JP2000190026A - 鋼板の巻き取り機 - Google Patents

鋼板の巻き取り機

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JP2000190026A
JP2000190026A JP36661698A JP36661698A JP2000190026A JP 2000190026 A JP2000190026 A JP 2000190026A JP 36661698 A JP36661698 A JP 36661698A JP 36661698 A JP36661698 A JP 36661698A JP 2000190026 A JP2000190026 A JP 2000190026A
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steel sheet
roll
winding
steel plate
pressing roller
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Hideo Shimizu
秀夫 清水
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SHIMIZU KIKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設定長さの鋼板を巻き取って切断した際、鋼板
の切断端縁近傍を押圧ローラが押圧するように自動的に
巻き取る。 【解決手段】設定長さ繰り出された鋼板Hが切断された
際、対応するタイマー回路を作動させ、鋼板Hの切断端
縁近傍が押圧ローラ53によって押圧されるように、電
動モータを設定時間回転駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板の巻き取り機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メーカにて製造された鋼板ロール
を受け取って鋼板を繰り出し、その鋼板を所定長さに巻
き取ってユーザーに供給する鋼板の巻き取り装置が知ら
れている。
【0003】この巻き取り装置10は、図6に示すよう
に、鋼板ロールHRを支持してその鋼板Hを繰り出すア
ンコイラー11と、このアンコイラー11を介して繰り
出された鋼板Hを上下から挾み込んで送り出すピンチロ
ール12と、巻き取られた鋼板Hの長さを計測するゲー
ジロール13と、繰り出された鋼板Hを所定幅に切断す
るスリッター14と、鋼板Hを切断するシャー15と、
繰り出された鋼板Hを巻き取る巻き取りロール体16お
よび該巻き取りロール体16に巻き取られた鋼板Hを押
圧する押圧ローラ17を有する巻き取り機18と、から
構成されている。そして、鋼板ロールHRをアンコイラ
ー11で支持し、その鋼板Hの一端をピンチロール1
2、ゲージロール13を経て巻き取りロール体16に固
定した後、巻き取りロール体16を回転駆動させると同
時に、必要に応じてスリッター14を作動させることに
より、所定幅に切断された鋼板Hを押圧ローラ17との
間で挟み込んで巻き取りロール体16に巻き取り、ゲー
ジロール13を介して設定長さの鋼板Hが巻き取られた
ならば、シャー15で切断した後、鋼板ロールRを図示
しない取り出し機構を介して巻き取りロール体16から
取り出し、ユーザーに供給するようにしている(例え
ば、出願人の出願に係る特開平8−71645号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、巻き取りロ
ール体16に巻き取った鋼板ロールRを取り出し機構に
よって取り出す際、シャー15で切断した鋼板Hの切断
端縁近傍が押圧ローラ17によって押圧されていない
と、鋼板Hの切断端縁近傍がその剛性により鋼板ロール
Rの接線方向に延長することになり、その切断端縁近傍
の長さによっては巻き取り機18と干渉して損傷させる
おそれがある。このため、シャー15と巻き取り機18
間の鋼板Hをその切断端縁近傍が押圧ローラ17によっ
て押圧される位置まで巻き取る必要がある。このような
鋼板Hの切断端部の巻き取り作業は、巻き取りロール体
16を回転駆動する電動モータのクラッチを切断した
後、作業者が手作業で巻き取りロール体16を回転させ
て巻き取るようにしており、作業性が低い他、安全性に
難がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、シャーで切断された鋼板の切断端縁近傍を
押圧ローラが押圧するように自動的に巻き取ることので
きる鋼板の巻き取り機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、繰り出された鋼板を電動モータを介して巻
き取る巻き取りロール体および巻き取りロール体に巻き
取られる鋼板を押圧する回転自在な押圧ローラとを少な
くとも備えた巻き取り機において、前記電動モータを設
定時間回転駆動させる1個もしくは複数個のタイマー回
路を設け、繰り出された鋼板が設定された長さで切断さ
れた際、選択されたタイマー回路を介して電動モータを
設定時間回転駆動させ、鋼板の切断端縁近傍を押圧ロー
ラが押圧するように巻き取ることを特徴とするものであ
る。
【0007】この発明よれば、繰り出された鋼板が設定
された長さで切断された際、対応するタイマー回路を作
動させることにより、鋼板の切断端縁近傍が押圧ローラ
によって押圧されるように、電動モータを設定時間回転
駆動させることができることから、鋼板の切断端部の巻
き取り作業を自動的に行うことができ、安全性および作
業性を向上させることができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、繰り出され
た鋼板を電動モータを介して巻き取る巻き取りロール体
および巻き取りロール体に巻き取られる鋼板を押圧する
回転自在な押圧ローラとを少なくとも備えた巻き取り機
において、前記押圧ローラは回転数検知手段を備え、繰
り出された鋼板が設定された長さで切断された際、押圧
ローラが回転数検知手段を介して設定回転数回転するま
で電動モータを回転駆動させ、鋼板の切断端縁近傍を押
圧ローラが押圧するように巻き取ることを特徴とするも
のである。
【0009】この発明によれば、繰り出された鋼板が設
定された長さで切断された際、押圧ローラに設けた回転
数検知手段により、鋼板の切断端縁近傍が押圧ローラに
よって押圧されるように、押圧ローラが設定回転数回転
するまで電動モータを回転駆動させることができること
から、鋼板の切断端部の巻き取り作業を自動的に行うこ
とができ、安全性および作業性を向上させることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1および図2には、本発明の鋼板の巻き
取り機1が示されている。この巻き取り機1は、固定フ
レーム2と、この固定フレーム2に設けられた軸受3を
介して片持ち状に回転自在に軸支された回転軸41を有
する巻き取りロール体4と、この巻き取りロール体4に
巻き取られる鋼板Hを押圧する押圧ローラ機構5と、巻
き取りロール体4に巻き取られた鋼板Hによって形成さ
れる鋼板ロールRを取り出す取り出し機構6と、鋼板H
を巻き取りロール体4に導くガイドシュート7から構成
されている。
【0012】巻き取りロール体4は、詳細には図示しな
いが、回転軸41と一体に固定され、中心角が約180
度の管状体の一部を形成する固定側ドラムと、この固定
側ドラムに回転軸41と平行な軸支部回りに回動自在に
軸支され、中心角が約180度の管状体の一部を形成す
る可動側ドラムと、軸心方向両端において、固定側ドラ
ムと可動側ドラム間に配設されて可動側ドラムの先端を
固定側ドラムの先端に当接するように付勢するスプリン
グと、軸心方向両端において、固定側ドラムと可動側ド
ラム間に配設され、スプリングの付勢力に抗して可動側
ドラムの先端を固定側ドラムの先端から離隔するように
拡開させる開閉シリンダから構成されている。
【0013】このため、開閉シリンダを伸長作動させる
と、スプリングの付勢力に抗して可動側ドラムの先端を
固定側ドラムの先端から離隔させ、その基端を固定側ド
ラムの基端に当接させることができる。一方、開閉シリ
ンダを縮小作動させると、スプリングの付勢力により可
動側ドラムの先端を固定側ドラムの先端に当接させ、そ
の基端を固定側ドラムの基端から離隔させることができ
る。
【0014】ここで、開閉シリンダを縮小作動させるこ
とによって可動側ドラムの基端と固定側ドラムの基端間
に形成される隙間に鋼板Hの前端を挿入することができ
るとともに、開閉シリンダを伸長作動させることによっ
て鋼板Hの前端を挟み込んで止着することができる。
【0015】なお、回転軸41の基端は、電動モータ4
2の出力軸に連結され、電動モータ42の回転が回転軸
41に伝動されて巻き取りロール体4が回転し、鋼板H
を巻き取ることができる。
【0016】また、押圧ローラ機構5は、巻き取りロー
ル体4の上方に位置して固定フレーム2に間隔をおいて
設けられた複数本の押圧シリンダ51と、これらの各押
圧シリンダ51のピストンロッドに連結されたブラケッ
ト52と、ブラケット52に回転自在に軸支された複数
個の押圧ローラ53からなり、押圧シリンダ51を伸長
作動させることにより、巻き取りロール体4に巻き取ら
れた鋼板Hに押圧ローラ53を押し付けて整列させてい
る。
【0017】取り出し機構6は、巻き取りロール体4に
巻き取られた鋼板ロールRを取り出すもので、巻き取り
ロール体4の幅方向の一端近傍に配置されたU字状の押
し出しプレート61と、押し出しプレート61を巻き取
りロール体4の軸心方向に摺動させる押し出しシリンダ
62と、押し出しシリンダ62を挾持するように配置さ
れ、押し出しプレート61の軸心方向移動を案内する2
本のガイドロッド63からなり、押し出しシリンダ62
を伸長作動させることにより、押し出しプレート61を
図1の右側から左側に向けて2本のガイドロッド63に
沿って移動させ、巻き取りロール体4に巻き取られた鋼
板ロールRを押し出し、巻き取りロール体4から押し出
すものである。
【0018】ここで、押し出しシリンダ62には、ロッ
ドレスシリンダが採用されており、その可動部に押し出
しプレート61が連結されている。このように、押し出
しシリンダ62にロッドレスシリンダを採用すると、押
し出し機構6の全長をほぼ巻き取りロール体4の長さに
相当する範囲内に収容することができる。
【0019】ガイドシュート7は、鋼板Hを巻き取りロ
ール体4に案内するもので、その傾斜角度は傾斜シリン
ダ(図示せず)を介して調節できるようになっている。
すなわち、巻き取り開始状態では、前述した隙間にその
先端が対向するように位置決めされ、一方、巻き取りロ
ール体4に鋼板Hが巻き取られることでその鋼板ロール
Rの直径が増加するにしたがってそのストロークを減少
させて傾斜角度を強め、ガイドシュート7の延長線が鋼
板ロールRの接線となるよう制御される。
【0020】一方、図3に示すように、巻き取りロール
体4に鋼板Hを巻き取る電動モータ42には、複数個の
操作スイッチSW(SW1,SW2,SW3…)および
該操作スイッチSW(SW1,SW2,SW3…)にそ
れぞれ対応して複数個のタイマー回路T(T1,T2,
T3…)が接続されている。したがって、各操作スイッ
チSWを操作することによって対応するタイマー回路T
が作動し、該タイマー回路Tで設定された時間だけ電動
モータ42を回転駆動させることができる。
【0021】すなわち、ゲージロールを介して設定され
た長さの鋼板Hが巻き取りロール体4に巻き取られ、シ
ャーで切断された状態において、シャー(鋼板Hの切断
端縁)から鋼板ロールRに対する押圧ローラ53の接触
位置までの鋼板Hの切断端部の長さは各鋼板ロールRに
よって一定となる。このため、各鋼板ロールRに対応す
る一定長さの鋼板Hの切断端部を巻き取るのに必要な時
間が各タイマー回路Tによって設定されている他、各操
作スイッチSWは、設定された鋼板Hの巻き取り長さで
ある各鋼板ロールRに対応されている。
【0022】例えば、図5に示すように、設定長さの鋼
板Hが巻き取りロール体4に巻き取られた鋼板ロールR
1の直径をD1、シャーS(鋼板Hの切断端縁)と巻き
取りロール体4に巻き取られる鋼板Hの、鋼板ロールR
1との接点までの距離をL、鋼板Hと鋼板ロールR1と
の接点から鋼板ロールR1と押圧ローラ53との接触位
置までのなす内周角をθ1とすると、切断端縁から押圧
ローラ53に達するまでの鋼板Hの切断端部の長さは、
L+πD1・θ1/360となる。また、電動モータ4
2の回転数をNrpmとすると、1秒間に巻き取る鋼板
Hの長さは、πD1・N/60となる。したがって、切
断端縁から押圧ローラ53に達するまでの鋼板Hの切断
端部の長さ(L+πD1・θ1/360)を巻き取るた
めに必要な時間t1は、(L+πD1・θ1/360)
/(πD1・N/60)となる。そして、鋼板ロールR
1において、その切断端部を巻き取るのに必要な時間t
1がタイマー回路T1によって設定されている他、該タ
イマー回路T1に操作スイッチSW1が対応されてい
る。
【0023】同様に、鋼板Hの巻き取り長さが異なる鋼
板ロールR2についても、その直径をD2、鋼板Hと鋼
板ロールR2との接点から鋼板ロールR2と押圧ローラ
53との接触位置までのなす内周角をθ2とすると、切
断端縁から押圧ローラ53に達するまでの鋼板Hの切断
端部の長さは、L+πD2・θ2/360となり、この
鋼板Hの切断端部を巻き取るために必要な時間t2は、
(L+πD2・θ2/360)/(πD2・N/60)
となる。そして、鋼板ロールR2において、その切断端
部を巻き取るのに必要な時間t2がタイマー回路T2に
よって設定されている他、該タイマー回路T2に操作ス
イッチSW2が対応されている。
【0024】なお、シャーSと巻き取りロール体4に巻
き取られる鋼板Hの、鋼板ロールとの接点までの距離L
は、鋼板ロールRの直径が変化すると、厳密にいえば変
化することになるが、その変化量は小さく、無視するこ
とができる。
【0025】次に、本実施形態の作動について説明する
と、図示しないリコイラーから繰り出された鋼板Hは、
ピンチロール、ゲージロールを経て巻き取り機1のガイ
ドシュート7まで引き出されている。ここで、電動モー
タ42を介して回転軸41、すなわち、巻き取りロール
体4を、ガイドシュート7の延長線上に巻き取りロール
体の隙間が臨む位置まで回転駆動させる。次いで、ピン
チロールを作動させ、鋼板Hを所定距離送り出すことに
より、その前端をガイドシュート7を経て巻き取りロー
ル体4に形成された隙間に挿入する。その後、図示しな
い開閉シリンダを伸長作動させて可動側ドラムを回動さ
せ、隙間に導かれた鋼板Hを固定側ドラムとの間で挾み
込む。
【0026】この後、ピンチロールを回転駆動させると
同時に、電動モータ42を回転駆動させ、さらに、必要
ならば、スリッターを作動させることにより、鋼板Hを
送り出すと同時に、巻き取りロール体4への巻き取りを
開始する。この場合、押圧ローラ機構5の押圧ローラ5
3は、押圧シリンダ51を介して徐々に外径が増加する
鋼板ロールRを押圧して整列させている他、ガイドシュ
ート7は、傾斜シリンダを介して徐々に外径が増加する
鋼板ロールRに対応してその傾斜角度を強めるものであ
る。
【0027】このようにして設定長さの鋼板Hが巻き取
られたならば、シャーSを作動させて鋼板Hを切断した
後、作業者が鋼板Hの巻き取り長さに対応する操作スイ
ッチSWを操作することにより、対応するタイマー回路
Tを介して設定時間だけ電動モータ42を回転駆動させ
ることができる。この結果、鋼板Hの切断端縁近傍が押
圧ローラ53によって押圧されるように、鋼板Hの切断
端部を自動的に巻き取ることができる。
【0028】その後、再び開閉シリンダを縮小作動させ
て可動側ドラムを回動させ、固定側ドラムとの間に隙間
を形成して巻き取りロール体4に一端が止着された鋼板
Hを開放する。次いで、押し出しシリンダ62を伸長作
動させると、押し出しプレート61がガイドロッド63
に案内されつつ巻き取りロール体4の軸線方向に移動す
る結果、鋼板ロールRは、巻き取りロール体4の自由端
側から離脱し、取り出される。この際、鋼板ロールRに
おける鋼板Hの切断端縁近傍は、押圧ローラ53によっ
て押圧されていることから、鋼板ロールRの取り出し
時、巻き取り機1と干渉することはない。
【0029】以上のように、設定された長さの鋼板Hが
巻き取られて鋼板ロールRが形成された際、その鋼板ロ
ールRに合わせて対応する操作スイッチSWを操作すれ
ば、鋼板Hの切断端部をその切断端縁近傍が押圧ローラ
53に押圧されるように自動的に巻き取ることができる
ことから、安全に巻き取り作業を行うことができるとと
もに、作業性を向上させることができる。
【0030】ところで、前述した実施形態においては、
タイマー回路Tを設け、該タイマー回路Tによって鋼板
Hの切断端部の長さを巻き取るのに必要な時間だけ電動
モータ42を回転駆動させる場合を例示したが、図4に
示すように、押圧ローラ53に回転数検知手段、例え
ば、ロータリーエンコーダEを設けて対応することもで
きる。すなわち、前述したように、鋼板Hの切断端縁か
ら押圧ローラ53までの鋼板Hの切断端部の長さは、鋼
板ロールR毎に一定であることから、押圧ローラ53の
1回転当たりの鋼板Hの移動量によって押圧ローラ53
が設定回転数回転した場合に鋼板Hの切断端縁近傍が押
圧ローラ53によって押圧されるかを把握することがで
きる。
【0031】このため、押圧ローラ53にロータリーエ
ンコーダEが連結されて押圧ローラ53の回転数を検出
するようにしており、このロータリーエンコーダEの検
出結果は、パソコンンなどの制御装置Cに出力されてい
る。そして、制御装置Cには、操作スイッチSWが接続
されているとともに、電動モータ42が接続されてい
る。この結果、ロータリーエンコーダE、すなわち、押
圧ローラ53が設定回転数だけ回転するように電動モー
タ42を回転駆動するように制御することができる。
【0032】この実施形態においても、設定長さの鋼板
Hが巻き取られたならば、シャーSを作動させて鋼板H
を切断した後、作業者が鋼板Hの巻き取り長さに対応す
る操作スイッチSWを操作すれば、押圧ローラ53、す
なわち、ロータリーエンコーダEが設定回転数だけ回転
するように電動モータ42を回転駆動させることができ
る。この結果、鋼板Hの切断端縁近傍が押圧ローラ53
によって押圧されるように、鋼板Hの切断端部を自動的
に巻き取ることができることから、安全に巻き取り作業
を行うことができるとともに、作業性を向上させること
ができる。
【0033】この場合、制御装置Cにゲージロールによ
る検出結果を入力すると、設定された鋼板Rの巻き取り
長さに対応する鋼板ロールRの直径を把握することが可
能となり、各鋼板ロールRについて、鋼板Hの切断端縁
近傍が押圧ローラ53に押圧されるために必要な押圧ロ
ーラ53の回転数を予め設定することができることか
ら、1個の操作スイッチで全ての押圧ローラRに対応す
ることができる利点がある。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャーで
切断された鋼板の切断端縁近傍を押圧ローラが押圧する
ように自動的に巻き取ることができ、安全性および作業
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋼板の巻取り機を示す正面図である。
【図2】図1に示した本発明の鋼板の巻取り機の側面図
である。
【図3】鋼板の切断端部を巻き取るための回路図であ
る。
【図4】鋼板の切断端部を巻き取るための他の回路構成
図である。
【図5】鋼板の切断端部を示す説明図である。
【図6】鋼板の巻き取り装置の概略を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 巻取り機 4 巻き取りロール体 42 電動モータ 5 押圧ローラ機構 53 押圧ローラ H 鋼板 R,R1 鋼板ロール T,T1,T2,T3 タイマー回路 SW,SW1,SW2,SW3 操作スイッチ E ロータリーエンコーダ(回転数検知手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り出された鋼板を電動モータを介して
    巻き取る巻き取りロール体および巻き取りロール体に巻
    き取られる鋼板を押圧する回転自在な押圧ローラとを少
    なくとも備えた巻き取り機において、前記電動モータを
    設定時間回転駆動させる1個もしくは複数個のタイマー
    回路を設け、繰り出された鋼板が設定された長さで切断
    された際、選択されたタイマー回路を介して電動モータ
    を設定時間回転駆動させ、鋼板の切断端縁近傍を押圧ロ
    ーラが押圧するように巻き取ることを特徴とする鋼板の
    巻き取り機。
  2. 【請求項2】 繰り出された鋼板を電動モータを介して
    巻き取る巻き取りロール体および巻き取りロール体に巻
    き取られる鋼板を押圧する回転自在な押圧ローラとを少
    なくとも備えた巻き取り機において、前記押圧ローラは
    回転数検知手段を備え、繰り出された鋼板が設定された
    長さで切断された際、押圧ローラが回転数検知手段を介
    して設定回転数回転するまで電動モータを回転駆動さ
    せ、鋼板の切断端縁近傍を押圧ローラが押圧するように
    巻き取ることを特徴とする鋼板の巻き取り機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104525622A (zh) * 2014-11-10 2015-04-22 江苏亨特宏业重工有限公司 金属产品用热轧机的面压辊机构
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WO2021248751A1 (zh) * 2020-06-13 2021-12-16 上海梅山钢铁股份有限公司 一种实施无间隙推钢的控制装置和控制方法

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