導電型
    の埋め込み領域と、 前記第1の導電型の埋め込み領域に構成された前記第1
    の導電型の複数の第1の不純物領域と、 前記第1の導電型の埋め込み領域と前記第1の導電型の
    第1の不純物領域上に構成された半導体層と、 前記半導体層に構成された第2の導電型の複数の第2の
    不純物領域と、 前記半導体層を介して前記第1の導電型の複数の第1の
    不純物領域のなかの少なくとも一つの不純物領域に接続
    するよう構成された前記第1の導電型の第2の不純物領
    域と、 前記第2の導電型の第2の不純物領域上と前記第1の導
    電型の第3の不純物領域上に構成された電極とを具備し
    てなることを特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の導電型の複数の第1の不純
    物領域が前記第2の導電型の複数の第2の不純物領域の
    間に構成されたことを特徴とする請求項13記載の半導
    体装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の導電型の複数の第1の不純
    物領域の不純物濃度が前記半導体層の濃度より大きいこ
    とを特徴とする請求項13記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の導電型の複数の第1の不純
    物領域の不純物の拡散係数が前記第1の導電型の埋め込
    み領域の不純物の拡散係数より大きいことを特徴とする
    請求項13記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の導電型の複数の第1の不純
    物領域の不純物をリン(P)、前記第1の導電型の埋め
    込み領域の不純物を砒素(As)及びアンチモン(S
    b)の何れか一方としたことを特徴とする請求項13記
    載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記半導体層をN型エピタキシャル層
    とし、前記第1の導電型の複数の第1の不純物領域をN
    型とし、前記第2の導電型の複数の第2の不純物領域を
    P型として横型PNPバイポーラトランジスタを構成し
    たことを特徴とする請求項13記載の半導体装置。
  19. 【請求項19】 第1の導電型の半導体基体上に選択的
    に第2の導電型の埋め込み領域を形成して前記第2の導
    電型の半導体層を堆積する半導体装置の製造方法におい
    て、 第1の不純物を前記第2の導電型の半導体層に導入して
    前記第2の導電型の埋め込み領域を形成し、前記第1の
    不純物よりも前記第1の導電型の半導体基体中の拡散係
    数が大きい第2の不純物を前記第2の導電型の埋め込み
    領域へ選択的に導入した後、前記第2の導電型の半導体
    層を堆積したことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 熱処理して前記第2の不純物を前記第
    1の不純物より速く拡散させ、前記第2の導電型の半導
    体層から前記第1の導電型の半導体基体表面へ電極取り
    出し領域を選択的に高濃度化して低抵抗化することによ
    り、前記第2の導電型の埋め込み領域への接続抵抗を小
    さくしたことを特徴とする請求項19記載の半導体装置
    の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第2の導電型の半導体層をコレク
    タ領域とする縦型バイポーラトランジスタの真性ベース
    領域直下の前記コレクタ領域を選択的に高濃度化したこ
    とを特徴とする請求項19記載の半導体装置の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 前記第2の導電型の半導体層をベース
    領域とする横型バイポーラトランジスタの真性ベース領
    域を選択的に高濃度化したことを特徴とする請求項19
    記載の半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記第1の不純物より前記第2の不純
    物が熱処理工程での拡散速度が速いことを用いて、前記
    第2の導電型の半導体層をコレクタ領域とし、ベース領
    域直下の前記コレクタ領域を選択的に高濃度化する第1
    の縦型バイポーラトランジスタと、前記コレクタ領域を
    選択的に高濃度化しない第2の縦型バイポーラトランジ
    スタを同時に形成したことを特徴とする請求項19記載
    の半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記第2の導電型の埋め込み領域の周
    辺領域の前記第2の導電型の半導体層を高濃度化し、寄
    生素子の電流駆動能力を抑制したことを特徴とする請求
    項19記載の半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 前記第2の導電型の埋め込み領域をN
    型とし、前記第1の不純物をアンチモン(Sb)、前記
    第2の不純物をリン(P)としたことを特徴とする請求
    項19記載の半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記第2の導電型の埋め込み領域をN
    型とし、前記第1の不純物を砒素(As)、前記第2の
    不純物をリン(P)としたことを特徴とする請求項19
    記載の半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 バイポーラトランジスタを有する半導
    体装置の製造方法において、 半導体基体内に第1の導電型の第1の不純物領域を形成
    する工程と、 前記第1の導電型の第1の不純物領域に選択的に前記第
    1の導電型の複数の第2の不純物領域を形成する工程
    と、 前記第1の導電型の第2の不純物領域上に前記第1の導
    電型の半導体層を形成する工程と、 前記第1の導電型の第2の不純物領域から前記第1の導
    電型の半導体層へ拡散する熱処理工程と、 前記第1の導電型の半導体層内に前記第1の導電型の第
    3の不純物領域を前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域の少なくとも一つと接続する工程と、 前記第1の導電型の半導体層に第2の導電型の第4の不
    純物領域を形成する工程と、 前記第2の導電型の第4の不純物領域内に前記第1の導
    電型の第5の不純物領域を形成する工程と、 前記第1の導電型の第3、第5の不純物領域と前記第2
    の導電型の第4の不純物領域上に電極を形成する工程と
    を具備したことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域のうち少なくとも一つが前記第2の導電型の第4
    の不純物領域の直下に形成されたことを特徴とする請求
    項27記載の半導体装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域の不純物濃度が前記第1の導電型の半導体層の濃
    度より大きいことを特徴とする請求項27記載の半導体
    装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域の不純物の拡散係数が前記第1の導電型の第1の
    不純物領域の不純物の拡散係数より大きいことを特徴と
    する請求項27記載の半導体装置の製造方法。
  31. 【請求項31】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域の不純物をリン(P)、前記第1の導電型の第1
    の不純物領域の不純物を砒素(As)及びアンチモン
    (Sb)の何れか一方としたことを特徴とする請求項2
    7記載の半導体装置の製造方法。
  32. 【請求項32】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域のうち少なくとも一つが素子分離層と前記第1の
    導電型の第2の不純物領域間に構成されたことを特徴と
    する請求項27記載の半導体装置の製造方法。
  33. 【請求項33】 前記第1の導電型の半導体層をN型エ
    ピタキシャル層とし、前記第2の導電型の第4の不純物
    領域をP型として縦型NPNバイポーラトランジスタを
    形成したことを特徴とする請求項27記載の半導体装置
    の製造方法。
  34. 【請求項34】 バイポーラトランジスタを有する半導
    体装置の製造方法において、 半導体基体内に第1の導電型の第1の不純物領域を形成
    する工程と、 前記第1の導電型の第1の不純物領域に選択的に第1の
    導電型の複数の第2の不純物領域を形成する工程と、 前記第1の導電型の第2の不純物領域上に前記第1の導
    電型の半導体層を形成する工程と、 前記第1の導電型の第2の不純物領域から前記第1の導
    電型の半導体層へ拡散する熱処理工程と、 前記第1の導電型の半導体層内に第1の導電型の第3の
    不純物領域を前記第1の導電型の複数の第2の不純物領
    域の一つと接続する工程と、 前記第1の導電型の半導体層に第2の導電型の複数の第
    4の不純物領域を形成する工程と、 前記第1の導電型の第3の不純物領域と前記第2の導電
    型の第4の不純物領域上に電極を形成する工程とを具備
    したことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  35. 【請求項35】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域が前記第2の導電型の複数の第4の不純物領域の
    間に形成されたことを特徴とする請求項34記載の半導
    体装置の製造方法。
  36. 【請求項36】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域の不純物濃度が前記第1の導電型の半導体層の濃
    度より大きいことを特徴とする請求項34記載の半導体
    装置の製造方法。
  37. 【請求項37】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域の不純物の拡散係数が前記第1の導電型の第1の
    不純物領域の不純物の拡散係数より大きいことを特徴と
    する請求項34記載の半導体装置の製造方法。
  38. 【請求項38】 前記第1の導電型の複数の第2の不純
    物領域の不純物をリン(P)、前記第1の導電型の第1
    の不純物領域の不純物を砒素(As)及びアンチモン
    (Sb)の何れか一方としたことを特徴とする請求項3
    4記載の半導体装置の製造方法。
  39. 【請求項39】 前記第1の導電型の半導体層をN型エ
    ピタキシャル層とし、前記第2の導電型の第4の不純物
    領域をP型として横型PNPバイポーラトランジスタを
    形成したことを特徴とする請求項34記載の半導体装置
    の製造方法。
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