JP2000193743A - 船舶レ―ダ用表示装置 - Google Patents

船舶レ―ダ用表示装置

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JP2000193743A
JP2000193743A JP10368849A JP36884998A JP2000193743A JP 2000193743 A JP2000193743 A JP 2000193743A JP 10368849 A JP10368849 A JP 10368849A JP 36884998 A JP36884998 A JP 36884998A JP 2000193743 A JP2000193743 A JP 2000193743A
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JP
Japan
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ship
radar
display
next target
course
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JP10368849A
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Hajime Hirota
肇 弘田
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自船針路ずれに伴うコース設定の必要が無
く、次期目標地の針路表示としての高い精度が確保され
得る船舶レーダ用表示装置を提供すること。 【解決手段】 この船舶レーダ用表示装置は、自船側か
ら得られるジャイロ信号及びログスピード信号に基づい
て航法援助装置からの航行データを利用し、次期目標地
の航路表示のために自船方向と次期目標地方向とを算出
して記憶させるための航行データ処理手段と、自船方向
と次期目標地方向とをグラフィック表示処理してそれぞ
れレーダ画面上に自動設定表示可能な自船の船首方位5
と次期目標地方位6とを取得して次期目標地の航路表示
とする表示処理手段と、次期目標地の航路表示に際して
レーダ画面4上で次期目標地方位6を上向きに固定し、
且つ自船の船首方位5を次期目標地方位6からの変動に
伴って変動するように表示制御する表示制御手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として船舶に搭
載されるレーダ装置に付設されると共に、航法援助装置
からの航行データを利用して次期目標地の航路表示とし
て自船方向及び次期目標地方向を自動設定した上でレー
ダ画面に表示する船舶レーダ用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の船舶レーダ用表示装置で
は、GPS、DGPS等の航法援助装置からの航行デー
タを利用して次期目標地の航路表示のために自船方向及
び次期目標地方向を自動設定した上でレーダ画面上に表
示する際、図4に示されるように、レーダ画面7上で自
船の船首方位8が上向き(真北方向で固定方位目盛の0
度を示す)に固定され、且つ次期目標地方位9が自船の
船首方位8からの変動に伴って変動するように表示され
る。
【0003】このため、船舶レーダ用表示装置には、航
法援助装置からの航行データを利用して次期目標地の航
路表示のために自船方向と次期目標地方向とを算出して
記憶させるための航行データ処理手段と、自船方向と次
期目標地方向とをグラフィック表示処理してそれぞれレ
ーダ画面上に自動設定表示可能な自船の船首方位と次期
目標地方位とを得て次期目標地の航路表示とする表示処
理手段と、次期目標地の航路表示に際してレーダ画面7
上で自船の船首方位8を上向きに固定し、且つ次期目標
地方位9を自船の船首方位8からの変動に伴って変動す
るように表示制御する表示制御手段とが備えられてい
る。
【0004】即ち、このような各部の働きを持つことに
より、レーダ画面7上では、図4に示されるように自船
の船首方位8及び次期目標地方位9が直線で表わされ、
これらの直線が結ばれて表示されるため、自船位置から
次期目標地までの方位を判別することができる。
【0005】ところで、こうした船舶レーダ用表示装置
を船舶に搭載して目標地までの航行を行う際、最初にレ
ーダ画面7上で自船の船首方位8を上向きに固定するた
めにレーダ装置によってスイッチ等を操作してコース設
定を行うが、その後は自船の航行に伴って次第に針路が
左右にずれる針路ずれを起こす(波や風の影響で針路が
変えられたり、人為的に針路を変えた場合や、ヨーイン
グで大きく針路が変えられた場合を含む)と、その都度
操船者が自船の船首方位8のコース設定をし直す必要が
ある。
【0006】図5は、従来の船舶レーダ用表示装置によ
る次期目標地の航路表示に至るまでの表示過程を示した
機能ブロック図である。
【0007】ここでは、BZ信号(Bearing Z
ero Pulse/自船船首線信号)に対し、手動や
任意な方法でコースリセットを指示することでコースリ
セット相対方位を算出取得してBZ信号と加算した結果
をアドレス書込設定した後、そのアドレス書き込みされ
たビデオ信号をVRAM(ビデオ・ランダム・アクセス
・メモリ)へ書き込み、これを読み出して画面表示する
ことで自船の船首方位のコース設定を要しての次期目標
地の航路表示(上述した図4に示されるレーダ画面7上
における自船の船首方位8及び次期目標地方位9の表示
パターンによる表示)が行われることを示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した船舶レーダ用
表示装置の場合、レーダ画面上で自船の船首方位を上向
きに固定して次期目標地方位を自船の船首方位からの変
動に伴って変動するように表示し、自船の航行に伴う針
路ずれを自船の船首方位のコース設定を行って補償する
ようになっているため、操船者が針路ずれを生じる毎に
自船の船首方位のコース設定をしなければならないとい
う煩雑な手間が掛かるものとなっているばかりでなく、
針路ずれが頻繁に生じると自船の操船に集中できなくな
るという危険がある他、自船の船首方位のコース設定を
繰り返してもレーダ画面上では本来操船者が希望する次
期目標地方位の真北からの差異角度でなく任意な設定時
点での真北からの差異角度を表示することになるため、
次期目標地の針路表示として高い精度並びに信頼性が確
保され難いという問題がある。
【0009】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、自船針路ずれに伴
うコース設定の必要が無く、次期目標地の針路表示とし
ての高い精度が確保され得る船舶レーダ用表示装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、航法援
助装置からの航行データを利用して次期目標地の航路表
示のために自船方向と次期目標地方向とを算出して記憶
させるための航行データ処理手段と、自船方向と次期目
標地方向とをグラフィック表示処理してそれぞれレーダ
画面上に自動設定表示可能な自船の船首方位と次期目標
地方位とを得て次期目標地の航路表示とする表示処理手
段とを備えた船舶レーダ用表示装置において、次期目標
地の航路表示に際してレーダ画面上で次期目標地方位を
上向きに固定し、且つ自船の船首方位を該次期目標地方
位からの変動に伴って変動するように表示制御する表示
制御手段を備えた船舶レーダ用表示装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の船
舶レーダ用表示装置について、図面を参照して詳細に説
明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る船舶レー
ダ用表示装置の外観構成を周辺装置を含めて示したもの
である。この船舶レーダ用表示装置3は、自船側から取
得した自船の航行方位を得るためのジャイロ信号SG
び自船のログスピードデータを得るためのログスピード
信号SL に基づいて航法援助装置2から得られた航行デ
ータを利用し、次期目標地の航路表示として自船方向と
次期目標地方向とを算出した結果をレーダ映像として表
示すると共に、自船のレーダ映像のデータをレーダ電波
としてレーダ空中線1により他船へ送信したり、或いは
レーダ空中線1により受信されたレーダ電波に含まれる
他船のレーダ映像を表示するレーダ指示機として働く。
即ち、ここでのレーダ空中線1、航法援助装置2、及び
船舶レーダ用表示装置3は、合わせて船舶レーダ装置と
して構成されている。
【0013】このうち、航法援助装置2は、衛星からの
電波を受信して自船の位置、針路、及び速度を含む航行
データを出力するGPS、DGPS等から成る。
【0014】船舶レーダ用表示装置3は、自船側から得
られるジャイロ信号SG 及びログスピード信号SL に基
づいて航法援助装置2からの航行データ(これからも船
舶のスピードに関するデータを得ることができる)を利
用し、次期目標地の航路表示のために自船方向と次期目
標地方向とを算出して記憶させるための航行データ処理
手段と、自船方向と次期目標地方向とをグラフィック表
示処理してそれぞれレーダ画面上に自動設定表示可能な
自船の船首方位と次期目標地方位とを得て次期目標地の
航路表示とする表示処理手段と、次期目標地の航路表示
に際してレーダ画面上で次期目標地方位を上向きに固定
し、且つ自船の船首方位を次期目標地方位からの変動に
伴って変動するように表示制御する表示制御手段と(何
れも略図する)を備える。
【0015】レーダ空中線1は、船舶レーダ用表示装置
3の表示処理手段により自船方向と次期目標地方向とが
グラフィック表示処理された自船の船首方位と次期目標
地方位とを含む自船のレーダ映像のデータをレーダ電波
として他船へ送信したり、或いは受信された他船のレー
ダ映像を含むレーダ電波を受信して船舶レーダ用表示装
置3の表示処理手段によるグラフィック表示処理に供す
る。因みに、船舶レーダ用表示装置3のレーダ画面上に
は主として自船の周囲がレーダ映像として表示される。
【0016】図2は、この船舶レーダ用表示装置3によ
ってレーダ画面4上に表示される自船の船首方位5及び
次期目標地方位6の様子を示したものである。
【0017】ここでは、船舶レーダ用表示装置3に備え
られた表示制御手段よって、上述したように、次期目標
地の航路表示に際してレーダ画面4上で次期目標地方位
6が上向きに固定され、且つ自船の船首方位5が次期目
標地方位6からの変動に伴って変動するように表示され
る様子を示している。
【0018】即ち、この船舶レーダ用表示装置3の場
合、次期目標地方位6がレーダ画面4上において自動的
に真北に固定されるため、操船者は操船に際して従来の
場合のように初期的な自船針路ずれに伴うコース設定後
に再度針路ずれの修正を行う毎にコース設定をし直すよ
うな必要が全く無く(コース設定の必要が一切無く)、
針路ずれを一目で判断できると共に、単純に自船の船首
を次期目標地方位6に合わせれば済むようになってい
る。
【0019】図3は、この船舶レーダ用表示装置3によ
る次期目標地の航路表示に至るまでの表示過程を示した
機能ブロック図である。
【0020】ここでは、BZ信号に対し、自動、リアル
タイムによる方法で外部の航法援助装置2からの航行デ
ータ(次期目標地方向のデータを含む)と加算した結果
(自船の船首方位5及び次期目標地方位6のデータを含
む)をアドレス書込設定した後、そのアドレス書き込み
されたビデオ信号をVRAM(ビデオ・ランダム・アク
セス・メモリ)へ書き込み、これを読み出して画面表示
することで自船の船首方位のコース設定とは無関係な次
期目標地の航路表示(上述した図2に示されるレーダ画
面4上における自船の船首方位5及び次期目標地方位6
の表示パターンによる表示)が行われることを示してい
る。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の船舶レ
ーダ用表示装置によれば、既存の表示制御手段における
機能を改良し、レーダ画面上で次期目標地方位を自動的
に上向き(真北)に固定して自船の船首方位を次期目標
地方位からの変動に伴って変動するように表示している
ので、操船者は操船に際して従来の場合のように初期的
な自船針路ずれに伴うコース設定後に再度針路の修正を
行う毎にコース設定をし直すような必要が全く無く(コ
ース設定の必要が一切無く)、針路ずれを一目で判断で
きると共に、単純に自船の船首を次期目標地方位に合わ
せれば済むことで自船の操船への集中が促進され、結果
として次期目標地の針路表示としての高い精度並びに信
頼性が確保されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る船舶レーダ用表示装置
の外観構成を周辺装置を含めて示したものである。
【図2】図1に示した船舶レーダ用表示装置によってレ
ーダ画面上に表示される自船の船首方位及び次期目標地
方位の様子を示したものである。
【図3】図1に示した船舶レーダ用表示装置による次期
目標地の航路表示に至るまでの表示過程を示した機能ブ
ロック図である。
【図4】従来の船舶レーダ用表示装置によってレーダ画
面上に表示される自船の船首方位及び次期目標地方位の
様子を示したものである。
【図5】従来の船舶レーダ用表示装置による次期目標地
の航路表示に至るまでの表示過程を示した機能ブロック
図である。
【符号の説明】
1 レーダ空中線 2 航法援助装置 3 船舶レーダ用表示装置 4、7 レーダ画面 5、8 自船の船首方位 6、9 次期目標地方位

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航法援助装置からの航行データを利用し
    て次期目標地の航路表示のために自船方向と次期目標地
    方向とを算出して記憶させるための航行データ処理手段
    と、前記自船方向と前記次期目標地方向とをグラフィッ
    ク表示処理してそれぞれレーダ画面上に自動設定表示可
    能な自船の船首方位と次期目標地方位とを得て前記次期
    目標地の航路表示とする表示処理手段とを備えた船舶レ
    ーダ用表示装置において、前記次期目標地の航路表示に
    際して前記レーダ画面上で前記次期目標地方位を上向き
    に固定し、且つ前記自船の船首方位を該次期目標地方位
    からの変動に伴って変動するように表示制御する表示制
    御手段を備えたことを特徴とする船舶レーダ用表示装
    置。
JP10368849A 1998-12-25 1998-12-25 船舶レ―ダ用表示装置 Withdrawn JP2000193743A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307