JP2000189044A - 充填の用意の整ったプラスチックソ―セ―ジ外皮 - Google Patents
充填の用意の整ったプラスチックソ―セ―ジ外皮Info
- Publication number
- JP2000189044A JP2000189044A JP11364810A JP36481099A JP2000189044A JP 2000189044 A JP2000189044 A JP 2000189044A JP 11364810 A JP11364810 A JP 11364810A JP 36481099 A JP36481099 A JP 36481099A JP 2000189044 A JP2000189044 A JP 2000189044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular film
- layer
- gathering
- polyamide
- gathered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C13/0013—Chemical composition of synthetic sausage casings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C2013/0053—Sausage casings multilayer casings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C2013/0063—Sausage casings containing polyamide, e.g. nylon, aramide
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C2013/0083—Sausage casings biaxially oriented
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C2013/0086—Sausage casings shrinkable casings
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザーが追加的に洗浄する必要がなくそし
て充填プロセス中高められた直径の一定性及び信頼でき
る機械加工性を保持するような方法で簡単に調整される
大きな圧縮比を有する充填の用意の整ったギャザリング
された管状フイルムを提供する。 【解決手段】 少なくとも3つの層を有しそして充填の
用意ができた状態に調整されたギャザリングされた二軸
延伸の収縮可能な管状フイルムであって、該フイルム
は、内側及び外側にポリアミドをベースとする層を有
し、中央に水バリヤー層を有し、そしてギャザリングの
前に、多くても外側ポリアミド層の飽和限界に相当する
量の0.01〜0.5mmの小滴寸法を有する噴霧媒体
の微細な小滴を外側に噴霧されており、次いで噴霧媒体
が外側層にしみ込むまで周囲との水分の交換なしで貯蔵
されている管状フイルム。
て充填プロセス中高められた直径の一定性及び信頼でき
る機械加工性を保持するような方法で簡単に調整される
大きな圧縮比を有する充填の用意の整ったギャザリング
された管状フイルムを提供する。 【解決手段】 少なくとも3つの層を有しそして充填の
用意ができた状態に調整されたギャザリングされた二軸
延伸の収縮可能な管状フイルムであって、該フイルム
は、内側及び外側にポリアミドをベースとする層を有
し、中央に水バリヤー層を有し、そしてギャザリングの
前に、多くても外側ポリアミド層の飽和限界に相当する
量の0.01〜0.5mmの小滴寸法を有する噴霧媒体
の微細な小滴を外側に噴霧されており、次いで噴霧媒体
が外側層にしみ込むまで周囲との水分の交換なしで貯蔵
されている管状フイルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体又はペースト
状で包装される充填物を包むための、好ましくはソーセ
ージ肉のための、充填の用意の整った状態に調整された
(conditioned in ready−to
fill form)、ギャザリングされた(gath
ered)多層の二軸延伸収縮可能な、ポリアミドをベ
ースとする管状フイルムに関する。
状で包装される充填物を包むための、好ましくはソーセ
ージ肉のための、充填の用意の整った状態に調整された
(conditioned in ready−to
fill form)、ギャザリングされた(gath
ered)多層の二軸延伸収縮可能な、ポリアミドをベ
ースとする管状フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】合成ソーセージケーシングに関する開発
は、経済的な要因及び環境的な要因に関して食肉加工業
の変化する要求に合致する製品を提供するべき要求によ
り特徴付けられる。
は、経済的な要因及び環境的な要因に関して食肉加工業
の変化する要求に合致する製品を提供するべき要求によ
り特徴付けられる。
【0003】他のプラスチックと協力したポリアミド
(PA)をベースとする多層の二軸延伸のプラスチック
ケーシングは、煮沸されたソーセージ(boiled
sausages)及び煮沸するソーセージ(boil
ing sausages)の製造に、多くの点で長い
間好都合であることが証明されてきた。
(PA)をベースとする多層の二軸延伸のプラスチック
ケーシングは、煮沸されたソーセージ(boiled
sausages)及び煮沸するソーセージ(boil
ing sausages)の製造に、多くの点で長い
間好都合であることが証明されてきた。
【0004】当業者は、二軸延伸を、ポリマー材料のガ
ラス転移温度と溶融温度との間の温度における熱可塑性
押出物の横方向及び縦方向への伸張(stretchi
ng)を意味するものと考える。二軸延伸は、普通は、
2つの異なる周速度で動いているローラ対の間にガス又
は流体漏れのないように閉じ込められたガス又は流体圧
クッションで満たされたバブルによって行われる。延伸
中、固体状態にある管状フイルムの分子は横方向及び縦
方向の両方の弾性率及び強度が相当増加するように整列
させられる。延伸の後一般に更に熱処理が行われる。
ラス転移温度と溶融温度との間の温度における熱可塑性
押出物の横方向及び縦方向への伸張(stretchi
ng)を意味するものと考える。二軸延伸は、普通は、
2つの異なる周速度で動いているローラ対の間にガス又
は流体漏れのないように閉じ込められたガス又は流体圧
クッションで満たされたバブルによって行われる。延伸
中、固体状態にある管状フイルムの分子は横方向及び縦
方向の両方の弾性率及び強度が相当増加するように整列
させられる。延伸の後一般に更に熱処理が行われる。
【0005】ドイツ特許第4339337号(DE43
39337)は、食品を包装するため及び包むための5
層の二軸延伸管状フイルムを記載している。このケーシ
ングは、同じポリアミド材料の内側層と外側層と中央の
ポリオレフイン層並びに同じ材料から成る2つのカップ
リング層から作られていることを特徴とする。
39337)は、食品を包装するため及び包むための5
層の二軸延伸管状フイルムを記載している。このケーシ
ングは、同じポリアミド材料の内側層と外側層と中央の
ポリオレフイン層並びに同じ材料から成る2つのカップ
リング層から作られていることを特徴とする。
【0006】ヨーロッパ特許第5630538号(EP
530538)は、少なくとも3つのポリアミド層を有
する5層の同時押出された二軸延伸管状フイルムであっ
て、水及び酸素に対するバリヤー性を有するポリマー層
が内側ポリアミド層と外側ポリアミド層との間に配置さ
れているフイルムを記載している。
530538)は、少なくとも3つのポリアミド層を有
する5層の同時押出された二軸延伸管状フイルムであっ
て、水及び酸素に対するバリヤー性を有するポリマー層
が内側ポリアミド層と外側ポリアミド層との間に配置さ
れているフイルムを記載している。
【0007】例えば、上記した管状フイルムの極めて効
率的な加工は、食肉加工業には非常に重要である。従っ
て管状フイルムはギャザリングプロセス(gather
ing process)に付され、このギャザリング
プロセスにおいては、それらのフイルムはギャザリング
マンドレル(gathering mandrel)上
で一緒に折りたたまれて(folded togeth
er)、ギャザリングされた“カタピラー”(gath
ered “catapiller”)を形成し、それ
ゆえギャザリングされたチューブの長さを劇的に減少さ
せる。管状材料のギャザリングは例えば、DE8944
623C2から知られる。
率的な加工は、食肉加工業には非常に重要である。従っ
て管状フイルムはギャザリングプロセス(gather
ing process)に付され、このギャザリング
プロセスにおいては、それらのフイルムはギャザリング
マンドレル(gathering mandrel)上
で一緒に折りたたまれて(folded togeth
er)、ギャザリングされた“カタピラー”(gath
ered “catapiller”)を形成し、それ
ゆえギャザリングされたチューブの長さを劇的に減少さ
せる。管状材料のギャザリングは例えば、DE8944
623C2から知られる。
【0008】乾燥状態におけるポリアミドをベースとす
る管状フイルムの柔軟性は、この管状フイルムがしわ
(crease)なしで充填されるのには不十分であ
り、そして滑らかでしわのない(crease−fre
e)ソーセージが得られるような煮沸又は調理操作後の
十分な収縮性を保持するように適用される(appli
ed)のには不十分である。この理由で、肉を充填する
少し前に管状ポリアミドフイルムを冷水及び熱水中に浸
漬するか又は冷水及び熱水で洗浄する。この手順は中で
もドイツ特許第3426723号(DE342672
3)に記載されている。
る管状フイルムの柔軟性は、この管状フイルムがしわ
(crease)なしで充填されるのには不十分であ
り、そして滑らかでしわのない(crease−fre
e)ソーセージが得られるような煮沸又は調理操作後の
十分な収縮性を保持するように適用される(appli
ed)のには不十分である。この理由で、肉を充填する
少し前に管状ポリアミドフイルムを冷水及び熱水中に浸
漬するか又は冷水及び熱水で洗浄する。この手順は中で
もドイツ特許第3426723号(DE342672
3)に記載されている。
【0009】ヨーロッパ特許第0248860号(EP
0248860)は、ギャザリングされた管状フイルム
が(gathered tubular film
s)、例えば、ギャザリング滑剤(gathering
lubricant)の異なる適用率(applic
ation rates)により、水で洗浄する際に変
動可能な水吸収率を示し、それゆえ“カタピラー”内で
管状フイルムの異なるレベルの弾性を生じ、これは充填
の際に直径の変動も伴う。この理由で管状フイルムは、
水の内部泡(internal bubble of
water)を有する管状フイルムをロール巻すること
(rolling)により、ギャザリングの前に予備加
湿される。これは、水の量がロールの長さと共に減少す
るので、ロールの長さにわたる不均一な加湿という欠点
を有する。
0248860)は、ギャザリングされた管状フイルム
が(gathered tubular film
s)、例えば、ギャザリング滑剤(gathering
lubricant)の異なる適用率(applic
ation rates)により、水で洗浄する際に変
動可能な水吸収率を示し、それゆえ“カタピラー”内で
管状フイルムの異なるレベルの弾性を生じ、これは充填
の際に直径の変動も伴う。この理由で管状フイルムは、
水の内部泡(internal bubble of
water)を有する管状フイルムをロール巻すること
(rolling)により、ギャザリングの前に予備加
湿される。これは、水の量がロールの長さと共に減少す
るので、ロールの長さにわたる不均一な加湿という欠点
を有する。
【0010】ヨーロッパ特許第0640289号(EP
0640289)は、ギャザリングの際に、水とギャザ
リング滑剤との混合物(エマルション)を噴霧される充
填の用意の整った状態に調整されたギャザリングされた
食品ケーシングを記載しており、その際に噴霧性の確立
及び噴霧性の均一性を確実にすることが特に問題とな
る。
0640289)は、ギャザリングの際に、水とギャザ
リング滑剤との混合物(エマルション)を噴霧される充
填の用意の整った状態に調整されたギャザリングされた
食品ケーシングを記載しており、その際に噴霧性の確立
及び噴霧性の均一性を確実にすることが特に問題とな
る。
【0011】ヨーロッパ特許第0815732号(EP
0815732)は、ギャザリングの前に噴霧溶液を噴
霧される充填の用意の整ったソーセージ外皮を記載して
おり、この噴霧溶液は、乳化剤と共に、pH値を調節す
る物質、例えばソルビン酸カリウム、殺バクテリア剤及
び滑剤を含有する。エマルションの複雑な製造方法は欠
点であると考えることができる。
0815732)は、ギャザリングの前に噴霧溶液を噴
霧される充填の用意の整ったソーセージ外皮を記載して
おり、この噴霧溶液は、乳化剤と共に、pH値を調節す
る物質、例えばソルビン酸カリウム、殺バクテリア剤及
び滑剤を含有する。エマルションの複雑な製造方法は欠
点であると考えることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】かくして、ユーザーが
さらに洗浄する必要がなくそして充填プロセス中高めら
れた直径の一定性(consistency in d
iameter)及び信頼できる機械加工性を保持する
ような方法で簡単に調整される大きな圧縮比を有する充
填の用意の整ったギャザリングされた管状フイルムを提
供するという目的が生じた。
さらに洗浄する必要がなくそして充填プロセス中高めら
れた直径の一定性(consistency in d
iameter)及び信頼できる機械加工性を保持する
ような方法で簡単に調整される大きな圧縮比を有する充
填の用意の整ったギャザリングされた管状フイルムを提
供するという目的が生じた。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的は、二軸延伸
の、少なくとも3つの層を有し、収縮可能でありそして
両側(内側と外側)にポリアミドをベースとする層を有
し、中央に水バリヤー層を有し、随時好ましくは内側層
及び/又は外側層と中心層との間に1つ以上の更なる層
を有していてもよくそして先行する(prior)噴霧
加湿(spraymoistening)及びギャザリ
ング(gathering)によって充填の用意の整っ
た状態に調整される管状フイルムの提供により達成され
る。
の、少なくとも3つの層を有し、収縮可能でありそして
両側(内側と外側)にポリアミドをベースとする層を有
し、中央に水バリヤー層を有し、随時好ましくは内側層
及び/又は外側層と中心層との間に1つ以上の更なる層
を有していてもよくそして先行する(prior)噴霧
加湿(spraymoistening)及びギャザリ
ング(gathering)によって充填の用意の整っ
た状態に調整される管状フイルムの提供により達成され
る。
【0014】特定の噴霧加湿条件及び簡単に製造される
噴霧剤により、本発明に従う管状フイルムは、驚くべき
ことに、合成ソーセージ外皮としての好ましい使用の場
合にギャザリング及び充填に関する優れた加工特性を提
供することが見いだされた。
噴霧剤により、本発明に従う管状フイルムは、驚くべき
ことに、合成ソーセージ外皮としての好ましい使用の場
合にギャザリング及び充填に関する優れた加工特性を提
供することが見いだされた。
【0015】噴霧加湿は、随時更に慣用の殺菌・カビ剤
(fungicide)[例えば、商業的名称ソクレナ
(Sockrena)の下にボーデ・ヘミー(Bode
Chemie)により販売されている塩化第四級アン
モニウ化合物]及び/又は慣用の保存剤(例えばナトリ
ウム塩、製造者:メルク)を含有していてもよい、0.
01〜0.5mm、好ましくは0.05〜0.1mmの
小滴寸法の加湿に使用される噴霧媒体、好ましくは水
を、つぶされた(collapsed)管状フイルムが
慣用の市販の巻き取り機[例えばキューコ(Kuek
o)又はアイヘル(Eichel)により供給される]
を通過するにつれて該つぶされた管状フイルムの外側、
好ましくは両側に適用する(apply)ことにより本
発明に従って行われる。この操作で適用される噴霧媒体
の量は、好ましくは、適用された噴霧剤の量が多くても
外側ポリアミド層の飽和限界に相当するような噴霧装置
の配列及びロール巻操作の速度により調節される。本発
明の他の特定の態様では、噴霧剤の適用の外に、ギャザ
リング滑剤、例えばトリグリセリド混合物を別の装置に
より同じ操作において管状フイルム上に同時に移す(t
ransfer)ことができる。
(fungicide)[例えば、商業的名称ソクレナ
(Sockrena)の下にボーデ・ヘミー(Bode
Chemie)により販売されている塩化第四級アン
モニウ化合物]及び/又は慣用の保存剤(例えばナトリ
ウム塩、製造者:メルク)を含有していてもよい、0.
01〜0.5mm、好ましくは0.05〜0.1mmの
小滴寸法の加湿に使用される噴霧媒体、好ましくは水
を、つぶされた(collapsed)管状フイルムが
慣用の市販の巻き取り機[例えばキューコ(Kuek
o)又はアイヘル(Eichel)により供給される]
を通過するにつれて該つぶされた管状フイルムの外側、
好ましくは両側に適用する(apply)ことにより本
発明に従って行われる。この操作で適用される噴霧媒体
の量は、好ましくは、適用された噴霧剤の量が多くても
外側ポリアミド層の飽和限界に相当するような噴霧装置
の配列及びロール巻操作の速度により調節される。本発
明の他の特定の態様では、噴霧剤の適用の外に、ギャザ
リング滑剤、例えばトリグリセリド混合物を別の装置に
より同じ操作において管状フイルム上に同時に移す(t
ransfer)ことができる。
【0016】ロールに巻かれた管状フイルムは、次いで
好ましくは、液滴が表面にもはや見えなくなるような程
度に噴霧媒体がしみ込む(soak)まで、例えば約1
00μmの肉厚を有するポリエチレンのパウチ(pou
ch)内に、周囲との水分の交換を許容しないような方
法でロールに巻かれた状態で貯蔵される。この目的に必
要な貯蔵時間は一般に少なくとも24時間である。
好ましくは、液滴が表面にもはや見えなくなるような程
度に噴霧媒体がしみ込む(soak)まで、例えば約1
00μmの肉厚を有するポリエチレンのパウチ(pou
ch)内に、周囲との水分の交換を許容しないような方
法でロールに巻かれた状態で貯蔵される。この目的に必
要な貯蔵時間は一般に少なくとも24時間である。
【0017】本発明に従って加湿された管状フイルム
は、加湿されていない管状フイルムよりもはるかに高い
圧縮比でギャザリングすることができる。圧縮比、即
ち、ギャザリングされていない管状フイルムのギャザリ
ング長さ対ギャザリングされた“カタピラー”の長さの
比は<50乃至100より大に増加させることができ
る。更に、充填されていない状態及び充填された状態の
両方において、ギャザリングしわ(gathering
creases)は表面マークとして実質的にもはや
見られないか又は検出できず、その際この改良は軸方向
ギャザリング(axial gathering)又は
螺旋状ギャザリング(helical gatheri
ng)により達成される。充填されたソーセージの直径
の一定性(consistency)は明らかに増加し
ており、そして充填は実質的によりトラブルのない方式
で自動充填機で行うことができる。
は、加湿されていない管状フイルムよりもはるかに高い
圧縮比でギャザリングすることができる。圧縮比、即
ち、ギャザリングされていない管状フイルムのギャザリ
ング長さ対ギャザリングされた“カタピラー”の長さの
比は<50乃至100より大に増加させることができ
る。更に、充填されていない状態及び充填された状態の
両方において、ギャザリングしわ(gathering
creases)は表面マークとして実質的にもはや
見られないか又は検出できず、その際この改良は軸方向
ギャザリング(axial gathering)又は
螺旋状ギャザリング(helical gatheri
ng)により達成される。充填されたソーセージの直径
の一定性(consistency)は明らかに増加し
ており、そして充填は実質的によりトラブルのない方式
で自動充填機で行うことができる。
【0018】本発明に従う管状フイルムのポリアミドを
ベースとする層は、好ましくはPA6、PA66、PA
11、PA12から選ばれた線状脂肪族ポリアミド(P
A)及び/又はPA6,66、PA4,6、PA6,
6,PA6,8、PA6,9、PA6,10、PA6,
11、PA6,12又から選ばれる線状脂肪族コポリア
ミド又は上記したポリアミド及び/又はコポリアミドの
ブレンドを実質的な構成成分として含有し、そして更に
慣用の補助物質を慣用の量で含有することができる。或
る割合の芳香族ポリアミド又は部分的芳香族ポリアミド
を、例えばケーシングの加工性又はバリヤー性を改良す
るために、ポリアミド、コポリアミド又はブレンドに配
合することができる。本発明に従って充填の用意の整っ
た状態に調整されたギャザリングされた管状フイルムの
製造に適当な管状フイルム、特にソーセージ外皮は、バ
ルスローデル・ケイ・フレックス(Walsroder
Kflex)又はバルスローデル・ケイ・プラス(W
alsroder K plus)という名称で商業的
に入手可能である(Wolf WalsrodeA
G)。
ベースとする層は、好ましくはPA6、PA66、PA
11、PA12から選ばれた線状脂肪族ポリアミド(P
A)及び/又はPA6,66、PA4,6、PA6,
6,PA6,8、PA6,9、PA6,10、PA6,
11、PA6,12又から選ばれる線状脂肪族コポリア
ミド又は上記したポリアミド及び/又はコポリアミドの
ブレンドを実質的な構成成分として含有し、そして更に
慣用の補助物質を慣用の量で含有することができる。或
る割合の芳香族ポリアミド又は部分的芳香族ポリアミド
を、例えばケーシングの加工性又はバリヤー性を改良す
るために、ポリアミド、コポリアミド又はブレンドに配
合することができる。本発明に従って充填の用意の整っ
た状態に調整されたギャザリングされた管状フイルムの
製造に適当な管状フイルム、特にソーセージ外皮は、バ
ルスローデル・ケイ・フレックス(Walsroder
Kflex)又はバルスローデル・ケイ・プラス(W
alsroder K plus)という名称で商業的
に入手可能である(Wolf WalsrodeA
G)。
【0019】中央の水バリヤー層及び随意の更なる水バ
リヤー層は、好ましくは、実質的に水蒸気バリヤー性を
有する1種以上のポリオレフインから成り、該ポリオレ
フィンは、例えば、特にポリエチレン又はポリプロピレ
ン又はポリブテン又はそのコポリマーであり、それらは
複合接着(composite adhesion)を
改良するために変性された末端基を更に有していてもよ
く、又はいわゆるアイオノマーポリマー、例えば特にエ
チレン/アクリル酸コポリマーから製造されたZnアイ
オノマーも含有することができ、そして更に慣用の量の
慣用の補助物質を含んでいてもよい。
リヤー層は、好ましくは、実質的に水蒸気バリヤー性を
有する1種以上のポリオレフインから成り、該ポリオレ
フィンは、例えば、特にポリエチレン又はポリプロピレ
ン又はポリブテン又はそのコポリマーであり、それらは
複合接着(composite adhesion)を
改良するために変性された末端基を更に有していてもよ
く、又はいわゆるアイオノマーポリマー、例えば特にエ
チレン/アクリル酸コポリマーから製造されたZnアイ
オノマーも含有することができ、そして更に慣用の量の
慣用の補助物質を含んでいてもよい。
【0020】灰色化効果(greying effec
ts)を減少させるため及び仕上げられたソーセージの
保存寿命を改良するために、管状フイルムは、水バリヤ
ー層とは別に、更に酸素バリヤー性を有する少なくとも
1つの更なる層を含むことができる。これらの酸素バリ
ヤー層は、好ましくは、けん化されたエチレン酢酸ビニ
ル又はそれと他のポリマーとのブレンドから実質的に成
る。
ts)を減少させるため及び仕上げられたソーセージの
保存寿命を改良するために、管状フイルムは、水バリヤ
ー層とは別に、更に酸素バリヤー性を有する少なくとも
1つの更なる層を含むことができる。これらの酸素バリ
ヤー層は、好ましくは、けん化されたエチレン酢酸ビニ
ル又はそれと他のポリマーとのブレンドから実質的に成
る。
【0021】
【実施例】実施例及び比較実施例 下記の試験を下記の実施例に関して行った。
【0022】圧縮比 単位(m/m) 上記したとおり、圧縮比は、ギャザリング前のギャザリ
ングされたソーセージ外皮の長さ対所定のギャザリング
チューブ直径におけるギャザリングされた“カタピラ
ー”の長さの比である。例えば、60mmの直径のソー
セージ外皮、40mmのギャザリングマンドレル、ギャ
ザリングされたソーセージ外皮の長さ=30m及びギャ
ザリングされた“カタピラー”の長さ=0.42mで
は、圧縮比は30/0.42m/m=71m/mであ
る。
ングされたソーセージ外皮の長さ対所定のギャザリング
チューブ直径におけるギャザリングされた“カタピラ
ー”の長さの比である。例えば、60mmの直径のソー
セージ外皮、40mmのギャザリングマンドレル、ギャ
ザリングされたソーセージ外皮の長さ=30m及びギャ
ザリングされた“カタピラー”の長さ=0.42mで
は、圧縮比は30/0.42m/m=71m/mであ
る。
【0023】曲げ剛性 曲げ剛性はギャザリングされた“カタピラー”が、その
真っすぐな形状から、該真っすぐな形状から逸脱する曲
がった形状又は他の形状に変えられるのに抵抗する力を
意味すると考えられる。この試験は螺旋状ギャザリング
に関してのみ有利に使用することができる。1〜5のス
ケールでの品質評価が与えられており、1は大きな力を
意味しそして5は非常に小さな力を意味する。
真っすぐな形状から、該真っすぐな形状から逸脱する曲
がった形状又は他の形状に変えられるのに抵抗する力を
意味すると考えられる。この試験は螺旋状ギャザリング
に関してのみ有利に使用することができる。1〜5のス
ケールでの品質評価が与えられており、1は大きな力を
意味しそして5は非常に小さな力を意味する。
【0024】ギャザリングしわの評価(仕上げられたソ
ーセージの粗さ) ギャザリングプロセス中にソーセージ外皮がさらされる
極端な機械的荷重は、ギャザリングしわを形成させ、こ
れはときには仕上げられたソーセージにも見られること
がある。評価は1=目に見えるギャザリングしわマーク
はない、から5=ひどいギャザリングしわマーク、まで
のスケールで行われた。
ーセージの粗さ) ギャザリングプロセス中にソーセージ外皮がさらされる
極端な機械的荷重は、ギャザリングしわを形成させ、こ
れはときには仕上げられたソーセージにも見られること
がある。評価は1=目に見えるギャザリングしわマーク
はない、から5=ひどいギャザリングしわマーク、まで
のスケールで行われた。
【0025】直径の一定性 中でも製品の均一な直径により決定されうるソーセージ
製品の幾何学的均一性は工業的ユーザにとっては極めて
重要である。評価は、1=±0.1mmの直径の許容差
から5=±0.5mmの直径の許容差までのスケールを
使用して行われた。直径は長さ約25cmのソーセージ
の中央で測定された。
製品の幾何学的均一性は工業的ユーザにとっては極めて
重要である。評価は、1=±0.1mmの直径の許容差
から5=±0.5mmの直径の許容差までのスケールを
使用して行われた。直径は長さ約25cmのソーセージ
の中央で測定された。
【0026】充填挙動 充填挙動は、破裂又は他の欠陥なしにソーセージ外皮が
充填されうる信頼性を意味するものと考えられる。評価
は、1=100“カタピラ”内で欠陥なし、から5=1
00“カタピラ”内で少なくとも5つの欠陥あり、まで
の評価スケールを使用して行われた。
充填されうる信頼性を意味するものと考えられる。評価
は、1=100“カタピラ”内で欠陥なし、から5=1
00“カタピラ”内で少なくとも5つの欠陥あり、まで
の評価スケールを使用して行われた。
【0027】実施例 以下の実施例及び比較実施例により本発明を説明する。
【0028】本発明に従って製造されたケーシング及び
比較実施例において使用された種々のポリマーは以下の
略号で示される。
比較実施例において使用された種々のポリマーは以下の
略号で示される。
【0029】 PA ポリアミド6 例えばDurethan B40 F(Bayer AG) PO−HV プロピレンをベースとする 例えばBynel E379(デ コポリマーカップリング剤 ュポン) XX エチレン/ビニルアルコー 例えばEVAL LC F 10 ルコポリマー 1 BZ(クラレ) aPA 部分芳香族コポリアミド 例えばSeler PA3426 (デュポン) MB ポリアミド−6をベースと 例えば着色したマスターバッチ するマスターバッチ PAゴールド実施例1 (B1) 公称直径60mmの市販の製品バルスローデル K プ
ラス SK(Walsroder K plus S
K)(製造者,Wolff WalsrodeAG,W
alsrode)を全重量増加8%で本発明に従って噴
霧加湿しそして、24時間の待ち時間の後、50mを、
40mmのギャザリングチューブ直径を有する軸方向ギ
ャザリング機でギャザリング滑剤によりギャザリングし
て420mmの“カタピラー”長さとした。このソーセ
ージ外皮は更に洗浄しないで充填された。
ラス SK(Walsroder K plus S
K)(製造者,Wolff WalsrodeAG,W
alsrode)を全重量増加8%で本発明に従って噴
霧加湿しそして、24時間の待ち時間の後、50mを、
40mmのギャザリングチューブ直径を有する軸方向ギ
ャザリング機でギャザリング滑剤によりギャザリングし
て420mmの“カタピラー”長さとした。このソーセ
ージ外皮は更に洗浄しないで充填された。
【0030】比較実施例1.1(VB1.1) 実施例1で使用したソーセージ外皮25mを、40mm
のギャザリングチューブ直径を有する軸方向ギャザリン
グ機でギャザリング滑剤により加湿なしでギャザリング
して420mmの“カタピラー”長さとした。
のギャザリングチューブ直径を有する軸方向ギャザリン
グ機でギャザリング滑剤により加湿なしでギャザリング
して420mmの“カタピラー”長さとした。
【0031】このソーセージ外皮は製造業者の指示[例
えば微温水(hand hot water)中で30
分]に従って洗浄されそして充填された。
えば微温水(hand hot water)中で30
分]に従って洗浄されそして充填された。
【0032】実施例2(B2) 公称直径60mmの市販の製品バルスローデル K フ
レックス レッド(Walsroder K flex
red)(製造者,Wolff Walsrode
AG,Walsrode)を全重量増加6%で本発明に
従って噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時間の後、
60mを、40mmのギャザリングチューブ直径を有す
る螺旋状ギャザリング機でギャザリング滑剤によりギャ
ザリングして420mmの“カタピラー”長さとした。
このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填された。
レックス レッド(Walsroder K flex
red)(製造者,Wolff Walsrode
AG,Walsrode)を全重量増加6%で本発明に
従って噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時間の後、
60mを、40mmのギャザリングチューブ直径を有す
る螺旋状ギャザリング機でギャザリング滑剤によりギャ
ザリングして420mmの“カタピラー”長さとした。
このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填された。
【0033】比較実施例2(VB2) 実施例2で使用したソーセージ外皮25mを、40mm
のギャザリングチューブ直径を有する螺旋状ギャザリン
グ機でギャザリング滑剤により加湿なしでギャザリング
して420mmの“カタピラー”長さとした。
のギャザリングチューブ直径を有する螺旋状ギャザリン
グ機でギャザリング滑剤により加湿なしでギャザリング
して420mmの“カタピラー”長さとした。
【0034】このソーセージ外皮は製造業者の指示[例
えば微温水中で30分]に従って洗浄されそして充填さ
れた。
えば微温水中で30分]に従って洗浄されそして充填さ
れた。
【0035】比較実施例3(VB3.1) 3層プラスチックソーセージ外皮を管状フイルム延伸法
により製造した。このソーセージ外皮は60mmの公称
直径と45μmの全厚さを有していた。
により製造した。このソーセージ外皮は60mmの公称
直径と45μmの全厚さを有していた。
【0036】層構造は、(内側)PA/コポリアミド/
PA(外側)であり、厚さのプロフイルは、(μm)
(内側)10/10/25(外側)であった。
PA(外側)であり、厚さのプロフイルは、(μm)
(内側)10/10/25(外側)であった。
【0037】このソーセージ外皮を、全重量増加6%で
上記のとおりに噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時
間の後、60mを、40mmのギャザリングチューブ直
径を有する軸方向ギャザリング機でギャザリング滑剤に
よりギャザリングして420mmの“カタピラー”長さ
とした。このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填さ
れた。
上記のとおりに噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時
間の後、60mを、40mmのギャザリングチューブ直
径を有する軸方向ギャザリング機でギャザリング滑剤に
よりギャザリングして420mmの“カタピラー”長さ
とした。このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填さ
れた。
【0038】比較実施例3(VB3.2) VB3.1と同様にして、しかし30mを加湿していな
い状態でギャザリングして420mmの“カタピラー”
長さとし、そして充填前に30分間洗浄した。
い状態でギャザリングして420mmの“カタピラー”
長さとし、そして充填前に30分間洗浄した。
【0039】実施例4(B4) 5層プラスチックソーセージ外皮を管状フイルム延伸法
により製造した。このソーセージ外皮は60mmの公称
直径と55μmの全厚さを有していた。
により製造した。このソーセージ外皮は60mmの公称
直径と55μmの全厚さを有していた。
【0040】層構造は、(内側)PA/PA+MB+a
PA/PO−HV/PA+MB+aPA/PA(外側)
であり、厚さのプロフイルは、(μm)(内側)5/2
0/5/20/5(外側)であった。
PA/PO−HV/PA+MB+aPA/PA(外側)
であり、厚さのプロフイルは、(μm)(内側)5/2
0/5/20/5(外側)であった。
【0041】このソーセージ外皮を、全重量増加6%で
本発明に従って噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時
間の後、60mを、40mmのギャザリングチューブ直
径を有する軸方向ギャザリング機でギャザリング滑剤に
よりギャザリングして420mmの“カタピラー”長さ
とした。このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填さ
れた。
本発明に従って噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時
間の後、60mを、40mmのギャザリングチューブ直
径を有する軸方向ギャザリング機でギャザリング滑剤に
よりギャザリングして420mmの“カタピラー”長さ
とした。このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填さ
れた。
【0042】実施例5 5層プラスチックソーセージ外皮を管状フイルム延伸法
により製造した。このソーセージ外皮は60mmの公称
直径と41μmの全厚さを有していた。
により製造した。このソーセージ外皮は60mmの公称
直径と41μmの全厚さを有していた。
【0043】層構造は、(内側)PA/PO−HV/X
X/PA+aPA/PA+MB(外側)であり、厚さの
プロフイルは、(μm)(内側)8/4/3/20/6
(外側)であった。
X/PA+aPA/PA+MB(外側)であり、厚さの
プロフイルは、(μm)(内側)8/4/3/20/6
(外側)であった。
【0044】このソーセージ外皮を、全重量増加6%で
本発明に従って噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時
間の後、50mを、40mmのギャザリングチューブ直
径を有する軸方向ギャザリング機でギャザリング滑剤に
よりギャザリングして420mmの“カタピラー”長さ
とした。このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填さ
れた。
本発明に従って噴霧加湿し、そして、24時間の待ち時
間の後、50mを、40mmのギャザリングチューブ直
径を有する軸方向ギャザリング機でギャザリング滑剤に
よりギャザリングして420mmの“カタピラー”長さ
とした。このソーセージ外皮は更に洗浄しないで充填さ
れた。
【0045】
【表1】
【0046】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
りである。
【0047】1.少なくとも3つの層を有しそして充填
の用意ができた状態に調整されたギャザリングされた二
軸延伸の収縮可能な管状フイルムであって、該フイルム
は、内側及び外側にポリアミドをベースとする層を有
し、中央に水バリヤー層を有し、そしてギャザリングの
前に、多くても外側ポリアミド層の飽和限界に相当する
量の0.01〜0.5mmの小滴寸法を有する噴霧媒体
の微細な小滴を外側に噴霧されており、次いで噴霧媒体
が外側層にしみ込むまで周囲との水分の交換なしで貯蔵
されていることを特徴とする管状フイルム。
の用意ができた状態に調整されたギャザリングされた二
軸延伸の収縮可能な管状フイルムであって、該フイルム
は、内側及び外側にポリアミドをベースとする層を有
し、中央に水バリヤー層を有し、そしてギャザリングの
前に、多くても外側ポリアミド層の飽和限界に相当する
量の0.01〜0.5mmの小滴寸法を有する噴霧媒体
の微細な小滴を外側に噴霧されており、次いで噴霧媒体
が外側層にしみ込むまで周囲との水分の交換なしで貯蔵
されていることを特徴とする管状フイルム。
【0048】2.噴霧媒体が水を含み、この水は随時更
に慣用の殺菌剤及び/又は慣用の保存剤を含有していて
もよいことを特徴とする上記1の管状フイルム。
に慣用の殺菌剤及び/又は慣用の保存剤を含有していて
もよいことを特徴とする上記1の管状フイルム。
【0049】3.ポリアミドをベースとする層が、PA
6、PA66、PA11、PA12から選ばれた線状脂
肪族ポリアミド(PA)及び/又はPA6,66、PA
4,6、PA6,6,PA6,8、PA6,9、PA
6,10、PA6,11、PA6,12から選ばれる線
状脂肪族コポリアミド又は上記したポリアミド及び/又
はコポリアミドのブレンドから実質的に成ることを特徴
とする上記1又は2の管状フイルム。
6、PA66、PA11、PA12から選ばれた線状脂
肪族ポリアミド(PA)及び/又はPA6,66、PA
4,6、PA6,6,PA6,8、PA6,9、PA
6,10、PA6,11、PA6,12から選ばれる線
状脂肪族コポリアミド又は上記したポリアミド及び/又
はコポリアミドのブレンドから実質的に成ることを特徴
とする上記1又は2の管状フイルム。
【0050】4.水バリヤー層が、水蒸気バリヤー性を
有する1種以上ポリオレフインから実質的に成ることを
特徴とする上記1〜3のいずれかの管状フイルム。
有する1種以上ポリオレフインから実質的に成ることを
特徴とする上記1〜3のいずれかの管状フイルム。
【0051】5.酸素バリヤー性を有する少なくとも1
つの更なる層を有することを特徴とする上記1〜4のい
ずれかの管状フイルム。
つの更なる層を有することを特徴とする上記1〜4のい
ずれかの管状フイルム。
【0052】6.内側及び外側にポリアミドをベースと
する層を有しそして中央に水バリヤー層を有する少なく
とも3つの層を有する二軸延伸の収縮可能な管状フイル
ムに、それが慣用の商業的噴霧機を通過するにつれて
0.01〜0.5mmの小滴寸法の噴霧媒体を多くても
外側ポリアミド層の飽和限界に相当する量で管状フイル
ムの両側にギャザリングの前に噴霧し、次いでロールに
巻かれた管状フイルムを、液滴が表面にもはや見られな
くなるような程度に噴霧媒体がしみ込むまで、周囲との
水分の交換を許容しない方式で、ロールに巻かれた状態
で貯蔵することを特徴とする上記1,3,4又は5のい
ずれかの充填の用意の整った状態に調整された管状フイ
ルムの製造方法。
する層を有しそして中央に水バリヤー層を有する少なく
とも3つの層を有する二軸延伸の収縮可能な管状フイル
ムに、それが慣用の商業的噴霧機を通過するにつれて
0.01〜0.5mmの小滴寸法の噴霧媒体を多くても
外側ポリアミド層の飽和限界に相当する量で管状フイル
ムの両側にギャザリングの前に噴霧し、次いでロールに
巻かれた管状フイルムを、液滴が表面にもはや見られな
くなるような程度に噴霧媒体がしみ込むまで、周囲との
水分の交換を許容しない方式で、ロールに巻かれた状態
で貯蔵することを特徴とする上記1,3,4又は5のい
ずれかの充填の用意の整った状態に調整された管状フイ
ルムの製造方法。
【0053】7.噴霧媒体が水を含み、この水は随時更
に慣用の殺菌剤及び/又は慣用の保存剤を含んでいても
よいことを特徴とする上記6の方法。
に慣用の殺菌剤及び/又は慣用の保存剤を含んでいても
よいことを特徴とする上記6の方法。
【0054】8.噴霧媒体の小滴寸法が0.05〜0.
1mmであることを特徴とする上記6又は7の方法。
1mmであることを特徴とする上記6又は7の方法。
【0055】9.噴霧媒体がつぶされた管状フイルムの
両側に適用されることを特徴とする上記6〜8のいずれ
かの方法。
両側に適用されることを特徴とする上記6〜8のいずれ
かの方法。
【0056】10.ロール巻期間中噴霧媒体の適用の外
に、ギャザリング滑剤を別の装置により同じ操作におい
て管状フイルム上に同時に移すことができることを特徴
とする上記6〜9のいずれかの方法。
に、ギャザリング滑剤を別の装置により同じ操作におい
て管状フイルム上に同時に移すことができることを特徴
とする上記6〜9のいずれかの方法。
【0057】11.ソーセージの製造のための合成ソー
セージ外皮としての上記1〜5のいずれかの管状フイル
ムの使用。
セージ外皮としての上記1〜5のいずれかの管状フイル
ムの使用。
フロントページの続き (72)発明者 デイルク・ポプフゼン ドイツ51373レーフエルクーゼン・カール −ルンプフト−シユトラーセ5 (72)発明者 オケ・ブラウアー ドイツ29664ヴアルスロデ・オスカー−ヴ オルフ−シユトラーセ16
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも3つの層を有しそして充填の
用意の整った状態に調整されたギャザリングされた二軸
延伸の収縮可能な管状フイルムであって、該フイルム
は、内側及び外側にポリアミドをベースとする層を有
し、中央に水バリヤー層を有し、そしてギャザリングの
前に、多くても該外側ポリアミド層の飽和限界に相当す
る量の0.01〜0.5mmの小滴寸法を有する噴霧媒
体の微細な小滴を外側に噴霧されており、次いで噴霧媒
体が外側層にしみ込むまで周囲との水分の交換なしで貯
蔵されていることを特徴とする管状フイルム。 - 【請求項2】 内側及び外側にポリアミドをベースとす
る層を有しそして中央に水バリヤー層を有する少なくと
も3つの層を有する二軸延伸の収縮可能な管状フイルム
に、ギャザリングの前にそれが慣用の商業的噴霧機を通
過するにつれて0.01〜0.5mmの小滴寸法の噴霧
媒体を多くても外側ポリアミド層の飽和限界に相当する
量で管状フイルムの両側に噴霧し、次いでロールに巻か
れた管状フイルムを、液滴が表面にもはや見られなくな
るような程度に噴霧媒体がしみ込むまで、周囲との水分
の交換を許容しない方式で、ロールに巻かれた状態で貯
蔵することを特徴とする請求項1記載の充填の用意の整
った状態に調整された管状フイルムの製造方法。 - 【請求項3】 ソーセージの製造のための合成ソーセー
ジ外皮としての請求項1記載の管状フイルムの使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1998160142 DE19860142A1 (de) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | Füllfertiger Kunststoffdarm |
DE19860142.5 | 1998-12-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000189044A true JP2000189044A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=7892716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11364810A Pending JP2000189044A (ja) | 1998-12-24 | 1999-12-22 | 充填の用意の整ったプラスチックソ―セ―ジ外皮 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1013173A1 (ja) |
JP (1) | JP2000189044A (ja) |
CA (1) | CA2292983A1 (ja) |
DE (1) | DE19860142A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10043899A1 (de) | 2000-09-06 | 2002-03-14 | Victus Lebensmittelindustriebe | Mehrschichtige Schlauchfolie auf Basis von Polyamid |
DE10207042A1 (de) | 2002-02-20 | 2003-09-11 | Kalle Gmbh & Co Kg | Raupenförmige Verpackungshülle und Verfahren zur Herstellung einer gerafften Verpackungshülle |
DE10231811A1 (de) * | 2002-07-15 | 2004-02-05 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Füllfertig vorbefeuchtete, antimikrobiell ausgerüstete Nahrungsmittelhülle auf Polymerbasis |
DE10339802A1 (de) | 2003-08-27 | 2005-03-24 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Eigenstabile Raffraupe aus einer schlauchförmigen Nahrungsmittelhülle auf Basis von synthetischen Polymeren und deren Verwendung |
DE10339801A1 (de) * | 2003-08-27 | 2005-03-24 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Eigenstabil geraffte Nahrungsmittelhülle aus Kunststoff |
DE102006022707A1 (de) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Case Tech Gmbh & Co.Kg | Feuchteregulator |
EP2604121A1 (de) | 2011-12-14 | 2013-06-19 | CaseTech GmbH | Lebensmittelhülle auf Basis von Cellulose mit fungizider Ausstattung sowie Verfahren zum Schutz von Lebensmittelhüllen auf Basis von Cellulose vor Schimmelbefall |
DE102013014301B4 (de) | 2013-08-29 | 2016-03-03 | Case Tech Gmbh | Lebensmittelhülle mit biozider Ausstattung und Verfahren zu deren Hestellung |
EP3510870B1 (en) | 2018-01-16 | 2023-07-26 | Viscofan S.A. | Food casing with antifungal properties and method for production thereof |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3616489A (en) * | 1967-05-10 | 1971-11-02 | Union Carbide Corp | Method and apparatus for moisturizing shirred casing sticks |
DE2944623C2 (de) | 1979-11-05 | 1983-10-13 | Günter 6080 Groß-Gerau Kollross | Vorrichtung zum axialen Raffen von synthetischem Schlauchmaterial zur Weiterverarbeitung insbesondere auf Wurstfüllautomaten |
DE3426723A1 (de) | 1983-07-28 | 1985-02-21 | Naturin-Werk Becker & Co, 6940 Weinheim | Raeucherbare thermoplastische kunststoffhuelle, raeucherverfahren fuer in dieser kunststoffhuelle erhitzte oder in heissem zustand umhuellte lebensmittel |
DE3625409A1 (de) | 1985-12-11 | 1987-07-02 | Becker & Co Naturinwerk | Fuellfertig konditionierte polyamid-nahrungsmittelhuelle, verfahren zu ihrer herstellung sowie verwendung zur verpackung von nahrungsmitteln (ii) |
US5256458A (en) * | 1990-09-18 | 1993-10-26 | Viskase Corporation | Shirred thermoplastic casing having external non-oil based lubricating coating |
DE4130486A1 (de) | 1991-08-23 | 1993-02-25 | Wolff Walsrode Ag | 5-schichtige, coextrudierte biaxial gereckte schlauchfolie mit mindestens 3 pa-schichten |
DE4328517A1 (de) | 1993-08-25 | 1995-03-02 | Wolff Walsrode Ag | Geraffte, füllfertig konditionierte Nahrungsmittelhülle |
DE4339337C2 (de) | 1993-11-19 | 1999-10-21 | Becker & Co Naturinwerk | Fünfschichtige, biaxial verstreckte Schlauchfolie zur Verpackung und Umhüllung von pastösen Lebensmitteln |
DE19625094A1 (de) | 1996-06-24 | 1998-01-02 | Kalle Nalo Gmbh | Raupenförmige Verpackungshülle |
-
1998
- 1998-12-24 DE DE1998160142 patent/DE19860142A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-12-17 EP EP99125301A patent/EP1013173A1/de not_active Withdrawn
- 1999-12-21 CA CA 2292983 patent/CA2292983A1/en not_active Abandoned
- 1999-12-22 JP JP11364810A patent/JP2000189044A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19860142A1 (de) | 2000-06-29 |
CA2292983A1 (en) | 2000-06-24 |
EP1013173A1 (de) | 2000-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5425974A (en) | 5-layered coextruded biaxially stretched tubular film having at least 3 polyamide layers | |
JP3275012B2 (ja) | 多層管状包装ケーシング | |
US6541087B1 (en) | Multilayer, biaxially stretched, high-barrier plastic skin | |
RU2492685C2 (ru) | Пищевая оболочка с барьерными свойствами в отношении кислорода и/или водяного пара, способная поглощать и сохранять пищевую добавку и выделять ее в пищевой продукт | |
US7718207B2 (en) | Process for the preparation of smoke-impregnated tubular casings | |
JP3556672B2 (ja) | ペースト状食品をパッケージしおよび包装するための5層の二軸延伸チューブ状フィルム | |
DE4001612A1 (de) | Mehrschichtige verpackungshuelle auf basis von polyamid | |
JPS62273849A (ja) | 熱収縮性複合フイルム及びその製造方法 | |
RU2694725C2 (ru) | Многослойная соэкструдированная термопластичная оболочка для пищевых продуктов | |
US6517920B1 (en) | Multilayer, coextruded, biaxially stretched high-barrier plastic casing | |
ES2221291T3 (es) | Peliculas contraibles por calor, las cuales contienen mezclas de poliamida/copoliamida. | |
JP2000189044A (ja) | 充填の用意の整ったプラスチックソ―セ―ジ外皮 | |
JP3744998B2 (ja) | ポリアミドをベースとしたソーセージ用ケーシング | |
ES2277612T3 (es) | Envoltura de nylon para alimentos que tiene una capa central de barrera. | |
JPH1094360A (ja) | 蛇腹状にした包装ケーシング | |
RU2719169C1 (ru) | Текстурированная пористая барьерная переносящая оболочка | |
US5985386A (en) | Multi-layer, coextruded, biaxially oriented tubular sausage casing with improved oxygen barrier properties | |
JP3469622B2 (ja) | 酸素遮断性が改善されたチユーブ状ソーセージケーシング包装材料 | |
RU2454329C2 (ru) | Многослойная бесшовная полая оболочка на основе полиамида для тепловой обработки в форме | |
RU2359831C2 (ru) | Многослойная, совместно экструдированная, вытянутая по двум направлениям, модифицированная волокном бесшовная трубчатая оболочка, а также ее применение в качестве упаковочной пленки для пищевых продуктов | |
US20070031620A1 (en) | Smoke-permeable polyamide based food casing | |
JPH07213219A (ja) | 少くとも4層からなる管形ソーセージ被覆物 | |
AU2019278185A1 (en) | Heat shrinkable multilayer film | |
RU2201683C2 (ru) | Бактерицидная рукавная колбасно-сосисочная оболочка | |
JP4768006B2 (ja) | 延伸多層フィルムケーシングの製造方法 |