JP2000195658A - マグネトロン駆動装置 - Google Patents
マグネトロン駆動装置Info
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Abstract
であり、100V系と200V系の駆動装置の部品配置
を共通化し、設計、生産において合理化を図ることを目
的とする。 【解決手段】 第1のマグネトロン駆動装置において、
リーケージトランス2の一次巻線3と第2のコンデンサ
6とを直列接続することにより、リーケージトランスを
第2のマグネトロン駆動装置のものと共用し、リーケー
ジトランス2、倍電圧整流回路9の部品配置を共通化す
る。
Description
うにマグネトロンを用いて誘電加熱を行う高周波加熱装
置の分野で、特にマグネトロンを駆動する電源装置の回
路構成に関するものである。
機器には電源が搭載されている。従来の電源は重たく、
かつ、大きいものであったので、その小型、軽量化が望
まれてきた。このため、電源のスイッチング化による小
型、軽量、低コスト化が現在の様々な分野で積極的に進
められている。マグネトロンで発生されるマイクロ波に
より食品を調理する高周波加熱装置も、マグネトロンを
駆動するための電源の小型化、軽量化が要求され、スイ
ッチング化によりその要求を実現することが、本発明に
先だって定格電圧100Vから120Vおよび定格電圧
200Vから240Vに対して考えられた。
は、図2のように直流電源1と前記直流電源1に接続さ
れるリーケージトランス2と、前記リーケージトランス
2の一次巻線3側に接続される第1の半導体スイッチン
グ素子4と、第1のコンデンサ5と、第2のコンデンサ
6と第2の半導体スイッチング素子7との直列回路と、
前記リーケージトランス2の二次巻線8側に接続される
倍電圧整流回路9を構成するコンデンサ10、11とダ
イオード12、13とから構成されている。
しては、図3のように直流電源1と前記直流電源1に接
続されるリーケージトランス2と、前記リーケージトラ
ンス2の一次巻線3に直列に接続される第2のコンデン
サ6と、第1のコンデンサ5と、前記直流電源1に接続
される第2の半導体スイッチング素子7と、前記第2の
半導体スイッチング素子7に直列に接続される第1の半
導体スイッチング素子4と、前記リーケージトランス2
の二次巻線8側に接続される倍電圧整流回路9を構成す
るコンデンサ10、11とダイオード12、13とから
構成されている。
ネトロン駆動装置は定格電圧100Vから120Vに適
用される第1のマグネトロン駆動装置と、定格電圧20
0Vから240Vに適用される第2のマグネトロン駆動
装置とは電源電圧が異なるため、そのマグネトロン駆動
装置の各部品配置が異なる。
を用いる場合で電源電圧が異なると、第1及び第2のマ
グネトロン駆動装置の両方でその冷却性能などの設計を
満足させる必要があり、また、それらの生産工程も自動
設備等の切り替えが発生するなどという課題を有してい
た。
用いる場合で電源電圧が異なると、第1及び第2のマグ
ネトロン駆動装置各々に対して、取り付け方法を設計す
る必要があり、せっかく仕向け地、電圧に依存しない高
周波加熱装置の共通シャーシを開発しても取り付け構造
を変更する必要があり開発効率が向上しないという課題
も有していた。
決すために以下に示す構成を用いる。
ロン駆動装置において、直流電源と、前記直流電源に接
続されるリーケージトランスと、前記リーケージトラン
スの1次巻線側に直列に接続される第2のコンデンサ
と、第1のコンデンサと、前記直流電源に接続される第
2の半導体スイッチング素子と、前記第2の半導体スイ
ッチング素子に直列に接続される第1の半導体スイッチ
ング素子と、前記リーケージトランスの2次巻線側に接
続される倍電圧整流回路とから構成されるマグネトロン
駆動装置において、前記リーケージトランスの1次巻線
と第2のコンデンサとの直列接続による作用により、前
記リーケージトランスのボビンを定格電圧100Vから
120Vのそれと同一のものを使用する。
より、前記リーケージトランスと、前記リーケージトラ
ンスの2次巻線側に接続される倍電圧整流回路を構成す
るコンデンサとダイオードとの配置を基準点からの位置
関係を同一にする。
シを用いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び第2
のマグネトロン駆動装置の部品のレイアウトを同一にし
てあるため、その冷却性能などの設計が簡便に行え、ま
た、それらの生産工程も自動設備等の切り替えなしに合
理的な生産ができるという利点を有している。
用いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び第2のマ
グネトロン駆動装置に対して、共通の取り付け方法を設
計することが可能で、仕向け地、電圧に依存しない高周
波加熱装置の共通シャーシを開発することにより取り付
け構造を変更することなく取り付けが可能となり開発効
率が向上する利点を有している。
電源に接続されるリーケージトランスと、前記リーケー
ジトランスの2次巻線側に設けられた倍電圧整流回路
と、前記リーケージトランスの1次巻線側に直列及び並
列に接続される複数のコンデンサを有した定格電圧20
0Vから240Vに適用される第1のマグネトロン駆動
装置と、前記リーケージトランスの1次巻線側に並列に
接続される複数あるいは単独のコンデンサを有した定格
電圧100Vから120Vに適用される第2のマグネト
ロン駆動装置とで、前記第1及び第2のマグネトロン駆
動装置のリーケージトランスと倍電圧整流回路を構成す
るコンデンサとダイオードの位置を各々の基準点から同
一にする構成としたものである。
用いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び第2のマ
グネトロン駆動装置の部品のレイアウトを同一にしてあ
るため、その冷却性能などの設計が簡便に行え、また、
それらの生産工程も自動設備等の切り替えなしに合理的
な生産ができるという利点を有している。
回路を構成するコンデンサとダイオードとからなる高圧
回路部のマグネトロン駆動装置に設けられた絶縁のため
のスリットと、マグネトロン駆動装置を固定する単独あ
るいは複数の穴位置とを第1及び第2のマグネトロン駆
動装置の基準点から同一にし、取り付け構造を第1及び
第2のマグネトロン駆動装置で同一にした構造を有する
ものである。
用いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び第2のマ
グネトロン駆動装置に対して、共通の取り付け方法を設
計することが可能で、仕向け地、電圧に依存しない高周
波加熱装置の共通シャーシを開発することにより取り付
け構造を変更することなく取り付けが可能となり開発効
率が向上する利点を有している。
駆動装置の部品レイアウト図である。
圧200Vから240Vである第1のマグネトロン駆動
電源において、直流電源1を作り出すコイル14と平滑
コンデンサ15、リーケージトランス2、前記リーケー
ジトランス2の一次巻線3に直列に接続される第2のコ
ンデンサ6と、第1のコンデンサ5と、前記直流電源1
に接続される第2の半導体スイッチング素子7と、前記
第2の半導体スイッチング素子7に直列に接続される第
1の半導体スイッチング素子4と、前記リーケージトラ
ンス2の二次巻線8側に接続される倍電圧整流回路9を
構成するコンデンサ10、11とダイオード12、13
とから構成されている。
電圧VDCを、第2のコンデンサ6とリーケージトラン
ス2の1次巻線3との直列回路に印加する。
である直流電源1がこの直列回路に印加されることによ
り、電圧の約半分は第2のコンデンサ6にクランプさ
れ、リーケージトランス2の一次巻線3には、あたかも
100Vから120Vの電圧が印加されたことになり、
リーケージトランス2は定格電圧100Vから120V
の第2のマグネトロン駆動電源のものと同一のリーケー
ジトランス2が使用可能となる。
2のコンデンサ6、第2の半導体スイッチング素子7に
対する配線を変更することにより、第1及び第2のマグ
ネトロン駆動回路のリーケージトランス2、倍電圧整流
回路9は基準位置に対して同一の位置関係に配置するこ
とが可能となる。
シを用いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び第2
のマグネトロン駆動装置の部品のレイアウトを同一にし
てあるため、その冷却性能などの設計が簡便に行え、ま
た、マグネトロン駆動装置の生産工程も部品配置が共通
しているため自動設備等の切り替えなしに合理的な生産
ができるという利点を有している。
グネトロン駆動回路のリーケージトランス2、倍電圧整
流回路9は基準位置に対して同一の位置関係に配置する
ことが可能であるため、絶縁確保のための高圧回路部の
スリット17もまた同一の形状にすることができ、ゴキ
ブリ等の昆虫類の侵入に対する前記スリット部17に設
けるバリア形状が同一となるため、その他の取り付け穴
の位置を基準位置に対して同一場所にすることにより、
一般的に使われている樹脂成形品の取り付け板を共用す
ることが可能となる。
シを用いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び第2
のマグネトロン駆動装置に対して、共通の取り付け方法
を設計することが可能で、仕向け地、電圧に依存しない
高周波加熱装置の共通シャーシを開発することにより取
り付け構造を変更することなく取り付けが可能となり開
発効率が向上する利点を有している。
動装置に半導体スイッチング素子を2つ使用した例を述
べたが、第2のマグネトロン駆動装置に対しては一般的
に行われている1つの半導体スイッチング素子を利用し
た回路でも同様な効果があることはいうまでも無い。
ャーシを用いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び
第2のマグネトロン駆動装置の部品のレイアウトを同一
にしてあるため、その冷却性能などの設計が簡便に行
え、また、マグネトロン駆動装置の生産工程も部品配置
が共通しているため自動設備等の切り替えなしに合理的
な生産ができるという利点を有している。
いる場合で電源電圧が異なっても、第1及び第2のマグ
ネトロン駆動装置に対して、共通の取り付け方法を設計
することが可能で、仕向け地、電圧に依存しない高周波
加熱装置の共通シャーシを開発することにより取り付け
構造を変更することなく取り付けが可能となり開発効率
が向上する利点を有している。
駆動装置の回路図
駆動装置の回路図
Claims (2)
- 【請求項1】直流電源と、前記直流電源に接続されるリ
ーケージトランスと、前記リーケージトランスの2次巻
線側に設けられた倍電圧整流回路と、前記リーケージト
ランスの1次巻線側に直列及び並列に接続される複数の
コンデンサを有した定格電圧200Vから240Vに適
用される第1のマグネトロン駆動装置と、前記リーケー
ジトランスの1次巻線側に並列に接続される複数あるい
は単独のコンデンサを有した定格電圧100Vから12
0Vに適用される第2のマグネトロン駆動装置とを備
え、前記第1及び第2のマグネトロン駆動装置のリーケ
ージトランスと倍電圧整流回路を構成するコンデンサと
ダイオードの位置を各々の基準点から同一にする構成と
したマグネトロン駆動装置。 - 【請求項2】リーケージトランスと倍電圧整流回路を構
成するコンデンサとダイオードとからなる高圧回路部の
マグネトロン駆動装置に設けられた絶縁のためのスリッ
トと、マグネトロン駆動装置を固定する単独あるいは複
数の固定孔位置とを第1及び第2のマグネトロン駆動装
置の基準点から同一にし、取り付け構造を第1及び第2
のマグネトロン駆動装置で同一にした構造を有する請求
項1記載のマグネトロン駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36921598A JP3446642B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | マグネトロン駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36921598A JP3446642B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | マグネトロン駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000195658A true JP2000195658A (ja) | 2000-07-14 |
JP3446642B2 JP3446642B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=18493871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36921598A Expired - Fee Related JP3446642B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | マグネトロン駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3446642B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126430A1 (ja) | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マグネトロン駆動用電源 |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP36921598A patent/JP3446642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126430A1 (ja) | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マグネトロン駆動用電源 |
JP2006331771A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マグネトロン駆動用電源 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3446642B2 (ja) | 2003-09-16 |
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