JP2000192909A - 油圧シリンダ装置 - Google Patents

油圧シリンダ装置

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JP2000192909A
JP2000192909A JP10366307A JP36630798A JP2000192909A JP 2000192909 A JP2000192909 A JP 2000192909A JP 10366307 A JP10366307 A JP 10366307A JP 36630798 A JP36630798 A JP 36630798A JP 2000192909 A JP2000192909 A JP 2000192909A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッドが傾いたり、偏心したりしても、摺動
抵抗が大きくなることのない油圧シリンダ装置を提供す
ることである。 【解決手段】 給排通路24、33に作動油が導かれる
と、その作動油の一部が、連絡通路30から絞り32を
介して圧力ポケット31に導かれるとともに、その絞り
32の上流側の圧力がピストン部材26、34に作用し
て、このピストン部材26、34に推力が発生する構成
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速で往復運動
させるのに適した油圧シリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3、4に、従来例の油圧シリンダ装置
を示す。図3に示すように、筒状のカバーチューブ1内
にロッド2を同軸上に組み込んでいる。そして、このロ
ッド2に設けたピストン3を、カバーチューブ1内周面
に対して摺動させるようにしている。したがって、カバ
ーチューブ1内には、このピストン3によって区画され
た圧力室4と圧力室5とが形成される。上記ピストン3
の摺動面には、環状溝6を形成している。そして、これ
ら環状溝6内に作動油を溜めることで、ピストン3の摺
動が滑らかになるようにしている。
【0003】カバーチューブ1の図面右端にはカバー7
を取り付け、このカバー7の内周面にロッド2を貫通さ
せている。そして、このカバー7に形成した給排ポート
8及び給排通路9を介して、圧力室4に作動油を導いた
り、圧力室4の作動油を排出したりするようにしてい
る。さらに、カバー7の内周面には拡径部10を形成
し、この拡径部10に筒状ケース11を固定している。
そして、この筒状ケース11の内周面に、ロッド2を摺
動自在に貫通させている。
【0004】このようにした筒状ケース11の内周面に
は、図4に示すように、その周方向に等間隔に配置した
3つの圧力ポケット12を形成している。そして、これ
ら圧力ポケット12を、絞り部材13を設けた通路14
を介して、筒状ケース11の外周面に開口させている。
さらに、カバー7の拡径部10内周面には、上記通路1
4の開口位置に対応させて環状凹部15を形成してい
る。したがって、図4に示すように、環状凹部15に外
部から作動油が導かれると、この作動油が、絞り部材1
3及び通路14を介して、各圧力ポケット12に導かれ
ることになる。
【0005】また、図3に示すように、カバーチューブ
1の図面左端にもカバー16を取り付け、このカバー1
6の内周面にロッド2を貫通させている。そして、この
カバー16に形成した給排ポート17及び給排通路18
を介して、圧力室5に作動油を導いたり、圧力室5の作
動油を排出したりするようにしている。さらに、カバー
16の内周面には拡径部19を形成し、この拡径部19
に筒状ケース20を固定している。そして、この筒状ケ
ース20の内周面に、ロッド2を摺動自在に貫通させて
いる。ただし、この筒状ケース20には、前述した圧力
ポケット12や絞り部材13を設けた通路14を形成し
ていない。
【0006】上記油圧シリンダ装置では、圧力室4、5
のうちいずれか一方に作動油を導き、いずれか他方の作
動油を排出することで、ピストン3を摺動させるが、そ
のサイクルを、例えば5Hz以上の高サイクルとし、高
速で往復運動させている。ここで、ピストン3はカバー
チューブ1内周面に摺動自在となっているものの、実際
問題として、これらピストン3とカバーチューブ1内周
面との間には、わずかではあるがクリアランスが存在す
る。また、ロッド2とカバー7、16の内周面との間に
も、わずかではあるがクリアランスが存在する。そのた
め、そのクリアランス範囲で、ロッド2が傾いたり、偏
心したりすることがある。
【0007】上記従来例では、ロッド2が傾いたり、偏
心したりするのを、次のようにして防いでいる。前述し
たように、筒状ケース11の内周面に3つの圧力ポケッ
ト12を形成し、これら圧力ポケット12に、環状凹部
15から作動油を導いている。ロッド2がカバーチュー
ブ1と同軸上にあれば、ロッド2の外周面と筒状ケース
11の内周面との間のクリアランス21は、その周方向
すべてにおいて等しくなっている。したがって、3つの
圧力ポケット12は、そのクリアランス21を介して互
いに連通し、すべての圧力ポケット12が同圧となって
いる。そして、これら圧力ポケット12の圧力が、ロッ
ド2の外周面に均等に作用して、このロッド2を筒状ケ
ース11に対して同芯となるよう支持することになる。
【0008】上記の状態から、例えば、外力等によって
ロッド2が傾いたとする。ロッド2が傾けば、具体的に
は図示しないが、このロッド2の一方側の外周面が筒状
ケース11の内周面に近づくとともに、他方側の外周面
が筒状ケース11の内周面から離れることになる。その
ため、ロッド2の外周面が近づく側では、筒状ケース1
1の内周面との間のクリアランス21が狭くなり、逆
に、ロッド2の外周面が離れる側では、筒状ケース11
の内周面との間のクリアランス21が広くなる。
【0009】したがって、ロッド2の外周面が近づく側
の圧力ポケット12は、密閉された状態となり、その圧
力ポケット12の圧力は高くなる。逆に、ロッド2の外
周面が離れる側の圧力ポケット12は、開放された状態
となり、その圧力ポケット12の圧力は低くなる。この
ようにしてロッド2の周方向において圧力分布が変化す
るので、ロッド2の外周面が近づく側の圧力ポケット1
2の圧力作用が、ロッド2の傾きに対して抗力を発揮す
ることになり、このロッド2を筒状ケース11に対して
同芯となるよう矯正することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の油圧シリ
ンダ装置では、複数の圧力ポケット12の圧力バランス
によって、ロッド2を筒状ケース11に対して同芯とな
るよう支持するが、それでもなお、ロッド2が傾いた
り、偏心したりすることがある。ところが、そのロッド
2の傾きや偏心がわずかであっても、ピストン3がカバ
ーチューブ1の内周面に押し付けられてしまう。そし
て、ピストン3がカバーチューブ1内周面に押し付けら
れると、摺動抵抗が大きくなってしまう。特に、高速で
往復運動させるときには、摺動抵抗が少しでも大きくな
ると、その往復運動に大きな影響がでてしまうことにな
る。一方、摺動抵抗を小さくするため、ピストン3とカ
バーチューブ1内周面との間のクリアランスを大きくし
ておくと、両圧力室4、5間で圧力漏れが生じ、油圧シ
リンダ装置としての機能が低下してしまうことになる。
この発明の目的は、ロッドが傾いたり、偏心したりして
も、摺動抵抗が大きくなることのない油圧シリンダ装置
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、シリンダ
チューブと、シリンダチューブ内に同軸上に組み込んだ
ロッドと、シリンダチューブ内周面との間に間隔を持た
せた状態で、ロッドに同軸上に設けた円板状の受圧プレ
ートと、シリンダチューブ端部に、シリンダチューブの
軸線と平行に配置して形成した給排通路と、給排通路に
摺動自在に組み込んだピストン部材と、ピストン部材の
先端と受圧プレートとの間に介在させたホルダと、ピス
トン部材の先端に形成した球面部と、ホルダに形成し、
ピストン部材の先端の球面部を受ける球面状の座面と、
ピストン部材の軸方向に形成した連絡通路と、ホルダの
受圧プレートに当接する面に形成し、上記連絡通路に連
通する圧力ポケットと、圧力ポケットと連絡通路との連
通途中に設けた絞りとを備え、給排通路に作動油が導か
れると、その作動油の一部が、連絡通路から絞りを介し
て圧力ポケットに導かれるとともに、絞りの上流側圧力
がピストン部材に作用して、このピストン部材に推力が
発生する構成にした点に特徴を有する。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、シリ
ンダチューブ端部に複数の給排通路を形成するととも
に、これら給排通路を、カバーチューブの軸線を中心と
する円上に位置させて、等間隔に配置した点に特徴を有
する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1、2に、この発明の油圧シリ
ンダ装置の一実施例を示す。以下では、上記従来例との
相違点を中心に説明するとともに、同一の構成要素には
同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図1に
示すように、ロッド2には、上記従来例のようにピスト
ン3でなく、同軸上に配置した円板状の受圧プレート2
2を設けている。この受圧プレート22は、ピストン3
のようにカバーチューブ1内周面に対して摺動させるの
ではなく、カバーチューブ1内周面との間に間隔を持た
せたものである。したがって、カバーチューブ1内に
は、上記従来例のように区画された圧力室4、5が形成
されるのではなく、一つの室23が形成されることにな
る。
【0014】図面右端のカバー7には給排ポート8を形
成し、この給排ポート8を、カバーチューブ1の軸線と
平行に形成した給排通路24に連通させている。このカ
バー7には、図2に示すように、3つの給排通路24を
形成し、これら給排通路24を、カバーチューブ1の軸
線を中心とする円上に位置させて、等間隔に配置してい
る。そして、これら3つの給排通路24を、連通通路2
5を介して互いに連通させている。
【0015】上記各給排通路24には、図1に示すよう
に、棒状のピストン部材26を摺動自在に組み込むとと
もに、これらピストン部材26の先端に、球面部27を
形成している。また、上記受圧プレート22のカバー7
側の面に、プレート状のホルダ28を当接させるととも
に、このホルダ28に球面状の座面29を形成してい
る。そして、上記ピストン部材26の球面部27をホル
ダ28の座面29に当接させ、これらピストン部材26
とホルダ28とを互いに回動自在にしている。
【0016】さらに、ピストン部材26の軸方向には連
絡通路30を形成している。また、ホルダ28の受圧プ
レート22に当接する面には、圧力ポケット31を形成
している。そして、この圧力ポケット31を、絞り32
を介して、ピストン部材26の連絡通路30に連通させ
ている。なお、上記従来例と同じく、カバー7の内周面
に筒状ケース11を固定するとともに、この筒状ケース
11の内周面には、その周方向に等間隔に配置した3つ
の圧力ポケット12を形成している。
【0017】また、図1に示すように、図面左端のカバ
ー16にも給排ポート17を形成するとともに、具体的
には図示しないが、上記カバー7側の給排通路24に対
向する位置に、互いに連通する3つの給排通路33を形
成している。これら給排通路33には、棒状のピストン
部材34を摺動自在に組み込んでいる。また、上記受圧
プレート22のカバー16側の面に、プレート状のホル
ダ35を当接させている。そして、ここでは図示しない
が、ピストン部材26及びホルダ28と同様に、ピスト
ン部材34の先端の球面部をホルダ35の座面に当接さ
せている。さらに、これらピストン部材34及びホルダ
35にも、ここでは図示しないが、前述した連絡通路3
0や圧力ポケット31を形成している。
【0018】なお、上記従来例と同じく、カバー16の
内周面に筒状ケース20を固定するが、この筒状ケース
20には、ドレン通路36を形成している。したがっ
て、カバーチューブ1内の室23は、このドレン通路3
6を介してタンク圧に維持されることになる。以上述べ
た油圧シリンダ装置では、受圧プレート22が、カバー
7側からはホルダ28によって、また、カバー16側か
らはホルダ35によって、挟まれた状態となっている。
【0019】次に、この実施例の油圧シリンダ装置の作
用について説明する。この油圧シリンダ装置では、給排
ポート8、17のうちいずれか一方に作動油を導き、い
ずれか他方の作動油を排出する。そして、給排ポート
8、17に対する給排の切換サイクルを、例えば5Hz
以上の高サイクルとし、高速で往復運動させるようにす
る。いま、例えば、給排ポート8に作動油を導き、か
つ、給排ポート17の作動油を排出しているとする。給
排ポート8から給排通路24に作動油が導かれると、そ
の作動油の一部が、ピストン部材26に形成した連絡通
路30から圧力ポケット31に導かれる。そして、圧力
ポケット31に導かれた作動油は、ホルダ28と受圧プ
レート22との間のクリアランス37から室23へとわ
ずかに漏れる。したがって、圧力ポケット31には、圧
力が発生していることになる。
【0020】上記のように作動油が絞り32を通過する
とき、この絞り32前後で差圧が発生し、上流側圧力が
ピストン部材26に作用する。そして、その圧力作用に
よってピストン部材26に推力が発生し、その推力が、
ホルダ28を介して受圧プレート22に作用する。した
がって、ロッド2を図面左方向に移動させることができ
る。なお、給排ポート17に作動油を導き、かつ、給排
ポート8の作動油を排出する場合も、その作用は同じな
ので説明は省略する。
【0021】このようにした油圧シリンダ装置でも、上
記従来例で説明したように、圧力ポケット12の圧力に
よってロッド2を矯正し、このロッド2が傾いたり、偏
心したりするのを防止している。しかも、もし、ロッド
2が傾いたり、偏心したりしても、以下に述べるよう
に、摺動抵抗が大きくなることがない。まず、受圧プレ
ート22とカバーチューブ1内周面との間に間隔を持た
せたので、ロッド2が傾いたり、偏心したりしても、こ
の受圧プレート2がカバーチューブ1内周面に押し付け
られることはなく、その間で摺動抵抗が大きくなるおそ
れがない。
【0022】さらに、ホルダ28、35の圧力ポケット
31には圧力が発生して、その圧力が、ホルダ28、3
5を受圧プレート22側から離す方向に作用している。
したがって、これらホルダ28、35は、受圧プレート
22の面上を、ほとんど摺動抵抗のない状態で相対移動
することができる。また、ピストン部材26、34は、
上記ホルダ28、35に対して回動自在となっている。
したがって、ロッド2が傾いたり、偏心したりしても、
ホルダ28、35を受圧プレート22の面上を自由に相
対移動させ、また、ピストン部材26、34を軸方向に
移動させつつ、これらピストン部材26、34をホルダ
28、35に対して回動させることができ、常にピスト
ン部材26、34をまっすぐな状態にしておくことがで
きる。そして、ピストン部材26、34をまっすぐな状
態にしておくことができれば、ピストン部材26、34
と給排通路24、33との間の摺動抵抗が大きくなるお
それがない。
【0023】以上のように、ロッド2が傾いたり、偏心
したりしても、摺動抵抗が大きくならないので、高速で
往復運動させる場合でも、その往復運動をスムーズに行
なわせることができる。また、摺動抵抗が大きくならな
いので、ピストン部材26、34と給排通路24、33
との間のクリアランスを必要以上に大きくしておくこと
もなく、油圧シリンダ装置としての機能が低下すること
もない。なお、上記実施例では、カバーチューブ1及び
カバー7、16が相まって、この発明でいうシリンダチ
ューブを構成する。そして、この発明でいうシリンダチ
ューブ端部を、カバー7、16が構成することになる。
【0024】
【発明の効果】第1の発明によれば、受圧プレートとシ
リンダチューブ内周面との間に間隔を持たせたので、ロ
ッドが傾いたり、偏心したりしても、この受圧プレート
がシリンダチューブ内周面に押し付けられることはな
く、その間で摺動抵抗が大きくなるおそれがない。しか
も、圧力ポケットに導かれた作動油によって、ホルダ
は、受圧プレートの面上を、ほとんど摺動抵抗のない状
態で相対移動することができる。また、ピストン部材
は、上記ホルダに対して回動自在となっている。したが
って、ロッドが傾いたり、偏心したりしても、ホルダを
受圧プレートの面上を自由に相対移動させ、また、ピス
トン部材を軸方向に移動させつつ、これらピストン部材
をホルダに対して回動させることができ、常にピストン
部材をまっすぐな状態にしておくことができる。そし
て、ピストン部材をまっすぐな状態にしておくことがで
きれば、ピストン部材と給排通路との間の摺動抵抗が大
きくなるおそれがない。
【0025】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、ピストン部材の推力が、受圧プレートに対して均一
に作用するので、ロッドをまっすぐに往復運動させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の油圧シリンダ装置の一部断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】従来例の油圧シリンダ装置の一部断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】 1 カバーチューブ 2 ロッド 7、16 カバー 22 受圧プレート 24、33 給排通路 26、34 ピストン部材 27 球面部 28、35 ホルダ 29 座面 30 連絡通路 31 圧力ポケット 32 絞り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダチューブと、シリンダチューブ
    内に同軸上に組み込んだロッドと、シリンダチューブ内
    周面との間に間隔を持たせた状態で、ロッドに同軸上に
    設けた円板状の受圧プレートと、シリンダチューブ端部
    に、シリンダチューブの軸線と平行に配置して形成した
    給排通路と、給排通路に摺動自在に組み込んだピストン
    部材と、ピストン部材の先端と受圧プレートとの間に介
    在させたホルダと、ピストン部材の先端に形成した球面
    部と、ホルダに形成し、ピストン部材の先端の球面部を
    受ける球面状の座面と、ピストン部材の軸方向に形成し
    た連絡通路と、ホルダの受圧プレートに当接する面に形
    成し、上記連絡通路に連通する圧力ポケットと、圧力ポ
    ケットと連絡通路との連通途中に設けた絞りとを備え、
    給排通路に作動油が導かれると、その作動油の一部が、
    連絡通路から絞りを介して圧力ポケットに導かれるとと
    もに、絞りの上流側圧力がピストン部材に作用して、こ
    のピストン部材に推力が発生する構成にしたことを特徴
    とする油圧シリンダ装置。
  2. 【請求項2】 シリンダチューブ端部に複数の給排通路
    を形成するとともに、これら給排通路を、カバーチュー
    ブの軸線を中心とする円上に位置させて、等間隔に配置
    したことを特徴とする請求項1記載の油圧シリンダ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108266428A (zh) * 2018-03-22 2018-07-10 重庆维庆液压机械有限公司 一种液压装置
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