JP2000190501A - インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド及びその製造方法

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JP2000190501A
JP2000190501A JP36873398A JP36873398A JP2000190501A JP 2000190501 A JP2000190501 A JP 2000190501A JP 36873398 A JP36873398 A JP 36873398A JP 36873398 A JP36873398 A JP 36873398A JP 2000190501 A JP2000190501 A JP 2000190501A
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Kiyomi Aono
清美 青野
Koichi Komata
好一 小俣
Tsutomu Abe
力 阿部
Takeshi Okazaki
猛史 岡崎
Hiroshi Koizumi
寛 小泉
Hironori Tajima
裕基 但馬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、印字品位を向上させることができ、
長尺の量産に適した構成のインクジェット記録ヘッド及
びその製造方法を提供することを目的としている。 【解決手段】本発明は、インクの吐出口からインクを吐
出するために利用されるインク吐出圧発生素子を有した
第1基板と、該第1基板と接合することによってインク
路を構成することのできる凹凸部を一体的に備えた第2
基板と、前記インク路に連通するインク吐出口が形成さ
れた吐出口形成部材とを備えたインクジェット記録ヘッ
ドにおいて、前記第1基板がインクを吐出するために利
用されるインク吐出圧発生素子を形成した短尺基板から
なるサブユニットをベースプレート上に複数個配列して
なる構成を備え、前記第1基板を保持するベースプレー
ト上の前記サブユニット間の隙間に対応する部位に、該
サブユニット間の隙間を流動性硬化部材で埋めるための
貫通穴が設けられていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吐出口から記録液体
を吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッド及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン端末、コピー、FAX等の出力
装置として、熱転写、LBP、ドットインパクト、イン
クジェット等の記録装置が使用されている。このなかで
インクジェット方式は静粛性に優れている印刷方法とし
て注目を浴びているが、このうち加熱による液体の発泡
を利用したものは、(以下BJと呼ぶ)高密度化が容易
である、静粛性に優れる、カラー化が容易、高速印刷に
耐え得る等の優れた特徴を有し、高品位で安価な印刷方
法として注目を浴びている。特に最近はCAD出力用プ
リンター等のプロッターの製品化や、会議、講義等にお
けるプレゼンテーション用に投影可能なOHPフィルム
への記録の需要が高まっており、こうした需要に応える
ためインクの吸収特性が異なる被記録媒体を必要に応じ
て選択した際に被記録媒体の種類に係わりなく最良の記
録が可能な記録装置の開発及び製品化が行われている。
このようにインクジェット記録装置は、優れた記録手段
として幅広い産業分野(例えばアパレル産業等)での需
要も高まっており、より一層高品位な画像の提供も求め
られている。
【0003】従来、インクジェット記録ヘッドの量産技
術として、数多くの方法が提示されている(特開昭55
−90375号公報、特開昭56−72967号公報、
特開昭60−196345号公報、特開昭61−154
947号公報)。これらは、基本的には基板上に、吐出
エネルギー発生素子をパターニングし、ついでこの基板
の上にインク流路、液室および吐出口を形成する部材を
設け、インクジェット記録ヘッドとするものである。こ
れらの技術は、シリアルプリンターのインクジェット記
録ヘッドのような、小型のインクジェット記録ヘッドを
作るのに適している。
【0004】一方、ラインプリンターに用いる長尺イン
クジェット記録ヘッドを量産する技術としては (1)前記方法を長尺の基板に適用する方法と、(2)
短尺のインクジェット記録ヘッド(ユニット)を多数個
アレイして、1ヶの長尺インクジェット記録ヘッドとす
る方法がある。(1)の方法は、現在主流となっている
360dpiで約3000bitに対応する吐出エネル
ギー発生素子を、完全無欠で、基板上にパターニングし
ようとすると、非常に歩留りが悪くなるという点に欠点
がある。(2)の方法については、ユニットを千鳥に配
列する方法(特開昭55−132253号公報)と、ユ
ニットの端面をつきあてて一列に配列する方法(特開平
2−2009号公報、特開平3−167957号公報、
特開平4−229278号公報)とが提案されている。
これらの方法は、上記(1)の方法の技術の欠点を補う
ものとして、非常に有用である。短尺のユニットの良品
のみを選別して組上げれば、上記(1)の方法よりも歩
留りが向上するからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したユニットを千
鳥に配列する方法は、最も実現可能性の高い方法であ
り、商品として市場に出ているものもある。しかしなが
ら、個々のユニットヘのインク供給系が複雑になる、あ
るいは、高速印刷時にユニットヘのインク供給が追いつ
かなくなるなどの欠点がある。また、ユニットの端面を
つきあてて一列に配列する方法は、技術的には困難であ
る。これに関する特許文献は、いくつかのものが公開さ
れているが、製品化されているものは市場では今のとこ
ろ見かけられない。その商品化が困難な理由としては、
ユニットのつきあて部で、ノズルを定められた間隔で配
置するのが困難であることが挙げられる。例えば、ユニ
ットの端面をつきあてて一列に配列する場合、ユニット
のつきあて面と、最端の流路との間の隔壁の厚さは、わ
ずかに0.010mmの厚さに形成され、このような非
常に薄い部位を残してユニットを形成するのは、現在で
はほとんど不可能である。
【0006】さらに、ユニットの端面をつきあてて一列
に配列する場合は、ユニット間にごみが入ってしまった
り、熱膨脹等によりピッチが狂ってしまう虞があるばか
りか、ユニット端面の精度を上げるためには非常にコス
トがかかる。そこで、ユニット間にすき間をあけてやる
ことにより前述の問題を解消することが提案されたが
(特開平4−229278号公報)、これにはつぎのよ
うな点に問題がある。すなわち、 透き間を開けることによりユニット両端部に対応する
液流路の下部からインクが漏れやすくなり、吐出の際に
そのインクがすき間に入り込んで隣接するユニット端部
の液流路がクロストークを起こす。 ユニット端部で切断等により生じた保護膜等のすき間
よりインクが侵入することにより電蝕を起こす。といっ
た点に問題を有している。このため、例えば、特開平7
−241991号公報でベースプレート上のユニット間
の隙間に対応する部位に溝を形成し、ユニット間の隙間
の後ろから流動性硬化部材を流し隙間を埋めるといった
方法が提案されている。しかしながら、この方法ではノ
ズル部分であるユニット先端の隙間を流動性硬化部材で
埋めるには、後方から流すために大量の流動性硬化部材
を流さなければならず、ユニット間の広い隙間に流す量
に合わせた場合、ユニット間のせまいところでは流動性
硬化部材がエネルギー発生素子上にのりあげ吐出不良と
なるという問題が生じる。
【0007】そこで、本発明は、上記した従来技術の課
題を解決し、印字品位を向上させることができ、長尺の
量産に適した構成のインクジェット記録ヘッド及びその
製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、インクジェット記録ヘッド及びその製造方
法を、つぎのように構成したことを特徴とするものであ
る。すなわち、本発明のインクジェット記録ヘッドは、
インクの吐出口からインクを吐出するために利用される
インク吐出圧発生素子を有した第1基板と、該第1基板
と接合することによってインク路を構成することのでき
る凹凸部を一体的に備えた第2基板と、前記インク路に
連通するインク吐出口が形成された吐出口形成部材とを
備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、前記第1基
板がインクを吐出するために利用されるインク吐出圧発
生素子を形成した短尺基板からなるサブユニットをベー
スプレート上に複数個配列してなる構成を備え、前記第
1基板を保持するベースプレート上の前記サブユニット
間の隙間に対応する部位に、該サブユニット間の隙間を
流動性硬化部材で埋めるための貫通穴が設けられている
ことを特徴としている。また、本発明のインクジェット
記録ヘッドは、前記第1基板と第2基板とは、前記第2
基板の凹凸部の凸部位と前記流動性硬化部材で埋められ
たサブユニットの隙間とが対応するように接合され、前
記サブユニット間の隙間が流動性硬化部材で埋められて
なることを特徴としている。また、本発明のインクジェ
ット記録ヘッドは、前記流動性硬化部材が、常温硬化性
樹脂であることを特徴としている。また、本発明のイン
クジェット記録ヘッドの製造方法は、インクの吐出口か
らインクを吐出するために利用されるインク吐出圧発生
素子を有した第1基板と、該第1基板と接合することに
よってインク路を構成することのできる凹凸部を一体的
に備えた第2基板と、前記インク路に連通するインク吐
出口が形成された吐出口形成部材とを備えたインクジェ
ット記録ヘッドの製造方法において、前記第1基板をイ
ンクを吐出するために利用されるインク吐出圧発生素子
を形成した短尺基板からなるサブユニットをベースプレ
ート上に複数個配列して形成し、前記第1基板を保持す
るベースプレート上の前記サブユニット間の隙間に対応
する部位に設けられた貫通穴から流動性硬化部材を流
し、該流動性硬化部材によって前記サブユニット間の隙
間を埋めることを特徴としている。また、本発明のイン
クジェット記録ヘッドの製造方法は、前記第1基板と第
2基板とを、前記第2基板の凹凸部の凸部位と前記流動
性硬化部材で埋められたサブユニットの隙間とが対応す
るように接合し、前記サブユニット間の隙間を流動性硬
化部材で埋めることを特徴としている。また、本発明の
インクジェット記録ヘッドの製造方法は、前記流動性硬
化部材が、常温硬化性樹脂であることを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、上記の構成によりイン
クジェット記録ヘッドを長尺化した場合においても簡単
にかつ確実にユニット間の隙間を流動性硬化部材で埋
め、印字品位を向上させることができる量産に適したイ
ンクジェット記録ヘッドを提供することができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。 [実施例1]図1に本発明の実施例1におけるインクジ
ェット記録ヘッドの模式的斜視図を示す。同図おいて、
サブユニットを構成する素子基板(以下ヒーターボード
という)100は吐出圧発生素子101が所定の位置に
360dpiの密度にて128個設けられているもので
ある。ここでは素子としてインクに熱を与えるための発
熱抵抗素子が設けられている例を示した。またヒーター
ボードには外部からの電気信号により任意のタイミング
で吐出圧発生素子101を駆動させたりする信号パッ
ド、その駆動のための電力などを供給するための電力パ
ッド等102が設けられている。ヒーターボード100
は金属やセラミックスといった材質で作られた支持体
(ベースプレート)300の表面上に接着剤にて接着固
定されている。
【0011】図2にヒーターボード100をベースプレ
ート300上に複数並べた状態の詳細図を示す。ベース
プレート300の所定の場所に、所定の厚さで塗布され
た接着剤301によってヒーターボード100は接着固
定されており、この際ヒーターボード100上に設けら
れた吐出エネルギー発生素子101がヒーターボード1
00上に配置されたピッチP=70.5μmと同じピッ
チに隣接するヒーターボードの吐出エネルギー発生素子
のピッチがなるように精度よく配置されている。また、
この際生じるヒーターボード同志の隙間は本実施例にお
いては封止剤302にて封止される。図1において、ベ
ースプレート300にはヒーターボード100と同様に
配線基板400が接着貼付されている。この際ヒーター
ボード100上のパッド102と配線基板上に設けられ
た信号・電力供給パッド401とが所定の位置関係とな
るような位置関係で接着貼付されることとなっている。
また配線基板には外部からの印字信号や駆動電力を供給
するためのコネクター402が設けられている。
【0012】次に流路を形成するための溝が設けられた
溝付部材である天板200について説明する。天板20
0は、材料のコスト及び耐インク性を考慮するとオリフ
ィスプレートを有する溝付天板200の素材としては熱
可塑性樹脂、例えばポリイミド、ポリエーテルエーテル
ケトン、ポリサルフォンなどが挙げられる。図3で天板
200はヒーターボード100に設けられた吐出エネル
ギー発生素子101に対応して設けられた流路202、
各流路に対応して設けられたインクを記録媒体に向けて
吐出させるための各流路に連通したオリフィス203、
各流路202に対してインクを供給するために各流路に
連通した液室201、液室201に対してインクタンク
(図示せず)から供給されたインクを流入させるための
インク供給口204といった部品で構成されている。天
板200はヒーターボード100を複数ならべて設けら
れた吐出エネルギー発生素子列をおおいかぶさるような
長さで構成されている。
【0013】本発明においては図1で示されるように天
板200はその流路202とベースプレート300上に
並べられたヒーターボード100上の吐出エネルギー発
生素子101との位置関係を所定の位置関係になるよう
にあわせて結合させている。ここで溝付部材である天板
を複数のヒーターボードが設けられた支持体に対して接
合する工程について説明しておく。ベースプレート30
0の上に複数のヒーターボード100が定められた寸法
通りに接着接合された基体を準備する。次に、図4で示
されるように接合機(全体は図示せず)に設けられた基
台205の定められた位置に前述の基体を配置する。こ
の基体配置位置は基台205に設けられたピンによりー
定となるようになっている。次に、天板200を接合機
に設けられたハンド206に置く。このハンド206に
もあらかじめ天板200が定められた位置に置かれるよ
うになっている。以上のようにベースプレート300お
よび天板200をそれぞれ基台205、ハンド206に
置くことでお互いの位置関係はある程度の範囲内に段定
される。次に接合機に設けられた顕微鏡にて位置を確認
する。まずノズル吐出口数3008の半分に相当する1
504番目のヒーター101をA方向から見て位置を確
認する。即ちA方向から見たヒーターを画像処理により
接合機内での正確な位置をまず決定する。次に同じく1
504番目のノズルに相当するオリフィスをB方向から
見て位置を確認する。このB方向から見た位置をA方向
から見た位置に合わせるよう図のx方向位置を調整す
る。この際、接合機自体の位置調整精度は±2μmを持
っておりx方向ではこの精度でもって位置合わせは可能
になる。続いてハンド206をその精度を保ったままz
方向におろして天板200をヒーターボード100に接
合する。この後B方向(y方向)に天板を押しつけなが
らハンド206を取り除きバネにて固定する(図示せ
ず)。また、以上説明したようにベースプレートの一方
の面側にそれぞれ複数のエネルギー発生素子が設けられ
たヒーターボードを複数配列した基体に対して、複数の
ヒーターボードのエネルギー発生素子列を覆うような長
尺の天板(溝付部材)を取り付けたヘッド構成とした。
【0014】このような構成によって、1つのヒーター
ボードにそれぞれ天板を取り付けた小ヘッドを複数並べ
た場合のように、インクの供給系が複雑化せず、小型
化、低コスト化を達成したヘッドを提供することができ
る。また、複数のヒーターボードをベースプレートの一
方の面側にのみ配置していることで電気的な配線をも簡
略化することができる。また、複数のヒーターボードの
エネルギー発生素子列を覆うような長尺な天板を基体に
取り付けているため、小ヘッドを並べた場合のように流
路の方向が小ヘッドごとにばらばらになることが抑制さ
れる。特に上述したように天板を1つとした場合には、
1度の位置合わせで、全ての流路の方向を同じくするこ
とができ、印字ずれ等のない長尺なヘッドを容易に得る
ことができる。
【0015】このような構成であるため、外側からみる
と一体のオリフィスプレートに並んだノズルオリフィス
から吐出され、しかもノズル自体も一体にならんだもの
となっているため、吐出も均一であり吐出方向もそろっ
てており、あたかも一体の長尺ヘッドの吐出性能が得ら
れる。また、小ヘッドを並べる構成の場合には、小ヘッ
ドごとにインクの濡れを防止するためのシーリングを行
う必要があるが、複数のヒーターボードのエネルギー発
生素子列を覆うような長尺な天板の場合、シーリングを
行う回数が少なくてすむ。もちろん上述のように天板が
1つの場合には、このシーリングも1回で済むため最も
容易である。ここでは、結合法としてバネ等によってメ
カ的に押えこんだが、その他にも接着剤によって固定し
たり、それらを組み合わせたりすることなど色々な方法
がある。これらにより天板200とヒーターボード10
0は図5のような関係で固定される。
【0016】図6(a)は本発明におけるベースプレー
トのヒーターボードを接着する面の拡大図である。ヒー
ターボードをベースプレートの表面上に接着固定した
後、ベースプレート裏面のヒーターボード同志の隙間部
分に相当する穴303にシリコーン系封止剤(TSE3
99,東芝シリコーン(株))を滴下し埋めて本発明の
第1基板を得た。このように、ノズル部に近い部分から
シリコーン系封止剤を流し隙間を埋めることで、少量で
確実に埋まり、また封止剤がヒーターボード上にのりあ
げることなく美しい品位の印字が得られた。また、長期
使用においても隙間に電触を起こす事はなかった。
【0017】[実施例2]実施例1におけるヘッド構成
で図6(b)のようにベースプレートのヒーターボード
を接着する面のヒーターボード同志の隙間部分に相当す
る穴303に誘導溝304をもうけたものを用いた。こ
の誘導溝がある事で更に確実に隙間が埋められた。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、上記の構成によりインクジェット記録ヘッドを長尺
化した場合においても、簡単にかつ確実にユニット間の
隙間を流動性硬化部材で埋め、印字品位を向上させるこ
とができる量産に適したインクジェット記録ヘッドを実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るインクジェット記録ヘッ
ドの模式的斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るインクジェット記録ヘッ
ドのヒーターボードの配置を説明するための模式図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係るインクジェット記録ヘッ
ドの天板を説明するための模式図である。
【図4】本発明の実施例に係るインクジェットの製造工
程を説明する図である。
【図5】本発明の実施例に係るインクジェット記録ヘッ
ドのヒーターボードと天板の位置関係を説明する模式図
である。
【図6】(a)は本発明の実施例1に係るベースプレー
トのヒーターボードを接着する面の拡大図。(b)は本
発明の実施例2に係るベースプレートのヒーターボード
を接着する面の拡大図。
【符号の説明】
100:ヒーターボード 101:吐出エネルギ発生素子 102:パッド 200:天板 201:液室 202:液路 203:オリフィス 204:インク供給口 205:基台 206:ハンド 300:ベースプレート 301:接着剤 302:封止剤 303:実施例のベースプレート上の貫通穴 304:実施例2のベースプレート上の溝 400:配線基板 401:信号、電力供給パッド 402:コネクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岡崎 猛史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小泉 寛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 但馬 裕基 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF93 AG46 AN05 AP02 AP24 AP45 AP71 AQ03 BA03 BA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクの吐出口からインクを吐出するため
    に利用されるインク吐出圧発生素子を有した第1基板
    と、該第1基板と接合することによってインク路を構成
    することのできる凹凸部を一体的に備えた第2基板と、
    前記インク路に連通するインク吐出口が形成された吐出
    口形成部材とを備えたインクジェット記録ヘッドにおい
    て、 前記第1基板がインクを吐出するために利用されるイン
    ク吐出圧発生素子を形成した短尺基板からなるサブユニ
    ットをベースプレート上に複数個配列してなる構成を備
    え、前記第1基板を保持するベースプレート上の前記サ
    ブユニット間の隙間に対応する部位に、該サブユニット
    間の隙間を流動性硬化部材で埋めるための貫通穴が設け
    られていることを特徴とするインクジェット記録ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】前記第1基板と第2基板とは、前記第2基
    板の凹凸部の凸部位と前記流動性硬化部材で埋められた
    サブユニットの隙間とが対応するように接合され、前記
    サブユニット間の隙間が流動性硬化部材で埋められてな
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録ヘッド。
  3. 【請求項3】前記流動性硬化部材が、常温硬化性樹脂で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    インクジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】インクの吐出口からインクを吐出するため
    に利用されるインク吐出圧発生素子を有した第1基板
    と、該第1基板と接合することによってインク路を構成
    することのできる凹凸部を一体的に備えた第2基板と、
    前記インク路に連通するインク吐出口が形成された吐出
    口形成部材とを備えたインクジェット記録ヘッドの製造
    方法において、 前記第1基板をインクを吐出するために利用されるイン
    ク吐出圧発生素子を形成した短尺基板からなるサブユニ
    ットをベースプレート上に複数個配列して形成し、前記
    第1基板を保持するベースプレート上の前記サブユニッ
    ト間の隙間に対応する部位に設けられた貫通穴から流動
    性硬化部材を流し、該流動性硬化部材によって前記サブ
    ユニット間の隙間を埋めることを特徴とするインクジェ
    ット記録ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】前記第1基板と第2基板とを、前記第2基
    板の凹凸部の凸部位と前記流動性硬化部材で埋められた
    サブユニットの隙間とが対応するように接合し、前記サ
    ブユニット間の隙間を流動性硬化部材で埋めることを特
    徴とする請求項4に記載のインクジェット記録ヘッドの
    製造方法。
  6. 【請求項6】前記流動性硬化部材が、常温硬化性樹脂で
    あることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の
    インクジェット記録ヘッドの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7600855B2 (en) 2005-03-24 2009-10-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Liquid droplet ejecting head bar, liquid droplet ejecting device, and liquid droplet ejecting head bar manufacturing method

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