JP2000192654A - 中空スラブ工法用の管支持固定器具及び支持固定方法 - Google Patents

中空スラブ工法用の管支持固定器具及び支持固定方法

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JP2000192654A
JP2000192654A JP10371546A JP37154698A JP2000192654A JP 2000192654 A JP2000192654 A JP 2000192654A JP 10371546 A JP10371546 A JP 10371546A JP 37154698 A JP37154698 A JP 37154698A JP 2000192654 A JP2000192654 A JP 2000192654A
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clip
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 支持部材の構成を簡易として原価の低減を図
り、床面用型枠への支持を容易にする。 【解決手段】 床面用型枠2の上側に所定の間隔を隔て
て中空スラブ管3を複数並べて所定の位置に支持固定
し、コンクリート5を打設、固化後に、床面用型枠2を
取り外して中空床面を構築する中空スラブ工法におい
て、床面用型枠2と中空スラブ管3との間にあって、中
空スラブ管3を床面用型枠2に保持する支持部材4は、
中空スラブ管3の下側を支える半円弧状をなすと共に両
端に係止部11を有する受け部材9と、受け部材9の下
側にあって受け部材9を保持してなる台部材10と、台
部材10の底部から床面用型枠2の貫通孔を介して垂下
されると共に貫通孔に係合される係合部7aを有する合
成樹脂製の第1クリップ7と、第1クリップ7の中央に
縦軸状に形成された貫通孔内に挿入されることで第1ク
リップ7の係合部7aの撓みを防止してなる第2クリッ
プ8とより構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート打設
によって、各階層の床面の構築に対して多用される中空
スラブ工法に関する。
【0002】
【従来の技術】中空スラブ工法は、建築物の各階層の床
面を形成する時に適用する工法であり、床面用型枠を架
設した上で、中空スラブ管を該床面用型枠から離間した
状態に併設させ、その上からセメントスラリーを打設し
て中空スラブ管を埋設させ、固化後に床面用型枠をコン
クリート面から剥離して取り除くことによって、軽量化
され且つ振動の少ない床面を構築するものであって、広
く慣用化されている。この工法においては、床面内に中
空部を設けるために、多数の中空スラブ管を規則正しく
型枠面上の中空位置に宙吊りした状態で支持し且つセメ
ントスラリーを流入したときでも、中空スラブ管が流勢
に押されて移動しないように、その位置で固定されてい
なければならない。つまり、中空スラブ工法において
は、中空スラブ管の支持と固定が必須の手順となり、並
列する中空スラブ管が多数であることから、所定の中空
位置への固定作業の優劣は、当工法全体の日程に与える
影響は大きいものである。
【0003】このため、例えば図17に示す特開平9ー
203205号公報では、床面用型枠面2上の所望の位
置へ、ほぼ直方体状のコマ金具40を打ち込んで内嵌し
た係止釘41の突出した下半部を固定する。コマ金具4
0に穿孔した横向きの係止孔42に、支持金具43の半
円弧状の受け台44の中央底点から垂下する支持桿45
の屈折した係止端46を挿通し、両側の脚体47と共に
支持金具43全体を固定する。前記受け台44の上へ中
空スラブ管3を載置して番線48でもって拘束して、中
空スラブ管3を床面用型枠2の上面2a側からの作業に
よってのみ支持固定する。コンクリート打設、固化後に
床面用型枠2を剥離する時、前記コマ金具40から離脱
した係止釘41を床面用型枠2と共に抜き去ることによ
り、平滑なコンクリート面が残るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような中空スラブ工法用の管支持固定器具では、その
支持金具43が煩雑な構成部品よりなるので、原価高騰
の一原因になり、改善が求められている。また、係止釘
41は特殊な部品であり、この係止釘41を床面用型枠
2にどのようにして打ち込むのかの開示が無い。仮に、
コマ金具40と共に係止釘41を打ち込むので有れば、
コマ金具40の上側に打ち込み手段の移動可能な空間を
必要とし、その分中空スラブ管3と床面用型枠2との間
の上下寸法が大きくなり、中空スラブ管3と床面用型枠
2との上下寸法が短い仕様には適用しがたく、工法の制
限が生じることになる。仮に、係止釘41のみ打ち込ん
だ後にコマ金具40の凹所内に係止釘41を挿入するの
であれば、コマ金具40と係止釘41との係合力をどの
ように保持するのかの開示が無く、更に煩雑な手段を必
要とすることになる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、支持部材の構成を簡易として
原価の低減を図り、床面用型枠への支持を容易にするこ
とが可能な中空スラブ工法用の管支持固定器具及び支持
固定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、床面用型枠の上側に所定の間隔
を隔てて中空スラブ管を複数並べて所定の位置に支持固
定し、コンクリートを打設、固化後に、前記床面用型枠
を取り外して中空床面を構築する中空スラブ工法におい
て、前記床面用型枠と前記中空スラブ管との間にあっ
て、前記中空スラブ管を前記床面用型枠に保持する支持
部材は、前記中空スラブ管の下側を支える半円弧状をな
すと共に両端に係止部を有する受け部材と、該受け部材
の下側にあって該受け部材を保持してなる台部材と、該
台部材の底部から前記床面用型枠の貫通孔を介して垂下
されると共に該貫通孔に係合される係合部を有する合成
樹脂製の第1クリップと、該第1クリップの中央に縦軸
状に形成された貫通孔内に挿入されることで前記第1ク
リップの係合部の撓みを防止してなる第2クリップとよ
り構成されてなることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の中空
スラブ工法用の管支持固定器具であって、前記受け部材
と前記台部材とが、合成樹脂材により一体に形成されて
なることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載の中空
スラブ工法用の管支持固定器具であって、前記受け部材
が、可撓性のある材料より形成されてなり、前記台部材
が、合成樹脂材により形成されてなり、該台部材が成形
される際に前記受け部材を型内で一体的に支持してなる
ことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
何れかに記載の中空スラブ工法用の管支持固定器具であ
って、前記第1、第2クリップ相互には、相互に嵌合さ
れる嵌合部が形成されてなることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
何れかに記載の中空スラブ工法用の管支持固定器具であ
って、前記床面用型枠の下側面より突出した前記第2ク
リップには、易破断部が形成されてなることを特徴とす
る。
【0011】請求項6の発明は、床面用型枠の上側に所
定の間隔を隔てて中空スラブ管を複数並べて所定の位置
に支持固定し、コンクリートを打設、固化後に、前記床
面用型枠を取り外して中空床面を構築する中空スラブ工
法において、前記床面用型枠の上側で前記中空スラブ管
を支持固定すべき所望の位置へ、貫通孔を形成し、該貫
通孔の上側に予め一体的とされた受け部材及び台部材を
配し、該台部材の底部から第1クリップを前記床面用型
枠の貫通孔を介して垂下させ、該第1クリップの中央に
縦軸状に形成された貫通孔内に第2クリップを挿入させ
ることで、支持部材を床面用型枠に保持してなり、前記
受け部材の上へ、前記中空スラブ管を載置して、帯部材
でもって、該中空スラブ管と受け部材の係止部とを共に
拘束することで、前記床面用型枠の上面側からの作業に
よってのみ中空スラブ管を支持固定し、コンクリート打
設、固化後に、第1クリップの係合部を打折することに
より、床面用型枠を取り除くことを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記床面用型
枠と前記中空スラブ管との間にあって、前記中空スラブ
管を前記床面用型枠に保持する支持部材は、前記中空ス
ラブ管の下側を支える半円弧状をなすと共に両端に係止
部を有する受け部材と、該受け部材の下側にあって該受
け部材を保持してなる台部材と、該台部材の底部から前
記床面用型枠の貫通孔を介して垂下されると共に該貫通
孔に係合される係合部を有する合成樹脂製の第1クリッ
プと、該第1クリップの中央に縦軸状に形成された貫通
孔内に挿入されることで前記第1クリップの係合部の撓
みを防止してなる第2クリップとより構成されてなるた
め、支持部材の構成が簡易であるので、原価の低減が図
れる。また、第2クリップを第1クリップの貫通孔内に
挿入する前は第1クリップは容易に撓むので、床面用型
枠への支持を著しく容易にすることができる。
【0013】請求項2の発明によれば、前記受け部材と
前記台部材とが、合成樹脂材により一体に形成されてな
るため、様々な部品を組み立てる従来技術に比較して著
しく簡易に支持部材が構成されてなるので、著しく原価
が低減できることになる。
【0014】請求項3の発明によれば、前記受け部材
が、可撓性のある材料より形成されてなり、前記台部材
が、合成樹脂材により形成されてなり、該台部材が成形
される際に前記受け部材を型内で一体的に支持してなる
ため、受け部材上に直径の異なる様々な中空スラブ管を
載置しても、撓むことで、確実に支持が可能である。ま
た、台部材と受け部材との接合が、成形型内で行われる
ので、確実に支持され且つ安価である。
【0015】請求項4の発明によれば、前記第1、第2
クリップ相互には、相互に嵌合される嵌合部が形成され
てなるため、第1クリップに第2クリップを挿入する
と、第1クリップが床面用型枠に係合されるのみなら
ず、第2クリップがその位置に保持され、仮止めが可能
である。
【0016】請求項5の発明によれば、前記床面用型枠
の下側面より突出した前記第2クリップには、易破断部
が形成されてなるため、コンクリート打設、固化後に床
面用型枠を剥離する時、前記第1クリップの係合部を横
方向から打撃を加えることで、易破断部がノッチ作用を
起こして打折し、床面用型枠は労せずしてコンクリート
の下面から容易に剥離できることになる。
【0017】請求項6の発明によれば、床面用型枠の上
側に所定の間隔を隔てて中空スラブ管を複数並べて所定
の位置に支持固定し、コンクリートを打設、固化後に、
前記床面用型枠を取り外して中空床面を構築する中空ス
ラブ工法において、前記床面用型枠の上側で前記中空ス
ラブ管を支持固定すべき所望の位置へ、貫通孔を形成
し、該貫通孔の上側に予め一体的とされた受け部材及び
台部材を配し、該台部材の底部から第1クリップを前記
床面用型枠の貫通孔を介して垂下させ、該第1クリップ
の中央に縦軸状に形成された貫通孔内に第2クリップを
挿入させることで、支持部材を床面用型枠に保持してな
り、前記受け部材の上へ、前記中空スラブ管を載置し
て、帯部材でもって、該中空スラブ管と受け部材の係止
部とを共に拘束することで、前記床面用型枠の上面側か
らの作業によってのみ中空スラブ管を支持固定し、コン
クリート打設、固化後に、第1クリップの係合部を打折
することにより、床面用型枠を取り除くことができるた
め、支持部材の構成が簡易であるので、原価の低減が図
れる。また、第2クリップを第1クリップの貫通孔内に
挿入する前は第1クリップは容易に撓むので、床面用型
枠への支持を著しく容易にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1乃至図11は、この発明の第1実施形
態を示す図である。符号1は、コンクリート材により形
成された床本体で、該床本体1の内部には、該床本体1
の底面、即ち後述する床面用型枠2の上側に所定の間隔
を隔てて中空スラブ管3を離間して複数本並べて所定の
位置に支持固定されてなる。
【0020】こうした床本体1とすることにより、床本
体1の上下面の一方に加わる振動が、他方の面に減衰し
て伝わり、振動防止効果が著しい。
【0021】この中空スラブ管3を床本体1に固定する
方法は、床面用型枠2の上面2aに後述する支持部材4
をスペーサ13を介在して保持した後、コンクリート5
を、図2に示すように、打設、固化する。次に、図3に
示すように、はつり6などで、支持部材4の係合部7a
を脱落させて、図4に示すように、前記床面用型枠2を
取り外して床本体1を構築する。
【0022】前記支持部材4は、前記床面用型枠2と前
記中空スラブ管3との間にあって、前記中空スラブ管3
を前記床面用型枠2の上面2aに保持するものである
が、その構成は、受け部材9と、台部材10と、第1ク
リップ7と、第2クリップ8とより構成されてなる。
【0023】前記受け部材9は、図5及び図6に示すよ
うに、前記中空スラブ管3の下側を支える半円弧状をな
すと共に両端に係止部11を有する。中空スラブ管3
は、直径100ミリ、125ミリ、150ミリそして1
75ミリを想定しており、特に最大の直径の中空スラブ
管3でも支持できるように、半径87.5ミリに形成さ
れている。また、小さい直径の中空スラブ管3であって
も確実に支持できるように、撓むような材料或いは直径
に形成されている。この実施形態では、6ミリの直径の
針金である。
【0024】前記係止部11は、前記受け部材9の円弧
と逆方向に曲折されてなることで、閉ループ状にした帯
部材としての針金12が係合可能なる形状をなす。該係
止部11は、内径が4ミリで、曲がり止まりより5ミリ
程度垂下された位置で端部が形成されている。
【0025】前記台部材10は、該受け部材9の下側に
あって該受け部材9の中央部9aを保持してなるもの
で、合成樹脂材により形成されてなり、該台部材10が
成形される際に前記受け部材9の中央部9aを型内で一
体的に支持してなる。
【0026】即ち、台部材10の中央部10aを除く上
端面10bは、前記受け部材9の円弧に沿った形状をな
すが、中央部10aに相当する位置では、受け部材9の
直径分だけ段下がり形成されていて、該段下がり部10
cに、前記受け部材9の中央に受け部材9の直径分だけ
段下がり形成された中央部9aが嵌合し、その上面に前
記中央部10aが配されることで、受け部材9の中央部
9aが台部材10の中央部10aで保持されることにな
る。台部材10の中央部10aの上面は、受け部材9の
一様の面と同一面をなす。
【0027】符号10c、10d、10eは、それぞれ
軽量化のために形成された開口部である。また、該台部
材10は、左右寸法が99ミリで垂直状に形成され、前
後寸法が、上側20ミリ、下側65ミリの台形状をな
し、安定的に床面用型枠2に保持可能である。
【0028】前記第1クリップ7は、図7乃至図10に
示すように、頭部7bが該台部材10の底部10f上に
あり、脚部7cが前記底部10fに形成された貫通孔1
0gから前記床面用型枠2の貫通孔2bを介して垂下さ
れ、係合部7aが該貫通孔2bに係合されてなり、AB
S樹脂などの合成樹脂より形成されてなる。頭部7b
は、直径25ミリに形成され、その中央部に貫通孔7d
が形成されてなる。該貫通孔7dは、頭部7bのみなら
ず、脚部7c、係合部7aの内面にもそのまま垂軸状に
形成されている。脚部7c及び係合部7aは、間隙7e
を介して独立状に形成されている。
【0029】従って、前記床面用型枠2の貫通孔2bを
通過する際には、脚部7cは、間隙7e寸法を利用して
撓み、貫通孔2bを抜けた後、合成樹脂材よりなる自立
性により元の位置に復帰することで、床面用型枠2を台
部材10の底部10fの下面に係止することができる。
換言すると、床面用型枠2に対して支持部材4は、第1
クリップ7により固定されている。
【0030】前記第2クリップ8は、図7及び図11に
示すように、前記第1クリップ7の頭部7b上に載置さ
れる直径16ミリ、厚さ3ミリの頭部8aと、前記第1
クリップ7の中央に縦軸状に形成された貫通孔7d内に
挿入されることで前記第1クリップ7の係合部7aの間
隙7e側への撓みを防止するようにしてなる上下の長さ
35ミリ、直径7.8ミリの柱状部8bとよりなり、A
BS樹脂などの合成樹脂より形成されてなる。
【0031】該柱状部8bは、上端部に長さ4ミリ、直
径8.2ミリの嵌合部としてのセレーション8cが形成
され、該セレーション8cの下端部に易破断部としての
第1ノッチ8dが円周上に形成され、該第1ノッチ8d
より更に下側に離間した位置で前記床面用型枠2の下側
面2cより突出した部位には、易破断部としての第2ノ
ッチ8eが円周上に形成されてなる。前記セレーション
8cは、前記第1クリップ7に第2クリップ8を嵌合さ
せた際に、前記第1クリップ7の貫通孔7dの内面に確
実に嵌合される。
【0032】以上よりなる中空スラブ工法について、次
にその組立順序に沿って説明する。建物の適宜の位置に
床面用型枠2を配する。該床面用型枠2には予め或いは
その場で、前記中空スラブ管3を支持固定すべき所望の
位置へ、貫通孔2bを形成する。該貫通孔2bの上側に
は、スペーサ13及び予め一体的とされた受け部材9、
台部材10よりなる支持部材4を配する。該台部材10
の底部10fの貫通孔10gから第1クリップ7を、ス
ペーサ13を介在して前記床面用型枠2の貫通孔2bに
垂下させて、第1クリップ7の係合部7aが床面用型枠
2の下面2cに係合させる。該第1クリップ7の中央に
縦軸状に形成された貫通孔7d内には、第2クリップ8
の柱状部8bを挿入させることで、支持部材4を床面用
型枠2に保持してなる。次に、前記受け部材9の上へ、
前記中空スラブ管3を載置して、帯部材としての針金1
2でもって、該中空スラブ管3と受け部材9の係止部1
1とを共に拘束することで、前記床面用型枠2の上面2
a側からの作業によってのみ中空スラブ管3を支持固定
することができる。この状態にした後に、コンクリート
5を打設、固化後に、第1クリップ7の係合部7aをは
つり6などの工具で打撃を加えることにより、易破断部
である第2ノッチ8eから柱状部8bが折損し、床面用
型枠2を取り除くことができる。更に、コンクリート5
から突出している柱状部8bにはつり6などの工具で打
撃を加えることにより、易破断部である第1ノッチ8d
から柱状部8bが折損し、コンクリート5の下面からの
突出物はなくなり、図1の床本体1が形成されることに
なる。
【0033】次に、この実施形態の作用を説明する。前
記床面用型枠2と前記中空スラブ管3との間にあって、
前記中空スラブ管3を前記床面用型枠2に保持する支持
部材4は、前記中空スラブ管3の下側を支える半円弧状
をなすと共に両端に係止部11を有する受け部材9と、
該受け部材9の下側にあって該受け部材9を保持してな
る台部材10とより構成されてなるので、支持部材4の
構成が簡易であり、原価の低減が図れる。
【0034】また、該台部材10の底部10fから前記
床面用型枠2の貫通孔2bを介して垂下されると共に該
貫通孔2bに係合される係合部7aを有する合成樹脂製
の第1クリップ7と、該第1クリップ7の中央に縦軸状
に形成された貫通孔7d内に挿入されることで前記第1
クリップ7の係合部7aの撓みを防止してなる第2クリ
ップ8とより構成されてなるため、第2クリップ8を第
1クリップ7の貫通孔7d内に挿入する前は、第1クリ
ップ7は、容易に撓むので、床面用型枠2への支持を著
しく容易にすることができる。
【0035】また、前記受け部材9が、可撓性のある材
料より形成されてなり、前記台部材10が、合成樹脂材
により形成されてなり、該台部材10が成形される際に
前記受け部材9を型内で一体的に支持してなるため、受
け部材上9に直径の異なる様々な中空スラブ管3を載置
しても、受け部材9自体が撓むことで、確実に支持が可
能である。また、台部材10と受け部材9との接合が、
成形型内で行われるので、確実に支持され且つ安価であ
る。
【0036】また、前記第1、第2クリップ7、8相互
には、相互に嵌合される嵌合部8cが形成されてなるた
め、第1クリップ7に第2クリップ8を挿入すると、第
1クリップ7が床面用型枠2に係合されるのみならず、
第2クリップ8がその位置に保持され、仮止めが可能で
ある。
【0037】また、前記床面用型枠2の下側面2cより
突出した前記第2クリップ8には、易破断部としての第
2ノッチ8eが形成されてなるため、コンクリート5打
設、固化後に床面用型枠2を剥離する時、前記第1クリ
ップ7の係合部7aを横方向から打撃を加えることで、
易破断部としての第2ノッチ8eがノッチ作用を起こし
て打折し、床面用型枠2は労せずしてコンクリート5の
下面から容易に剥離できることになる。床面用型枠2の
取り外し後、コンクリート5の下面から突出している第
2クリップ8に横方向から打撃を加えることで、易破断
部としての第1ノッチ8dがノッチ作用を起こして打折
し、コンクリート5の下面からの突出物はなくなる。
【0038】また、床面用型枠2の上側に所定の間隔を
隔てて中空スラブ管3を複数並べて所定の位置に支持固
定し、コンクリート5を打設、固化後に、前記床面用型
枠2を取り外して中空床本体1を構築する中空スラブ工
法において、前記床面用型枠2の上側の面2aで前記中
空スラブ管3を支持固定すべき所望の位置へ、貫通孔2
bを形成し、該貫通孔2bの上側に予め一体的とされた
受け部材9及び台部材10を配し、該台部材10の底部
10fから第1クリップ7を前記床面用型枠2の貫通孔
2bを介して垂下させ、該第1クリップ7の中央に縦軸
状に形成された貫通孔7d内に第2クリップ8を挿入さ
せることで、支持部材4を床面用型枠2に保持してな
り、前記受け部材9の上へ、前記中空スラブ管3を載置
して、帯部材12でもって、該中空スラブ管3と受け部
材9の係止部11とを共に拘束することで、前記床面用
型枠2の上面2a側からの作業によってのみ中空スラブ
管3を支持固定し、コンクリート5の打設、固化後に、
第1クリップ7の係合部7aを打折することにより、床
面用型枠2を取り除くことができるため、支持部材4の
構成が簡易であるので、原価の低減が図れる。また、第
2クリップ8を第1クリップ7の貫通孔7d内に挿入す
る前は第1クリップ7は容易に撓むので、床面用型枠2
への支持を著しく容易にすることができる。
【0039】図12乃至図15は、この発明の第2実施
形態を示す図である。
【0040】中空スラブ管3を床本体1に固定する方法
は、前記した第1実施形態と同じであるが、この第2実
施形態では、支持部材14のみ異なる。
【0041】該支持部材14は、前記床面用型枠2と前
記中空スラブ管3との間にあって、前記中空スラブ管3
を前記床面用型枠2の上面2aに保持するものであり、
その構成は、受け部材19と、台部材20と、第1クリ
ップ7と、第2クリップ8とより構成されてなる。
【0042】前記受け部材19は、前記中空スラブ管3
の下側を支える半円弧状をなすと共に両端に係止部21
を有する。該係止部21は、前記受け部材9の円弧と逆
方向に曲折されてなることで、閉ループ状にした帯部材
としての針金12が係合可能なる形状をなす。該係止部
11は、内径が4ミリで、曲がり止まりより5ミリ程度
垂下された位置で端部が形成されている。
【0043】中空スラブ管3は、直径100ミリ、12
5ミリ、150ミリそして175ミリを想定しており、
特に最大の直径の中空スラブ管3でも支持できるよう
に、受け部材19の円弧は、半径75ミリに形成されて
いる。また、小さい直径の中空スラブ管3であっても確
実に支持できるように、撓むような材料或いは断面形状
に形成されている。
【0044】この実施形態では、係止部21の断面は、
図14(a)に示す位置では真円状であるが、図14
(b)に示す位置ではリブ22が形成されていて、補強
されている。また、受け部材19の断面は、図14
(c)に示す位置では真円の前後にリブ23が設けられ
ているが、図14(d)に示す位置では真円が小さくな
り前記リブ23が大きくなり、更に真円からリブ24が
突出している。そして、図14(e)に示す位置では両
リブ23、24で略Tの字状に形成されている。こうし
て、強度が増すと共に材料自体の撓みにより、図示しな
い中空スラブ管3を拘束する際に反発力を有しながら、
確実に保持されることになる。
【0045】前記台部材20は、該受け部材19の下側
にあって該受け部材19の中央部19aと合成樹脂材に
より一体に形成されている。
【0046】図15に示すように、リブ20aとリブ2
0bとで、断面が略T字状をなし、符号20c、20
d、20eは、それぞれ軽量化のために形成された開口
部である。また、該台部材20は、左右寸法が100ミ
リで垂直状に形成され、前後寸法が、上側がリブ23の
前後幅20ミリ位置から下側65ミリの台形状をなし、
安定的に床面用型枠2に保持可能である。
【0047】台部材20の底部20fには、前記第1ク
リップ7が係脱自在な貫通孔20gが形成されている。
【0048】かかる実施形態によれば、前記受け部材1
9と前記台部材20とが、合成樹脂材により一体に形成
されてなるため、様々な部品を組み立てる従来技術に比
較して著しく簡易に支持部材14が構成されてなるの
で、著しく原価が低減できることになる。
【0049】図16は、この発明の第3実施形態を示す
図である。この実施形態の主に異なる点は、中空スラブ
管3が、前記実施形態より床面用型枠2に近接した場合
である。かかる場合、スペーサ13を台部材10の底部
10fの下に設けるのではなく、底部10fの上に設け
たスペーサ30により、第1クリップ7及び第2クリッ
プ8を共用したまま、可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】中空スラブ管を埋設されてなる床本体の一部破
断斜視図である。
【図2】図1のSA−SA線に沿った本発明の第1実施
形態の拡大断面図である。
【図3】図2の第1クリップの係合部を破断する作用を
示す断面図である。
【図4】図3により床面用型枠を取り外した状態の断面
図である。
【図5】支持部材の拡大正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図5のSB−SB線に沿った断面図である。
【図8】図7の第1クリップの正面図である。
【図9】図8の上面図である。
【図10】図8の底面図である。
【図11】図7の第2クリップの正面図である。
【図12】本発明の第2実施形態にかかる支持部材の拡
大正面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】(a)乃至(e)は、図12のSC−SC、
SD−SD、SE−SE、SF−SF、SG−SG線に
沿った断面図である。
【図15】図12のSH−SH線に沿った断面図であ
る。
【図16】本発明の第3実施形態にかかる図2相当の拡
大断面図である。
【図17】従来例の図2相当の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 床本体 2 床面用型枠 2a 床面用型枠の上面 3 中空スラブ管 4、14 支持部材 5 コンクリート 7 第1クリップ 7a 係合部 7b 頭部 7c 脚部 8 第2クリップ 8a 頭部 8b 柱状部 8d 易破断部としての第1ノッチ 8e 易破断部としての第2ノッチ 9、19 受け部材 10、20 台部材 11、21 係止部 13 スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 憲一郎 神奈川県厚木市恩名33番地 盟和産業株式 会社内 (72)発明者 斎藤 信行 東京都大田区北千束1丁目11番3号 山田 建設株式会社内 (72)発明者 佐藤 國雄 東京都大田区北千束1丁目11番3号 山田 建設株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面用型枠の上側に所定の間隔を隔てて
    中空スラブ管を複数並べて所定の位置に支持固定し、コ
    ンクリートを打設、固化後に、前記床面用型枠を取り外
    して中空床面を構築する中空スラブ工法において、 前記床面用型枠と前記中空スラブ管との間にあって、前
    記中空スラブ管を前記床面用型枠に保持する支持部材
    は、前記中空スラブ管の下側を支える半円弧状をなすと
    共に両端に係止部を有する受け部材と、該受け部材の下
    側にあって該受け部材を保持してなる台部材と、該台部
    材の底部から前記床面用型枠の貫通孔を介して垂下され
    ると共に該貫通孔に係合される係合部を有する合成樹脂
    製の第1クリップと、該第1クリップの中央に縦軸状に
    形成された貫通孔内に挿入されることで前記第1クリッ
    プの係合部の撓みを防止してなる第2クリップとより構
    成されてなることを特徴とする中空スラブ工法用の管支
    持固定器具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中空スラブ工法用の管
    支持固定器具であって、 前記受け部材と前記台部材とが、合成樹脂材により一体
    に形成されてなることを特徴とする中空スラブ工法用の
    管支持固定器具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の中空スラブ工法用の管
    支持固定器具であって、 前記受け部材が、可撓性のある材料より形成されてな
    り、 前記台部材が、合成樹脂材により形成されてなり、該台
    部材が成形される際に前記受け部材を型内で一体的に支
    持してなることを特徴とする中空スラブ工法用の管支持
    固定器具。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3何れかに記載の中
    空スラブ工法用の管支持固定器具であって、 前記第1、第2クリップ相互には、相互に嵌合される嵌
    合部が形成されてなることを特徴とする中空スラブ工法
    用の管支持固定器具。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4何れかに記載の中
    空スラブ工法用の管支持固定器具であって、 前記床面用型枠の下側面より突出した前記第2クリップ
    には、易破断部が形成されてなることを特徴とする中空
    スラブ工法用の管支持固定器具。
  6. 【請求項6】 床面用型枠の上側に所定の間隔を隔てて
    中空スラブ管を複数並べて所定の位置に支持固定し、コ
    ンクリートを打設、固化後に、前記床面用型枠を取り外
    して中空床面を構築する中空スラブ工法において、 前記床面用型枠の上側で前記中空スラブ管を支持固定す
    べき所望の位置へ、貫通孔を形成し、該貫通孔の上側に
    予め一体的とされた受け部材及び台部材を配し、該台部
    材の底部から第1クリップを前記床面用型枠の貫通孔を
    介して垂下させ、該第1クリップの中央に縦軸状に形成
    された貫通孔内に第2クリップを挿入させることで、支
    持部材を床面用型枠に保持してなり、 前記受け部材の上へ、前記中空スラブ管を載置して、帯
    部材でもって、該中空スラブ管と受け部材の係止部とを
    共に拘束することで、前記床面用型枠の上面側からの作
    業によってのみ中空スラブ管を支持固定し、コンクリー
    ト打設、固化後に、第1クリップの係合部を打折するこ
    とにより、床面用型枠を取り除くことを特徴とする中空
    スラブ工法用の管支持固定方法。
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