JP2000191812A - 熱伝導性シ―ト - Google Patents
熱伝導性シ―トInfo
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Abstract
などの部品から発生する熱を効果的に放散させる高い熱
伝導性と電気絶縁性を兼ね備えた熱伝導性シート。 【解決手段】熱伝導性充填剤として黒鉛化炭素繊維を含
有させたシリコーンゴムからなるシートの少なくとも片
面に体積抵抗率が106Ωcm以上の電気絶縁性層を積
層した。
Description
絶縁性が要求される熱伝導性シートに関する。さらに詳
しくは、電気製品に使用される各種半導体素子や電源、
光源、部品などから発生する熱を効果的に放散させる高
い熱伝導性と電気絶縁性を兼ね備えた熱伝導性シートに
関する。
る部材とを接合させる目的でシリコーンゴム系の柔軟な
熱伝導性シートが使用されている。これらの熱伝導性シ
ートには、熱伝導性を高めるために、銀、銅、金、アル
ミニウム、ニッケルなどの熱伝導率の大きい金属や合
金、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ケイ
素、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、炭化
ケイ素などのセラミックス製の粉末状や繊維状の熱伝導
率が大きい充填剤が充填されている。
ンゴムなどに配合する熱伝導性シートは公知である。例
えば、特開平9−283955号公報では、特定の平均
アスペクト比の黒鉛質炭素繊維をシリコーンゴムなどの
マトリックス中に分散した放熱シートが提案されてい
る。
散した熱伝導性シートは導電性があるため、電気絶縁性
を要求される用途には使用できなかった。しかしなが
ら、特許第2695563号公報によれば、電気絶縁性
を有する被膜で被覆された炭素繊維を、その被膜に対し
て相溶性を有する合成樹脂に均一分散することによって
電気絶縁性を有する伝熱用材料が提唱されている。
号の方法では、炭素繊維を電気絶縁性被膜で被覆するこ
とが容易でなく、かつその組成や製造方法、電気的性質
に関しては詳細が不明であり、十分な電気絶縁性を兼ね
備えた熱伝導性シートとはなっていない。そのため電気
絶縁性と熱伝導性の両方を要求される用途には利用する
ことができなかった。
解決する目的で、電気製品に使用される半導体素子や電
源、光源などの部品から発生する熱を効果的に放散させ
る高い熱伝導性と電気絶縁性を兼ね備えた熱伝導性シー
トを提供するものである。すなわち、本発明は、熱伝導
性充填剤として黒鉛化炭素繊維を含有させたシリコーン
ゴムからなるシートの少なくとも片面を電気絶縁性処理
したことを特徴とする熱伝導性シートである。
繊維を含有させたシリコーンゴムからなるシートの少な
くとも片面に体積抵抗率が106Ωcm以上の電気絶縁
性層を積層したことを特徴とする熱伝導性シートであ
る。本発明で使用する熱伝導性充填剤である黒鉛化炭素
繊維としては、PAN系よりもピッチ系やメソフェーズ
ピッチ系を主原料とし、溶融紡糸、不融化、炭化などの
処理工程後に、2000〜3000℃あるいは3000
℃を越える高温で熱処理し、黒鉛構造の発達したピッチ
系炭素繊維とした。これは繊維長さ方向の熱伝導率が大
きくて好ましい。さらに気相成長法によって得られるピ
ッチ系の黒鉛化炭素繊維も好適である。
維の濃度は10〜80体積%が好ましい。10体積%よ
りも少ないと得られる熱伝導性シートの熱伝導率が小さ
くて放熱特性が劣り、80体積%を越えると配合組成物
の粘度が増大して繊維を均一に分散させることが困難に
なり、かつ、気泡の混入が避けられず好ましくない。
20〜70体積%の範囲である。黒鉛化炭素繊維の繊維
長さ方向の熱伝導率は200W/mK以上が好ましく、
さらに好ましくは400W/mK以上、さらに好ましく
は1000W/mK以上である。また、黒鉛化炭素繊維
の形状については、短繊維、長繊維、織布、不織布、フ
ェルト状、マット状、紙状など特定するものではなくい
ずれの形状の黒鉛化炭素繊維でも適応可能である。単繊
維形状の場合、黒鉛化炭素繊維の平均直径は、5〜20
μm、平均長さは20〜800μmの範囲がシリコーン
ゴムへ容易に充填することができ、得られる熱伝導性シ
ートの熱伝導率が大きくなるので好ましい。平均直径が
5μmよりも小さい場合や、平均長さが800μmより
も長い場合は、シリコーンゴムに高濃度で配合すること
が困難になる。一方、黒鉛化炭素繊維の平均直径が20
μmを越えると、繊維の生産性が低下するので好ましく
ない。平均長さが20μmよりも短いとかさ比重が小さ
くなり、製造工程中の取扱い性や作業性に問題が生じる
ことがあるので好ましくない。また、短繊維の分散状態
については、図4や図5に示すように短繊維が一定方向
に配向したタイプや、図2に示すようにランダムに分散
したタイプなど公知の分散状態のものが含まれる。一
方、黒鉛化炭素繊維が長繊維、織布、不織布、フェルト
状、マット状、紙状などの形状の場合には、その繊維の
直径や長さ、織り方、目付け量、厚みなどの形状に関し
ては何ら制限するものではなく公知のものが使用でき
る。
め電解酸化などによる公知の酸化処理を施しておいても
良い。また、黒鉛化炭素繊維表面に金属やセラミックス
などを無電解メッキ法、電解メッキ法、真空蒸着やスパ
ッタリングなどによる物理的蒸着法、化学的蒸着法、塗
装、浸漬、微細粒子を機械的に固着させるメカノケミカ
ル法などの方法によって被覆することもできる。
なるシリコーンゴムは、公知のオルガノポリシロキサン
を硬化することによって得られる。硬化方法については
限定するものではなく、ビニル基を含むオルガノポリシ
ロキサンとケイ素原子にハイドロジェン基を含むオルガ
ノポリシロキサンと白金系触媒からなる付加反応タイ
プ、有機過酸化物によるラジカル反応タイプ、縮合反応
タイプ、紫外線や電子線による硬化タイプなどが挙げら
れる。なかでも、黒鉛化炭素繊維を充填しやすい液状の
付加反応タイプのオルガノポリシロキサンを用いること
が好ましい。また、公知の補強用のシリカや難燃剤、着
色剤、耐熱性向上剤、接着助剤、粘着剤、オイル、可塑
剤などを適宜配合することができる。
化炭素繊維の表面を公知のカップリング剤やサイジング
剤で処理することによってマトリックスのシリコーンゴ
ムとの濡れ性や充填性を向上させたりシリコーンゴムと
繊維界面の剥離強度を改良することが可能である。
成物には、黒鉛化炭素繊維のほか、他の粉末形状や繊維
形状の金属やセラミックス、具体的には、銀、銅、金、
酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、窒化アルミニウ
ム、炭化ケイ素などや金属被覆樹脂などの従来の熱伝導
性シートに使用されている熱伝導率が大きな充填剤や、
通常のPAN系あるいはピッチ系の黒鉛化していない炭
素繊維を併用することも可能である。また、組成物の粘
度を低下させるためには、揮発しやすい有機溶剤や反応
性可塑剤を添加すると効果的である。
は、使用する用途に応じて決定すれば良いけれども、使
用時の応力緩和性と追随性に関しては柔軟な低硬度ほど
有利である。具体的な硬度としては、ショアーA硬度で
90以下、好ましくは60以下の低硬度品が好適であ
る。さらに図9のような凹凸のある複数の半導体パッケ
ージなどの発熱する電子部品と伝熱部材間に介在させて
使用する際には、アスカーC硬度が30以下のゲル状の
低硬度品が望ましい。
なくとも片面を電気絶縁性処理することが重要である。
この電気絶縁性処理とは、体積抵抗率が106Ωcm以
上の電気絶縁性材料からなる層を設けることを意味す
る。体積抵抗率が106Ωcm未満であると、電極やリ
ード、電気配線などがショートするなどの電気的なトラ
ブルが発生して電子機器が作動しなくなるので好ましく
ない。
のではないけれども、 体積抵抗率が106Ωcm以上のゴムや熱可塑性エラ
ストマー、樹脂、セラミックスからなるフィルム(具体
的にはPETフィルムやポリイミドフィルム、フッ素フ
ィルム、シリコーンフィルムなど)を積層する構成、 体積抵抗率が106Ωcm以上の塗料(ウレタン塗
料、シリコーン塗料、アクリル塗料など)やインキを塗
装や印刷方式でコーティングする構成、 電気絶縁性の粉粒体を付着あるいは塗布させる構成な
どが挙げられる。なかでも、黒鉛化炭素繊維を含有する
シリコーンゴムからなる基材シート層と、体積抵抗率が
106Ωcm以上の電気絶縁性のフィルムやシート層を
同時に加硫して積層するか、あるいは各々個別のシート
を接着や融着などの方法によって積層する熱伝導性シー
トが生産性も良く好適である。
アルミニウム、酸化マグネシウム、窒化アルミニウム、
炭化ケイ素などの高熱伝導性充填剤を含む高熱伝導性P
ETフィルムや高熱伝導性ポリイミドフィルムも市販品
が容易に入手できるので応用しやすい。電気絶縁性の塗
料やインキをコーティングする場合には、基材シートの
片面のみならず、シートの全面あるいは特定箇所を部分
的にスクリーン印刷やパッド印刷することもできる。
いては特に限定しないけれども、厚みについては5μm
〜2mmの範囲が好ましい。電気絶縁性層の厚みが5μ
mよりも薄いと製造しにくいとともに電気絶縁性が不十
分である。2mmよりも厚くなると最終的な熱伝導性シ
ートの熱伝導性が低下するとともに、シートの剛性が増
大して柔軟性が無くなり使用時の発熱する素子と伝熱部
材と間隙に介在させる際の形状追随性が損なわれてしま
う。より大きな熱伝導性を得るためには、電気絶縁性層
の熱伝導率は、0.4W/mK以上、さらに好ましくは
1W/mK以上の電気絶縁性層を形成すると良い。
コーンゴム中に黒鉛化炭素繊維を含有させたシートの少
なくとも片面を電気絶縁性処理することによって製造す
ることができる。基材となるシートは、黒鉛化炭素繊維
が短繊維形状の場合の短繊維の分散状態としては、シリ
コーンゴム中に所定量の黒鉛化炭素繊維を混合してラン
ダムに分散するか、あるいは一定方向に配向させること
ができる。
は、ブレードやカレンダーロール、押出機などの流動配
向を利用して面内の一方向に配向させる方法や一方向に
配向させたシートを重ねたブロック状の成形体をスライ
ス加工する方法など公知の方法で実施できる。長繊維や
織布、不織布、フェルト状、マット状、紙状などの形状
からなる黒鉛化炭素繊維の場合には、これらの黒鉛化炭
素繊維にシリコーンゴムを注入したり圧入する方法やプ
レス成形して基材となるシートを得ることができる。こ
のシートの少なくとも片面を電気絶縁性処理することに
よって本発明の熱伝導性シートを製造することができ
る。
化炭素繊維をランダムに分散配向させ、片面に体積抵抗
率が1013Ωcmのシリコーンゴム層からなる電気絶
縁性層を積層した本発明の熱伝導性シートの断面図を例
示している。図4は電気絶縁性層として体積抵抗率が1
016Ωcm以上のポリイミドフィルムを接着させた本
発明の熱伝導性シートである。発熱する半導体素子6と
伝熱部材間8(図7にてはプリント基板5)に、本発明
の熱伝導性シート7を介在させて図6〜図8に例示する
放熱性に優れる半導体装置を製造することができる。伝
熱部材8としては、通常の放熱器や冷却器、ヒートシン
ク、ヒートスプレッダー、ダイパッド、プリント基板、
冷却ファン、ヒートパイプ、筐体などが挙げられる。
に説明する。なお、以下、体積抵抗率はJIS−K69
11に準拠し、熱伝導率はレーザーフラッシュ法によっ
て測定した。
繊維方向の熱伝導率が1400W/mKの黒鉛化炭素繊
維(大阪ガス株式会社製 ドナカーボMGII)45体積
%と、付加型の液状シリコーゴム(東レダウコーニング
シリコーン株式会社製)55体積%からなる組成物を混
合分散し真空脱泡した組成物を加熱プレス成形して厚み
2mmのシートを作製した。このシート上に、熱伝導性
充填材として酸化アルミニウム粉末を含有する付加型の
熱伝導性シリコーンゴムコンパウンド(東芝シリコーン
株式会社製)を積層して硬化し厚み100μmの体積抵
抗率1013Ωcm、熱伝導率1.4W/mKの柔軟な
電気絶縁性層を形成させた。得られた熱伝導性シートの
断面は図2のような状態で、シート中の黒鉛化炭素繊維
はランダムに分散し、厚み方向の熱伝導率は3.8W/
mKであった。
リコーゴムからなる組成物を、厚みが1mmになるよう
にドクターブレード法で黒鉛化炭素繊維を一定方向に流
動配向させ、これを積層して加熱硬化させて、ブロック
状のシリコーンゴム成形体を作製した。このブロック状
シリコーンゴム成形体を、内部の配向した繊維長さ方向
に対して直角方向にスライス加工して厚み2mmのシー
トを作製した。このシート上に、熱伝導性充填材を含有
する厚み25μm、熱伝導率0.45W/mKのポリイ
ミドフィルム(東レデュポン株式会社製 カプトンMT
タイプ)を積層し、体積抵抗率1013Ωcm以上の電
気絶縁性層を形成させた。得られた熱伝導性シートの断
面は図4のような状態で、シート中の黒鉛化炭素繊維は
厚み方向に配向し、厚み方向の熱伝導率は11.5W/
mKであった。
リコーゴムからなる組成物を加熱硬化した黒鉛化炭素繊
維が厚み方向を配向させた厚み2mmのシート全面に短
波長紫外線を照射して表面改質させ、シランカップリン
グ剤で処理した後に、シート全面にウレタン系塗料(武
蔵塗料株式会社製 ラバサン)を厚み40μmになるよ
うに塗装して加熱硬化させた。得られた熱伝導性シート
の断面は図5のような状態で、表面のウレタン系電気絶
縁性層の体積抵抗率は1012Ωcm以上、厚み方向の
熱伝導率は10.2W/mKであった。
繊維方向の熱伝導率が1400W/mKの黒鉛化炭素繊
維(大阪ガス株式会社製 ドナカーボMGII)45体積
%と、付加型の液状シリコーゴム(東レダウコーニング
シリコーン株式会社製)55体積%からなる組成物を混
合分散し真空脱泡した組成物を加熱硬化して厚み2mm
のシートを作製した。得られた熱伝導性シートの断面は
図1のような状態で、体積抵抗率は102〜104Ωc
m、厚み方向の熱伝導率は3.4W/mKであった。
シリコーゴムからなるブロック状シリコーンゴム成形体
を積層した方向に対して直角方向にスライスし、厚み方
向に黒鉛化炭素繊維が配向した厚み2mmのシートを作
製した。得られた熱伝導性シートの断面は図3のような
状態で、体積抵抗率は102〜104Ωcm、厚み方向
の熱伝導率は11.8W/mKであった。
を、図9に記すプリント基板5に実装した高さが異なる
複数の半導体パッケージ9と伝熱部材となる筐体10の
間に、配置して半導体装置を組み立てた。装置に通電し
たところ、いずれも放熱特性は良好で正常に作動した。
比較例1〜2の従来の熱伝導性シートである熱伝導性シ
ート7を、図13に記すプリント基板5に実装した高さ
が異なる複数の半導体パッケージ9と伝熱部材となる筐
体10の間に、配置して半導体装置を組み立てた。装置
に通電したところ、いずれも配線がショートして装置は
作動しなかった。
伝導性シートは、熱伝導率が大きく、かつ電気絶縁性に
優れている。従って、実施例4〜6のように熱伝導性と
電気絶縁性の両方が要求される半導体素子と筐体やヒー
トシンクなどの放熱器との間隙、あるいは半導体素子と
プリント基板やダイパッドとの間隙に介在させ、電気的
な障害を発生させることなく正常に作動することが可能
な半導体装置を提供することができる。また、本発明の
熱伝導性シートを応用して、射出成形品や押出成形品、
圧縮成形品などの金型成形加工品にも適用することがで
きる。
の例(ボールグリッドアレイ型の半導体パッケージ6と
放熱器8の間隙に配置)
の例(チップサイズ型の半導体パッケージ6とプリント
基板5の間隙に配置)
の例(ピングリッドアレイ型の半導体パッケージ6と放
熱器8の間隙に配置)
の例(複数の半導体パッケージ9と筐体10の間隙に配
置)
の例(ボールグリッドアレイ型の半導体パッケージ6と
放熱器8の間隙に配置)
の例(チップサイズ型の半導体パッケージ6とプリント
基板5の間隙に配置)
の例(ピングリッドアレイ型の半導体パッケージ6と放
熱器8の間隙に配置)
の例(複数の半導体パッケージ9と筐体10の間隙に配
置)
Claims (6)
- 【請求項1】黒鉛化炭素繊維を含有させたシリコーンゴ
ムからなるシートの少なくとも片面を電気絶縁性処理し
たことを特徴とする熱伝導性シート - 【請求項2】黒鉛化炭素繊維を含有させたシリコーンゴ
ムからなるシートの少なくとも片面に体積抵抗率が10
6Ωcm以上の電気絶縁性層が積層されたことを特徴と
する熱伝導性シート - 【請求項3】シート中の黒鉛化炭素繊維の濃度が10〜
80体積%である請求項1あるいは2に記載の熱伝導性
シート - 【請求項4】黒鉛化炭素繊維の平均直径が5〜20μ
m、平均長さが20〜800μm、繊維長さ方向の熱伝
導率が200W/mK以上である請求項1、2あるいは
3に記載の熱伝導性シート - 【請求項5】電気絶縁性層の厚みが5μm〜2mmであ
る請求項2、3あるいは4に記載の熱伝導性シート - 【請求項6】電気絶縁性層の熱伝導率が0.4W/mK
以上である請求項2、3、4あるいは5に記載の熱伝導
性シート
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37180998A JP2000191812A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 熱伝導性シ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37180998A JP2000191812A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 熱伝導性シ―ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000191812A true JP2000191812A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18499347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37180998A Pending JP2000191812A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 熱伝導性シ―ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000191812A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-12-28 JP JP37180998A patent/JP2000191812A/ja active Pending
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