JP2000193415A - 光路長調整装置及びそれを用いた偏芯測定装置 - Google Patents

光路長調整装置及びそれを用いた偏芯測定装置

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JP2000193415A JP10371798A JP37179898A JP2000193415A JP 2000193415 A JP2000193415 A JP 2000193415A JP 10371798 A JP10371798 A JP 10371798A JP 37179898 A JP37179898 A JP 37179898A JP 2000193415 A JP2000193415 A JP 2000193415A
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Shikyo Ryu
志強 劉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤差なく正確に光路長の調整をすることができ
る光路長調整装置を提供し、更に、集光レンズの交換を
せずに簡易且つ高精度に被検レンズの偏芯を測定できる
偏芯測定装置を提供する。 【解決手段】対向する2つの反射部材2、3を有し回転
可能な対向反射部材1を所定の光路内に配置し、対向反
射部材1を回転させることより、対向反射部材1の入射
部から入射した光束Kが2つの反射部材2、3を交互に
反射した後に射出部から射出するまでの反射回数を増減
して光路の長さを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光路長調整装置及
びそれを用いた偏芯測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学機器の内部における光路
長を調整する場合に、光路長調整装置が用いられること
がある。図7にて、従来の光路長調整装置について説明
する。光路長調整装置20は、主に第1プリズム群21
と第2プリズム群22で構成されている。そして、第1
プリズム群21は複数のプリズム21a、21b、21
cで構成され、第2プリズム22も同様に複数のプリズ
ム22a、22b、22cで構成されている。更に、第
1プリズム群21と第2プリズム群22は、それぞれ図
中の矢印方向に移動可能となっている。
【0003】光路長調整装置20に入射した光Kは、第
1プリズム群21の複数のプリズム21a、21b、2
1cと、第2プリズム群22の複数のプリズム22a、
22b、22cを、交互に反射した後に、光路長調整装
置20を射出する。本装置は、第1プリズム群21又は
第2プリズム群22を、図中の矢印方向に移動して、第
1プリズム群21と第2プリズム群22の間隔を調整す
ることで、入射から射出までの光路長を調整する。
【0004】次に、図8、図9にて、従来の偏芯測定装
置について説明する。図8は、反射偏芯測定装置を示す
図である。光源7から発した光Kは、指標16を備えた
コリメータレンズ系8を透過して、フォーカスレンズ系
9に入射する。フォーカスレンズ系9を透過した光K
は、偏光ビームスプリッター12の分割面を透過して、
被検レンズ10に入射する。被検レンズ10の被検面で
反射した光Kは、再び偏光ビームスプリッター12に入
射する。偏光ビームスプリッター12の分割面で反射し
た光Kは、集光レンズ11、18を透過して、位置セン
サー15に入射する。このとき、被検レンズ10の被検
面の曲率中心には、見掛けの指標16が投影される。そ
して、被検レンズ10で反射した光Kは、フォーカスレ
ンズ系9を透過して、指標16を無限遠に投影する。ま
た、指標16の像は、集光レンズ系11、18によっ
て、集光レンズ系11、18の焦点面である位置センサ
ー15上に結像される。
【0005】図9は、透過偏芯測定装置を示す図であ
る。光源7から発した光Kは、指標16を備えたコリメ
ータレンズ系8を透過して、フォーカスレンズ系9に入
射する。フォーカスレンズ系9を透過した光Kは、被検
レンズ10に入射する。被検レンズ10を透過した光K
は、集光レンズ11、18を透過して、位置センサー1
5に入射する。このとき、被検レンズ10の前方焦点に
は、見掛けの指標16が投影される。そして、被検レン
ズ10を透過した光Kは、指標16を無限遠に投影す
る。この無限遠に投影した指標16の像は、集光レンズ
系11、18によって、集光レンズ系11、18の焦点
面である位置センサー15上に結像される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光路長調整
装置では、光路長の調整をするために第1プリズム群2
1と第2プリズム群22の間隔を調整する。したがっ
て、高精度に光路長を調整するためには、第1プリズム
群21又は第2プリズム群22の移動による位置誤差を
少なくする必要があった。すなわち、第1プリズム群2
1又は第2プリズム群22の位置誤差が発生した場合、
その誤差は複数のプリズムでの反射回数分だけ増幅され
て、それがそのまま光路長の誤差となる。また、第1プ
リズム群21又は第2プリズム群22を移動する際に、
第1プリズム群21又は第2プリズム群22の傾きが生
じた場合にも、それが光路長の誤差となる。
【0007】一方、上記従来の偏芯測定装置では、実際
の偏芯測定を行う際、被検レンズ10を回転させて、そ
のときに位置センサー15上に形成される指標16の像
の動きを測定する。そのとき、位置センサー15上にて
十分な分解能を得るためには、集光レンズ11、18の
焦点距離を長くする必要であった。そして、装置をコン
パクト化するために、この集光レンズ11、18には、
通常、図に示すように2枚のレンズが用いられ、それら
の焦点距離の比が大きくなるように設定されていた。し
かし、この2枚の集光レンズ11、18の間隔の誤差
は、2枚の集光レンズ11、18による総合的な焦点距
離の誤差として大きく影響していた。更に、従来の装置
においては、焦点距離の異なる何種類かの集光レンズ1
1、18が予め用意されており、それらを被検レンズ1
0の偏芯量に対応させて、適時交換する必要があった。
しかし、集光レンズを交換する際、交換前後の集光レン
ズの位置に誤差が生じると、高精度の偏芯測定ができな
かった。
【0008】また、透過偏芯測定装置においては、被検
レンズに形成された反射防止膜を透過する測定光の透過
率を上げるために、通常、実際にレンズを使用する光の
波長と近似した波長の測定光を用いる。しかし、その測
定光の波長が短い場合には、被検レンズ上での散乱光が
多くなることがある。このような場合には、偏芯測定の
高い精度を維持できず、この問題を解消するために、例
えば、高精度な集光レンズを用いる等、かなり高価な装
置となってしまうことになる。したがって本発明は、誤
差なく正確に光路長の調整をすることができる光路長調
整装置を提供し、更に、集光レンズの交換をせずに簡易
且つ高精度に被検レンズの偏芯を測定できる偏芯測定装
置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、すなわち、添付図面に
付した符号をカッコ内に付記すると、本発明は、対向す
る2つの反射部材(2、3)を有し回転可能な対向反射
部材(1)を所定の光路内に配置し、対向反射部材
(1)を回転させることより、対向反射部材(1)の入
射部から入射した光束(K)が2つの反射部材(2、
3)を交互に反射した後に射出部から射出するまでの反
射回数を増減して光路の長さを調整することを特徴とす
る光路長調整装置である。その際、対向反射部材(1)
の入射部及び射出部は、2つの反射部材(2c、3c)
とは別の反射部材(2d、3d)で形成し、入射部(3
d)及び射出部(2d)又は2つの反射部材(2c、3
c)のいずれか一方が回転するように形成することがで
きる。また、対向反射部材(1)は、2つの反射部材
(2、3)の間に2つの反射部材(2、3)と密接する
平面ガラス部材(5)を配置することが好ましい。
【0010】また本発明は、光源(7)から発した光束
(K)を指標(16)を有する照明レンズ系(8)に入
射し、照明レンズ系(8)を通過した光束(K)を被検
レンズ系(10)に入射し、被検レンズ系(10)を透
過し又は反射した光束(K)を集光レンズ系(11)を
通過して位置センサー(15)に入射する偏芯測定装置
において、集光レンズ系(11)から位置センサー(1
5)に至る光路内に、対向する2つの反射部材(2、
3)を有し回転可能な対向反射部材(1)を配置し、対
向反射部材(1)を回転させることにより、対向反射部
材(1)の入射部から入射した光束(K)が2つの反射
部材(2、3)を交互に反射した後に射出部から射出す
るまでの反射回数を増減して光路の長さを調整すること
を特徴とする偏芯測定装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面によっ
て説明する。図1〜3は、本発明による光路長調整装置
の第1実施例を示す。図1は、本発明の第1実施例によ
る光路長調整装置を示す平面図である。光路長調整装置
1は、主に、第1直角プリズム2と第2直角プリズム3
で構成されている。第1直角プリズム2と第2直角プリ
ズム3は、図2に示すように、各々の底面部2a、3a
がほぼ平行となるように、対向して配置されている。そ
して、この光路長調整装置1は、第1直角プリズム2と
第2直角プリズム3の各々の稜線2b、3bを含む平面
に垂直な回転軸17を中心に、すなわち、図1中の矢印
方向に回転可能となっている。
【0012】また、図3は、本第1実施例の光路長調整
装置における第1直角プリズム2と第2直角プリズム3
の配置を示す平面図である。同図(A)に示すように、
回転軸17は、第1直角プリズム2及び第2直角プリズ
ム3から等距離となるように構成されている。更に、第
1直角プリズム2と第2直角プリズム3は、長手方向に
ずれて配置されている。このずれた部分が光Kの入出口
となる。図3(B)に示すように、そのずれ量は、第1
直角プリズム2及び第2直角プリズム3の底面部2a、
3aの幅aのほぼ半分(a/2)となっている。なお、
この底面部2a、3aの幅aは、本装置に入射する光K
のビーム径とほぼ等しく設定されている。
【0013】図1に示すように、上記構成の光路長調整
装置1において、光路長調整装置1の第2直角プリズム
3に入射した光Kは、第2直角プリズム3、第1直角プ
リズム2の順に交互に反射を繰り返した後に、第1直角
プリズム2を射出する。そして、光路長を変更するとき
には、光路長調整装置1を回転軸17を中心に回転させ
る。すなわち、光路長調整装置1を回転させると、ある
角度のとき、一定方向から装置に入射する光Kに対し
て、第1直角プリズム2と第2直角プリズム3との間の
反射回数を増減させて、装置から光Kを射出させること
ができる。
【0014】このように本第1実施例では、第1直角プ
リズム2と第2直角プリズム3との間を、多数回反射さ
せることで、比較的狭い空間にて長い光路長を確保する
ことができる。更に、光路長調整装置1を回転させるこ
とにより、第1直角プリズム2と第2直角プリズム3と
の間の光Kの反射回数を調整して、何段階かの光路長の
調整を正確且つ容易に行うことができる。
【0015】なお、図1に示すように、第1直角プリズ
ム2と第2直角プリズム3との見掛けの間隔をdとし、
第2直角プリズム3の入射口と第1直角プリズム2の射
出口の距離をhとし、第1直角プリズム2又は第2直角
プリズム3での光Kの反射回数をNとしたとき、光Kが
第1直角プリズム2の射出口から射出するための光路長
調整手段の回転角度αの条件は、次式のようになる。 また、本第1実施例による光路長調整装置1おいて、光
路長の調整誤差δLは、 L:光路長調整装置1の入射口から射出口までの光路長 によって求めることができる。
【0016】次に、図4にて、本発明の第2実施例によ
る光路長調整装置について説明する。本第2実施例で
は、第1直角プリズム2が第1直角プリズム本体部2c
と第1直角プリズム射出部2dで構成され、第2直角プ
リズム3が第2直角プリズム本体部3cと第2直角プリ
ズム入射部3dで構成されている点で、前記第1実施例
とは異なる。そして、第1直角プリズム本体部2cと第
2直角プリズム本体部3cは、回転せずに固定されてい
る。これに対して、第1直角プリズム射出部2dと第2
直角プリズム入射部3dは、回転軸17を中心に連動し
て回転する。
【0017】光路長調整装置1の第2直角プリズム入射
部3dに入射した光Kは、第2直角プリズム入射部3d
で反射して、第1直角プリズム本体部2c、第2直角プ
リズム本体部3cの順に交互に反射を繰り返した後に、
第1直角プリズム射出部2dに入射する。第1直角プリ
ズム射出部2dで反射した光Kは、光路長調整装置1を
射出する。そして、光路長を変更するときには、第1直
角プリズム射出部2d及び第2直角プリズム入射部3d
を回転軸17を中心に回転させる。すなわち、第1直角
プリズム射出部2d及び第2直角プリズム入射部3dを
回転させると、ある角度のとき、一定方向から装置に入
射する光Kに対して、第1直角プリズム本体部2c、第
2直角プリズム本体部3cとの間の反射回数を増減させ
て、装置から光Kを射出させることができる。
【0018】本第2実施例においても、光路長調整装置
1の一部を回転させることにより、第1直角プリズム2
と第2直角プリズム3との間の光Kの反射回数を調整し
て、何段階かの光路長の調整を正確且つ容易に行うこと
ができる。なお、本第2実施例では、第1直角プリズム
本体部2cと第2直角プリズム本体部3cを固定して、
第1直角プリズム射出部2dと第2直角プリズム入射部
3dを回転さえる構成としたが、その逆の構成、すなわ
ち、第1直角プリズム本体部2cと第2直角プリズム本
体部3cを回転させて、第1直角プリズム射出部2dと
第2直角プリズム入射部3dを固定する構成としても良
い。
【0019】次に、図5にて、本発明の第3実施例によ
る光路長調整装置について説明する。本第3実施例で
は、第1直角プリズム2と第2直角プリズム3との間に
平面ガラス板5を配置した点のみ、前記第1実施例とは
異なる。同図に示すように、平面ガラス板5の両端面
は、それぞれ第1直角プリズム2の底面部2aと、第2
直角プリズム3の底面部3aに面接触している。更に、
平面ガラス板5の両端面は高精度に研磨加工されてお
り、底面部2a、3aとの接触性が高められている。そ
して、平面ガラス板5は、第1直角プリズム2及び第2
直角プリズム3に連動して回転可能となっている。本第
3実施例では、前記第1、第2実施例と同様の効果に加
え、装置内で発生する空気のゆらぎの影響を低減するこ
とができる。
【0020】次に、図6にて、上記の光路長調整装置を
用いた透過偏芯測定装置の一実施例について説明する。
光源7から発した光Kは、指標16を備えたコリメータ
レンズ系8を透過して、フォーカスレンズ系9に入射す
る。フォーカスレンズ系9を透過した光Kは、被検レン
ズ10に入射する。被検レンズ10を透過した光Kは、
集光レンズ11を透過して、偏光ビームスプリッター1
2に入射する。偏光ビームスプリッター12の分割面を
透過した光Kは、光路長調整機構1を通過した後、1/
4波長板13を透過して、反射ミラー14に入射する。
反射ミラー14で反射した光Kは、再び1/4波長板1
3、光路長調整機構1を通過して、偏光ビームスプリッ
ター12に入射する。ここで、1/4波長板13を往復
透過した後の光Kは、往路における光の偏光方向と直交
する。したがって、偏光ビームスプリッター12に入射
した光Kは、偏光ビームスプリッター12の分割面で反
射する。
【0021】偏光ビームスプリッター12の分割面で反
射した光Kは、位置センサー15に入射する。ここで、
集光レンズ11の焦点面には、指標16が投影される。
そして、集光レンズ11の見掛けの焦点面には、位置セ
ンサー15が配置されており、この位置センサー15上
に形成される指標16の像の動きを測定する。また、本
装置の集光レンズ11と位置センサー15の間の光路に
は、前記第1実施例の光路長調整装置1が配置されてい
る。本実施例においては、光路長調整装置1を往復通過
するため、その分長い光路長を確保することができる。
更に、前述したように光路長調整装置1を図中の矢印方
向に回転させることで、その光路長を何段階かに調整す
ることができる。これにより、被検レンズ10の偏芯測
定をする際、見掛けの指標16を、被検レンズ10、集
光レンズ11と光路長調整装置1を介して、位置センサ
ー15上に精度良く投影することができる。
【0022】更に、高精度で被検レンズ10の偏芯を測
定する場合には、光路長調整装置1の回転(図中の時計
回りである。)により、装置内の光Kの反射回数を多く
して、指標16を被検レンズ10の前方焦点に投影す
る。他方、測定範囲を単に拡大する場合には、光路長調
整装置1の回転(図中の反時計回りである。)により、
装置内の光Kの反射回数を減らして、見掛けの指標16
を被検レンズ10の焦点面よりずらして、位置センサー
15に結像する。このように、本実施例の偏芯測定装置
では、集光レンズ11と位置センサー15との間の光路
に配置した光路長調整装置1によって、集光レンズ11
と位置センサー15の距離を正確且つ容易に調整できる
ともに、その調整により位置センサー15上での分解能
をも変更することができる。
【0023】なお、上記実施例の偏芯測定装置では、光
Kが光路長調整装置1を往復通過する構成としたが、往
路のみの構成、すなわち、反射ミラー14の位置に位置
センサー15を配置する構成としても良い。また、本実
施例では、透過偏芯測定装置について説明したが、当然
に、本発明は反射偏芯測定装置についても適用すること
ができる。なお、以上の実施例において、光路長調整装
置1を構成する対向反射部材として、第1直角プリズム
2と第2直角プリズム3を用いたが、その代わりに、平
面ミラー等を用いることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明では、対向する反射
部材より構成される光路長調整装置を回転させることに
より、光路長の調整を正確且つ容易に行うことができ
る。また、この光路長調整装置を偏芯測定装置の光路中
に配置することで、集光レンズの交換をせずに簡易且つ
高精度に被検レンズの偏芯を測定することができる。更
に、紫外光等の短波長光を用いた偏芯測定装置において
も、レンズの散乱光の影響が少なく比較的安価な装置と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による光路長調整装置を示
す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例による第1直角プリズムと
第2直角プリズムを示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例による第1直角プリズムと
第2直角プリズムの配置を示す(A)平面図と(B)図
A中X−X矢視図である。
【図4】本発明の第2実施例による光路長調整装置を示
す平面図である。
【図5】本発明の第3実施例による光路長調整装置を示
す平面図である。
【図6】本発明の一実施例による光路長調整装置を用い
た偏芯測定装置を示す平面図である。
【図7】従来の光路長調整装置を示す平面図である。
【図8】従来の反射偏芯側定装置を示す平面図である。
【図9】従来の透過偏芯測定装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1…光路長調整装置 2…第1直角プリズ
ム 2a、3a…底面部 2b、3b…稜線 2c…第1直角プリズム本体部 2d…第1直角プリズム射出部 3…第2直角プリズム 3c…第2直角プリズム本体部 3d…第2直角プリズム入射部 5…平面ガラス板 7…光源 8…コリメータレンズ系 9…フォーカスレン
ズ系 10…被検レンズ 11、18…集光レ
ンズ 12…偏光ビームスプリッター 13…1/4波長板 14…反射ミラー 15…位置センサー 16…指標 17…回転軸 K…光

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する2つの反射部材を有し回転可能な
    対向反射部材を所定の光路内に配置し、 前記対向反射部材を回転させることより、前記対向反射
    部材の入射部から入射した光束が前記2つの反射部材を
    交互に反射した後に射出部から射出するまでの反射回数
    を増減して前記光路の長さを調整することを特徴とする
    光路長調整装置。
  2. 【請求項2】前記対向反射部材の入射部及び射出部は、
    前記2つの反射部材とは別の反射部材で形成され、 前記入射部及び射出部又は前記2つの反射部材のいずれ
    か一方が回転するように形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の光路長調整装置。
  3. 【請求項3】前記反射部材は、直角プリズムで形成され
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の光路長測定装
    置。
  4. 【請求項4】前記対向反射部材は、前記2つの反射部材
    の間に前記2つの反射部材と密接する平面ガラス部材を
    配置したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の光
    路長調整装置。
  5. 【請求項5】光源から発した光束を指標を有する照明レ
    ンズ系に入射し、該照明レンズ系を通過した前記光束を
    被検レンズ系に入射し、該被検レンズ系を透過し又は反
    射した前記光束を集光レンズ系を通過して位置センサー
    に入射する偏芯測定装置において、 前記集光レンズ系から前記位置センサーに至る光路内
    に、対向する2つの反射部材を有し回転可能な対向反射
    部材を配置し、 前記対向反射部材を回転させることにより、前記対向反
    射部材の入射部から入射した光束が前記2つの反射部材
    を交互に反射した後に射出部から射出するまでの反射回
    数を増減して前記光路の長さを調整することを特徴とす
    る偏芯測定装置。
  6. 【請求項6】前記対向反射部材を回転させることによ
    り、前記被検レンズ系により形成される前記指標の像の
    位置を変化させ、前記位置センサー上での分解能を調整
    することを特徴とする請求項5記載の偏芯測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109407335A (zh) * 2018-12-14 2019-03-01 珠海博明视觉科技有限公司 一种用于透镜组调整的调整装置和调整方法

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