JP2000194978A - 測定装置及び測定情報通報システム - Google Patents

測定装置及び測定情報通報システム

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JP2000194978A
JP2000194978A JP10376766A JP37676698A JP2000194978A JP 2000194978 A JP2000194978 A JP 2000194978A JP 10376766 A JP10376766 A JP 10376766A JP 37676698 A JP37676698 A JP 37676698A JP 2000194978 A JP2000194978 A JP 2000194978A
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signal
signal output
transmission
transmission start
unit
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JP10376766A
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Toshio Takahashi
俊夫 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な設備で、電話回線や電源設備のない現
場の測定情報であっても他の場所から監視が可能な測定
装置及び測定情報通報システムを提供する。 【解決手段】 測定装置1は、被測定物の性状に応じた
測定信号を発生する測定部11と、測定信号が予め定め
た条件を満たした場合に送信開始信号出力命令を出す制
御部12と、送信開始信号出力命令に基づき送信開始信
号としての接点信号を外部へ出力する設定信号発生手段
13及び出力端子14とを有する。無線電話機2は、測
定装置1からの接点信号を受信するイヤホンジャック2
1と、イヤホンジャック21からの接点信号を受信した
ときに監視側電話機3への呼び出し信号出力を開始する
制御部22と、制御部22から出力された呼び出し信号
を送信する送受信回路22及びアンテナ23とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線や電源設
備の有無にかかわらず、任意の場所に設置した測定装置
から、他の任意の場所に異常信号等を通報可能な測定装
置及び測定情報通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場の作業所構内等の通信設備から
離れた任意の場所における気温、気圧等を測定する場合
や、あるいは、近くに通信設備のない測定地域における
交通量や排ガス濃度等を測定する場合、測定装置により
測定した情報を監視センターに連絡する手段が問題とな
る。
【0003】この問題を解決するために、コードレス電
話機や、携帯電話機等の無線電話機を利用した測定デー
タ伝送システムが提案されている(特開平9−1630
10号参照)。この測定データ通信システムでは、測定
装置からのデータをまず測定情報送出装置に送り、この
測定情報送出装置によってA−D変換、演算処理後記憶
された測定情報を、ワイヤレス電話器を用いて基地局の
監視用端末に伝送するものである。これにより、新たに
公衆網、あるいは構内交換機に収容される電話回線を敷
設しなくても測定情報の伝送を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記測定デー
タ伝送システムでは、測定情報送出装置や監視用端末と
して、パーソナルコンピュータかそれと同等以上の処理
装置を使用しなければならず、装置が大がかりとなるも
のであった。また、測定現場に設置する測定情報送出装
置は、バッテリーに充電した電力だけでは2日間程度し
か継続使用できない。そのため、それ以上長期間の測定
情報を連続的に監視しようとすると、電源設備を用意す
る必要があった。従って、マンホールの下の下水管等、
電話回線のみならず、電源設備を設けることも困難な測
定現場には使用できないものであった。
【0005】本発明は上記事情に鑑み、簡易な設備で、
電話回線や電源設備のない現場の測定情報であっても他
の場所から監視が可能な測定装置及び測定情報通報シス
テムを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を検
討した結果、パーソナルコンピュータのように消費電力
の大きい装置を使用せずに、監視に必要な基本的な情報
を通報できる以下の測定装置を提供する。
【0007】請求項1に記載の測定装置は、被測定物の
性状に応じた測定信号を発生する測定部と、測定信号が
予め定めた条件を満たした場合に送信開始信号出力命令
を出す制御部と、送信開始信号出力命令に基づき送信開
始信号を外部へ出力する信号出力部とを有することを特
徴とする。
【0008】本測定装置によれば、測定信号が異常や反
応終了等の特定の状況を示す条件を満たしたときに、送
信開始信号を外部へ出力するので、その送信開始信号を
受けた外部送信機器によってこれらの状況を任意の場所
に通報することができる。なお、測定信号が満たす条件
には、瞬時値が一定の値以下又は以上になる等の条件だ
けでなく、変化率や移動平均値等、測定信号からもたら
されるあらゆる情報についての条件が含まれる。
【0009】請求項1に記載の測定装置において、送信
開始信号に限定はなく、接点信号、トリガパルス状の電
圧信号、光パルス信号等を用いることができるが、請求
項2に記載の如く、オン状態を所定時間継続後にオフ状
態に復帰する接点信号を送信開始信号とするのが簡便で
ある。この場合、接点信号はオフ状態に復帰するため、
その後、後述する送信終了信号等、他のメッセージを出
力することも可能である。接点信号は有電圧でも無電圧
でも良いが、受け手の外部送信機器側から電圧の供給が
あれば無電圧とすることができ非常に簡便な信号とな
る。
【0010】請求項3に記載の測定装置は、被測定物の
性状に応じた測定信号を発生する測定部と、測定信号が
予め定めた条件を満たした場合に送信開始信号出力命令
を出すと共に、送信開始信号出力命令を出した後に送信
終了信号出力命令を出す制御部と、送信開始信号出力命
令に基づき送信開始信号を、送信終了信号出力命令に基
づき送信終了信号を各々外部へ出力する信号出力部とを
有することを特徴とする。
【0011】本測定装置によれば、請求項1に記載の測
定装置と同様、測定信号が特定の状況を示したときに、
これを任意の場所に通報することができる。また、通報
先からの特別の応答がなくても、送信終了信号を出力す
ることにより外部送信機器の送信状態を終了させること
ができる。
【0012】請求項4に記載の測定装置は、被測定物の
性状に応じた測定信号を発生する測定部と、測定信号が
予め定めた二以上の条件の何れか一を満たした場合に送
信開始信号出力命令と送信終了信号出力命令とを交互に
前記条件に対応して定められた回数出す制御部と、送信
開始信号出力命令に基づき送信開始信号を、送信終了信
号出力命令に基づき送信終了信号を各々外部へ出力する
信号出力部とを有することを特徴とする。
【0013】本測定装置によれば、測定信号が異常や反
応終了等の特定の状況を示したときに、送信開始信号と
送信終了信号とが交互に何回出力されたかによって、そ
の状況が複数の状況のいずれであるかを区別することが
できるので、出力を受けた外部送信機器によってこれら
の状況を区別した情報を所定の場所に通報することがで
きる。
【0014】請求項5に記載の測定装置は、被測定物の
性状に応じた測定信号を発生する測定部と、測定信号が
予め定めた二以上の条件の何れか一を満たした場合に送
信開始信号出力命令を出すと共に、送信開始信号出力命
令を出してから前記条件に対応して定められた時間経過
後に送信終了信号出力命令を出す制御部と、送信開始信
号出力命令に基づき送信開始信号を、送信終了信号出力
命令に基づき送信終了信号を各々外部へ出力する信号出
力部とを有することを特徴とする。
【0015】本測定装置によれば、測定信号が異常や反
応終了等の特定の状況を示したときに、送信開始信号の
出力から送信終了信号の出力までの時間によって、その
状況が複数の状況のいずれであるかを区別することがで
きるので、出力を受けた外部送信機器によってこれらの
状況を区別した情報を所定の場所に通報することができ
る。
【0016】請求項3から請求項5の何れかに記載の測
定装置において、送信開始信号と送信終了信号に限定は
なく、接点信号、トリガパルス状の電圧信号、光パルス
信号等を用いることができるが、請求項6に記載の如
く、各々オン状態を所定時間継続後にオフ状態に復帰す
る接点信号の繰り返しを送信開始信号と送信終了信号と
するのが簡便である。この場合、最初の接点信号が送信
開始信号、次の接点信号が送信終了信号となり、以後の
接点信号がある場合には、交互に送信開始信号、送信終
了信号となる。なお、接点信号は有電圧でも無電圧でも
良いが、受け手の外部送信機器側から電圧の供給があれ
ば無電圧とすることができ非常に簡便な信号となる。
【0017】請求項1から請求項6の何れかに記載の測
定装置は、請求項7に記載の如く、信号出力部が、送信
開始信号及び送信終了信号を入力可能な手元スイッチを
有するイヤホンを接続することができる無線電話機のイ
ヤホンジャックと接続可能とすることが望ましい。これ
により、外部送信機器としてイヤホンジャック付きの無
線電話機をそのまま改造することなく使用できる。
【0018】以上の測定装置を用いたシステムとして、
本発明者は更に以下の測定情報通報システムを提供す
る。
【0019】請求項8に記載の測定情報通報システム
は、請求項1に記載の測定装置と、外部からの送信開始
信号を受信する外部信号入力部と、外部信号入力部から
の送信開始信号を受信したときに予め定めた電話番号へ
の呼び出し信号出力を開始する制御部と、制御部から出
力された呼び出し信号を送信する送信部とを有する無線
電話機とを備え、測定装置の信号出力部と無線電話機の
外部信号入力部とが、無線又は有線で接続されることを
特徴とする。
【0020】本システムによれば、測定信号が特定の状
況を示したときに、任意の監視場所に設置した電話機、
ないしは監視者が携帯している任意の電話機等へ携帯電
話機や自動車電話機等の無線電話機から呼び出し信号を
送信してこれを通報することができる。
【0021】請求項9に記載の測定情報通報システム
は、請求項1に記載の測定装置と、外部からの送信開始
信号を受信する外部信号入力部と、外部信号入力部から
の送信開始信号を受信したときに予め定めた電話番号へ
の呼び出し信号出力を開始し、送信開始信号受信から所
定時間経過後に呼び出し信号出力を終了する制御部と、
制御部から出力された呼び出し信号を送信する送信部と
を有する無線電話機とを備え、測定装置の信号出力部と
無線電話機の外部信号入力部とが、無線又は有線で接続
されることを特徴とする。
【0022】本システムによれば、測定信号が特定の状
況を示したときに、任意の監視側の電話機へ呼び出し信
号を送信してこれを通報することができる。また、通報
先からの特別の応答がなくても、送信開始信号受信後所
定時間経過後に呼び出し信号送信を終了するので、監視
側の電話機は、その後は他の通報を受信することも可能
となる。
【0023】請求項8又は請求項9に記載のシステムに
おいて、請求項10に記載のシステムの如く、オン状態
を所定時間継続後にオフ状態に復帰する接点信号を送信
開始信号として好適に使用できることは、請求項2につ
いて説明したとおりである。
【0024】請求項11に記載の測定情報通報システム
は、請求項3に記載の測定装置と、外部からの送信開始
信号及び送信終了信号を受信する外部信号入力部と、外
部信号入力部からの送信開始信号を受信したときに予め
定めた電話番号への呼び出し信号出力を開始し、外部信
号入力部からの送信終了信号を受信したときに呼び出し
信号出力を終了する制御部と、制御部から出力された呼
び出し信号を送信する送信部とを有する無線電話機とを
備え、測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入
力部とが、無線又は有線で接続されることを特徴とす
る。
【0025】本システムが請求項9に記載のシステムと
相違する点は、無線電話機が送信終了信号に基づき呼び
出し信号送信を終了する点である。なお、送信終了信号
が何らかの事情で届かない場合に備えて、送信終了信号
の受信が期待される時間を経過しても受信がないときに
は、請求項9に記載のシステムと同様に無線電話機側で
独自に呼び出し信号送信を終了できるようにしても良
い。
【0026】請求項12に記載の測定情報通報システム
は、請求項3に記載の測定装置と、外部からの送信開始
信号及び送信終了信号を受信する外部信号入力部と、外
部信号入力部からの送信開始信号を受信したときに予め
定めた電話番号への呼び出し信号出力を開始し、外部信
号入力部からの送信終了信号を受信したときに呼び出し
信号出力を終了する制御部と、制御部から出力された呼
び出し信号を送信する送信部とを有する無線電話機とを
備え、測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入
力部とが、無線又は有線で接続されることを特徴とす
る。
【0027】本システムによれば、送信開始信号の受信
から送信終了信号の受信まで継続する呼び出し信号送信
が何回あったかによって、測定信号が示す状況が複数の
状況のいずれであるかを区別することができるので、送
信を受けた監視側の電話機においてこれらの状況を区別
して判断することができる。
【0028】請求項13に記載の測定情報通報システム
は、請求項5に記載の測定装置と、外部からの送信開始
信号及び送信終了信号を受信する外部信号入力部と、外
部信号入力部からの送信開始信号を受信したときに予め
定めた電話番号への呼び出し信号出力を開始し、外部信
号入力部からの送信終了信号を受信したときに呼び出し
信号出力を終了する制御部と、制御部から出力された呼
び出し信号を送信する送信部とを有する無線電話機とを
備え、測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入
力部とが、無線又は有線で接続されることを特徴とす
る。
【0029】本システムによれば、呼び出し信号送信が
どの程度の時間継続したかによって、測定信号が示す状
況が複数の状況のいずれであるかを区別することができ
るので、送信を受けた監視側の電話機においてこれらの
状況を区別して判断することができる。
【0030】請求項11から請求項13の何れかに記載
の測定情報通報システムにおいて、請求項14に記載の
システムの如く、オン状態を所定時間継続後にオフ状態
に復帰する接点信号の繰り返しを送信開始信号及び送信
終了信号として好適に使用できることは、請求項6につ
いて説明したとおりである。
【0031】請求項8から請求項14の何れかに記載の
測定情報通報システムは、請求項15に記載の如く、外
部信号入力部が、送信開始信号及び送信終了信号を入力
可能な手元スイッチを有するイヤホンを接続することが
できるイヤホンジャックであることが望ましい。これに
より、イヤホンジャック付きの無線電話機をそのまま改
造することなく使用できる。
【0032】請求項8から請求項15の何れかに記載の
測定情報通報システムは、請求項16に記載の如く、無
線電話機の制御部が、呼び出し信号出力と共に自己の電
話番号情報を出力すると共に、無線電話機の送信部が無
線電話機の制御部から出力された呼び出し信号と自己の
電話番号情報とを共に送信することが望ましい。
【0033】これにより、監視側の電話機は複数の無線
電話機を区別して認識することができるので、呼び出し
信号がどの場所に設置された測定装置からの通報を意味
するかを判断することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の1実施形態である測定情
報通報システムの構成を示すもので、測定装置1と無線
電話機2とから基本的に構成される。測定装置1と無線
電話機2とは、測定情報の監視が必要な現場に設置され
る。3は、無線電話機2からの送信を受信する監視側電
話機で、監視者が携帯したり、監視センターに設置した
りして使用される。
【0035】測定装置1は、測定部11と、制御部12
と、信号出力部としての接点信号発生手段13及び出力
端子14と、入力部15と表示部16とから構成されて
いる。測定部11は、例えばpH電極、溶存酸素電極、
圧力センサ、温度センサ、流量センサ、液面センサ等で
あって、被測定物の性状に応じて電流信号、電圧信号等
の測定信号を発生するようになっている。制御部12
は、測定部11からの測定信号を受けて、その測定信号
に応じて送信開始信号出力命令や送信終了信号出力命令
を出すようになっている。また、接点信号発生手段13
は、制御部12からの送信開始信号出力命令や送信終了
信号出力命令に基づき無電圧の接点信号を出力端子14
を介して外部へ出力するようになっている。
【0036】ここで、本実施形態における送信開始信号
出力命令と送信終了信号出力命令は、それぞれ具体的に
は、一定時間接点をオン状態にすることを指示する命令
である。また、送信終了信号出力命令は、送信開始信号
出力命令によるオン状態開始時から一定時間後に出され
るようになっている。また、測定信号の条件に応じて、
一度目の送信開始信号出力命令から一定時間後に、再度
同じ命令を繰り返すこともできるようになっている。
【0037】送信開始信号出力命令等を出す測定信号の
条件や測定信号の条件に応じた各命令の出し方は、表示
部16の表示で確認しつつ入力部15から入力して制御
部12に設定を記憶させるようになっている。例えば、
測定信号が条件Aとなったときと測定信号が条件Bとな
ったときに各々図2の(a),(b)に示す如き命令を
出すようにすることができる。図2において、α,
α’,α”は送信開始信号、β,β’,β”は送信終了
信号である。なお、これらの条件や各命令の出し方等が
一定で変更の必要がなければ、入力部15や表示部16
を省略して制御部12に固定的に設定しておいてもよ
い。
【0038】無線電話機2は、外部信号入力部としての
イヤホンジャック21と、制御部22と、送信部として
の送受信回路23及びアンテナ24と、入力部25と表
示部26とから構成されている。イヤホンジャック21
は、通常の電話機として使用する場合に、送信開始や送
信終了の信号を無線電話機に伝えることが可能な手元ス
イッチ付きイヤホンを接続するために備えられているも
のと同じである。制御部22は、イヤホンジャック21
からの送信開始信号を受信したときに予め定めた電話番
号への呼び出し信号出力を開始し、イヤホンジャック2
1からの送信終了信号を受信したときに呼び出し信号出
力を終了するようになっている。
【0039】具体的には、例えば図2に示すように、接
点信号がオンの状態が2秒前後継続した後にオフとなる
と(α,α’,α”)、送信開始信号を受信したと認識
して呼び出し信号出力を開始するようになっている。そ
して、次に接点信号がオンの状態が2秒前後継続した後
にオフとなると(β,β’,β”)、送信終了信号を受
信したと認識して呼び出し信号出力を終了するようにな
っている。また、何らかの事情で送信終了信号を受信で
きないときに備えて、送信開始信号受信から一定時間、
例えば60秒経過しても、送信終了信号の受信がない場
合には、制御部22が独自に呼び出し信号出力を終了す
るようになっている。
【0040】送信先として予め定めておく電話番号は、
表示部26の表示で確認しつつ入力部25から入力して
制御部22に設定を記憶させるようになっている。な
お、送信先の電話番号が一定で変更の必要がなければ、
入力部25や表示部26を省略して制御部22に固定的
に設定しておいてもよい。
【0041】監視側電話機3は、制御部32と、受信部
としての送受信回路33及びアンテナ34と、入力部3
5と表示部36とから構成されている。制御部32は、
無線電話機2からの呼び出し信号と電話番号情報の受信
中に表示部36に無線電話機2の電話番号を表示するよ
うになっている。また、受信情報は制御部32に一定回
数記憶保存され、入力部からの呼び出しに応じて、無線
電話機2の電話番号と受信時刻を後からでも呼び出せる
ようになっている。なお、入力部35から電話番号と特
定の用語の関連を制御部32に記憶させれば、電話番号
に代えて特定の用語、例えば「第1現場異常」、「第2
現場反応終了」等の用語を表示させることも可能となっ
ている。
【0042】測定装置1の出力端子14と無線電話機2
のイヤホンジャック21とは、ケーブル4で接続されて
いる。なお、測定装置1と無線電話機2は、光や電磁波
等を利用して無線で接続することも可能である。もし、
赤外光等の光を利用する場合であれば、信号出力部とし
ては接点信号発生手段13や出力端子14に代えてパル
ス発光体を、外部信号入力部としては、イヤホンジャッ
ク21に代えて光検出器を用いること等が考えられる。
【0043】また、無線電話機2のアンテナ24からの
送信は、回線網5を通じて監視側電話機3のアンテナ3
4で受信できるようになっている。回線網5の種類に特
に限定はなく、公衆回線網、内線網、これらの組み合わ
せ等が使用できる。なお、監視側電話機は、複数の測定
装置と無線電話機からの送信を受信することが可能なの
で、一つの監視側電話機で、複数の測定情報の監視が可
能である。
【0044】次に、図1の測定情報通報システムの動作
を下水のpH監視を例にとって説明する。まず、準備と
して、測定装置1において送信開始信号出力命令を出す
測定信号の条件と条件に合致した場合の送信開始信号出
力命令や送信終了信号出力命令の出し方を入力部15か
ら入力する。例えば、pHが8.2以上になった場合を
図2における条件Aとし、pHが5.8以下になった場
合を図2における条件Bとし、各々図2の(a),
(b)に示す如く送信開始信号や送信終了信号が出力さ
れるように設定する。
【0045】また、無線電話機2において、監視側電話
機3の電話番号を入力部25から入力する。また、監視
側電話機3では、無線電話機2の呼び出し信号とその電
話番号を受信したとき、その電話番号に対応して、例え
ば「第1現場異常」等の表示ができるように入力部35
で設定する。また、1回目の呼び出し信号受信から12
0秒以内に、再度同じ電話番号から呼び出し信号を受信
したときには、例えば「第1現場酸性」等の表示をする
ように入力部35で設定する。
【0046】以上の準備をした上で測定を開始し、pH
が8.2以上になると、図2(a)に示す如く送信開始
信号と送信終了信号とが出力され、監視側電話機3にお
いて50秒間呼び出し信号と無線電話機2の電話番号が
受信される。そして、監視者は呼び出し音と表示により
第1現場のpHがアルカリ性になりすぎたことを知るこ
とができる。
【0047】また、pHが5.8以下になると、図2
(b)に示す如く送信開始信号と送信終了信号とが出力
され、監視側電話機3において50秒間の呼び出し信号
と無線電話機2の電話番号が50秒間の間隔をおいて2
回受信される。そして、監視者は2度の呼び出し音と表
示により第1現場のpHが酸性になりすぎたことを知る
ことができる。これにより、監視者は同じpH異常で
も、配管の腐食等を招きやすい酸性側の異常に対して緊
急の措置を取ることが可能となる。なお、このとき監視
側電話機3では、1回目の呼び出し信号で「第1現場異
常」と表示された後、2回目の呼び出し信号を受けて
「第1現場酸性」と表示が変更される。
【0048】もし、監視側電話機3が呼び出し信号を受
信した際に、監視者が不在でも、これらの着信履歴は、
時刻と共に監視側電話機3に一定回数保存されているの
で、監視者は後からこれらの通報内容を確認することが
できる。
【0049】本実施形態において、測定装置1は測定内
容にもよるが、pH測定等多くの測定装置で、乾電池等
を利用して連続1ヶ月程度の連続測定が可能となってい
る。また、無線電話機2は、特に電力消費量を増加させ
る機能を付加していないので、通常のバッテリーでも約
10日間連続使用が可能である。従って、測定装置1の
消費電力量が特に大きくない限り、電源設備のない現場
においても連続10日間程度の測定信号の監視が可能と
なる。また、現場における全体の消費電力量が小さいこ
とから、例えば、乾電池や蓄電池と太陽電池等と併用に
すれば、さらに長期間の監視も可能となる。
【0050】なお、本実施形態においては、測定信号が
示す複数の状況を、呼び出し信号送信の回数で区別する
こととしたが、送信開始信号の受信から送信終了信号の
受信までの呼び出し信号送信の継続時間によって判断す
るようにしても良い。
【0051】また、本実施形態においては、監視側電話
機3として、電話番号に応じた表示ができるものを説明
したが、監視側電話機の機能に特に限定はなく、例えば
表示に代えて、又は表示に加えて、通報内容を音声で監
視者に伝えるものであってもよい。逆に、監視対象とな
る測定装置が1つのみの場合には、無線電話機2の電話
番号を認識する機能も必要ではなく、呼び出し信号のみ
をベル音や振動で監視者に伝えることができれば充分で
ある。
【0052】また、本実施形態における監視側電話機3
は無線電話機を想定した構成としたが、公衆回線網等と
有線で接続する電話機を使用すれば、アンテナ34等が
不要となるのは勿論である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、パーソナルコンピュー
タのように消費電力の大きい装置を使用せずに、測定装
置と無線電話機という簡易な設備で監視者に測定情報の
通報ができるので、電話回線や電源設備のない現場の測
定情報であっても、測定信号の監視を継続して行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測定情報通報システムの一実施形
態を示す構成図である。
【図2】本発明に係る測定情報通報システムの一実施形
態の動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 測定装置 2 無線電話機 3 監視側電話機 4 ケーブル 5 回線網 11 測定部 12,22,32 制御部 13 接点信号発生手段 14 出力端子 15,25,35 入力部 16,26,36 表示部 21 イヤホンジャック 23,33 送受信回路 24,34 アンテナ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の性状に応じた測定信号を発生
    する測定部と、測定信号が予め定めた条件を満たした場
    合に送信開始信号出力命令を出す制御部と、送信開始信
    号出力命令に基づき送信開始信号を外部へ出力する信号
    出力部とを有することを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 信号出力部から出力される送信開始信号
    が、オン状態を所定時間継続後にオフ状態に復帰する接
    点信号オン状態を所定時間継続後にオフ状態に復帰する
    接点信号であることを特徴とする請求項1に記載の測定
    装置。
  3. 【請求項3】 被測定物の性状に応じた測定信号を発生
    する測定部と、測定信号が予め定めた条件を満たした場
    合に送信開始信号出力命令を出すと共に、送信開始信号
    出力命令を出した後に送信終了信号出力命令を出す制御
    部と、送信開始信号出力命令に基づき送信開始信号を、
    送信終了信号出力命令に基づき送信終了信号を各々外部
    へ出力する信号出力部とを有することを特徴とする測定
    装置。
  4. 【請求項4】 被測定物の性状に応じた測定信号を発生
    する測定部と、測定信号が予め定めた二以上の条件の何
    れか一を満たした場合に送信開始信号出力命令と送信終
    了信号出力命令とを交互に前記条件に対応して定められ
    た回数出す制御部と、送信開始信号出力命令に基づき送
    信開始信号を、送信終了信号出力命令に基づき送信終了
    信号を各々外部へ出力する信号出力部とを有することを
    特徴とする測定装置。
  5. 【請求項5】 被測定物の性状に応じた測定信号を発生
    する測定部と、測定信号が予め定めた二以上の条件の何
    れか一を満たした場合に送信開始信号出力命令を出すと
    共に、送信開始信号出力命令を出してから前記条件に対
    応して定められた時間経過後に送信終了信号出力命令を
    出す制御部と、送信開始信号出力命令に基づき送信開始
    信号を、送信終了信号出力命令に基づき送信終了信号を
    各々外部へ出力する信号出力部とを有することを特徴と
    する測定装置。
  6. 【請求項6】 信号出力部から出力される送信開始信号
    及び送信終了信号が、各々オン状態を所定時間継続後に
    オフ状態に復帰する接点信号の繰り返しであることを特
    徴とする請求項3から請求項5の何れかに記載の測定装
    置。
  7. 【請求項7】 信号出力部が、送信開始信号及び送信終
    了信号を入力可能な手元スイッチを有するイヤホンを接
    続することができる無線電話機のイヤホンジャックと接
    続可能であることを特徴とする請求項1から請求項6の
    何れかに記載の測定装置。
  8. 【請求項8】 被測定物の性状に応じた測定信号を発生
    する測定部と、測定信号が予め定めた条件を満たした場
    合に送信開始信号出力命令を出す制御部と、送信開始信
    号出力命令に基づき送信開始信号を外部へ出力する信号
    出力部とを有する測定装置と、 外部からの送信開始信号を受信する外部信号入力部と、
    外部信号入力部からの送信開始信号を受信したときに予
    め定めた電話番号への呼び出し信号出力を開始する制御
    部と、制御部から出力された呼び出し信号を送信する送
    信部とを有する無線電話機とを備え、 測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入力部と
    が、無線又は有線で接続されることを特徴とする測定情
    報通報システム。
  9. 【請求項9】 被測定物の性状に応じた測定信号を発生
    する測定部と、測定信号が予め定めた条件を満たした場
    合に送信開始信号出力命令を出す制御部と、送信開始信
    号出力命令に基づき送信開始信号を外部へ出力する信号
    出力部とを有する測定装置と、 外部からの送信開始信号を受信する外部信号入力部と、
    外部信号入力部からの送信開始信号を受信したときに予
    め定めた電話番号への呼び出し信号出力を開始し、送信
    開始信号受信から所定時間経過後に呼び出し信号出力を
    終了する制御部と、制御部から出力された呼び出し信号
    を送信する送信部とを有する無線電話機とを備え、 測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入力部と
    が、無線又は有線で接続されることを特徴とする測定情
    報通報システム。
  10. 【請求項10】 測定装置の信号出力部から出力される
    送信開始信号が、オン状態を所定時間継続後にオフ状態
    に復帰する接点信号であることを特徴とする請求項8又
    は請求項9に記載の測定情報通報システム。
  11. 【請求項11】 被測定物の性状に応じた測定信号を発
    生する測定部と、測定信号が予め定めた条件を満たした
    場合に送信開始信号出力命令を出すと共に、送信開始信
    号出力命令を出した後に送信終了信号出力命令を出す制
    御部と、送信開始信号出力命令に基づき送信開始信号
    を、送信終了信号出力命令に基づき送信終了信号を各々
    外部へ出力する信号出力部とを有する測定装置と、 外部からの送信開始信号及び送信終了信号を受信する外
    部信号入力部と、外部信号入力部からの送信開始信号を
    受信したときに予め定めた電話番号への呼び出し信号出
    力を開始し、外部信号入力部からの送信終了信号を受信
    したときに呼び出し信号出力を終了する制御部と、制御
    部から出力された呼び出し信号を送信する送信部とを有
    する無線電話機とを備え、 測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入力部と
    が、無線又は有線で接続されることを特徴とする測定情
    報通報システム。
  12. 【請求項12】 被測定物の性状に応じた測定信号を発
    生する測定部と、測定信号が予め定めた二以上の条件の
    何れか一を満たした場合に送信開始信号出力命令と送信
    終了信号出力命令とを交互に前記条件に対応して定めら
    れた回数出す制御部と、送信開始信号出力命令に基づき
    送信開始信号を、送信終了信号出力命令に基づき送信終
    了信号を各々外部へ出力する信号出力部とを有する測定
    装置と、 外部からの送信開始信号及び送信終了信号を受信する外
    部信号入力部と、外部信号入力部からの送信開始信号を
    受信したときに予め定めた電話番号への呼び出し信号出
    力を開始し、外部信号入力部からの送信終了信号を受信
    したときに呼び出し信号出力を終了する制御部と、制御
    部から出力された呼び出し信号を送信する送信部とを有
    する無線電話機とを備え、 測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入力部と
    が、無線又は有線で接続されることを特徴とする測定情
    報通報システム。
  13. 【請求項13】 被測定物の性状に応じた測定信号を発
    生する測定部と、測定信号が予め定めた二以上の条件の
    何れか一を満たした場合に送信開始信号出力命令を出す
    と共に、送信開始信号出力命令を出してから前記条件に
    対応して定められた時間経過後に送信終了信号出力命令
    を出す制御部と、送信開始信号出力命令に基づき送信開
    始信号を、送信終了信号出力命令に基づき送信終了信号
    を各々外部へ出力する信号出力部とを有する測定装置
    と、 外部からの送信開始信号及び送信終了信号を受信する外
    部信号入力部と、外部信号入力部からの送信開始信号を
    受信したときに予め定めた電話番号への呼び出し信号出
    力を開始し、外部信号入力部からの送信終了信号を受信
    したときに呼び出し信号出力を終了する制御部と、制御
    部から出力された呼び出し信号を送信する送信部とを有
    する無線電話機とを備え、 測定装置の信号出力部と無線電話機の外部信号入力部と
    が、無線又は有線で接続されることを特徴とする測定情
    報通報システム。
  14. 【請求項14】 測定装置の信号出力部から出力される
    送信開始信号及び送信終了信号が、各々オン状態を所定
    時間継続後にオフ状態に復帰する接点信号の繰り返しで
    あることを特徴とする請求項11から請求項13の何れ
    かに記載の測定情報通報システム。
  15. 【請求項15】 無線電話機の外部信号入力部が、送信
    開始信号及び送信終了信号を入力可能な手元スイッチを
    有するイヤホンを接続することができるイヤホンジャッ
    クであることを特徴とする請求項8から請求項14の何
    れかに記載の測定情報通報システム。
  16. 【請求項16】 無線電話機の制御部が、呼び出し信号
    出力と共に自己の電話番号情報を出力すると共に、無線
    電話機の送信部が無線電話機の制御部から出力された呼
    び出し信号と自己の電話番号情報とを共に送信すること
    を特徴とする請求項8から請求項15の何れかに記載の
    測定情報通報システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006035866A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Kakurenbo Co., Ltd. 携帯用緊急通信装置
JP2012117960A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Mitsubishi Electric Corp データ収集装置及びプログラム

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